JP2652127B2 - ブレーキマスターシリンダーストッパー - Google Patents

ブレーキマスターシリンダーストッパー

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JP2652127B2
JP2652127B2 JP16409693A JP16409693A JP2652127B2 JP 2652127 B2 JP2652127 B2 JP 2652127B2 JP 16409693 A JP16409693 A JP 16409693A JP 16409693 A JP16409693 A JP 16409693A JP 2652127 B2 JP2652127 B2 JP 2652127B2
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master cylinder
stopper
brake master
brake
cylinder stopper
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純生 上園
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UESONO SADAO
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車(等)のブレー
キマスターシリンダーに係わり、特にブレーキマスター
シリンダーと車体足廻り部が近傍に位置する車種におい
て事後的に取り付けられるブレーキマスターシリンダー
ストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】主に標準仕様の自動車のブレーキ制動時
において、ブレーキペダルを踏込むことで、ブレーキペ
ダルが取り付けられる車体鉄板はもちろん、それに伴い
マスターバッグ、マスターシリンダーも力が加わる方向
ヘ動き、ブレーキペダルを踏込んだ力が途中で逃げてし
まい、その分、制動力が弱くなることが多い。そのため
ブレーキの制動を高める手段として、シリンダーストッ
パーをマスターシリンダーの近傍にある既設のネジ穴
か、あるいは新設したネジ穴にボルトを介して事後的に
取り付けることがある。
【0003】このような場合の従来の工程を図5に関連
して説明すると次のようになる。
【0004】まずシリンダーストッパー01は、2本の
連結棒02と03とでV字型に形成されており、前記連
結棒02と03の先端部には各々ネジ穴04と05を有
し、また、2本の連結棒の先端部が鋭角に交わる箇所に
ネジ穴06を有している。
【0005】ブレーキマスターシリンダー07は、前記
シリンダーストッパー01のネジ穴04と05とがボル
トを介してブレーキマスターシリンダー07の外枠09
と接続され、さらにもう一方のネジ穴06がボルトを介
してエンジンルーム内の所定の箇所08と接続されるこ
とにより、固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のシリ
ンダーストッパー01の場合、取り付け部08を限定は
しないが、前記取り付け部08の鉄板自体が薄い等、十
分な強度が得にくく、支持力が保障できないことが多
い。しかもエンジンルーム内にある既設の穴、もしくは
新設した穴にボルトを介して取り付けを行ったり、ま
た、特にこのようなシリンダーストッパー01等を使用
する車種においては、ストラットタワーバーを使用する
ことが多く、その際両者の併用が互いに干渉されるの
で、シリンダーストッパー01の取り付け作業が複雑で
困難であった。
【0007】本発明はこのような問題に着目してなされ
たもので、シリンダーストッパーの取り付け部を、車体
の特に剛性の一番高い取り付け作業の簡単な部分にする
ことによって、上記問題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブレーキペダルから車体鉄板を貫通して
位置するブレーキマスターシリンダーを当接によって固
定するブレーキマスターシリンダーストッパーを有し、
前記ブレーキマスターシリンダーが車体足廻り部の近傍
に位置する車体において、前記ブレーキマスターシリン
ダーストッパーの取り付け具が、車体足廻り部の既設の
ネジ部に装着され、支持されていることを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】ブレーキ制動時において、ブレーキペダルを踏
込む動作に伴って、ブレーキマスターシリンダーが前方
へ微動するが、シリンダーストッパーが車体の特に剛性
の高い部分である足廻り部に装着されているため、シリ
ンダーストッパーのストッパー部によって確実にブレー
キマスターシリンダーの移動が抑えられる。
【0010】また、車体足廻り部には、サスペンション
用の固定ボルトが上面に存在するため、この固定用ボル
トを用いて、シリンダーストッパーを容易に固定でき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1には、本発明実施例のブレーキシリン
ダー設置状態の断面図が示されている。マスターシリン
ダー1に連結するシリンダーオイル圧縮棒2を有するブ
レーキペダル3は、運転席4と、エンジンルーム5とを
仕切る車体鉄板6に取り付けられている。前記ブレーキ
マスターシリンダー1は、前記車体鉄板6、及びそれに
取り付けられたマスターバック7を貫通し、エンジンル
ーム内前方に向って延設され、前記マスターバック7と
シリンダー先端部8の間には、オイルタンク9と、ブレ
ーキホース11に接続するための接続管10が形成され
ている。
【0013】車体足廻り部には特に図2に示されるよう
なシリンダーストッパー12が装着されている。このシ
リンダーストッパー12はシリンダーを抑えるストッパ
ー部13と、車体の所定の場所に装着するための取り付
け具14とで構成されている。
