JP2652137B2 - サポート - Google Patents

サポート

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JP2652137B2
JP2652137B2 JP6197148A JP19714894A JP2652137B2 JP 2652137 B2 JP2652137 B2 JP 2652137B2 JP 6197148 A JP6197148 A JP 6197148A JP 19714894 A JP19714894 A JP 19714894A JP 2652137 B2 JP2652137 B2 JP 2652137B2
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    • E04G25/04Shores or struts; Chocks telescopic
    • E04G25/06Shores or struts; Chocks telescopic with parts held together by positive means
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Supports For Plants (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製建築物
のスラブ型枠工事の他、建築用の斜め掛け支保、土木用
の山留め支保工、樹木、果樹の支保、等に適用されるサ
ポートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばコンクリート製建築物の
スラブを形成する場合には、スラブ型枠を支持する手段
として複数のサポートが使用される。すなわちこのスラ
ブの形成にあたっては、先ず複数のサポートが振れ止め
パイプを介して所定の位置に配置される。各サポートの
上端部の高さが調整された後、各上端部に大引きである
角パイプ(端太角)が設けられる。この角パイプの上に
根太である丸パイプがそれに直交して組み付けられ、こ
の丸パイプの上にベニヤが配置されることにより、各サ
ポートの上端に型枠(スラブ枠)が組み立てられる。次
いでこの型枠に従ってコンクリートが打ち込まれること
により、前記スラブが形成される。前記サポートは、型
枠を正しいレベルに保持すると共に打ち込まれたコンク
リートの重量を支持するために使用されるもので、スラ
ブの形成においては、きわめて重要な役割を有するもの
である。
【0003】そこで従来のサポートの典型例を、図26
及び図27を参照して説明する。サポート200は、下
端にベース202が設けられた支持パイプ204と、サ
ポートリング206と、上端に受け板208が設けられ
た差込みパイプ210と、支持ピン212とを備えてい
る。支持パイプ204の上端部には雄ねじ214が形成
されている。支持パイプ204の雄ねじ214が形成さ
れた雄ねじ部には、その外周面の一方から他方へ貫通し
かつ軸線方向に延びる長孔対216が形成されている。
なお図では長孔対216の一方のみ示されている。サポ
ートリング206の内周部には雌ねじ(図示せず)が形
成され、外周部には回転操作ハンドル218が装着され
ている。回転操作ハンドル218は、水平位置(図26
の実線位置)と鉛直位置(図26の2点鎖線位置)との
間を移動できるよう回転自在に支持されている。サポー
トリング206は、支持パイプ204の雄ねじ214に
雌ねじを介して係合されることにより軸方向移動が可能
である。支持ピン212は鎖220によりサポートリン
グ206の外周部に着脱自在に連結されている。すなわ
ち鎖220の一端は支持ピン212の頭部に連結され、
他端はサポートリング206の外周部に設けられたビス
207に引っ掛けられている。
【0004】差込みパイプ210は、支持パイプ204
に対しその軸線方向に移動自在に差し込まれると共に外
周面の一方から他方へ貫通するピン孔対222が軸線方
向に間隔を置いて複数対形成されている。なお図ではピ
ン孔対222の一方のみ示されている。前記長孔対21
6の幅はピン孔対222の直径より大きく形成されてい
る。支持ピン212は、長孔対216及びピン孔対22
2に抜き出し自在に挿入されるようその直径が規定され
ている。差込みパイプ210が支持パイプ204に差し
込まれた状態において、支持ピン212は、支持パイプ
204の長孔対216を通して差込みパイプ210のピ
ン孔対222の一つに挿入されたとき、その両端部が長
孔対216から支持パイプ204の半径方向外方へ突出
するような長さを有している。更に、同状態において、
差込みパイプ210は、支持ピン212の両端部がサポ
ートリング206の上端面に載置されることにより、支
持パイプ204に対し高さ調整自在に支持されるよう構
成されている。
【0005】例えばコンクリート製建築物のスラブ型枠
を支持する手段として、サポート200は次のように使
用される。サポート200は複数使用されるが、ここで
は説明の便宜上、1個のサポート200について説明す
る。支持パイプ204はベース202を介して図示しな
いフロア等の載置面上に載置される。支持パイプ204
の雄ねじ214には予めサポートリング206が係合さ
れている。差込みパイプ210を支持パイプ204の上
端から差し込む。差込みパイプ210の受け板208の
フロアからの高さを、所定の高さに対して大まかに合わ
せた位置で、そのピン孔対222の一つの円周方向位置
を支持パイプ204の長孔対216に整合する(位置合
わせする)。次いで支持ピン212を、長孔対216及
びピン孔対222に挿入し、その両端部が長孔対216
から支持パイプ204の半径方向外方へ突出するよう位
置付ける。この状態で差込みパイプ210を降ろすと、
支持ピン212の両端部がサポートリング206の上端
面に載置される。これにより、差込みパイプ210はそ
の下方が支持パイプ204内に差し込まれた状態で、支
持ピン212及びサポートリング206を介して、支持
パイプ204に安定して支持される。鎖220の他端を
サポートリング206のビス207から外し、支持ピン
212より上方位置の差込みパイプ210に巻き掛けて
おく(図27参照)。回転操作ハンドル218を操作す
ることにより、サポートリング206を支持パイプ20
4に対してその軸線方向(上下方向)に移動させる。こ
の移動により支持ピン212は長孔対216に沿って移
動されるので、差込みパイプ210及び受け板208も
同時に移動される。これにより差込みパイプ210の高
さすなわち受け板208の高さを所定の高さに調整す
る。受け板208の上部にスラブ型枠を組み付け、コン
クリートを打ち込む(何れも図示せず)。
【0006】コンクリートを打ち込んでから所定期間の
経過後、スラブ型枠からサポート200を外さなければ
ならない。回転操作ハンドル218の操作により、差込
みパイプ210を下方に移動する。これにより受け板2
08がスラブ型枠から下方に離される。スラブ型枠を取
り外した後、差込みパイプ210を支持パイプ204に
対し若干持ち上げた状態で、支持ピン212をピン孔対
222及び長孔対216から抜き出す。差込みパイプ2
10をそのまま降ろすことにより、支持パイプ204内
に深く差し込まれ、収納状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】概略以上のように構成
され、使用される前記従来のサポート200は、次のよ
うな解決すべき課題を有している。 (1)サポート200は、支持パイプ204とこれに差
し込まれる差込みパイプ210とからなる2段式によっ
て構成されている。この構成の場合、サポート200を
高くするためには支持パイプ204及び差込みパイプ2
10のそれぞれの軸方向長さを長くする必要がある。し
かしながらこのような構成ではサポート200全体の安
定性に問題が生じてくるため、その実用上の高さの限界
は比較的低い。すなわちサポート200では、一層高い
位置での荷重の支持を安定して行なうことは実用上困難
である。 (2)スラブ型枠にコンクリートが打ち込まれた状態に
おいて、サポート200には、コンクリートによる重荷
重が作用する。この重荷重は、受け板208、差込みパ
イプ210及び支持ピン212の両端部を介してサポー
トリング206の上端面に作用する。このようにサポー
ト200に重量物による重荷重が作用している状態にお
いて、差込みパイプ210を下方に移動させるために
は、サポートリング206を回転させなければならな
い。しかしながら前記したように、サポートリング20
6の上端面には、支持ピン212の両端部を介して直接
重荷重が作用しているため、サポートリング206を回
転させるためには大きな摩擦力に打ち勝つ必要がある。
サポートリング206の外周部には一つの回転操作ハン
ドル218が装着されているため、サポートリング20
6を回転させるためには、回転操作ハンドル218を片
手回ししなければならず、実際にはサポートリング20
6を手で回転させることが困難な場合が多い。その場合
には、回転操作ハンドル218をハンマー等で叩いて無
理矢理回転させる方法が多く行なわれている。その結
果、回転操作ハンドル218の損傷あるいは破損、支持
パイプ204とサポートリング206のねじ部の破損等
の不具合を生ずることになる。 (3)支持ピン212は鎖220によりサポートリング
206の外周部に連結されている。これは支持ピン21
2の紛失を防ぐためであるが、比較的長い鎖220の存
在は、支持ピン212の使用、不使用時における作業性
を損なうものである。支持ピン212の使用時、すなわ
