JPH08335296A - 火災感知器及び非火災感知器を含む装置 - Google Patents
火災感知器及び非火災感知器を含む装置Info
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- JPH08335296A JPH08335296A JP3226396A JP3226396A JPH08335296A JP H08335296 A JPH08335296 A JP H08335296A JP 3226396 A JP3226396 A JP 3226396A JP 3226396 A JP3226396 A JP 3226396A JP H08335296 A JPH08335296 A JP H08335296A
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- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B29/00—Checking or monitoring of signalling or alarm systems; Prevention or correction of operating errors, e.g. preventing unauthorised operation
- G08B29/18—Prevention or correction of operating errors
- G08B29/183—Single detectors using dual technologies
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潜在的又は実際の火災のような周囲状態と、
他の環境状態との両方を考慮した偽警報の少ない検知装
置を提供する。 【解決手段】 多感知器型の検知装置は、潜在的又は実
際の火災状態のような選択された周囲状態を検知する第
１感知器と、異なる環境状態を検知する第２感知器とを
備えている。第１感知器は、火災、ガス、温度、侵入等
を感知する。第２感知器は、湿度、汚染レベル、日時、
日光の有無、又は監視領域内の人間の存在等を感知す
る。第１感知器の出力は、第２感知器からの出力が存在
しない場合にのみイネーブルされる。これにより、偽警
報が最小とされる。
他の環境状態との両方を考慮した偽警報の少ない検知装
置を提供する。 【解決手段】 多感知器型の検知装置は、潜在的又は実
際の火災状態のような選択された周囲状態を検知する第
１感知器と、異なる環境状態を検知する第２感知器とを
備えている。第１感知器は、火災、ガス、温度、侵入等
を感知する。第２感知器は、湿度、汚染レベル、日時、
日光の有無、又は監視領域内の人間の存在等を感知す
る。第１感知器の出力は、第２感知器からの出力が存在
しない場合にのみイネーブルされる。これにより、偽警
報が最小とされる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲状態検知装置
に関する。より詳細には、本発明は、無用な警報を減少
するために付加的な感知器及び回路を備えた装置に関す
る。
に関する。より詳細には、本発明は、無用な警報を減少
するために付加的な感知器及び回路を備えた装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】火災検知システムは、商業ビルディング
において火災発生時に早期警報を与えるのに有用で且つ
価値があると認識されている。火災状態に応答しそして
それに関連した幾つかの又は全てのビルから潜在的に立
ち退かせるという観点で、火災状態を可能な限り早期に
検知することが好ましい。
において火災発生時に早期警報を与えるのに有用で且つ
価値があると認識されている。火災状態に応答しそして
それに関連した幾つかの又は全てのビルから潜在的に立
ち退かせるという観点で、火災状態を可能な限り早期に
検知することが好ましい。
【０００３】早期検知の必要性に併せて、もし可能であ
れば、偽警報又は無用な警報の存在を減少又は排除する
必要性もある。このような警報は、警報システムが設置
