JP2651618B2 - 鉄筋コンクリート架構材の接合工法 - Google Patents
鉄筋コンクリート架構材の接合工法Info
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- JP2651618B2 JP2651618B2 JP3771589A JP3771589A JP2651618B2 JP 2651618 B2 JP2651618 B2 JP 2651618B2 JP 3771589 A JP3771589 A JP 3771589A JP 3771589 A JP3771589 A JP 3771589A JP 2651618 B2 JP2651618 B2 JP 2651618B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレキャストコンクリート梁等の建方にお
ける、鉄筋コンクリート架構材の接合工法に関するもの
である。
ける、鉄筋コンクリート架構材の接合工法に関するもの
である。
鉄筋コンクリート架構材(以下RC架構材という)同士
を接合して鉄筋コンクリート支持構造材(以下RC構造材
という)間に架構する建方において、RC構造材同士の鉄
筋の接合方法として圧接または溶接による接合方法が簡
便で確実なため一般に採用されている。
を接合して鉄筋コンクリート支持構造材(以下RC構造材
という)間に架構する建方において、RC構造材同士の鉄
筋の接合方法として圧接または溶接による接合方法が簡
便で確実なため一般に採用されている。
しかしながら上記高温で行う接合方法は、冷却に伴い
鉄筋に収縮が生じるため、鉄筋が拘束されたプレキャス
トコンクリート部材等では鉄筋に内部応力が発生し、鉄
筋の一端が自由な場合のみしか高温で行う接合方法は採
用し難いという問題があった。
鉄筋に収縮が生じるため、鉄筋が拘束されたプレキャス
トコンクリート部材等では鉄筋に内部応力が発生し、鉄
筋の一端が自由な場合のみしか高温で行う接合方法は採
用し難いという問題があった。
本発明は上記問題に鑑み、これを解決することを課題
としてなされたものであって、鉄筋が拘束されている部
材でも接合不良な内部応力が生じず、かえって鉄筋の実
効強度を増加できるRC架構材の接合工法を提供すること
を目的としている。
としてなされたものであって、鉄筋が拘束されている部
材でも接合不良な内部応力が生じず、かえって鉄筋の実
効強度を増加できるRC架構材の接合工法を提供すること
を目的としている。
上記目的を達成するため本発明は、圧縮側鉄筋と引張
側鉄筋が配筋されたRC架構材同士を接合してRC支持構造
材間に架構するRC架構材の接合工法において、前記両RC
架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の引張側鉄
筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接合部の圧
縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部の冷却に伴う収縮
により引張側鉄筋に圧縮力を作用させ、しかる後同接合
部にコンクリートを打設充填し、最後に接合した両RC架
構材の両端をRC支持構造材に任意の接合方法で接合する
RC架構材の接合工法、および、同接合工法において、前
記両RC架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の引
張側鉄筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接合
部の引張側半部のみにコンクリートを打設充填し、この
後同接合部の圧縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部の
冷却に伴う収縮により前記引張側半部のコンクリートに
圧縮力を作用させ、しかる後同接合部の残り半部にコン
クリートを打設充填し、最後に接合した両RC架構材の両
端をRC支持構造材に任意の接合方法で接合するRC架構材
の接合工法を特徴としている。
側鉄筋が配筋されたRC架構材同士を接合してRC支持構造
材間に架構するRC架構材の接合工法において、前記両RC
架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の引張側鉄
筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接合部の圧
縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部の冷却に伴う収縮
