JP2653686B2 - 内視鏡用把持具 - Google Patents

内視鏡用把持具

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本のワイヤから構成される開拡習性を
有するバスケット状の把持部で、体内管腔の結石などの
異物を体外に摘出するための内視鏡用把持具に関する。
〔従来の技術〕
この種の内視鏡用把持具としては、一般に実公昭62−
14811号公報等によって周知である。これはシースと、
このシース内に挿通されて進退自在に操作される操作ワ
イヤと、この操作ワイヤの先端に固着され開拡習性を有
する複数の把持ワイヤと、この把持ワイヤの先端に連結
された中実の先端チップと、上記操作ワイヤの手元端を
シース手元端の操作部より突出させて、シース内を進退
自在なロッド部材の内孔に挿入し固着した構造であっ
た。
このように構成された内視鏡用把持具は、まずロッド
部材を引いて把持ワイヤをシース内に収納した状態で、
経内視鏡的、あるいは単独で体内管腔へ挿入してシース
先端を目的の結石より奥に位置させた後、ロッド部材を
押して操作ワイヤを前進させ、その開拡習性により把持
ワイヤを開いた状態にして、シースを引いて結石を把持
ワイヤ内に取り込んでいた。そして、ロッド部材を引い
て把持ワイヤを縮小させて結石を把持した後、シースを
引いて結石を体外に取り出していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述したような従来の内視鏡用把持具にお
いて、体内管腔に対して結石が充分大きい場合、シース
先端を結石より奥に挿入することが難しく、患者に対し
て苦痛と負担をかけることがあった。
従って、本発明の目的は上記欠点を解決するものであ
り、容易に結石よりも奥の体内管腔にシース先端を挿入
することができる内視鏡用把持具を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は上記目的を達成するために、内部にガイドワ
イヤが挿通できる空間を有するシースと、上記シース内
の空間に挿通され進退自在な操作部材と、上記操作部材
先端に接続され開拡習性を有する複数の把持ワイヤより
なるバスケット部と、上記把持ワイヤ先端に連結され長
軸方向にガイドワイヤが挿通可能な孔を設けた先端チッ
プと、上記操作部材の手元端に固着され上記シース手元
端に固着された操作部より突出して長軸方向にガイドワ
イヤが挿通可能な孔を設けたロッド部材とからなること
を特徴とするものであって、上記先端チップの孔よりガ
イドワイヤを突出させて、このガイドワイヤを結石の奥
に位置させ、このガイドワイヤに沿わせて内視鏡用把持
具を結石の奥まで挿入させるものである。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す内視鏡用把持具の
要部縦断面図である。本実施例における内視鏡用把持具
1は、内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通可能な外
径を有していて、例えばテフロンなどの可撓性チューブ
からなるシース2と、例えばステンレスワイヤなどから
なる操作ワイヤ3がこのシース2内に進退自在に挿通さ
れている。更に開拡習性を有する例えばステンレスワイ
ヤなどからなる複数本の把持ワイヤ4で構成され内側に
結石が挟持可能なバスケット部5が、パイプ状の後端チ
ップ6によって操作ワイヤ3と接続されている。このバ
スケット部5を形成する把持ワイヤ4の後端は後端チッ
プ6により操作ワイヤ3と接続され、先端は先端チップ
7により結束されている。この先端チップ7には貫通孔
8が軸方向に設けられていて、操作ワイヤ3を引いてバ
スケット部5をシース2内に収納した状態で先端チップ
7は、シース2の先端に嵌合するような形状を有してい
る。
また、上記シース2の後端には口金10が固着されてい
る。この口金10はコック11を有する管状部材12と、その
後端に結合する止金部材13とからなっていて、さらに軸
方向に貫通する通孔14が形成されている。この通孔14内
にはパイプ状の操作ロッド15が挿通されており、その基
端部15aは止金部材13より突出していて、ツマミ16が取
り付けられている。また、この操作ロッド15の先端部15
bの外周には操作ワイヤ3の後端部が固着されている。
そして、操作ロッド15には軸方向に貫通する内孔17が形
成されていて、ガイドワイヤGが挿通自在となってい
る。
口金10の管状部材12と止金部材13との結合部分にはO
リング18が介装されている。
次に、このように構成された内視鏡用把持具を用い
