JP2675833B2 - 防犯感知器の機能診断方式 - Google Patents

防犯感知器の機能診断方式

Info

Publication number
JP2675833B2
JP2675833B2 JP23062388A JP23062388A JP2675833B2 JP 2675833 B2 JP2675833 B2 JP 2675833B2 JP 23062388 A JP23062388 A JP 23062388A JP 23062388 A JP23062388 A JP 23062388A JP 2675833 B2 JP2675833 B2 JP 2675833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat ray
sensor
ray sensor
heat
function diagnosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23062388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0277995A (ja
Inventor
治 飯島
元治 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23062388A priority Critical patent/JP2675833B2/ja
Publication of JPH0277995A publication Critical patent/JPH0277995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2675833B2 publication Critical patent/JP2675833B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人体から発する熱線を検知するようにした
防犯感知器の機能診断方式に関するものである。
[従来の技術] 従来、人体から発する熱線を検知するようにした防犯
感知器の機能診断方式として、防犯感知器内に設けられ
た機能診断用のヒータを加熱して、焦電素子などよりな
る熱線センサに熱線を入射させ、熱線センサ出力が正常
に得られるかどうかを判断して防犯感知器の機能診断を
行うようにした方式があった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、機能診断用
のヒータを所定温度まで加熱した後、常温まで冷却する
のにある程度の時間(約3秒)を要し、この間、熱線セ
ンサによる検知エリアからの熱線検知が行えなくなるの
で、防犯感知器の機能診断を行う度に検知不能状態が発
生して失報が起きる恐れがあり、防犯システムの信頼性
が損なわれるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、機能診断時に検知不能状態が発生
して失報が起きる恐れがなく、防犯システムの信頼性が
損なわれることがない防犯感知器の機能診断方式を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の防犯感知器の機能診断方式は、同一検知エリ
アからの熱線を検知する複数の熱線センサと、各熱線セ
ンサ出力に基づいて被検知物体の有無を判定する信号処
理回路と、各熱線センサに対応してそれぞれ設けられた
機能診断用のヒータとで防犯感知器を構成し、ヒータに
て熱線を発生して熱線センサ出力が正常に得られるかど
うかを判定する機能診断を各熱線センサ毎に独立して行
えるようにするとともに、各熱線センサの機能診断中に
おいて他の熱線センサによる被検知物体の検知動作を行
わせるようにしたものである。
[作用] 本発明は上述のように構成されており、同一検知エリ
アからの熱線を検知する複数の熱線センサ出力に基づい
て被検知物体の有無を判定するとともに、各熱線センサ
に対応してそれぞれ設けられた機能診断用のヒータにて
熱線を発生して各熱線センサの機能診断を独立して行え
るようにし、各熱線センサの機能診断中において他の熱
線センサによる被検知物体の検知動作を行わせるように
しているので、機能診断時に検知不能状態が発生して失
報が起きる恐れがなく、防犯システムの信頼性が損なわ
れることがないようになっている。
[実施例] 第1図は本発明一実施例を示すもので、同一検知エリ
アからの熱線を検知する複数(実施例では2個)の熱線
センサ1a,1bと、各熱線センサ1a,1b出力に基づいて被検
知物体Xの有無を判定する信号処理回路2と、各熱線セ
ンサ1a,1bに対応してそれぞれ設けられた機能診断用の
ヒータ3a,3bとで防犯感知器Yを構成し、ヒータ3a,3bに
て熱線を発生して熱線センサ1a,1b出力が正常に得られ
るかどうかを判定する機能診断を各熱線センサ1a,1b毎
に独立して行えるようにするとともに、各熱線センサ1
a,1bの機能診断中において他の熱線センサ1a,1bによる
被検知物体Xの検知動作を行わせるようにしたものであ
る。図中、4は感知器回線であり、信号処理回路2から
出力される警報信号は感知器回線4を介して防犯受信機
(図示せず)に伝送される。
以下、実施例の動作について第2図のフローチャート
に基づいて説明する。いま、信号処理回路2では、動作
モードが機能診断モードに設定されるかどうかをチェッ
クしており、機能診断モードに設定されていない通常モ
ード動作においては、熱線センサ1a,1bの出力を演算処
理し、被検知物体の有無を判定して警報を発生するかど
うかを判断している。ここに、実施例にあっては、両熱
線センサ1a,1bから検知信号が共に得られたときに警報
信号が出力されるようにして誤報の発生を防止してい
る。なお、いずれかの熱線センサ1a,1bから検知信号が
出力されたときに警報信号が出力されるようにすれば、
失報を防止することができる。
一方、動作モードが機能診断モードに設定された場合
には、まず、熱線センサ1aに対応する機能診断用のヒー
タ3aが加熱され、熱線センサ1aの出力が正常に得られる
かどうかの機能診断が独立的に行われる。このとき、熱
線センサ1bの機能診断が行われないので、信号処理回路
2では、熱線センサ1bの出力に基づいて検知エリア内の
被検知物体Xの有無を判定するようになっている。熱線
センサ1aの機能診断が終了すると、続いて、熱線センサ
1bに対応する機能診断用のヒータ3bが加熱され、熱線セ
ンサ1bの出力が正常に得られるかどうかの機能診断が独
立的に行われる。このとき、熱線センサ1aの機能診断が
行われないので、信号処理回路2では、熱線センサ1aの
