JPH02248772A - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JPH02248772A
JPH02248772A JP1069767A JP6976789A JPH02248772A JP H02248772 A JPH02248772 A JP H02248772A JP 1069767 A JP1069767 A JP 1069767A JP 6976789 A JP6976789 A JP 6976789A JP H02248772 A JPH02248772 A JP H02248772A
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sheet
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Masahiro Nishikawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内部を常に外気から遮断する必要のある機器
・装置類の開口部の密封装置に関するものであり、半導
体製造設備や原子力関係設備、航空機関係設備等に於い
て主に利用されるものである。
(従来の技術) 半導体製造設備や原子力関係設備に於いては、外気の流
入を防止して機器・装置の内部を特に清潔に保持する必
要のあるものが多くあり、特別な場合には機器内部を真
空状態に保持したり、或いは不活性ガスによる加圧状態
とすることにより、内部の安定化が図られている。
ところで、半導体製造設備や原子力関係設備に於いて上
述の如き機器・装置を取替える場合1例えば核融合設備
のプラズマ加熱装置に於けるプラズマ容器等を交換する
場合には1通常第7図に示す如く、先ずプラズマ容器A
の出・入口部に設けられた形状記憶合金継手B、Bを解
離し、プラズマ容器Aを同軸ガンC等から切り離す。次
に、密封板Eにより開口部りを開鎖し、内部を真空にし
た新たなプラズマ容器A′を搬入し、密封板Eを取り外
した後、形状記憶合金継手B、Bを加熱してこれを同軸
ガンC等へ連結する。そして、最後に機器並びに管路内
部を所定の真空度にまで真空引きすることにより、プラ
ズマ容器Aの取替えを完了する。
しかし乍ら、前述の如き方法では、プラズマ容器A′の
連結前に密封板Eを取り外すため1機器内部の真空が一
旦破られ、外気の流入によって機器内部が汚損するとい
う難点がある。
又、機器・装置の連結後に機器内部を再度真空引きする
必要があり、真空引き操作に時間が掛かる等の問題があ
る。
一方、前述の如き問題を避けるため、前記密封板Eに替
えてプラズマ容器Aの開口部にゲートバルブ(図示省略
)を固設し、容器Aの連結後に管路内等を真空引きした
後、ゲートバルブを開くようにすることも可能である。
しかし、容器Aの開口部が大きくなると、ゲートバルブ
自体が大型となり、経済性や容器Aの設置用スペース等
の点に新たな問題が起生ずる。
また、ゲートバルブはその構造上真空漏れを完全に防止
するのが困難で、様々な不都合が発生する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、従前の半導体製造設備や原子力設備の機器・
装置の取替えに於ける上述の如き問題、即ち(イ)開口
部の密封を取替時に一旦破るため。
機器内部の汚損を生じたり1機器内部の真空引き等に手
数がかかること、(ロ)機器・装置の開口部に通常のゲ
ートバルブを設けた場合には、開口部が大きくなるとバ
ルブが大形化し、大きな設置スペースを必要とするうえ
、真空漏れ等を完全に防止し難いこと1等の問題を解決
せんとするものであり、より小さな設置スペースで、し
かも簡単な操作により確実に1機器・装置の開口部を密
封(若しくは開・閉)できるようにした密封装置を提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、機器装置本体1の開口部2に固設したシート
受けフランジ3と;該シート受けフランジ3と一定の間
隙Gを置いて対向状に配設され。
その内面側に円形の収納溝4aを具備すると共に外面側
に連結管7を固設した押えフランジ4と;前記周フラン
ジ3,4間に挿入した密封シート10と;前記押えフラ
ンジ4の収納溝4aの奥部に挿着され、断面視に於いて
前面側を傾斜面9bとした形状記憶合金製のリング形の
押圧体9と;前記押圧体9の前方に位置して収納溝4a
内へ挿着され、断面視に於いてその後面側を前記抑圧体
