JPH10278787A - ドア開閉制御装置 - Google Patents

ドア開閉制御装置

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JPH10278787A
JPH10278787A JP9366797A JP9366797A JPH10278787A JP H10278787 A JPH10278787 A JP H10278787A JP 9366797 A JP9366797 A JP 9366797A JP 9366797 A JP9366797 A JP 9366797A JP H10278787 A JPH10278787 A JP H10278787A
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JP
Japan
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door
closing
opening
state
obstacle
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Pending
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JP9366797A
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English (en)
Inventor
Akira Kurita
晃 栗田
Masaki Okada
正樹 岡田
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の各ドア毎に乗降口の状態を検出して、
各ドア毎にドア閉め制御を行なう。ドアに障害物等が挟
まった際に、そのドアを障害物が脱出できる程度に自動
的に開けることのできるドア開閉制御装置を提供する。 【解決手段】 ドア状態認識手段14は、ドア(乗降
口)の周辺を撮影する撮像部と、撮像画像にデジタル画
像処理を施し、障害物の有無,ドア閉時のドア隙間を検
出するドア状態認識処理部を備える。ドア制御部16
は、開閉操作部13からドア閉指令13bが供給される
と、ドア状態認識手段14から供給されるドア状態認識
結果14aに基づいて障害物が無いことを確認した後
に、ドア閉信号16bを駆動装置12へ供給して、ドア
11を閉める。ドアに障害物が挟まった場合にドア制御
部16は、ドア状態認識手段14から供給されるドアの
隙間量に基づいて、ドア開き量が隙間量よりも広くなる
ようドア11を一時的に開ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鉄道車両等のドア
開閉制御装置に係り、詳しくは、個々のドアの開閉状態
を認識し、その認識結果に基づいて個々のドアの開閉を
制御するようにしたドア開閉制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の列車ドア開閉制御装置のブ
ロック構成図である。従来の列車ドア開閉制御装置10
0は、列車の乗降口のドア101と、そのドア101を
開閉するための駆動装置102と、各駆動装置102の
開閉動作を制御する開閉操作部103と、ドア101が
閉まっていることを確認するドア閉確認手段104と、
ドア閉の状態を監視して列車が出発可能であるか否かを
判定する発車可能判断部105とから構成されている。
【0003】開閉操作部103は列車の数箇所に存在す
る。いずれかの開閉操作部103を人間が操作すること
によって全部の駆動装置102を一斉に動作させて、す
べてのドア101を同時に開閉させることができる。
【0004】列車が出発する際には、開閉操作部103
の扱いにより各駆動装置102を介してすべてのドア1
01を閉め、実際にドア101が閉まったことが各ドア
閉確認手段104により確認されて、すべてのドア10
1が閉まっていることを発車可能判断部105が確認で
きたとき列車は発車することができる。
【0005】特公昭52−1765号公報には、戸閉ス
イッチの回路にタイマーを設け、所定時間経過後完全に
閉まらないドアーの電磁弁のみ再開指令を与えるため通
電させる回路を設けることで、再開閉操作を簡単にする
とともに開閉間隔の選択を可能にした乗客出入口ドアー
の自動再開閉装置が記載されている。
【0006】特開昭52−75714号公報には、再開
閉スイッチを操作することで、他の扉を閉じたまま、閉
まらない扉を開閉する方法(転換式スイッチを使用した
