JP2655610B2 - 共通領域更新装置 - Google Patents

共通領域更新装置

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JP2655610B2
JP2655610B2 JP63247014A JP24701488A JP2655610B2 JP 2655610 B2 JP2655610 B2 JP 2655610B2 JP 63247014 A JP63247014 A JP 63247014A JP 24701488 A JP24701488 A JP 24701488A JP 2655610 B2 JP2655610 B2 JP 2655610B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理装置に利用する。
本発明は、あるシステムで動作しているプログラムソ
ースを他のシステムで動作可能なプログラムソースに変
換する原始プログラム変換装置に関する。特に、ある原
始プログラム変換装置(先行原始プログラム変換装置)
から別の原始プログラム変換装置(後続原始プログラム
変換装置)へ変換情報を渡すための共通領域の直接更新
を実現する装置に関する。
〔概要〕
本発明は先行原始プログラム変換装置から後続原始プ
ログラム変換装置へ変換情報を渡すための共通領域の更
新を行う共通領域更新装置において、 先行原始プログラム変換装置により処理された結果を
共通領域に蓄え、その内容を端末から対話形式のテキス
トエディタを使用して直接参照し更新することにより、 複数のプログラムソースの変換情報が考えられる場合
でも、後続原始プログラム変換装置に変換情報を渡すた
めの共通領域の直接更新を可能にし、容易に、かつ正確
に変換情報の更新処理を行い生産性を向上させるように
したものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の共通領域は、一つのプログラムソース
からN個のプログラムソースへ、N個のプログラムソー
スから一つのプログラムソースへ、あるいはN個のプロ
グラムソースからN個のプログラムソースへのプログラ
ムソースの変換では、先行原始プログラム変換装置によ
り処理された結果を標準順編成ファイルの形式で蓄え、
それを利用者の目にふれないまま、後続原始プログラム
変換ソースの処理に使用し反映するようになっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の共通領域は、標準順編成ファイル形式
となっているため、直接更新することが困難で、先行原
始プログラム変換装置上のプログラムソースの変換情報
が後続原始プログラム変換装置上のプログラムソースの
変換情報と1対1に対応しない場合、すなわち、複数の
プログラムソースの変換情報が考えられる場合、その選
択を行う必要があり、そのためにすべての処理の前(先
行原始プログラム変換装置の実行の前)にその選択を与
えるパラメータを作成したり、あるいは、すべての処理
の後(後続原始プログラム変換装置の実行の後)に修正
を施す作業が発生する。また、予期せぬプログラムソー
スの変換情報が先行原始プログラム変換装置上にある
と、充分なパラメータも作成不可能となる。このような
ことから、全体の変換による移行の生産性、容易性、あ
るいは、確実性を著しく低下させる欠点がある。
本発明はこのような欠点を除去するもので、先行原始
プログラム変換装置から後続原始プログラム変換装置へ
変換情報を渡すための共通領域の直接更新を実現し、変
換による移行の生産性、容易性、確実性を向上させるこ
とができる装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の共通領域更新装置は、複数のプログラムの変
換情報を格納する共通領域と、前記共通領域へ格納する
前記変換情報を格納する第一のメモリと、前記共通領域
から取り出した前記変換情報を格納する第二のメモリ
と、前記共通領域に格納された前記変換情報のメンバ名
を登録する第三のメモリと、前記変換情報のメンバ名が
前記第三のメモリに登録されているか否かを判定する共
通領域ディレクトリ手段と、前記変換情報を前記第一の
メモリに格納し、前記変換情報のメンバ名をキーとして
前記変換情報を前記共通領域へ出力する旨要求する先行
原始プログラム変換装置と、前記先行原始プログラム変
換装置から前記変換情報の出力要求を受け、前記共通領
域ディレクトリ手段により前記変換情報のメンバ名が前
記第三のメモリに未だ登録されていないと判定された場
合には、前記第一のメモリに格納されている前記変換情
報を前記共通領域に格納するとともに、前記変換情報の
メンバ名を前記第三のメモリに登録する共通領域出力手