9の傾斜面9bに摺接する傾斜面8bとしたリング状の
シート押え8と;前記収納溝4a内に配設され。
抑圧体9を加熱するヒータ11とを発明の基本構成とす
るものである。
(作用) ヒータ11により形状記憶合金製の押圧体9をその変態
点温度以上の温度に加熱する。この加熱により、リング
状の押圧体9は縮径し、縮径時に発生した機械力は、そ
の前面側の傾斜面9bを介してシート押え8に印加され
、該シート押え8を前方へ押圧する。
密封シート】Oは前記シート押え8によってシート受け
フランジ3側へ押圧され、開口部2が密封される。
前記ヒータ11への通電を遮断することにより。
押圧体9の温度が下降する。前記温度が変態点温度以下
になると、押圧体9は拡径して押圧体9にかかる機械力
が喪失する。これにより、密封シート10は移動自在と
なり、その通孔10aを開口部2へ合致せしめた後、再
度ヒータ11を作動させることにより、開口部2は開放
状態に保持される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る密封装置の横断面図であり、第2
図は第1図のA−A視図、第3図は一部を破断した第1
図のB−B親図である。
図に於いて、1は機器・装置本体(例えばプラズマ容器
)、2は本体1の開口部、3はシート受けフランジ、4
は押えフランジ、5はスペーサ。
6はボルト・ナツト、7は連結管、8はリング状のシー
ト押え、9は形状記憶合金製のリング状の押圧体、10
は密封シート、11はヒータ、12はシート保持器、1
3はシート巻取器、14は密閉ケースである。
前記機器装置本体1は密封構造に形成されており、その
開口部2は短管により形成されて゛いる。
また、前記開口部2を形成する短管の先端部にはシート
受けフランジ3が溶接されており、該フランジ3のフラ
ンジ面3aが後述する密封シート10に対する弁座面と
なっている。
前記押えフランジ4は、スペーサー5を介設したうえ前
記シート受けフランジ3と対向状に配設され、ボルトナ
ツト6によりフランジ3に固設されており、連結管7の
一端がその外側面に溶接されている。
尚、前記スペーサー5は、後述する如くフランジ3とフ
ランジ4の間に、密封シート10がスライド移動し得る
だけの間隙Gを形成するためのものであり、本実施例で
はフランジ4と別体としているが、フランジ4と一体的
に形成してもよく。
或いはフランジ3側に一体的に設けてもよいことは勿論
である。
当該押えフランジ4のフランジ面側には、断面が略四角
状の収納溝4aが円弧状に形成されており、この中にリ
ング状のシート押え8.リング状の押圧体9及びヒータ
11が挿着されている。
前記リング状のシート押え8の前面側には、密封シート
10に接当する押圧用突起8aが形成されており、また
その背面側には傾斜面8bが形成されている。
前記リング状の抑圧体9は所謂可逆性形状記憶合金によ
り形成されており、その前面側は、前記シート押えリン
グ8背面の傾斜面8bに摺接する傾斜面9bに、またそ
の背面側は収納溝4aの底面に摺接する平面状に夫々形
成されている。尚。
本実施例に於けるリング状の押圧体9は、Ti −Ni
系の形状記憶合金インゴットから加工形成した一方向形
状記憶特性を持つリング体(変態完了温度Mf=約15
り、逆変態開始温度Af=約75℃)に1機械的トレー
ニングを行なって二方向性形状記憶効果を保持させ、所
謂可逆特性を具備するようにしたものであり、前記ヒー
タ11により変態点以上の温度に加熱することによって
縮径すると共に、変態点以下の温度に冷却することによ
り拡径する。
前記密封シート10は、厚さ100μm〜200μm程
度のアルミニウム薄膜より形成されており。
適宜の長さのシート10がシート保持器12に巻取り収
納されている。
当該密封シート10には第4図に示す如く、開口部2の
口径に相当する直径の通孔10aが適宜のピッチで穿設
されており、その先端は1両フランジ3,4の間隙Gを
通してシート巻取器13へ巻取り自在に固着されている
前記シート保持器12及びシート巻取器13は。
支持片12a、13aを介して押えフランジ4に夫々固
定されており、シート巻取器13の上部ハンドル13b
を回転させることにより、矢印方向へ繰り出されて行く
前記両7ランジ3・4、シート保持器12及びシート巻
取器13等は、二つ割り型の密閉ケース14内へ気密状
に格納されており、密封装置の要部が外気から遮断され
るようになっている。
尚、本実施例ではシート保持器12等の取替えを考慮し
