JP2652952B2 - 電源投入回路 - Google Patents

電源投入回路

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JP2652952B2
JP2652952B2 JP63116622A JP11662288A JP2652952B2 JP 2652952 B2 JP2652952 B2 JP 2652952B2 JP 63116622 A JP63116622 A JP 63116622A JP 11662288 A JP11662288 A JP 11662288A JP 2652952 B2 JP2652952 B2 JP 2652952B2
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行雄 村田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0251Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity
    • H04W52/0254Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity detecting a user operation or a tactile contact or a motion of the device
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電源投入回路に関し、特に車輌イグニッショ
ンスイッチのオン・オフにかかわらず車輌バッテリーを
電源とする外部機器の電源投入ができる電源投入回路に
関する。
〔従来の技術〕
従来の電源投入回路は、イグニッションスイッチをオ
ンにした際イグニッション電圧を送受信機等の外部機器
に直接供給し、その後電源投入指令を与える。ここで対
象とする外部機器は通常、イグニッション電圧検出回路
を備え、この検出回路でイグニッション電圧を検出し、
さらに電源投入指令を受けた場合にのみ車輌バッテリー
等の電源に接続されるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の従来の電源投入回路は以下の欠
点がある。すなわちまず、従来の電源投入回路は、イグ
ニッションスイッチをオンにし、イグニッション電圧を
外部機器に印加しているときに限り外部機器の電源投入
指令が可能なのでイグニッションスイッチがオフになっ
ていると、外部機器の電源投入は不可能である。従って
緊急時、外部機器に電源投入する際、イグニッションス
イッチオン確認、電源投入という2段階の操作を必要と
しわずらわしい。
また、緊急時に備えイグニッション電圧に相当する電
圧を常時外部機器に供給することも考えられるが、電力
損失の増大を招き、電源として車載バッテリーを利用す
る場合特に問題となる。
本発明は、イグニッションスイッチのオンオフにかか
わらず外部機器の電源投入ができ、しかも電力損失の少
ない電源投入回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、予め定められた電圧が印加され、か
つ電源投入信号が入力されるとき電源投入がなされる送
受信機と、イグニッションスイッチがオンにされるとイ
グニッション電圧を、前記予め定められた電圧として前
記送受信機に供給するイグニッション電圧印加手段と、
電源投入手段の操作により前記送受信機に前記電源投入
信号を供給する電源投入信号供給手段と、緊急用電源投
入手段の操作を検出して制御信号を出力する緊急用電源
投入検出手段と、前記制御信号に応答して、前記イグニ
ッション電圧に略等しい第1の電圧を前記送受信機に前
記予め定められた電圧として供給する電圧発生手段と、
前記制御信号に応答して、第2の電圧を発生し、前記第
2の電圧を前記電源投入信号として前記送受信機に供給
する電源投入信号発生手段とを有し、前記緊急電源投入
手段の操作に応じて前記送受信機に電源を投入し、前記
緊急電源投入手段が操作されない場合には前記イグニッ
ションスイッチのオンと前記電源投入手段の操作とに応
じて前記送受信機に電源を投入することを特徴とする電
源投入回路が得られる。
〔実施例〕
まず、基本動作を説明する。通常時、すなわち緊急時
できないとき、本発明の電源投入回路は、従来例と同じ
くイグニッションスイッチがオンされると外部機器にイ
グニッション電圧を印加しておき、かつ必要に応じて電
源投入指令を出すことにより外部機器の電源投入をす
る。緊急時には、この電源投入回路に備えられた緊急電
源投入スイッチ制御のみで、イグニッションスイッチの
オンオフにかかわらず、外部機器の電源投入をする。
次に第1図を用いて本発明を説明する。第1図は、本
