JPH0547884U - 複合型検知装置 - Google Patents

複合型検知装置

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JPH0547884U
JPH0547884U JP10534791U JP10534791U JPH0547884U JP H0547884 U JPH0547884 U JP H0547884U JP 10534791 U JP10534791 U JP 10534791U JP 10534791 U JP10534791 U JP 10534791U JP H0547884 U JPH0547884 U JP H0547884U
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JP
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detection
sensor
detection sensor
human body
selection circuit
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Application number
JP10534791U
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English (en)
Inventor
寛徳 安田
正雄 秋元
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Nippon Aleph Corp
Original Assignee
Nippon Aleph Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準値の変更等の保守作業を行う必要なく、
常に人体等の物体の検出を確実に行い得るようにした、
複合型検知装置を提供する。 【構成】 所定検知領域にて物体等の存在を検知する第
一の検知センサ11と、同様に所定検知領域にて物体等
の存在を検知し且つ第一の検知センサとは特定の条件で
特性の異なる第二の検知センサ12と、該特定の条件を
検出し得る第三のセンサ13と、第三のセンサからの出
力信号に基づいて、第一の検知センサ及び第二の検知セ
ンサとを切り換えるように動作する選択回路14と、選
択回路により切り換えられた第一の検知センサまたは第
二の検知センサからの出力信号に基づいて、検知領域に
おける物体等の存在に関する検知信号を出力する検知信
号出力回路15とを含んでいるように、複合型検知装置
10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、所定の検知領域内に物体等が存在する場合に、これを検知して検出 信号を出力するようにした検知装置に係り、特に自動ドアの起動スイッチを動作 させるために人体検知装置として使用され得るのに適した検知装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動ドアの起動スイッチを動作させるために、所定の検知領域に おいて人体の存在を検知する場合、人体が発する赤外線を検出する、所謂パッシ ブ感熱センサや、赤外発光素子及び赤外受光素子の組合せから成る、所謂アクテ ィブ赤外線センサを利用する検知装置が知られている。
【0003】 パッシブ感熱センサは、例えば受光光学系と焦電素子から構成されており、検 知領域における温度を遠赤外線の放射量として検出し、この放射量に応じた出力 信号を出力するようになっており、検知領域に人が存在することにより遠赤外線 の放射量が増大したときに、この遠赤外線の放射量の増大に基づいて変化する出 力信号を基準値と比較して適宜に処理し、これにより人体の存在を検知するよう になっている。
【0004】 また、アクティブ赤外線センサは、例えば赤外発光素子及び赤外受光素子と、 投光及び受光光学系とから構成されており、赤外発光素子から検知領域に対して 赤外光を照射し、この検知領域において反射された赤外線を赤外受光素子により 受光して、該検知領域における赤外光の反射量を検出し、その反射量に応じた出 力信号を出力するようになっており、検知領域に人が存在することにより赤外光 の反射量が増大したときに、この反射量の増大に基づいて変化する赤外受光素子 の出力信号を基準値と比較して適宜に処理し、人体の存在を検知するようになっ ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の検知装置は、パッシブ感熱センサの場合にも アクティブ赤外線センサの場合にも、それぞれ利点及び欠点がある。 即ち、パッシブ感熱センサにおいては、温度が低い場合には、検知領域におけ る床等の周囲の温度と検出すべき人体の体温との温度差が比較的大きく、従って 確実に人の存在を検出することが可能であるが、温度が高い場合には、検知領域 における床等の周囲の温度と検出すべき人体の体温との温度差が比較的小さくな ることから、人の存在を判別するための基準値の設定が困難になってしまう。
【0006】 また、アクティブ赤外線センサにおいては、特に屋外に設置した場合に、降雪 あるいは積雪時に、赤外発光素子から出射した赤外光が、雪によりかなり高い反 射率で乱反射せしめられることから、検知領域に人が存在しないときでも、赤外 受光素子に入射する赤外光の反射量が比較的多くなり、同様に人の存在を判別す るための基準値の設定が難しくなる。
