JP2002285755A - 自動ドアの開閉制御装置 - Google Patents
自動ドアの開閉制御装置Info
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Abstract
い自動ドアの開閉制御装置を提供する。 【解決手段】 ドア1の近傍の人体からの検知波を検出
する起動検知エリア11と、この起動検知エリア11の
外側の人体からの検知波を指令に基づいて検出する開放
維持検知エリア12とを形成するエリアセンサ10と、
起動検知エリア11で人体からの検知波を検出したと
き、ドア1を開かせるとともに前記開放維持検知エリア
12の検出動作の開始を指令する起動手段13と、開放
維持検知エリア12で人体からの検知波を検出している
間、ドア1の開放状態を維持させる開放維持手段14
と、両検知エリア11,12で人体からの検知波を検出
しなくなったとき、ドア1を閉じさせたのち前記開放維
持検知エリア12の検出動作を停止させる復帰手段15
とを備えた。
Description
の検知により制御する自動ドアの開閉制御装置に関す
る。
ドアの開閉制御装置を示す図である。図6において、自
動ドア装置は、ドア1をスライド開閉させるドアエンジ
ン2と、ドア1の両面にそれぞれ設けられ、タッチされ
たとき無線のタッチ信号を送出するタッチスイッチ3,
3と、前記タッチ信号を受信する受信回路4と、この受
信回路4がタッチ信号を受信したとき、ドアエンジン2
にドア開信号を送出してドア1を開かせ、タイマ5が予
め設定された開放維持時間を計時したとき、ドア閉信号
を送出してドア1を閉じるようにドアエンジン2を制御
するドアエンジンコントローラ6とを備えている。前記
タッチスイッチ3,3、無線受信回路4、タイマ5およ
びドアエンジンコントローラ6で、自動ドアの開閉制御
装置7を構成している。
の開閉制御装置では、一人目の人がタッチスイッチ3を
押してドア1が開いてからドア1内に入り、つづいて二
人目、さらには三人目の人がドア1内に入ろうとしたと
き、前記開放維持時間が経過するとドア1が閉じ始める
ため、続いて入ろうとする人は再度スイッチ3を押して
ドア1を開かせる必要があり、煩わしい。また、タッチ
スイッチ3を押すタイミングが遅れると、入ろうとして
いる人がドア1に挟まれたり、ドア1に衝突する場合が
あった。
によるドアの開放維持時間を長くすると、夏期の冷房や
冬季の暖房機能が損なわれるという問題が生じる。
ることによる問題を解消するため、タッチスイッチ方式
のドアの上部に非接触の人体検知装置を設けて下方に向
かって光ビームや電磁波を輻射し、ドアの近傍およびド
アのレール上にいる人を検知し、人がドアの近傍および
ドアのレール上にいる間は、ドアを開いておく方式の開
閉制御装置がある。しかし、この開閉制御装置では、タ
ッチスイッチの他に非接触の人体検知装置が必要なた
め、高価になるとともに設置手間が大きくなる。
な課題の解消を目的としてなされたもので、ドアを開い
て入ろうとする人に対しては応答して適切なタイミング
でドアを開閉するとともに、ドアによって人体を挟むこ
とのない自動ドアの開閉制御装置を得ることを目的とす
る。
に、本発明の第1構成に係る自動ドアの開閉制御装置
は、ドア近傍の人体からの検知波を検出する起動検知エ
リアと、この起動検知エリアの外側の人体からの検知波
を指令に基づいて検出する開放維持検知エリアとを形成
するエリアセンサと、前記起動検知エリアで人体からの
検知波を検出したとき、前記ドアを開かせるとともに前
記開放維持検知エリアの検出動作の開始を指令する起動
手段と、前記開放維持検知エリアで人体からの検知波を
検出している間、前記ドアの開放状態を維持させる開放
維持手段と、前記両検知エリアで人体からの検知波を検
出しなくなったとき、前記ドアを閉じさせたのち前記開
放維持検知エリアの検出動作を停止させる復帰手段とを
備えている。
エリア内で検知波を検出すると、ドアを開かせるととも
に、前記開放維持検知エリアの検出動作を開始させる。
開放維持手段は、開放維持検知エリアで人体からの検知
波を検出している間、ドアの開放状態を維持させる。復
帰手段は、開放維持検知エリアで人体からの検知波を検
知しなくなったとき、ドアを閉じさせたのち開放維持検
知エリアの検知波検出動作を停止させ、エリアセンサを