されたビルに電気的又は他の形式の環境ノイズが存在す
ることによるものである。
れば、偽警報又は無用な警報の存在を減少又は排除する
必要性もある。このような警報は、警報システムが設置
されたビルに電気的又は他の形式の環境ノイズが存在す
ることによるものである。
【０００４】潜在的な火災状態を検知するだけでなく、
非火災の環境状態も検知する検知器が知られている。こ
のような既知の検知器は、検知される環境状態の有無に
応答して警報スレッシュホールドを調整する。
非火災の環境状態も検知する検知器が知られている。こ
のような既知の検知器は、検知される環境状態の有無に
応答して警報スレッシュホールドを調整する。
【０００５】問題とする環境状態は、監視下の領域にお
ける人間の存在又は不存在、監視下の領域における機械
の状態、及び日時を含む。問題とする他の状態は、周囲
雰囲気中の湿度及び汚染レベルを含む。
ける人間の存在又は不存在、監視下の領域における機械
の状態、及び日時を含む。問題とする他の状態は、周囲
雰囲気中の湿度及び汚染レベルを含む。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、潜在的又は実
際の火災のような周囲状態と他の環境状態との両方を考
慮する多感知器型の検知装置が要望され続けている。こ
のような装置は、既知の装置に匹敵するコストで製造で
きるのが好ましい。
際の火災のような周囲状態と他の環境状態との両方を考
慮する多感知器型の検知装置が要望され続けている。こ
のような装置は、既知の装置に匹敵するコストで製造で
きるのが好ましい。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による多感知器型
の検知装置は、潜在的又は実際の火災状態のような選択
された周囲状態の存在を検知するための第１感知器と、
異なる環境状態を検知するための第２感知器とを備えて
いる。火災又はガス状態を表す第１検知器からの出力
は、第２の環境感知器からの出力が存在しない場合にの
みイネーブルされる。これにより、偽警報を最小にする
重要な利点が達成される。
の検知装置は、潜在的又は実際の火災状態のような選択
された周囲状態の存在を検知するための第１感知器と、
異なる環境状態を検知するための第２感知器とを備えて
いる。火災又はガス状態を表す第１検知器からの出力
は、第２の環境感知器からの出力が存在しない場合にの
みイネーブルされる。これにより、偽警報を最小にする
重要な利点が達成される。
【０００８】第１の形式の代表的な感知器は、火災、ガ
ス、温度又は侵入感知器等を含む。第２の形式の代表的
な感知器は、湿度、周囲汚染レベル、日時、日光の有
無、或いは監視領域内の個人の存在又は不存在を含む。
ス、温度又は侵入感知器等を含む。第２の形式の代表的
な感知器は、湿度、周囲汚染レベル、日時、日光の有
無、或いは監視領域内の個人の存在又は不存在を含む。
【０００９】本発明の１つの特徴において、２つの感知
器の出力は、「アンド」機能を実行する回路によって接
続される。この例では、選択された環境状態が存在する
場合に、ガス、火災、温度等を表す周囲状態感知器から
の出力が、少なくとも所定の時間中禁止される。環境感
知器からの出力が存在しない場合に、周囲状態感知器
は、感知したガス、温度又は火災状態を表す指示を発生
する。
器の出力は、「アンド」機能を実行する回路によって接
続される。この例では、選択された環境状態が存在する
場合に、ガス、火災、温度等を表す周囲状態感知器から
の出力が、少なくとも所定の時間中禁止される。環境感
知器からの出力が存在しない場合に、周囲状態感知器
は、感知したガス、温度又は火災状態を表す指示を発生
する。
【００１０】本発明の更に別の特徴において、検知装置
は、２つの感知器からの出力を処理するための制御素子
を含むことができる。本発明の更に別の特徴において、
上記出力をリモートコントロール火災パネルへ送信して
処理することができる。感知器は、同じハウジングに一
緒に配置することもできるし、異なるハウジングにおい
て離間させることもできる。
は、２つの感知器からの出力を処理するための制御素子
を含むことができる。本発明の更に別の特徴において、
