JP2656055B2 - カッター及び排出ローラ駆動装置 - Google Patents

カッター及び排出ローラ駆動装置

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JP2656055B2
JP2656055B2 JP63045226A JP4522688A JP2656055B2 JP 2656055 B2 JP2656055 B2 JP 2656055B2 JP 63045226 A JP63045226 A JP 63045226A JP 4522688 A JP4522688 A JP 4522688A JP 2656055 B2 JP2656055 B2 JP 2656055B2
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英男 人見
隆行 長岡
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Panasonic Holdings Corp
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SHISUTEMUZU INTERIJENSU PURODAKUTSU KK
Matsushita Electronics Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録紙としてロール紙を使用したプリン
タ、ファクシミリ等において、用紙を切断するカッター
及び用紙排出用の排出ローラを駆動するためのカッター
及び排出ローラ駆動装置に関する。
従来の技術 従来、ロール紙を使用したファクシミリとして、第4
図に示すように、ロール紙1から引き出した記録紙2
を、プラテンローラ3によってサーマルヘッド4に押付
けながら搬送し、サーマルヘッド4によって記録を行
い、その後、回転カッター5で切断し、排出ローラ6で
排出するように構成したものが知られている。この装置
において、プラテンローラ3、回転カッター5、排出ロ
ーラ6の駆動には、コストダウンを図るため、単一の正
逆回転可能なモータが使用されており、プラテンローラ
3及び排出ローラ6は前記モータの一方向の回転のみを
伝達するワンウエイタラッチを介して前記モータに連結
され、回転カッター5は逆方向の回転のみを伝達するワ
ンウエイクラッチを介して前記モータに連結されてい
る。従って、モータが一方向に回転する時には、その回
転がプラテンローラ3及び排出ローラ6のみに伝達さ
れ、記録紙2の搬送及び排出が行われ、モータを逆転さ
せた時には、プラテンローラ3及び排出ローラ6は停止
し、回転カッター5のみが回転して記録紙2を切断して
いた。なお、以下の説明において、モータ及び各ローラ
に関し、記録紙を送る方向の回転を正回転とする。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、モータを逆転させて記
録紙を切断する際、排出ローラが停止しており、従っ
て、この間には記録紙排出は行っておらず、用紙切断
後、モータを正転させて記録紙排出を行うため、用紙排
出に時間がかかるという問題があった。
この問題を解決するには、カッターによる記録紙切断
時にも排出ローラの正転を継続する構成とすればよく、
そのためには、カッター駆動用モータを排出ローラ駆動
用モータとは別に設ければよいが、使用モータ数を増す
ことはコストアップにつながるので、得策とは言えな
い。
本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、排
出ローラ及び回転カッターの駆動に単一のモータを使用
しながら、カッター作動時に排出ローラによる排出動作
を継続することの可能な回転カッター及び排出ローラ駆
動装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、正逆回転可能
なモータによって正逆両方向に回転駆動される中間ギア
と、この中間ギアに対して同軸上で回転可能なギア保持
具と、このギア保持具に回転自在に保持され、前記中間
ギアに噛み合う第一アイドラギア及び第二アイドラギア
と、前記中間ギアの回転によってその回転方向のトルク
を前記ギア保持具に付与するトルク付与手段とを設け、
前記中間ギアは、中間ギアの逆転のみを伝達する一方向
回転伝達手段を介して回転カッターに連結し、前記第一
アイドラギアは、前記ギア保持具が正方向に回転した時
に排出ローラに連結されている排出ローラギアに噛み合
い、第二アイドラギアは、前記ギア保持具が反対方向に
回転した時に、前記排出ローラギアに常時噛み合ってい
る補助ギアに噛み合うように構成したものである。
作 用 本発明は上述の構成によって、モータが正方向に回転
した時には、中間ギアもモータで駆動されて正方向に回