起動検知エリアのみが作動状態の、待機状態に復帰させ
る。したがって、ドアを通って出入りする人に対してド
アが円滑に開閉される。また、ドアの極く近くに人体ま
たはその一部分が位置したときドアが開き、ドアの近傍
およびドアのレール上に人体がいる間はドアが閉じるこ
とがないので、人がドアに衝突し、またはドアに挟まれ
ることを防止できる。さらに、起動検知エリアはドア近
傍に設定されるから、ドアの前を行き来する人に対して
は応答しないでドアを開閉しない。また、エリアセンサ
は既存のものを使用できるため、装置全体の製造が容易
で、施工も安価になる。
開閉制御装置は、ドアに設けられ人体の一部の接触また
は近接によりタッチ信号を送出するタッチスイッチと、
前記ドアの周辺の人体からの検知波を指令に基づいて検
出する開放維持検知エリアを形成するエリアセンサと、
このエリアセンサに設けられ、前記タッチスイッチから
のタッチ信号を受信する受信回路と、この受信回路が前
記タッチ信号を受信したとき、前記ドアを開かせるとと
もに、前記エリアセンサの検出動作の開始を指令する起
動手段と、前記エリアセンサで人体からの検知波を検出
している間、前記ドアの開放状態を維持させる開放維持
手段と、前記エリアセンサが人体からの検知波を検出し
なくなったとき、前記ドアを閉じさせたのち前記エリア
センサの検出動作を停止させる待機手段とを備え、前記
受信回路および前記エリアセンサの検知波を検出する受
信素子が、前記起動手段、開放維持手段および待機手段
を含む信号処理回路に接続されている。
がタッチスイッチからのタッチ信号を受信すると、ドア
を開かせるとともに、エリアセンサの人体からの検知波
の検出動作を開始させる。開放維持手段は、エリアセン
サが人体からの検知波を検出している間、ドアの開放状
態を維持させる。待機手段は、エリアセンサの検知波の
検出がなくなったとき、ドアを閉じさせたのち前記エリ
アセンサの検知波検出動作を停止させて待機状態に復帰
させる。したがって、ドアを通って出入りする人に対し
てドアが円滑に開閉される。また、ドアを開けて入ろう
とする人のタッチスイッチへの操作によってドアが開
き、ドアの近傍およびドアのレール上に人がいる間はド
アが閉じることがないので、人がドアに衝突し、または
ドアに挟まれることを防止できる。さらに、タッチスイ
ッチにタッチしない限りドアは開かないから、ドアの前
を行き来する人に対しては応答しないでドアを開閉しな
い。また、エリアセンサは既存のものを使用できるた
め、装置全体の製造が容易で、施工も安価になる。
記エリアセンサの起動検知エリアまたは開放維持検知エ
リアが複数あり、各検知エリアごとに、前記検知波を送
出する送信素子と、人体からの反射波を受信する受信素
子とを備えている。上記構成によれば、各検知エリアの
範囲が正確に設定される。
は、前記エリアセンサは、起動検知エリアからの検知波
および複数の開放維持検知エリアからの検知波を受信す
る共通の受信素子と、この受信素子への前記開放維持検
知エリアからの検知波の入射経路を選択的に開閉して前
記各検知エリアを設定するシヤッタ部材とを有してい
る。上記構成によれば、シャッタ部材により起動検知エ
リアと開放維持検知エリアとを選択設定でき、受信素子
は共通の1個で済むから、装置の小形化およびコストダ
ウンが実現される。
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
る自動ドアの開閉制御装置17のブロック図を示す。図
において、開閉制御装置17は、スライド式のドア1を
開閉駆動するドアエンジン2を制御するもので、ドアエ
ンジンコントローラ6とエリアセンサ10,10と信号
処理回路16とで構成され、信号処理回路16は、起動
手段13と開放維持手段14と復帰手段15とを備えて
いる。前記ドアエンジン2および開閉制御装置17は、
ドア1の上端部を支持する無目8の内部またはドア1の
内部に取り付けられる。各エリアセンサ10は、検知波
として近赤外線を投光し、人体から反射した近赤外線を
受光して人体を検出するAIR方式のセンサである。
側面に取り付けられ、ドア1の両側に、図2(A)に実
線で示したほぼ上下方向に延びる起動検知エリア11,
11と、前記起動検知エリア11,11の外側、つまり
ドア1から離れた側に並んだ、斜め上下方向に延びる破
