JP2653594B2 - 溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法 - Google Patents
溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法Info
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Zと称する)の低温靭性が優れた高張力鋼板の製造方法
に関する。
のサイズ、(2)高炭素島状マルテンサイト(M* )、
炭化物などの硬化相の分散状態、(3)粒界脆化の有
無、(4)元素のミクロ偏析など、種々の冶金学的要因
に支配される。なかでもHAZの結晶粒サイズは低温靭
性に大きな影響を与えることがよく知られており、HA
Z組織を微細化する数多くの技術が開発実用化されてい
る。
て、TiNを微細分散させHAZ靭性を改善する手段が
開示されている(昭和54年6月発行「鉄と鋼」第65
巻第8号1232頁)。しかし、これらの析出物は溶接
時には高温に加熱される溶融線(Fusion Lin
e:以下FLと呼ぶ)近傍では大部分が溶解し、HAZ
組織の粗粒化を生じ、FLのごく近傍のHAZでは靭性
が劣化するという欠点を有する。
細分散させ、これを変態核として溶接時のHAZにおい
て粒内フェライト(以下IFPと称する)を生成させる
ことにより、HAZ組織を実質的に微細化してHAZ靭
性を向上させ得ることが特開昭63−21235号、特
開平1−15321号各公報等に示されている。
酸化物を微細分散させてHAZ靭性を改善する技術を基
本として、HAZ組織と靭性の関係を鋭意検討した結
果、鋼中にTi酸化物を微細分散させた鋼においても、
北海域やLPGタンクなどの低温環境で使用される鋼板
のHAZ靭性は十分とは言えないことが判明した。しか
しながら、現在のところFL近傍までHAZ組織を安定
して微細化してHAZ靭性を改善できる技術は存在しな
い。本発明は溶接HAZ靭性の優れた高張力鋼板の製造
方法を提案するものである。本発明の高張力鋼はFL近
傍を含めたHAZ全域で組織が微細化して優れた低温靭
性を有する。
量が0.003〜0.020%の溶鋼中にTiとMgを
それぞれTi:0.010〜0.040%、Mg:0.
001〜0.010%の範囲で同時に添加し、その後1
5分以内にCaを0.005〜0.050%添加した
後、凝固させ、重量%でC:0.02〜0.18%、S
i:0.5%以下、Mn:0.8〜2.0%、P:0.
015%以下、S:0.001〜0.01%、Al:
0.004%以下、Nb:0.003〜0.060%、
N:0.002〜0.0060%、Ti:0.005〜
0.020%、Mg:0.0001〜0.001%、C
a:0.0005〜0.0050%、O:0.001〜
0.006%を含有し、また、必要に応じてCr:0.
05〜1.00%、Ni:0.05〜4.00%、M
o:0.05〜0.4%、V:0.005〜0.080
%、Cu:0.05〜1.50%、B:0.0003〜
0.0020%の一種または二種以上を含有し、残部が
鉄及び不可避不純物からなる実質的にAlを含有しない
鋳片を、1250℃以下の温度で再加熱後、鋼板を製造
することである。
らの研究によれば、HAZ靭性は(1)鋼の化学成分、
(2)組織(結晶粒の大きさと硬化相の分布状態)に大
きく依存し、鋼成分の適正化とこれによる結晶粒の微細
化が高靭性化に不可欠であると考えられる。特開昭63
−210235号、特開平1−15321号各公報に示
されるように、Ti酸化物を微細分散させた鋼は、溶接
時のHAZ(特にFL近傍)において、IFPを生成さ
せることによりHAZ組織が微細化され、HAZ靭性を
著しく改善できる。
4号明細書に示したように、TiとMgを複合添加する
と、Ti単独脱酸鋼に比べてTiを含有する酸化物を鋼
中により多量にかつ微細分散でき、該酸化物を核として
粒内フェライトが生成することから優れたHAZ靭性が
達成できることを見いだした。
を複合添加した際に生成する酸化物は、溶鋼中でクラス
ター状に凝集し浮上しやすい傾向を有するため、鋳片全
体に均一微細分散させることが必ずしも容易でなく、そ
のためには凝固までの時間を短くすることが好ましいこ
とが判明した。しかし、実際の鋼材の製造では、例えば
連続鋳造法により凝固させる場合でも溶鋼にTi,Mg
