JP6125851B2 - バルブシステム - Google Patents

バルブシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6125851B2
JP6125851B2 JP2013013984A JP2013013984A JP6125851B2 JP 6125851 B2 JP6125851 B2 JP 6125851B2 JP 2013013984 A JP2013013984 A JP 2013013984A JP 2013013984 A JP2013013984 A JP 2013013984A JP 6125851 B2 JP6125851 B2 JP 6125851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
heat medium
chamber
heat
valve system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013013984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013160381A (ja
Inventor
シーステル ウルリッヒ
シーステル ウルリッヒ
Original Assignee
バット ホールディング アーゲー
バット ホールディング アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バット ホールディング アーゲー, バット ホールディング アーゲー filed Critical バット ホールディング アーゲー
Publication of JP2013160381A publication Critical patent/JP2013160381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6125851B2 publication Critical patent/JP6125851B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K51/00Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus
    • F16K51/02Other details not peculiar to particular types of valves or cut-off apparatus specially adapted for high-vacuum installations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K49/00Means in or on valves for heating or cooling
    • F16K49/005Circulation means for a separate heat transfer fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/6416With heating or cooling of the system
    • Y10T137/6579Circulating fluid in heat exchange relationship

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

本発明は、少なくとも1つのバルブを有するシステムに関する。
要求される品質の半導体、LED、フラットスクリーンおよび太陽電池等の電子製品を製造するため、バルブによって閉塞される真空チャンバにおいてシリコンウエハ、ガラス基板または同様の対象物が処理されることが知られている。バルブのさまざまな動作制御手法も技術常識として知られている。バルブは、真空チャンバに流入するまたは真空チャンバから流出する気体等の媒体を測量するために用いられる。
その他のバルブは、シリコンウエハ、ガラス基板または同等物などの処理対象物を真空チャンバに搬入または真空チャンバから搬出するための搬入部または搬出部として用いられる。バルブの閉塞要素における汚染物質またはプロセスガスの放出を皆無にするまたは少なくとも減らすため、多くの場合、当該閉塞要素が適当な温度に維持されることが重要である。そこで、閉塞要素の加熱が注目されるが、バルブの閉塞要素の冷却も重要である。閉塞要素の適当な熱的接触により、必要なプロセス温度が準備または補助される。チャンバに運搬される熱媒体により閉塞要素が熱交換するようなシステムが技術常識として知られている(特許文献1および特許文献2参照)。
独国特許第942772号公報 独国特許第69814296T2号公報
本発明は、熱媒体による閉塞要素との熱的接触のためのエネルギーの節約を図りうるシステムを提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも1つのバルブまたは真空バルブを有するシステムであって、前記バルブの少なくとも1つの貫通開口部を閉塞するための前記バルブの閉塞要素と、前記閉塞要素が前記貫通開口部を閉塞している閉位置および前記閉塞要素が前記貫通開口部を少なくとも部分的に開放している開位置の間で前記閉塞要素を変位させる少なくとも1つの駆動装置と、を備え、前記バルブが、前記閉塞要素に対して熱伝達可能な状態で、前記貫通開口部に対して閉じられている少なくとも1つのチャンバを有し、前記閉塞要素との熱的接触のための熱媒体を前記チャンバに流入させるように構成されている少なくとも1つの導入管が前記チャンバに対して連通しているバルブシステムに関する。
