JP2650842B2 - ネガ型ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法およびそれに使用するための要素 - Google Patents
ネガ型ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法およびそれに使用するための要素Info
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- B41C1/003—Forme preparation the relief or intaglio pattern being obtained by imagewise deposition of a liquid, e.g. by an ink jet
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- G03F7/004—Photosensitive materials
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- H05K3/0079—Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the method of application or removal of the mask
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2203/00—Indexing scheme relating to apparatus or processes for manufacturing printed circuits covered by H05K3/00
- H05K2203/05—Patterning and lithography; Masks; Details of resist
- H05K2203/0502—Patterning and lithography
- H05K2203/0511—Diffusion patterning
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は非感光性要素から高解像性のネ
ガ型ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法および
それに使用するための要素に関する。
ガ型ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法および
それに使用するための要素に関する。
【0002】
【発明の背景】潜像を水または他の水性あるいは非水性
現像液で洗浄して現像する「ウオッシュ・オフ」現像工
程として知られているものを用いて画像を作製できるこ
とは長い間知られている。そのような技術は感光性組成
物からフレキソグラフ版、印刷回路などを作製する際に
広く用いられてきた。
現像液で洗浄して現像する「ウオッシュ・オフ」現像工
程として知られているものを用いて画像を作製できるこ
とは長い間知られている。そのような技術は感光性組成
物からフレキソグラフ版、印刷回路などを作製する際に
広く用いられてきた。
【0003】画像層がインクジェットプリンターで適用
されるウオッシュ・オフ現像技術を用いて感光性または
非感光性要素からレリーフ像を作製できることも知られ
ている。英国特許第1,431,462号はそのような方
法を教示している。さらに詳しくは、この特許は主とし
て天然の蛋白質物質を用いてレリーフ像を形成するため
のポジ型およびネガ型系を教示している。ネガ型系で
は、ポリマー被膜(例えば、ゼラチン)は架橋、重合さ
れるかあるいはまたインクジェット印刷を用いて適当な
剤(例えば、ホルムアルデヒド)を適用し次に未硬化部
分を現像液で現像しえ像硬化される。ポジ型系では、イ
ンクジェット印刷を用いて他の不溶性ポリマー被膜を崩
壊させてそれを現像液に溶解させる剤(例えば、酵素)
を適用する。
されるウオッシュ・オフ現像技術を用いて感光性または
非感光性要素からレリーフ像を作製できることも知られ
ている。英国特許第1,431,462号はそのような方
法を教示している。さらに詳しくは、この特許は主とし
て天然の蛋白質物質を用いてレリーフ像を形成するため
のポジ型およびネガ型系を教示している。ネガ型系で
は、ポリマー被膜(例えば、ゼラチン)は架橋、重合さ
れるかあるいはまたインクジェット印刷を用いて適当な
剤(例えば、ホルムアルデヒド)を適用し次に未硬化部
分を現像液で現像しえ像硬化される。ポジ型系では、イ
ンクジェット印刷を用いて他の不溶性ポリマー被膜を崩
壊させてそれを現像液に溶解させる剤(例えば、酵素)
を適用する。
【0004】基本的には望ましいが、上記の英国特許に
開示された方法は実用上不都合がある。第1に、この特
許に開示された天然の蛋白質ポリマーは大抵のレリーフ
適用から必要な多くの物質を欠いており、かかるレリー
フの実用性または商業上の有用性が制約される。第2
に、架橋、崩壊反応は特に室温で比較的遅く、処理能率
を減退させることになる。上記特許は熱を加えて反応を