線で示した複数の開放維持検知エリア12,‥12とを
形成する。図示の例では、ドア1の両側のそれぞれに、
1つの起動検知エリア11と3つの開放維持検知エリア
12が形成されており、各検知エリア11,12はドア
1の上下方向長さの全体をカバーしている。なお、エリ
アセンサ10は無目8の一方の側面にのみ取り付けられ
て、ドア1の片側のみに起動検知エリア11と開放維持
検知エリア12が形成される場合もある。その場合、ド
ア1の他の側には通常のタッチスイッチと人体検出用セ
ンサを設けて、タッチスイッチからのタッチ信号により
ドアを開放し、人体検出用センサから検知信号を受けて
ドア1を開放状態に維持する。
されている間、ドア1の近傍の人体からの検知波を常時
検出するのに対し、複数の開放維持検知エリア12,‥
12は、図1の信号処理回路16からの指令に基づいて
人体からの検知波を検出する。エリアセンサ10,10
は、起動検知エリア11で人体からの検知波を検出した
とき第1の検知信号aを起動手段13と復帰手段15に
送出し、開放維持検知エリア12で人体からの検知波を
検出したとき第2の検知信号bを開放維持手段14と復
帰手段15に送出する。
チして下さい」と表示された誘導目印で、ドア1を開こ
うとする人が人体の一部である手を近づけたとき、起動
検知エリア11内に手が入って検知されるように構成さ
れている。
に示すように、1つの起動検知エリア11を形成するA
IR方式の一対の送信素子31および受信素子41と、
複数の開放維持検知エリア12,‥12を形成するそれ
ぞれ一対をなす送信素子32〜34および受信素子42
〜44と、各送信素子31〜34から送出される検知波
を所定のパターンで投射する投射レンズ51と、各受信
素子41〜44の検知エリアを形成する受光レンズ61
とを備えている。起動検知エリア11を形成する一対の
送信素子31と受信素子41は、給電されているとき常
に作動状態(オン)であり、複数の開放維持検知エリア
12,‥12を形成するそれぞれ一対の送信素子32〜
34と受信素子42〜44は、給電されている状態で後
述する検知動作指令信号dを受けてから検知動作停止信
号hを受けるまでの間だけ作動状態となる。
されたとき、ドア開信号cをドアエンジンコントローラ
6に送出し、同時に検知動作指令信号dをエリアセンサ
10,10に送出する。ドア開信号cを受けたドアエン
ジンコントローラ6は、ドアエンジン2に開動作をさせ
てドア1を開かせる。検知動作指令信号dを受けたエリ
アセンサ10,10は、送信素子32〜34および受信
素子42〜44をオンして、複数の開放維持検知エリア
12,‥12の検知動作を開始し、図2(B)中に実線
で示すように、複数の開放維持検知エリア12,‥12
が人体からの検知波を検出する状態となる。
リアセンサ10から第2の検知信号bが入力されている
間、ドア開放維持信号eを送出し、ドアエンジンコント
ローラ6は、ドア開放維持信号eが入力されている間、
ドア1が開いた状態を維持する。復帰手段15は、入力
されていた第1,第2の検知信号a,bが消滅すると、
ドアエンジンコントローラ6にドア閉信号fを送出す
る。ドア閉信号fを受けたドアエンジンコントローラ6
は、ドアエンジン2に閉動作をさせてドア1を閉じさ
せ、ドア1が閉じたのち、ドア閉止検出信号gを復帰手
段15に送出する。ドア閉止信号gは、例えば、ドア1
に常設のドア開放検出センサから得られる。ドア閉止検
出信号gを受けた復帰手段15は、エリアセンサ10,
10に検出動作停止信号hを送出する。検出動作停止信
号hを受けたエリアセンサ10,10は、送信素子32
〜34および受信素子42〜44をオフして、開放維持
検知エリア12の検出動作を停止し、起動検知エリア1
1,11のみが作動状態の図2(A)の待機状態に復帰
する。
ローラ6からドア閉止検出信号gを受ける前に開放維持
手段14に第2の検知信号bが入力されたとき、すなわ
ち、ドア1が閉止完了する前に開放維持検知エリア12
内に人が入ったとき、開放維持手段14はドアエンジン
コントローラ6にドア開放維持信号eを送出し、この信
号eを受けたドアエンジンコントローラ6は、復帰手段
15から入力されたドア閉信号fをキャンセルし、ドア
エンジン2に開動作をさせてドア1を開かせ、復帰手段
15からドア閉信号fが入力されるまでドア1を開放状