て二つ割り型の密閉ケース14を使用するようにしてい
るが、溶接構造の密閉ケース14としても良いことは勿
論である また、本実施例では密閉ケース14により両フランジ3
,4等を気密状に覆う構成としているが。
密閉ケース14を取り外し、両フランジ3,4等を露出
せしめても良いことは勿論である。
更に1本実施例では、開口部2を繰返し開・閉するため
、密封シート10を、通孔10aを一定間隔で形成した
帯状の密封シートとし、これをシート保持器12に巻取
り保持すると共にその先端部をシート巻取器13へ巻取
る構成としているが。
開口部2の開閉を繰り返す必要のない場合には、密封シ
ート10を通孔10aを設けた帯状シートにしたり、或
いはシート保持器12やシート巻取器13を設けたりす
る必要は無く、適宜の大きさに切断した密封シート10
を周フランジ3,4間へ差し込む構成としても良い。
次に、本発明の作動について説明する。
機器装置本体1の開口部2を開放状態から閉鎖状態にす
る場合には、第5図に示す如くリング状の押圧体9を冷
却してリング状のシート押え8を拡径させ、密封シート
10をフリーにする。そして、密封シート】0を所定量
だけシート巻取器13側へ巻取り、その通孔10aに替
えてシート部10bがフランジ開口部へ対向するように
する。
その後、ヒータ11を加熱して抑圧体9を変態点温度以
上の温度に加熱し、これを縮径させる。
押圧体9が縮径すると、第6図に示す如く1両傾斜面8
b、9bを介して抑圧体9の縮径により生じた機械力が
シート押え8に作用し、矢印口方向の押圧力が加えられ
る。これにより、シート押え8の押圧用突起8aがシー
ト10側八当接し、開口部2がシート10により密封さ
れる。
また、密封状態にある開口部2を開放する場合には、前
記と同様にヒータ11による加熱を切り。
抑圧体9を変態点温度以下の温度に冷却する。これによ
り、抑圧体9は第5図の如くに拡径し、シート押え8の
密封力が解除される。この状態で、シート10を巻取り
、その通孔10aを開口部2と対向せしめることにより
、開口部2が完全に開放される。
尚、開口部2と通孔10aとを対向せしめた後でヒータ
11を再加熱することにより1両フランジ3,4間の気
密性がシート10を介して確保される。又1本実施例で
は密閉ケース14によって密封装置そのものを囲繞して
いるため、シート10の移動時(即ち開口部2の開・閉
時)に機器本体1内の気密性が低下することは無い。
次に、開口部2を閉鎖し、内部を10−4〜1O−6t
orrの真空とした当該機器本体1を管路へ接続する様
な場合には、先ず連結管7と管路(図示省略)とを形状
記憶合金継手等によって連結する0次に。
管路7内を所定の真空度に排気し、その後開口部2を前
述の如き操作によって開放する。これにより1機器本体
1は、その内部を常時一定の真空度に保持した状態で、
管路へ接続されることになる。
又、前記開口部2の開放後にシート押え8を作動させる
ことにより、周フランジ3,4間の気密が確実に保持さ
れ、万一密閉ケース14からもれを生じても、機器本体
1の内部は全く影響を受けることがない。
また逆に、機器装置本体1を管路(図示省略)から外す
場合も同様であり、シート10を移動して開口部2を閉
鎖した後、機器本体1を管路から外すことにより、機器
本体1内を常に気密下に保持できる。
(発明の効果) 本発明に於いては、形状記憶合金製の押圧体9の前方傾
斜面とシート押え8の背面側の傾斜面とを摺接自在に組
合せ、押圧体9の加熱縮径↓こよりシート押え8を前方
へ押圧し、密封シート10により機器本体1の開口部を
開閉する構成としている。
その結果、万一リング状の押圧体9の縮径時の縮径量に
部分的な不同が生じても、リング状のシート押え8はリ
ングの外周全体に亘って略均等に押圧されることになり
、高い気密性を確保することが出来る。
また、押圧体9の拡径時に万一温度下降の不同から拡径
量に不同が出ても、押圧体9の移動が押えリング8の傾
斜面8aによって規制されることになり、拡径時に於け
るリング状の抑圧体9の所謂片寄りが完全に阻止される
更に、抑圧体8の加熱・冷却を制御するだけで自動的に
、しかも極めて円滑且つ確実に開口部2を開閉すること
ができる。
そのうえ、密閉装置の冑部が2枚のフランジ3゜4と両
フランジ3,4間に介設した密封シート10等から構成
されているため、密封装置そのものが極めて薄い構造の
ものとなり、装置の大幅な小型化が可能となる。
又、密封シート10を1通孔10aとシート部10bと