ち前記高さの調整時には支持ピン212が差込みパイプ
210のピン孔対222に挿入される。その後、サポー
トリング206の回転操作を妨げないためには、鎖22
0の一端をサポートリング206のビス207から外
し、支持ピン212より上方位置の差込みパイプ210
に巻き掛けておく作業が必要がある。この状態でサポー
トリング206を回転させたときに、支持ピン212の
移動により巻き掛けた鎖220がほどける場合がある。
また、支持ピン212の不使用時には、支持ピン212
は鎖220によりサポートリング206のビス207か
ら垂れ下がった状態でサポートリング206に連結され
るが、この状態でサポートリング206を回転させる場
合には、回転操作をスムーズに行なうことができず、操
作性が悪い。 (4)サポート200は前記したように、主としてスラ
ブコンクリートの型枠工事用として利用されている。す
なわちサポート200は所定の高さに調整された差込み
パイプ210の受け板208に作用する荷重を支持ピン
212を介してサポートリング206の上端面で受ける
形態で使用される。したがって、サポート200は支保
材としては利用できるが、引張材として利用できなかっ
た。
【0008】本発明の第1の技術的課題は、比較的高い
位置での荷重の支持を安定して行なうことができる、改
良されたサポートを提供することである。
【0009】本発明の第2の技術的課題は、重荷重が作
用した状態においても、サポートリング手段の回転操作
を容易に行うことができる、改良されたサポートを提供
することである。
【0010】本発明の第3の技術的課題は、サポートリ
ング手段の回転操作に何らの支障なく、支持ピンの紛失
を確実に防止することができる、改良されたサポートを
提供することである。
【0011】本発明の第4の技術的課題は、引張材とし
ての利用が可能である、改良されたサポートを提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、上端部に雄ねじが形成された支持パイプ手段と、雌
ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌
ねじを介して係合されることにより軸方向移動が可能な
サポートリング手段と、該支持パイプ手段に対し下端部
側が移動自在に差し込まれうると共に外周面の一方から
他方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数
対形成された差込みパイプ手段と、該ピン孔対の各々に
着脱自在に挿入されうる支持ピンとを備え、該サポート
リング手段には回転操作ハンドル手段が装着され、該支
持パイプ手段の該雄ねじが形成された雄ねじ部には、外
周面の一方から他方へ貫通しかつ軸線方向に延びる長孔
対が形成され、該差込みパイプ手段が該支持パイプ手段
に差し込まれた状態において、該支持ピンは、該支持パ
イプ手段の該長孔対を通して該差込みパイプ手段の該ピ
ン孔対の一つに挿入されたとき両端部が該長孔対から突
出するような長さを有すると共に該差込みパイプ手段
は、該支持ピンの該両端部が該サポートリング手段の上
端面に載置されることにより、該支持パイプ手段に対し
高さ調整自在に支持されるよう構成されたサポートにお
いて、該サポートは該支持パイプ手段に差し込まれる該
差込パイプ手段を含む複数の差込パイプ手段を備え、該
支持パイプ手段に差し込まれる該差込パイプ手段以外の
該差込パイプ手段にも、外周面の一方から他方へ貫通す
るピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成され、
該差込パイプ手段の各々は、それぞれ、上側の差込パイ
プ手段の下端部側が下側の差込パイプ手段の上端部側内
に差し込まれうるよう構成されると共に該差込部分にお
いて、該上側の差込パイプ手段の該ピン孔対の各々は、
該下側の差込パイプ手段の該ピン孔対の各々と整合しう
るよう相互の位置が規定され、該差込みパイプ手段の各
々に形成された該ピン孔対の各々の軸線は、交互に、円
周方向に90°のずれをもって配列され、該上側の差込
みパイプ手段が該下側の差込みパイプ手段に差し込まれ
かつ該差込部分における該上側の差込みパイプ手段の該
ピン孔対の各々と該下側の差込みパイプ手段の該ピン孔
対の各々とが整合された状態において、少なくとも2本
の該支持ピンが90°のずれをもって対応する該ピン孔
対に着脱自在に挿入されることにより、該上側の差込み
パイプ手段が該下側の差込みパイプ手段に支持されるこ
とを特徴とするサポート、が提供される。
【0013】本発明の他の局面によれば、上端部に雄ね
じが形成された支持パイプ手段と、雌ねじが形成されか
つ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌ねじを介して係合
されることにより軸方向移動が可能なサポートリング手
段と、該支持パイプ手段に対し下端部側が移動自在に差
し込まれうると共に外周面の一方から他方へ貫通するピ
ン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された差込
みパイプ手段と、該ピン孔対の各々に着脱自在に挿入さ
れうる支持ピンとを備え、該サポートリング手段には回
転操作ハンドル手段が装着され、該支持パイプ手段の該
雄ねじが形成された雄ねじ部には、外周面の一方から他
方へ貫通しかつ軸線方向に延びる長孔対が形成され、該
差込みパイプ手段が該支持パイプ手段に差し込まれた状
態において、該支持ピンは、該支持パイプ手段の該長孔
対を通して該差込みパイプ手段の該ピン孔対の一つに挿
入されたとき両端部が該長孔対から突出するような長さ
を有すると共に該差込みパイプ手段は、該支持ピンの該
両端部が該サポートリング手段の上端面に載置されるこ
とにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整自在に支持
されるよう構成されたサポートにおいて、該サポートリ
ング手段の該回転操作ハンドル手段は一対の回転操作ハ
ンドルを含み、該一対の回転操作ハンドルは、該サポー
トリング手段の外周部において相互に180°離れた位
置に一端が旋回自在に支持されていることを特徴とする
サポート、が提供される。
【0014】本発明の更に他の局面によれば、上端部に
雄ねじが形成された支持パイプ手段と、雌ねじが形成さ
れかつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌ねじを介して
係合されることにより軸方向移動が可能なサポートリン
グ手段と、該支持パイプ手段に対し下端部側が移動自在
に差し込まれうると共に外周面の一方から他方へ貫通す
るピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された
差込みパイプ手段と、該ピン孔対の各々に着脱自在に挿
入されうる支持ピンとを備え、該サポートリング手段に
は回転操作ハンドル手段が装着され、該支持パイプ手段
の該雄ねじが形成された雄ねじ部には、外周面の一方か
ら他方へ貫通しかつ軸線方向に延びる長孔対が形成さ
れ、該差込みパイプ手段が該支持パイプ手段に差し込ま
れた状態において、該支持ピンは、該支持パイプ手段の
該長孔対を通して該差込みパイプ手段の該ピン孔対の一
つに挿入されたとき両端部が該長孔対から突出するよう
な長さを有すると共に該差込みパイプ手段は、該支持ピ
ンの該両端部が該サポートリング手段の上端面に載置さ
れることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整自在
に支持されるよう構成されたサポートにおいて、該サポ
ートリング手段の該回転操作ハンドル手段は、該サポー
トリング手段の外周部に一端が旋回自在に支持された少
なくとも1個の回転操作ハンドルを含み、該回転操作ハ
ンドルは丸パイプ部材から構成されると共にその他端部
の内周部には雌ねじ手段が形成され、該支持ピンの一端
部には雄ねじ部が形成され、該雄ねじ部の一端部側の一
部には両側部の幅が該支持ピンの外径より大きなプレー
ト状部が形成され、該支持ピンは、その他端部側から該
回転操作ハンドル内に挿入されると共に該支持ピンの該
雄ねじ部の他端部側が該回転操作ハンドルの該雌ねじ手
段に係合されることにより、該回転操作ハンドルに着脱
自在に保持されることを特徴とするサポート、が提供さ
れる。
【0015】本発明の更に他の局面によれば、上端部に
雄ねじが形成された支持パイプ手段と、雌ねじが形成さ
れかつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌ねじを介して
係合されることにより軸方向移動が可能なサポートリン
グ手段と、該支持パイプ手段に対し下端部側が移動自在
に差し込まれうると共に外周面の一方から他方へ貫通す
るピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された
差込みパイプ手段と、該ピン孔対の各々に着脱自在に挿
入されうる支持ピンとを備え、該サポートリング手段に
は回転操作ハンドル手段が装着され、該支持パイプ手段
の該雄ねじが形成された雄ねじ部には、外周面の一方か
ら他方へ貫通しかつ軸線方向に延びる長孔対が形成さ
れ、該差込みパイプ手段が該支持パイプ手段に差し込ま
れた状態において、該支持ピンは、該支持パイプ手段の
該長孔対を通して該差込みパイプ手段の該ピン孔対の一
つに挿入されたとき両端部が該長孔対から突出するよう
な長さを有すると共に該差込みパイプ手段は、該支持ピ
ンの該両端部が該サポートリング手段の上端面に載置さ
れることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整自在
に支持されるよう構成されたサポートにおいて、該サポ
ートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成された主サ
ポートリング部材と、該主サポートリング部材の上端部
に対し上スラストベアリング手段を介して回転自在に連
結された上サポートリング部材と、該主サポートリング
部材の下端部に対し下スラストベアリング手段を介して
回転自在に連結された下サポートリング部材とを備え、
該主サポートリング部材の外周部に該回転操作ハンドル
手段が装着されていることを特徴とするサポート、が提
供される。
【0016】本発明の更に他の局面によれば、上端部に
雄ねじが形成された支持パイプ手段と、雌ねじが形成さ
れかつ該支持パイプ手段の該雄ねじに該雌ねじを介して
係合されることにより軸方向移動が可能なサポートリン
グ手段と、該支持パイプ手段に対し下端部側が移動自在
に差し込まれうると共に外周面の一方から他方へ貫通す
るピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された
差込みパイプ手段と、該ピン孔対の各々に着脱自在に挿
入されうる支持ピンとを備え、該サポートリング手段に
は回転操作ハンドル手段が装着され、該支持パイプ手段
の該雄ねじが形成された雄ねじ部には、外周面の一方か
ら他方へ貫通しかつ軸線方向に延びる長孔対が形成さ
れ、該差込みパイプ手段が該支持パイプ手段に差し込ま
れた状態において、該支持ピンは、該支持パイプ手段の
該長孔対を通して該差込みパイプ手段の該ピン孔対の一
つに挿入されたとき両端部が該長孔対から突出するよう
な長さを有すると共に該差込みパイプ手段は、該支持ピ
ンの該両端部が該サポートリング手段の上端面に載置さ
れることにより、該支持パイプ手段に対し高さ調整自在
に支持されるよう構成されたサポートにおいて、該サポ
ートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成された主サ
ポートリング部材と、該主サポートリング部材の上端部
に設けられた上スラストベアリング手段と、該主サポー
トリング部材の下端部に設けられた下スラストベアリン
グ手段とを備え、該主サポートリング部材の外周部に該
回転操作ハンドル手段が装着されていることを特徴とす
るサポート、が提供される。
【0017】
【作用】本発明の一局面によれば、サポートは支持パイ
プ手段に差し込まれる差込パイプ手段を含む複数の差込
パイプ手段を備えている。支持パイプ手段に差し込まれ
る差込パイプ手段以外の差込パイプ手段にも、外周面の
一方から他方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔を置
いて複数対形成されている。差込パイプ手段の各々は、
それぞれ、上側の差込パイプ手段の下端部側が下側の差
込パイプ手段の上端部側内に差し込まれうるよう構成さ
れると共に差込部分において、上側の差込パイプ手段の
ピン孔対の各々は、下側の差込パイプ手段のピン孔対の
各々と整合しうるよう相互の位置が規定されている。差
込みパイプ手段の各々に形成されたピン孔対の各々の軸
線は、交互に、円周方向に90°のずれをもって配列さ
れている。上側の差込みパイプ手段が下側の差込みパイ
プ手段に差し込まれかつ差込部分における上側の差込み
パイプ手段のピン孔対の各々と下側の差込みパイプ手段
のピン孔対の各々とが整合された状態において、少なく
とも2本の支持ピンが90°のずれをもって対応するピ
ン孔対に着脱自在に挿入されることにより、上側の差込
みパイプ手段が下側の差込みパイプ手段に支持される。
したがって、上側の差込みパイプ手段の下側の差込みパ
イプ手段に対するブレは、互いに直交する二つの方向に
おいて、少なくとも2本の支持ピンによりしっかりと阻
止される。その結果、差込パイプ手段が複数本、例えば
2本〜4本接続されたとしても、各差込部のブレが阻止
され、比較的高い位置での荷重の支持が安定して行なわ
れる。少なくとも2本の支持ピンは、90°のずれをも
って位置するピン孔対に挿入されることが重要で、軸方
向に隣接するピン孔対に挿入しても、あるいは軸方向に
幾つかおきに離れたピン孔対に挿入してもよい。支持ピ
ンの使用数を増やすことにより、ブレ防止効果及び支持
強度は増大される。
【0018】本発明の他の局面によれば、サポートリン
グ手段の回転操作ハンドル手段は一対の回転操作ハンド
ルを含んでいる。一対の回転操作ハンドルは、サポート
リング手段の外周部において相互に180°離れた位置
に一端が旋回自在に支持されている。したがって、一対
の回転操作ハンドルを利用することにより、両手でサポ
ートリング手段を回転させることができるので、従来の
片手回しに較べ回転力は倍増される。したがって同じ荷
重に対しても、より軽快かつ円滑にサポートリング手段
を回転させることができ、作業効率を向上させることが
できる。また労力も大幅に軽減される。更にハンマー等
で回転操作ハンドルを叩くこともなくなるので、その損
傷あるいは破損、支持パイプとサポートリング手段のね
じ部の破損等の不具合を防止することができる。
【0019】本発明の更に他の局面によれば、回転操作
ハンドルは丸パイプ部材から構成されると共にその他端
部の内周部には雌ねじ手段が形成されている。支持ピン
の一端部には雄ねじ部が形成され、雄ねじ部の一端部側
の一部には両側部の幅が支持ピンの外径より大きなプレ
ート状部が形成されている。支持ピンは、その他端部側
から回転操作ハンドル内に挿入されると共に支持ピンの
雄ねじ部の他端部側が回転操作ハンドルの雌ねじ手段に
係合されることにより、回転操作ハンドルに着脱自在に
保持される。したがって、支持ピンの非使用時において
は、回転操作ハンドル内に挿入し、回転させるだけでね
じ結合され、その内部に収納されるので、その紛失を確
実に防止することができる。しかも従来のように支持ピ
ンの紛失防止のために鎖を用いることがなくなったの
で、サポートリング手段の回転操作に何らの支障なく、
円滑な回転操作が保証される。
【0020】本発明の更に他の局面によれば、サポート
リング手段は、内周部に雌ねじが形成された主サポート
リング部材と、主サポートリング部材の上端部に対し上
スラストベアリング手段を介して回転自在に連結された
上サポートリング部材と、主サポートリング部材の下端
部に対し下スラストベアリング手段を介して回転自在に
連結された下サポートリング部材とを備えている。主サ
ポートリング部材の外周部に回転操作ハンドル手段が装
着されている。サポートリング手段に差込パイプ手段が
差し込まれ、サポートリング手段の上側において、長孔
対及びピン孔対を介して支持ピンが挿入されると、支持
ピンの両端部が上サポートリング部材の上端面に載置さ
れる。これにより差込パイプ手段は支持パイプ手段に対
し高さ調整自在に支持される。したがって、差込みパイ
プ手段に、例えばコンクリートスラブのような重荷重が
作用している状態において、差込みパイプ手段を下方に
移動させるためには、回転操作ハンドル手段により主サ
ポートリング部材を回転操作する。上サポートリング部
材は、その上端面に支持ピンの両端部を介して前記重荷
重が作用しているので回転しない。しかし主サポートリ
ング部材と上サポートリング部材との間に介在されてい
る上スラストベアリング手段の機能により、主サポート
リング部材のみが手操作によってきわめて容易に回転さ
せられる。したがって、重荷重が作用した状態において
も、主サポートリングの回転操作をきわめて容易に行う
ことができ、差込みパイプ手段は容易に下方に移動され
る。
【0021】なお、この発明においては、前記したよう
に、差込みパイプ手段が支持ピンを介して上サポートリ
ング部材の上端面上に載置されることにより支持パイプ
手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されてい
る。この機能は、主としてスラブコンクリートの型枠工
事用として適用されるものであるが、それ以外の突っ張
り材、あるいは支持材としても好適な機能を有するもの
である。すなわち、主サポートリング部材を回転させる
ことにより、差込みパイプ手段は支持パイプ手段に対し
て軸方向に伸張するよう構成されているものであるか
ら、このサポートを載置面とある被支持部材との間、あ
るいはある被支持部材と被支持部材との間に配置し、差
込みパイプ手段を軸方向に伸張させることにより、突っ
張り材、あるいは支持材として好適に使用することがで
きる。サポートは鉛直方向のみならず、水平方向、ある
いは斜めに配置される。その際、上スラストベアリング
手段の機能により、重荷重に対しても、主サポートリン
グ部材の回転操作は容易であり、したがって突っ張り操
作、突っ張り解除操作もきわめて軽快に行なうことがで
きる。
【0022】一方この発明によれば、サポートリング手
段は、主サポートリング部材の下端部に対し下スラスト
ベアリング手段を介して回転自在に連結された下サポー
トリング部材を備えている。したがって、サポートリン
グ手段の下側において、長孔対及びピン孔対を介して支
持ピンが挿入されると、支持ピンの両端部が下サポート
リング部材の下端面側に位置付けられる。これによりサ
ポートは引張材として好適に使用することができる。す
なわち、支持パイプ手段の一端を例えば載置面に固定
し、差込みパイプ手段の上端を被引張部材に係止させ、
主サポートリング部材を回転させることにより、差込み
パイプ手段は支持パイプ手段に対して軸方向に縮小され
