JP2760440B2 - 温度検出装置 - Google Patents
温度検出装置Info
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- JP2760440B2 JP2760440B2 JP1213295A JP21329589A JP2760440B2 JP 2760440 B2 JP2760440 B2 JP 2760440B2 JP 1213295 A JP1213295 A JP 1213295A JP 21329589 A JP21329589 A JP 21329589A JP 2760440 B2 JP2760440 B2 JP 2760440B2
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- Japan
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- infrared
- temperature
- infrared light
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機、特に室内の温度検出装置に関す
るものである。
るものである。
従来の技術 従来技術について第７図、第８図、第９図を用いて説
明する。第９図は空気調和装置を実際に部屋内に設置し
た状況を示す図である。１は天井埋め込み型の空気調和
装置の室内機であり、前記室内機１の下面は天井２と同
一面上に開口している。室３は前記天井２、側壁4,5,
6、窓７、及び床８より構成されている。９は温度検知
部で前記室内機１の下面に取り付けられている。前記温
度検知部９は前記床８のya,yb,yc,ydの各領域の放射温
度（以下温度とする）を検出する。第７図は従来の温度
検出部の縦断面図であり、10は凹面鏡でケース11の窓材
12の開口面側に取り付けられている。Ｓは床８の各領域
であるya,yb,yc,ydから放射されている赤外線である。
赤外線Ｓは前記凹面鏡10aに反射して赤外線センサ13aに
入射される。第８図は従来の温度検出部配置図で前記温
度検出部９の配置図を示す。前記温度検出部９はそれぞ
れ異なる方向に向いた凹面鏡10a,10b,10c,10dを有し、
前記窓材12側に面している。また赤外線センサ13a,13b,
13c,13dは各凹面鏡10a,10b,10c,10dの焦点くらいに位置
させたサーミスタボロメータあるいはサーモパイル等で
構成されている。以上のように構成された温度検出装置
について以下その動作について説明する。
明する。第９図は空気調和装置を実際に部屋内に設置し
た状況を示す図である。１は天井埋め込み型の空気調和
装置の室内機であり、前記室内機１の下面は天井２と同
一面上に開口している。室３は前記天井２、側壁4,5,
6、窓７、及び床８より構成されている。９は温度検知
部で前記室内機１の下面に取り付けられている。前記温
度検知部９は前記床８のya,yb,yc,ydの各領域の放射温
度（以下温度とする）を検出する。第７図は従来の温度
検出部の縦断面図であり、10は凹面鏡でケース11の窓材
12の開口面側に取り付けられている。Ｓは床８の各領域
であるya,yb,yc,ydから放射されている赤外線である。
赤外線Ｓは前記凹面鏡10aに反射して赤外線センサ13aに
入射される。第８図は従来の温度検出部配置図で前記温
度検出部９の配置図を示す。前記温度検出部９はそれぞ
れ異なる方向に向いた凹面鏡10a,10b,10c,10dを有し、
前記窓材12側に面している。また赤外線センサ13a,13b,
13c,13dは各凹面鏡10a,10b,10c,10dの焦点くらいに位置
させたサーミスタボロメータあるいはサーモパイル等で
構成されている。以上のように構成された温度検出装置
について以下その動作について説明する。
前記床８のya領域の温度を検出する場合は、ya領域の
赤外線Ｓは前記温度検出部９の前記窓材12に入射され、
前記凹面鏡10aにより前記赤外線センサ13aに集光し、ya
領域の温度を検出する。同様に各yb,yc,yd領域の温度は
各赤外線センサ13b,13c,13dにより温度を検出する（例
えば、特開昭61−195232号公報）。
赤外線Ｓは前記温度検出部９の前記窓材12に入射され、
前記凹面鏡10aにより前記赤外線センサ13aに集光し、ya
領域の温度を検出する。同様に各yb,yc,yd領域の温度は
各赤外線センサ13b,13c,13dにより温度を検出する（例
えば、特開昭61−195232号公報）。