【0014】取り付け具14上部には、ネジ穴17が形
成されており、車体足廻り部上面16と取り付け具14
とがボルトを介して接続されている。さらに取り付け具
14には、外周にネジ溝が螺旋状に形成されている棒片
18が固定されており、これに円筒形状の端面22の中
心にネジ穴23が形成されているストッパー部13が装
着される。
【0015】前記棒片18とストッパー部13を固定す
る場合、まず、棒片18にはストッパー部13固定用の
袋ナット21が予め介装された状態で、ストッパー部の
ネジ穴23が棒片18の適正の位置まで螺入される。適
正の位置に到達したところで固定用の袋ナット21が、
ストッパー部13の螺入方向に対して対向方向からスト
ッパー部13と接触するまで捩じ込まれストッパー部1
3を固定する。この機構を用いることにより、シリンダ
ーストッパー12の装着時に、ストッパー部13とシリ
ンダー先端部8との間隔の詰め調整が行えるようになっ
ている。
【0016】上述のように装着されたシリンダーストッ
パー12は、ブレーキペダル3が踏込まれた時に伴って
動く部分とは全く係わりのない、しかもエンジンルーム
5において一番剛性の高い車体足廻り部15に装着され
ているので、マスターシリンダー1を十分に支持するこ
とが出来る。また、前記車体足廻り部15には、サスペ
ンション用の固定ボルトが上面に存在するため、この固
定ボルトを用いてシリンダーストッパー13を容易に固
定することが出来る。
【0017】図3及び図4には、本発明第2実施例が示
されている。これは特にエンジンルームを形成している
フレームの補強をするために事後的に取り付けられる、
ストラットタワーバー19の固定具との一体型のシリン
ダーストッパー12の取り付け例である。
【0018】このシリンダーストッパー12の取り付け
具14に、ストラットタワーバー19を装着させるため
の固定具20が形成され、シリンダーストッパー12の
取り付け具14とストラットタワーバー19の固定具2
0とを共有させたものである。
【0019】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても発明に含まれる。
【0020】
【発明の効果】ブレーキ制動時において、ブレーキペダ
ルを踏込む動作に伴ってブレーキマスターシリンダーが
前方へ微動するが、シリンダーストッパーが車体の特に
剛性の高い部分である足廻り部に装着されているため、
シリンダーストッパーによって確実にブレーキマスター
シリンダーの微動が抑えられ、高い制動力が得られる。
【0021】また、車体足廻り部上面には、サスペンシ
ョン用の固定ボルトが存在するため、この固定ボルトを
用いてシリンダーストッパーを容易に固定することが出
来る。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキマスターシリンダーストッパーの設置
状態の断面図である。
【図2】ブレーキマスターシリンダーストッパーの斜視
図である。
【図3】本発明第2実施例のブレーキマスターシリンダ
ーストッパーの設置状態の斜視図である。
【図4】本発明第2実施例のブレーキマスターシリンダ
ーストッパーの斜視図である。
【図5】従来のブレーキマスターシリンダーストッパー
の設置状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 ブレーキマスターシリンダー 2 連
結棒 3 ブレーキペダル 4 運
転席 5 エンジンルーム 6 車
体鉄板 7 マスターバック 8 ブレーキマスターシリンダー1の先端部 9 オイルタンク 10 ブレーキホース接続管 11 ブレーキホース 12 ブレーキマスターシリンダーストッパー 13 ストッパー部 14
取り付け具 15 車体足廻り部(サスペンション保持筒) 16
車体足廻り部上面 17 ネジ穴 18
棒片 19 ストラットタワーバー 20 ストラッドタワーバー固定具 21
袋ナット 22 ストッパー部13の端面 23
ネジ穴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルから車体鉄板を貫通して
    位置するブレーキマスターシリンダーを当接によって固
    定するブレーキマスターシリンダーストッパーを有し、
    前記ブレーキマスターシリンダーが車体足廻り部の近傍
    に位置する車種において、前記ブレーキマスターシリン
    ダーストッパーの取り付け具が、車体足廻り部の既設の
    ネジ部に装着され、支持されていることを特徴とするブ
    レーキマスターシリンダーストッパー。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキマスターシリンダーストッ
    パーの取り付け具に、付属のストラットタワーバーが固
    定されている請求項1に記載のブレーキマスターシリン
    ダーストッパー。
  3. 【請求項3】 足廻り部が、サスペンション保持筒であ
    り、ブレーキマスターシリンダーストッパーの取り付け
    具が、前記サスペンション保持筒の上面部にネジ固定さ
    れている請求項1、又は2に記載のブレーキマスターシ
    リンダーストッパー。
  4. 【請求項4】 ブレーキマスターシリンダーストッパー
    が、取り付け具に対して調整ネジを介して取り付けられ
    ている請求項1ないし3のいずれかに記載のブレーキマ
    スターシリンダーストッパー。
JP16409693A 1993-06-08 1993-06-08 ブレーキマスターシリンダーストッパー Expired - Lifetime JP2652127B2 (ja)

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JPH06344896A JPH06344896A (ja) 1994-12-20
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