電車等車両のとびらの開閉方法)が記載されている。
【0007】特公平1−33380号公報には、扉の開
指令を出力する手段と、その出力によって制御器から扉
閉器へ開動指令を出力する手段を設けることにより、扉
に乗客等が挟まった場合にその扉のみを開閉可能にし、
安全性の向上を図るようにした鉄道車両の扉開閉装置が
記載されている。
【0008】特開平3−189265号公報には、開閉
動作の中途位置にある扉の開閉速度が零,減少状態また
はマイナス状態にあるとき、扉の戸先等に異物が挟まれ
たとして報知するようにした戸ばさみ検知装置が記載さ
れている。
【0009】特開平6−272449号公報には、戸挟
み状態を検知した場合は減圧用電磁弁に減圧指令を与え
ることで、満員でも扉が全閉位置に達するまでの時間を
できるだけ短縮し、かつ戸閉スイッチオン後に扉を再開
閉しないで戸挟み状態から脱出可能にした車両用扉の戸
締め装置が記載されている。
【0010】特開平7−127330号公報には、戸閉
動作期間中の戸挟み検知に基づいて扉を所定ストローク
開いてから閉じるように制御する再開閉制御部を設ける
ことで、閉扉時において扉が全閉位置に達する時間を、
満員の状態で戸挟みがあってもできるだけ短縮して列車
の発車遅延を防止するようにした車両用扉の戸締め装置
が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来の列
車ドア開閉制御装置は、列車に乗務している車掌または
運転士が開閉操作部103を操作することによって、各
ドアを一斉に開閉することができる。車掌または運転士
は、ドアを閉めるに際して乗客の乗降状態を確認して、
ドアに乗客が挟まらないようなタイミングを見計らって
ドア閉めの操作を行なっている。しかし、ホームが曲っ
ている場合や列車が長大である場合には、車掌または運
転士がすべてのドアの乗客の状態を見て確認することは
不可能であり、さらに、すべてのドアにおいて乗客が挟
まれないような瞬間を捉えるのは困難である。
【0012】また、ドア閉めにおいて、乗客ならびにそ
の所持品や衣服などがドアに挟まれた場合には、開閉操
作部103の操作により一旦ドアを開く操作を行なって
ドア閉め支障の解消を期待する。しかしながら、すべて
のドアを開くことにより、別の利用者が隙間をねらって
無理な乗車を試みることがあったり、別のドアで新たな
ドア閉め支障が起こることがある。このため、停車時間
が増大して所定の出発時刻になっても発車できず、列車
運行の乱れを発生させることになる。
【0013】このため、完全に閉まらないドアだけを再
開閉できるようにする技術が前述の各種公報で提案され
ているが、それぞれ以下に示すような課題を有してい
る。戸閉スイッチの回路にタイマーを設け、所定時間経
過後完全に全てのドアが閉まらない場合は、いずれかの
ドアが閉まっていないと判定する構成では、ドア挟まり
状態を検知するまでに所定時間の遅れを生ずる。また、
所定時間経過後完全に閉まらないドアの電磁弁のみ再開
閉させるためには、閉まっているドアが開かないように
するため逆流防止ダイオード等を設ける必要がある。通
常の開閉指令の他に再開指令を各ドアに供給する必要が
あり、配線が複雑となる。戸挟み検知のためにドア位置
を検出するためのエンコーダ等を設けると、ドアの構造
が複雑となる。
【0014】従来の開閉装置等では、ドア閉め指令に基
づいてすべてのドアが一斉に閉動作を開始してしまう。
このため、ドア挟まりが生ずることがある。ドア部を通
過中の人や物がある場合、そのドアだけ閉動作を開始す
るタイミングが少しずれればドア挟まりが生ずることが
少なくなるが、そのようなドア閉め動作を行なうことは
できなかった。このため、各ドアの状態に基づいてドア
閉め制御を可能にする装置が望まれていた。また、従来
の開閉装置等では、ドア挟まりが生じた場合、駅係員が
ホームから遠隔操作によって個別のドアの開閉を制御す
ることができなかった。
【0015】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、各ドア毎の状態に基づいてドア閉め制
御を行なうことのできるドア開閉制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るドア開閉制御装置は、ドアを開閉駆動す
る駆動装置と、ドア毎に開閉状態を認識するドア状態認
識手段と、ドア状態認識手段の認識結果に基づいて駆動
装置の開閉動作を制御するドア制御部とを、複数のドア
に対してそれぞれ設けてなる。