本発明のバルブシステムにおいて、前記熱媒体との熱的接触のための少なくとも1つの熱交換器が前記導入管に設けられている
本発明によれば、熱媒体(熱伝達流体)との熱的接触(熱交換または熱伝達)のための熱交換器が設けられているため、熱媒体の熱的接触、ひいては閉塞要素の熱的接触のために必要な熱エネルギーが、システム内部に存在する箇所またはその他の箇所で利用されずに済む。システムの導出管を通じてチャンバから流出した熱媒体と、導入管を通じてチャンバに流出する熱媒体とを熱交換させるため、熱交換器が、導出管と前記導入管との間で機能するように配置されているシステムにおいて、システム内部の余剰の熱さまたは冷たさが利用されてもよい。これに代えて、当該システム、特に導入管における熱媒体に対して別のシステムからの熱エネルギーが伝達されてもよい。
前記構成の本発明のバルブシステムにおいて、導入管を通じてチャンバに流入する熱媒体と、他の熱媒体とを熱交換させるため、前記熱交換器が、前記導入管と他の熱媒体システムとを熱的に接触させるように配置されていてもよい。
当該構成は、前記他の熱媒体システムが、前記閉塞要素および前記貫通開口部を包囲する、前記バルブのハウジングとの熱的接触のための、加熱機能および冷却機能のうち一方または両方を有する加熱/冷却装置である場合に適当である。当該熱的接触により、加熱のほか冷却も実現される。
適当な熱媒体は流動性がありかつ気体状であってもよい。たとえば、気体状の熱媒体として、空気、窒素、加熱蒸気、二酸化炭素、フィルタリングされた燃焼ガス、および一酸化二窒素等が用いられてもよい。冷却手段として、R134a(テトラフルオロエタン)、R11、R14およびR22等のさまざまなハロゲン化された炭化水素(FCKW)が用いられてもよい。熱容量が大きい気体として、単なる例示であるが、水素、ヘリウム、メタン、アンモニアおよび揮発性の炭化水素が挙げられる。
バルブシステムは、特に、真空技術に採用される真空バルブに関する。真空技術は、0.001[mbar]または0.1[Pa]以下の圧力範囲における状態において適用される。真空バルブは、当該オーダーおよびそれより低い負圧状態で用いられる。もちろん、本発明のバルブシステムは、異なる圧力範囲において適用されてもよい。
本発明のバルブは、媒体、特に気体の流量測定に用いられてもよい。本発明のシステムにおけるバルブは、処理対象であるワークピースをチャンバに対して搬送し、これに加えてまたは代えてチャンバから搬出するために利用されうる。本発明のシステムにおけるバルブの閉塞要素は、単なる例示にしか過ぎないが、バルブプレートであってもよく、ゲートバルブまたは楔形状のゲートバルブであってもよい。貫通開口部はバルブの開口部であり、閉塞要素によって開閉される。貫通開口部を通じて計量された気体もしくは媒体、または処理対象であるワークピースが真空チャンバに搬入される。閉塞要素を駆動するための適当な装置の選択肢は、閉塞要素の関連技術に依存している。たとえば気圧式、油圧式および電動式のうち少なくとも1つ等、標準的な技術としての種々の適当な駆動装置の置換によって、本発明のシステムの設計が変更されてもよい。熱媒体が流入するチャンバは、閉塞要素を加熱するため、好ましくは恒久的に貫通開口部に対して密着される。チャンバにおける熱媒体は、閉塞要素により貫通開口部を通じて計量または遮断される媒体とは無関係である。熱媒体は、本質的に、チャンバ内壁を通じて閉塞要素を加熱または冷却する役割を担う。熱媒体との熱的接触のための熱交換器は、前記構成のバルブハウジングの外側に設けられる。
閉塞要素の高精度での温度制御のため、あるいは、熱交換器が熱さまたは冷たさを十分に伝達することができない場合、前記バルブシステムにおいて、前記熱交換器に加えて、前記熱媒体との熱的接触のための、加熱機能および冷却機能のうち一方または両方を有する加熱/冷却装置が前記導入管に設けられていてもよい。好ましくは制御可能な加熱/冷却装置により、熱交換器により実現された熱媒体の温度が、特に当該熱媒体がチャンバに流入する前に所望温度に正確に制御される。加熱/冷却装置の制御量として、たとえばチャンバに対して流入する前の熱媒体の温度が用いられてもよい。これに代えて、熱交換器または別の箇所の温度が制御量として用いられてもよい。
熱媒体をチャンバに流入させかつ流出させるため、システムにおいて存在する圧力および機器性能のうち一方または両方が利用される。システムが、前記熱交換器に加えて、前記熱媒体を前記導入管において流動または伝搬させるための少なくとも1つのポンプまたはブロアを備えていてもよい。ポンプおよびブロアはともに制御される。当該制御は測定温度に応じて実行される。導入管またはその他の箇所における熱媒体の流動速度または流量が付加的または代替的に制御量として測定されてもよい。加熱機能および冷却機能のうち一方または両方を有する加熱/冷却装置の制御に対して、ポンプおよびブロアのうち一方または両方の制御を連動させることが好ましい。
本発明のバルブシステムにおいて、熱交換器と組み合わせられてもよい一方で熱交換器に依存しなくてもよく、前記システムの前記チャンバ、前記導入管および前記チャンバから流出した熱媒体のための導出管が、環状の熱媒体循環経路またはその一部を構成してもよい