を添加した後、すぐに凝固を開始させることは困難であ
る。
化物について検討した結果、Ti,Mgを添加した後、
さらにCaを添加すると、酸化物の分布状態の時間依存
性が少なくなることを見いだし、均一微細分散に極めて
有効であることが判明した。すなわちTi,Mg,Ca
の添加方法を規定することにより、鋼中にTiを主体と
し、MgとCaを含有する複合酸化物を凝固までの時間
によらず、言い替えれば鋳片の位置によらず均一かつ微
細分散させることが可能であることを見いだし、本発明
に至った。
しも一定の組成を持たないが、主としてTiを含有し、
Mg,Caを若干含有する。他に微量のAl,Mn,S
iが測定される場合もあるが、いずれもフェライト変態
核となり得、本発明により鋼中に上記複合酸化物を多量
に微細分散させた鋼は、FL近傍の1400℃以上に加
熱された領域においても、γ−α変態時にγ粒内に存在
する酸化物を核として、IFPを生成し、HAZ組織を
著しく微細化する。
程度までの領域)においては、微細TiNを含有させる
ことによりHAZ靭性を改善できる。これは微細TiN
によりγ粒の粗大化が抑制され、組織が微細化されるた
めである。
化物を鋼中に多量に微細分散させるためには、まず、T
iやMg,Caを添加する前の溶鋼中の溶存酸素量を
0.003〜0.020%にする必要がある。溶存酸素
量が0.003%未満であると、Ti,Mg,Caによ
る脱酸後の酸素量が少なくなり、最終的な微細酸化物の
個数が少なくなるためである。
ると、Ti,Mg,Caを添加しても脱酸が十分に行わ
れず、清浄度が落ちて母材の靭性が劣化する。また、粗
大な酸化物が形成されやすくなり、これが脆性破壊の起
点となるため、HAZ靭性も劣化する。Tiの添加量は
脱酸により、添加量の約50%がスラグとして出るため
に最終的に必要とするTiの2倍程度を添加する必要が
ある。
め、最終的に必要とするCaの10倍程度を添加する必
要がある。Mgはさらに歩留まりが悪いため、必要量の
10〜20倍程度添加する必要がある。
iとMgとは同時に添加することと、Caの添加を一番
最後にする必要がある。これはTiとMgとを同時に添
加する方が、別々に添加するよりも酸化物数を増加させ
られるからである。Caを先に添加すると、Caの酸素
との親和力が強いために、鋼中に生成する酸化物はCa
主体の酸化物となる。Caを主成分とする酸化物はIF
P生成能が著しく低くなるため、HAZ組織微細化効果
は期待できなくなる。
が、本発明ではその含有量自体が少ないため、添加順序
によらず、生成する酸化物はIFP生成能の強いTi主
体の酸化物となる。
添加する場合、Ti,Mgを同時に添加した時点から1
5分以内にCaを添加する必要がある。Ti,Mgを添
加後15分以上経過すると、Tiを含有する酸化物の凝
集・合体及び浮上が進むために、最終的に微細な酸化物
を鋼中に均一分散させることができないためである。
a,N,O量は以下の理由により限定される。Ti,M
g,Ca,N,O量の下限はTiとMgとCaの複合酸
化物、TiNを生成させるための必要最小量である。T
i量の上限はTiCの生成によるHAZ靭性の劣化を防
止するためである。Ca量の上限はCaOが多量に生成
して鋼の靭性、清浄度を害するのを防止するためであ
る。Mgの上限は、Tiを含有する酸化物のIFP生成
能が低下するのを防止するためである。N量の上限は固
溶NによるHAZ靭性の劣化を防止するためである。ま
た、O量の上限は非金属介在物の生成による鋼の清浄
度、靭性の劣化を防止するためである。
を限定し、Ti,Mg,Caの添加条件を規定して鋼中
にTiを含有する酸化物を均一微細分散させ、さらに微
細なTiNを生成させても基本成分が適当でないと優れ
たHAZ靭性は得られない。
て説明する。C量の下限0.02%は、母材及び溶接部
の強度の確保ならびにNb,Vなどの添加時にこれらの
効果を発揮するための最小量である。しかし、C量が多
すぎると、HAZ靭性に悪影響を及ぼすだけでなく母材
靭性、溶接性を劣化させるので、上限を0.18%とし
た。
Z靭性が劣化するので、上限を0.5%とした。
元素であるため、その下限を0.8%とした。しかしM
n量が多すぎると、焼入性が過剰となって溶接性、HA
Z靭性が劣化するため上限を2.0%とした。
すので、極力低減すべきであり、上限を0.015%と
した。
