JP2654858B2 - パネル体 - Google Patents

パネル体

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JP2654858B2 JP26765490A JP26765490A JP2654858B2 JP 2654858 B2 JP2654858 B2 JP 2654858B2 JP 26765490 A JP26765490 A JP 26765490A JP 26765490 A JP26765490 A JP 26765490A JP 2654858 B2 JP2654858 B2 JP 2654858B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として商店などで取扱われることの多い
多数の物品を収納保管し、必要に応じて、トラツクなど
に積み込んで搬送される物品搬送具などを構成するのに
利用されるパネル体に関するものである。
従来の技術 従来、この種の物品搬送具としては、たとえば実公昭
58−53260号公報に開示された物品運搬車が提供されて
いる。すなわち物品運搬車は、一枚の後側枠(バツクパ
ネル体)と、この後側枠の左右両側部で前方において対
向位置する二枚の側枠(サイドパネル体)とを平面視門
形状に配設し、後側枠ならびに両側枠の下部間に物載せ
枠(ベースパネル体)を配設するとともに、前記後側枠
の下端で左右両端部と、両側枠の下端で前端部とに、そ
れぞれ板状ブラケツトを介して移動車輪を設けている。
前記物載せ枠は後側枠に沿わせた起立状に揺動自在であ
る。また後側枠と両側枠との近接した縦杆部間は、それ
ぞれ上下方向で二個の連結具により連結されており、少
なくとも一方の側枠を後側枠に沿うように回動自在とし
ている。そして一方の側枠の前部にリング材を介してス
テーを揺動自在に取付けるとともに、このステーの他端
が係合自在な筒体を他方の側枠の前部に取付けている。
上記の従来形式において後側枠ならびに両側枠は、門
形状の外枠と、この外枠の下端間を連結した下枠と、前
記外枠の天杆部と下枠との間に配設した複数本の縦材
と、前記外枠の縦杆部間に配設した複数本の横材とから
なり、当接部や交差部を溶接することで連結している。
この際、第8図に示すように後側枠および両側枠の外枠
40よりも小径で直管状の縦材41の外面42は、外枠40の外
面43近くに位置すべく天杆部44に溶接され、これによつ
てこの物品運搬車の物品収納部容積を極力大きく取るこ
とができる。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、第8図に示すように、縦材
41を所定の長さに切断したのち、この縦材41を外枠40の
天杆部44に溶接する際、縦材41の上端面45を天杆部44の
外周面46に合つた傾斜面に加工成形する必要があつた。
このため加工工数が増え、製作に時間がかかつた。また
縦材41の中心線47は、天杆部44の中心部48より外側49に
ずれている。このため溶接の際、縦材41の下部より天杆
部44の方向へ加圧し、上端面45を天杆部44に圧接しよう
としても、上端面45が天杆部44の外周面46上を滑動し外
側49にずれて、天杆部44から離間するため、抵抗溶接が
できなかつた。前記のことから、縦材41と天杆部44との
連結はアーク溶接で行われるが、アーク溶接では抵抗溶
接に比べ、長時間を要し、また溶接部の後処理が面倒で
あつた。さらに縦材41が小径のためアーク溶接は難し
く、このため溶接部に欠陥が発生し易く、溶接部の強度
が減少する恐れがあつた。
本発明の目的とするところは、縦材上端面の加工を容
易にし、縦材と外枠の天杆部との連結に要する時間を短
縮し、さらに連結部の強度が常に充分なパネル体を提供
する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のパネル体は門形状
の外枠と、この外枠の下端間を連結した下枠と、前記外
枠の天杆部と下枠との間に配設し、かつ前記外枠より小
径な複数本の縦材とからなり、前記縦材の上端部に外側
下方に傾斜した傾斜部を形成するとともに、この傾斜部
の中心線を前記天杆部の中心部に向かわせて両者を連結
し、前記縦材の傾斜部を除く残部の外面が前記外枠の外
面近くに位置すべく配設している。
作用 かかる本発明の構成によると、縦材の上端部に設けた
傾斜部の中心線を天杆部の中心部に向かわせて連結する
ことで、水平状に切断された縦材の上端面に新たな加工
を施すことは不必要となる。さらに前記傾斜部の中心線
の方向に加圧することで、縦材の上端面は天杆部の外周
面に容易に圧接し得る。したがつて前記縦材と天杆部と
の連結は、従来できなかつた抵抗溶接が可能となり、欠
陥が無く充分な強度を有する溶接が短時間で確実に行い
得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて
説明する。
第4図〜第7図に示すように物品搬送具1は、一枚の
バツクパネル体10と、このバツクパネル体10の左右両側
部で前方において対向位置する二枚のサイドパネル体20
とを平面視門形状に配設し、前記バツクパネル体10と両
サイドパネル体20との下部間にベースパネル体8を配設
するとともに、前記バツクパネル体10の下端で左右両端
部に後車輪2を、また両サイドパネル体20の下端で前端
部に前車輪3をそれぞれ設けている。前記ベースパネル
体8の後端はヒンジ具4を介してバツクパネル体10の下
端に連結され、以つてバツクパネル体10に沿わせた起立
状に揺動自在である。またバツクパネル体10と両サイド
パネル体20との近接部間は連結具5により連結されてお
り、そして一方、すなわち右側のサイドパネル体20をバ
ツクパネル体10に沿うように回動自在としている。前記
ベースパネル体8の前端には、水平状としたベースパネ