当該構成は、流動性のある気体および液体のうち一方または両方が熱媒体として採用される場合に有用である。環状のまたは閉じた循環経路により、当該循環経路における熱さまたは冷たさが効率的に維持かつ実現され、その結果、閉塞要素に対する熱的接触のために必要なエネルギーが著しく低減される。これとは異なる態様として、熱媒体が閉じた循環経路を流れないような開いたシステムに適用されてもよい。
前記構成のバルブシステムにおいて、前記チャンバが、前記閉塞要素と、ベローズ部材または好ましくは伸縮可能なスライドケースと、により画定されていてもよい。少なくとも1つのバルブシートを備え、前記閉塞要素において前記バルブシートの反対側に前記チャンバが設けられていてもよい。前記バルブがコーナーバルブまたはスライドバルブであってもよい。
本発明のシステムの様々な特徴および詳細は、次の図面に基づいて説明される。
本発明の第1実施例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の第1実施例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の第1実施例の変形例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の第1実施例の変形例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の第1実施例の変形例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の他の実施例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の他の実施例としてのバルブシステムに関する説明図。 本発明の第2態様における実施例としてのバルブシステムに関する説明図。
図1〜図5に示されている本発明の第1態様にしたがった実施例は、プロセスガス等、気体状または液体状の媒体の流量のためのコーナーバルブに関する。図1および図2に示されている本発明の第1実施例において、図1は閉塞要素2がその閉位置にあって当該閉塞要素2が貫通開口部3を閉塞している状態を示している。図2は閉塞要素2がその最大開位置にあって当該閉塞要素2が貫通開口部3を開放しておりかつ気体または流体がバルブ入口21に流入して閉塞要素2の周囲を通過してバルブ出口22から流出するまたは循環する状態を示している。
閉位置と開位置または複数の異なる開位置との間の変位のため、第1実施例においてはバルブプレートとして構成されている閉塞要素2がバルブロッド24により駆動装置4(ここでは構成についての詳細な説明を省略する。)に対して連結されている。駆動装置4は、閉塞要素2とともにバルブロッド24を昇降させる。油圧式、電動式または気圧式等のさまざまな既存技術が駆動装置4に対して適用されてもよい。
図1〜図5に記載されている本発明の第1態様にしたがった実施例によれば、閉塞要素2において環状に構成されている凸部23を有するいわゆる調整プレートが、閉位置では、バルブシート15において当該凸部23に相応して構成されている環状溝に対して挿入されている。バルブ1の閉塞要素2の当該構成により、閉位置から始まる開放動作により全部の流通がただちに確保されるのではなく、当該開放動作において初期に存在する最大差圧によって一度に微かな流通のみが可能となる。
図1に示されている閉位置から閉塞要素2がバルブシート15から離間するように上方に動かされ、続いて相対的に小さい開口面積を有するリーク開口状態になり、バルブ入口21に流入して計量された媒体がバルブシート15の溝状の流出口を通じて、かつ、バルブプレートの凸部23の周囲を流れ、これにより開放動作の初期における流量が非常に微少になる。
本実施形態では閉塞要素2において(溝状の流出部に)相応して構成されている凸部23およびバルブシート15における流出口が、バルブシート15と閉塞要素2との間の流体経路の開放初期において、流体の流量を絞ることに寄与する。閉塞要素2における凸部23およびバルブシート15における流出口とは別の形態および変形例によってもこの基本的思想は実現されうる。閉塞要素2の開方向および閉方向のうち一方または両方に対して0°および90°ならびにその倍数とは異なる角度で傾斜した壁部材により実現されることが特に好ましい。
本発明のシステムは、制動プレートの手法が適用されずに、閉塞要素2およびバルブシート15が標準的な技術により変形された態様によっても実現される。
閉塞要素2の加熱および冷却のうち一方または両方のため、閉塞要素2およびベローズ部材13により画定されているチャンバ5に熱媒体が流入する。導入管6を通じてチャンバ5に対して熱媒体が流入する。熱媒体は導出管10を通じて流出する。導入管6に熱媒体を適当な温度で流すため、かつ、加熱または冷却するため、導入管6に熱交換器7が設けられている。すなわち、導入管6において熱媒体が熱交換器7を通過し、熱交換する。これにより熱媒体が冷却または加熱される。
本実施形態では、導入管6における熱交換器7に対して、加熱機能および冷却機能のうち一方または両方を有する加熱/冷却装置8が接続されている。加熱/冷却装置8は、導入管6を通ってチャンバ5に流入する熱媒体の温度を高精度で制御する。加熱/冷却装置8は公知の制御装置を備え、当該制御装置は、導入管6における熱媒体の温度等の適当なパラメータにしたがって加熱/冷却装置8を制御する。
図1および図2に示されている第1実施例において導入管6および導出管10は熱媒体の大きい循環路に対して連結されている。導管における熱伝達媒体のための運搬のためのシステム圧力または技術手法は、ここでは詳細には説明されないが他の技術手法によっても実現されうる。
