JP2655576B2 - 単結晶引上装置におけるアイソレーションバルブ - Google Patents

単結晶引上装置におけるアイソレーションバルブ

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JP2655576B2
JP2655576B2 JP4285115A JP28511592A JP2655576B2 JP 2655576 B2 JP2655576 B2 JP 2655576B2 JP 4285115 A JP4285115 A JP 4285115A JP 28511592 A JP28511592 A JP 28511592A JP 2655576 B2 JP2655576 B2 JP 2655576B2
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    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単結晶引上装置にお
いてメインチャンバの上端開口部を開閉するためのアイ
ソレーションバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体原料の融液から単結晶棒を引き上
げるCZ(チョクラルスキー)法による単結晶引上装置
は、半導体原料を収容するルツボがメインチャンバ内に
配され、そのルツボの周囲にはヒータと断熱材等が設け
られた構造となっている。
【0003】また、メインチャンバの上端には、引き上
げられた単結晶棒を取り出すためのプルチャンバが設け
られ、メインチャンバとプルチャンバとの間には、チャ
ンバの上端開口部を開閉するためのアイソレーションバ
ルブが設けられている。このアイソレーションバルブに
ついては、例えば、特願平1−70692号明細書に記
載のものが知られている。以下、このアイソレーション
バルブの構造を図4に基づいて説明する。
【0004】図4において符号1はアイソレーションバ
ルブ全体を表し、このアイソレーションバルブ1におい
ては、シャッタ2が逆皿状に構成されている。また、メ
インチャンバの上端に付設したフランジ3の開口部3a
の外周にはシールリング4が設けられている。そして、
このアイソレーションバルブ1にあっては、開口部3a
にシャッタ2を上からかぶせ、その開口部3aを閉塞す
ることによって、メインチャンバとプルチャンバとを絶
縁することができるようになっている。
【0005】なお、図4において符号5はシャッタ2を
旋回させるための旋回用アームを示している。
【0006】このアイソレーションバルブ1を使用する
目的は、引き上げられた単結晶棒をプルチャンバから取
り出す際に、メインチャンバとプルチャンバとを遮断す
ることである。すなわち、本方式を採用することによっ
て、高温状態のルツボ内に結晶原料を補給しながら、単
結晶棒を連続的に引き上げる、いわゆる連続引上げ法が
可能になる。また、別の手段として、単結晶棒を取り出
した後に原料補給装置をプルチャンバ内に挿入し、同チ
ャンバ内を真空乃至不活性ガスで置換した後、アイソレ
ーションバルブを開放すれば、前記高温状態に維持され
た状態のルツボ内に追加の原料を補給することも可能に
なる。
【0007】すなわち、引上げ作業終了後、プルチャン
バ内に存在する単結晶棒を取り出す際に、このアイソレ
ーションバルブ1によりプルチャンバとメインチャンバ
とを遮断しておけば、真空減圧下、若しくは不活性ガス
(Arガス等)雰囲気下で、メインチャンバ内にある溶
融状態の結晶原料を含むルツボの温度を高温に維持した
状態で、外気による引上装置内の汚染を防止することが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メインチャ
ンバを減圧状態に保ちながらプルチャンバを大気開放
し、この単結晶棒を取り出した後にプルチャンバ内を真
空乃至不活性ガスによって置換する作業を行う時、メイ
ンチャンバ内圧が、プルチャンバ内圧よりも高くなるこ
とがあり、この時にアイソレーションバルブ1のシール
が確実でないと、メインチャンバからプルチャンバに漏
れを生じて、メインチャンバ内圧力の異常低下をもたら
したり、時によってはプルチャンバで置換中のガスが逆
拡散してメインチャンバ内を汚染させ、以後の単結晶引
上げ作業を乱したり、単結晶の品質に対して悪影響を及
ぼす。
【0009】また、従来のアイソレーションバルブ1に
あっては、メインチャンバとプルチャンバとの絶縁を完
全にするため、旋回用アーム5でシャッタ2を旋回させ
てメインチャンバ上端の開口部3aを閉塞した後に、当
該開口部3aにシャッタ2を上から押しつけておく必要
がある。そこで、従来のアイソレーションバルブ1で