【0017】ドア状態認識手段は、ドアおよびその周辺
を撮像する撮像部と、この撮像部で撮像された画像に基
づいてドア開口部の障害物の有無ならびにドア挟まりの
有無を認識するドア状態認識処理部を備える。
【0018】ドア制御部は、ドア開閉操作部からドア閉
指令を受け、かつ、ドア状態認識手段から供給される認
識結果がドア開口部に障害物がないことを示している場
合は、駆動装置に対してドア閉指令を供給する。
【0019】ドア制御部は、駆動装置に対してドア閉指
令を供給した後に、ドア状態認識手段からドア挟まりが
生じていることを示す認識結果が供給された場合は、駆
動装置に対してドア開指令を供給した後にドア閉指令を
供給する。
【0020】ドア制御部は、ドア開を要求する遠隔指令
信号を受信した場合は、駆動装置に対してドア開指令を
供給する。
【0021】この発明に係るドア開閉制御装置は、ドア
状態認識手段によってドアの開閉状態を認識し、その認
識結果に基づいてドアの開閉を制御する構成としたの
で、例えば車掌室に設けらたドア開閉操作部からドア閉
指令が供給された際に、ドア状態認識手段の認識結果が
ドア開口部に障害物があることを示している場合は、障
害物がない状態になった時点でドア閉動作を行なわせる
ことができる。また、ドア閉動作を行なった後に、ドア
状態認識手段からドア挟まりが生じていることを示す認
識結果が供給された場合は、そのドアを再開閉させるこ
とができる。さらに、駅係員等が所持する遠隔操作送信
器等によってドア開を要求する遠隔指令信号が送信され
た場合は、それを受信してドアを開かせることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係るドア開
閉制御装置のブロック構成図である。この発明に係るド
ア開閉制御装置10は、列車の乗降口のドア11と、そ
のドア11を開閉するための駆動装置12と、各駆動装
置12の開閉動作を制御する開閉操作部13と、ドア1
1の開閉状態を認識するドア状態認識手段14と、開閉
操作部13からの指令とドア状態認識手段14の認識結
果とに基づいてドアの開閉を判断して駆動装置12を制
御するドア制御部16と、ドア閉の状態を監視して列車
が出発可能であるか否かを判定する発車可能判断部15
とからなる。駆動装置12,ドア状態認識手段14なら
びにドア制御部16は、各ドア11毎に対応してそれぞ
れ設けている。
【0023】開閉操作部13は、列車の数箇所(例えば
車掌室と運転士室)に設けている。いずれかの開閉操作
部13を人間(例えば車掌や運転士)が操作することに
よって全部のドア制御部16へドア開指令13aならび
にドア閉指令13bを供給する。なお、列車ダイヤ等に
基づいて列車の自動運転を行なう場合には、車掌または
運転士に代わって列車内に設けられた時計を用いて所定
の時刻に自動的にドア閉指令を発生する構成としてもよ
い。また、駅設備と列車との間に通信手段と設けるとと
もに、進路制御装置等の駅装置からの情報に基づいてド
ア閉指令を発生させる構成としてもよい。
【0024】ドア制御部16は、開閉操作部13からド
ア開指令13aが供給されると、駆動装置12へドア開
信号16aを出力してドア11を開かせる。ドア制御部
16は、開閉操作部13からドア閉指令13bが供給さ
れると、ドア状態認識手段14の認識結果がドアが閉可
能であることを示しているか否かを判断し、ドア状態認
識手段14の認識結果がドアが閉可能であることを示し
た時点で、駆動装置12へドア閉信号16bを出力して
ドア11を閉めさせる。
【0025】ドア状態認識手段14は、ドア開口部の障
害物の有無を検出し、ドア開口部に障害物が存在しない
状態では、ドアが閉可能であることを示す認識結果を出
力する。ドア状態認識手段14の認識結果14aはドア
制御部16へ供給される。ドア状態認識手段14は、ド
アが完全に閉まった状態を認識すると、ドア閉完了信号
14bを出力する。このドア閉完了信号14bは発車可
能判断部15へ供給される。
【0026】ドア状態認識手段14は、ドアの間(2枚
ドア構成)またはドアと車体の間(1枚ドア構成)に、
乗客の身体,衣類,所持品などが挟まってドアが完全に
閉じない状態を検出すると、このドア閉支障によって発
生した隙間の量(長さ)を計測するとともに、障害物の
大きさを計測し、障害物が自由に動くことができるドア
開き量の最小値を求める。そして、ドア状態認識手段1
4は、求めたドア開き量の最小値をドア制御部16へ供
給して、その量だけドアを開かせる。
【0027】なお、ドア状態認識手段14は、ドア挟ま
