JPH1118414A - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置

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JPH1118414A
JPH1118414A JP17359097A JP17359097A JPH1118414A JP H1118414 A JPH1118414 A JP H1118414A JP 17359097 A JP17359097 A JP 17359097A JP 17359097 A JP17359097 A JP 17359097A JP H1118414 A JPH1118414 A JP H1118414A
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JP
Japan
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power supply
switching element
voltage
turned
switching
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JP17359097A
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English (en)
Inventor
Chihiro Morita
智比呂 森田
Kazuo Chiyoujiya
和男 長者
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数本の電源投入装置を付加できる電源制御
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 マイクロコンピュータを中心とするシス
テム1に電源を供給する制御端子を有するスイッチング
レギュレータ2と、スイッチングレギュレータ2を制御
するスイッチングトランジスターTr1と、スイッチン
グ素子の出力端子に電位を供給するプルアップ抵抗R1
と、電源投入装置と、電源投入装置に電位を供給するプ
ルアップ抵抗R2と、スイッチングレギュレータ2の制
御端子に対し誤動作を起こさないように電流の流入を防
ぐ複数個の整流素子D0〜Dnを備え、複数の制御線に
よってスイッチングレギュレータ2の出力に電圧を生じ
せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信端末な
ど、マイクロコンピュータを中心とするシステムの電源
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータの普及に伴
い、携帯型あるいは据え置き型に関わらず、多くの電子
機器は、マイクロコンピュータを中心とするシステムで
構成されている。このようなマイクロコンピュータを中
心とするシステムにおいては、電源電圧供給装置とし
て、広くスイッチングレギュレータを用いる。このスイ
ッチングレギュレータには、出力の制御のために負論理
の制御端子が設けられているデバイスもある。
【0003】図8は従来の電源制御装置の構成図であ
る。図8において、1は対象となるシステムである。2
はシステム1に電源を供給するためのスイッチングレギ
ュレータであり、Sは電源制御装置に相当するスイッチ
である。R1はプルアップ抵抗である。またVpsは、
外部からの供給電源を表しており、Vsysはシステム
電源を表す。
【0004】以下、従来の電源制御装置の動作を説明す
る。通常、システム1に電源が投入されていない状態で
は、スイッチSは開いている。この場合、スイッチング
レギュレータ2の制御端子には、プルアップ抵抗R1を
介して外部電源Vpsの電位が印加されており、スイッ
チングレギュレータ2の出力Vsysには電源が供給さ
れない。ここでスイッチSを閉じると、スイッチングレ
ギュレータ2の制御端子は、スイッチSによってグラン
ドレベルとなり、Vsysに電位が生じ、システム1に
電源を供給するようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この電源制御回路にお
いて、スイッチングレギュレータの制御端子は、通常、
単一である。すなわちスイッチなどの制御装置をひとつ
しか取り付けることができない。
【0006】そこで本発明は、複数本の電源投入装置を
付加できる電源制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電源制御装置
は、マイクロコンピュータを中心とするシステムに電源
を供給する制御端子を有するスイッチングレギュレータ
と、前記スイッチングレギュレータを制御するスイッチ