は、シャッタ2の旋回軸6をエアシリンダ7によって下
方に動かし、これによって開口部3aにシャッタ2を押
しつけておくようにしていた。
【0010】しかし、旋回軸6をエアシリンダ7によっ
て下方に動かすことによって開口部3aにシャッタ2を
押しつけるような構造では、下記のような問題が生ず
る。
【0011】すなわち、連続して単結晶棒を引き上げる
場合、プルチャンバにおいては、単結晶棒の取出し後
に、再び扉を閉鎖して真空化する、若しくは、真空引き
作業と、不活性ガスの封入作業とを繰り返し、プルチャ
ンバ内を不活性ガスで置換することが行われている。こ
の場合、メインチャンバとプルチャンバとを絶縁しよう
とすると、従来のアイソレーションバルブ1では、シャ
ッタ2が旋回軸6に片持ち状態で支持される構造である
ため、旋回軸6から離れた自由端側を開口部3a寄りの
方へしっかりと押さえつけるのは困難であり、プルチャ
ンバ内を真空引きした際、プルチャンバ側がメインチャ
ンバ側に対して負圧となるので、メインチャンバ側から
受ける圧力によってその自由端側がめくれ上がってしま
う危険性があった。そして、シャッタ2の自由端側がめ
くれ上がった場合には、開口部3aとシャッタ2との間
に隙間が生じてシール性が損なわれ、メインチャンバか
らプルチャンバに漏れによって、前述のような問題点を
生じる。特に今後、半導体ウェーハの大口径化が進み、
メインチャンバの開口部3aが大口径化する場合、この
問題の解決は一層重要となる。
【0012】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、単結晶引上装置において、シール性の優れたアイソ
レーションバルブを提供することをその目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
メインチャンバとプルチャンバとの間に設けられ、前記
メインチャンバ上端開口部を開閉するシャッタを備えた
単結晶引上装置におけるアイソレーションバルブにおい
て、前記シャッタは天板およびベース板とを有し、この
天板およびベース板間にはベローズが取り付けられ、こ
のベローズの取付けによって前記天板およびベース板間
に形成される内部空間には液体が給排できるように構成
され、この液体の給排によって前記シャッタは上下方向
に膨縮可能となっているとともに、前記シャッタの上下
にはその膨張時に前記天板およびベース板が着座する
が設けられ、さらに前記ベース板または該ベース板が着
座する座にシールリングが設けられていることを特徴と
する。
【0014】
【0015】
【作用】上記した手段によれば、アイソレーションバル
ブのシャッタはその内部空間に供給した液体圧力によっ
て膨らみ、上下の座にシャッタの天板およびベース板が
密着し、これによって、メインチャンバとプルチャンバ
との絶縁が行われる。この場合、シャッタの天板および
ベース板はそれぞれ対応する座に密着するので、シャッ
タの下側から力が作用した場合でも、シャッタの天板は
それに対応する座によってサポートされるので、シャッ
タのベース板は、液体圧力によって均一に開口部に押し
付けられることになる。したがって、押しつけの弱い箇
所がなくなることになり、シャッタのめくりが防止で
き、その結果、シール性の向上が図れることになる。
た、シャッタの作動流体として液体を用いているため、
シャッタひいてはシールリングの冷却効果が高く、シー
ルリングの熱による損傷を効果的に防止することができ
る。この場合、天板または該天板が着座する座にシール
リングを設ける場合よりも、ベース板または該ベース板
が着座する座にシールリングを設ける場合の方が有利と
なる。単結晶の引上げ中および単結晶の取出し作業中に
メインチャンバは減圧に保たれており、特に単結晶の取
出し後はシャッタの上側が常圧で下側が減圧となる。そ
の結果、単結晶の取出し後はシャッタの上側から力が作
用することになるので、ベース板は座に強く押し付けら
れることになり、シール性が損なわれることはない。一
方、ベース板または該ベース板が着座する座にシールリ
ングを設ける代わりに、天板または該天板が着座する座
にシールリングを設ける場合には、単結晶の取出し後に
シャッタの上側から力が作用した場合には、天板と座と
の間に隙間が生じて、シール性が損なわれる危険性があ
る。
【0016】また、プルチャンバからの単結晶棒の取出
し作業、プルチャンバにおける真空引き作業および不活
性ガスの封入作業を行う場合に、例えば、シャッタ内の
流体圧力を大気圧以上にしておけば、確実に、メインチ
ャンバとプルチャンバとの絶縁を図ることができる。
【0017】
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るアイソレーションバルブ