るので、被引張部材は載置面に対して引っ張られる。そ
の際、下スラストベアリング手段の機能により、重荷重
に対しても、主サポートリング部材の回転操作は容易で
あり、したがって引張操作、引張解除操作もきわめて軽
快に行なうことができる。
【0023】本発明の更に他の局面によれば、サポート
リング手段は、内周部に雌ねじが形成された主サポート
リング部材と、主サポートリング部材の上端部に設けら
れた上スラストベアリング手段と、主サポートリング部
材の下端部に設けられた下スラストベアリング手段とを
備えている。主サポートリング部材の外周部に回転操作
ハンドル手段が装着されている。この発明における機能
は前記した発明と実質上同一である。しかしこの構成に
よれば、既存のスラストベアリングを使用することがで
きるので、比較的低コストで製造できる。
【0024】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明に従
って改良されたサポートを、実施例に基づいて詳細に説
明する。なお、本発明の実施例を示す図1〜図25にお
いて、同一部分は同一符号で示す。図1を参照して、サ
ポート2は、支持パイプ手段4と、サポートリング手段
6と、差込みパイプ手段8及び10と、支持ピン12と
を備えている。支持パイプ手段4は、載置面に載置され
るベース14と、下端がベース14に連結された支持パ
イプ16とを備えている。支持パイプ16の上端部には
雄ねじ18が形成されている。支持パイプ16の雄ねじ
18が形成された雄ねじ部には、外周面の一方から他方
へ貫通しかつ軸線方向に延びる長孔対19が形成されて
いる。なお図では、長孔対19の一方しか示されていな
い。サポートリング手段6については、後に詳しく説明
するが、その内周部には雌ねじが形成されており、この
雌ねじを介して支持パイプ16の雄ねじ18に係合され
ることにより、支持パイプ16に対し軸方向移動が可能
である。サポートリング手段6には、回転操作ハンドル
手段20が装着されている。
【0025】支持パイプ手段4において、ベース14は
正方形をなすプレート部材から構成されている。ベース
14の4隅には載置面への取付用の孔15が形成されて
いる。図1と共に図3を参照して、ベース14上の4か
所にはそれぞれ補助支持部材22が設けられている。補
助支持部材22の各々は、それぞれの一端が旋回自在に
設けられると共に、ベース14の外方に実質上水平に突
出した使用位置(図3の実線で示す位置)と、支持パイ
プ16に沿って延在するよう折り畳まれる非使用位置
(図3の2点鎖線で示す位置)とに選択的に位置付けら
れるよう構成されている。各補助支持部材22は、全体
として細長く、実質上U形に折り曲げられた一本の丸棒
部材から構成され、それぞれの開放端部には互いに反対
方向に向かうような折曲部が形成されている。ベース1
4上の4か所には各補助支持部材22を旋回自在に支持
する支持部24が設けられている。支持部24の各々に
は、対応する補助支持部材22の折曲部を旋回自在に支
持する一対の軸孔と、補助支持部材22を使用位置に係
止する一対の係止溝と、補助支持部材22を非使用位置
に係止する一対の係止溝とを備えている。各補助支持部
材22は、各折曲部が互いに離れる方向に開こうとする
ばね力を保持した状態で、対応する支持部24の一対の
軸孔に挿入、支持され、かつ何れか一方の一対の係止溝
に係止されている。したがって、各補助支持部材22
を、それぞれの間隔を狭める方向に撓ませることによ
り、一方の一対の係止溝からの係止を解除でき、次いで
一対の軸孔回りに旋回させた後、他方の一対の係止溝に
そのばね力により係止することができる。各補助支持部
材22は以上のようにして、使用位置と非使用位置とに
選択的に位置付けることができる。各補助支持部材22
を使用位置とすることにより、バランスの良い、安定し
た支持が保証される。また各補助支持部材22を非使用
位置とすることによりコンパクトとなり、運搬上、保管
上、有利となる。
【0026】図4には、前記補助支持部材22とは相違
する他の補助支持部材26が示されている。各補助支持
部材26はそれぞれ細長いプレート部材から構成され、
それぞれの一端はベース14上にヒンジ28を介して旋
回自在に支持されている。各補助支持部材26の他端に
は、下方から上方に向かうようボルト30が係合されて
いる。補助支持部材26の各々は、ヒンジ28を中心と
して、ベース14の外方に実質上水平に突出した使用位
置(図4の実線で示す位置)と、支持パイプ16に沿っ
て延在するよう折り畳まれる非使用位置(図4の2点鎖
線で示す位置)とに選択的に位置付けられる。ベース1
4の4か所には、補助支持部材26の各々を使用位置に
保持するための保持具32が設けられている。各保持具
32は、ベース14上に間隔を置いて水平方向に回転自
在に設けられた押さえ板34を備えている。押さえ板3
4を旋回させて、使用位置にある補助支持部材26の各
々上に位置付けることにより補助支持部材26の各々の
上方への旋回が阻止され、それぞれの使用位置が保持さ
れる。また押さえ板34を補助支持部材26の各々上か
ら側方へ旋回させることにより、補助支持部材26の各
々の上方への旋回が自由となる。支持パイプ16の下方
の外周部の4か所には、補助支持部材26の各々を非使
用位置に保持するための保持部34が設けられている。
各保持部34は、図示しない貫通孔と、貫通孔に整合す
るよう外周部に固定されたナット36とから構成されて
いる。補助支持部材26の各々を上方に旋回させたと
き、それぞれのボルト30のねじ部が対応するナット3
6に整合し、各ボルト30を対応するナット36に係合
させることにより、補助支持部材26の各々を非使用位
置に保持することができる。
【0027】図5には、更に他の補助支持部材38が示
されている。補助支持部材38はプレート部材から構成
され、基部40から4方に延びる足42を有している。
基部40には、ベース14の取付用の孔15に整合した
位置に4個のねじ44が直立して装着されている。各ね
じ44を孔15を貫通してベース14の上面側に突出さ
せ、ナット46を各ねじ44に係合させることにより、
補助支持部材38はベース14に着脱自在に装着され
る。各足42の端部には載置面への取付用の孔48が形
成されている。
【0028】図1及び図6及び図7を参照して、差込み
パイプ手段8は、受け板50と、受け板50に上端が連
結された差込みパイプ52とからなる。差込みパイプ5
2は、支持パイプ16に対しその下端部側が軸線方向に
移動自在に差し込まれるよう構成されている。この差込
みパイプ52には、外周面の一方から他方へ貫通するピ
ン孔対54が軸線方向に間隔を置いて複数対形成されて
いる。ピン孔対54の各々の軸線は、差込みパイプ52
の軸方向に交互に、円周方向に90°のずれをもって配
列されている。各ピン孔対54は差込みパイプ52の軸
線に直交する軸線を有している。各ピン孔対54の、差
込みパイプ52における軸線方向の間隔(ピッチ)はそ
れぞれ実質上同一に規定されている。受け板50の中央
部には差込みパイプ52の内径と実質上同一の内径を有
する孔56が形成されている。
【0029】支持ピン12は差込みパイプ52の各ピン
孔対54に着脱自在に挿入されうるよう構成されてい
る。差込みパイプ52が支持パイプ16に差し込まれた
状態において、支持ピン12は、支持パイプ16の長孔
対19を通して差込みパイプ52のピン孔対54の一つ
に挿入されたとき両端部が長孔対19から突出するよう
な長さを有する。差込みパイプ52は、支持ピン12の
両端部がサポートリング手段6の上端面に載置されるこ
とにより、支持パイプ手段4に対し高さ調整自在に支持
される。
【0030】サポート2は支持パイプ16に差し込まれ
る差込パイプ52を含む複数の差込パイプ手段を備えて
いる。すなわち図1に示す実施例においては、差込パイ
プ手段8の他に差込パイプ手段10が備えられている。
差込パイプ手段10は、受け板60と、受け板60に上
端が連結された差込みパイプ62とからなる。差込みパ
イプ62は、差込パイプ手段8の差込パイプ52に対し
その下端部側が軸線方向に移動自在に差し込まれるよう
構成されている。この差込みパイプ62には、外周面の
一方から他方へ貫通するピン孔対54が軸線方向に間隔
を置いて複数対形成されている。ピン孔対54の各々の
軸線は、差込みパイプ62の軸方向に交互に、円周方向
に90°のずれをもって配列されている。各ピン孔対5
4は差込みパイプ62の軸線に直交する軸線を有してい
る。各ピン孔対54の、差込みパイプ62における軸線
方向の間隔(ピッチ)はそれぞれ実質上同一に規定され
ている。受け板60の中央部には差込みパイプ62の内
径と実質上同一の内径を有する孔64が形成されてい
る。上側の差込パイプ62の下端部側が下側の差込パイ
プ52の上端部側内に差し込まれた状態において、差込
パイプ62のピン孔対54の各々は、差込パイプ52の
ピン孔対54の各々と整合しうるよう相互の位置が規定
されている。差込みパイプ62が差込みパイプ52に差
し込まれかつ差込部分における差込みパイプ62のピン
孔対54の各々と差込みパイプ52のピン孔対54の各
々とが整合された状態において、少なくとも2本の支持
ピン12が90°のずれをもって対応するピン孔対54
に着脱自在に挿入される。これにより、差込みパイプ6
2が差込みパイプ52に、連結、支持される。支持ピン
12が各ピン孔対54に十字状に差し込まれることによ
り、差込みパイプ62の差込みパイプ52に対するブレ
が効果的に防止される。また支持強度も増大される。
【0031】図6及び図7を参照して、上側の差込みパ