促進できることを教示しているが、このものは追加の工
程を必要とし、また他の面倒な問題がある。第3に、ア
ルデヒドのような多くの架橋剤は環境上不都合である。
第4に、光重合性組成物の使用は追加の露光工程を必要
とし、コスト増と能率の低下をもたらすことになる。第
5に、多くの現像液は有機溶剤をベースとし、アルカリ
性が高くあるいは高められた温度に維持されるので、さ
らに環境および安全性を危険にさらすことになる。第6
に、そのような方法によって形成された潜像は不安定で
あり、処理の有用性が低下される。最後に、これらの方
法で得ることのできる解決策には限界があり、商業上の
適用を満たすのにはしばしば不十分である。
開示された方法は実用上不都合がある。第1に、この特
許に開示された天然の蛋白質ポリマーは大抵のレリーフ
適用から必要な多くの物質を欠いており、かかるレリー
フの実用性または商業上の有用性が制約される。第2
に、架橋、崩壊反応は特に室温で比較的遅く、処理能率
を減退させることになる。上記特許は熱を加えて反応を
促進できることを教示しているが、このものは追加の工
程を必要とし、また他の面倒な問題がある。第3に、ア
ルデヒドのような多くの架橋剤は環境上不都合である。
第4に、光重合性組成物の使用は追加の露光工程を必要
とし、コスト増と能率の低下をもたらすことになる。第
5に、多くの現像液は有機溶剤をベースとし、アルカリ
性が高くあるいは高められた温度に維持されるので、さ
らに環境および安全性を危険にさらすことになる。第6
に、そのような方法によって形成された潜像は不安定で
あり、処理の有用性が低下される。最後に、これらの方
法で得ることのできる解決策には限界があり、商業上の
適用を満たすのにはしばしば不十分である。
【0005】本発明はこれらの欠点の多くを克服しそし
て環境上の危険を最小にし、使用し易く且つ高解像性の
像を極めて短時間で作製することのできる方法を提供す
ることである。
て環境上の危険を最小にし、使用し易く且つ高解像性の
像を極めて短時間で作製することのできる方法を提供す
ることである。
【0006】
【発明の要約】本発明は、(a) ポリマーマトリックス
中の溶剤合着性粒子の分散物から非感光性、水性処理可
能な層を好ましくは基板上に付与する工程、(b) イン
クを前記非感光性層に像適用して粒子を合着させ、イン
ク適用部分に合着粒子とポリマーマトリックスとの水不
溶性ポリマーブレンドを形成させる工程、および(c)
前記非感光性層を水性現像液で洗浄して該層の非インク
適用部分を除去する工程から順次なる高解像性のネガ型
ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法に関する。
中の溶剤合着性粒子の分散物から非感光性、水性処理可
能な層を好ましくは基板上に付与する工程、(b) イン
クを前記非感光性層に像適用して粒子を合着させ、イン
ク適用部分に合着粒子とポリマーマトリックスとの水不
溶性ポリマーブレンドを形成させる工程、および(c)
前記非感光性層を水性現像液で洗浄して該層の非インク
適用部分を除去する工程から順次なる高解像性のネガ型
ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法に関する。
【0007】別の局面では、本発明は上記の方法によっ
て形成された像からなる。さらに別の局面では、本発明
は潜像を含む水溶液現像可能な要素を包含し、該要素が
好ましくは基板上の非感光性層からなり、前記非感光性
層が(a) 水性現像液で除去できるポリマーマトリック
ス中の溶剤合着性粒子の分散物からなる非像部分、およ
び(b) 粒子とポリマーマトリックスとの安定な、水不
溶性ポリマーブレンドの形態の潜像からなる像部分から
なるものである。
て形成された像からなる。さらに別の局面では、本発明
は潜像を含む水溶液現像可能な要素を包含し、該要素が
好ましくは基板上の非感光性層からなり、前記非感光性
層が(a) 水性現像液で除去できるポリマーマトリック
ス中の溶剤合着性粒子の分散物からなる非像部分、およ
び(b) 粒子とポリマーマトリックスとの安定な、水不
溶性ポリマーブレンドの形態の潜像からなる像部分から
なるものである。
【0008】好ましい態様では、水性インクを適用する
工程はインクジェットプリンターを用いて行なわれる。
工程はインクジェットプリンターを用いて行なわれる。
【0009】
【発明の詳述】本発明は上述の従来技術よりすぐれたい
くつかの利点を与える。例えば、本発明は現像に水溶液
を用いるので従来技術より環境上安全である。さらに、
本発明の方法は潜在的に有毒なモノマーを用いそして追
加の加熱または露光工程を必要としないので、この方法
はより安全で且つ使用がより容易である。
くつかの利点を与える。例えば、本発明は現像に水溶液
を用いるので従来技術より環境上安全である。さらに、
本発明の方法は潜在的に有毒なモノマーを用いそして追
加の加熱または露光工程を必要としないので、この方法
はより安全で且つ使用がより容易である。
【0010】本発明の方法で形成された像は驚く程すぐ
れた解像性とシャープなエッジを有する。イメージ層を
適用した直後に像を現像するために要素を洗浄できるの
