JP2653103B2 - コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 - Google Patents
コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形成方法Info
- Publication number
- JP2653103B2 JP2653103B2 JP63137147A JP13714788A JP2653103B2 JP 2653103 B2 JP2653103 B2 JP 2653103B2 JP 63137147 A JP63137147 A JP 63137147A JP 13714788 A JP13714788 A JP 13714788A JP 2653103 B2 JP2653103 B2 JP 2653103B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- sheet
- material sheet
- water
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンクリート打設時にコンクリートから生
じる水分を除去排除することができ、このため水泡跡を
コンクリート打設表面に残すことがなく、更にコンクリ
ートの養生時にはコンクリートを保温することができる
コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形
成方法に関する。
じる水分を除去排除することができ、このため水泡跡を
コンクリート打設表面に残すことがなく、更にコンクリ
ートの養生時にはコンクリートを保温することができる
コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形
成方法に関する。
従来の技術 従来より、コンクリート打設に当っては、木製合板
(ベニア板)や鉄枠でできた型枠が利用されているが、
これらの型枠を用いてコンクリートを打設し、固化させ
ると、型枠と接したコンクリート面には、コンクリート
に混和されている水分により発生した水泡の跡がのこ
り、細かい凹凸(いわゆるジャンカ)を生じ、これがモ
ルタル仕上げ等の後処理を行なう場合に問題になってい
た。
(ベニア板)や鉄枠でできた型枠が利用されているが、
これらの型枠を用いてコンクリートを打設し、固化させ
ると、型枠と接したコンクリート面には、コンクリート
に混和されている水分により発生した水泡の跡がのこ
り、細かい凹凸(いわゆるジャンカ)を生じ、これがモ
ルタル仕上げ等の後処理を行なう場合に問題になってい
た。
このため、最近ではコンクリート打設表面に存在する
水分を積極的に外部に排出することを目的として、例え
ば、特開昭63−11766号公報にあるように型枠の表面に
通水層を設けたもの、或いは型枠に水分排出用の貫通孔
を多数形成し、余分な水分や気泡を排出するようにした
ものなどが提案されている。
水分を積極的に外部に排出することを目的として、例え
ば、特開昭63−11766号公報にあるように型枠の表面に
通水層を設けたもの、或いは型枠に水分排出用の貫通孔
を多数形成し、余分な水分や気泡を排出するようにした
ものなどが提案されている。
発明が解決しようとする課題 これらの型枠を用いてコンクリートを打設する場合、
打設時にコンクリートから生じる余剰の水分を除去排除
することが可能であるが、コンクリートを打設固化さ
せ、型枠を取り除いた後、打設したコンクリートを養生
するために養生シート等でコンクリート打設面を覆って
コンクリートを保温する必要がある。更に、養生時には
コンクリート打設表面へ常時散水してコンクリートの急
激な乾燥収縮を防止することが行なわれている。このた
め斜面のコンクリート打設における養生には多大の労力
を要するという問題がある。
打設時にコンクリートから生じる余剰の水分を除去排除
することが可能であるが、コンクリートを打設固化さ
せ、型枠を取り除いた後、打設したコンクリートを養生
するために養生シート等でコンクリート打設面を覆って
コンクリートを保温する必要がある。更に、養生時には
コンクリート打設表面へ常時散水してコンクリートの急
激な乾燥収縮を防止することが行なわれている。このた
め斜面のコンクリート打設における養生には多大の労力
を要するという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、コンクリー
ト打設時にコンクリートから生じる水分を除去排除する
ことができ、このため水泡跡をコンクリート表面に残す
ことなく、更にコンクリートの養生時にはコンクリート
を保温することができるコンクリート打設用型枠を使用
したコンクリート壁の形成方法を提供することを目的と
する。
ト打設時にコンクリートから生じる水分を除去排除する
ことができ、このため水泡跡をコンクリート表面に残す