【0007】 かくして、何れの型式の検知装置の場合にも、誤動作が生ずることがあり、上 述した基準値を変更する等の保守作業が必要になるなど、常に確実に人の存在を 検出することは、困難であった。
【0008】 本考案は、以上の点に鑑み、基準値の変更等の保守作業を行なう必要なく、常 に人体等の物体の検出が確実に行なわれ得るようにした、複合型検知装置を提供 することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案による複合型検知装置は、所定の検知領域に て物体等の存在を検知する第一の検知センサと、同様に所定の検知領域にて物体 等の存在を検知し且つこの第一の検知センサとは特定の条件で特性の異なる第二 の検知センサと、上記特定の条件を検出し得る第三のセンサと、この第三のセン サからの出力信号に基づいて、上記第一の検知センサ及び第二の検知センサとを 切り換えるように動作する選択回路と、この選択回路より切り換えられた第一の 検知センサまたは第二の検知センサからの出力信号に基づいて、検知領域におけ る物体等の存在に関する検知信号を出力する検知信号出力回路とを含んでいるこ とを特徴としている。
【0010】 上記装置は、好ましくは、第一の検知センサがパッシブ感熱センサであって、 第二の検知センサがアクティブ赤外線センサであり、さらに第三のセンサが気温 センサである。
【0011】
【作 用】
上記構成によれば、上記特定の条件に関してそれぞれ異なる特性を有する二つ の検知センサを備えると共に、該特定の条件を検出するための第三のセンサを備 えており、この第三のセンサにより検出された該特定の条件の状態に基づいて、 そのとき有利な特性を有する検知センサを選択回路により選択して、該選択され た検知センサからの出力信号を検知信号出力回路により適宜に処理することによ って検出信号を出力するようにしたから、各検知センサの固有の特性のうち、他 方の検知センサより特性が有利である部分のみを利用して、検出動作が行なわれ るので、常に確実に人体等の物体の検出が行なわれることになり、誤動作が発生 するようなことがない。
【0012】 さらに、第一の検知センサがパッシブ感熱センサであって、第二の検知センサ がアクティブ赤外線センサであり、さらに第三のセンサが気温センサである場合 には、気温センサにより検出された周囲の気温が、低温時、例えば4℃以下であ るときには、選択回路により第一の検知センサであるパッシブ感熱センサを選択 し、これに対して高温時、例えば4℃以上であるときには、選択回路により第二 の検知センサであるアクティブ赤外線センサを選択することにより、低温時には パッシブ感熱センサにより降雪,積雪等の影響を受けることなく、確実に人体等 の物体が検出される。また高温時には、アクティブ赤外線センサにより同様に人 体等の物体が検出されることになる。
【0013】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は本考案を適用した複合型人体検知装置の一実施例を示しており、この複 合型人体検知装置10は、所定の検知領域(図示せず)にて人体の存在を検知す る、パッシブ感熱センサから成る第一の検知センサ11と、同様に所定の検知領 域にて人体の存在を検知する、アクティブ赤外線センサから成る第二の検知セン サ12と、検知領域の周囲の気温を検出し得る、気温センサから成る第三のセン サ13とを具備しており、さらに、この第三のセンサ13からの出力信号に基づ いて上記第一の検知センサ11及び第二の検知センサ12の出力信号を切り換え るように動作する選択回路14と、この選択回路14にて切り換えられた第一の 検知センサ11または第二の検知センサ12からの出力信号が入力され、該出力 信号に基づいて前以て設定された基準値に基づいて、検知領域における人体の存 在に関する検知信号を出力する検知信号出力回路15とを含んでいる。
【0014】 上記選択回路14は、第三のセンサ、即ち気温センサ13からの出力信号に基 づいて、検知領域の周囲の気温が例えば4℃以下である場合には第一の検知セン サ11を、また上記気温が例えば4℃以上である場合には第二の検知センサ12 を選択するように構成されている。
【0015】 本考案による複合型人体検知装置10は以上のように構成されており、検知領 域の周囲の温度が例えば4℃以上のとき、選択回路14によって第二の検知セン サ12、即ちアクティブ赤外線センサが選択されることになる。これにより、該 第二の検知センサ12は、赤外発光素子から検知領域に対して赤外光を照射し、 その検知領域にて反射された赤外線を赤外受光素子により受光して、該検知領域 における赤外光の反射量を検出し、該反射量に応じた出力信号を出力する。この 出力信号は、選択回路14を介して検知信号出力回路15に入力され、この検知 信号出力回路15は、前以て設定された基準値に基づいて該出力信号を適宜に処 理することにより、人体が存在すると判別したとき、検出信号を出力する。