イプ62が下側の差込みパイプ52に差し込まれて支持
ピン12により支持された状態において、差込みパイプ
62の外径と差込みパイプ52の内径及びその受け板5
0の孔56の内径との間には環状の隙間が形成されるよ
う構成されている。この隙間には、軸方向に2分割され
た円筒状の楔部66と楔部66の上端に半径方向外方に
延びるよう形成されたフランジ部68とを有するカップ
リング70の各楔部66々が挿入(圧入)されている。
なお2分割されたカップリング70は鎖72により連結
されている。前記隙間にカップリング70が圧入される
ことにより、差込みパイプ62の差込みパイプ52に対
するブレが効果的に防止される。
【0032】図2は本発明に従って改良されたサポート
2の他の実施例を示すもので、差込パイプ手段8及び1
0に加えて、更に差込パイプ手段80が備えられてい
る。差込パイプ手段80は、受け板82と、受け板82
に上端が連結された差込みパイプ84とからなる。差込
みパイプ84は、差込パイプ手段10の差込パイプ62
に対しその下端部側が軸線方向に移動自在に差し込まれ
るよう構成されている。この差込みパイプ84には、外
周面の一方から他方へ貫通するピン孔対54が軸線方向
に間隔を置いて複数対形成されている。ピン孔対54の
各々の軸線は、差込みパイプ84の軸方向に交互に、円
周方向に90°のずれをもって配列されている。各ピン
孔対54は差込みパイプ84の軸線に直交する軸線を有
している。各ピン孔対54の、差込みパイプ84におけ
る軸線方向の間隔(ピッチ)はそれぞれ実質上同一に規
定されている。受け板82の中央部には差込みパイプ8
4の内径と実質上同一の内径を有する孔86が形成され
ている。上側の差込パイプ84の下端部側が下側の差込
パイプ62の上端部側内に差し込まれた状態において、
差込パイプ84のピン孔対54の各々は、差込パイプ6
2のピン孔対54の各々と整合しうるよう相互の位置が
規定されている。差込みパイプ84が差込みパイプ62
に差し込まれかつ差込部分における差込みパイプ84の
ピン孔対54の各々と差込みパイプ62のピン孔対54
の各々とが整合された状態において、少なくとも2本の
支持ピン12が90°のずれをもって対応するピン孔対
54に着脱自在に挿入される。これにより、差込みパイ
プ84が差込みパイプ62に、連結、支持される。差込
みパイプ84と差込みパイプ62の接続部においても、
前記カップリング70が使用されることが好ましい。以
上のようにして、差込みパイプ手段を上方に接続するこ
とにより、所望の高さのサポートが容易に構成され、し
かもブレが効果的に防止され、安定した支持が可能であ
る。
【0033】図8及び図9を参照して、サポートリング
手段6は、内周部に雌ねじ90が形成されたサポートリ
ング部材92と、サポートリング部材92の上端部に対
し上スラストベアリング手段94を介して回転自在に連
結された上サポートリング部材96とを備えている。サ
ポートリング部材92の外周部に前記回転操作ハンドル
手段20が装着されている。サポートリング部材92及
び上サポートリング部材96は何れも円筒形状をなし、
サポートリング部材92の内周部には雌ねじ90が形成
されているが、上サポートリング部材96の内周面は単
なる円周面が形成されているのみである。
【0034】上スラストベアリング手段94は、上サポ
ートリング部材96の下端面98とサポートリング部材
92の上端面100とが間隙を置いて相対するよう位置
付けられた状態で下端面98と上端面100との間に形
成される環状溝102と、環状溝102内に回転自在に
挿入された複数個のボール104と、間隙を置いて位置
付けられた上サポートリング部材96の下端面98で規
定される下端部外周面とサポートリング部材92の上端
面100で規定される上端部外周面との間に連続的に形
成される環状の凸部106と、間隙を覆うよう凸部10
6の周囲に摺動自在に嵌合された環状のリテイナ部材1
08とから構成されている。凸部106の外周面は、そ
の断面において実質上円弧形状をなしている。環状のリ
テイナ部材108は、一定の幅を有したリング状の金属
板を凸部106の外周面に被せた後、凸部106の外周
面に合わせて絞り込むことにより容易に装着される。こ
れにより上サポートリング部材96とサポートリング部
材92とは、ボール104を介して回転自在に連結され
る。リテイナ部材108は、上サポートリング部材96
の下端面98とサポートリング部材92の上端面100
との間隙を覆うので、異物の侵入を防止する機能をも有
している。サポートリング部材92の外周部には、回転
操作ハンドル手段20が設けられているが、この回転操
作ハンドル手段20は一対の回転操作ハンドル110を
含んでいる。すなわち、サポートリング部材92の外周
部において、相互に180°離れた位置にはそれぞれ半
径方向外方に突出する支持部112が設けられている。
これら支持部112に回転操作ハンドル110の一端が
ピン114を介して旋回自在に支持されている。回転操
作ハンドル110は水平位置と鉛直位置との間を旋回自
在である。各回転操作ハンドル110を図8の実線で示
す水平位置して両手で回転させることにより、比較的軽
い操作力をもってサポートリング部材92を回転させる
ことができる。サポートリング部材92は、その回転方
向によって、支持パイプ16の雄ねじ18に沿って上方
又は下方へ移動させられる。重荷重が支持ピン12を介
して上サポートリング部材96の上端面に作用して上サ
ポートリング部材96が回転しなくとも、上スラストベ
アリング手段94の機能により、サポートリング部材9
2は容易に回転してくれる。したがって、一対の回転操
作ハンドル110の機能とあいまって、重荷重が作用し
ても、回転操作はきわめて軽快かつ容易である。
【0035】なお、サポートリング手段6は、図8及び
図9に示す構造に限らず、他の形態とすることも考えら
れる。例えば、サポートリング部材92と上サポートリ
ング部材96との間に、周知の構成を有するスラストベ
アリングを介在させる構成であってもよい。またサポー
トリング部材92の上端部に周知の構成を有するスラス
トベアリングを装着する構成も成立する。この構成の場
合、差込みパイプ52は、支持パイプ16に差し込まれ
た状態において、長孔対19及びピン孔対54の一つに
挿入された支持ピン12の両端部が、支持パイプ16に
係合されたサポートリング手段6の前記スラストベアリ
ングの上端面に直接載置されることにより、支持パイプ
16に対し高さ調整自在に支持される。以上説明した2
つの他の形態のサポートリング手段6の構成について
は、本願出願人に特願平5−306136号出願明細書
の図8及びそれに関する明細書第20ページの記載に開
示されている。
【0036】図8、図10〜図13を参照して、支持ピ
ン12の一端部には雄ねじ部120が形成されている。
雄ねじ部120の一端部側の一部には両側部の幅が支持
ピン12の外径より大きなプレート状部122が形成さ
れている。このプレート状部122は、支持ピン12に
雄ねじ部120を形成後、プレスにより成形される。プ
レート状部122は端部に向かうにつれて末広がりとな
るような形状をなしている。雄ねじ部120の外径は支
持ピン12の丸棒部の外径より大きく形成されている。
一方各回転操作ハンドル110は丸パイプ部材から構成
されると共にその他端部(図10及び図11の右端部)
の内周部には雌ねじ手段124が形成されている。この
雌ねじ手段124は、内周部から半径方向内方であって
互いに対向する方向に突出する2個の係合突起126か
らなる。各係合突起126は、支持ピン12の雄ねじ部
120が係合できるよう、相互に軸方向にずれた位置に
形成されている。雌ねじ手段124はもちろん周知の雌
ねじであってもよい。各回転操作ハンドル110の一端
側は、図12に示すように、断面が実質上矩形となるよ
う成形されている。この矩形部分には軸孔128が形成
されている。各回転操作ハンドル110の一端側は、サ
ポートリング部材92の外周部に設けられた対応する支
持部112にピン114を介して旋回自在に支持され
る。軸孔128にはピン114が貫通する。支持ピン1
2は、非使用時においては、その他端部側(図8の左端
部側)から回転操作ハンドル110内に挿入されかつ回
転させられることにより、支持ピン12の雄ねじ部12
0の他端部側が回転操作ハンドル110の各係合突起1
26に係合(ねじ係合)される。これにより支持ピン1
2は、回転操作ハンドル110に着脱自在に保持され
る。支持ピン12が回転操作ハンドル110に収納され
た状態では、図示はしていないが、ほぼプレート状部1
22のみが回転操作ハンドル110の他端部から突出し
た形態となる。支持ピン12のプレート状部122は、
回転操作ハンドル110の各係合突起126にねじ込む
際のつまみとしての機能及び差込パイプ52のピン孔対
54に挿入した際のストッパの機能を有するものであ
る。
【0037】次に、図14〜図16を参照して、サポー
トリング手段の他の実施例について説明する。なお、図
14〜図16において、図8及び図9により説明したサ
ポートリング手段6と実質上同一部分は同一符号を付
し、説明は省略する。サポートリング手段130は、内
周部に雌ねじ90が形成された主サポートリング部材1
32と、主サポートリング部材132の上端部に対し上
スラストベアリング手段94を介して回転自在に連結さ
れた上サポートリング部材96と、主サポートリング部
材132の下端部に対し下スラストベアリング手段94
を介して回転自在に連結された下サポートリング部材9
6とを備えている。主サポートリング部材132の外周
