JP2760438B2 - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置

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JP2760438B2
JP2760438B2 JP1165973A JP16597389A JP2760438B2 JP 2760438 B2 JP2760438 B2 JP 2760438B2 JP 1165973 A JP1165973 A JP 1165973A JP 16597389 A JP16597389 A JP 16597389A JP 2760438 B2 JP2760438 B2 JP 2760438B2
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啓司 小川
高弘 林
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Matsushita Refrigeration Co
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機、特に室内の温度検出装置に関す
るものである。
従来の技術 従来技術について第6図、第7図、第8図を用いて説
明する。第6図は空気調和装置を実際に部屋内に設置し
た状況を示す図である。1は天井埋め込み型の空調調和
装置の室内機であり、前記室内機1の下面は天井2と同
一面上に開口している。室3は前記天井2、側壁4,5,
6、窓7、及び床8より構成されている。9は温度検知
部で前記室内機1の下面に取り付けられている。前記温
度検知部9は前記床8のya,yb,yc,yd各領域の放射温度
(以下温度とする)を検出する。第7図は従来の温度検
出部の縦断面図であり、10は凹面鏡でケース11の窓材12
の開口面側に取り付けられている。Sは床8の各領域で
あるya,yb,yc,ydから放射されている赤外線である。赤
外線Sは前記凹面鏡10aに反射して赤外線センサ13aに入
射される。第8図は従来の温度検出部配置図で前記温度
検出部9の配置図を示す。前記温度検出部9はそれぞれ
異なる方向に向いた凹面鏡10a,10b,10c,10dを有し、前
記窓材12側に面している。また赤外線センサ13a,13b,13
c,13dは各凹面鏡10a,10b,10c,10dの焦点くらいに位置さ
せたサーミスタボロメータあるいはサーモパイル等で構
成されている。以上のように構成された温度検出装置に
ついて以下その動作について説明する。
前記床8のya領域の温度を検出する場合は、ya領域の
赤外線Sは前記温度検出部9の前記窓材12に入射され、
前記凹面鏡10aにより前記赤外線センサ13aに集光し、ya
領域の温度を検出する。同様に各yb,yc,yd領域の温度は
各赤外線センサ13b,13c,13dにより温度を検出する。
(例えば、特開昭61−195232号公報) 発明が解決しようとする課題 しかしこのような構成では、領域別に赤外線センサが
必要となり領域が増えることにより温度検出部の価格が
高くなる。また複数のセンサを使用するため各センサの
ばらつきがあり温度精度を各赤外線センサ毎に補正する
必要がある。また構造面においても凹面鏡という光学装
置を使用するため機械的な故障は避けられなかった。
本発明は上記欠点に鑑み、各領域を単一の赤外線セン
サで検出できるようにし、機能部品を電気部品に置き換
えることにより、温度検出部の価格を最低限に押さえ、
かつ長期的寿命及び信頼性の確保を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の温度検出装置は、
室内機に設けられ室内機によって空気調和される室内に
あらかじめ定められた複数の領域から到来した赤外線を
領域別に集光する集光レンズと、集光レンズより集光さ
れた複数の領域の赤外線を電気的に透過率を変えられる
偏光面を有し、領域別に切換える赤外線遮へい装置と、
集光レンズより集光された赤外線を検出する赤外線セン
サと、赤外線センサの出力から各領域温度を検出する温
度出力装置から構成されている。また温度出力装置は赤
外線センサの赤外線の強度を温度に変換する温度変換装
置と、赤外線センサの赤外線の強度より人体を検知する
人体検知装置とを備えてなる 作用 本発明は、上記した構成によって、集光レンズで集光
した赤外線を赤外線遮へい装置で所望の領域のみ赤外線
センサに透過させ、温度出力装置により室内の領域別の
温度を検出することにより、各領域を単一の赤外線セン
サで検出でき、機能部品を電気部品に置き換えることに
より、温度検出部の価格を最低限に押さえ、かつ長期的
寿命及び信頼性を確保している。また人体検知装置を備
えているため、領域別に人の有無が検知できる複合機能
を提供するものである。
実施例 以上本発明の一実施例の温度検出装置について、図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の温度検出装
置の縦断面図である。第2図は本発明の温度検出部配置
図である。第3図は温度検出部の回路構成図である。第
4図は温度出力装置から出力される出力信号のタイミン
グチャート図である。第5図は赤外線の強度−温度の特
性図である。第6図は空気調和装置を実際に部屋内に設
置した状況を示す図である。尚、従来構成と同一構成で
あるものについては同一番号を示し詳細な説明は省略す
る。第1図において、9は温度検出部で、赤外線センサ
13と領域別に赤外線を遮へいすることのできる赤外線遮
へい装置14、領域別の赤外線を集光する集光レンズ15よ
り構成されている。第2図において前記赤外線遮へい装
置14は領域別に赤外線を遮へいするために偏光面xa,xb,
xc,xdを備えている、第2図では偏光面xaは赤外線透過
状態、偏光面xb,xc,xdは赤外線遮へい状態を示す。また
集光レンズ15は領域別に集光面を備えており、前記床8
の各領域ya,yb,yc,ydに対して、集光面za,zb,zc,zdが対
応している。第3図において16は温度出力装置で赤外線
の強度を温度に変換し領域別の温度Aa,Ab,Ac,Adを出力
する温度変換装置17と、赤外線の強度が人体から発生す
る赤外線の強度と比較し人体検知信号manを出力する人
体検知装置18と、前記赤外線遮へい装置14の偏光面xa,x
b,xc,xdを切換えるタイミング切換え装置より構成され
ている。前記タイミング切換え装置19は前記温度変換装