ング素子と、前記スイッチング素子の出力端子に電位を
供給する第1のインピーダンス素子と、電源投入装置
と、電源投入装置に電位を供給する第2のインピーダン
ス素子と、前記スイッチングレギュレータの制御端子に
対し誤動作を起こさないように電流の流入を防ぐ複数個
の整流素子を備え、複数の制御線によって前記スイッチ
ングレギュレータの出力に電圧を生じせしめるようにし
た。この構成により、複数本の電源投入装置を付加でき
る電源制御装置を実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明では、マイク
ロコンピュータを中心とするシステムに電源を供給する
制御端子を有するスイッチングレギュレータと、スイッ
チングレギュレータを制御するスイッチング素子と、ス
イッチング素子の出力端子に電位を供給する第1のイン
ピーダンス素子と、電源投入装置と、電源投入装置に電
位を供給する第2のインピーダンス素子と、スイッチン
グレギュレータの制御端子に対し誤動作を起こさないよ
うに電流の流入を防ぐ複数個の整流素子を備え、複数の
制御線によってスイッチングレギュレータの出力に電圧
を生じせしめる。
【0009】請求項2記載の発明では、電源投入装置
は、スイッチで構成され、パルス発生装置がパルスが発
生しているときのみ前記スイッチングレギュレータの制
御を行い、そのほかの時間ではスイッチングレギュレー
タの制御端子に対してイネーブル条件を与えないように
することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明では、システム内の構
成要素であるシステム電源が通電されていないときにお
いてもバックアップ電源によって動作を続け設定した時
間になるとロウレベルを出力するリアルタイムクロック
と、リアルタイムクロックから出力される信号線の電圧
レベルが通常はある一定値以下にならないようにする電
圧制限装置とを備え、信号線に対して電源を供給しな
い。
【0011】請求項4記載の発明では、電圧制限装置
は、抵抗器およびツェナーダイオードによって構成さ
れ、スイッチング素子を制御し、システムによって制御
される第2のスイッチング素子とを備え、スイッチング
素子がオフになる電圧を電圧制限装置によって制御し、
システムからの制御線の電圧レベルがロウレベルに戻る
ことにより、スイッチングレギュレータの制御端子がイ
ネーブルとなり、システム電源が再びオン状態となる前
に、スイッチング素子を完全にオフ状態にする。
【0012】請求項5記載の発明では、スイッチングレ
ギュレータの制御端子に出力を接続することにより制御
を行う第3のスイッチング素子と、電源投入装置によっ
て制御され第3のスイッチング素子を制御する第2のス
イッチング素子と、第2のスイッチング素子に対しある
特定の電圧であるときに電源を供給する電圧制限装置を
備え、電源投入装置をオン状態にしても、外部電源があ
る一定電圧に達しないとシステム電源がオン状態になら
ず、同様にシステム電源が投入された状態で外部電源の
電圧が緩やかに低下した場合も、ある一定電圧において
システム電源がオフ状態となるように制御を行う。
【0013】請求項6記載の発明では、スイッチングレ
ギュレータの制御を行う第5のスイッチング素子と、電
荷保持装置と、この電荷保持装置によって制御され第5
のスイッチング素子を制御する第6のスイッチング素子
を備え、外部電源が供給されていない状態から供給され
る状態に移行した場合、第6のスイッチング素子は電荷
保持装置のために一定時間オン状態を続け、これにより
第5のスイッチング素子もオン状態となり、第5のスイ
ッチング素子及び第6のスイッチング素子がともにオフ
状態となるまでの間に第1のスイッチング素子がオンに
なることにより、システム電源をオン状態とする。
【0014】これらの構成により、システム電源により
スイッチング素子を制御し、複数本の電源投入装置を付
加することができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1
における電源制御装置の構成図であり、請求項1におけ
る電源制御装置を示している。図1において、1はマイ
クロコンピュータを中心とするシステムであり、2はシ
ステム1に電源を供給するためのスイッチングレギュレ
ータである。R1は第1のインピーダンス素子としての
プルアップ抵抗である。また、Vpsは外部からの供給
電源を表し、Vsysはシステム電源を表す。以上は従
来例と同じ働きを行う。
【0016】S1は電源投入装置のひとつであるタクト
スイッチである。S2はスライドスイッチである。R2
は電源制御装置すなわちタクトスイッチS1に電源を供
給する第2のインピーダンス素子としてのプルアップ抵
抗である。D0は電源制御装置S1によって制御される