上記出力をリモートコントロール火災パネルへ送信して
処理することができる。感知器は、同じハウジングに一
緒に配置することもできるし、異なるハウジングにおい
て離間させることもできる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明のこれら及び他の特徴は、
添付図面を参照して以下に詳細に説明する。本発明は、
種々の構造及び方法で実施できるが、特定の実施形態を
図示して以下に詳細に説明する。本発明の開示は、本発
明の原理を例示するものであり、本発明をここに示す特
定の実施形態に限定するものではないことを理解された
い。
添付図面を参照して以下に詳細に説明する。本発明は、
種々の構造及び方法で実施できるが、特定の実施形態を
図示して以下に詳細に説明する。本発明の開示は、本発
明の原理を例示するものであり、本発明をここに示す特
定の実施形態に限定するものではないことを理解された
い。
【００１２】図１は、監視即ちモニタシステム１０を示
している。このシステム１０は、建物の中央制御オフィ
スに配置することのできるコントロールユニット１２を
備えている。このコントロールユニット１２は、プログ
ラム式マイクロプロセッサとして実施できるコントロー
ルプロセッサ１４を備えている。
している。このシステム１０は、建物の中央制御オフィ
スに配置することのできるコントロールユニット１２を
備えている。このコントロールユニット１２は、プログ
ラム式マイクロプロセッサとして実施できるコントロー
ルプロセッサ１４を備えている。
【００１３】プロセッサ１４は、両方向性通信リンクを
経て入力／出力回路１６へ接続される。この回路１６
は、次いで、共通の両方向性通信リンク２０に接続され
る。
経て入力／出力回路１６へ接続される。この回路１６
は、次いで、共通の両方向性通信リンク２０に接続され
る。
【００１４】複数の検知装置２２がリンク２０に接続さ
れて、コントロール要素１２と両方向通信する。
れて、コントロール要素１２と両方向通信する。
【００１５】一連の複数の検知装置２２（２２ａ・・・
２２ｎ）の各々は、温度、ガス、火災又は侵入感知器の
ような周囲状態感知器と、第２の異なる周囲検知の感知
器とを備えている。例えば、周囲検知の感知器は、湿
度、汚染レベル、日時、監視下の領域における個人の存
在又は不存在、或いは日光の有無を個別に検出すること
ができる。
２２ｎ）の各々は、温度、ガス、火災又は侵入感知器の
ような周囲状態感知器と、第２の異なる周囲検知の感知
器とを備えている。例えば、周囲検知の感知器は、湿
度、汚染レベル、日時、監視下の領域における個人の存
在又は不存在、或いは日光の有無を個別に検出すること
ができる。
【００１６】図２は、システム１０に使用できる検知装
置２２ｎの１つの実施形態を示すブロック図である。装
置２２ｎは、３０で示すハウジングを備えている。
置２２ｎの１つの実施形態を示すブロック図である。装
置２２ｎは、３０で示すハウジングを備えている。
【００１７】ハウジング３０は、周囲状態検知器３２を
支持する。この検知器３２は、ガス濃度検知器、温度検
知器、煙検知器、侵入検知器、又は他の形式の当該検知
器を含む。
支持する。この検知器３２は、ガス濃度検知器、温度検
知器、煙検知器、侵入検知器、又は他の形式の当該検知
器を含む。
【００１８】又、ハウジング３０は、環境状態検知器３
４も支持する。この検知器３４は、検知器３２とは異な
るもので、火災感知器と同様に機能するようには意図さ
れていない。検知器３４は、例えば、湿度検知器、汚染
レベル検知器、入射光線検知器等を含む。
４も支持する。この検知器３４は、検知器３２とは異な
るもので、火災感知器と同様に機能するようには意図さ
れていない。検知器３４は、例えば、湿度検知器、汚染
レベル検知器、入射光線検知器等を含む。
【００１９】周囲状態検知器から出力ライン３２ａを経
て送られる検知された周囲状態の存在の指示は、環境状
態検知器のライン３４ａの出力に応答して、作用又は変
更され、例えば、遅延される。この変化又は変更は、ロ
ーカル処理回路３６を使用することにより実行できる。
て送られる検知された周囲状態の存在の指示は、環境状
態検知器のライン３４ａの出力に応答して、作用又は変