段と、前記共通領域に格納された前記変換情報を編集す
るテキストエディタ手段と、前記変換情報のメンバ名を
キーとして編集後の前記変換情報を前記共通領域から入
力する旨要求し、前記第二のメモリから編集後の前記変
換情報を取り出す後続原始プログラム変換装置と、前記
後続原始プログラム変換装置から編集後の前記変換情報
の入力要求を受け、前記共通領域ディレクトリ手段によ
り前記変換情報のメンバ名が前記第三のメモリにすでに
登録されていると判定された場合には、前記共通領域に
格納されている編集後の前記変換情報を前記第二のメモ
リに格納する共通領域入力手段とから構成されている。
〔作用〕
原始プログラム変換装置間で変換情報を受け渡すため
の共通領域への変換情報の出力要求、あるいはその共通
領域からの変換情報の入力要求があると、共通領域制御
手段が装置全体の制御を行い、この制御により出力要求
のときには、共通領域出力手段が出力指示の情報である
メンバ名により共通領域へ変換情報を出力し、そのメン
バ名を共通領域のメンバ名一覧の格納されたメモリに登
録指示を行う。また入力要求のときには共通領域入力手
段が入力指示の情報であるメンバ名により共通領域から
変換情報を入力する。さらに共通領域ディレクトリ手段
が出力指示の情報であるメンバ名により共通領域のメン
バ名一覧の格納されたメモリを検索および登録し、入力
指示の情報であるメンバ名により共通領域のメンバ名の
一覧の格納されたメモリを検索する。
これにより先行原始プログラム変換装置により処理さ
れた結果を共通領域に蓄え、その内容を端末から対話形
式のテキストエディタを使って直接参照して更新し、後
続原始プログラム変換装置にその変換情報を渡すことが
でき、容易に、かつ正確に、変換情報の更新処理を行い
変換による移行の生産性を向上させることができる。
〔実施例〕
次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明実施例共通領域更新装置の構成を示すブロッ
ク図である。
本発明実施例の共通領域更新装置は、先行原始プログ
ラム変換装置1と、共通領域制御手段2と、共通領域出
力手段3と、共通領域入力手段と、共通領域ディレクト
リ手段5と、後続原始プログラム変換装置6と、テキス
トエディタ11に接続された共通領域7と、第一のメモリ
8と、第二のメモリ9と、第三のメモリ10とを備える。
先行原始プログラム変換装置1は、共通領域7へ格納
すべき変換情報を第一のメモリ8に格納するもので、共
通領域7への変換情報の出力要求を表す信号である変換
情報の識別キー(メンバ名)を送信し、共通領域7への
変換情報の出力の結果を表す信号である出力結果フラグ
を受け取る。
共通領域制御手段2は、各変換装置および各手段との
信号を受け渡しにより装置全体を的確に制御するもの
で、共通領域7への変換情報の出力要求の信号を受け取
り、共通領域7への変換情報の出力指示の信号を送信す
る。また、共通領域7への変換情報の出力の結果を表す
信号である出力完了または出力未完了フラグを受け取
り、出力要求元へ出力結果フラグを送信する。さらに、
共通領域7からの変換情報の入力要求の信号を受け取
り、共通領域7からの変換情報の入力指示の信号を送信
し、共通領域7からの変換情報の入力の結果を表す信号
である入力完了または入力未完了フラグを受け取り、入
力要求元へ入力結果フラグを送信する。
共通領域出力手段3は、共通領域7へ変換情報を出力
し、出力した変換情報の識別キーであるメンバ名の登録
を指示するもので、共通領域7への変換情報の出力指示
の信号を受け取り、出力可能かどうかの出力確認指示の
信号を送信し、その結果を表す信号である出力可能また
は出力不可能フラグを受け取る。また、出力可能フラグ
を受け取った場合には、第一のメモリ8より変換情報を
取り出し共通領域7に出力する。さらに、出力されたメ
ンバ名の登録指示の信号を送信し、登録の完了を表す信
号であるメンバ名登録完了フラグを受け取り、出力完了
フラグを送信し、出力不可能フラグや登録が不可能であ
ることを表す信号であるメンバ名登録未完了フラグを受
け取った場合には、出力未完了フラグを送信する。
共通領域入力手段4は、共通領域7から変換情報を入
力するもので、共通領域7から変換情報の入力指示の信
号を受け取り、入力可能かどうかの入力確認指示の信号
を送信し、その結果を表す信号である入力可能または入
力不可能フラグを受け取る。また、入力可能フラグを受
け取った場合には、共通領域7より変換情報を取り出
し、第二のメモリ9に出力し、入力完了フラグを送信
し、入力不可能フラグを受け取った場合には、入力未完
了フラグを送信する。
共通領域ディレクトリ手段5は、変換情報の識別キー
であるメンバ名によりメンバ名一覧を検索し、メンバ名