ダイオードである。Tr1は、スイッチS2を介しシス
テム電源Vsysによって制御されかつプルアップ抵抗
R1によって電源を供給されるスイッチング素子に相当
するNPN型のスイッチングトランジスタである。CT
RL1,CTRL2・・・CTRLnはシステム1から
の複数本の制御信号である。D1,D2・・・Dnはそ
れぞれCTRL1,CTRL2・・・CTRLnによっ
て制御される整流素子に相当するスイッチング用のダイ
オードである。
【0017】次に動作について説明する。システム電源
Vsysがオフ状態であり、かつ外部電源Vpsに適当
な電圧が印加されているとする。この状態でスイッチン
グレギュレータ2の制御端子は、プルアップ抵抗R1に
よって正論理すなわちディセーブルとなっている。また
制御装置であるスイッチS2は閉じられているものとす
る。ここで、タクトスイッチS1を押すと、制御端子の
電位はダイオードD0を介して負論理すなわちイネーブ
ルとなり、システム電源Vsysに電圧が印加される。
これにより、スイッチS2を介してタクトスイッチS1
を離しても、制御端子はイネーブル状態を維持する。一
方、電源オフを行う際には、スイッチS2を開くことに
よりスイッチングトランジスタTr1がオフ状態とな
り、制御端子は再びディセーブルとなる。
【0018】この電源制御装置では、システム電源をオ
ン状態にするためには、タクトスイッチS1に限らず、
図1のように、ダイオードD1,D2・・・Dnのいず
れかのピンをグランドレベルにしても制御端子がイネー
ブルになりシステム電源が投入される。
【0019】図2は本発明の実施の形態2における電源
制御装置の構成図であり、請求項2における電源制御装
置を示している。図2において、S3はスライドスイッ
チである。Tr2は、スイッチS3によって制御される
第2のスイッチング素子に相当するPNP型のスイッチ
ングトランジスタである。Tr3は、スイッチングトラ
ンジスタTr2によって制御されプルアップ抵抗R1を
介してVpsより電源を供給される第3のスイッチング
素子に相当するNPN型のスイッチングトランジスタで
ある。R3は、スイッチングトランジスタTr3の入力
電位を安定させるためのプルダウン抵抗である。R4お
よびR5は抵抗であり、C1はコンデンサを表す。
【0020】次に動作について説明する。システム電源
Vsysがオフ状態であり、かつ外部電源Vpsに適当
な電圧が印加されているとする。この状態でスイッチン
グレギュレータ2の制御端子は、プルアップ抵抗R1に
よって正論理すなわちディセーブルとなっている。また
制御装置であるスイッチS2は閉じられており、スイッ
チS3は開いているものとする。この状態ではプルアッ
プ抵抗R4を介してコンデンサC1には電荷が、蓄積さ
れている。
【0021】ここで、スイッチS3を閉じると、コンデ
ンサC1の電荷は、スイッチS3を介して放電される。
すると、プルアップ抵抗R4を介してVsysと同等の
電位であったダイオードD1のカソード側は、一瞬グラ
ンドレベルに電圧が降下する。そして放電が終了し暫く
経つと、再びプルアップ抵抗R4を介してコンデンサC
1には電荷が蓄積され、電位はシステム電源Vsysに
戻る。以上のシーケンスでダイオードD1のカソード端
子にパルスが生じる。この時、パルス発生用抵抗R5と
コンデンサC1の値によりパルス幅を調節できる。
【0022】一方、スイッチS3を閉じることにより、
スイッチングトランジスタTr2はオン状態となり、こ
れによりスイッチングトランジスタTr3もオン状態と
なる。よってスイッチングレギュレータ2の制御端子
は、スイッチングトランジスタTr3およびダイオード
D1を介して負論理、すなわちイネーブル状態となる。
すると、スイッチングレギュレータ2の出力であるシス
テム電源Vsysはオン状態となり、スイッチングトラ
ンジスタTr1もオン状態となる。その後、ダイオード
D1のカソード端子が外部電源Vpsと同じレベル、す
なわち制御端子におけるディセーブルのレベルになって
も、スイッチングトランジスタTr1を介してグランド
レベル、すなわちイネーブルのレベルに保たれる。
【0023】図3は本発明の実施の形態3における電源
制御装置の構成図であり、請求項3における電源制御装
置を示している。図3において、Vbcはバックアップ
電源であり、リチウム電池などによりシステム電源Vs
ysが断たれているときにも電位を有している。3は、
システム内に構成されているリアルタイムクロックであ
り、バックアップ電源Vbcにより駆動する。4は、ツ
ェナーダイオードなどで構成する電圧制限装置である。
CTRL2は、リアルタイムクロック(RTC)より出
力される信号線である。
【0024】次に動作について説明する。システム電源
Vsysがオフ状態であり、かつ外部電源Vpsに適当