転し、その回転によりギア保持具が同方向に回転して第
一アイドラギアが排出ローラギアに噛み合い、排出ロー
ラギアは第一アイドラギアを介して中間ギアの回転方向
と同方向、即ち正方向に回転駆動される。一方、モータ
が逆方向に回転し中間ギアが逆方向に回転した時には、
その回転によりギア保持具が回転して第二アイドラギア
が補助ギアに噛み合うこととなり、このため、排出ロー
ラギアは第二アイドラギア及び補助ギアを介して中間ギ
アの回転方向とは反対方向に、即ち正方向に回転駆動さ
れる。かくして、排出ローラギアに連結された排出ロー
ラはモータが正逆いずれに回転しても正方向に回転駆動
され記録紙を排出する。一方、回転カッターはモータの
逆転時にのみ一方向回転伝達手段を介して回転駆動され
る。従って、モータを逆回転させて回転カッターを作動
させた際にも、排出ローラは正方向に回転しており、記
録紙をカットしながら排出を行うことが可能となる。
実施例 以下、第1図〜第3図に示す本発明の好適な実施例を
説明する。
第1図は本発明の実施例になるカッター及び排出ロー
ラ駆動装置を設けたファクシミリ装置の概略構成を示す
側面図、第2図はその駆動装置のギア及びプーリ配列を
示す側面図、第3図はギアの噛み合い状態を示す概略断
面図である。同図において、1はロール紙、2はロール
紙1より引き出された記録紙、3は記録紙2をサーマル
ヘッド4に押付けながら搬送するプラテンローラ、4は
記録紙2に受信信号に応じて記録を行うサーマルヘッ
ド、5は記録紙2の記録済部分を切り離すための回転カ
ッター、6は記録済の記録紙を排出する排出ローラであ
る。
10は正逆回転可能なモータ、11はモータ10の軸に固定
されたギア、12はギア11に噛み合うギア、13はギア12と
同軸上に配置されたプーリ、14はプラテンローラ3の軸
3Aにワンウエイクラッチ15を介して取付けられたプー
リ、16はベルトである。このワンウエイクラッチ15は、
モータ10が正方向(矢印A方向)に回転した時にプラテ
ンローラ3を記録紙を搬送する方向即ち正方向(矢印B
方向)に駆動するように配置されている。18はプーリ14
と一体に回転するギア、19はギア18に噛み合うアイドラ
ギア、20は回転カッター5のカッター軸5Aにワンウエイ
クラッチ21を介して取付けられた中間ギアであり、アイ
ドラギア19に噛み合っている。このため、この中間ギア
20はモータ10の正逆回転に応じて正逆方向に回転駆動さ
れる。ワンウエイクラッチ21は中間ギア20の逆方向(矢
印D方向)の回転のみを回転カッター5に伝達する方向
に配置されている。
22は中間ギア20と同軸上で中間ギア20に対して回転可
能なギア保持具であり、中間ギア20と噛み合う二つのギ
ア、即ち第一アイドラギア23と第二アイドラギア24を回
転可能に保持している。ギア保持具22は、中間ギア20の
側面にコイルバネ25によって押付けられる摩擦部材22A
を有しており、中間ギア20に対して摩擦接触している。
このため、中間ギア20が回転するとき、その回転方向の
トルクを付与される。この摩擦部材22A及びコイルバネ2
5は中間ギアの回転によって前記ギア保持具に中間ギア
回転方向のトルクを与えるトルク付与手段を構成する。
27は排出ローラ6の軸6Aに固定された排出ローラギ
ア、28はこの排出ローラギア27に常時噛み合っている補
助ギアである。ここで、排出ローラギア27及び補助ギア
28は、第2図において、ギア保持具22が正方向(矢印C
方向)に回転した時に、第一アイドラギア23が排出ロー
ラギア27に噛み合い、ギア保持具22が逆方向(矢印D方
向)に回転した時に、第二アイドラギア24が補助ギア28
に噛み合うように配置されている。
以上の構成になるカッター及び排出ローラ駆動装置に
ついて、以下その動作を説明する。
通常の記録時には、モータ10が正方向(矢印A方向)
に回転しており、それによってプラテンローラ3に設け
られたプーリ14も正方向(矢印B方向)に回転しワンウ
エイクラッチ15を介してプラテンローラ3が正方向に回
転する。同時に、中間ギア20も正方向(矢印C)方向に
回転する。この時、ギア保持具22には矢印C方向のトル
クが与えられ、第一アイドラギア23は第2図に二点鎖線
で示す位置を占め、排出ローラギア27に噛み合ってい
る。このため、排出ローラギア27は中間ギア20から第一
アイドラギア23を介して回転を伝達され、矢印Eで示す
正方向に回転する。一方、回転カッター5はワンウエイ
クラッチ21によって回転が伝達されず停止したままであ
る。かくして、モータ10の正方向の回転により、プラテ
ンローラ3及び排出ローラ6が正方向に回転し、記録及
び排出が行われる。
所定の記録を終了し、記録紙の切断を行う場合には、
モータ10を逆方向に回転させる。モータ10が逆回転した
時に、プラテンローラ3はワンウエイクラッチ15により