更され、例えば、遅延される。この変化又は変更は、ロ
ーカル処理回路３６を使用することにより実行できる。
【００２０】或いは又、２つの感知器の出力は、リンク
２０を経てコントロールユニット１２へ送信することも
できる。これら出力は、次いで、ユニット１２において
処理することができる。感知器３２、３４を同じハウジ
ングに支持する必要はない。
２０を経てコントロールユニット１２へ送信することも
できる。これら出力は、次いで、ユニット１２において
処理することができる。感知器３２、３４を同じハウジ
ングに支持する必要はない。
【００２１】回路３６は、例えば、ライン３４ａに出力
が存在しない場合だけ、感知された周囲状態を表す出力
をライン３８に遅延なく発生する「アンド」機能を実行
することができる。或いは又、処理回路３６は、環境状
態検知器３４からの出力３４ａの存在に応答して、ライ
ン３８ａを経て、所定の時間中検知器３２の動作を禁止
することができる。周囲状態検知器３４からの出力を変
更又は遅延する他の変形態様も、本発明の精神及び範囲
内に入ることを理解されたい。
が存在しない場合だけ、感知された周囲状態を表す出力
をライン３８に遅延なく発生する「アンド」機能を実行
することができる。或いは又、処理回路３６は、環境状
態検知器３４からの出力３４ａの存在に応答して、ライ
ン３８ａを経て、所定の時間中検知器３２の動作を禁止
することができる。周囲状態検知器３４からの出力を変
更又は遅延する他の変形態様も、本発明の精神及び範囲
内に入ることを理解されたい。
【００２２】本発明の１つの特徴において、ライン３８
の出力は、コントロール／インターフェイス回路４０に
よって処理され、該回路は、通信リンク２０に対する両
方向性リンクを形成する。この電子回路４０は、例え
ば、アドレス検出回路と、コントロールユニット１２へ
データを送るか又はそこから命令やデータを受け取るた
めのコマンド検出・デコード回路とを含むことができ
る。
の出力は、コントロール／インターフェイス回路４０に
よって処理され、該回路は、通信リンク２０に対する両
方向性リンクを形成する。この電子回路４０は、例え
ば、アドレス検出回路と、コントロールユニット１２へ
データを送るか又はそこから命令やデータを受け取るた
めのコマンド検出・デコード回路とを含むことができ
る。
【００２３】従って、図２の装置２２ｎの構造によれ
ば、コントロール／インターフェイス回路４０は、検知
器３２で感知された選択された周囲状態の存在と、検知
器３４で感知された選択された環境状態の不存在とを表
す指示をライン３８を経て送信する。
ば、コントロール／インターフェイス回路４０は、検知
器３２で感知された選択された周囲状態の存在と、検知
器３４で感知された選択された環境状態の不存在とを表
す指示をライン３８を経て送信する。
【００２４】或いは又、図２に仮想線で示されたよう
に、周囲状態検知器３２及び環境状態検知器３４からの
出力は、ライン４２ａ及び４２ｂを経てコントロール／
インターフェイス電子回路４０に直接接続することがで
きる。この例では、周囲状態検知器３２及び環境状態検
知器３４から受け取る指示は、通信リンク２０を経てコ
ントロール要素１２へ送信し、そしてそこで処理要素１
４によって処理することができる。
に、周囲状態検知器３２及び環境状態検知器３４からの
出力は、ライン４２ａ及び４２ｂを経てコントロール／
インターフェイス電子回路４０に直接接続することがで
きる。この例では、周囲状態検知器３２及び環境状態検
知器３４から受け取る指示は、通信リンク２０を経てコ
ントロール要素１２へ送信し、そしてそこで処理要素１
４によって処理することができる。
【００２５】処理は、環境状態検知器３４からの出力の
存在する時間中に周囲状態検知器３２からの出力を抑制
するという形態で行うことができる。環境状態検知器３
４のレベルにより決定される遅延を周囲状態検知器の応
答にもたせるような別の形態の処理も、本発明の精神及
び範囲から逸脱せずに行い得る。又、多数の周囲状態及
び／又は多数の環境状態感知器／検知器を遅延時間の決
定に使用することもできる。更に、環境状態感知器（１
つ又は複数）の変化率を用いて遅延時間を決定してもよ