で、処理を非常に簡単にし且つ能率を向上させる。一
方、インクと非感光性層との反応により安定な、水不溶
性ポリマーブレンドが生成し、かくして、必要に応じ
て、潜像を有する要素を水溶液で現像する前にそのまま
無期限保存することができる。
れた解像性とシャープなエッジを有する。イメージ層を
適用した直後に像を現像するために要素を洗浄できるの
で、処理を非常に簡単にし且つ能率を向上させる。一
方、インクと非感光性層との反応により安定な、水不溶
性ポリマーブレンドが生成し、かくして、必要に応じ
て、潜像を有する要素を水溶液で現像する前にそのまま
無期限保存することができる。
【0011】本発明の方法の使用に好適な要素は、非感
光性層を適用した基板からなり、前記非感光性層は水溶
性または水膨潤性ポリマーマトリックス中の溶剤合着性
粒子の分散物からなるものである。
光性層を適用した基板からなり、前記非感光性層は水溶
性または水膨潤性ポリマーマトリックス中の溶剤合着性
粒子の分散物からなるものである。
【0012】基板 基板は必要な剛性、寸法安定性、非感光性層に対する接
着性および水性処理条件に耐える能力を有する任意の適
当なフィルムまたはスクリーンであってもよい。有用な
基板の例にはガラス、セルローストリアセテート、ポリ
エチレンテレフタレートなどがある。多色像の作製には
除去可能な基板が必要とされる。この適用にはゼラチン
下塗りおよび樹脂下塗りポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが好ましい。印刷板、ハンダマスクおよび印刷回
路のような適用には、基板は金属を含有していてもよ
い。レジスト適用のための典型的な基板には紙の上のフ
ェノールまたはエポキシ樹脂のような組合せあるいは紙
−ガラス複合材ならびに紙上のポリエステル、エポキ
シ、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレンまたはポ
リスチレンがある。大抵の場合、これらの基板には導電
性金属の薄層が貼合せてあり、そのうちで銅が最も普通
のものである。リソグラフ印刷板に適した基板には米国
特許第4,072,528号および同第3,458,311
号に開示されたものがある。
着性および水性処理条件に耐える能力を有する任意の適
当なフィルムまたはスクリーンであってもよい。有用な
基板の例にはガラス、セルローストリアセテート、ポリ
エチレンテレフタレートなどがある。多色像の作製には
除去可能な基板が必要とされる。この適用にはゼラチン
下塗りおよび樹脂下塗りポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが好ましい。印刷板、ハンダマスクおよび印刷回
路のような適用には、基板は金属を含有していてもよ
い。レジスト適用のための典型的な基板には紙の上のフ
ェノールまたはエポキシ樹脂のような組合せあるいは紙
−ガラス複合材ならびに紙上のポリエステル、エポキ
シ、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレンまたはポ
リスチレンがある。大抵の場合、これらの基板には導電
性金属の薄層が貼合せてあり、そのうちで銅が最も普通
のものである。リソグラフ印刷板に適した基板には米国
特許第4,072,528号および同第3,458,311
号に開示されたものがある。
【0013】基板が存在することが好ましいが、ある状
況下例えば非感光性層が自己支持性のフィルム形成物質
である場合、基板が存在する必要がないことが理解され
よう。
況下例えば非感光性層が自己支持性のフィルム形成物質
である場合、基板が存在する必要がないことが理解され
よう。
【0014】非感光性層 非感光性層は水溶性または水膨潤性ポリマーマトリック
ス中の溶剤合着性粒子の分散物からなる。所望により、
以下にさらに詳しく述べるように着色剤が存在してもよ
い。非感光性層は当業者にとってよく知られた種々の補
助剤例えば可塑剤、接着促進剤、塗布助剤および重合体
改質剤を含有してもよい。
ス中の溶剤合着性粒子の分散物からなる。所望により、
以下にさらに詳しく述べるように着色剤が存在してもよ
い。非感光性層は当業者にとってよく知られた種々の補
助剤例えば可塑剤、接着促進剤、塗布助剤および重合体
改質剤を含有してもよい。
【0015】溶剤合着性粒子 溶剤合着性粒子は非水性溶剤の存在下に合着して像部分
にポリマーマトリックスと連続性、水不溶性ポリマーブ
レンドを形成するポリマーの粒子よりなる。上記粒子は
1種またはそれ以上の水不溶性ポリマーだけで構成され
ていてもよくあるいはそれらはコア−シェル構造を有す
る粒子であることがより好ましい。コア−シェル粒子は
コアがシェルで包囲されるように配置される明確な区域
を含み、コアとシェルは強い物理吸着または好ましくは
化学結合によって相互に結合しているものである。コア
とシェルの両成分は周囲条件下で固体で不動のものが好
ましい。
にポリマーマトリックスと連続性、水不溶性ポリマーブ
レンドを形成するポリマーの粒子よりなる。上記粒子は
1種またはそれ以上の水不溶性ポリマーだけで構成され
ていてもよくあるいはそれらはコア−シェル構造を有す