りを検出した際には、ドア制御部16へドア開指令を供
給してドアを開かせるとともに、ドアの開き量を監視し
ていてドアの開き量が障害物が自由に動くことができる
量を越えた時点で、または、障害物が自由に動くことが
できる量を越えた時点から所定時間が経過した時点で、
ドア閉指令を出力してドアを閉じさせるようにしてもよ
い。
【0028】発車可能判断部15は、各ドア11毎に設
けられているすべてのドア状態認識手段14からドア閉
完了信号14bが供給されたことに基づいて、すべての
ドアが完全に閉められていることを判断し、発車可能な
状態になったことを判断する。なお、各ドア状態認識手
段14は、ドア閉完了信号14bの出力を、例えばオー
プンコレクタ型の出力とし、ドア開状態ではそのオープ
ンコレクタ型の出力をローレベルとし、ドア閉状態では
ハイレベルにする構成とすることで、各ドア状態認識手
段14のドア閉完了信号14bのワイヤードオアをとる
ことで、すべてのドアが閉められた状態を1本の信号線
で検出することができる。
【0029】図2は図1に示したドア開閉制御装置のド
ア開閉操作例ならびに開閉動作例を示すフローチャート
である。列車が駅に到着すると、乗客を乗降させるため
に車掌または運転士は開閉操作部13でドア開(開扉)
操作を行なう(ステップS1)。開閉操作部13からの
ドア開指令13aは、各ドアのドア制御部16へ供給さ
れる。ドア制御部16は、ドア開指令13aを受けて駆
動装置12へドア開信号16aを供給する。これによ
り、すべてのドア11は一斉に全開状態になり(ステッ
プS2)、乗客が乗降することができる(ステップS
3)。
【0030】車掌または運転士は、列車の出発の一定時
間前になったとき(ステップS4)、開閉操作部13に
よりドア閉操作を行なう(ステップS5)。列車ダイヤ
による自動運転を行なう場合には、車掌または運転士に
代わって列車が持つ時計を用いて電気的にドア閉操作を
行なったり、駅設備との通信手段を設けて進路制御装置
等の駅装置からの情報で電気的にドア閉操作を行なう方
法も可能である。
【0031】ドア制御部16は、開閉操作部13からの
ドア閉指令13bを受け取ると、ドア状態認識手段14
により制御対象であるドアが閉可能な状態になったこと
を検知して、駆動装置12へドア閉信号16bを出力す
る。ドア毎に対応して設けたドア状態認識手段14によ
ってドアが閉可能な状態になったことを検知して、ドア
を閉じるようにしているので、各ドアの状態に応じたド
ア閉制御が可能である。
【0032】ドア閉信号16bを出力し、駆動装置12
を介してドア11を閉じるようにした場合でも、ドア閉
動作中に欠け込み乗車等により、ドアの間(2枚ドアの
場合)またはドアと車体との間(1枚ドアの場合)に、
乗客の身体,衣類,所持品などが挟まって、ドア11が
完全に閉じない状態が起き得る。この場合には、ドア状
態認識手段14が、ドア閉支障によって発生した隙間の
量(長さ)を計測し、障害物がその隙間を自由に動くこ
とができる最小値を求め、その量だけドアを開くドア開
信号を駆動装置12へ出力する(ステップS7〜S1
0)。この処理により、ドアに挟まった障害物の除去が
容易になる。
【0033】ステップS7で、ドア状態認識手段14に
よってドアが完全に閉まった状態が検出されると、ドア
状態認識手段14はドア閉完了信号14bを発車可能判
断部15に出力する。ステップS12で発車可能判断部
15は、すべてのドア状態認識手段14からドア閉完了
信号14bが出力されたことを確認する。これが確認で
きると、列車は出発可能になる。
【0034】図3は画像処理によるドア状態認識手段を
駅プラットホーム上に設けるようにしたドア開閉制御装
置の構成図である。図3に示すドア開閉制御装置20
は、例えば車掌室に設けられた開閉操作部13と、例え
ば運転士室に設けられた発車可能判断部15と、各ドア
10毎に設けれらたドア制御部16ならびに駆動装置1
2と、駅ホームの上方の天井部分等に設置されたドア状
態認識手段14と、ドア状態認識手段14から送信され
る認識結果等を受信する受信部17とからなる。ドアの
駆動装置12,ドア制御部16ならびに受信部17は、
各ドア(乗降口)11に1組ずつ配置している。
【0035】図4はドア状態認識手段の構成例ならびに
ドア状態認識手段と列車の詳細な位置関係を示す説明図
である。ドア状態認識手段14は、1つの乗降口(ド
ア)全体を撮影できる撮像部21と、この撮像部21で
撮像した画像に基づいてドア状態と障害物を認識する処
理を行なうドア状態認識処理部22と、車両側に設けら