な電圧が印加されているとする。この状態でスイッチン
グレギュレータ2の制御端子は、プルアップ抵抗R1に
よって正論理すなわちディセーブルとなっている。また
制御装置であるスイッチS2は閉じられており、スイッ
チS3は開いているものとする。
【0025】ここで、リアルタイムクロック3は、あら
かじめある特定の時刻に信号線CTRL2に対してロウ
レベルを出力するように設定されているものとする。こ
のような信号線は、フローティング状態であると、電位
が安定せず誤動作の原因となるため、プルアップ抵抗R
1によって電位を安定させる。このプルアップ抵抗R1
をつける場合は、外部電源Vpsが供給されていないと
きも必要であるから、バックアップ電源Vbcと接続し
なければならない。
【0026】さてシステムにおいては、使用者の都合で
リアルタイムクロック3に設定された時間に外部電源の
供給を行わないような場合が発生する。しかしこのよう
な状況でも、リアルタイムクロック3は指定された時間
にロウレベルを出力する。この場合、プルアップ抵抗R
1があるために、バックアップ電源Vbcから電流が流
れる。通常バックアップ電源Vpsとしてはリチウム電
池を使用するために、電池寿命を短くする原因となる。
【0027】そこで、本電源制御装置においては図3の
ようにプルアップ抵抗R1を取り付けず、電圧制限装置
をグランドとの間に取り付ける。これにより、この信号
はフローティング状態になっているにも関わらず、電圧
制限装置による設定電圧値より低いレベルになることは
ないため、誤動作は起こらない。かつ、プルアップ抵抗
R1がないために、バックアップ用の電池寿命を短くす
ることもない。
【0028】図4は本発明の実施の形態4における電源
制御装置の構成図であり、請求項4における電源制御装
置を示している。図4において、5は、抵抗およびツェ
ナーダイオードからなる電圧制限装置である。Tr4は
システムからの制御線CTRLによって制御されるNP
N型のスイッチングトランジスタである。
【0029】次に動作について説明する。外部電源Vp
sに適当な電圧が印加されており、システム電源Vsy
sがオン状態であるとする。この状態でスイッチングレ
ギュレータ2の制御端子はグランドレベルであり、これ
はスイッチングトランジスタTr1がオン状態であるこ
とによる。
【0030】ここで、システムからの制御信号CTRL
により、システム電源Vsysをオフにするためにスイ
ッチングトランジスタTr4を利用するのは一般的であ
る。この場合スイッチングトランジスタTr4の出力に
よりスイッチングトランジスタTr1を制御するが、こ
の出力はプルアップ抵抗を介してシステム電源Vsys
と接続し、電源を供給する。Vsysがオン状態の時に
は、制御線CTRLがグランドレベルすなわちロウレベ
ルであり、スイッチングトランジスタTr4はオフ状態
である。このため、スイッチングトランジスタTr1
は、プルアップ抵抗による電位によってオン状態となっ
ている。
【0031】ここで、CTRLをハイレベルにすると、
スイッチングトランジスタTr4がオン状態になり、ス
イッチングトランジスタTr1はオフ状態となる。従っ
て、スイッチングレギュレータ2の制御端子はハイレベ
ルとなり、システム電源Vsysはオフ状態となる。し
かし、この時にシステムの電源の供給が途絶えるために
制御線CTRLがロウレベルに戻ってしまい、再びシス
テム電源Vsysがオン状態になってしまうことがあり
うる。この現象を防ぐため、本電源制御装置ではプルア
ップ抵抗の部分に電圧制御装置5を加え、スイッチング
トランジスタTr1がオフになる電圧を制御し、システ
ム1からの制御線CTRLがロウレベルに戻ることによ
り、システム電源Vsysが再びオン状態となる前に、
スイッチングトランジスタTr1を完全にオフ状態にす
ることができる。
【0032】図5は本発明の実施の形態5における電源
制御装置の構成図であり、請求項5における電源制御装
置を示している。図5において、6はツェナーダイオー
ドなどで構成する電圧制限装置である。
【0033】次に動作について説明する。通常の動作
は、前記したとおりである。外部電源Vpsとして車両
用のバッテリを用いる場合などは、この電源の電圧が低
下した際にシステム電源Vsysをオフ状態にする必要
がある。本電源制御装置は、外部電源Vpsの電圧があ
る一定電圧に達した時にのみ、電圧制限装置においてシ
ステム電源Vsysをオン状態にするものである。
【0034】すなわち、電源投入用のスイッチS3をオ
ン状態にしても、外部電源Vpsがある一定電圧に達し
ないとスイッチングトランジスタTr2がオン状態にな
らず、従ってスイッチングトランジスタTr3もオン状
態にならない。同様に電源が投入された状態で、外部電
源Vpsの電圧が緩やかに低下した場合も、ある一定電
