JPS635496A - 集合住宅管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、アパート、マンション等の集合住宅において
好適に使用される集合住宅管理システムの改良に関する
。

〔背景技術〕

近時、マンション等の集合住宅においては、各住戸の住
居者が快適で、安全かつ便利な住環境を維持できるよう
にするため、多重伝送を利用した集合住宅管理システム
が使用されている。

この集合住宅管理システムは、第４図に示したような構
成となっており、主装置として管理人室又は監視センタ
ーなどに設置される親機１、この主装置に対する端末機
器として共同玄関などに設置される共同玄関機３、各住
戸毎に設置される住戸８！１２を設けており、これらを
多重信号線ｌで接続して、相互の通話や、共同玄関など
のドアの施錠や解錠を制御するとともに、各住戸におけ
る火災やガス漏れ、その他の防犯センサからの信号を親
機側で監視するセキュリティ機能を備えたものである。

このため親機は、多重伝送方式により送受信される多重
信号のデータ処理をするためＣＰＵを備えており、監視
の基本情報は、親機に設けた表示部に表示されるように
されている。

ところで、このような管理システムにおいては第５図に
示すように、各住戸８！ｔ２は複数のセンサ４と接続さ
れており、各センサ４の各々にはセンサ４の動作時に異
常信号（動作信号）を取り出すための異常検出回路３を
設けており、例えば、ガス漏れセンサＧなどにあっては
、センサの非動作時は６ｖの電圧を出力し、動作時には
１２Ｖの電圧を出力する構成となっている。なお、５は
親機１と各住戸機２との通話を行う時に作動する通話制
御回路であり、住戸６２の０ＵＴＩ端子より通話制御の
信号ｒＨＪレベルが出力された時にトランジスタＴＲＩ
をＯＮにし、リレー駆動し、その接点ｒ１を閉じて通話
ラインを閉じるものである。

したがって、このようなシステムにおいては、センサ４
が正常に動作するものであっても、異常検出回路３に故
障がある時には、センサ４が動作しても異常信号を検知
することができず、管理システムを無効にしてゆゆしき
事態を生じてしまうという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、畝上の問題点を解決するため提案されるもの
で、各センサに設けた異常検出回路をセルフチエツクす
る機能を設けて、集合住宅管理システムの信頼性を向上
しようとするものである。

〔発明の構成］ 上記目的を達成するため提案される本発明システムは、
各住戸機には、この住戸機に設けられた各センサ毎に付
設された異常検出回路を試験的に作動させる試験回路を
備え、この試験回路には親機より一定周期毎に試験信号
を送出した時に、異常検出回路より送出される返信信号
を判別して、異常検出回路の故障の有無を検出できるよ
うにしたものである。

実施例 以下に、添付図とともに本発明システムの実施例を説明
する。

第１図は、本発明システムの要部構成を示したものであ
り、１はａ機、２は住戸機を示している。

親機１と住戸機２は多重信号線ｌで接続され、親機１内
に設けたｃｐｕにより制御信号の送出と、各住戸機２か
らの返信信号を情報処理して、各住戸機２と親機１間の
通話制御、各住戸４！１２に設けたセンサ４などの監視
を行うものである。

このような多重信号処理を行うため、親機１の基本的な
ハード構成は第２図に示すようになっている。すなわち
、１１８１は電源ラインに電源を供給するために電源部
１０．ＣＰＵＩ　１により制御される音声制御部１２、
電気錠制御部１３、各住戸機２などに設けた各センサ４
からの異常信号の受信処理を行うセキュリティ制御部１
４、多重信号を送受するための信号多重伝送部１５を備
え、データ処理された管理情報は表示部１６に表示され
るように構成されている。

また、各住戸機２は、第１図に示したように、各センサ
４毎に設けた異常検出回路３の各々に試験回路５を設け
ており、ポーリング方式により第３図ｔａｒに示したよ
うな信号が親機１より各住戸機２に送出されると、アド
レスコードの一致した住戸機２は、送出されて来た制御
データを受取り、０ＵＴＩ、０ＵＴ２より制御信号を出
力する０例えば試験モード時には、セルフチエツクのた
め○ＵＴ２の制御データのビットを「１」に規定するな
どされ、このデータをアドレスの一致した住戸機２が受
取ると、住戸機２の０ＵＴ２からは「Ｈ」レベルの信号
が出力されるので試験回路５のトランジスタＴＲ２をＯ
Ｎさせ、リレーＲ２を駆動し、その接点ｒ２が閉じられ
る。接点ｒ２が閉しられると、異常検出回路３にはバッ
テリーＥによりダイオードＤｉを介してガスセンサＧの
動作時の電圧（例えば１２■）が印加されるようにして
いる。従って、このような試験モードを行った時に、異
常検出回路３が正常であればＩＮＩの端子よりそれに応
じた信号が住戸機２に人力されるので、親Ｊａ１ではこ
の信号により異常検出回路３に故障ないことが分かる。

第３図Ｑ）ｌはこの場合に受信８ｇ２より伝送されて来
る返（３信号の例を示している。

また、このような方法で、！１１６１より各受信Ｒ２に
試験信号を送出した場合に、各住戸機の多重伝送制御部
などに故障があったり、あるいは信号線に断線を生じた
場合には返信信号が正常時とは異なることから、異常が
検出できる。勿論このような時には、親機では試験モー
ドを行っていることが予め分かっているので、異常信号
を表示部に表示するなどの誤動作を生じるおそれのない
ことはいうまでもない。

以上は、ガス漏れセンサＧについて説明したが、煙怒知
器や非常Ｓ口、風呂センサなどについても同様である。

なお、５は通話制御回路であり、第４図に示したものと
同様であるので、その説明は省略する。

〔発明の効果〕

親機より定期的に送出される試験信号により住戸機側の
故障の有無を自動的にチエツクすることができるためシ
ステム全体の信顧性が向上し、安全性が増す、また、単
なる伝送確認だけではなく、実動作に近いチエツクがで
きるため、住戸機側をより確実にかつ広範囲にチエツク
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明システムの一実施構成図、第２図は本発
明システムにおいて使用される親機の基本的なハード構
成図、第３図は試験モード時の制御信号と返信信号の別
図、第４図は従来システムの概略構成を示す系統図、第
５図は従来システムにおける親機と住戸機の構成例であ
る。 （符号の説明） ｌ・・・親機 ２・・・住戸機 ３・・・異常検出回路 ４・・・センサ ５・・・試験回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管理人室などに設置される親機と、共同玄関などに設置
   される共同玄関機と、各住戸に設置される住戸機を、多
   重信号線により接続して通話制御、電気錠制御、セキュ
   リティ監視制御などを行うようにされた集合住宅管理シ
   ステムにおいて、上記各住戸機は、この住戸機に設けら
   れた各センサに付設された異常検出回路を作動させる試
   験回路を備えており、上記親機より上記試験回路に一定
   周期毎に試験信号を送出した時に、異常検出回路より送
   出される返信信号を判別して、異常検出回路の異常の有
   無を判断するように構成したことを特徴とする集合住宅
   管理システム。