る粒子であることがより好ましい。コア−シェル粒子は
コアがシェルで包囲されるように配置される明確な区域
を含み、コアとシェルは強い物理吸着または好ましくは
化学結合によって相互に結合しているものである。コア
とシェルの両成分は周囲条件下で固体で不動のものが好
ましい。
【0016】好適なコア−シェル粒子は水不溶性、溶剤
合着性コアと水性媒体に溶解または膨潤し得るポリマー
物質のシェルからなっている。シェルは溶剤合着性粒子
のポリマーマトリックスへの分散を促進しそしてその目
的のために界面活性剤を使用しなくてすむ。好適なコア
−シェル粒子では、コアは親油性であり且つ周囲温度以
上でフィルム形成性でなければならない。シェルは水性
媒体中のコア−シェル粒子に溶解性または少なくとも膨
潤性を与える水溶性基例えばカルボキシル、スルホネー
ト、スルホンアミドまたはアミノを含有する。
合着性コアと水性媒体に溶解または膨潤し得るポリマー
物質のシェルからなっている。シェルは溶剤合着性粒子
のポリマーマトリックスへの分散を促進しそしてその目
的のために界面活性剤を使用しなくてすむ。好適なコア
−シェル粒子では、コアは親油性であり且つ周囲温度以
上でフィルム形成性でなければならない。シェルは水性
媒体中のコア−シェル粒子に溶解性または少なくとも膨
潤性を与える水溶性基例えばカルボキシル、スルホネー
ト、スルホンアミドまたはアミノを含有する。
【0017】コア−シェル粒子の水不溶性コアとしてあ
るいはそうでなければコア−シェル構造の水不溶性粒子
自体として、70〜200℃の軟化点を有するポリマー
を有利に用いることができる。適当なポリマーにはポリ
スチレン、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリビニ
ルエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエポキシ
ドおよびポリビニルクロライドがある。
るいはそうでなければコア−シェル構造の水不溶性粒子
自体として、70〜200℃の軟化点を有するポリマー
を有利に用いることができる。適当なポリマーにはポリ
スチレン、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリビニ
ルエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエポキシ
ドおよびポリビニルクロライドがある。
【0018】溶剤合着性粒子はサイズが5μmより小さ
く、好ましくは1μmより小さいものでなければならな
い。
く、好ましくは1μmより小さいものでなければならな
い。
【0019】ポリマーマトリックス ポリマーマトリックスは水性現像液で溶解または除去で
きるものであって、水性媒体中に溶解するかあるいは少
なくとも膨潤し得るポリマーからなっている。適当なポ
リマーには水性媒体中にそれ自体溶解または膨潤し得る
ものとポリマーを水性媒体中に溶解または膨潤させる懸
垂基を含むものがある。前者の例にはポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルアルコールおよびポリエチレンオキシ
ドがある。ポリマーに溶解性または膨潤性を付与するの
に用いることができる懸垂基の例にはカルボキシル、ス
ルホネート、スルホンアミドおよびアミノがある。
きるものであって、水性媒体中に溶解するかあるいは少
なくとも膨潤し得るポリマーからなっている。適当なポ
リマーには水性媒体中にそれ自体溶解または膨潤し得る
ものとポリマーを水性媒体中に溶解または膨潤させる懸
垂基を含むものがある。前者の例にはポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルアルコールおよびポリエチレンオキシ
ドがある。ポリマーに溶解性または膨潤性を付与するの
に用いることができる懸垂基の例にはカルボキシル、ス
ルホネート、スルホンアミドおよびアミノがある。
【0020】カルボキシル化ポリマー特にアルカリ可溶
性カルボキシル化ポリマーは本発明の実施に特に有利に
使用することができる。カルボキシル化ポリマーにはア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、イ
タコン酸モノエステル、マレイン酸、マレイン酸モノエ
ステルなどを他のモノマー例えばメチルアクリレート、
メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメ
タクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレ
ート、スチレンなどで共重合させたものからなるポリマ
ーがある。
性カルボキシル化ポリマーは本発明の実施に特に有利に
使用することができる。カルボキシル化ポリマーにはア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、イ
タコン酸モノエステル、マレイン酸、マレイン酸モノエ
ステルなどを他のモノマー例えばメチルアクリレート、
メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメ
タクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレ
ート、スチレンなどで共重合させたものからなるポリマ
ーがある。
【0021】酸性溶液に溶解し得るアミン含有ポリマー
も本発明の実施に特に有利に用いることができる。この
ようなポリマーの例はビニル付加ポリマー例えばアクリ
ル系ポリマー、メタクリル系ポリマーおよびスチレンア
クリル系コポリマーである。アミン基は第1、第2また
は第3アミン基あるいはそれらの混合であってもよい。
これらのポリマーは当業者にとって知られた重合技術例
えばアミン含有モノマー例えばN,N−ジメチルアミノ
エチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメ
タクリレート、4−アミノスチレン、2−ビニルピリジ
ンなど(これらは他のモノマー例えばメチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレートおよびブチルメ
タクリレート、スチレンなどと共重合させてもよい)を
用いて好都合に製造することができる。
も本発明の実施に特に有利に用いることができる。この
ようなポリマーの例はビニル付加ポリマー例えばアクリ
ル系ポリマー、メタクリル系ポリマーおよびスチレンア
クリル系コポリマーである。アミン基は第1、第2また
は第3アミン基あるいはそれらの混合であってもよい。
これらのポリマーは当業者にとって知られた重合技術例
えばアミン含有モノマー例えばN,N−ジメチルアミノ
エチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメ
タクリレート、4−アミノスチレン、2−ビニルピリジ
ンなど(これらは他のモノマー例えばメチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレートおよびブチルメ
タクリレート、スチレンなどと共重合させてもよい)を
用いて好都合に製造することができる。
【0022】着色剤 カラープルーフィングのようなカラー像形成適用に予め
着色された要素が望まれるならば、非感光性層は1種ま
たはそれ以上の着色剤を含有してもよい。着色剤選択の
重要な基準は化学安定性、色、色相の明るさおよび耐光
堅牢度である。着色剤は像形成以前、以後またはその間
に非感光性層の他の成分のうちのいずれかと化学反応を
受けるべきでない。
着色された要素が望まれるならば、非感光性層は1種ま
たはそれ以上の着色剤を含有してもよい。着色剤選択の
重要な基準は化学安定性、色、色相の明るさおよび耐光
堅牢度である。着色剤は像形成以前、以後またはその間
に非感光性層の他の成分のうちのいずれかと化学反応を
受けるべきでない。
【0023】有用な着色剤には色素と顔料がある。色素
は彩度や透明度のようなすぐれた色特性を有することが
知られているが、普通は顔料のような耐光堅牢性がな
い。有用な色素にはイントラサーム(Intratherm)色素
例えばクロンプトン・アンド・クノールス・カンパニー
(Crompton and Knowles, co.)から入手できるIntrath
erm Red P-1339(アントラキノン系、ディスパースバイ
オレット 17)がある。酸性染料、反応性染料および塩
基性染料のような水溶性色素は水性処理の間に洗い流さ
れるのでこれらは避けるべきである。有用な顔料には無
機顔料例えばカーボンブラック、グラファイトと有機顔
料例えばヘキスト・セラニーズ・コーポレーションから
入手できるルビン(Rubine)F6B(パーマネントルービ
ンF6B、C.I.ピグメントレッド 184)がある。商業用色
素と顔料の詳細なリストはアメリカン・アソシエート・
オブ・テキスタイル・ケミスト・アンド・カラーリスツ
(American Associate of Textile Chemists and Color
ists)によって出版された「Buyer's Guide For Textil
e Chemists And Colorists」に掲載されている。この記
載をここに援用する。
は彩度や透明度のようなすぐれた色特性を有することが
知られているが、普通は顔料のような耐光堅牢性がな
い。有用な色素にはイントラサーム(Intratherm)色素
例えばクロンプトン・アンド・クノールス・カンパニー
(Crompton and Knowles, co.)から入手できるIntrath
erm Red P-1339(アントラキノン系、ディスパースバイ
オレット 17)がある。酸性染料、反応性染料および塩
基性染料のような水溶性色素は水性処理の間に洗い流さ
れるのでこれらは避けるべきである。有用な顔料には無
機顔料例えばカーボンブラック、グラファイトと有機顔
料例えばヘキスト・セラニーズ・コーポレーションから
入手できるルビン(Rubine)F6B(パーマネントルービ
ンF6B、C.I.ピグメントレッド 184)がある。商業用色
素と顔料の詳細なリストはアメリカン・アソシエート・
オブ・テキスタイル・ケミスト・アンド・カラーリスツ
(American Associate of Textile Chemists and Color