ことなく、更にコンクリートの養生時にはコンクリート
を保温することができるコンクリート打設用型枠を使用
したコンクリート壁の形成方法を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、型枠主体のコン
クリート打設側の面に導水性を有する緩衝シートを固着
し、更に該緩衝シート上に透水性を有する材シートを
剥離可能に積層した型枠を使用してコンクリートを打設
した後、緩衝シートと材シートとを分離して型枠を除
去すると共に、材シートをコンクリート打設表面に残
存させ、該材シートでコンクリートを保温湿潤養生さ
せるようにしたものである。この場合、激しい外気温変
動のある地域等ではコンクリート打設表面に残存させた
材シート上に断熱材を吹付けて、保温湿潤養生させる
ことが好ましい。
クリート打設側の面に導水性を有する緩衝シートを固着
し、更に該緩衝シート上に透水性を有する材シートを
剥離可能に積層した型枠を使用してコンクリートを打設
した後、緩衝シートと材シートとを分離して型枠を除
去すると共に、材シートをコンクリート打設表面に残
存させ、該材シートでコンクリートを保温湿潤養生さ
せるようにしたものである。この場合、激しい外気温変
動のある地域等ではコンクリート打設表面に残存させた
材シート上に断熱材を吹付けて、保温湿潤養生させる
ことが好ましい。
ここで、上記緩衝シートとしては、合成樹脂ネット、
合成樹脂コルゲートシート、不通水性プラスチックフィ
ルムの一面に内部に空気が封入され、内部を独立空気室
とする弾性を有する多数のプラスチック製中空円盤状突
起が互いに所定間隔離間して千鳥状に一体に突設された
構成を有するシート等を使用することができ、また、
材シートとしては、不織布、織布などが使用される。
合成樹脂コルゲートシート、不通水性プラスチックフィ
ルムの一面に内部に空気が封入され、内部を独立空気室
とする弾性を有する多数のプラスチック製中空円盤状突
起が互いに所定間隔離間して千鳥状に一体に突設された
構成を有するシート等を使用することができ、また、
材シートとしては、不織布、織布などが使用される。
作 用 本発明の型枠は、その材シート側にコンクリートを
打設するものであるが、コンクリートを打設した場合、
コンクリートから生じる水分が型枠の材シート、更に
この材シートを通過して緩衝シート内に流入し、これ
ら両シート内を流れて外部に排除されるのでコンクリー
ト打設表面における水泡跡、細かな凹凸の生成が確実に
防止され、このためコンクリート表面をきれいに打設す
ることができる。また、この型枠を用いてコンクリート
を打設し、コンクリート壁を形成する場合、この型枠を
使用してコンクリートを打設固化させた後、緩衝シート
と材シートとを分離して型枠を取り除くと共に、材
シートをコンクリート打設表面に残存させ、この材シ
ートでコンクリートを保温湿潤養生させることができ、
更にコンクリート打設表面に残存させた材シート上に
断熱材を吹付けることにより、より一層良好なる保温湿
潤養生を行なうことができると共に、コンクリートの急
激な乾燥収縮を防止することができる。従って、コンク
リート打設後に養生シートを張設するといった保温処理
をコンクリート打設面に施す必要がなく、更にコンクリ
ート表面への常時散水を行ない、コンクリートの急激な
乾燥収縮を防止する処理を施す必要もなく、コンクリー
ト壁の形成作業を簡略化することができる。
打設するものであるが、コンクリートを打設した場合、
コンクリートから生じる水分が型枠の材シート、更に
この材シートを通過して緩衝シート内に流入し、これ
ら両シート内を流れて外部に排除されるのでコンクリー
ト打設表面における水泡跡、細かな凹凸の生成が確実に
防止され、このためコンクリート表面をきれいに打設す
ることができる。また、この型枠を用いてコンクリート
を打設し、コンクリート壁を形成する場合、この型枠を
使用してコンクリートを打設固化させた後、緩衝シート
と材シートとを分離して型枠を取り除くと共に、材
シートをコンクリート打設表面に残存させ、この材シ
ートでコンクリートを保温湿潤養生させることができ、
更にコンクリート打設表面に残存させた材シート上に
断熱材を吹付けることにより、より一層良好なる保温湿
潤養生を行なうことができると共に、コンクリートの急
激な乾燥収縮を防止することができる。従って、コンク
リート打設後に養生シートを張設するといった保温処理
をコンクリート打設面に施す必要がなく、更にコンクリ
ート表面への常時散水を行ない、コンクリートの急激な
乾燥収縮を防止する処理を施す必要もなく、コンクリー
ト壁の形成作業を簡略化することができる。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
実施例 第1図は、本発明の一実施例に係るコンクリート打設
用型枠1を示すもので、この型枠1は木製合板,金属
板,合成樹脂板等の布通水性の型枠主体2のコンクリー