部に回転操作ハンドル手段20が装着されている。すな
わち、サポートリング手段130がサポートリング手段
6と相違するところは、主サポートリング部材132の
下端部側にも下スラストベアリング手段94を介して下
サポートリング部材96が回転自在に連結されているこ
とである。上スラストベアリング手段94及び下スラス
トベアリング手段94の構成は実質上同一であり、図8
及び図9により説明したとおりであるので説明は省略す
る。サポートリング手段130に下スラストベアリング
手段94を設けた理由は、サポートを支持材としてのみ
ならず、引張材としても利用できるようにするためであ
り、その利用の実施例については後述する。サポートリ
ング手段6におけると同様に、サポートリング手段13
0は、図14〜図16に示す構造に限らず、他の形態と
することも考えられる。例えば、主サポートリング部材
132と上サポートリング部材96との間及び主サポー
トリング部材132と下サポートリング部材96との間
に、周知の構成を有するスラストベアリングを介在させ
る構成であってもよい。また主サポートリング部材13
2の上端部及び下端部に周知の構成を有するスラストベ
アリングを装着する構成も成立する。
【0038】図17は、図14に示すサポートリング手
段130を備えたサポート2の使用状態を示す図であっ
て、コンクリートスラブの型枠を支持した状態を示して
いる。支持パイプ手段4には差込パイプ手段8が支持さ
れている。差込パイプ手段8の高さ調整はサポートリン
グ手段130により行われる。図において番号134は
型枠を示し、番号136は型枠上に打ち込まれたコンク
リートスラブを示す。長孔対19及びピン孔対54に挿
入される支持ピン12はサポートリング手段130の上
側に位置付けられている。
【0039】図18は、図17に示すサポートと実質上
同一の構成を有するサポートの他の使用状態を示す図で
あって、2本のサポート2が横向きに位置付けられ、突
っ張り材として使用されている。地面に掘られた穴14
0の底部には土管142が配置され、穴140の両側に
は堰板部材144が配設されている。堰板部材144間
に2本のサポート2が横向きに配置され、それらの支柱
(支保材)として機能している。長孔対19及びピン孔
対54に挿入される支持ピン12はサポートリング手段
130の左側に位置付けられる。サポートリング手段1
30を回転操作ハンドル110によって回転させること
により、差込パイプ手段8を支持パイプ手段4に対し左
方に伸張させる。堰板部材144にはサポート2により
互いに離れる方向の力が作用し、それぞれの位置にしっ
かりと保持される。
【0040】図19は、図17に示すサポートに下支持
パイプ手段150が付加されたサポートの使用状態を示
す図であって、斜め掛け支保の状態を示している。図1
9と共に図21及び図22を参照して、下支持パイプ手
段150は、載置面に着脱自在に固定しうるよう構成さ
れたベース152と、下端部がベース152に回転自在
に連結されかつ外周面の一方から他方へ貫通するピン孔
対54が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された下差
込みパイプ154とを備えている。ベース152には一
対の支持部153が設けられ、各支持部153には共通
の軸線を有する支持孔(図示せず)が形成されている。
下差込みパイプ154の下端部には軸方向に直交する支
持孔(図示せず)が形成されている。各支持部153の
支持孔と下差込みパイプ154の支持孔が整合された状
態でピン155が挿入され、下差込みパイプ154はベ
ース152に回転自在に支持される。支持パイプ手段4
の支持パイプ16はその下端部側内が下差込みパイプ1
54の上端部側に差し込まれうるよう構成されている。
すなわち、ベース14には孔が形成され、この孔に支持
パイプ16が差し込まれた形態で固定されている。そし
て支持パイプ16の内径は下差込みパイプ154の外径
より大きく形成されている。支持パイプ16の下端部側
には外周面の一方から他方へ貫通するピン孔対54が軸
線方向に間隔を置いて複数対形成されている。支持パイ
プ16の下端部側が下差込みパイプ154の上端部側に
差し込まれた状態において、支持パイプ16のピン孔対
54の各々は、下差込パイプ154のピン孔対54の各
々と整合しうるよう相互の位置が規定されている。支持
パイプ16の下端部側が下差込みパイプ154の上端部
側に差し込まれかつ支持パイプ16のピン孔対54の各
々と下差込パイプ154のピン孔対54の各々とが整合
された状態において、少なくとも1本の支持ピン12が
ピン孔対54の一つに着脱自在に挿入されることによ
り、支持パイプ16が下支持パイプ154に回転自在に
支持される。ベース152は載置面に釘157により着
脱自在に固定される。
【0041】図19において、サポート2は載置面上に
ベース152を介して回転自在に支持される。サポート
2を傾斜した状態として、最上部に位置する受け板50
がコンクリートの壁型枠158の支持部材160の下側
に当接される。長孔対19及びピン孔対54に挿入され
る支持ピン12はサポートリング手段130の上側に位
置付けられている。サポートリング手段130を回転操
作ハンドル110によって回転させることにより、差込
パイプ手段8を支持パイプ手段4に対し上方に伸張させ
る。これにより壁型枠158は支持部材160を介して
しっかりと保持される。
【0042】図20は、図19に示すサポート2に押し
・引き治具付き差込パイプ手段170が付加されたサポ
ートの使用状態を示す図であって、斜め掛けの引張材と
しての使用状態を示している。図20と共に図23及び
図24を参照して、押し・引き治具付き差込パイプ手段
170は、押し・引き治具172と、上端部が押し・引
き治具172に固定されかつ外周面の一方から他方へ貫
通するピン孔対54が軸線方向に間隔を置いて複数対形
成された上差込みパイプ174とを備えている。押し・
引き治具172は、上差込みパイプ174に固定された
中央部からそれぞれ半径方向外方にかつ反対方向に延び
るよう形成された一対の下向きフック部176と、下向
きフック部176の各々間の上側に形成された凹部17
8とを備えている。上差込みパイプ174はその下端部
側が差込みパイプ52の上端部側内に差し込まれうるよ
う構成されている。すなわち上差込みパイプ174の外
径は差込みパイプ52の内径より小さく形成されてい
る。上差込みパイプ174にはまた、外周面の一方から
他方へ貫通するピン孔対54が軸線方向に間隔を置いて
複数対形成されている。上差込みパイプ174の下端部
側が差込みパイプ52の上端部側に差し込まれた状態に
おいて、上差込みパイプ174のピン孔対54の各々
は、差込パイプ52のピン孔対54の各々と整合しうる
よう相互の位置が規定されている。上差込みパイプ17
4の下端部側が差込みパイプ52の上端部側に差し込ま
れかつ上差込パイプ174のピン孔対54の各々と差込
パイプ52のピン孔対54の各々とが整合された状態に
おいて、少なくとも1本の支持ピン12がピン孔対54
の一つに着脱自在に挿入されることにより、押し・引き
治具付き差込パイプ手段170は差込パイプ手段8に支
持される。
【0043】サポート2を傾斜した状態として、最上部
に位置する押し・引き治具172の下向きフック部17
6の一方をコンクリートの壁型枠158の支持部材16
0の上側に引っ掛ける。ここで注目すべきは、長孔対1
9及びピン孔対54に挿入される支持ピン12はサポー
トリング手段130の下側に位置付けられていることで
ある。この状態において、サポートリング手段130を
回転操作ハンドル110によって回転させることによ
り、差込パイプ手段8を支持パイプ手段4に対し下方に
縮小させる。これにより支持部材160は押し・引き治
具172によって斜め下方に引っ張られる。これにより
壁型枠158は支持部材160を介してしっかりと保持
される(図示しないセパレータを介して配設された他の
壁型枠にも同様な支持を行うことによりバランスの良い
支持が遂行される)。この実施例においては、サポート
2は引張材として有効に活用されることが理解されるで
あろう。
【0044】図25は、図17に示すサポート2に押し
・引き治具付き差込パイプ手段170が付加されたサポ
ートの使用状態を示す図であって、斜め掛けの突張材
(支持材)としての使用状態を示している。サポート2
を傾斜した状態として、最上部に位置する押し・引き治
具172の凹部178を果樹180の枝182の下方に
係合させる。長孔対19及びピン孔対54に挿入される
支持ピン12はサポートリング手段130の上側に位置
付けられている。この状態において、サポートリング手
段130を回転操作ハンドル110によって回転させる
ことにより、差込パイプ手段8を支持パイプ手段4に対
し上方に伸張させる。これにより成熟した多数の果実に
より下方に撓もうとする枝182を、その下方からしっ
かりと支持することができる。この場合、もちろん図2
0に示すサポート2を使用してもよい。
【0045】以上、本発明を、実施例に基づいて詳細に
説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内において、さまざまな変形あるい
は修正ができるものである。
【0046】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて説明した本発明
によるサポートによれば、主として次のような効果が得
られる。 (1)差込パイプ手段が複数本接続されたとしても、各
差込部のブレが阻止され、比較的高い位置での荷重の支