ists)によって出版された「Buyer's Guide For Textil
e Chemists And Colorists」に掲載されている。この記
載をここに援用する。
【0024】選択された着色剤が色素である場合、水不
溶性色素を水溶性ポリマーマトリックス中に含有させる
際に付随する困難性を回避させるために色素を溶剤合着
性粒子に含有させることが特に有利である。
溶性色素を水溶性ポリマーマトリックス中に含有させる
際に付随する困難性を回避させるために色素を溶剤合着
性粒子に含有させることが特に有利である。
【0025】顔料を着色剤として使用する場合、それを
溶剤合着性粒子に含有させるかあるいはポリマーマトリ
ックスに直接分散させてもよい。ボールミル、サンドミ
ルなどのような標準顔料分散技術を採用することができ
る。最大の色強度、透明度および光沢度を達成するため
に、分散剤通常有機重合体化合物を用いて顔料を分散さ
せそしてフロキュレーションとアグロメレーションを回
避することができる。広範囲の分散剤は商業的に入手で
きる。非重合体分散剤といくらかの重合体分散剤の詳細
なリストは「McCutcheon's Functional Materials, Nor
th American Edition」(コンフェクション・パブリッ
シング・カンパニー)、第110〜129頁、1990年の分散剤
の項に掲載されている。この記載をここに援用する。
溶剤合着性粒子に含有させるかあるいはポリマーマトリ
ックスに直接分散させてもよい。ボールミル、サンドミ
ルなどのような標準顔料分散技術を採用することができ
る。最大の色強度、透明度および光沢度を達成するため
に、分散剤通常有機重合体化合物を用いて顔料を分散さ
せそしてフロキュレーションとアグロメレーションを回
避することができる。広範囲の分散剤は商業的に入手で
きる。非重合体分散剤といくらかの重合体分散剤の詳細
なリストは「McCutcheon's Functional Materials, Nor
th American Edition」(コンフェクション・パブリッ
シング・カンパニー)、第110〜129頁、1990年の分散剤
の項に掲載されている。この記載をここに援用する。
【0026】分散剤は顔料表面および当業者によって実
施される組成物中の他の成分の特性に応じて選択され
る。大抵の場合、非感光性層のポリマーマトリックスと
して選択される重合体物質はこの作用を発揮するので追
加の顔料分散剤を必要としない。
施される組成物中の他の成分の特性に応じて選択され
る。大抵の場合、非感光性層のポリマーマトリックスと
して選択される重合体物質はこの作用を発揮するので追
加の顔料分散剤を必要としない。
【0027】当業者にとってよく知られた原理に従っ
て、最終の像に望まれる光学濃度を得るために着色剤の
濃度が選択される。
て、最終の像に望まれる光学濃度を得るために着色剤の
濃度が選択される。
【0028】非感光性層は種々の成分を水のような適当
な溶媒中に溶解または懸濁させて好都合に作製すること
ができる。次に、この混合物を基板に塗布するかあるい
は基板を用いない場合溶媒を蒸発させる前にキャストし
てもよい。別法として、得られる要素が基板のないもの
であるならば、混合物を剥離可能な支持体に塗布し、次
いでこの支持体を除去した後にインクを非感光性層に適
用することができる。非感光性層中に存在するポリマー
粒子を合着させる溶剤中に層が形成されないように注意
を払うべきである。
な溶媒中に溶解または懸濁させて好都合に作製すること
ができる。次に、この混合物を基板に塗布するかあるい
は基板を用いない場合溶媒を蒸発させる前にキャストし
てもよい。別法として、得られる要素が基板のないもの
であるならば、混合物を剥離可能な支持体に塗布し、次
いでこの支持体を除去した後にインクを非感光性層に適
用することができる。非感光性層中に存在するポリマー
粒子を合着させる溶剤中に層が形成されないように注意
を払うべきである。
【0029】インク 本発明の方法では、インクは像様で非感光性層に適用さ
れ、これにより非感光性層はインク適用部分で不溶性に
され且つ粒子は合着される。インクジェット印刷装置を
用いてインクを適用するのが好ましい。
れ、これにより非感光性層はインク適用部分で不溶性に
され且つ粒子は合着される。インクジェット印刷装置を
用いてインクを適用するのが好ましい。
【0030】インクは非感光性層中に存在する粒子と反
応して粒子を溶解および/または可塑化して合着粒子と
水溶性ポリマーマトリックスとの間に水不溶性ポリマー
ブレンドの連続相を形成する溶剤を含有する。ブレンド
の水不溶性成分はブレンドを水性媒体に不溶にさせるよ
うに主要なものである。特定な溶剤の選択は粒子とポリ
マーマトリックス中に用いられるポリマーの種類と分子
量に依存する。有用な溶剤は室温で液体でありそして系
のために選択されたポリマーに対する高い溶解力、いっ
たん適用したら迅速に乾燥する位のかなり高い揮発性お
よび低毒性を有しそして好ましくは不快臭を有さないも
のである。
応して粒子を溶解および/または可塑化して合着粒子と
水溶性ポリマーマトリックスとの間に水不溶性ポリマー