て、体内管腔より結石を取り出す場合について第2図に
基づいて説明する。
まず、内視鏡の処置具挿通チャンネルを通して、ある
いはX線透視下において、シース2より十分に細いガイ
ドワイヤGの先端を体内管腔の結石よりも奥に挿入す
る。そして、ツマミ16を引いて先端チップ7をシース2
内に入れてバスケット部5をシース2内に収納した状態
の内視鏡用把持具1の先端チップ7の貫通孔8にガイド
ワイヤGの手元端を挿入し、シース2内、操作ロッド15
の内孔17を挿通させてツマミ16から突出させる。
その後、ガイドワイヤGに沿わせて把持鉗子1を体内
管腔へ挿入し、シース2の先端部が結石よりも奥に位置
したところでガイドワイヤGを抜去する。
この様な状態になった内視鏡用把持具1のツマミ16を
押して操作ロッド15をシース2内で前進させ、バスケッ
ト部5をシース2の先端より突出させる。これによりバ
スケット部5の把持ワイヤ4の弾性復元力によりかご状
に開き、結石をその把持ワイヤ4の隙間から内部へ取り
込む。そして、結石がバスケット部5内部に確実に入っ
たところでツマミ16を後方へ引き、バスケット部5を収
縮させて結石を確実に保持する。この状態で内視鏡ごと
体内管腔に引き出し、結石を抽出するのである。
また、シース2の先端部を結石よりも奥に位置させる
までは次の手順でも良い。ガイドワイヤGの先端をツマ
ミ16の手元端から操作ロッド15の内孔17に挿入し、先端
チップ7の貫通孔8より突出させる。そして、経内視鏡
的にガイドワイヤGの先端を体内管腔の結石よりも奥に
挿入し、このガイドワイヤGに沿わせて把持具1を前進
させ、シース2の先端を結石よりも奥に位置させてもよ
い。
以上述べたような本実施例の構成・作用により、内視
鏡用把持具はガイドワイヤを案内にして結石の奥にその
先端を挿入できる。ガイドワイヤは内視鏡用把持具より
も細いために容易に結石より奥に挿入でき、患者に対す
る苦痛と負担を少なくすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、内視鏡用把持具
をガイドワイヤが挿通可能な構造としたことにより、ガ
イドワイヤを案内にして結石の奥にシース先端を挿入す
ることができるものである。そのため、内視鏡用把持具
より細いガイドワイヤにより、結石より奥の体内管腔に
挿入する際に患者に対して与える苦痛・負担を少なくす
ることができ、更にこのガイドワイヤを案内にすること
で、容易に内視鏡用把持具のシースを結石より奥の体内
管腔に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す内視鏡用把持具の要
部断面図,第2図は本発明の内視鏡用把持具の作用を説
明する図である。 1……内視鏡用把持具、2……シース 3……操作ワイヤ、4……把持ワイヤ 5……バスケット部、6……後端チップ 7……先端チップ、8……貫通孔 10……口金、11……コック 12……管状部材、13……止金部材 14……通孔、15……操作ロッド 16……ツマミ、17……内孔 18……Oリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にガイドワイヤが挿通できる空間を有
    するシースと、上記シース内の空間に挿通され進退自在
    な操作部材と、上記操作部材先端に接続され開拡習性を
    有する複数の把持ワイヤよりなるバスケット部と、上記
    把持ワイヤ先端に連結され長軸方向にガイドワイヤが挿
    通可能な孔を設けた先端チップと、上記操作部材の手元
    端に固着され上記シース手元端に固着された操作部より
    突出して長軸方向にガイドワイヤが挿通可能な孔を設け
    たロッド部材とからなることを特徴とする内視鏡用把持
    具。
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DE102009031209B4 (de) * 2009-07-01 2020-02-20 medwork GmbH Vorrichtung zur endoskopischen Entfernung von Steinen oder Konkrementen aus einem Gallen- oder Pankreasgang oder von Fremdkörpern sowie Polypen nach Polypektomie im oberen oder unteren Gastrointestinaltrakt

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