発明が解決しようとする課題 しかしこのような構成では、領域、検知数毎に赤外線
センサが必要となり領域及び検知数が増えることにより
温度検出部の価格が高くなる。また複数のセンサを使用
するため各センサのばらつきがあり温度精度を各赤外線
センサ毎に補正する必要がある。また構造面においても
凹面鏡という光学装置を使用するため機械的な故障は避
けられなかった。
センサが必要となり領域及び検知数が増えることにより
温度検出部の価格が高くなる。また複数のセンサを使用
するため各センサのばらつきがあり温度精度を各赤外線
センサ毎に補正する必要がある。また構造面においても
凹面鏡という光学装置を使用するため機械的な故障は避
けられなかった。
本発明は上記欠点に鑑み、各領域を単一の赤外線セン
サで各領域別の温度及び人の有無を検出できるように
し、機能部品を電気部品に置き換えることにより、温度
検出部の価格を最低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信
頼性の確保を提供することを目的とする。
サで各領域別の温度及び人の有無を検出できるように
し、機能部品を電気部品に置き換えることにより、温度
検出部の価格を最低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信
頼性の確保を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の温度検出装置は、
空気調和装置本体の室内機と、前記室内機に設けられ前
記室内機によって空気調和される室内にあらかじめ定め
られた複数の領域から到来した赤外線を領域別に集光す
る集光レンズと、集光レンズより集光された複数の領域
の赤外線を電気的に透過率を変えられる偏光面を有し、
領域別に切換えられる赤外線遮へい装置と、複数の透過
率をもち所望の赤外線波長のみを透過する赤外線フィル
タと、集光レンズより集光された赤外線を検出する赤外
線センサと、赤外線センサから出力された赤外線の強度
より各領域の温度及び人の有無を検出する温度出力装置
を備えている。
空気調和装置本体の室内機と、前記室内機に設けられ前
記室内機によって空気調和される室内にあらかじめ定め
られた複数の領域から到来した赤外線を領域別に集光す
る集光レンズと、集光レンズより集光された複数の領域
の赤外線を電気的に透過率を変えられる偏光面を有し、
領域別に切換えられる赤外線遮へい装置と、複数の透過
率をもち所望の赤外線波長のみを透過する赤外線フィル
タと、集光レンズより集光された赤外線を検出する赤外
線センサと、赤外線センサから出力された赤外線の強度
より各領域の温度及び人の有無を検出する温度出力装置
を備えている。
作用 本発明は、上記した構成によって、集光レンズで集光
した赤外線を赤外線遮へい装置で所望の領域のみ透過
し、赤外線フィルタで所望の赤外線波長のみ赤外線セン
サに透過させ、温度出力装置により室内の領域別の温度
及び人の有無を検出することにより、各領域別の温度及
び人の有無を単一の赤外線センサで検出でき、機能部品
を電気部品に置き換えることにより、温度検出部の価格
を最低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保し
ている。
した赤外線を赤外線遮へい装置で所望の領域のみ透過
し、赤外線フィルタで所望の赤外線波長のみ赤外線セン
サに透過させ、温度出力装置により室内の領域別の温度
及び人の有無を検出することにより、各領域別の温度及
び人の有無を単一の赤外線センサで検出でき、機能部品
を電気部品に置き換えることにより、温度検出部の価格
を最低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保し
ている。
実施例 以上本発明の一実施例の温度検出装置について、図面
を参照しながら説明する。第１図は本発明の温度検出装
置の縦断面図である。第２図は本発明の温度検出部配置
図である。第３図は温度検出部の回路構成図である。第
４図は温度出力装置から出力される出力信号のタイミン
グチャート図である。第５図は赤外線の強度−温度の特
性図である。第６図は空気調和装置を実際に部屋内に設
置した状況を示す図である。尚、従来構成と同一構成で
あるものについては同一番号を示し詳細な説明は省略す
る。第１図において、９は温度検出部で、赤外線センサ
13と領域別に赤外線を遮へいすることのできる赤外線遮
へい装置14、領域別の赤外線を集光する集光レンズ15、
及び所望の赤外線の波長のみを透過する赤外線フィルタ