置17から出力される出力信号aと入力信号bとで接続さ
れている。前記温度変換装置17の出力信号aは前記人体
検知装置18の入力信号bに接続されている。また前記赤
外線センサの赤外線の強度は前記人体検知装置18の入力
信号gと前記温度変換装置17の入力信号hに接続されて
いる。前記タイミング切換え装置19のタイミング信号c,
d,e,fは前記赤外線遮へい装置14に接続されている。以
上のようなに構成された温度検出装置について以下第4
図、第5図を用いてその動作を説明する。
前記温度検出装置17は、第4図に示す出力信号aのタ
イミングにより前記タイミング切換え装置に出力する。
前記タイミング切換え装置は入力信号bにて出力信号a
のタイミングを受けとりタイミング信号c,d,e,f,の各タ
イミングにより前記赤外線遮へい装置14を駆動する。た
とえば前記床8のya領域の温度を検出する場合は、前記
ya領域の赤外線Sは前記集光レンズ15の前記集光面zaに
て集光されているため、前記タイミング切換え装置19よ
りタイミング信号cが前記赤外線遮へい装置14に出力さ
れる。前記赤外線遮へい装置14は第2図の状態すなわち
偏光面xaのみが赤外線透過状態となり前記赤外線センサ
に赤外線Sを集光させる。同様に前記タイミング切換え
装置19の各d,e,fのタイミングに対して偏光面xb,xc,xd
が対応して動作し領域別の赤外線の強度を前記赤外線セ
ンサ13にて出力することができる。前記赤外線センサで
出力された赤外線の強度は前記人体検知装置18の入力信
号gと前記温度変換装置17の入力信号hに入力される。
前記人体検知装置18では入力信号gの赤外線の強度があ
らかじめ記憶した人体の赤外線の強度と比較し人体から
発生された赤外線ならば各タイミング信号c,d,e,fに同
期し出力信号man(“H"信号)を出力する。第5図のタ
イミングチャート図ならば前記床8のya領域にて人を検
出した結果となっている。また前記温度変換装置17は入
力された入力信号hより第5図の赤外線の強度−温度特
性を用いて温度に換算するこの場合赤外線の強度αに対
して温度β℃に換算され、Aaより温度β℃に対応したア
ナログ電圧が出力される。各温度は各床8の領域別にya
−Aa,yb−Ab,yc−Ac,yd−Adに対応して出力される。
以上のように本実施例よれば、前記温度検出部、及び
前記温度出力装置16でに室内の領域別の温度を検出する
ことにより、各領域を単一の赤外線センサで検出でき、
機能部品を電気部品に置き換えることにより、温度検出
部の価格を最低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性
を確保している。また人体検知装置を備えているため、
領域別に人の有無が検知できる複合機能を達成すること
ができる。
発明の効果 以上のように本発明の温度検出装置は、空気調和装置
本体の室内機と、前記室内機に設けられ前記室内機によ
って空気調和される室内にあらかじめ定められた複数の
領域から到来した赤外線を領域別に集光する集光レンズ
と、前記集光レンズより集光された複数の領域の赤外線
を電気的に透過率を変えられる偏光面を有し、領域別に
切換える赤外線遮へい装置と、前記集光レンズより集光
された赤外線を検出する赤外線センサと、前記赤外線セ
ンサから出力された赤外線の強度より各領域の温度を検
出する温度出力装置から構成されている。また温度出力
装置は赤外線センサの赤外線の強度を温度に変換する温
度変換装置と、前記赤外線センサの赤外線の強度より人
体を検知する人体検知装置からなり、前記集光レンズで
集光した赤外線を前記赤外線遮へい装置で所望の領域の
み前記赤外線センサに透過させ、前記温度出力装置によ
り室内の領域別の温度を検出することにより、各領域を
単一の赤外線センサで検出でき、機能部品を電気部品に
置き換えることにより、温度検出部の価格を最低限に押
さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保している。また
人体検知装置を備えているため、領域別に人の有無が検
知できる複合機能を達成することができる。その実用的
効果はきわめて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温度検出装置の縦断面図、第2図は本
発明の温度検出部配置図、第3図は温度検出部の回路構
成図、第4図は温度出力装置から出力される出力信号の
タイミングチャート図、第5図は赤外線の強度−温度の
特性図、第6図は空気調和装置を実際に部屋内に設置し
た状況を示す図、第7図は従来の温度検出部の縦断面
図、第8図は従来の温度検出部配置図である。 1……室内機、9……温度検出部、13……赤外線セン
サ、14……赤外線遮へい装置、15……集光レンズ、16…
…温度出力装置、17……温度変換装置、18……人体検出
装置、xa,xb,xc,xd……偏光面、ya,yb,yc,yd……領域、
za,zb,zc,zd……集光面。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和装置本体の室内機と、前記室内機
    に設けられ前記室内機によって空気調和される室内にあ
    らかじめ定められた複数の領域から到来した赤外線を領
    域別に集光する集光レンズと、前記集光レンズより集光
    された複数の領域の赤外線を電気的に透過率を変えられ
    る偏光面を有し、領域別に切換えられる赤外線遮へい装
    置と、前記集光レンズより集光された赤外線を検出する
    赤外線センサと、前記赤外線センサから出力された赤外
    線の強度より各領域の温度を検出する温度出力装置から
    なり、前記集光レンズで集光した赤外線を前記赤外線遮
    へい装置で所望の領域のみ前記赤外線センサに透過さ
    せ、前記温度出力装置により室内の領域別の温度を検出
    することを特徴とする温度検出装置。
  2. 【請求項2】赤外線の強度により温度を検出する温度出
    力装置は赤外線センサの赤外線の強度を温度に変換する
    温度変換装置と、前記赤外線センサの赤外線の強度より
    人体を検知する人体検知装置とを備えてなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の温度検出装置。
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