ト打設側の面に導水性を有する緩衝シート3を固着し、
更にこの緩衝シート3上に透水性を有する材シートを
剥離可能に積層した構成とされている。ここで、上記緩
衝シート3としては、合成樹脂ネット等のそれ自体透水
性を有するものが使用される。また、材シート4とし
ては、透水性を有するものであればよく、例えば織布、
不織布、編布等が好適に用いられる。
用型枠1を示すもので、この型枠1は木製合板,金属
板,合成樹脂板等の布通水性の型枠主体2のコンクリー
ト打設側の面に導水性を有する緩衝シート3を固着し、
更にこの緩衝シート3上に透水性を有する材シートを
剥離可能に積層した構成とされている。ここで、上記緩
衝シート3としては、合成樹脂ネット等のそれ自体透水
性を有するものが使用される。また、材シート4とし
ては、透水性を有するものであればよく、例えば織布、
不織布、編布等が好適に用いられる。
上記型枠1を用いてコンクリートを打設し、コンクリ
ート壁を形成する場合は、第2図に示したように、まず
材シート4に接してコンクリート9を打設する(A
図)。これにより、コンクリート9から生じる水分が
材シート4、更にこれを通過して緩衝シート3内を流れ
ることにより排出される。従って、この型枠1によれ
ば、コンクリート9から生じる水分を効率よく確実に外
部に排出除去することができ、このためコンクリート打
設表面に水分泡に起因する水泡跡、細かな凹凸などが生
じるようなことがなく、平滑なコンクリート打設面が形
成される。
ート壁を形成する場合は、第2図に示したように、まず
材シート4に接してコンクリート9を打設する(A
図)。これにより、コンクリート9から生じる水分が
材シート4、更にこれを通過して緩衝シート3内を流れ
ることにより排出される。従って、この型枠1によれ
ば、コンクリート9から生じる水分を効率よく確実に外
部に排出除去することができ、このためコンクリート打
設表面に水分泡に起因する水泡跡、細かな凹凸などが生
じるようなことがなく、平滑なコンクリート打設面が形
成される。
次に、コンクリート9が固化した後、型枠主体2を緩
衝シート3と共に該緩衝シート3と材シート4とを分
離することにより除去すると共に、材シート4をコン
クリート打設表面に残存させる(B図)。これにより、
この材シート4でコンクリート9が保温され、コンク
リートが良好に保温湿潤養生される(C図)。この場
合、コンクリート打設表面に残存される材シート4上
に断熱材10を吹付けることにより保温湿潤効果をより一
層高いものとすることができる。養生終了後は、コンク
リート打設表面の材シート4を取り除き、コンクリー
ト壁の形成を完了する(D図)。
衝シート3と共に該緩衝シート3と材シート4とを分
離することにより除去すると共に、材シート4をコン
クリート打設表面に残存させる(B図)。これにより、
この材シート4でコンクリート9が保温され、コンク
リートが良好に保温湿潤養生される(C図)。この場
合、コンクリート打設表面に残存される材シート4上
に断熱材10を吹付けることにより保温湿潤効果をより一
層高いものとすることができる。養生終了後は、コンク
リート打設表面の材シート4を取り除き、コンクリー
ト壁の形成を完了する(D図)。
このように、上記型枠1によればコンクリートを打設
固化させた後、材シート4と緩衝シート3とを分離す
ることにより型枠1を取り除くと共に、材シート4を
コンクリート打設表面に残存させ、該シートでコンクリ
ートを保温湿潤養生することができ、従って、別に養生
シート等をコンクリート打設面に配設するなどの保温処
理及び散水を施す必要がなく、コンクリート壁の形成作
業を簡略化することができる。
固化させた後、材シート4と緩衝シート3とを分離す
ることにより型枠1を取り除くと共に、材シート4を
コンクリート打設表面に残存させ、該シートでコンクリ
ートを保温湿潤養生することができ、従って、別に養生
シート等をコンクリート打設面に配設するなどの保温処
理及び散水を施す必要がなく、コンクリート壁の形成作
業を簡略化することができる。
第3図は、本発明の他の実施例を示すもので、この型
枠1は、ポリエチレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体
等の不通水性プラスチックフィルム5の一面に内部に空
気が封入され、内部を独立空気室6とする弾性を有する
多数のプラスチック製中空円盤状突起7が互に所定間隔
離間して千鳥状に一体に突設された構成を有する緩衝シ
ート3を型枠主体2のコンクリート打設側の面に固着
し、その上に材シート4を剥離可能に積層して材シ
ート4と不通水性プラスチックフィルム5との間に導水
層8を形成し、コンクリートからの水分が材シート
4、更にこれを通過して導水層8内を流れて外部に排出
されるようにしたものである。このような緩衝シートと
しては、エヤーキャップ(宇部興産株式会社製商品名)
を挙げることができる。なお、その他の構成及び作用効
果は上述した実施例と同様であるため、その説明を省略