16より構成されている。第２図において前記赤外線フィ
ルタ16は領域別に所望の赤外線の波長のみを透過するた
め人体から発生する赤外線の波長（９〜10μｍ）のみを
透過するフィルタ面wacと人体から発生する赤外線の波
長以外を透過するフィルタ面wbdを備えている。前記赤
外線遮へい装置14は領域別に赤外線を遮へいするために
偏光面xa,xb,xc,xdを備えている、第２図において偏光
面xaは赤外線透過状態、偏光面xb,xc,xdは赤外線遮へい
状態を示す。また前記集光レンズ15は領域別に集光面を
備えており、前記床８の領域yab,に対して、集光面za,z
b,領域ycdに対して、集光面zc,zdが対応している。第３
図において17は温度出力装置で赤外線の強度を温度に変
換し、領域yabに対してAaは人の有無のデータ、Abは温
度のデータ、また領域ycdに対してAcは人の有無のデー
タ、Adは温度のデータを出力する温度変換装置18と、前
記赤外線遮へい装置14の偏光面xa,xb,xc,xdを切換える
タイミング切換え装置より構成されている。前記タイミ
ング切換え装置19は前記温度変換装置18から出力される
出力信号ａと入力信号ｂとで接続されている。また前記
赤外線センサの出力である赤外線の強度は前記温度変換
装置18の入力信号ｈに接続されている。前記タイミング
切換え装置19のタイミング信号c,d,e,fは前記赤外線遮
へい装置14の各偏光面xa,xb,xc,xdに対応して接続され
ている。以上のようなに構成された温度検出装置につい
て以下第４図、第５図を用いてその動作を説明する。
を参照しながら説明する。第１図は本発明の温度検出装
置の縦断面図である。第２図は本発明の温度検出部配置
図である。第３図は温度検出部の回路構成図である。第
４図は温度出力装置から出力される出力信号のタイミン
グチャート図である。第５図は赤外線の強度−温度の特
性図である。第６図は空気調和装置を実際に部屋内に設
置した状況を示す図である。尚、従来構成と同一構成で
あるものについては同一番号を示し詳細な説明は省略す
る。第１図において、９は温度検出部で、赤外線センサ
13と領域別に赤外線を遮へいすることのできる赤外線遮
へい装置14、領域別の赤外線を集光する集光レンズ15、
及び所望の赤外線の波長のみを透過する赤外線フィルタ
16より構成されている。第２図において前記赤外線フィ
ルタ16は領域別に所望の赤外線の波長のみを透過するた
め人体から発生する赤外線の波長（９〜10μｍ）のみを
透過するフィルタ面wacと人体から発生する赤外線の波
長以外を透過するフィルタ面wbdを備えている。前記赤
外線遮へい装置14は領域別に赤外線を遮へいするために
偏光面xa,xb,xc,xdを備えている、第２図において偏光
面xaは赤外線透過状態、偏光面xb,xc,xdは赤外線遮へい
状態を示す。また前記集光レンズ15は領域別に集光面を
備えており、前記床８の領域yab,に対して、集光面za,z
b,領域ycdに対して、集光面zc,zdが対応している。第３
図において17は温度出力装置で赤外線の強度を温度に変
換し、領域yabに対してAaは人の有無のデータ、Abは温
度のデータ、また領域ycdに対してAcは人の有無のデー
タ、Adは温度のデータを出力する温度変換装置18と、前
記赤外線遮へい装置14の偏光面xa,xb,xc,xdを切換える
タイミング切換え装置より構成されている。前記タイミ
ング切換え装置19は前記温度変換装置18から出力される
出力信号ａと入力信号ｂとで接続されている。また前記
赤外線センサの出力である赤外線の強度は前記温度変換
装置18の入力信号ｈに接続されている。前記タイミング
切換え装置19のタイミング信号c,d,e,fは前記赤外線遮
へい装置14の各偏光面xa,xb,xc,xdに対応して接続され
ている。以上のようなに構成された温度検出装置につい
て以下第４図、第５図を用いてその動作を説明する。
前記温度検出装置17は、第４図に示す出力信号ａのタ
イミングにより前記タイミング切換え装置に出力する。
前記タイミング切換え装置は入力信号ｂにて出力信号ａ
のタイミングを受けとりタイミング信号c,d,e,f,の各タ
イミングにより前記赤外線遮へい装置14の各偏光面xa,x
b,xc,xdを駆動する。たとえば前記床８のyab領域の人の
有無を検出する場合は、前記yab領域の赤外線Ｓは前記
集光レンズ15の前記集光面zaにて集光されているため、
前記タイミング切換え装置19よりタイミング信号ｃが前
記赤外線遮へい装置14に出力される。前記赤外線遮へい