れた受信部17と通信を行なうための送信部23とから
構成している。
【0036】図4では車両側の受信部17を車両の上方
に設けた例を示したが、受信部17は車両の両側面にそ
れぞれ設けるようにしてもよい。また、受信部17は、
車両の側面と車両の天井面の角部に設けるようにしても
よい。送信部23は、ドア状態認識処理部22から供給
されるドア状態認識結果を光信号へ変換して送信するよ
うにしている。なお、送信部23は、赤外線,超音波,
電波等を利用してドア状態認識結果を送信するようにし
てもよい。
【0037】受信部17は、駅係員等が所持する小形操
作機18から送信されたドア開遠隔指令信号を受信する
と、受信したドア開遠隔指令信号をドア制御部16へ供
給する。ドア制御部16は、ドア開遠隔指令信号が供給
されると、ドア開信号16aを駆動装置12へ供給して
ドア11を開けるよう構成している。
【0038】図5は撮像部の撮像範囲ならびに撮像部が
捉えた障害物の一例を示す説明図である。撮像部21は
ドア周辺を図5に示すように撮影できるように設置して
いる。撮像された画像は、ドア状態認識処理部22へ伝
送される。ドア状態認識処理部22は、画像入力をデジ
タル化して以下の画像処理を行なう。
【0039】(1)ドア位置の検出 列車が駅に停車してドアが開くと、画像上の水平方向の
走査と垂直方向の走査によってドア開口部と車体ならび
にプラットホームとの境界線を検出する。以降の処理は
この境界線を使って画像処理を行なう。
【0040】(2)ドア閉めのタイミング決定 車体とプラットホームの境界線上を走査し、ドア開口部
の障害物の有無を判定して、その結果を送信部23を介
して常時送信する。これにより、車両側に設置した受信
部17を介してドア制御部16へドア開口部の障害物の
有無の判定結果が常時供給される。
【0041】(3)ドア開口部幅の計測 ドア最上部とドア最上部に臨む車体部分との境界線上を
走査して開口幅を計測し、送信部23,受信部17を介
して開口幅の計測結果を車両側のドア制御部16へ常時
供給する。ドアの最上部を走査しているので、乗降客が
開口幅計測の障害になることはない。
【0042】(4)ドア閉時の隙間幅の計測 ドア閉動作によって、開口幅が予め設定した基準値を下
回った場合には、ドア中央部を認識して、戸当り部分に
隙間があるか否かを判別する。その結果を送信部23,
受信部17を介して車両側のドア制御部16へ常時供給
する。
【0043】図3ならびに図4に示したようにドア状態
認識手段14を車両上ではなく例えば駅プラットホーム
の上部等に設置した場合、車両のドア部(乗降口)を正
確に撮像するためには、列車が所定の位置に停止する必
要がある(定点停止)。そこで、ドア状態認識手段14
の送信部23と車両上の受信部17との通信データに基
づいて車両の定点停止制御を行なわせることができる。
例えば、各ドア状態認識手段14の予め降順または昇順
等の個別番号を付与しておき、各ドア状態認識手段14
の送信部23はこの個別番号を常時送信するよう構成す
る。一方、列車側は、進行方向に向って最前の乗降口に
対応するドア状態認識手段14の番号を停車位置情報と
して記憶しておく。列車がホームに進入する際には、列
車の最前の乗降口に対応して設置された受信部17で受
信したドア状態認識手段14の個別番号に基づいて列車
の速度制御を行ない、所定位置で列車を停止させるよう
定定停止制御を行なう。
【0044】図6はドア制御部の動作を示すフローチャ
ートである。車両側のドア制御部16は、ドア状態認識
手段14から常時転送されてくる各種の情報(障害物の
有無,ドア閉めOK,ドア開口部幅の計測値,ドア閉時
の隙間幅の計測値)に基づいて、駆動装置12への指令
を決定する。
【0045】ドア制御部16は、開閉操作部13からド
ア閉指令13bが供給されると(ステップS21)、ド
ア状態認識手段14から供給される障害物の有無情報に
基づいて障害物の有無を判定し(ステップS22)、障
害物が存在しない場合はその障害物が存在しない状態の
継続時間を計時して、予め設定した一定時間に亘って障
害物が存在しないことを検出すると(ステップS2
3)、駆動装置12に対してドア閉信号16bを供給し
てドアを閉めさせる(ステップS24)。また、ドア制
御部16は、ステップS23で障害物が存在しない状態
が一定時間経過しないうちに、出発時刻の直前になった
場合は(ステップS25)、駆動装置12に対してドア
閉信号16bを供給してドアを閉めさせる(ステップS
24)。
【0046】ドア制御部16は、駆動装置12に対して