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】まず、図1に基づいて単結晶引上装置1の
概略を説明すれば、ステンレス製円筒からなるメインチ
ャンバ10の内部には石英製のルツボ11が支持軸12
上に載設されている。またメインチャンバ10内の前記
ルツボ11の周囲には、炭素材からなる円筒系のヒータ
13が配され、このヒータ13の周囲には同じく炭素材
からなる円筒状の断熱部材14が配されている。
【0020】メインチャンバ10上端に付設されるフラ
ンジ15の開口部10aにはアイソレーションバルブ1
6が設けられている。また、このアイソレーションバル
ブ16の上方にはステンレス製円筒からなるプルチャン
バ17が前記フランジ15の開口部10aと同心的に設
けられている。このプルチャンバ17の側部には開閉扉
17aが設けられている。
【0021】ここで、前記アイソレーションバルブ16
の構成の詳細を図2および図3に基づいて説明する。
【0022】アイソレーションバルブ16は、メインチ
ャンバ10の上端に付設されたフランジ15に取り付け
られている。アイソレーションバルブ16は開口部10
aを開閉するシャッタ18を含んでなる。このシャッタ
18は、旋回軸16aに取り付けられたベース板19と
それとは別体の天板20との間がステンレス製のベロー
ズ21によって連結された構造となっており、上下方向
に膨縮可能となっている。ここで、ベローズ21は、そ
のベローズのバネ性を利用し、常に縮退状態となってい
る。ベローズ21によってシャッタ18に形成される内
部空間18aは、ベース板19に設けたガス流路22と
それに連結されるパイプ23を通じてガス供給装置(図
示せず)に接続されている。また、パイプ23の途中に
は圧力制御弁24が設けられている。そうして、このア
イソレーションバルブ16では、ガス供給装置からシャ
ッタ18の内部空間にガスを供給することによって、シ
ャッタ18を膨張させるようになっている。ここでの圧
力制御弁24の設定圧力は、シャッタ18の縮退状態の
ときのガス圧力が大気圧となるように、また、シャッタ
18の膨張状態のときのガス圧力が大気圧よりも高い一
定の値になるようにされている。なお、この設定圧力
は、これに限定はされず、メインチャンバ10内の不活
性ガスの漏出防止を図るためには、シャッタ18が膨張
したときのガス圧力が少なくともメインチャンバ10内
の不活性ガスの圧力以上となっていれば良い。勿論、そ
の場合には、シャッタ18の縮退状態における設定圧力
は、膨張時の設定圧力以下となるようにしなければなら
ないことは言うまでもない。
【0023】また、シャッタ18の上下には座25,2
6が設けられ、この座25,26にはシャッタ18が膨
張したときにその天板20およびベース板19が密着可
能になっている。この場合、メインチャンバ10の不活
性ガスの漏出を防止するため、ベース板19と座26と
の気密性を高くする必要がある。そこで、このアイソレ
ーションバルブ16ではベース板19にシールリング2
7を設けている。もっとも、このシールリング27は座
26に設けても良い。
【0024】また、このアイソレーションバルブ16に
あっては旋回軸16aが僅かではあるが上下動可能に構
成されているとともに、旋回時にベース板19の底面が
座26に摺接しないように旋回軸16aをスプリング2
9によって上方に付勢している。
【0025】なお、図2および図3において符号30は
旋回用アームを示しており、この旋回用アーム30はエ
アシリンダ(図示せず)によって駆動されるようになっ
ている。
【0026】次に、このアイソレーションバルブ16の
動作を説明する。
【0027】シャッタ18の旋回はその内部空間のガス
を抜いた状態で旋回用アーム30を駆動させることによ
って行われる。また、メインチャンバ10とプルチャン
バ17との絶縁は、ガス供給装置からのシャッタ18の
内部空間18aへガスを供給することによってなされ
る。この場合、圧力制御弁24の設定圧を例えば大気圧
より高いある圧力に設定した後、シャッタ18の内部空
間18aにガスを供給すると、それに伴いその内部空間
18aのガス圧力が徐々に増してゆき、まず、ベローズ
21が伸びて最初に天板20またはベース板19のいず
れか一方が、対応する座25,26に突き当たる。さら
に、ガスの供給を行ってゆくと、天板20およびベース
板19の他方が、対応する座25,26に突き当たる
(図3)。これによって、メインチャンバ10とプルチ
ャンバ17との絶縁が行われる。
【0028】このように構成された実施例のアイソレー
ションバルブ16によれば、下記のような効果を得るこ