出力に基づいて検知エリア内の被検知物体Xの有無の判
定が行われるようになっている。
以上のように、本発明にあっては、各熱線センサ1a,1
bに対応して設けられた機能診断用のヒータ3a,3bにて熱
線を発生して各熱線センサ1a,1bの機能診断を独立して
行えるようにし、各熱線センサ1a,1bの機能診断中にお
いて他の熱線センサ1b,1aによる被検知物体Xの検知動
作を行わせるようにしているので、機能診断時に検知不
能状態が発生して失報が起きる恐れがなく、防犯システ
ムの信頼性が損なわれることがないようになっている。
なお、上述のようにして、各熱線センサ1a,1bの機能
診断が終了すると、信号処理回路2における検知動作
は、両熱線センサ1a,1b出力に基づいて被検知物体Xの
有無を判定する通常モードに復帰する。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、同一検知エリ
アからの熱線を検知する複数の熱線センサ出力に基づい
て被検知物体の有無を判定するとともに、各熱線センサ
に対応してそれぞれ設けられた機能診断用のヒータにて
熱線を発生して各熱線センサの機能診断を独立して行え
るようにし、各熱線センサの機能診断中において他の熱
線センサによる被検知物体の検知動作を行わせるように
しているので、機能診断時に検知不能状態が発生して失
報が起きる恐れがなく、防犯システムの信頼性が損なわ
れることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成図、第2図は同上の
動作を示すフローチャートである。 1a,1bは熱線センサ、2は信号処理回路、3a,3bはヒータ
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一検知エリアからの熱線を検知する複数
    の熱線センサと、各熱線センサ出力に基づいて被検知物
    体の有無を判定する信号処理回路と、各熱線センサに対
    応してそれぞれ設けられた機能診断用のヒータとで防犯
    感知器を構成し、ヒータにて熱線を発生して熱線センサ
    出力が正常に得られるかどうかを判定する機能診断を各
    熱線センサ毎に独立して行えるようにするとともに、各
    熱線センサの機能診断中において他の熱線センサによる
    被検知物体の検知動作を行わせるようにしたことを特徴
    とする防犯感知器の機能診断方式。
JP23062388A 1988-09-14 1988-09-14 防犯感知器の機能診断方式 Expired - Lifetime JP2675833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23062388A JP2675833B2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 防犯感知器の機能診断方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23062388A JP2675833B2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 防犯感知器の機能診断方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0277995A JPH0277995A (ja) 1990-03-19
JP2675833B2 true JP2675833B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=16910677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23062388A Expired - Lifetime JP2675833B2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 防犯感知器の機能診断方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2675833B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5216661B2 (ja) * 2009-03-31 2013-06-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両用の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0277995A (ja) 1990-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0312713B2 (ja)
JPH08335296A (ja) 火災感知器及び非火災感知器を含む装置
JP2675833B2 (ja) 防犯感知器の機能診断方式
GB2308482A (en) Event detection device with fault monitoring
US5091648A (en) Radiation detection arrangements and methods
EP0755551B1 (en) Fault monitoring event detection device
JP2556098B2 (ja) 人体検出装置
JP2659221B2 (ja) 防犯システムのセンサ診断方式
JP2999345B2 (ja) 人体検知装置
CA2344840A1 (en) Device with built-in signal discrimination and output synchronization circuits
JPH0547884U (ja) 複合型検知装置
JP3628484B2 (ja) 検知装置
JP2002310788A (ja) 熱線センサシステム
JPH0235591A (ja) 防犯感知器の機能診断方式
JPH10153656A (ja) 複合型人体感知装置
JPH09210773A (ja) 在席検知装置
JP2000306170A (ja) 人体検知器
JPH05151470A (ja) 室内監視装置
JPS61102525A (ja) 異常事態検知装置
JP2691910B2 (ja) 人体検出装置
JP3119926B2 (ja) 火災検知器
JPH028997A (ja) 複合型防犯センサ
JP2752679B2 (ja) 人体検出装置
JPS5918473A (ja) 防犯・防災両用在室者検出器
JPH06148341A (ja) 人体検知装置