ドア閉信号16bを供給した以降は、ドア状態認識手段
14から供給されるドア開口部幅の計測値に基づいてド
ア閉時の間隔幅がゼロになったか否かを監視する(ステ
ップS26)。ドア制御部16は、ドアの間隔幅がゼロ
になったことを検出すると、ドア閉完了信号14bを出
力する。これにより、ドア閉制御が完了する。
【0047】ドア制御部16は、ステップS26でドア
の間隔幅がゼロにならない場合は、ステップS27でド
アの開口幅を認識し、ステップS28で駆動装置12に
対してドア開信号を出力して、開口部幅よりも例えば5
センチメートルだけ余分にドアを開かせる。そして、ド
ア制御部16は、ドアを適量の開口幅に開かせた状態を
一定時間保持した後に(ステップ29)、駆動装置12
へドア閉信号16bを供給してドアを閉じさせる(ステ
ップS30)。これにより、ドアに障害物等が挟まった
際に、挟まった際の開口幅よりも広くなるようドアを開
かせるので、ドアに挟まった障害物が脱出することがで
きる。なお、ステップS29でドアを適量の開口幅に開
かせた状態を一定時間保持するようにしたが、ドアを適
量の開口幅に開かせた後に直ちにドアを閉じるようにし
てもよい。
【0048】ドアに挟まった障害物が除去されると、ド
ア隙間幅はゼロになるので、ドア制御部16は、ドア隙
間幅がゼロになったことを検出して、ドア閉完了信号1
4bを出力する(ステップS26)。これにより、ドア
閉制御が完了する。
【0049】なお、ドア制御部16は、ステップS27
ならびにステップS28で、ドアに障害物が挟まった際
には、障害物が挟まった状態のドア開口部幅よりも少し
広くドアを開けるよう制御する例を示したが、ドア状態
認識手段14で障害物の幅を検出し、検出した障害物の
幅データをドア制御部16へ供給するよう構成し、さら
に、ドア制御部16は供給された障害物の幅データに基
づいて障害物が脱出できる程度(障害物の幅よりもドア
の開き幅が広くなるよう)に、ドアを一時開くようにし
てもよい。
【0050】このように、車掌室の開閉操作部13で車
掌がドア閉操作を行なった後は、ドア制御部16が車掌
に代わってドアを操作するが、ドア制御部16は開閉操
作部13からのドア開指令を優先する構成としている。
したがって、開閉操作部13でドア開操作を行なえば、
各ドアを開けることができる。よって、ドア制御部16
によるドア閉制御状態になっていても、非常時等には車
掌等の判断でドアを開けることができる。
【0051】さらに、小形操作機18を使用することに
より、ホーム上の駅係員がドア挟まりを生じているドア
を遠隔操作によって一時的に開けることができる。
【0052】図7は画像処理によるドア状態認識手段を
車両上に設けるようにしたドア開閉制御装置の構成図で
ある。図7に示すドア開閉制御装置30は、ドア状態認
識手段14を車両の乗降口(ドア)上方部に配置したも
のである。ドア状態認識手段14は、1つの乗降口(ド
ア)全体を撮影できる撮像部31と、この撮像部31で
撮像した画像に基づいてドア状態と障害物を認識する処
理を行なうドア状態認識処理部32とから構成してい
る。
【0053】ドア状態認識処理部32は、撮像部31で
撮像した乗降口周辺の画像をデジタル化して画像処理を
施し、画像処理を施して得た各種の情報(障害物の有
無,ドア閉めOK情報,ドア開口部幅の計測値,ドア閉
時の隙間幅の計測値)をドア制御部16へ供給するとと
もに、ドア閉時の隙間幅がゼロになったことに基づいて
ドア閉完了信号を発車可能判断部15へ供給する。ドア
制御部16,駆動装置12,開閉操作部13,発車可能
判断部15の構成は図1ならびに図3に示したものと同
じである。
【0054】図7に示したドア開閉制御装置30は、ド
ア状態認識手段14を車両側に設けているので、図3に
示したようにドア状態認識手段14と車両側との間の通
信手段(送信部,受信部)は不要である。図7に示した
ドア開閉制御装置30は、ドア状態認識手段14を車両
側に設けているので、列車が定点に停車する必要がな
く、列車がどの位置に停車しても乗降口の状態を監視
し、ドアの状態を認識することができる。
【0055】なお、図1,図3ならびに図7では、ドア
状態認識手段14でドア閉完了状態を検出し、ドア状態
認識手段14から発車可能判断部15へドア閉完了信号
14bを供給する構成を示したが、ドア制御部16側で
ドア状態認識手段14から供給されるドア閉時の隙間幅
に基づいてドア閉完了状態を検出し、ドア制御部16か
ら発車可能判断部15へドア閉完了信号14bを供給す