特に流体状の熱媒体により、全体が図示されているように、閉塞要素2の開閉制御チャンバ5の可変的な内部容積を調節するための流量調節装置16が設けられてもよい。その他の既存の回路が流量変化を調節することができない場合、流量調節装置16が設けられてもよい。開放回路および圧縮性の気体状熱媒体のうち一方または両方により、当該流量調節装置16が完全に省略されてもよい。
本実施形態では、流量調節装置16は、メンブレン部材17によって気体19が密封されているシリンダ20として構成されている。密封された気体19が圧縮されてシリンダ20のメンブレン部材17の下方の体積が増大することによってチャンバ5の容積を減少させることができ、かつ、これとは逆にチャンバ5の容積を増大させることができるように、メンブレン部材17において気体19の反対側は導出管10の熱媒体に接触している。ここで説明された流量調節装置16は一例にしかすぎず、様々な標準的な技術的手法によって実現されてもよく、完全に省略されてもよい。
図3に示されている第2実施例は、図1および図2に示されている第1実施例に変更が加えられているが基本的に類似している。すべての変更は図1および図2に開示構成に対応して実現可能または変更可能である。
図3に示されている変形例は、本発明のシステムの一実施形態に関するものであり、チャンバ5、導入管6および導出管10が閉じられた熱媒体循環経路を構成している。熱交換器7は、導出管10における熱媒体に熱を与えまたは当該熱媒体から熱を奪い、当該熱交換器7においてバルブ1の反対側の導管が非常に長く熱損失が大きい場合には有意義である。導入管6、チャンバ5および導出管10を通じて熱媒体を流すため、図3に示されている実施形態においてはブロア(送風機)9が設けられている。当該変形例においてブロア9は気体状の熱媒体に適用されるために設けられている。液体状の熱媒体に関しては、ブロア9がこれに相当するポンプに置換されうる。
本発明の第2態様にしたがった変形実施例を示す図8において、熱交換器7は存在せず、閉じられた熱媒体循環経路が設けられている。そのほか、この実施例は、図3に示されている実施例と同様に構成され、これ以上の説明は不要である。当該実施例は、熱媒体循環経路が比較的短く構成されている場合、エネルギー節約の観点から有意義である。もちろん、ここで具体的に説明された本発明の第2態様にしたがった、閉じられた熱媒体循環経路の変形例において熱交換器7が省略されてもよい。
図4に示されている実施例は、本質的な作用において前述の説明が適用されるような図3の実施例の変形例である。図3に対する相違点は、チャンバ5の画定態様にある。図3のベローズ部材13に代えて、この実施例では伸縮可能であり、かつ、閉塞要素2とともにチャンバ5を外側から画定しかつ密閉するスライドケース14が設けられている。シール部材18は、熱媒体が流出できないようにスライドケース14において相互に変位可能な領域を密閉する。
図5に示されている変形例によれば、導入管6を通じてチャンバ5に流入する熱媒体と、導入管6および他の熱媒体システムの間における他の熱媒体とを熱交換させるために機能する熱交換器7が設けられている。図5に示されている実施例において当該他の熱媒体システムは、閉塞要素2および貫通開口部3を包囲するバルブ1のハウジング12との熱的接触のための加熱/冷却システム11により構成されている。
本実施例ではジャケット25によって閉塞要素2および貫通開口部3が包囲されている。ジャケット25とバルブ1のハウジング12との間の空間に対して加熱/冷却システム11を経て熱媒体が流入可能であり、これによりバルブ1のハウジング12が外側から冷却または加熱されうる。本実施例では加熱/冷却システム11は加熱/冷却装置26と熱交換器27とを備えている。加熱/冷却装置26は好ましくは制御され、この際、実施例として制御パラメータとして加熱/冷却システム11の適当な箇所における温度が測定されうる。加熱/冷却装置26は、加熱/冷却システム11の導管28を通じて熱交換器7に対して連通している。
導入管6における熱媒体を加熱または冷却するため、加熱/冷却装置26から流出するまたは加熱/冷却装置26に流入する熱媒体が加熱または冷却される。本実施例において熱交換器7に対して接続される加熱/冷却装置8およびブロア9が組み合わせられた装置が設けられ、導入管6における熱媒体の流量によって当該熱媒体の温度が高精度で制御されうる。
本発明の前記実施例のすべてはコーナーバルブに関するものである。図6および図7は
閉塞要素2がゲートバルブとして構成され、スライドバルブを備えている本発明のシステムの全体を示している。図6には、閉塞要素2がシール部材18を介して相応するバルブシート15に対して当接している閉位置における当該閉塞要素2としての楔形状のゲートバルブが示されている。
ここでは図示されないが、閉塞要素2は開位置において貫通開口部3を開放または少なくとも部分的に開放するために上方に駆動される。処理対象となる対象物を真空チャンバまたはプロセスチャンバに搬送または真空チャンバまたはプロセスチャンバから搬出するための、プロセスチャンバまたは真空チャンバの開閉可能な開口部を遮断する場合、当該構成のスライドバルブが採用されうる。チャンバ5における熱媒体による閉塞要素2の熱的接触、および、特に熱交換器7による熱媒体の熱的接触が、第1実施例と同様に実現されるので、ここでは説明を省略する。
もちろん、本発明の他の実施形態のスライドバルブにおいて、前述の他の実施例と同様にまたはここでは説明されていない本発明の変形例にしたがって閉塞要素2の加熱が実現されてもよい。