い。
存在する時間中に周囲状態検知器３２からの出力を抑制
するという形態で行うことができる。環境状態検知器３
４のレベルにより決定される遅延を周囲状態検知器の応
答にもたせるような別の形態の処理も、本発明の精神及
び範囲から逸脱せずに行い得る。又、多数の周囲状態及
び／又は多数の環境状態感知器／検知器を遅延時間の決
定に使用することもできる。更に、環境状態感知器（１
つ又は複数）の変化率を用いて遅延時間を決定してもよ
い。
【００２６】図３は、装置２２ｎの特定の形態を示して
いる。図３の装置５０は、従来形式の光電式煙検知器５
２を備えている。このようなユニットは、通常、レーザ
又は発光ダイオードのような放射エネルギー源を支持す
るハウジングを備えている。又、放射エネルギー源は、
ハウジング内に支持される。チャンバ内の粒状物体の密
度が増加すると、反射光線のレベルが増加する。従っ
て、放射エネルギー源は火災発生を表す電気的出力又は
指示を与える。
いる。図３の装置５０は、従来形式の光電式煙検知器５
２を備えている。このようなユニットは、通常、レーザ
又は発光ダイオードのような放射エネルギー源を支持す
るハウジングを備えている。又、放射エネルギー源は、
ハウジング内に支持される。チャンバ内の粒状物体の密
度が増加すると、反射光線のレベルが増加する。従っ
て、放射エネルギー源は火災発生を表す電気的出力又は
指示を与える。
【００２７】光電式検知器は、敏感であることが知られ
ており、高い湿度が存在すると偽警報を発生する。又、
装置５０は、湿度検知器５４も備えている。光検知器５
２の構造も、湿度検知器５４の構造も、本発明を限定す
るものではないことを理解されたい。
ており、高い湿度が存在すると偽警報を発生する。又、
装置５０は、湿度検知器５４も備えている。光検知器５
２の構造も、湿度検知器５４の構造も、本発明を限定す
るものではないことを理解されたい。
【００２８】図３の実施形態５０によれば、所定レベル
より高い湿度がある場合には、湿度検知器５４の出力ラ
イン５４ａが接地点に対して低いインピーダンスを示
す。光検知器からライン５２ａに送られる出力、即ち火
災の発生又は実際のか火災状態を表す所定レベルの燃焼
生成物の存在の指示が電子回路４０において所定の時間
中禁止される。所定レベルの湿度が存在しない場合に
は、ライン５４ａの出力が高いインピーダンスを示す。
より高い湿度がある場合には、湿度検知器５４の出力ラ
イン５４ａが接地点に対して低いインピーダンスを示
す。光検知器からライン５２ａに送られる出力、即ち火
災の発生又は実際のか火災状態を表す所定レベルの燃焼
生成物の存在の指示が電子回路４０において所定の時間
中禁止される。所定レベルの湿度が存在しない場合に
は、ライン５４ａの出力が高いインピーダンスを示す。
【００２９】所定レベルの湿度が存在しない場合には、
光検知器５２により感知された火災の発生又は実際の火
災状態を表すライン５２ａの指示がコントロール／イン
ターフェイス電子回路４０に送られ、コントロールユニ
ット１２へ通信される。所定レベルの湿度が存在する場
合には、検知器５４が低いインピーダンスを示す。湿度
が低下すると、湿度検知器５４は、再び高インピーダン
ス状態を示す。
光検知器５２により感知された火災の発生又は実際の火
災状態を表すライン５２ａの指示がコントロール／イン
ターフェイス電子回路４０に送られ、コントロールユニ
ット１２へ通信される。所定レベルの湿度が存在する場
合には、検知器５４が低いインピーダンスを示す。湿度
が低下すると、湿度検知器５４は、再び高インピーダン
ス状態を示す。
【００３０】図４は、本発明の好ましい形態を示すもの
で、例えば、フィリップス、ビサラ又はパンメトリック
スから市販されている湿度センサである湿度感知器５４
を使用することができ、そして温度感知器６０は、コン
トロール回路４０により監視される。コントロール回路
４０は、湿度感知器５４の出力の変化率を決定する。
又、コントロール回路４０は、温度感知器６０の出力の
変化率も決定する。
で、例えば、フィリップス、ビサラ又はパンメトリック
スから市販されている湿度センサである湿度感知器５４
を使用することができ、そして温度感知器６０は、コン