ブレンドの連続相を形成する溶剤を含有する。ブレンド
の水不溶性成分はブレンドを水性媒体に不溶にさせるよ
うに主要なものである。特定な溶剤の選択は粒子とポリ
マーマトリックス中に用いられるポリマーの種類と分子
量に依存する。有用な溶剤は室温で液体でありそして系
のために選択されたポリマーに対する高い溶解力、いっ
たん適用したら迅速に乾燥する位のかなり高い揮発性お
よび低毒性を有しそして好ましくは不快臭を有さないも
のである。
【0031】有利に用いることのできる溶剤の例は以下
の通りである。 (1) アルコール類例えばメタノール、エタノール、1
−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノールな
ど、(2) ケトン類例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサンなど、
(3) 環状エーテルおよび非環状エーテル例えばテトラ
ヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル
など、(4) エステル類例えばエチルアセテートなど、
(5) 芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キシ
レンなど、(6) 塩素化溶剤例えばメチレンクロライ
ド、クロロホルム、四塩化炭素、エチレンジクロライ
ド、トリクロロエチレンなど、(7) アミド類例えば
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセト
アミドなど、(8) 窒素含有環状化合物例えばピロリド
ン、N−メチル−2−ピロリドンなど、および(9) ジ
メチルスルホキシド(DMSO)。
の通りである。 (1) アルコール類例えばメタノール、エタノール、1
−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノールな
ど、(2) ケトン類例えばアセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサンなど、
(3) 環状エーテルおよび非環状エーテル例えばテトラ
ヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル
など、(4) エステル類例えばエチルアセテートなど、
(5) 芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キシ
レンなど、(6) 塩素化溶剤例えばメチレンクロライ
ド、クロロホルム、四塩化炭素、エチレンジクロライ
ド、トリクロロエチレンなど、(7) アミド類例えば
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセト
アミドなど、(8) 窒素含有環状化合物例えばピロリド
ン、N−メチル−2−ピロリドンなど、および(9) ジ
メチルスルホキシド(DMSO)。
【0032】有機可塑剤、通常高分子量液体または低融
点固体が種々の適用のためのポリマーのガラス転位点
(Tg)を低下させるためにしばしば用いられそして通常
はポリマーの有効な溶剤である。また、これらの可塑剤
は本発明のための合着用溶剤として単独であるいは上記
の溶剤と一緒に用いてもよい。有用な可塑剤の例にはカ
ルボン酸のエステル、りん酸のエステル、エーテル類、
ポリグリコール類、スルホンアミド類、炭化水素および
ハロゲン化炭化水素がある。
点固体が種々の適用のためのポリマーのガラス転位点
(Tg)を低下させるためにしばしば用いられそして通常
はポリマーの有効な溶剤である。また、これらの可塑剤
は本発明のための合着用溶剤として単独であるいは上記
の溶剤と一緒に用いてもよい。有用な可塑剤の例にはカ
ルボン酸のエステル、りん酸のエステル、エーテル類、
ポリグリコール類、スルホンアミド類、炭化水素および
ハロゲン化炭化水素がある。
【0033】可塑剤の種類と量は非感光性層に用いられ
るポリマーに基づいて選択されそして可塑剤を選択する
ための指針はJ.K.Sears他の「The Technology of Pla
sticizers」(John Wiley & Sons)に記載されている。
可塑剤は普通ポリマーブレンドへの永久添加剤として表
示されるので、それらは低揮発度を有する傾向にある。
それ故、これらの可塑剤は用いる場合現像工程を妨害し
ないことと強固な仕上像が崩壊しないように注意しなけ
ればならない。
るポリマーに基づいて選択されそして可塑剤を選択する
ための指針はJ.K.Sears他の「The Technology of Pla
sticizers」(John Wiley & Sons)に記載されている。
可塑剤は普通ポリマーブレンドへの永久添加剤として表
示されるので、それらは低揮発度を有する傾向にある。
それ故、これらの可塑剤は用いる場合現像工程を妨害し
ないことと強固な仕上像が崩壊しないように注意しなけ
ればならない。
【0034】また、インクは他の成分を含有していても
よいが、これはインクを非感光性層に適用するのに用い
られる方法に主として依存するであろう。本発明の方法