図7において、閉塞要素2が楔形状とは異なる形状に構成され、シール部材18およびバルブシート15が相互に当接している。本実施例の変形例として、閉塞要素2が開放動作および閉塞動作のうち一方または両方に際してL字形状に駆動されてもよい。当該構成の閉塞要素2は技術常識の範囲であるので、詳細な説明を省略する。
1‥バルブ、2‥閉塞要素、3‥貫通開口部、4‥駆動装置、5‥チャンバ、6‥導入管、7‥熱交換器、8‥加熱/冷却装置、9‥ブロア、10‥導出管、11‥加熱/冷却システム、12‥ハウジング、13‥ベローズ部材、14‥スライドケース、15‥バルブシート、16‥流量調節装置、17‥メンブレン部材、18‥シール部材、19‥ガス流量、20‥シリンダ、21‥バルブ入口、22‥バルブ出口、23‥凸部、24‥バルブロッド、25‥ジャケット、26‥加熱/冷却装置、27‥熱交換器、28‥導管。

Claims (7)

  1. 少なくとも1つのバルブ(1)または真空バルブを有するシステムであって、前記バルブ(1)の少なくとも1つの貫通開口部(3)を閉塞するための前記バルブ(1)の閉塞要素(2)と、前記閉塞要素(2)が前記貫通開口部(3)を閉塞している閉位置および前記閉塞要素(2)が前記貫通開口部(3)を少なくとも部分的に開放している開位置の間で前記閉塞要素(2)を変位させる少なくとも1つの駆動装置(4)と、を備え、
    前記バルブ(1)が、前記閉塞要素(2)に対して熱伝達可能な状態で、前記貫通開口部(3)に対して閉じられている少なくとも1つのチャンバ(5)を有し、
    前記閉塞要素(2)との熱的接触のための熱媒体を前記チャンバ(5)に流入させるように構成されている少なくとも1つの導入管(6)が前記チャンバ(5)に対して連通し、
    前記熱媒体との熱的接触のための少なくとも1つの熱交換器(7)が前記導入管(6)に設けられ、
    前記熱交換器(7)が、導出管(10)と前記導入管(6)とを熱的接触させるように配置され、前記熱交換器(7)が、前記導出管(10)における前記熱媒体に熱を与えまたは前記熱媒体から熱を奪うことを特徴とするバルブシステム。
  2. 請求項1記載のバルブシステムにおいて、
    前記熱交換器(7)に加えて、前記熱媒体との熱的接触のための、加熱機能および冷却機能のうち一方または両方を有する加熱/冷却装置(8)が前記導入管(6)に設けられていることを特徴とするバルブシステム。
  3. 請求項1または2記載のバルブシステムにおいて、
    前記熱交換器(7)に加えて、前記熱媒体を前記導入管(3)において流動させるための少なくとも1つのポンプまたはブロア(9)が設けられていることを特徴とするバルブシステム。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のバルブシステムにおいて、
    前記システムの前記チャンバ(5)、前記導入管(6)および前記チャンバ(5)から流出した熱媒体のための導出管(10)が、環状のまたは閉じた熱媒体循環経路の少なくとも一部を構成することを特徴とするバルブシステム。
  5. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載のバルブシステムにおいて、
    前記チャンバ(5)が、前記閉塞要素(2)と、ベローズ部材(13)またはスライドケース(14)と、により画定されていることを特徴とするバルブシステム。
  6. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載のバルブシステムにおいて、
    前記バルブ(1)が、前記閉塞要素(2)が前記閉位置において当接する少なくとも1つのバルブシート(15)を備え、前記閉塞要素(2)において前記バルブシート(15)の反対側に前記チャンバ(5)が設けられていることを特徴とするバルブシステム。
  7. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載のバルブシステムにおいて、
    前記バルブ(1)がコーナーバルブまたはスライドバルブであることを特徴とするバルブシステム。
JP2013013984A 2012-02-01 2013-01-29 バルブシステム Active JP6125851B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT1372012 2012-02-01
ATA137/2012 2012-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013160381A JP2013160381A (ja) 2013-08-19
JP6125851B2 true JP6125851B2 (ja) 2017-05-10

Family

ID=48783830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013013984A Active JP6125851B2 (ja) 2012-02-01 2013-01-29 バルブシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9328847B2 (ja)
JP (1) JP6125851B2 (ja)
KR (1) KR102006503B1 (ja)
CN (1) CN103244751B (ja)