トロール回路４０により監視される。コントロール回路
４０は、湿度感知器５４の出力の変化率を決定する。
又、コントロール回路４０は、温度感知器６０の出力の
変化率も決定する。
【００３１】湿度感知器５４及び温度感知器６０の両方
の変化率が各々所定値を越えた場合には、コントロール
回路４０は、ライン４０ａに警報信号を出力する前に処
理のために煙感知器５２からの警報応答を遅延する。湿
度感知器５４の変化率が所定値よりも高くそして温度感
知器６０の変化率が所定値よりも高い場合には、凝縮が
生じており、コントロール回路４０は、発生する警報を
一時的に遅延させる。というのは、警報が凝縮によるも
のであって、煙によるものではない見込みが高いからで
ある。
の変化率が各々所定値を越えた場合には、コントロール
回路４０は、ライン４０ａに警報信号を出力する前に処
理のために煙感知器５２からの警報応答を遅延する。湿
度感知器５４の変化率が所定値よりも高くそして温度感
知器６０の変化率が所定値よりも高い場合には、凝縮が
生じており、コントロール回路４０は、発生する警報を
一時的に遅延させる。というのは、警報が凝縮によるも
のであって、煙によるものではない見込みが高いからで
ある。
【００３２】この遅延は、凝縮が存在すると決定される
時間に制限される。コントロール回路４０は、湿度感知
器５４、温度感知器６０、煙感知器５２及び経過時間を
監視し、いつ遅延を除去すべきか決定する。
時間に制限される。コントロール回路４０は、湿度感知
器５４、温度感知器６０、煙感知器５２及び経過時間を
監視し、いつ遅延を除去すべきか決定する。
【００３３】煙検知器が所定の時間内に警報を停止し、
正常状態に復帰する場合には、遅延がゼロにセットされ
る。湿度感知器の変化率及び温度感知器の変化の両方が
ゼロに減少するか又は負に達する場合には、遅延が更に
６０秒に制限され、その間に煙検知器が正常に復帰しな
ければならない。
正常状態に復帰する場合には、遅延がゼロにセットされ
る。湿度感知器の変化率及び温度感知器の変化の両方が
ゼロに減少するか又は負に達する場合には、遅延が更に
６０秒に制限され、その間に煙検知器が正常に復帰しな
ければならない。
【００３４】この構造の効果は、偽警報が防止されるこ
とである。その結果、火災検知システムは、より確実に
動作する。検知器において遅延が作用されたことを指示
する信号がコントロール回路４０からコントロールユニ
ット１２へ送られる。しかしながら、凝縮中の許容温度
限界は１３５°Ｆ未満である。温度感知器が１３５°Ｆ
より高い温度を測定する場合には、遅延が煙検知器での
警報から除去される。というのは、凝縮に一致する火災
の確率が高くなるからである。
とである。その結果、火災検知システムは、より確実に
動作する。検知器において遅延が作用されたことを指示
する信号がコントロール回路４０からコントロールユニ
ット１２へ送られる。しかしながら、凝縮中の許容温度
限界は１３５°Ｆ未満である。温度感知器が１３５°Ｆ
より高い温度を測定する場合には、遅延が煙検知器での
警報から除去される。というのは、凝縮に一致する火災
の確率が高くなるからである。
【００３５】図５は、時間の関数としてプロットした図
４の回路の機能を示す複数のグラフである。光感知器５
２の出力は、時間の関数としてグラフ（ａ）にプロット
されている。同様に、湿度感知器５４及び温度感知器６
０の出力は、グラフ（ｂ）及び（ｄ）として各々プロッ
トされている。
４の回路の機能を示す複数のグラフである。光感知器５
２の出力は、時間の関数としてグラフ（ａ）にプロット
されている。同様に、湿度感知器５４及び温度感知器６
０の出力は、グラフ（ｂ）及び（ｄ）として各々プロッ
トされている。
【００３６】グラフ（ｃ）としてプロットされた湿度の
変化は、湿度が所定最小レベルより上昇しそして温度が
所定範囲内にあると仮定すると、遅延周期は、グラフ
（ｆ）に示すようにスタートされることを示している。
図５に示された遅延周期は、６０秒程度である。図示さ
れたように、潜在的な偽警報周期６４は、６０秒の遅延
周期内に入る。この指示は禁止され、偽警報の発生が回
避される。
変化は、湿度が所定最小レベルより上昇しそして温度が