持が安定して行なわれる。また支持強度も増大される。 (2)重荷重が作用した状態においても、サポートリン
グ手段の回転操作を容易に行うことができる。その結
果、作業効率を向上させることができ、また労力も大幅
に軽減される。更にハンマー等で回転操作ハンドルを叩
くこともなくなるので、その損傷あるいは破損、支持パ
イプとサポートリング手段のねじ部の破損等の不具合を
防止することができる。 (3)サポートリング手段の回転操作に何らの支障な
く、支持ピンの紛失を確実に防止することができる。 (4)支持材としての利用の他、突っ張り材、あるいは
引張材としての利用が可能であり、多機能化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って改良されたサポートの一実施例
を示す斜視図。
【図2】本発明に従って改良されたサポートの他の実施
例を示す斜視図。
【図3】図1及び図2に示すサポートに備えられている
補助支持部材の装着状態を示す斜視図。
【図4】補助支持部材の他の実施例の装着状態を示す斜
視図。
【図5】補助支持部材の更に他の実施例の装着状態を示
す斜視図。
【図6】図1及び図2に示すサポートに装着されるブレ
止め手段を分解して示す斜視図。
【図7】図6に示すブレ止め手段が装着された状態を示
す断面図。
【図8】図1に示すサポートのサポートリング手段付近
を拡大して示す斜視図。
【図9】図8を分解して示す断面図。
【図10】回転操作ハンドルの上面図。
【図11】図10の正面図。
【図12】図11のA−A矢視断面図。
【図13】図11を右方から見た図。
【図14】サポートリング手段の他の実施例を備えたサ
ポートを部分的に示す図であって図8と同様な斜視図。
【図15】図14の断面図。
【図16】図14に示すサポートリング手段を部分的に
分解して示す斜視図。
【図17】図14に示すサポートリング手段を備えたサ
ポートの使用状態を示す図。
【図18】図14に示すサポートリング手段を備えたサ
ポートの他の使用状態を示す図。
【図19】図14に示すサポートリング手段を備えたサ
ポートの他の実施例の使用状態を示す図。
【図20】図14に示すサポートリング手段を備えたサ
ポートの更に他の実施例の使用状態を示す図。
【図21】図19及び図20に示すサポートに備えられ
た下支持パイプ手段の斜視図。
【図22】図21に示す下支持パイプ手段の使用状態を
示す側面図。
【図23】図20に示すサポートに備えられた押し・引
き治具付き差込パイプ手段の斜視図。
【図24】図23に示す押し・引き治具付き差込パイプ
手段の使用状態を示す側面図。
【図25】図23に示す押し・引き治具付き差込パイプ
手段を備えたサポートの使用状態を示す図。
【図26】従来のサポートを分解して示す斜視概略図。
【図27】図26に示すサポートの要部を拡大して示す
斜視図。
【符号の説明】
2 サポート 4 支持パイプ手段 6及び130 サポートリング手段 8、10及び80 差込みパイプ手段 12 支持ピン 16 支持パイプ 18 雄ねじ 19 長孔対 20 回転操作ハンドル手段 52、62及び84 差込パイプ 54 ピン孔対 92 サポートリング部材 94 スラストベアリング手段 96 上サポートリング部材(下サポートリング部材) 110 回転操作ハンドル 120 雄ねじ部 122 プレート状部 124 雌ねじ手段 132 主サポートリング部材 150 下支持パイプ手段 170 押し・引き治具付き差込パイプ手段 172 押し・引き治具 176 下向きフック部 178 凹部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し下端部側が移動自在に差し込まれうると共に外周面
    の一方から他方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔を
    置いて複数対形成された差込みパイプ手段と、該ピン孔
    対の各々に着脱自在に挿入されうる支持ピンとを備え、
    該サポートリング手段には回転操作ハンドル手段が装着
    され、該支持パイプ手段の該雄ねじが形成された雄ねじ
    部には、外周面の一方から他方へ貫通しかつ軸線方向に
    延びる長孔対が形成され、該差込みパイプ手段が該支持
    パイプ手段に差し込まれた状態において、該支持ピン
    は、該支持パイプ手段の該長孔対を通して該差込みパイ
    プ手段の該ピン孔対の一つに挿入されたとき両端部が該
    長孔対から突出するような長さを有すると共に該差込み
    パイプ手段は、該支持ピンの該両端部が該サポートリン
    グ手段の上端面に載置されることにより、該支持パイプ
    手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されたサ
    ポートにおいて、 該サポートは該支持パイプ手段に差し込まれる該差込パ
    イプ手段を含む複数の差込パイプ手段を備え、該支持パ
    イプ手段に差し込まれる該差込パイプ手段以外の該差込
    パイプ手段にも、外周面の一方から他方へ貫通するピン
    孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成され、該差込
    パイプ手段の各々は、それぞれ、上側の差込パイプ手段
    の下端部側が下側の差込パイプ手段の上端部側内に差し
    込まれうるよう構成されると共に該差込部分において、
    該上側の差込パイプ手段の該ピン孔対の各々は、該下側
    の差込パイプ手段の該ピン孔対の各々と整合しうるよう
    相互の位置が規定され、 該差込みパイプ手段の各々に形成された該ピン孔対の各
    々の軸線は、交互に、円周方向に90°のずれをもって
    配列され、 該上側の差込みパイプ手段が該下側の差込みパイプ手段
    に差し込まれかつ該差込部分における該上側の差込みパ
    イプ手段の該ピン孔対の各々と該下側の差込みパイプ手
    段の該ピン孔対の各々とが整合された状態において、少
    なくとも2本の該支持ピンが90°のずれをもって対応
    する該ピン孔対に着脱自在に挿入されることにより、該
    上側の差込みパイプ手段が該下側の差込みパイプ手段に
    支持されることを特徴とするサポート。
  2. 【請求項2】 該差込みパイプ手段の各々は、正方形を
    なす受け板と、該受け板に上端が固着された差込パイプ
    とからなり、該差込パイプに該ピン孔対の各々が形成さ
    れ、該受け板の中央部には該差込パイプの内径と実質上
    同一の内径を有する孔が形成され、該上側の差込みパイ
    プ手段の該差込みパイプが該下側の差込みパイプ手段の
    該差込みパイプに差し込まれて該支持ピンにより支持さ
    れた状態において、該上側の差込みパイプの外径と該下
    側の差込みパイプの内径及びその受け板の該孔の内径と
    の間には環状の隙間が形成されるよう構成され、該隙間
    には、軸方向に2分割された円筒状の楔部と該楔部の上
    端に半径方向外方に延びるよう形成されたフランジ部と
    を有するカップリングの該楔部の各々が挿入される、請
    求項1記載のサポート。
  3. 【請求項3】 該支持パイプ手段の下端部には載置面に
    載置されるベースが設けられ、該ベースは正方形をなす
    プレート部材から構成され、該ベース上の4か所にはそ
    れぞれ補助支持部材が設けられ、該補助支持部材の各々
    は、それぞれの一端が旋回自在に設けられると共に、該
    ベースの外方に実質上水平に突出した使用位置と、該支
    持パイプ手段に沿って延在するよう折り畳まれる非使用
    位置とに選択的に位置付けられる、請求項1記載のサポ
    ート。
  4. 【請求項4】 該支持パイプ手段の下端部には載置面に
    載置されるベースが設けられ、該ベースは正方形をなす
    プレート部材から構成され、該ベースの下面には4方に
    延びる足を有する補助支持部材が着脱自在に装着されて
    いる、請求項1記載のサポート。
  5. 【請求項5】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し下端部側が移動自在に差し込まれうると共に外周面
    の一方から他方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔を
    置いて複数対形成された差込みパイプ手段と、該ピン孔
    対の各々に着脱自在に挿入されうる支持ピンとを備え、
    該サポートリング手段には回転操作ハンドル手段が装着
    され、該支持パイプ手段の該雄ねじが形成された雄ねじ
    部には、外周面の一方から他方へ貫通しかつ軸線方向に
    延びる長孔対が形成され、該差込みパイプ手段が該支持
    パイプ手段に差し込まれた状態において、該支持ピン
    は、該支持パイプ手段の該長孔対を通して該差込みパイ
    プ手段の該ピン孔対の一つに挿入されたとき両端部が該
    長孔対から突出するような長さを有すると共に該差込み
    パイプ手段は、該支持ピンの該両端部が該サポートリン
    グ手段の上端面に載置されることにより、該支持パイプ
    手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されたサ
    ポートにおいて、 該サポートリング手段の該回転操作ハンドル手段は、該
    サポートリング手段の外周部に一端が旋回自在に支持さ