DE (1) DE102013001179A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO335368B1 (no) * 2010-10-22 2014-12-01 Octagone As Anordning for levering av olje fra en lagertank som inneholder tung brenselolje
KR101595217B1 (ko) * 2014-09-16 2016-02-17 프리시스 주식회사 고정히터블럭이 구비된 앵글밸브
US20170292633A1 (en) * 2016-04-11 2017-10-12 Mks Instruments, Inc. Actively cooled vacuum isolation valve
KR200495352Y1 (ko) * 2017-01-04 2022-05-06 에스엠시 가부시키가이샤 2포트 밸브
US11585456B2 (en) 2019-01-07 2023-02-21 Fisher Controls International Llc Valve assemblies with integrated temperature control
FR3135505B1 (fr) * 2022-05-13 2024-09-06 Faurecia Systemes Dechappement Vanne cryogénique et ensemble comprenant une telle vanne
US11898658B1 (en) * 2022-10-31 2024-02-13 Dresser, Llc Heating a valve body

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE353346A (ja)
US1415793A (en) * 1918-04-27 1922-05-09 Cattaneo Giustino Cooling arrangement for exhaust valves of internal-combustion engines
US2215390A (en) * 1938-02-23 1940-09-17 Victor R Carlson Water circulating system
US2444703A (en) * 1944-05-22 1948-07-06 Continental Oil Co Valve assembly
DE942772C (de) 1953-07-16 1956-05-09 Fritz Heene Ventil it Balgdichtung fuer heisse oder kuehle Medien
FR1089480A (fr) 1953-12-16 1955-03-17 Prb Nv Soupape d'évacuation pour cuves de fusion d'explosifs
US2823696A (en) 1954-01-04 1958-02-18 Crane Co Fluid cooled diaphragm valve
DE1106572B (de) 1956-07-13 1961-05-10 Oskar Goedel Beheiztes Absperrorgan
US3110319A (en) 1962-01-15 1963-11-12 Shinko Seiki Kabushiki Kaisha High vacuum valve
DE1500079A1 (de) 1965-06-18 1969-05-29 Leybold Heraeus Gmbh & Co Kg Hydraulisch betaetigtes,ausheizbares Ultrahochvakuumventil
JPS508549B1 (ja) * 1970-05-27 1975-04-04
DE2366032C3 (de) 1973-06-01 1983-11-17 Zimmermann & Jansen GmbH, 5160 Düren Wassergekühlter Hochtemperaturschieber
CH573563A5 (ja) 1973-11-22 1976-03-15 Balzers Patent Beteilig Ag
JPS6350529Y2 (ja) * 1979-12-24 1988-12-26
JPS57145879U (ja) * 1981-03-11 1982-09-13
GB2135027A (en) 1983-02-12 1984-08-22 John George Frederick Spicer Fluid flow control valves
JPS60177384U (ja) * 1984-05-02 1985-11-25 石川島播磨重工業株式会社 開閉弁の保温装置
GB8816499D0 (en) 1988-07-12 1988-08-17 C J S Sciences Ltd Valve
JPH03186338A (ja) * 1989-12-13 1991-08-14 Canon Inc バルブ装置
DE4041801C1 (en) 1990-12-10 1992-02-27 Zimmermann & Jansen Gmbh, 5160 Dueren, De Reducing energy consumption in blast furnace - comprises reducing temp. drop of hot gases by using oil coolant with specified vapour pressure curve