ル体8をサイドパネル体20に固定するためのロツク装置
6が設けられる。
前記バツクパネル体10は、パイプなどを折り曲げて形
成した門形状の外枠11と、この外枠11の下端間を連結し
た下枠12と、前記外枠11の天杆部11aと下枠12との間に
複数本配設したパイプ状の縦材13と、前記外枠11の縦杆
部11b間に複数本配設した断面チヤンネル状の横材14と
からなる。
前記サイドパネル体20はパイプなどを折り曲げて形成
した門形状の外枠21と、この外枠21の下端間を連結した
下枠22と、前記外枠21の天杆部21aと下枠22との間に複
数本配設したパイプ状の縦材23と、前記外枠21の縦杆部
21b間に複数本配設した断面チヤンネル状の横材24とか
らなる。
各パネル体10,20は、外枠11,21と下枠12,22と縦材13,
23と横材14,24との当接部や交差部が溶接により連結さ
れる。
そして第2図および第3図に示すように、縦材13,23
は天杆部11a,21aよりも小径で、かつ縦材13,23の上端部
には外側30下方に向かつて傾斜した傾斜部25が形成され
る。この傾斜部25は抵抗溶接によつて天杆部11a,21aに
連結されており、傾斜部25の中心線26を天杆部11a,21a
の中心部27に向けて両者が溶接されるとともに、縦材1
3,23の傾斜部25を除く残部28の外面28aが、外枠11,21の
外面29の近傍に位置すべく配設される。
両サイドパネル体20の前端間には、間隔保持や荷崩れ
防止などを行うためのステー37が設けられる。すなわ
ち、たとえば左側のサイドパネル体20の前位の縦杆部21
bにはステー37の第1保持具38が設けられ、そして右側
のサイドパネル体20の前位の縦杆部21bにはステー37が
係脱自在な第2保持具39が明けられる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記の物品搬送具1は、バツクパネル体10に対して右
側のサイドパネル体20を直角状に開動させ、そしてヒン
ジ具4を介してベースパネル体8を水平状に揺動して、
サイドパネル体20の下枠22上に載置させるとともにロツ
ク装置6をロツク作用させることで荷の積み込みが行え
る。
この際、第3図に示すように縦材13,23の残部28の外
面28aを外枠11,21の外面29の近傍に位置すべく縦材13,2
3を配設することで、この物品搬送具1の物品収納部容
積を極力大きく取ることができる。
所期の運搬を行い、荷を卸して不使用状態になつた物
品搬送具1は、まずステー37が第2保持具39から外され
る。そしてロツク装置6を解除したのち、ベースパネル
体8をヒンジ具4を介して上方へ回動させ、バツクパネ
ル体10に沿わせる。次いで右側のサイドパネル体20を、
連結具5を介して回動させ、バツクパネル体10側に沿わ
せる。これにより平面視でL形状に折りたたんで保管し
得る。
前記のような物品搬送具1を製作する際、前記縦材1
3,23は所定の長さに水平状に切断されたのち、第3図に
示すように、縦材13,23の上端面32を通る中心線26を天
杆部11a,21aの中心部27に向け、そして前記中心線26の
方向に縦材13,23を加圧することで、縦材13,23の上端面
32は天杆部11a,21aの外周面33に容易に圧接し得る。こ
の状態で縦材13,23を天杆部11a,21aに抵抗溶接し、連結
する。その後、第3図に示すように縦材13,23の仮想線
(イ)で示す部分を所定の角度α°だけ内側31に曲げる
ことで、第3図の実線に示すように、傾斜部25および残
部28が容易に形成される。
発明の効果 上記構成の本発明によると、縦材上端部の中心線を外
枠の天杆部の中心部に向かわせて縦材と天杆部とを連結
するため、縦材を切断した後の上端面を新たに加工成形
する必要が無く、さらに縦材上端面を天杆部外周面に圧
接し得るため、前記縦材と天杆部との連結には抵抗溶接
を用いることが可能となる。この抵抗溶接は短時間で完
了し、欠陥が無く、常に充分な溶接部の強度を実現し得
るため、従来に比べて短時間で、確実なパネル体を製作
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は要
部の一部切欠き正面図、第2図は第1図におけるA−A
拡大矢視図、第3図は第1図におけるB−B拡大矢視
図、第4図は物品搬送具の斜視図、第5図は同正面図、
第6図は同側面図、第7図は同平面図、第8図は従来例
における要部の一部切欠き拡大側面図である。 1……物品搬送具、4……ヒンジ具、5……連結具、6
……ロツク装置、8……ベースパネル体、10……バツク
パネル体、11……外枠、11a……天杆部、11b……縦杆
部、12……下枠、13……縦材、14……横材、20……サイ
ドパネル体、21……外枠、21a……天杆部、21b……縦杆
部、22……下枠、23……縦材、24……横材、25……傾斜
部、26……中心線、27……中心部、28……残部、28a…
…外面、29……外面、40……外枠、41……縦材、42……
外面、43……外面、44……天杆部、47……中心線、48…
…中心部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】門形状の外枠と、この外枠の下端間を連結
    した下枠と、前記外枠の天杆部と下枠との間に配設し、
    かつ前記外枠より小径な複数本の縦材とからなり、前記
    縦材の上端部に外側下方に傾斜した傾斜部を形成すると
    ともに、この傾斜部の中心線を前記天杆部の中心部に向
    かわせて両者を連結し、前記縦材の傾斜部を除く残部の
    外面が前記外枠の外面近くに位置すべく配設したことを
    特徴とするパネル体。
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