発明の電源投入回路の一実施例を示すブロック図であ
る。ここで対象としている外部機器は、車輌バッテリー
等の電源から常時、すなわち、イグニッションスイッチ
がオンになっていなくても、必要ならば電源供給は可能
なように電源に接続されている。しかしながらイグニッ
ション電圧を検出し、電源投入指令があった場合にのみ
電源供給が開始される。またこの電源投入指令は電源投
入回路における接地の有無によるものとしている。
緊急用電源投入検出回路2は緊急電源投入スイッチ1
が閉じられ、接地されるとスイッチ1が開いたままのと
きは緊急電源投入信号は出力しないものとする。電源投
入制御回路3は緊急電源投入信号がある場合には電源制
御端子10を接地状態にし、ない場合は端子10は非接地状
態とする。イグニッション制御回路4は緊急電源投入信
号を受けるとダイオード5に印加端子8に印加されるイ
グニッション電圧V1に等しい電圧をダイオード5に印加
し、受けないと印加しない。
通常時、すなわちイグニッションスイッチをオンにし
た後、例えば送受信器(TxRx)60等の外部機器の電源投
入をする動作を説明する。端子8からはイグニッション
電圧が印加されており、この電圧はダイオード6を介し
てイグニッション電圧検出端子7を介してTxRx60に送ら
れる。一方、TxRx60を電源投入するために電源投入スイ
ッチ9を閉じて接地すると、接地されたことが電源制御
端子10を介してTxRx60に知らされる。TxRx60は端子7か
らのイグニッション電圧V1が与えられ、端子10が接地さ
れると電源投入されることになる。
次に緊急時、すなわち端子8にイグニッション電圧V1
が印加されていないにもかかわらず、TxRx60をオンにす
る場合、緊急電源投入スイッチ1が閉じられ、緊急用電
源投入検出回路2は接地される。すると回路2は緊急電
源投入信号を電源投入制御回路3及びイグニッション電
圧制御回路に出力する。その結果、電源投入回路3は、
スイッチ9が閉じられたと同様、端子10が接地し、これ
をTxRx60に知らせる。また緊急電源投入信号を受けたイ
グニッション電圧制御回路4は端子8に与えられるイグ
ニッション電圧V1に等しい電圧をダイオード5に印加
し、さらに端子7を介してこの電圧をTxRx60に与える。
この電圧が印加され、端子10が接地されると、TxRx60は
通常時と同様、電源投入される。なお、この緊急時に
は、スイッチ9の開閉はTxRx60には全く影響しない。ま
たダイオード5,6は同じ特性を持つものとする。
第2図は第1図の電源投入回路の実際的な具体的回路
を示す図である。
緊急用電源投入検出回路2において、端子42には無停
電5V電源が供給されており、この電源電圧は抵抗14で所
定電圧に降下し、インバータ17に与えられている。ノン
ロック式の緊急電源投入スイッチ1が閉じられると抵抗
12及び13並びにコンデンサ16から成る積分回路によりチ
ャッタリングが吸収されたローレベル電圧がインバータ
17に印加される。インバータ17の出力はさらにインバー
タ18,さらにダイオード19を介して発振検出回路20の端
子48にローレベル信号として与えられる。すると発振検
出回路20は端子49から論理レベル“H"(ハイレベル)を
出力する。端子49からの“H"出力を受けたインバータ23
はその出力を“L"としてNANDゲート22に与える。NANDゲ
ート22は、インバータ18の“L"出力とインバータ23から
の“L"出力を受け“H"を出力する。
なおここで、実用上、スイッチ1と回路2を結ぶライ
ンは5cm程度であり、その帯電防止用にダイオード15を
設けている。また、インバータ17及び18の直列接続はイ
ンピーダンス調整のために、更に抵抗21は発振検出回路
20のレベル安定のためにそれぞれ設けられている。
電源投入制御回路3において、トランジスタ26は、抵
抗24を介してベース端子にNANDゲート22の出力を受けて
いる。端子43から無停電5V電源がトランジスタ26及び28
のエミッタに供給されている。トランジスタ26のコレク
タは、抵抗27を介してトランジスタ28のベースに接続さ
れているとともに抵抗25を介して接地されている。ま
た、トランジスタ27のコレクタは抵抗29を介してエミッ
タ接地のトランジスタ31のベースに接続されるととも
に、抵抗30を介して接地されている。なお、トランジス
タ31のコレクタがダイオード44を介して接地されている
のは前述と同様、ラインの帯電防止のためである。
この回路3のトランジスタ26のベースにNANDゲート22
からの“H"出力が供給されると、すなわち緊急電源投入
スイッチ1が閉じられると、トランジスタ28のコレクタ
の“H"出力の分圧はトランジスタ31のベースに与えられ
るので、トランジスタ31が導通し、端子10が接地される
ことになる。
また、イグニッション電圧制御回路4においてトラン