圧でスイッチングトランジスタTr2およびスイッチン
グトランジスタTr3はオフ状態となり、システム電源
Vsysはオフ状態となる。
【0035】図6は本発明の実施の形態6における電源
制御装置の構成図であり、請求項6における電源制御装
置を示している。図6において、7は図2で説明したパ
ルス発生装置としてのパルス発生ブロックである。CT
RL3は電源オン制御信号のひとつである。Tr5は、
制御信号CTRL3を制御するための第5のスイッチン
グ素子に相当するNPN型のスイッチングトランジスタ
であり、Tr6は、スイッチングトランジスタTr5を
制御するための第6のスイッチング素子に相当するPN
P型のスイッチングトランジスタである。R6はスイッ
チングトランジスタTr5に電源を供給するためのプル
アップ抵抗である。C2はコンデンサなどを使用する電
荷保持装置である。
【0036】次に動作について説明する。通常の動作
は、上述したとおりである。ここで、システム電源Vs
ysをオン状態にするためパルス発生装置を使用する。
使用者が、システム電源Vsysがオン状態であるとき
に外部電源Vpsの供給を断ち、その後外部電源Vps
の供給を再開した際に、電源オンのきっかけとなるスイ
ッチは閉じた状態にあり、パルスが発生しない。
【0037】そこで、本電源制御装置では図6に示す構
成とする。即ち、外部電源Vpsが供給されていない状
態から供給される状態に移行した場合、スイッチングト
ランジスタTr6はすぐにオン状態となる。ここで電荷
保持装置C2がないとスイッチングトランジスタTr6
はすぐにオフ状態になるが、この電荷保持装置C2があ
るために、一定時間スイッチングトランジスタTr6は
オン状態を続ける。スイッチングトランジスタTr6が
オン状態では、スイッチングトランジスタTr5もオン
状態となり、制御信号CTRL3はグランドレベルとな
り、ダイオードD3を介してスイッチングレギュレータ
2の制御端子はイネーブルとなる。そして、電荷保持装
置C2に電荷が蓄積されると、スイッチングトランジス
タTr6がオフ状態になり、これによって、スイッチン
グトランジスタTr5もオフ状態となる。この間にスイ
ッチングトランジスタTr1がオン状態になっているの
で、システム電源Vsysはオン状態となる。
【0038】図7は本発明の実施の形態7における電源
制御装置の構成図である。図7において、8は、ツェナ
ーダイオードおよび抵抗からなる電圧制限装置である。
R7はプルダウン抵抗である。C3はコンデンサを用い
る電荷保持装置である。
【0039】次に動作について説明する。本電源制御装
置は、使用者がシステム電源Vsysがオン状態である
ときに外部電源Vpsの供給を断ち、その後外部電源V
psの供給を再開した際に対応するものである。外部電
源Vpsが供給されていない状態から徐々に電圧上昇が
起きるとき、電圧制限装置8があるために、ある一定電
圧になるまでスイッチングトランジスタTr6はオン状
態とならず、その電圧になった時にオン状態となる。こ
れにより、電荷保持装置C3に電荷が蓄積されはじめ、
蓄積が完了するまでの間スイッチングトランジスタTr
5がオン状態となる。これがスイッチングレギュレータ
2の制御端子をイネーブルにするためのパルス信号とな
るために、システム電源Vsysがオン状態となる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、電源投入装置によって
スイッチングレギュレータの制御端子をイネーブルに
し、その出力であるシステム電源によって制御端子への
入力レベルを決定するスイッチングトランジスタの入力
を制御することによって複数本の電源投入手段を取り付
けることができる。また、外部電源の様々な形態に対応
し、かつシステムの消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電源制御装置の
構成図
【図2】本発明の実施の形態2における電源制御装置の
構成図
【図3】本発明の実施の形態3における電源制御装置の
構成図
【図4】本発明の実施の形態4における電源制御装置の
構成図
【図5】本発明の実施の形態5における電源制御装置の
構成図
【図6】本発明の実施の形態6における電源制御装置の
構成図
【図7】本発明の実施の形態7における電源制御装置の
構成図
【図8】従来の電源制御装置の構成図
【符号の説明】
1 システム 2 スイッチングレギュレータ 3 リアルタイムクロック 4〜6 電圧制限装置 7 パルス発生装置 8 電圧制限装置 Vps 外部電源 Vsys システム電源 Tr1〜Tr6 スイッチングトランジスタ R1,R2,R4,R6 プルアップ抵抗 R3,R7 プルダウン抵抗 R5 パルス発生用抵抗 C1〜C3 コンデンサ S1 タクトスイッチ S2 スイッチ D1〜Dn ダイオード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータを中心とするシステ