る構成としてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るドア
開閉制御装置は、ドア状態認識手段によってドアの開閉
状態を認識し、その認識結果に基づいてドアの開閉を制
御する構成としたので、例えば車掌室に設けらたドア開
閉操作部からドア閉指令が供給された際に、ドア状態認
識手段の認識結果がドア開口部に障害物があることを示
している場合は、障害物がない状態になった時点でドア
閉動作を行なわせることができる。また、ドア閉動作を
行なった後に、ドア状態認識手段からドア挟まりが生じ
ていることを示す認識結果が供給された場合は、そのド
アを再開閉させることができる。さらに、駅係員等が所
持する遠隔操作送信器等によってドア開を要求する遠隔
指令信号が送信された場合は、それを受信してドアを開
かせることができる。よって、乗客が乗降する際のドア
閉め支障を早期に解消することができ、ドア閉め支障に
伴う列車運行の遅延を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るドア開閉制御装置のブロック構
成図である。
【図2】図1に示したドア開閉制御装置のドア開閉操作
例ならびに開閉動作例を示すフローチャートである。
【図3】画像処理によるドア状態認識手段を駅プラット
ホーム上に設けるようにしたドア開閉制御装置の構成図
である。
【図4】ドア状態認識手段の構成例ならびにドア状態認
識手段と列車の詳細な位置関係を示す説明図である。
【図5】撮像部の撮像範囲ならびに撮像部が捉えた障害
物の一例を示す説明図である。
【図6】ドア制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】画像処理によるドア状態認識手段を車両上に設
けるようにしたドア開閉制御装置の構成図である。
【図8】従来の列車ドア開閉制御装置のブロック構成図
である。
【符号の説明】
10,20,30…ドア開閉制御装置、11…ドア、1
2…駆動装置、13…開閉操作部、14…ドア状態認識
手段、15…発車可能判断部、16…ドア制御部、17
…受信部、18…小形操作機、21,31…撮像部、2
2,32…ドア状態認識処理部、23…送信部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア開閉操作部を操作して複数のドアの
    開閉を制御するドア開閉制御装置において、 ドアを開閉駆動する駆動装置と、ドア毎に開閉状態を認
    識するドア状態認識手段と、前記ドア状態認識手段の認
    識結果に基づいて前記駆動装置の開閉動作を制御するド
    ア制御部とを前記複数のドアに対してそれぞれ設けたこ
    とを特徴とするドア開閉制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ドア状態認識手段は、ドアおよびそ
    の周辺を撮像する撮像部と、この撮像部で撮像された画
    像に基づいてドア開口部の障害物の有無ならびにドア挟
    まりの有無を認識するドア状態認識処理部を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のドア開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ドア制御部は、前記ドア開閉操作部
    からドア閉指令を受け、かつ、前記ドア状態認識手段か
    ら供給される認識結果がドア開口部に障害物がないこと
    を示している場合は、前記駆動装置に対してドア閉指令
    を供給することを特徴とする請求項1記載のドア開閉制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記ドア制御部は、前記駆動装置に対し
    て前記ドア閉指令を供給した後に、前記ドア状態認識手
    段からドア挟まりが生じていることを示す認識結果が供
    給された場合は、前記駆動装置に対してドア開指令を供
    給した後にドア閉指令を供給することを特徴とする請求
    項1記載のドア開閉制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ドア制御部は、ドア開を要求する遠
    隔指令信号を受信した場合は、前記駆動装置に対してド
    ア開指令を供給することを特徴とする請求項1記載のド
    ア開閉制御装置。
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