態に維持する。この制御動作により、ドア1が閉止完了
する前に開放維持検知エリア12内に人が入るとドア1
が開くので、前の人に続いて入ろうとする人はドア1に
手を近づけてドア1を開く操作が不要となり、ドア1の
開閉が円滑になされて、複数の人の出入りをスムーズに
行うことができる。
態によれば、エリアセンサ10の形成する起動検知エリ
ア11が、従来例(図6)のタッチスイッチの機能を有
しているので、無線の送受信機が不要となる。さらに、
ドアのレール上に人が立ち止まったり、複数の人が続い
て入るような場合は、ドアが開いた状態を維持するの
で、人がドアに衝突したり、挟まれたりするのが防止さ
れる。
ドアの開閉制御装置27のブロック図を示す。図3にお
いて、開閉制御装置27は、タッチスイッチ3とドアエ
ンジンコントローラ6とAIR方式のエリアセンサ2
0,20と信号処理回路26とで構成され、信号処理回
路26は、無線式の受信回路4と起動手段13と開放維
持手段14と待機手段21とを有している、エリアセン
サ20,20は、無目8の両外側面に取り付けられてい
る。
ぞれ設けられ、人体の一部が接触したとき、例えば手で
タッチしたとき、または手の近接を近赤外線センサで検
出したとき、無線のタッチ信号を送出する。4は前記タ
ッチ信号を受信する受信回路で、タッチスイッチ3から
送信されたタッチ信号を受信したときタッチ検出信号t
を起動手段13に送出する。起動手段13は、タッチ検
出信号tが入力されたとき、ドア開信号cをドアエンジ
ンコントローラ6に送出し、同時に検知動作指令信号d
をエリアセンサ20,20に送出する。
ローラ6は、ドアエンジン2に開動作をさせてドア1を
開かせる。検知動作指令信号dを受けたエリアセンサ2
0,20は、図3に実線で示したように、上下方向に延
びてドア1の上下長さの全域をカバーし、かつドア1の
内外方向に並んだ複数の開放維持検知エリア12,‥1
2を形成し、人体からの検知波を検出したとき、検知信
号bを開放維持手段14と待機手段21に送出する。検
知エリア12はやはり、一対の送信素子と受信素子によ
り形成される。
ンサ20は、前記第1実施形態のエリアセンサ10か
ら、1つの起動検知エリア11を形成する一対の送信素
子31と受信素子41を除いた構成とすることで、実現
できる。
作は、上記した第1実施形態と同一である。
ール上に人が立ち止まったり、複数の人が続いて入るよ
うな場合は、エリアセンサ20,20による人体の検知
によって、ドアが開いた状態を維持するので、人がドア
に衝突したり、挟まれたりするのが防止される。さら
に、起動検知エリアはドア近傍に設定されるから、ドア
の前を行き来する人に対しては応答しないでドアを開閉
しない。また、エリアセンサは既存のものを使用できる
ため、装置全体の製造が容易で、施工も安価になる。
センサ10の変形例を示す。このエリアセンサ10は、
起動検知エリア11と複数の開放維持検知エリア12,
‥12の全エリアに、投射レンズ70を通して近赤外線
のような検知波を投射する単一の送信素子36と、全エ
リア内の人体からの検知波を検出する単一の受信素子4
6と、起動検知エリア11および複数の開放維持検知エ
リア12,‥12を形成する複数の受光レンズ71〜7
4とを備えている。エリアセンサ10にはさらに、受光
レンズ71〜74の前面もしくは後面に配置されたシャ
ッタ部材80と、このシャッタ部材80を移動させて、
待機状態においては複数の開放維持検知エリア12,‥
12からの前記単一の受信素子46ヘの検知波の入射経
路を遮蔽し、開放維持検知エリア12,‥12の検知動
作指令信号dを受けたとき前記入射経路を開くように、
受信素子46への前記開放維持検知エリア12‥12か
らの検知波の入射経路を選択的に開閉するシャッタ駆動
機81とが設けられている。
数の開放維持検知エリア12‥12から共通の受信素子
46に入射する検知波の入射経路を開閉することで、駆
動検知エリア11のみの検出動作をオンした待機状態
と、両検知エリア11,12の検出動作をオンした開放
維持状態とを作り出すことができる。ここで、受信素子
46はドア1の両側のそれぞれに1つずつで済むから、
構造がコンパクトで、かつ安価になる。
サをAIR方式としたが、人体から放射される遠赤外線
を検出するPIR(受動型赤外線)方式、超音波式、ま