    ムに電源を供給する制御端子を有するスイッチングレギ
    ュレータと、前記スイッチングレギュレータを制御する
    スイッチング素子と、前記スイッチング素子の出力端子
    に電位を供給する第1のインピーダンス素子と、電源投
    入装置と、電源投入装置に電位を供給する第2のインピ
    ーダンス素子と、前記スイッチングレギュレータの制御
    端子に対し誤動作を起こさないように電流の流入を防ぐ
    複数個の整流素子を備え、複数の制御線によって前記ス
    イッチングレギュレータの出力に電圧を生じせしめるこ
    とを特徴とする電源制御装置。
  2. 【請求項2】前記電源投入装置は、スイッチで構成さ
    れ、パルス発生装置がパルスが発生しているときのみ前
    記スイッチングレギュレータの制御を行い、そのほかの
    時間では前記スイッチングレギュレータの制御端子に対
    してイネーブル条件を与えないようにすることを特徴と
    する請求項1記載の電源制御装置。
  3. 【請求項3】システム内の構成要素であるシステム電源
    が通電されていないときにおいてもバックアップ電源に
    よって動作を続け設定した時間になるとロウレベルを出
    力するリアルタイムクロックと、前記リアルタイムクロ
    ックから出力される信号線の電圧レベルが通常はある一
    定値以下にならないようにする電圧制限装置とを備え、
    前記信号線に対して電源を供給しないことを特徴とする
    請求項1記載の電源制御装置。
  4. 【請求項4】前記電圧制限装置は、抵抗器およびツェナ
    ーダイオードによって構成され、前記スイッチング素子
    を制御し、システムによって制御される第2のスイッチ
    ング素子とを備え、前記スイッチング素子がオフになる
    電圧を前記電圧制限装置によって制御し、システムから
    の制御線の電圧レベルがロウレベルに戻ることにより、
    前記スイッチングレギュレータの制御端子がイネーブル
    となり、システム電源が再びオン状態となる前に、前記
    スイッチング素子を完全にオフ状態にすることを特徴と
    する請求項3記載の電源制御装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチングレギュレータの制御端子
    に出力を接続することにより制御を行う第3のスイッチ
    ング素子と、前記電源投入装置によって制御され前記第
    3のスイッチング素子を制御する第2のスイッチング素
    子と、前記第2のスイッチング素子に対しある特定の電
    圧であるときに電源を供給する電圧制限装置を備え、前
    記電源投入装置をオン状態にしても、外部電源がある一
    定電圧に達しないとシステム電源がオン状態にならず、
    同様にシステム電源が投入された状態で外部電源の電圧
    が緩やかに低下した場合も、ある一定電圧においてシス
    テム電源がオフ状態となるように制御を行うことを特徴
    とする請求項1記載の電源制御装置。
  6. 【請求項6】前記スイッチングレギュレータの制御を行
    う第5のスイッチング素子と、電荷保持装置と、この電
    荷保持装置によって制御され前記第5のスイッチング素
    子を制御する第6のスイッチング素子を備え、外部電源
    が供給されていない状態から供給される状態に移行した
    場合、前記第6のスイッチング素子は前記電荷保持装置
    のために一定時間オン状態を続け、これにより前記第5
    のスイッチング素子もオン状態となり、前記第5のスイ
    ッチング素子及び第6のスイッチング素子がともにオフ
    状態となるまでの間に前記第1のスイッチング素子がオ
    ンになることにより、システム電源をオン状態とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
JP17359097A 1997-06-30 1997-06-30 電源制御装置 Pending JPH1118414A (ja)

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JP2010205244A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Samsung Mobile Display Co Ltd 電源供給部及びそれを用いた有機電界発光表示装置

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