停止するが、中間ギア20は矢印Dで示す逆方向に回転
し、ワンウエイクラッチ21を介して回転カッター5を作
動させ記録紙をカットする。同時に、中間ギア20の回転
に応じてギア保持具22に矢印Dで示す方向のトルクが付
与され、ギア保持具22は第2図に実線で示す位置に移動
する。このため、第一アイドラギア23と排出ローラギア
27の噛み合いが解除され、第二アイドラギア24が補助ギ
ア28に噛み合うこととなる。従って、排出ローラ6は中
間ギア20から第二アイドラギア24と補助ギア28を介して
駆動され、矢印Eで示す正方向に回転し、回転カッター
5の作動と並行して記録紙を排出する。かくして、敏速
に切断後の記録紙の排紙が行われる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、正逆回転
可能なモータによって正逆両方向に回転駆動される中間
ギアと、この中間ギアに対して同軸上で回転可能なギア
保持具と、このギア保持具に回転自在に保持され、前記
中間ギアに噛み合う第一アイドラギア及び第二アイドラ
ギアと、前記中間ギアの回転によってその回転方向のト
ルクを前記ギア保持具に付与するトルク付与手段とを設
け、前記中間ギアは、中間ギアの逆転のみを伝達する一
方向回転伝達手段を介して回転カッターに連結し、前記
第一アイドラギアは、前記ギア保持具が正方向に回転し
た時に排出ローラに連結されている排出ローラギアに噛
み合い、第二アイドラギアは、前記ギア保持具が反対方
向に回転した時に前記排出ローラギアに常時噛み合って
いる補助ギアに噛み合うように構成することによって、
モータを正方向に回転させた際には、中間ギアを正方向
に回転させてカッターを非作動とし、同時に中間ギアに
噛み合った第一アイドラギアを排出ローラギアに噛み合
わせて排出ローラを正方向に回転させることができ、モ
ータを逆方向に回転させた際には、中間ギアを逆方向に
回転させて回転カッターを作動させ、同時に第一アイド
ラギア、第二アイドラギアを保持したギア保持具を自動
的に回転させて第二アイドラギアを補助ギアに噛み合わ
せ、排出ローラを正方向に回転させて記録紙の排出を行
うことが可能であり、記録紙を敏速に排紙することがで
きるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になるカッター及び排出ロー
ラ駆動装置を設けたファクシミリ装置の概略構成を示す
側面図、第2図はその駆動装置のギア及びプーリ配列を
示す側面図、第3図はギアの噛み合いを示す概略断面
図、第4図は一般的なファクシミリ装置の概略構成を示
す側面図である。 1……ロール紙、2……記録紙、3……プラテンロー
ラ、4……サーマルヘッド、5……回転カッター、6…
…排出ローラ、10……モータ、14……プーリ、15……ワ
ンウエイクラッチ、20……中間ギア、21……ワンウエイ
クラッチ、22……ギア保持具、22A……摩擦部材、23…
…第一アイドラギア、24……第二アイドラギア、25……
コイルバネ、27……排出ローラギア、28……補助ギア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転可能なモータと、このモータによ
    って正逆両方向に回転駆動される中間ギアと、中間ギア
    の逆回転のみを回転カッターに伝達する一方向回転伝達
    手段と、前記中間ギアと同軸上に配置され、中間ギアに
    対して回転可能なギア保持具と、このギア保持具に回転
    自在に保持され、前記中間ギアと噛み合う第一及び第二
    アイドラギアと、前記中間ギアの回転によって前記ギア
    保持具に中間ギア回転方向のトルクを与えるトルク付与
    手段と、排出ローラに連結された排出ローラギアと、こ
    の排出ローラギアに常時噛み合う補助ギアとを備え、前
    記ギア保持具が一方向に回転した時に第一アイドラギア
    が排出ローラギアに噛み合い、反対方向に回転した時に
    第二アイドラギアが前記補助ギアに噛み合うように構成
    ししたことを特徴とするカッター及び排出ローラ駆動装
    置。
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DE4107899A1 (de) * 1991-03-12 1992-09-17 Siemens Nixdorf Inf Syst Transportvorrichtung fuer abschnitte eines aufzeichnungstraegers aus einem schreibwerk
JP4924212B2 (ja) * 2007-06-04 2012-04-25 セイコーエプソン株式会社 テープ処理装置

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