たは電波式としてもよく、また、TVカメラまたはデジ
タルカメラで撮影した画像(光線からなる検知波)を、
起動検知エリアと開放維持検知エリアとに区分して、ま
たは開放維持検知エリアとして、人の存在/不存在を検
出するようにしてもよい。
ドアを開いて入ろうとする人に対して応答して適切なタ
イミングでドアを開閉するとともに、ドアによって人体
を挟むことのない自動ドアの開閉制御装置を得ることを
目的とする。
御装置を示すブロック回路図である。
知エリアと開放維持検知エリアを示すドアスライド方向
から見た側面図である。
御装置のブロック回路図である。
ライド方向から見た側面図、(B)は同エリアセンサの
人体通過方向から見た正面図である。
面図である。
回路図である。
…受信回路、6…ドアエンジンコントローラ、17,2
7…開閉制御装置、10,20…エリアセンサ、11…
起動検知エリア、12…開放維持検知エリア、13…起
動手段、14…開放維持手段、15…復帰手段、16,
26…信号処理回路、18…誘導目印、21…待機手
段、31〜34,36…送信素子、41〜44,46…
受信素子、51,70…投射レンズ、61,71〜74
…受光レンズ、80…シヤッタ部材
Claims (4)
- 【請求項1】 ドア近傍の人体からの検知波を検出する
起動検知エリアと、この起動検知エリアの外側の人体か
らの検知波を指令に基づいて検出する開放維持検知エリ
アとを形成するエリアセンサと、 前記起動検知エリアで人体からの検知波を検出したと
き、前記ドアを開かせるとともに前記開放維持検知エリ
アの検出動作の開始を指令する起動手段と、 前記開放維持検知エリアで人体からの検知波を検出して
いる間、前記ドアの開放状態を維持させる開放維持手段
と、 前記両検知エリアで人体からの検知波を検出しなくなっ
たとき、前記ドアを閉じさせたのち前記開放維持検知エ
リアの検出動作を停止させる復帰手段とを備えた自動ド
アの開閉制御装置。 - 【請求項2】 ドアに設けられ人体の一部の接触または
近接によりタッチ信号を送出するタッチスイッチと、 前記ドアの周辺の人体からの検知波を指令に基づいて検
出する開放維持検知エリアを形成するエリアセンサと、 このエリアセンサに設けられ、前記タッチスイッチから
のタッチ信号を受信する受信回路と、 この受信回路が前記タッチ信号を受信したとき、前記ド
アを開かせるとともに、前記エリアセンサの検出動作の
開始を指令する起動手段と、 前記エリアセンサで人体からの検知波を検出している
間、前記ドアの開放状態を維持させる開放維持手段と、 前記エリアセンサが人体からの検知波を検出しなくなっ
たとき、前記ドアを閉じさせたのち前記エリアセンサの
検出動作を停止させる待機手段とを備え、 前記受信回路および前記エリアセンサの検知波を検出す
る受信素子が、前記起動手段、開放維持手段および待機
手段を含む信号処理回路に接続されている自動ドアの開
閉制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記エリア
センサの起動検知エリアまたは開放維持検知エリアは複
数あり、各検知エリアごとに、前記検知波を送出する送
信素子と、人体からの反射波を受信する受信素子とを備
えている自動ドアの開閉制御装置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記エリアセンサ
は、起動検知エリアからの検知波および複数の開放維持
検知エリアからの検知波を受信する共通の受信素子と、
この受信素子への前記開放維持検知エリアからの検知波
の入射経路を選択的に開閉して、前記各エリアを設定す
るシヤッタ部材とを有している自動ドアの開閉制御装
置。
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---|---|---|---|
JP2001085610A JP5150810B2 (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 自動ドアの開閉制御装置 |
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---|---|---|---|
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