所定範囲内にあると仮定すると、遅延周期は、グラフ
（ｆ）に示すようにスタートされることを示している。
図５に示された遅延周期は、６０秒程度である。図示さ
れたように、潜在的な偽警報周期６４は、６０秒の遅延
周期内に入る。この指示は禁止され、偽警報の発生が回
避される。
【００３７】本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、種
々の形態の湿度検知器を使用できることが理解されよ
う。或いは又、図３に示す出力ライン５４ａは、放射エ
ネルギー源又は検知器５２のセンサに接続できることも
理解されたい。湿度が存在する場合には、１つ又は他の
応答がディスエイブル又は遅延され、ライン５２ａにお
ける火災を表す指示の発生を阻止する。
々の形態の湿度検知器を使用できることが理解されよ
う。或いは又、図３に示す出力ライン５４ａは、放射エ
ネルギー源又は検知器５２のセンサに接続できることも
理解されたい。湿度が存在する場合には、１つ又は他の
応答がディスエイブル又は遅延され、ライン５２ａにお
ける火災を表す指示の発生を阻止する。
【００３８】本発明によれば、一度に２つ以上の非煙検
知器を使用できることが理解されよう。複数の非煙検知
器からの出力は、本発明により、火災感知器からの１つ
以上の出力と結合することができる。
知器を使用できることが理解されよう。複数の非煙検知
器からの出力は、本発明により、火災感知器からの１つ
以上の出力と結合することができる。
【００３９】更に、本発明によれば、上記のように非火
災感知器からの信号の変化率を考慮することができる。
非火災感知器は、火災感知器のように同じハウジングに
設けられる必要はない。非火災感知器は、互いに離間し
て及び火災感知器から離間して配置することができる。
従って、全ての出力は、コントロールユニット１２にお
いて結合することができる。ひいては、非火災感知器
は、種々の異なる火災感知器の間に所望の通りに組合せ
且つ割り当てることができる。
災感知器からの信号の変化率を考慮することができる。
非火災感知器は、火災感知器のように同じハウジングに
設けられる必要はない。非火災感知器は、互いに離間し
て及び火災感知器から離間して配置することができる。
従って、全ての出力は、コントロールユニット１２にお
いて結合することができる。ひいては、非火災感知器
は、種々の異なる火災感知器の間に所望の通りに組合せ
且つ割り当てることができる。
【００４０】更に、遅延時間の程度は、非火災感知器か
らの信号に応答して確立し決定することができる。或い
は又、この遅延時間は、非火災感知器からの信号の変化
率に応答して決定することもできる。
らの信号に応答して確立し決定することができる。或い
は又、この遅延時間は、非火災感知器からの信号の変化
率に応答して決定することもできる。
【００４１】以上の説明から、本発明の精神及び範囲か
ら逸脱せずに多数の変更や修正がなされ得ることが明ら
かであろう。本発明は、ここに開示した特定の装置に何
ら限定されるものではないことを理解されたい。もちろ
ん、これらの全ての変更は、本発明の特許請求の範囲内
に包含されるものとする。
ら逸脱せずに多数の変更や修正がなされ得ることが明ら
かであろう。本発明は、ここに開示した特定の装置に何
ら限定されるものではないことを理解されたい。もちろ
ん、これらの全ての変更は、本発明の特許請求の範囲内
に包含されるものとする。
【図１】本発明によるシステムの全体的なブロック図で
ある。
ある。
【図２】本発明の１つの特徴による検知装置のブロック
図である。
図である。
【図３】別の形態の検知装置のブロック図である。
【図４】本発明による検知装置を示す図である。
【図５】本発明の種々の特徴を示す一連のグラフであ
る。
る。
１０ 監視システム １２ コントロールユニット １４ コントロールプロセッサ １６ 入力／出力回路 ２０ 通信リンク ２２ 検知装置 ３０ ハウジング ３２ 周囲状態検知器 ３４ 環境状態検知器 ３６ ローカル処理回路 ４０ コントロール／インターフェイス回路 ５２ 光電式煙検知器 ５４ 湿度検知器 ６０ 温度検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０８Ｂ 17/103 Ｇ０８Ｂ 25/00 ５１０Ａ 25/00 ５１０ 9406−2Ｇ Ｇ０１Ｖ 9/04 Ｊ