装置14は，第２図の状態すなわち偏光面xaのみが赤外線
透過状態となり、前記赤外線フィルタ16の人体の赤外線
波長（９〜10μｍ）のみを透過するフィルタ面wacを通
り、前記赤外線センサに前記yab領域において人が存在
する場合にのみ人体の赤外線Ｓを集光させる。また前記
床８のyab領域の温度を検出する場合は、前記yab領域の
赤外線Ｓは前記集光レンズ15の前記集光面zbにて集光さ
れているため、前記タイミング切換え装置19よりタイミ
ング信号ｄが前記赤外線遮へい装置14に出力される。前
記赤外線遮へい装置14は第２図の偏光面xbのみが赤外線
透過状態となり前記赤外線フィルタ16の人体以外の赤外
線波長を透過するフィルタwbdを通り、前記赤外線セン
サに人体以外の赤外線Ｓを集光させる。同様に前記タイ
ミング切換え装置19の各e,fのタイミングに対して偏光
面xc,xdが対応して動作し領域別の赤外線の強度、すな
わち領域yab,ycdの温度と人の有無を前記赤外線センサ1
3にて赤外線センサの強度として出力することができ
る。前記赤外線で出力された赤外線の強度は前記温度変
換装置18の入力信号ｈに入力される。また前記温度変換
装置18は入力された入力信号ｈより第５図の赤外線の強
度−温度特性を用いて温度に換算する。つまり赤外線の
強度αが前記温度変換装置18の入力信号ｈに入力された
場合は温度β℃に換算され、Aaより温度β℃に対応した
アナログ電圧が出力される。また各温度は床８の領域別
にyabの温度−Aa,yabの人の有無−Ab,ycdの温度−Ac,yc
dの人の有無−Ad、に対応して出力される。なおAaとAc
の出力は、赤外線の強度α、すなわち温度β℃ならば人
が領域yab、ycdに存在していることを示し、赤外線の強
度０、すなわち温度β′℃ならば各領域yab、ycdに人が
いないことを示している。
イミングにより前記タイミング切換え装置に出力する。
前記タイミング切換え装置は入力信号ｂにて出力信号ａ
のタイミングを受けとりタイミング信号c,d,e,f,の各タ
イミングにより前記赤外線遮へい装置14の各偏光面xa,x
b,xc,xdを駆動する。たとえば前記床８のyab領域の人の
有無を検出する場合は、前記yab領域の赤外線Ｓは前記
集光レンズ15の前記集光面zaにて集光されているため、
前記タイミング切換え装置19よりタイミング信号ｃが前
記赤外線遮へい装置14に出力される。前記赤外線遮へい
装置14は，第２図の状態すなわち偏光面xaのみが赤外線
透過状態となり、前記赤外線フィルタ16の人体の赤外線
波長（９〜10μｍ）のみを透過するフィルタ面wacを通
り、前記赤外線センサに前記yab領域において人が存在
する場合にのみ人体の赤外線Ｓを集光させる。また前記
床８のyab領域の温度を検出する場合は、前記yab領域の
赤外線Ｓは前記集光レンズ15の前記集光面zbにて集光さ
れているため、前記タイミング切換え装置19よりタイミ
ング信号ｄが前記赤外線遮へい装置14に出力される。前
記赤外線遮へい装置14は第２図の偏光面xbのみが赤外線
透過状態となり前記赤外線フィルタ16の人体以外の赤外
線波長を透過するフィルタwbdを通り、前記赤外線セン
サに人体以外の赤外線Ｓを集光させる。同様に前記タイ
ミング切換え装置19の各e,fのタイミングに対して偏光
面xc,xdが対応して動作し領域別の赤外線の強度、すな
わち領域yab,ycdの温度と人の有無を前記赤外線センサ1
3にて赤外線センサの強度として出力することができ
る。前記赤外線で出力された赤外線の強度は前記温度変
換装置18の入力信号ｈに入力される。また前記温度変換
装置18は入力された入力信号ｈより第５図の赤外線の強
度−温度特性を用いて温度に換算する。つまり赤外線の
強度αが前記温度変換装置18の入力信号ｈに入力された
場合は温度β℃に換算され、Aaより温度β℃に対応した
アナログ電圧が出力される。また各温度は床８の領域別
にyabの温度−Aa,yabの人の有無−Ab,ycdの温度−Ac,yc
dの人の有無−Ad、に対応して出力される。なおAaとAc
の出力は、赤外線の強度α、すなわち温度β℃ならば人
が領域yab、ycdに存在していることを示し、赤外線の強
度０、すなわち温度β′℃ならば各領域yab、ycdに人が
いないことを示している。
以上のように本実施例よれば、前記温度検出部、及び
前記温度出力装置17で室内の領域別の温度及び人の有無
を検出することにより、各領域別の温度及び人の有無を
単一の赤外線センサで複合検出でき、機能部品を電気部
品に置き換えることにより、温度検出部の価格を最低限