する。
枠1は、ポリエチレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体
等の不通水性プラスチックフィルム5の一面に内部に空
気が封入され、内部を独立空気室6とする弾性を有する
多数のプラスチック製中空円盤状突起7が互に所定間隔
離間して千鳥状に一体に突設された構成を有する緩衝シ
ート3を型枠主体2のコンクリート打設側の面に固着
し、その上に材シート4を剥離可能に積層して材シ
ート4と不通水性プラスチックフィルム5との間に導水
層8を形成し、コンクリートからの水分が材シート
4、更にこれを通過して導水層8内を流れて外部に排出
されるようにしたものである。このような緩衝シートと
しては、エヤーキャップ(宇部興産株式会社製商品名)
を挙げることができる。なお、その他の構成及び作用効
果は上述した実施例と同様であるため、その説明を省略
する。
また、本発明のコンクリート打設用型枠及びコンクリ
ート壁の形成方法は、上記実施例に限定されるものでは
なく、その構成及び構成要素の形状等は、本発明の要旨
の範囲で適宜変更して差支えない。
ート壁の形成方法は、上記実施例に限定されるものでは
なく、その構成及び構成要素の形状等は、本発明の要旨
の範囲で適宜変更して差支えない。
発明の効果 以上説明したように、本発明のコンクリート打設用型
枠を用いたコンクリート壁の形成方法によれば、コンク
リートの打設時にコンクリートから生じる水分を確実に
外部へ排出することができ、従ってコンクリート打設表
面における水泡跡、細かな凹凸の生成を確実に防止する
ことができ、このためコンクリート表面をきれいに打設
することができる。また、この型枠を用いてコンクリー
トを打設固化させた後、緩衝シートと材シートとを分
離して型枠を取り除くと共に、材シートをコンクリー
ト打設面に残存させることにより、該材シートでコン
クリートを保温湿潤養生することができ、更にコンクリ
ート打設表面に残存された材シート上に断熱材を吹付
けることにより、一層良好なる保温湿潤養生を行なうこ
とができる。この場合断熱材とコンクリート打設面との
間に材シートが介在するため、断熱材を直接コンクリ
ート打設面に吹付けた場合のように断熱材がコンクリー
ト打設面に固着して剥離不能となるようなことがなく、
容易に材シートと共にコンクリート打設面から剥離す
ることができる。上述のように本発明のコンクリート打
設用型枠を用いたコンクリート壁の形成方法によれば、
コンクリートの養生にあたって、別に養生シートを張設
したり、散水を行なったりするような処理を施す必要が
なく、コンクリート壁等の形成作業を簡略化することが
できる。
枠を用いたコンクリート壁の形成方法によれば、コンク
リートの打設時にコンクリートから生じる水分を確実に
外部へ排出することができ、従ってコンクリート打設表
面における水泡跡、細かな凹凸の生成を確実に防止する
ことができ、このためコンクリート表面をきれいに打設
することができる。また、この型枠を用いてコンクリー
トを打設固化させた後、緩衝シートと材シートとを分
離して型枠を取り除くと共に、材シートをコンクリー
ト打設面に残存させることにより、該材シートでコン
クリートを保温湿潤養生することができ、更にコンクリ
ート打設表面に残存された材シート上に断熱材を吹付
けることにより、一層良好なる保温湿潤養生を行なうこ
とができる。この場合断熱材とコンクリート打設面との
間に材シートが介在するため、断熱材を直接コンクリ
ート打設面に吹付けた場合のように断熱材がコンクリー
ト打設面に固着して剥離不能となるようなことがなく、
容易に材シートと共にコンクリート打設面から剥離す
ることができる。上述のように本発明のコンクリート打
設用型枠を用いたコンクリート壁の形成方法によれば、
コンクリートの養生にあたって、別に養生シートを張設
したり、散水を行なったりするような処理を施す必要が
なく、コンクリート壁等の形成作業を簡略化することが
できる。
第1図は本発明のコンクリート打設用型枠の一実施例を
示す断面図、第2図(A)〜(D)は本発明の型枠を用
いてコンクリートを打設してコンクリート壁を形成する
方法を説明する断面図、第3図は本発明の他の実施例を
示す断面図である。 1……コンクリート打設用型枠、2……型枠主体、 3……緩衝シート、4……材シート、 9……コンクリート、10……断熱材。
示す断面図、第2図(A)〜(D)は本発明の型枠を用
いてコンクリートを打設してコンクリート壁を形成する
方法を説明する断面図、第3図は本発明の他の実施例を
示す断面図である。 1……コンクリート打設用型枠、2……型枠主体、 3……緩衝シート、4……材シート、 9……コンクリート、10……断熱材。
Claims (2)
- 【請求項1】型枠主体のコンクリート打設側の面に導水
性を有する緩衝シートを固着し、更に該緩衝シート上に
透水性を有する材シートを剥離可能に積層したコンク