Claims (10)
- 【請求項１】 周囲状態を検知する装置において、 感知された周囲状態を表す指示を発生するための周囲状
態検知器と、 少なくとも１つの異なる状態を検知しそしてそれを表す
電気信号を発生するための感知器と、 上記電気信号と上記指示を結合しそしてそれに応答して
上記指示を修正するための回路とを備えたことを特徴と
する装置。 - 【請求項２】 上記周囲状態検知器は、光電式煙感知器
を含む請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 上記感知器は、水分検知器を含む請求項
１に記載の装置。 - 【請求項４】 上記結合する回路は、上記指示と上記電
気信号との間の「アンド」機能を実行する請求項１に記
載の装置。 - 【請求項５】 上記結合する回路は、上記検知器及び上
記感知器に接続された処理ユニットを含む請求項１に記
載の装置。 - 【請求項６】 上記感知器は、ガス感知器を含む請求項
１に記載の装置。 - 【請求項７】 上記修正する回路は、上記電気信号に応
答して上記周囲状態検知器からの上記指示を遅延するた
めのインターバルを確立する請求項１に記載の装置。 - 【請求項８】 上記修正する回路は、上記電気信号の変
化率に応答して上記周囲状態検知器からの上記指示の発
生を禁止する時間を確立する請求項１に記載の装置。 - 【請求項９】 請求項１に記載の装置を用いて所定の周
囲状態の存在を指示する方法において、 周囲状態の存在を検知し、 別の異なる状態の存在を検知し、そしてその検知された
周囲状態を表す指示を上記異なる状態の不存在の際にの
み与えることを特徴とする方法。 - 【請求項１０】 上記異なる状態の存在は、上記指示が
与えられるときに遅延される請求項９に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US08/391208 | 1995-02-21 | ||
| US08/391,208 US5659292A (en) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | Apparatus including a fire sensor and a non-fire sensor |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08335296A true JPH08335296A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=23545717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3226396A Pending JPH08335296A (ja) | 1995-02-21 | 1996-02-20 | 火災感知器及び非火災感知器を含む装置 |
Country Status (4)
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|---|---|
| US (1) | US5659292A (ja) |
| EP (1) | EP0729123A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08335296A (ja) |
| CN (1) | CN1129833A (ja) |
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1996
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Also Published As
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| CN1129833A (zh) | 1996-08-28 |
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