ジスタ36は、抵抗34を介してベース端子にNANDゲート22
の出力を受ける。NANDゲート22から“H"出力は抵抗34及
び35で分圧されトランジスタ36のベースに供給される。
この結果、トランジスタ36は導通状態となり、トランジ
スタ39ベースに抵抗37及び38によって分圧された端子45
の無停電12V電源電圧が印加され、トランジスタ39も導
通状態となる。この結果、端子45の電源電圧がダイオー
ド5を介して、イグニッション電圧検出端子7に印加さ
れる。
このような緊急用電源投入回路2、電源投入制御回路
3及びイグニッション電圧制御回路4の構成により、緊
急電源投入スイッチ1を閉じることにより、イグニッシ
ョンスイッチがオフ、すなわち端子8にイグニッション
電圧V1が印加されてないときも第1図のTxRx60のような
外部機器の電源投入が可能となる。
なお、緊急電源投入スイッチ1が開かれたままの場合
には、緊急用電源投入検出回路2のインバータ18及び23
の出力はともに“H"となるためNANDゲート22の出力は
“L"となる。この結果、電源投入制御回路3のトランジ
スタ31及びイグニッション電圧制御回路4のトランジス
タ39は導通しない。従って、端子8にイグニッション電
圧V1を受け、その後電源投入スイッチ9を閉じることに
より、はじめて外部機器の電源投入が可能である。つま
り、通常時の電源投入動作となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の電源投入回路によれば、
通常時の電源投入はイグニッションスイッチ・オンに連
動し、緊急時の電源投入はイグニッションスイッチ・オ
ンオフとは無関係に即座にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電源投入回路の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図は第1図の電源投入回路の具体的回路を示
す図である。 1……緊急電源投入スイッチ、2……緊急用電源投入検
出回路、3……電源投入制御回路、4……イグニッショ
ン電圧制御回路、5,6,15,19,44……ダイオード、7……
イグニッション電圧検出端子、8……イグニッション電
圧印加端子、9……電源投入スイッチ、10……電源制御
端子、12,13,14,21,24,25,27,29,30,34,35,37,38……抵
抗、16……コンデンサ、17,18,23……インバータ、22…
…NANDゲート、26,28,31,36,39……トランジスタ、42,4
3……無停電5V電源端子,無停電12V電源端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた電圧が印加され、かつ電源
    投入信号が入力されるとき電源投入がなされる送受信機
    と、 イグニッションスイッチがオンにされるとイグニッショ
    ン電圧を、前記予め定められた電圧として前記送受信機
    に供給するイグニッション電圧印加手段と、 電源投入手段の操作により前記送受信機に前記電源投入
    信号を供給する電源投入信号供給手段と、 緊急用電源投入手段の操作を検出して制御信号を出力す
    る緊急用電源投入検出手段と、 前記制御信号に応答して、前記イグニッション電圧に略
    等しい第1の電圧を前記送受信機に前記予め定められた
    電圧として供給する電圧発生手段と、 前記制御信号に応答して、第2の電圧を発生し、前記第
    2の電圧を前記電源投入信号として前記送受信機に供給
    する電源投入信号発生手段とを有し、 前記緊急電源投入手段の操作に応じて前記送受信機に電
    源を投入し、前記緊急電源投入手段が操作されない場合
    には前記イグニッションスイッチのオンと前記電源投入
    手段の操作とに応じて前記送受信機に電源を投入するこ
    とを特徴とする電源投入回路。
JP63116622A 1988-05-13 1988-05-13 電源投入回路 Expired - Lifetime JP2652952B2 (ja)

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EP89304829A EP0342049B1 (en) 1988-05-13 1989-05-12 Power supply control circuit for use in vehicle equipment
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EP0342049A3 (en) 1991-09-18
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