リート打設用型枠を使用してコンクリートを打設した
後、緩衝シートと材シートとを分離して型枠を除去す
ると共に、材シートをコンクリート打設表面に残存さ
せ、該材シートでコンクリートを保温湿潤養生させる
ことを特徴とするコンクリート壁の形成方法。 - 【請求項2】コンクリート打設表面に残存させた材シ
ート上に断熱材を吹付けてコンクリートを保温湿潤養生
させる請求項1記載のコンクリート壁の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63137147A JP2653103B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63137147A JP2653103B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01310061A JPH01310061A (ja) | 1989-12-14 |
JP2653103B2 true JP2653103B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=15191916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63137147A Expired - Fee Related JP2653103B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2653103B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647871B2 (ja) * | 1986-07-15 | 1994-06-22 | 鹿島建設株式会社 | 型 枠 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137147A patent/JP2653103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01310061A (ja) | 1989-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2653103B2 (ja) | コンクリート打設用型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 | |
JP3222305U (ja) | 型枠用シート | |
JP2669030B2 (ja) | コンクリート打設用型枠及び該型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 | |
JP2964501B2 (ja) | コンクリート打設用型枠 | |
JPH03271463A (ja) | コンクリート打設用型枠 | |
JP2722608B2 (ja) | コンクリート壁の形成方法 | |
JP2722609B2 (ja) | コンクリート打設用型枠及び該型枠を使用したコンクリート壁の形成方法 | |
JPH1046816A (ja) | コンクリート体の養生方法 | |
JPH03144065A (ja) | コンクリート打設用型枠 | |
JPH0663354B2 (ja) | コンクリ−ト打設用型枠 | |
JPH0734660A (ja) | コンクリート打設型枠用シート及びコンクリート打設型枠 | |
JPH0745688Y2 (ja) | スラブのコンクリート厚調整用ブロック | |
FI66138C (fi) | Kontinuerlig maskinell betonggjutning daer man med hjaelp av en engaongsmatrisremsa aostadkommer moenstring av betongens yta | |
JP7373390B2 (ja) | コンクリート養生シート及びその使用方法 | |
JPH0141774B2 (ja) | ||
JPH0543163Y2 (ja) | ||
JPH0216977Y2 (ja) | ||
JPH0663358B2 (ja) | せき板張設用シート | |
JPH0534886Y2 (ja) | ||
JP2605793B2 (ja) | 水硬性セメント組成物の養生方法 | |
JPS62291364A (ja) | コンクリ−ト打設用型枠 | |
JPH0338309A (ja) | コンクリート製品の製造方法 | |
JPH0399805A (ja) | コンクリート型枠用養生シート | |
JPS55114534A (en) | Manufacture for tile of synthetic resin | |
JPS5845848Y2 (ja) | 水硬性無機物の成形用型 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |