JP2659221B2 - 防犯システムのセンサ診断方式 - Google Patents

防犯システムのセンサ診断方式

Info

Publication number
JP2659221B2
JP2659221B2 JP63185817A JP18581788A JP2659221B2 JP 2659221 B2 JP2659221 B2 JP 2659221B2 JP 63185817 A JP63185817 A JP 63185817A JP 18581788 A JP18581788 A JP 18581788A JP 2659221 B2 JP2659221 B2 JP 2659221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnosis
sensor
timer
remote
master unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63185817A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0235600A (ja
Inventor
治 飯島
元治 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP63185817A priority Critical patent/JP2659221B2/ja
Publication of JPH0235600A publication Critical patent/JPH0235600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2659221B2 publication Critical patent/JP2659221B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、機能が正常かどうかを確認する機能診断を
行う防犯システムに関するものである。
[従来の技術] 防犯システムでは、信頼性が必要であるため、センサ
が正常に動作するかどうかを確認するセンサ診断を行う
ものがある。しかし、このような従来の防犯システムで
は、防犯感知器で自己診断を行うだけで、親機から診断
を行わせるということができなかった。また、上記診断
結果は警報として出すことができず、診断結果が正常で
あるという形でしか出力されていなかったため、正常に
警報が親機に送信されるかどうかの診断はできなかっ
た。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、親機からもセンサ診断を防犯感知
器に行わせることができ、しかも防犯感知器自体でも自
己診断が行える防犯システムを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、複数の防犯感
知器と、これら防犯感知器が異常を検出したときに発生
する警報を受信する親機とで構成され、熱線を感知する
センサをヒータで加熱して、このセンサが正常に動作す
るかどうかのセンサ診断であるタイマ診断を定期的に行
うタイマ診断回路と、親機からの制御命令により上記セ
ンサ診断と同様の遠隔診断を行う遠隔診断回路とを防犯
感知器に設け、タイマ診断回路でセンサが異常であると
診断した場合、センサ異常を示す信号を親機に送信し、
正常の場合には親機には何も送信せず、遠隔診断回路で
センサが正常であると診断した場合、上記警報を親機に
送信し、センサが異常の場合上記タイマ診断回路と同様
のセンサ異常を示す信号を親機に送信するのである。ま
た、上記防犯システムにおいて、遠隔診断の開始時点か
ら一定時間内に遠隔診断の制御命令が親機から送信して
来た場合、先の遠隔診断の診断結果を後の遠隔診断の診
断結果として親機に送信すると共に、遠隔診断の開始時
点から一定時間内にタイマ診断の開始時刻となった場合
には、このタイマ診断は行わず、またタイマ診断の開始
時点から一定時間内に遠隔診断の制御命令が親機から送
信して来た場合、タイマ診断の診断結果を遠隔診断の診
断結果として親機に送信するようにすればさらに好まし
い。
(作用) 本発明は、上述のように遠隔診断回路を備えることに
より、親機の制御命令によってセンサ診断を行うことが
できるようにし、しかも遠隔診断回路でセンサが正常で
あると診断した場合、通常の異常検知時の警報と同様の
警報を親機に送信することにより、センサが正常である
かどうかの診断の上に、警報が正常に送信されるかどう
かの判断もできるようにしてある。しかも、タイマ診断
回路を設けてあるので、親機からの制御命令がない場合
にも、定期的にセンサ診断が行え、防犯システムの信頼
性が向上するようにしたものである。すなわち、防犯感
知器自身が行う定期的なタイマ診断ではセンサの異常時
のみ親機に通知し、親機からの制御命令によって適宜に
行われる遠隔診断ではセンサの異常時にタイマ診断と同
様の通知し、センサの正常時には親機に警報を送信する
のであって、センサの異常と正常とを区別することでセ
ンサの異常の有無を検査するのはもちろんのこと、セン
サの正常時に警報の伝送系に関する検査も可能になるの
である。
(実施例) 第1図乃至第3図に本発明の一実施例を示す。本実施
例の防犯システムは、人体を検知する複数の防犯感知器
2と、これら防犯感知器2と感知器回線lを介して接続
され防犯感知器2からの警報を受信する親機1とで構成
されている。防犯感知器2では、人体の発する熱線をセ
ンサ3で感知して人体検知を行う。このセンサ3からは
検知された熱線量に応じた感知信号が出力される。この
センサ3の出力は警報判断回路4に入力され、センサ3
の出力に応じて警報を出力するかどうかの判断が行わ
れ、親機1との間で通信を行う通信回路7により警報判
断回路4の出力を警報として親機1に送信する。この防
犯センサ2は、親機1からの制御によりセンサ3が正常
に動作するかどうかの確認のためのセンサ診断を行う遠
隔診断回路5と、親機1の制御に関係なく一定時間毎に
センサ診断を行うタイマ診断回路6とを備え、夫々の診
断回路5,6でセンサ診断のためにセンサ3を加熱するヒ
ータ8の加熱制御を行う。なお、上記通信回路7では上
記遠隔診断回路5を制御する親機1からの信号を受信し
て遠隔診断回路5に入力し、また各診断回路5,6の診断
結果を親機1に送る。
まず、遠隔診断の動作を説明する。親機1から遠隔診
断の制御命令を防犯感知器2に送ると、この制御信号を
防犯感知器2の通信回路7で受信し、遠隔診断回路5に
伝える。このとき、遠隔診断回路5はヒータ8を温め
て、このときのセンサ3の出力を監視して、センサ3が
正常に動作するかどうかの確認を行う。そして、その診
断結果を通信回路7を介して親機1に送る。ところで、
この遠隔診断回路5では、センサ3が正常である場合、
警報の形で親機1に診断結果を送る。また、異常があっ
た場合には、警報とは異なる自己診断異常を示す適宜信
号の形で親機1を送る。このように親機1の制御命令に
よりセンサ3の遠隔診断ができるようにすれば、親機1
に対して警報の形で診断結果を送ることができ、このた
め警報を正常に送ることができるかどうかの診断も行え
る利点がある。
次に、タイマ診断の動作を説明する。このタイマ診断
は、タイマ診断回路6の内蔵するタイマから一定時間毎
に出力される信号に応じて、防犯感知器2が自動的にヒ
ータ8を温めて、このときのセンサ3の出力をタイマ診
断回路6が監視することにより、センサ3が正常に動作
するかどうかの確認を行う。このタイマ診断回路6で
は、センサ3が正常である場合には、親機1に対しては
何等の信号も送らず、異常であった場合にだけ上述の遠
隔診断回路5と同様に自己診断異常を示す信号を親機1
に送る。このように遠隔診断及びタイマ診断を共に行え
ば、防犯システムの信頼性が向上する。
ところで、このような防犯感知器2で遠隔診断及びタ
イマ診断を行う場合のヒータ8の加熱は、バッテリ(図
示せず)を使用して行っている。このため、1度センサ
3の診断を行うと、バッテリの充電のために30秒間ヒー
タ8を使用することができなくなる。また、上記センサ
3の診断には3秒の時間を要する。従って、例えばタイ
マ診断が開始された場合には、このタイマ診断の開始時
点から33秒間は遠隔診断はできないことになり、この時
間だけ遠隔診断を持たせると、応答が遅くなる。なお、
次の遠隔診断命令が上記時間内に着た場合も同様に応答
が遅れる。また、上述の場合とは逆に遠隔診断の開始時
点からバッテリの充電が終了する前までに、タイマ診断
が開始されるような場合、タイマ診断は充電が完了した
時点で行うのであるが、この場合には遠隔診断でセンサ
3の診断結果をすでに親機1に送っているので、あえて
その後にタイマ診断を行う必要がない。
そこで、本実施例では上述のような場合、第2図及び
第3図に示すアルゴリズムに従って遠隔診断及びタイマ
診断を行う。まず、タイマ診断の開始からバッテリの充
電が終了するまでの間に遠隔診断が来た場合には、第2
図に示すようにタイマ診断の結果を遠隔診断の結果とし
て親機1に返す。また、遠隔診断の開始からバッテリの
充電が終了するまでの間に、再び遠隔診断のための制御
命令が受信された場合、先の遠隔診断と同じ結果を後の
遠隔診断命令に対する診断結果として親機1に返す。次
に、遠隔診断開始からバッテリの充電が終了する間に、
タイマ診断の開始時間となった場合は、第3図に示すよ
うにこのときのタイマ診断は行わない。このようにすれ
ば、防犯感知器の遠隔診断の応答を速くすることができ
ると共に、診断の2度手間を省くことができ、しかもセ
ンサ3のマスク期間(診断を行っているためセンサ3が
熱線感知動作できない期間)をできるだけ少なくするこ
とができ、これにより防犯システムの信頼性が向上す
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、熱線を感知するセンサをヒー
タで加熱して、このセンサが正常に動作するかどうかの
センサ診断であるタイマ診断を定期的に行うタイマ診断
回路と、親機からの制御命令により上記センサ診断と同
様の遠隔診断を行う遠隔診断回路とを防犯感知器に設
け、タイマ診断回路でセンサが異常であると診断した場
合、センサ異常を示す信号を親機に送信し、正常の場合
には親機には何も送信せず、遠隔診断回路でセンサが正
常であると診断した場合、上記警報を親機に送信し、セ
ンサが異常の場合上記タイマ診断回路と同様のセンサ異
常を示す信号を親機に送信するので、センサが正常であ
るかどうかの診断の上に、警報が正常に送信されるかど
うかの判断もできる効果がある。しかも、防犯感知器に
はタイマ診断回路も設けてあるので、親機からの制御命
令がない場合にも、定期的にセンサ診断が行え、防犯シ
ステムの信頼性が向上する効果がある。すなわち、防犯
感知器自身が行う定期的なタイマ診断ではセンサの異常
時のみ親機に通知し、親機からの制御命令によって適宜
に行われる遠隔診断ではセンサの異常時にタイマ診断と
同様の通知し、センサの正常時には親機に警報を送信す
るのであって、センサの異常と正常とを区別することで
センサの異常の有無を検査するのはもちろんのこと、セ
ンサの正常時に警報の伝送系に関する検査も可能になる
という利点を有するのである。
さらに、遠隔診断の開始時点から一定時間内に遠隔診
断の制御命令が親機から送信して来た場合、先の遠隔診
断の診断結果を後の遠隔診断の診断結果として親機に送
信すると共に、遠隔診断の開始時点から一定時間内にタ
イマ診断の開始時刻となった場合には、このタイマ診断
は行わず、タイマ診断の開始時点から一定時間内に遠隔
診断の制御命令が親機から送信して来た場合、タイマ診
断の診断結果を遠隔診断の診断結果として親機に送信す
るようにすれば、防犯感知器の遠隔診断の応答を速くす
ることができると共に、診断の2度手間を省くことがで
き、しかもセンサのマスク期間をできるだけ少なくする
ことができ、従って防犯システムの信頼性がさらに向上
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は同上及び
第3図は同上の動作を示すフローチャートである。 1は親機、2は防犯感知器、3はセンサ、5は遠隔診断
回路、6はタイマ診断回路、8はヒータである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の防犯感知器と、これら防犯感知器が