により引張側鉄筋に圧縮力を作用させ、しかる後同接合
部にコンクリートを打設充填し、最後に接合した両RC架
構材の両端をRC支持構造材に任意の接合方法で接合する
RC架構材の接合工法、および、同接合工法において、前
記両RC架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の引
張側鉄筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接合
部の引張側半部のみにコンクリートを打設充填し、この
後同接合部の圧縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部の
冷却に伴う収縮により前記引張側半部のコンクリートに
圧縮力を作用させ、しかる後同接合部の残り半部にコン
クリートを打設充填し、最後に接合した両RC架構材の両
端をRC支持構造材に任意の接合方法で接合するRC架構材
の接合工法を特徴としている。
建付け後RC架構材のスパン中央部は鉛直荷重によって
断面の上半部は圧縮力、下半部は引張力を受ける。そし
て前者の接合工法の場合、RC架構材の断面上半部の圧縮
側鉄筋には溶接接合した後の冷却収縮によって発生する
引張力が、また断面下半部の引張側鉄筋には、圧縮側鉄
筋の冷却収縮によって発生する圧縮力が初期応力として
作用することとなり、接合部は上記のごとく荷重によっ
て発生する応力と逆の初期応力を付加していない鉄筋の
場合より実効強度を増加することができる。
断面の上半部は圧縮力、下半部は引張力を受ける。そし
て前者の接合工法の場合、RC架構材の断面上半部の圧縮
側鉄筋には溶接接合した後の冷却収縮によって発生する
引張力が、また断面下半部の引張側鉄筋には、圧縮側鉄
筋の冷却収縮によって発生する圧縮力が初期応力として
作用することとなり、接合部は上記のごとく荷重によっ
て発生する応力と逆の初期応力を付加していない鉄筋の
場合より実効強度を増加することができる。
また後者の接合工法の場合、上記の作用に加え圧縮側
鉄筋の冷却収縮によって引張側半部のコンクリートに圧
縮力が作用しているため、引張側半部の引張力によって
コンクリートにひび割れが生じるのが抑制される。
鉄筋の冷却収縮によって引張側半部のコンクリートに圧
縮力が作用しているため、引張側半部の引張力によって
コンクリートにひび割れが生じるのが抑制される。
以下本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図乃至第5図は本発明に係る接合工法の一実施例
を工程に従って示したもので、一連の図はプレキャスト
コンクリート架構材同士の接合の例である。図において
1はプレキャストコンクリートで成る梁等の一方のRC架
構材、1a,1a′は同RC架構材1の一端および他端の接合
部、2は一端の接合部1aの圧縮側から延出された圧縮側
鉄筋、3は同一端の接合部1aの引張側から延出された引
張側鉄筋、2′は他端接合部1a′から延出された圧縮側
鉄筋、3′は同他端接合部1a′から延出された引張側鉄
筋、4は一方のRC架構材1と接合する他方のRC架構材、
4a,4a′は同RC架構材4の一端および他端の接合部、5
は同RC架構材4の一端の接合部4aの圧縮側から延出され
た圧縮側鉄筋、6は同一端の接合部4aの引張側鉄筋、
5′は他端の接合部4a′から延出された圧縮側鉄筋、
6′は同他端の接合部4a′から延出された引張側鉄筋、
7,7′は接合したRC架構材1,4の両端を支持する柱等の一
方および他方のRC支持構造材である。
を工程に従って示したもので、一連の図はプレキャスト
コンクリート架構材同士の接合の例である。図において
1はプレキャストコンクリートで成る梁等の一方のRC架
構材、1a,1a′は同RC架構材1の一端および他端の接合
部、2は一端の接合部1aの圧縮側から延出された圧縮側
鉄筋、3は同一端の接合部1aの引張側から延出された引
張側鉄筋、2′は他端接合部1a′から延出された圧縮側
鉄筋、3′は同他端接合部1a′から延出された引張側鉄
筋、4は一方のRC架構材1と接合する他方のRC架構材、
4a,4a′は同RC架構材4の一端および他端の接合部、5
は同RC架構材4の一端の接合部4aの圧縮側から延出され
た圧縮側鉄筋、6は同一端の接合部4aの引張側鉄筋、
5′は他端の接合部4a′から延出された圧縮側鉄筋、
6′は同他端の接合部4a′から延出された引張側鉄筋、
7,7′は接合したRC架構材1,4の両端を支持する柱等の一
方および他方のRC支持構造材である。