US5474303A (en) * 1993-04-15 1995-12-12 Coles; Carl R. Actuator rod hermetic sealing apparatus employing concentric bellows and pressure compensating sealing liquid with liquid monitoring system
JPH0835581A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Kubota Corp 弁棒冷却装置
JPH11125344A (ja) * 1997-10-20 1999-05-11 Ebara Corp 弁装置
DE10024055C2 (de) 2000-05-16 2003-04-03 Ibeg Masch & Geraetebau Beheiztes Entleerungsventil
DE10100885C1 (de) 2001-01-11 2002-04-18 Bosch Gmbh Robert Wärmetauscher
JP4754727B2 (ja) * 2001-07-23 2011-08-24 伊藤工機株式会社 液化ガスの気化装置
CN1746463B (zh) 2004-09-08 2011-09-07 株式会社东芝 高温蒸汽阀和蒸汽轮机装置
JP4905330B2 (ja) * 2007-11-19 2012-03-28 日産自動車株式会社 開閉弁、燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP5072746B2 (ja) * 2008-07-07 2012-11-14 株式会社小松製作所 油圧回路の冷却システム
CN101440887A (zh) * 2008-12-30 2009-05-27 杭州华惠阀门有限公司 一种减温减压阀
JP5984464B2 (ja) * 2012-04-05 2016-09-06 三菱日立パワーシステムズ株式会社 蒸気弁、及び蒸気タービン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013160381A (ja) 2013-08-19
KR20130089193A (ko) 2013-08-09
DE102013001179A1 (de) 2013-08-01
CN103244751B (zh) 2016-12-28
US9328847B2 (en) 2016-05-03
CN103244751A (zh) 2013-08-14
US20130199628A1 (en) 2013-08-08
KR102006503B1 (ko) 2019-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6125851B2 (ja) バルブシステム
JP3924386B2 (ja) 流量制御システム
CN111095513B (zh) 高压高温退火腔室
TWI384574B (zh) 去耦合之腔體
JP3973224B2 (ja) 冷熱衝撃試験装置
US9200721B2 (en) Fluid control valve
US20070006936A1 (en) Load lock chamber with substrate temperature regulation
KR20160147477A (ko) 차량용 열교환기
WO2017180514A1 (en) Actively cooled vacuum isolation valve
JPWO2012105109A1 (ja) 真空制御バルブ、真空制御装置、およびコンピュータプログラム
JP5687026B2 (ja) 三方弁および該三方弁を用いた車両用空調装置
KR20070040810A (ko) 가스 운반용 통합형 진공 펌핑 시스템, 가스 운반용 장치및 가스 운반 방법
US20110140023A1 (en) Water cooled valve
KR101408008B1 (ko) 에어 밸브
JP2004522114A (ja) 省エネ型弁
JPH02125188A (ja) 二重感温式遮断弁
WO2010058726A1 (ja) ダイヤフラムバルブ
CN111912144A (zh) 热交换装置
TW201108299A (en) Vacuum evacuating head
JPH11173434A (ja) 高温用粉体遮断弁装置
JP4255010B2 (ja) 基板温度制御方法
JP2883178B2 (ja) 密封装置
KR20020080923A (ko) 반도체장치 제조설비의 배기시스템
KR20230022563A (ko) 실링구조를 갖는 냉각수 조절밸브
TWM592101U (zh) 密封膠條及包含該密封膠條之真空壓力裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130823

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130823

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6125851

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150