    異常を検出したときに発生する警報を受信する親機とで
    構成され、熱線を感知するセンサをヒータで加熱して、
    このセンサが正常に動作するかどうかのセンサ診断であ
    るタイマ診断を定期的に行うタイマ診断回路と、親機か
    らの制御命令により上記センサ診断と同様の遠隔診断を
    行う遠隔診断回路とを防犯感知器に設け、タイマ診断回
    路でセンサが異常であると診断した場合、センサ異常を
    示す信号を親機に送信し、正常の場合には親機には何も
    送信せず、遠隔診断回路でセンサが正常であると診断し
    た場合、上記警報を親機に送信し、センサが異常の場合
    上記タイマ診断回路と同様のセンサ異常を示す信号を親
    機に送信して成ることを特徴とする防犯システムのセン
    サ診断方式。
  2. 【請求項2】遠隔診断の開始時点から一定時間内に遠隔
    診断の制御命令が親機から送信して来た場合、先の遠隔
    診断の診断結果を後の遠隔信号の診断結果として親機に
    送信すると共に、遠隔診断の開始時点から一定時間内に
    タイマ診断の開始時刻となった場合には、このタイマ診
    断は行わず、またタイマ診断の開始時点から一定時間内
    に遠隔診断の制御命令が親機から送信して来た場合、タ
    イマ診断の診断結果を遠隔診断の診断結果として親機に
    送信して成る請求項1記載の防犯システムのセンサ診断
    方式。
JP63185817A 1988-07-26 1988-07-26 防犯システムのセンサ診断方式 Expired - Lifetime JP2659221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63185817A JP2659221B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 防犯システムのセンサ診断方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63185817A JP2659221B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 防犯システムのセンサ診断方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0235600A JPH0235600A (ja) 1990-02-06
JP2659221B2 true JP2659221B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=16177401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63185817A Expired - Lifetime JP2659221B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 防犯システムのセンサ診断方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2659221B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102288305B1 (ko) * 2021-01-29 2021-08-10 주식회사 종합전기기술사사무소 건축물 다목적 소방용 화재경보기

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5784088U (ja) * 1980-10-31 1982-05-24
JPS635496A (ja) * 1986-06-25 1988-01-11 松下電工株式会社 集合住宅管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102288305B1 (ko) * 2021-01-29 2021-08-10 주식회사 종합전기기술사사무소 건축물 다목적 소방용 화재경보기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0235600A (ja) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2659221B2 (ja) 防犯システムのセンサ診断方式
JP2003158782A (ja) 制御装置および電子制御システムでの自己診断方法
JPH1032479A (ja) 光電センサ及びその同期制御方式
JP2675833B2 (ja) 防犯感知器の機能診断方式
JPS61276497A (ja) デツドロツク認識方法
EP0460643B1 (en) Emergency circuit for, e.g., numerical control unit
JP2557990B2 (ja) 二重系切換装置
JP2563965B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH0535343Y2 (ja)
JPH08202589A (ja) 情報処理装置及び故障診断方法
JP3333906B2 (ja) 移動体
JP2777142B2 (ja) 警報通報装置
JP3722008B2 (ja) 自動火災報知システム
JP2825557B2 (ja) 侵入者警報装置
JPH01263453A (ja) 水位検出装置
JP3728960B2 (ja) 保護継電システム
JPS60119000A (ja) インテリジエンス型煙感知器
JP2535074B2 (ja) 熱感知器
JP2818437B2 (ja) 障害検出回路
JP4281227B2 (ja) 二重化計測処理装置
JPH06202702A (ja) 制御装置
JPS59132260A (ja) テレメ−タ装置
JPH0353345A (ja) 自動自己診断機能付制御装置
JPH07334433A (ja) バス制御装置
JPS6122494B2 (ja)