に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保している。
前記温度出力装置17で室内の領域別の温度及び人の有無
を検出することにより、各領域別の温度及び人の有無を
単一の赤外線センサで複合検出でき、機能部品を電気部
品に置き換えることにより、温度検出部の価格を最低限
に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保している。
発明の効果 以上のように本発明の温度検出装置は、空気調和装置
本体の室内機と、前記室内機に設けられ前記室内機によ
って空気調和される室内にあらかじめ定められた複数の
領域から到来した赤外線を領域別に集光する集光レンズ
と、前記集光レンズより集光された複数の領域の赤外線
を電気的に透過率を変えられる偏光面を有し、領域別に
切換えられる赤外線遮へい装置と、複数の透過率をもち
所望の赤外線波長のみを透過する赤外線フィルタと、集
光レンズより集光された赤外線を検出する赤外線センサ
と、赤外線センサから出力された赤外線の強度より各領
域の温度及び人の有無を検出する温度出力装置から構成
されている。前記集光レンズで集光した赤外線を前記赤
外線遮へい装置で所望の領域のみ透過し、前記赤外線フ
ィルタで所望の赤外線波長のみ前記赤外線センサに透過
させ、前記温度出力装置により室内の領域別の温度及び
人の有無を検出することにより、各領域別の温度及び人
の有無を単一の赤外線センサで検出でき、機能部品を電
気部品に置き換えることにより、温度検出部の価格を最
低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保してい
る。その実用的効果はきわめて大なるものがある。
本体の室内機と、前記室内機に設けられ前記室内機によ
って空気調和される室内にあらかじめ定められた複数の
領域から到来した赤外線を領域別に集光する集光レンズ
と、前記集光レンズより集光された複数の領域の赤外線
を電気的に透過率を変えられる偏光面を有し、領域別に
切換えられる赤外線遮へい装置と、複数の透過率をもち
所望の赤外線波長のみを透過する赤外線フィルタと、集
光レンズより集光された赤外線を検出する赤外線センサ
と、赤外線センサから出力された赤外線の強度より各領
域の温度及び人の有無を検出する温度出力装置から構成
されている。前記集光レンズで集光した赤外線を前記赤
外線遮へい装置で所望の領域のみ透過し、前記赤外線フ
ィルタで所望の赤外線波長のみ前記赤外線センサに透過
させ、前記温度出力装置により室内の領域別の温度及び
人の有無を検出することにより、各領域別の温度及び人
の有無を単一の赤外線センサで検出でき、機能部品を電
気部品に置き換えることにより、温度検出部の価格を最
低限に押さえ、かつ長期的寿命及び信頼性を確保してい
る。その実用的効果はきわめて大なるものがある。
第１図は本発明の温度検出装置の縦断面図、第２図は本
発明の温度検出部配置図、第３図は温度検出部の回路構
成図、第４図は温度出力装置から出力される出力信号の
タイミングチャート図、第５図は赤外線の強度−温度の
特性図、第６図は空気調和装置を実際に部屋内に設置し
た状況を示す図、第７図は従来の温度検出部の縦断面
図、第８図は従来の温度検出部配置図、第９図は従来の
空気調和装置を実際に部屋内に設置した状況を示す図で
ある。 １……室内機、９……温度検出部、13……赤外線セン
サ、14……赤外線遮へい装置、15……集光レンズ、16…
…赤外線フィルタ、17……温度出力装置、18……温度変
換装置、19……人体検出装置、xa,xb,xc,xd……偏光
面、ya,yb,yc,yd……領域、za,zb,zc,zd……集光面、wa
c,wbd……フィルタ面。
発明の温度検出部配置図、第３図は温度検出部の回路構
成図、第４図は温度出力装置から出力される出力信号の
タイミングチャート図、第５図は赤外線の強度−温度の
特性図、第６図は空気調和装置を実際に部屋内に設置し
た状況を示す図、第７図は従来の温度検出部の縦断面
図、第８図は従来の温度検出部配置図、第９図は従来の
空気調和装置を実際に部屋内に設置した状況を示す図で
ある。 １……室内機、９……温度検出部、13……赤外線セン
サ、14……赤外線遮へい装置、15……集光レンズ、16…
…赤外線フィルタ、17……温度出力装置、18……温度変
換装置、19……人体検出装置、xa,xb,xc,xd……偏光
面、ya,yb,yc,yd……領域、za,zb,zc,zd……集光面、wa