を助長する元素であり、その効果を発揮させるために
0.001%以上必要であるが、0.01%を超える過
剰の添加は粗大なA系介在物を形成して母材の延性、靭
性の低下と機械的性質の異方性の増加を招くため、Sは
0.001〜0.01%の範囲とした。
れる元素であるが、本発明では好ましくない元素であ
り、極力低減すべきで、0.004%以下に限定した。
これはAlが鋼中に含まれると酸素と結合して、Tiの
酸化物が生成しなくなるためである。脱酸はTi及びS
iだけでも可能である。
してHAZ組織の微細化に有効な元素である。この効果
を得るためには最低0.003%必要である。しかしな
がらNb量が多すぎると、IFPの生成を妨げるのでそ
の上限を0.060%とした。
を添加する理由について説明する。基本成分にさらにこ
れらの元素を添加する主たる目的は、本発明鋼の特徴を
損なうことなく、強度・靭性などの特性の向上をはかる
ためである。従って、その添加量は自ら制限されるべき
性質のものである。
であるが、0.05%未満では効果が薄く、1.0%を
超えると溶接性やHAZ靭性を劣化させるため、0.0
5〜1.0%の範囲とした。
すことなく、母材の強度、靭性を向上させるが、0.0
5%未満では効果が明瞭でなく、4.0%以上の添加は
溶接性に好ましくないため、0.05〜4.0%の範囲
とした。
であるが、0.4%を超えるとCrと同様に溶接性やH
AZ靭性を劣化させるため、上限を0.4%とした。ま
た、0.05%未満では効果が薄いため、0.05%〜
0.4%とした。
であるが、0.005%以下では効果が明瞭でなく、
0.08%を超えると靭性を劣化させるため、0.00
5〜0.08%の範囲とした。
性、耐水素誘起割れ性などにも効果があるが、0.05
%未満では効果が認められないため、下限を0.05%
とした。しかしながら、1.5%を超えると熱間圧延時
に割れが発生し、製造困難となるため、上限を1.5%
とした。
溶Bとして偏析し、粒界フェライトを抑制する。この効
果を得るためには最低0.0003%のB量が必要であ
る。しかし、過剰のB添加はFE23(CB)6 などの粗
大な析出物が粒界に析出して靭性を劣化させるため、上
限を0.0020%とした。
法が適切でなければ溶接前の鋼中にTiNを微細に分散
させることはできない。このため製造条件についても限
定する必要がある。
造する場合、TiNの微細分散のためには鋳片の再加熱
温度が高くなりすぎないようにすべきであり、再加熱時
のTiNの粗大化を防止するために、再加熱温度を12
50℃以下とする必要がある。ただし、本発明において
は、鋳片の再加熱は必ずしも実施する必要はなく、ホッ
トチャージ圧延やダイレクト圧延を行っても全く問題な
い。
ついては、特に限定しないが、いわゆる加工熱処理や制
御圧延、圧延後の焼入れ、焼きならし処理が強度、靭性
を確保する上で適切である。これは、たとえ優れたHA
Z靭性が得られても母材の靭性が劣っていると、鋼材と
しては不十分なためである。
でAc1 変態点以下に再加熱しても本発明の特徴を損な
うものではない。この方法で製造した鋼は海洋構造物、
圧力容器、造船、橋梁、建築、ラインパイプなどの溶接
鋼構造物に用いることができる。
造、厚板工程で種々の鋼成分の鋼板を製造し、サブマー
ジドアーク溶接(SAW)を実施し、HAZ靭性を−6
0℃での2mmVノッチシャルピー試験によって調査し
た。試験片は板厚の1/4の位置から採取し、ノッチ位
置はFLとFLからHAZ側へ1mmずらした位置(HA
Z1mm)とした。
明にかかる鋼は全て良好なHAZ靭性を有する。これに
対して鋼11〜25の比較鋼は本発明の要件を満足して
いないため、ことごとくHAZ靭性が本発明鋼に比較し
て劣っている。
加のため、IFP生成能を有する酸化物個数が極端に少
ないことと、TiNによるオーステナイト粒径抑制効果
がないためにHAZ靭性は劣る。鋼12はTi,Caは
含有するものの、Mgを含まないため、IFPの生成が
本発明鋼に比較して少ないため、HAZ靭性は不十分で
ある。
数が少なく、かつ酸化物が粗大化するため、靭性は劣化
する。鋼14はCa無添加のため、鋳片中の酸化物分布
が不均一となり、HAZ靭性が安定して確保されない。
鋼15はTi,Mg添加前の溶存酸素量が少ないため、
結果として生成する酸化物の個数が確保できず、HAZ
靭性が劣る。
酸化物が多く、酸化物自身が脆性破壊の起点となり、H