    れた少なくとも1個の回転操作ハンドルを含み、 該回転操作ハンドルは丸パイプ部材から構成されると共
    にその他端部の内周部には雌ねじ手段が形成され、 該支持ピンの一端部には雄ねじ部が形成され、該雄ねじ
    部の一端部側の一部には両側部の幅が該支持ピンの外径
    より大きなプレート状部が形成され、該支持ピンは、そ
    の他端部側から該回転操作ハンドル内に挿入されると共
    に該支持ピンの該雄ねじ部の他端部側が該回転操作ハン
    ドルの該雌ねじ手段に係合されることにより、該回転操
    作ハンドルに着脱自在に保持されることを特徴とするサ
    ポート。
  6. 【請求項6】 該回転操作ハンドルの該雌ねじ手段は、
    該他端部の該内周部から半径方向内方であって互いに対
    向する方向に突出する2個の係合突起からなる、請求項
    記載のサポート。
  7. 【請求項7】 上端部に雄ねじが形成された支持パイプ
    手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該雄
    ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向移
    動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段に
    対し下端部側が移動自在に差し込まれうると共に外周面
    の一方から他方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔を
    置いて複数対形成された差込みパイプ手段と、該ピン孔
    対の各々に着脱自在に挿入されうる支持ピンとを備え、
    該サポートリング手段には回転操作ハンドル手段が装着
    され、該支持パイプ手段の該雄ねじが形成された雄ねじ
    部には、外周面の一方から他方へ貫通しかつ軸線方向に
    延びる長孔対が形成され、該差込みパイプ手段が該支持
    パイプ手段に差し込まれた状態において、該支持ピン
    は、該支持パイプ手段の該長孔対を通して該差込みパイ
    プ手段の該ピン孔対の一つに挿入されたとき両端部が該
    長孔対から突出するような長さを有すると共に該差込み
    パイプ手段は、該支持ピンの該両端部が該サポートリン
    グ手段の上端面に載置されることにより、該支持パイプ
    手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成されたサ
    ポートにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た主サポートリング部材と、該主サポートリング部材の
    上端部に対し上スラストベアリング手段を介して回転自
    在に連結された上サポートリング部材と、該主サポート
    リング部材の下端部に対し下スラストベアリング手段を
    介して回転自在に連結された下サポートリング部材とを
    備え、該主サポートリング部材の外周部に該回転操作ハ
    ンドル手段が装着されていることを特徴とするサポー
    ト。
  8. 【請求項8】 該上スラストベアリング手段は、該上サ
    ポートリング部材の下端面と該主サポートリング部材の
    上端面とが間隙を置いて相対するよう位置付けられた状
    態で該下端面と該上端面との間に形成される環状溝と、
    該環状溝内に回転自在に挿入された複数個のボールと、
    該間隙を置いて位置付けられた該上サポートリング部材
    の該下端面で規定される下端部外周面と該主サポートリ
    ング部材の該上端面で規定される上端部外周面との間に
    連続的に形成される環状の凸部と、該間隙を覆うよう該
    凸部の周囲に摺動自在に嵌合された環状のリテイナ部材
    とから構成され、 該下スラストベアリング手段は、該下サポートリング部
    材の上端面と該主サポートリング部材の下端面とが間隙
    を置いて相対するよう位置付けられた状態で該上端面と
    該下端面との間に形成される環状溝と、該環状溝内に回
    転自在に挿入された複数個のボールと、該間隙を置いて
    位置付けられた該下サポートリング部材の該上端面で規
    定される上端部外周面と該主サポートリング部材の該下
    端面で規定される下端部外周面との間に連続的に形成さ
    れる環状の凸部と、該間隙を覆うよう該凸部の周囲に摺
    動自在に嵌合された環状のリテイナ部材とから構成され
    ている、請求項7記載のサポート。
  9. 【請求項9】 該サポートは、更に、下支持パイプ手段
    を含み、該下支持パイプ手段は、載置面に着脱自在に固
    定しうるよう構成されたベースと、下端部が該ベースに
    回転自在に連結されかつ外周面の一方から他方へ貫通す
    るピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された
    下差込みパイプとを備え、該支持パイプ手段はその下端
    部側内が該下差込みパイプの上端部側に差し込まれうる
    よう構成されると共に該下端部側に外周面の一方から他
    方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対
    形成され、該支持パイプ手段の下端部側が該下差込みパ
    イプの上端部側に差し込まれた状態において、該支持パ
    イプ手段の該ピン孔対の各々は、該下差込パイプの該ピ
    ン孔対の各々と整合しうるよう相互の位置が規定され、
    該支持パイプ手段の下端部側が該下差込みパイプの上端
    部側に差し込まれかつ該支持パイプ手段の該ピン孔対の
    各々と該下差込パイプの該ピン孔対の各々とが整合され
    た状態において、少なくとも1本の該支持ピンが該ピン
    孔対の一つに着脱自在に挿入されることにより、該支持
    パイプ手段が該下支持パイプ手段に支持される、請求項
    記載のサポート。
  10. 【請求項10】 該サポートは、更に、押し・引き治具
    付き差込パイプ手段を含み、該押し・引き治具付き差込
    パイプ手段は、押し・引き治具と、上端部が該押し・引
    き治具に固定されかつ外周面の一方から他方へ貫通する
    ピン孔対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成された上
    差込みパイプとを備え、該押し・引き治具は、該上差込
    みパイプに固定された中央部からそれぞれ半径方向外方
    にかつ反対方向に延びるよう形成された一対の下向きフ
    ック部と、該下向きフック部の各々間の上側に形成され
    た凹部とを備え、該上差込みパイプはその下端部側が該
    差込みパイプ手段の上端部側内に差し込まれうるよう構
    成されると共に外周面の一方から他方へ貫通するピン孔
    対が軸線方向に間隔を置いて複数対形成され、該上差込
    みパイプの下端部側が該差込みパイプ手段の上端部側に
    差し込まれた状態において、該上差込みパイプの該ピン
    孔対の各々は、該差込パイプ手段の該ピン孔対の各々と
    整合しうるよう相互の位置が規定され、該上差込みパイ
    プの下端部側が該差込みパイプ手段の上端部側に差し込
    まれかつ該上差込パイプの該ピン孔対の各々と該差込パ
    イプ手段の該ピン孔対の各々とが整合された状態におい
    て、少なくとも1本の該支持ピンが該ピン孔対の一つに
    着脱自在に挿入されることにより、該押し・引き治具付
    き差込パイプ手段が該差込パイプ手段に支持される、
    求項7記載のサポート。
  11. 【請求項11】 上端部に雄ねじが形成された支持パイ
    プ手段と、雌ねじが形成されかつ該支持パイプ手段の該
    雄ねじに該雌ねじを介して係合されることにより軸方向
    移動が可能なサポートリング手段と、該支持パイプ手段
    に対し下端部側が移動自在に差し込まれうると共に外周
    面の一方から他方へ貫通するピン孔対が軸線方向に間隔
    を置いて複数対形成された差込みパイプ手段と、該ピン
    孔対の各々に着脱自在に挿入されうる支持ピンとを備
    え、該サポートリング手段には回転操作ハンドル手段が
    装着され、該支持パイプ手段の該雄ねじが形成された雄
    ねじ部には、外周面の一方から他方へ貫通しかつ軸線方
    向に延びる長孔対が形成され、該差込みパイプ手段が該
    支持パイプ手段に差し込まれた状態において、該支持ピ
    ンは、該支持パイプ手段の該長孔対を通して該差込みパ
    イプ手段の該ピン孔対の一つに挿入されたとき両端部が
    該長孔対から突出するような長さを有すると共に該差込
    みパイプ手段は、該支持ピンの該両端部が該サポートリ
    ング手段の上端面に載置されることにより、該支持パイ
    プ手段に対し高さ調整自在に支持されるよう構成された
    サポートにおいて、 該サポートリング手段は、内周部に該雌ねじが形成され
    た主サポートリング部材と、該主サポートリング部材の
    上端部に設けられた上スラストベアリング手段と、該主
    サポートリング部材の下端部に設けられた下スラストベ
    アリング手段とを備え、該主サポートリング部材の外周
    部に該回転操作ハンドル手段が装着されていることを特
    徴とするサポート。
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