【0016】 また、検知領域の周囲の温度が例えば4℃以下のときには、選択回路14によ って第一の検知センサ11、即ちパッシブ感熱センサが選択されることになる。 これにより、この第一の検知センサ11は、検知領域における温度を遠赤外線の 放射量として検出し、その放射量に応じた出力信号を出力する。この出力信号は 選択回路14を介して検知信号出力回路15に入力され、その検知信号出力回路 15は、前以て設定された基準値に基づいて該出力信号を適宜に処理することに より、人体が存在すると判別したとき検出信号を出力する。この場合、検知領域 における床等の周囲の温度と、検出すべき人体の体温との温度差が比較的大きい ことから、確実に人体の存在を検出することが可能であると共に、降雪,積雪時 であっても、誤動作するようなことはない。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、特定の条件に関してそれぞれ異なる特性を 有する二つの検知センサを備えると共に、該特定の条件を検出するための第三の センサを備え、この第三のセンサにて検出された特定の条件の状態に基づいて、 そのとき有利な特性を有する第一又は第二の検知センサを選択して、該選択され た検知センサからの出力信号を検知信号出力回路によって適宜に処理することに より検出信号を出力するようにしたから、各検知センサの固有の特性のうち、他 方の検知センサより特性が有利である部分のみを利用して、検出動作が行なわれ 得る。したがって、常に確実に人体等の物体の検出が行なわれ得ることになり、 誤動作が発生するようなことがない。
【0018】 さらに、パッシブ感熱センサと、アクティブ赤外線センサと、気温センサとに よって、第一乃至第三の検知センサを構成した場合、検出された周囲の気温が低 温時、例えば4℃以下であるときには、選択回路によりパッシブ感熱センサを選 択し、且つ高温時、例えば4℃以上であるときには、選択回路によりアクティブ 赤外線センサを選択することにより、低温時にはパッシブ感熱センサにより、降 雪,積雪等の影響を受けることなく確実に人体等の物体が検出され得ることにな り、また高温時にはアクティブ赤外線センサにより、同様に確実に人体等の物体 が検出され得ることになる。
【0019】 かくして、本考案によれば、基準値の変更等の保守作業を行なう必要なく、常 に人体等の物体の検出が確実に行なわれ得るようにした、複合型検知装置が提供 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による複合型人体検知装置の一実施例を
示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 複合型人体検知装置 11 第一の検知センサ(パッシブ感熱センサ) 12 第二の検知センサ(アクティブ赤外線センサ) 13 第三のセンサ(気温センサ) 14 選択回路 15 検出信号出力回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の検知領域にて物体等の存在を検知
    する第一の検知センサと、同様に所定の検知領域にて物
    体等の存在を検知し且つ該第一の検知センサとは特定の
    条件で特性の異なる第二の検知センサと、上記特定の条
    件を検出し得る第三のセンサと、該第三のセンサからの
    出力信号に基づいて、上記第一の検知センサ及び第二の
    検知センサとを切り換えるように動作する選択回路と、
    該選択回路により切り換えられた第一の検知センサまた
    は第二の検知センサからの出力信号に基づいて、検知領
    域における物体等の存在に関する検知信号を出力する検
    知信号出力回路とを含んでいることを特徴とする、複合
    型検知装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の検知センサがパッシブ感熱セ
    ンサであって、第二の検知センサがアクティブ赤外線セ
    ンサであり、さらに第三のセンサが気温センサであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の複合型人体検知装
    置。
JP10534791U 1991-11-28 1991-11-28 複合型検知装置 Pending JPH0547884U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333144A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Matsushita Electric Works Ltd ドアホンシステムの人体センシング方式
JP2011096074A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Carecom Co Ltd 住宅監視システム
JP2021032778A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 日本信号株式会社 異物検知システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045598A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Opt Kk 人体検知装置

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