AZ靭性は改善されない。鋼17は酸素量だけでなく、
Mg,Caも過剰に含有しているため、さらにHAZ靭
性は劣る。鋼18,19はCaを先に添加したために、
Ca主体の酸化物が増加し、逆にIFP生成能を有する
Tiを主体とする酸化物個数が減少するため、HAZに
おけるIFP生成が十分でなく、HAZ靭性は劣化す
る。
添加するまでの時間が長いため、Tiを含む酸化物の凝
集、合体が進行するため、微細な酸化物の均一分散が達
成できず、HAZ靭性は劣化する。鋼21はAl量が多
いため、IFPが形成されず、HAZ靭性は劣る。ま
た、鋼22はN量が過剰なため、TiNの微細分散が達
成されず、また、固溶Nも増加するため、HAZ靭性は
劣化する。鋼23〜25はそれぞれ、C,B,V量が適
切でないため、HAZ靭性が劣化する。以上の実施例か
ら、本発明によれば極めて優れたHAZ靭性が得られる
ことが明白である。
フェライトを生成させて組織の微細化を図る技術はHA
Z靭性向上のための優れた技術である。本発明はTiに
加えてさらに溶鋼中にMg,Caを複合添加することに
よりTiを含有する酸化物の多量且つ均一微細分散を達
成できる技術であり、その結果として一層のHAZ靭性
向上が図れる。従って、より過酷な使用条件に対しても
安全性の高い溶接構造用鋼を提供することが可能となる
ものであり、その効果は極めて顕著である。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で溶存酸素量が0.003〜0.
020%の溶鋼中にTiとMgをそれぞれTi:0.0
10〜0.040%、Mg:0.001〜0.010%
の範囲で同時に添加し、その後15分以内にCaを0.
005〜0.050%添加した後、凝固させ、 C :0.02〜0.18% Si:0.5%以下 Mn:0.8〜2.0% P :0.015%以下 S :0.001〜0.01% Al:0.004%以下 Nb:0.003〜0.060% N :0.002〜0.0060% Ti:0.005〜0.020% Mg:0.0001〜0.0010% Ca:0.0005〜0.0050% O :0.001〜0.006% 残部が鉄及び不可避不純物からなる実質的にAlを含有
しない鋳片を、1250℃以下の温度で再加熱後、鋼板
を製造することを特徴とする溶接熱影響部靭性の優れた
厚鋼板の製造方法。 - 【請求項2】 重量%で、 Cr:0.05〜1.00% Ni:0.05〜4.00% Mo:0.05〜0.4% V :0.005〜0.080% Cu:0.05〜1.50% B :0.0003〜0.0020% の一種または二種以上を含有することを特徴とする請求
項1記載の溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方
法。
Priority Applications (1)
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JP3335314A JP2653594B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3335314A JP2653594B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法 |
Publications (2)
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JP2653594B2 true JP2653594B2 (ja) | 1997-09-17 |
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ID=18287142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3335314A Expired - Lifetime JP2653594B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 溶接熱影響部靭性の優れた厚鋼板の製造方法 |
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-
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