叙上のRC架構材1,4の建方は、両RC架構材1,4の接合部
1a,4aを対向させ(第1図)サポートSで支持すると共
に、両RC架構材1,4の他端の両接合部1a′,4a′を柱等の
RC支持構造材7,7′上に支持させる(第2図)。そしてR
C架構材1一端の接合部1aの引張側鉄筋3を、対向する
他方のRC架構材4の接合部4aの引張側から延出された引
張側鉄筋6に任意の方法で接合する。(第3図)。
1a,4aを対向させ(第1図)サポートSで支持すると共
に、両RC架構材1,4の他端の両接合部1a′,4a′を柱等の
RC支持構造材7,7′上に支持させる(第2図)。そしてR
C架構材1一端の接合部1aの引張側鉄筋3を、対向する
他方のRC架構材4の接合部4aの引張側から延出された引
張側鉄筋6に任意の方法で接合する。(第3図)。
次に同接合部1a,4aのRC架構材1の圧縮側鉄筋2とRC
構造材4の圧縮側鉄筋5とを溶接によって接合する(第
4図)。ここで前記引張側鉄筋3と6の接合を溶接また
は圧接で行った場合は、該接合部が充分冷却した後に上
記圧縮側鉄筋2と5の溶接を行う。上記溶接部の冷却収
縮に伴い圧縮側鉄筋2,5には引張力、先に接合した引張
側鉄筋3,6には圧縮力が作用することになる。
構造材4の圧縮側鉄筋5とを溶接によって接合する(第
4図)。ここで前記引張側鉄筋3と6の接合を溶接また
は圧接で行った場合は、該接合部が充分冷却した後に上
記圧縮側鉄筋2と5の溶接を行う。上記溶接部の冷却収
縮に伴い圧縮側鉄筋2,5には引張力、先に接合した引張
側鉄筋3,6には圧縮力が作用することになる。
この後接合部1a,4a間にコンクリート8を打設充填
し、最後にRC架構材1他端の接合部1a′から延出してい
る圧縮側および引張側鉄筋2′,3′、および他方のRC架
構材4他端の接合部4a′から延出している圧縮側および
引張側鉄筋5′,6′を夫々任意の方法でRC支持構造材7
および7′の接合部内に定着し、夫々コンクリート9お
よび9′を打設し、RC架構材1,4の建方が完了する(第
5図)。
し、最後にRC架構材1他端の接合部1a′から延出してい
る圧縮側および引張側鉄筋2′,3′、および他方のRC架
構材4他端の接合部4a′から延出している圧縮側および
引張側鉄筋5′,6′を夫々任意の方法でRC支持構造材7
および7′の接合部内に定着し、夫々コンクリート9お
よび9′を打設し、RC架構材1,4の建方が完了する(第
5図)。
上記両RC架構造材1,4の接合において、圧縮側鉄筋2,5
の溶接後の冷却に伴う収縮による圧縮力を引張側鉄筋3,
6に作用させる代りにコンクリートに作用させ、このコ
ンクリートのプレストレス効果によって接合部の引張側
コンクリートのひび割れを防止する場合は、第6図に示
すように圧縮側鉄筋2,5の溶接を行う前に同接合部1a,4a
の引張側半部にコンクリート10を打設し、しかる後圧縮
側鉄筋2,5の溶接を行い、あとは前記と同じ手順を踏ん
でRC架構材1,4の建方を行う。
の溶接後の冷却に伴う収縮による圧縮力を引張側鉄筋3,
6に作用させる代りにコンクリートに作用させ、このコ
ンクリートのプレストレス効果によって接合部の引張側
コンクリートのひび割れを防止する場合は、第6図に示
すように圧縮側鉄筋2,5の溶接を行う前に同接合部1a,4a
の引張側半部にコンクリート10を打設し、しかる後圧縮
側鉄筋2,5の溶接を行い、あとは前記と同じ手順を踏ん
でRC架構材1,4の建方を行う。
以上説明したように本発明は、圧縮側鉄筋と引張側鉄
筋が配筋された鉄筋コンクリート架構材同士を接合して
鉄筋コンクリート支持構造材間に架構する鉄筋コンクリ
ート架構材の接合工法において、前記両鉄筋コンクリー
ト架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の引張側
鉄筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接合部の
圧縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部の冷却に伴う収
縮により引張側鉄筋に圧縮力を作用させ、しかる後同接
合部にコンクリートを打設充填し、最後に接合した両鉄
筋コンクリート架構材の両端を鉄筋コンクリート支持構
造材に任意の接合方法で接合し、または前記両鉄筋コン
クリート架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の
引張側鉄筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接