一覧に登録するもので、出力確認指示の信号を受け取
り、メンバ名一覧を検索し、同一のメンバ名がなければ
出力可能フラグを送信し、同一のメンバ名があれば出力
不可能フラグを送信する。また、メンバ名の登録指示の
信号を受け取り、メンバ名一覧にメンバ名を登録し、登
録が完了したらメンバ名登録完了フラグを送信し、登録
が完了であればメンバ名登録未完了フラグを送信する。
さらに、入力確認指示の信号を受け取り、メンバ名一覧
を検索し、同一のメンバ名があれば入力可能フラグを送
信し、同一のメンバ名がなければ入力不可能フラグを送
信する。
後続原始プログラム変換装置6は、第二のメモリ9か
ら変換情報を入力するもので、共通領域7からの変換情
報の入力要求を表す信号である変換情報の識別キーであ
るメンバ名を送信し、共通領域7からの変換情報の入力
の結果を表す信号である入力結果フラグを受け取る。
共通領域7は、本装置の最大ポイントとなるもので、
待機結合編成ファイル(ソースライブラリ)であり、テ
キストエディタ11により直接更新可能な形式となってい
る複数のプログラムの変換情報が格納される領域であ
る。
第一のメモリ8は、共通領域7へ格納すべき一つのプ
ログラムの変換情報が格納されるメモリである。
第二のメモリ9は、共通領域7から取り出した一つの
プログラムの変換情報が格納されるメモリである。
第三のメモリ10は、共通領域7に格納される変換情報
の識別キーであるメンバ名のすべてが格納されるメンバ
名一覧のメモリである。
次に、このように構成された本発明実施例の動作につ
いて説明する。
先行原始プログラム変換装置1は、共通領域制御手段
2に対して、変換情報の識別キーであるメンバ名により
共通領域7への変換情報の出力要求を行い、変換情報を
第一のメモリ8に格納する。
共通領域制御手段2は、共通領域出力手段3に対し
て、先行原始プログラム変換装置1から受け取った共通
領域7への変換情報の出力要求により、出力指示を行
う。
共通領域出力手段3は、共通領域ディレクトリ手段5
に対して共通領域制御手段2から受け取った出力指示の
情報(メンバ名)により、出力可能かどうかの出力確認
指示を行う。
共通領域ディレクトリ手段5は、共通領域出力手段3
から受け取った出力指示の情報(メンバ名)により、共
通領域7のメンバ名一覧の格納された第三のメモリ10を
検索し、同一のメンバ名がなければ出力可能フラグを共
通領域出力手段3に渡し、同一のメンバ名があれば出力
不可能フラグを共通領域出力手段3に渡す。
共通領域出力手段3は、共通領域ディレクトリ手段5
から出力可能フラグを受け取ると、第一のメモリ8より
変換情報を取り出し、その変換情報を共通領域7に出力
し、出力が完了したら共通領域ディレクトリ手段5に対
して、出力指示の情報(メンバ名)によりメンバ名登録
指示を行う。
共通領域ディレクトリ手段5は、共通領域出力手段3
から受け取った出力指示の情報(メンバ名)を、共通領
域7のメンバ名一覧の格納された第三のメモリ10に登録
し、登録が完了したら共通領域出力手段3に対してメン
バ名登録完了フラグを渡し、登録が未完了であれば共通
領域出力手段3に対してメンバ名登録未完了フラグを渡
す。
共通領域出力手段3は、共通領域ディレクトリ手段5
からメンバ名登録完了フラグを受け取ると、共通領域制
御手段2に対して出力完了フラグを渡し、共通領域ディ
レクトリ手段5から出力不可能フラグやメンバ名登録未
完了フラグを受け取り、変換情報の共通領域7への出力
が未完了であると、共通領域制御手段2に対して出力未
完了フラグを渡す。
共通領域制御手段2は、先行原始プログラム変換装置
1に対して、共通領域出力手段3から出力完了フラグや
出力未完了フラグを受け取ると出力結果フラグを渡す。
先行原始プログラム変換装置1の全ての処理が完了す
ると、作業者は対話形式のテキストエディタ11を使って
共通領域7の変換情報を参照しながら直接変更する。例
えば、図2においてファイル名は違うがレコード名が同
一である原始プログラム名AP2の「REC11」を「REC21」
端末テキストエディタにより直接変更する。
共通領域7の変更処理が全て完了すると、後続原始プ
ログラム変換装置6は、共通領域制御手段2に対して、
変換情報の識別キーであるメンバ名により、共通領域7
からの変換情報の入力要求を行う。
共通領域制御手段2は、共通領域入力手段4に対して
後続原始プログラム変換装置6から受け取った共通領域
7からの変換情報の入力要求により入力指示を行う。
共通領域入力手段4は、共通領域ディレクトリ手段5
に対して共通領域制御手段2から受け取った入力指示の
情報(メンバ名)により、入力可能かどうかの入力確認
指示を行う。
共通領域ディレクトリ手段5は、共通領域入力手段4
から受け取った入力指示の情報(メンバ名)により、共