とができる。
【0029】すなわち、実施例のアイソレーションバル
ブ16によれば、アイソレーションバルブ16のシャッ
タ18はその内部空間に供給した流体圧力によって膨ら
み、シャッタ18の天板20およびベース板19にはそ
れぞれ座25,26に密着するので、シャッタ18の下
側から圧力が作用した場合でも、シャッタ18の天板2
0はそれに対応する座25によってサポートされ、シャ
ッタ18のベース板19は流体圧力によって均一に開口
部10aに押しつけられているので、押しつけの弱い箇
所がなくなることになり、シール性の向上が図れること
になる。
【0030】また、プルチャンバ17からの単結晶棒の
取出し作業、プルチャンバ17における真空引き作業お
よび不活性ガスの封入作業を行う場合に、シャッタ18
内の流体圧力をメインチャンバ10の内部圧力以上に保
っているので、メインチャンバとプルチャンバとの絶縁
を確実に図ることができ、メインチャンバ10からのガ
スの漏出を確実に防止でき、メインチャンバ内圧の異常
低下や内部雰囲気の空気汚染が防止できることになる。
【0031】さらに、ガスとして不活性ガスを利用して
いるので、ベローズ21の損壊などにより、万一、その
不活性ガスがメインチャンバ側に流入しても、空気汚染
のような不測のトラブルの発生を防止することができ
る。
【0032】以上、本発明の実施例を図面に基づいて説
明したが、本発明は、かかる実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能
である。
【0033】前記実施例では、シャッタ18の内部空間
に不活性ガスを給排するようにしたが、必ずしも不活性
ガスに限らず、他のガスであっても、また、水その他の
液体であっても作動は可能である。この場合、液体を供
給するようにすれば、シャッタ18自体の冷却も同時に
行えるというメリットがある。
【0034】また、前記実施例では、シャッタ18の天
板20およびベース板19を平板状に構成しているが、
その一方あるいは双方を逆皿状に構成するようにしても
良いことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、メインチャンバとプル
チャンバとの間に設けられ、前記メインチャンバ上端開
口部を開閉するシャッタを備えた単結晶引上装置におけ
るアイソレーションバルブにおいて、前記シャッタは天
板およびベース板とを有し、この天板およびベース板間
にはベローズが取り付けられ、このベローズの取付けに
よって前記天板およびベース板間に形成される内部空間
には液体が給排できるように構成され、この液体の給排
によって前記シャッタは上下方向に膨縮可能となってい
るとともに、前記シャッタの上下にはその膨張時に前記
天板およびベース板が着座する座が設けられ、さらに前
記ベース板または該ベース板が着座する座にシールリン
グが設けられているので、シール性の向上を図れること
になる。また、シャッタの作動流体として液体を用いて
いるため、シャッタひいてはシールリングの冷却効果が
高く、シールリングの熱による損傷を効果的に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単結晶引上装置の概略縦断面図である。
【図2】実施例のアイソレーションバルブの概略縦断面
図である。
【図3】実施例のアイソレーションバルブの概略縦断面
図である。
【図4】従来のアイソレーションバルブの概略縦断面図
である。
【符号の説明】
16 アイソレーションバルブ 18 シャッタ 19 ベース板 20 天板 25 座 26 座

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインチャンバとプルチャンバとの間に
    設けられ、前記メインチャンバ上端開口部を開閉するシ
    ャッタを備えた単結晶引上装置におけるアイソレーショ
    ンバルブにおいて、前記シャッタは天板およびベース板
    とを有し、この天板およびベース板間にはベローズが取
    り付けられ、このベローズの取付けによって前記天板お
    よびベース板間に形成される内部空間には液体が給排で
    きるように構成され、この液体の給排によって前記シャ
    ッタは上下方向に膨縮可能となっているとともに、前記
    シャッタの上下にはその膨張時に前記天板およびベース
    板が着座する座が設けられ、さらに前記ベース板または
    該ベース板が着座する座にシールリングが設けられてい
    ることを特徴とする単結晶引上装置におけるアイソレー
    ションバルブ。
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