合部の引張側半部のみにコンクリートを打設充填し、こ
の後同接合部の圧縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部
の冷却に伴う収縮により前記引張側半部のコンクリート
に圧縮力を作用させ、しかる後同接合部の残り半部にコ
ンクリートを打設充填し、最後に接合した両鉄筋コンク
リート架構材の両端を鉄筋コンクリート支持構造材に任
意の接合方法で接合するものであるから、前者の接合工
法の場合、建付け後の鉄筋コンクリート架構材は鉛直荷
重下において圧縮力を負担する断面上半部内の圧縮側鉄
筋には溶接接合した後の冷却収縮によって発生する引張
力が、、また、引張力を負担する断面下半部内の引張側
鉄筋には、圧縮側鉄筋の冷却収縮によって発生する圧縮
力が初期応力として作用することとなり、接合部は上記
のごとく荷重によって発生する応力と逆の初期応力を付
加していない鉄筋の場合より実効強度を増加することが
でき、また後者の接合工法の場合、圧縮側鉄筋の冷却に
伴う収縮によって引張側半部のコンクリートに圧縮力が
作用しているため、引張側半部の引張力によってコンク
リートにひび割れが生じるのを抑制できるという効果を
奏するものである。
筋が配筋された鉄筋コンクリート架構材同士を接合して
鉄筋コンクリート支持構造材間に架構する鉄筋コンクリ
ート架構材の接合工法において、前記両鉄筋コンクリー
ト架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の引張側
鉄筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接合部の
圧縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部の冷却に伴う収
縮により引張側鉄筋に圧縮力を作用させ、しかる後同接
合部にコンクリートを打設充填し、最後に接合した両鉄
筋コンクリート架構材の両端を鉄筋コンクリート支持構
造材に任意の接合方法で接合し、または前記両鉄筋コン
クリート架構材の接合部を対向し、両架構材の接合部の
引張側鉄筋同士を任意の接合方法で接合し、次いで同接
合部の引張側半部のみにコンクリートを打設充填し、こ
の後同接合部の圧縮側鉄筋同士を溶接接合し、該溶接部
の冷却に伴う収縮により前記引張側半部のコンクリート
に圧縮力を作用させ、しかる後同接合部の残り半部にコ
ンクリートを打設充填し、最後に接合した両鉄筋コンク
リート架構材の両端を鉄筋コンクリート支持構造材に任
意の接合方法で接合するものであるから、前者の接合工
法の場合、建付け後の鉄筋コンクリート架構材は鉛直荷
重下において圧縮力を負担する断面上半部内の圧縮側鉄
筋には溶接接合した後の冷却収縮によって発生する引張
力が、、また、引張力を負担する断面下半部内の引張側
鉄筋には、圧縮側鉄筋の冷却収縮によって発生する圧縮
力が初期応力として作用することとなり、接合部は上記
のごとく荷重によって発生する応力と逆の初期応力を付
加していない鉄筋の場合より実効強度を増加することが
でき、また後者の接合工法の場合、圧縮側鉄筋の冷却に
伴う収縮によって引張側半部のコンクリートに圧縮力が
作用しているため、引張側半部の引張力によってコンク
リートにひび割れが生じるのを抑制できるという効果を
奏するものである。
第1図乃至第5図は本発明に係る接合工法の一実施例を
工程に従って示したもので、第1図は初期工程の要部斜
視図、第2図は支持構造材間に架構材を設置した初期工
程の側面図、第3図は第2工程の要部側面図、第4図は
第3工程の要部側面図、第5図は接合完成状態の側面
図、第6図は前記第2、第3工程の間に介入させる工程
の要部側面図である。 1……一方の鉄筋コンクリート架構材、1a,1a′……一
方の鉄筋コンクリート架構材の一端および他端の接合
部、2,2′……一方の鉄筋コンクリート架構材の圧縮側
鉄筋、3,3′……一方の鉄筋コンクリート架構材の引張
側鉄筋、4……他方の鉄筋コンクリート架構材、4a,4
a′……他方の鉄筋コンクリート架構材の一端および他
端の接合部、5,5′……他方の鉄筋コンクリート架構材
4の各圧縮側鉄筋、6,6′……他方の鉄筋コンクリート
架構材の各引張側鉄筋、7,7′……鉄筋コンクリート架
構材を支持する一方および他方の支持構造材、8,9,9′,
10……接合部充填コンクリート。
工程に従って示したもので、第1図は初期工程の要部斜
視図、第2図は支持構造材間に架構材を設置した初期工
程の側面図、第3図は第2工程の要部側面図、第4図は
第3工程の要部側面図、第5図は接合完成状態の側面