が交互に連続するシート10とし、当該シート10を巻
取器13により順次巻き取る構成とした場合には、装置
本体1の開口部2を繰返し開・閉することが出来、常に
機器装置の内部を真空状態等の下に保持できると共に、
経済性も著しく向上する。
更に1両フランジ3,4等を密閉ケース14で囲繞した
場合には、シート押え8の押圧力を解除し、シート10
を移動して開口部を開放する時にも、両フランジ3,4
の間隙Gを通して外気が機器本体1内へ流入する様なこ
とが無く、機器本体1の内部をより完全に保護すること
が可能となる6本発明は上述の通り優れた実用的効用を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る密封装置の横断面図であり、第2
図は第1図のA−A祖国、第3図は、−部を破断した第
1図のB−B祖国である。 第4図は密封シート10の一例を示す平面図である。 第5図は、リング抑圧体9が拡径し、シート押えリング
8の押圧力を解除した状態を示す部分断面図である。 第6図は、リング押圧体9が縮径し、シート押えリング
8に押圧力を加えた状態を示す部分断面図である。 第7図は、核融合設備に於けるプラズマ容器等の交換方
法の説明図である。 1  機器・装置本体 2  開口部 3  シート受けフランジ 4  押えフランジ 4a 収納溝 5° スペーサー 7  連結管 8  シート押え 8b 傾斜面 9  押圧体 9b 傾斜面 10   密封シート 11   ヒータ 12   シート保持器 13   シート巻取器 14   密閉ケース 第5図 第6図 7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機器装置本体(1)の開口部(2)に固設したシ
    ート受けフランジ(3)と;該シート受けフランジ(3
    )と一定の間隙(G)を置いて対向状に配設され、その
    内面側に円形の収納溝(4a)を具備すると共に外側面
    に連結管(7)を固設した押えフランジ(4)と;前記
    両フランジ(3)、(4)間に挿入した密封シート(1
    0)と;前記押えフランジ(4)の収納溝(4a)の奥
    部へ挿着され、断面視に於いて前面側を傾斜面(9b)
    とした形状記憶合金製のリング形の押圧体(9)と;前
    記押圧体(9)の前方に位置して収納溝(4a)内へ挿
    着され、断面視に於いてその後面側を前記押圧体(9)
    の傾斜面(9b)に摺接する傾斜面(8b)としたリン
    グ状のシート押え(8)と;前記収納溝(4a)内に配
    設され、押圧体(9)を加熱するヒータ(11)とより
    構成した開口部(2)の密封装置。
  2. (2)密封シート(10)を、一定間隔で通孔(10a
    )を穿設したアルミニウム製の帯状シートとした請求項
    (1)に記載の密封装置。
  3. (3)密封シート(10)をシート保持器(13)に巻
    取り保持すると共に、シート保持器(13)から繰り出
    した密封シート(10)をシート巻取器(13)へ巻取
    る構成とした請求項(1)又は請求項(2)に記載の密
    封装置。
  4. (4)シート受けフランジ(3)、押えフランジ(4)
    、シート保持器(13)及びシート巻取器(13)等を
    密封ケース(14)内に気密状に収納する構成とした請
    求項(3)に記載の密封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515306A (ja) * 2009-01-19 2012-07-05 エルリコン ソーラー アクチェンゲゼルシャフト,トリューブバハ 真空ユニット用の連結デバイス
CN108386631A (zh) * 2018-04-02 2018-08-10 深圳市水务规划设计院有限公司 用于法兰对接的工装

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JP2012515306A (ja) * 2009-01-19 2012-07-05 エルリコン ソーラー アクチェンゲゼルシャフト,トリューブバハ 真空ユニット用の連結デバイス
CN108386631A (zh) * 2018-04-02 2018-08-10 深圳市水务规划设计院有限公司 用于法兰对接的工装

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