通領域7のメンバ名一覧の格納された第三のメモリ10を
検索し、同一のメンバ名があれば入力可能フラグを共通
領域入力手段4に渡し、同一のメンバ名がなければ入力
不可能フラグを共通領域入力手段4に渡す。
共通領域入力手段4は、共通領域ディレクトリ手段5
から入力可能フラグを受け取ると、共通領域7より変換
情報を取り出し、その変換情報を第二のメモリ9に出力
し、入力が完了したら共通領域制御手段2に対して入力
完了フラグを渡し、共通領域ディレクトリ手段5から入
力不可能フラグを受け取り、変換情報の共通領域7から
の入力が未完了であると、共通領域制御手段2に対して
入力未完了フラグを渡す。
共通領域制御手段2は、後続原始プログラム変換装置
6に対して、共通領域入力手段4から入力完了フラグや
入力未完了フラグを受け取ると、入力結果フラグを渡
す。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、先行原始プログ
ラム変換装置により処理された結果を待機結合編成ファ
イル(ソースライブラリ)の共通領域に蓄え、その内容
を端末から対話形式のテキストエディタを使って直接参
照し更新することにより、複数のプログラムソースの変
換情報が考えられる場合も後続原始プログラム変換装置
にその変換情報を渡すことができ、容易に、かつ正確
に、変換情報の更新処理を行うことができ、変換による
移行の生産性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例共通領域更新装置の構成を示すブ
ロック図。 第2図は共通領域に存在する変換情報を直接更新する具
体例を示す図。 1……先行原始プログラム変換装置、2……共通領域制
御手段、3……共通領域出力手段、4……共通領域入力
手段、5……共通領域ディレクトリ手段、6……後続原
始プログラム変換装置、7……共通領域、8……第一の
メモリ、9……第二のメモリ、10……第三のメモリ、11
……テキストエディタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプログラムの変換情報を格納する共
    通領域と、 前記共通領域へ格納する前記変換情報を格納する第一の
    メモリと、 前記共通領域から取り出した前記変換情報を格納する第
    二のメモリと、 前記共通領域に格納された前記変換情報のメンバ名を登
    録する第三のメモリと、 前記変換情報のメンバ名が前記第三のメモリに登録され
    ているか否かを判定する共通領域ディレクトリ手段と、 前記変換情報を前記第一のメモリに格納し、前記変換情
    報のメンバ名をキーとして前記変換情報を前記共通領域
    へ出力する旨要求する先行原始プログラム変換装置と、 前記先行原始プログラム変換装置から前記変換情報の出
    力要求を受け、前記共通領域ディレクトリ手段により前
    記変換情報のメンバ名が前記第三のメモリに未だ登録さ
    れていないと判定された場合には、前記第一のメモリに
    格納されている前記変換情報を前記共通領域に格納する
    とともに、前記変換情報のメンバ名を前記第三のメモリ
    に登録する共通領域出力手段と、 前記共通領域に格納された前記変換情報を編集するテキ
    ストエディタ手段と、 前記変換情報のメンバ名をキーとして編集後の前記変換
    情報を前記共通領域から入力する旨要求し、前記第二の
    メモリから編集後の前記変換情報を取り出す後続原始プ
    ログラム変換装置と、 前記後続原始プログラム変換装置から編集後の前記変換
    情報の入力要求を受け、前記共通領域ディレクトリ手段
    により前記変換情報のメンバ名が前記第三のメモリにす
    でに登録されていると判定された場合には、前記共通領
    域に格納されている編集後の前記変換情報を前記第二の
    メモリに格納する共通領域入力手段とを備えたことを特
    徴とする共通領域更新装置。
JP63247014A 1988-09-30 1988-09-30 共通領域更新装置 Expired - Lifetime JP2655610B2 (ja)

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JPH0293946A JPH0293946A (ja) 1990-04-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58112127A (ja) * 1981-12-25 1983-07-04 Fujitsu Ltd デ−タ入力手段形成方式

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