図、第6図は前記第2、第3工程の間に介入させる工程
の要部側面図である。 1……一方の鉄筋コンクリート架構材、1a,1a′……一
方の鉄筋コンクリート架構材の一端および他端の接合
部、2,2′……一方の鉄筋コンクリート架構材の圧縮側
鉄筋、3,3′……一方の鉄筋コンクリート架構材の引張
側鉄筋、4……他方の鉄筋コンクリート架構材、4a,4
a′……他方の鉄筋コンクリート架構材の一端および他
端の接合部、5,5′……他方の鉄筋コンクリート架構材
4の各圧縮側鉄筋、6,6′……他方の鉄筋コンクリート
架構材の各引張側鉄筋、7,7′……鉄筋コンクリート架
構材を支持する一方および他方の支持構造材、8,9,9′,
10……接合部充填コンクリート。
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮側鉄筋と引張側鉄筋が配筋された鉄筋
コンクリート架構材同士を接合して鉄筋コンクリート支
持構造材間に架構する鉄筋コンクリート架構材の接合工
法において、前記両鉄筋コンクリート架構材の接合部を
対向し、両架構材の接合部の引張側鉄筋同士を任意の接
合方法で接合し、次いで同接合部の圧縮側鉄筋同士を溶
接接合し、該溶接部の冷却に伴う収縮により引張側鉄筋
に圧縮力を作用させ、しかる後同接合部にコンクリート
を打設充填し、最後に接合した両鉄筋コンクリート架構
材の両端を鉄筋コンクリート支持構造材に任意の接合方
法で接合することを特徴とする鉄筋コンクリート架構材
の接合工法。 - 【請求項2】圧縮側鉄筋と引張側鉄筋が配筋された鉄筋
コンクリート架構材同士を接合して鉄筋コンクリート支
持構造材間に架構する鉄筋コンクリート架構材の接合工
法において、前記両鉄筋コンクリート架構材の接合部を
対向し、両架構材の接合部の引張側鉄筋同士を任意の接
合方法で接合し、次いで同接合部の引張側半部のみにコ
ンクリートを打設充填し、この後同接合部の圧縮側鉄筋
同士を溶接接合し、該溶接部の冷却に伴う収縮により前
記引張側半部のコンクリートに圧縮力を作用させ、しか
る後同接合部の残り半部にコンクリートを打設充填し、
最後に接合した両鉄筋コンクリート架構材の両端を鉄筋
コンクリート支持構造材に任意の接合方法で接合するこ
とを特徴とする鉄筋コンクリート架構材の接合工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3771589A JP2651618B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 鉄筋コンクリート架構材の接合工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3771589A JP2651618B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 鉄筋コンクリート架構材の接合工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217536A JPH02217536A (ja) | 1990-08-30 |
JP2651618B2 true JP2651618B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=12505214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3771589A Expired - Lifetime JP2651618B2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | 鉄筋コンクリート架構材の接合工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2651618B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4996189B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-08-08 | 東急建設株式会社 | 柱・梁の接合構造 |
-
1989
- 1989-02-16 JP JP3771589A patent/JP2651618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02217536A (ja) | 1990-08-30 |
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