c,wbd……フィルタ面。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G01J 5/02 G01J 5/06 G01J 5/62 G01V 8/10 - 8/26 G01J 1/02 - 1/06 F24F 11/02
Claims (1)
- 【請求項１】空気調和装置本体の室内機と、前記室内機
に設けられ前記室内機によって空気調和される室内にあ
らかじめ定められた複数の領域から到来した赤外線を領
域別に集光する集光レンズと、前記集光レンズより集光
された複数の領域の赤外線を電気的に透過率を変えられ
る偏光面を有し、領域別に切換えられる赤外線遮へい装
置と、複数の透過率をもち所望の赤外線波長のみを透過
する赤外線フィルタと、集光レンズより集光された赤外
線を検出する赤外線センサと、赤外線センサから出力さ
れた赤外線の強度より各領域の温度及び人の有無を検出
する温度出力装置からなり、前記集光レンズで集光した
赤外線を前記赤外線遮へい装置で所望の領域のみ透過
し、前記赤外線フィルタで所望の赤外線波長のみ前記赤
外線センサに透過させ、前記温度出力装置により室内の
領域別の温度及び人の有無を検出することを特徴とする
温度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1213295A JP2760440B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 温度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1213295A JP2760440B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 温度検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0377032A JPH0377032A (ja) | 1991-04-02 |
| JP2760440B2 true JP2760440B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16636758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1213295A Expired - Lifetime JP2760440B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 温度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760440B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285755A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Optex Co Ltd | 自動ドアの開閉制御装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003194385A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-09 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| JP4835963B2 (ja) | 2009-10-20 | 2011-12-14 | 小池造船海運株式会社 | ノンバラスト船 |
| CN105432152B (zh) * | 2013-08-15 | 2019-04-23 | 飞利浦灯具控股公司 | 光照控制器 |
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-
1989
- 1989-08-18 JP JP1213295A patent/JP2760440B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285755A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Optex Co Ltd | 自動ドアの開閉制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0377032A (ja) | 1991-04-02 |
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