では、インクはインクジェット印刷技術を用いて非感光
性層に適用されるのが好ましい。インクジェット印刷は
電気信号によって基板上に付着されるインク滴が形成さ
れるノンインパクトプリンティングプロセスである。イ
ンクジェットプリンターはそれらの信頼性、印刷性能、
低価格、比較的静かな操作性およびグラフィック性能に
よりパーソナルコンピュータおよび他のコンピュータ用
の出力として広く用いられる。
よいが、これはインクを非感光性層に適用するのに用い
られる方法に主として依存するであろう。本発明の方法
では、インクはインクジェット印刷技術を用いて非感光
性層に適用されるのが好ましい。インクジェット印刷は
電気信号によって基板上に付着されるインク滴が形成さ
れるノンインパクトプリンティングプロセスである。イ
ンクジェットプリンターはそれらの信頼性、印刷性能、
低価格、比較的静かな操作性およびグラフィック性能に
よりパーソナルコンピュータおよび他のコンピュータ用
の出力として広く用いられる。
【0035】インクジェット印刷はインクを適用する好
適な方法であるが、本発明はインクジェット印刷に限定
されないことに留意すべきである。むしろ、インク層は
慣用の筆記用具(例えばフェルトペン、万年筆、絵筆)
を用いてあるいは当該分野で知られたスクリーン印刷の
ような他の技術によって適用することができる。インク
を適用する特定な技術は所望の適用とその要求に依存す
ることは明らかであろう。
適な方法であるが、本発明はインクジェット印刷に限定
されないことに留意すべきである。むしろ、インク層は
慣用の筆記用具(例えばフェルトペン、万年筆、絵筆)
を用いてあるいは当該分野で知られたスクリーン印刷の
ような他の技術によって適用することができる。インク
を適用する特定な技術は所望の適用とその要求に依存す
ることは明らかであろう。
【0036】インクジェット印刷に対するインクの物理
的性質はプリントヘッドのコンポーネントやインク噴射
条件すなわち熱インクジェット印刷装置のための駆動電
圧、周波数およびパルス幅、ドロップ−オン−デマンド
または連続装置のいずれかのピエゾ素子の駆動周波数お
よびノズルの形状と大きさに適合すべきである。インク
の粘度はインク滴の円滑な供給を確保するためにプリン
トヘッドの設計に合致させる必要がある。典型的なプリ
ントヘッドに有用な粘度は20℃で20cP以下好ましく
は10cP以下である。表面張力はインクのたれやノズル
板の湿潤を防止しそしてインク滴の方向性の維持と空気
中でのインク滴の一体性を助けてインクの飛散を回避す
るので重要な性質である。有用な表面張力は20℃で1
8〜80dyne/cm好ましくは25〜70dyne/cmの範囲
である。
的性質はプリントヘッドのコンポーネントやインク噴射
条件すなわち熱インクジェット印刷装置のための駆動電
圧、周波数およびパルス幅、ドロップ−オン−デマンド
または連続装置のいずれかのピエゾ素子の駆動周波数お
よびノズルの形状と大きさに適合すべきである。インク
の粘度はインク滴の円滑な供給を確保するためにプリン
トヘッドの設計に合致させる必要がある。典型的なプリ
ントヘッドに有用な粘度は20℃で20cP以下好ましく
は10cP以下である。表面張力はインクのたれやノズル
板の湿潤を防止しそしてインク滴の方向性の維持と空気
中でのインク滴の一体性を助けてインクの飛散を回避す
るので重要な性質である。有用な表面張力は20℃で1
8〜80dyne/cm好ましくは25〜70dyne/cmの範囲
である。
【0037】上記の溶剤のような有機溶剤系を取扱うよ
うに設計されたプリントヘッドを具備するインクジェッ
ト印刷装置は例えばビデオジェット・システムス(Vide
ojetSystems)、A.B.Dick co.のディビジョンから商
業的に入手できる。しかしながら、上記の溶剤の多くは
水混和性化合物であるので、環境、安全および健康上の
理由で水性ベースのインクを用いることが好ましい。水
性ベースインクと一緒に用いるための種々のインクジェ
ット印刷装置は商業的に入手できる。
うに設計されたプリントヘッドを具備するインクジェッ
ト印刷装置は例えばビデオジェット・システムス(Vide
ojetSystems)、A.B.Dick co.のディビジョンから商
業的に入手できる。しかしながら、上記の溶剤の多くは
水混和性化合物であるので、環境、安全および健康上の
理由で水性ベースのインクを用いることが好ましい。水
性ベースインクと一緒に用いるための種々のインクジェ
ット印刷装置は商業的に入手できる。
【0038】水性ベースインクジェットインク用の合着
用溶剤は水(好ましくは脱イオン水)または水と少なく
とも1つのヒドロキシル基を有する少なくとも1種の水
溶性有機溶剤(選択された合着用溶剤以外)との混合物
からなる水性キャリア媒体中で調合される。
用溶剤は水(好ましくは脱イオン水)または水と少なく
とも1つのヒドロキシル基を有する少なくとも1種の水
溶性有機溶剤(選択された合着用溶剤以外)との混合物
からなる水性キャリア媒体中で調合される。
【0039】ウオッシュ・オフ現像 要素をインクで画像化させた後、非画像部分を水溶液好
ましくは水で除去する。非感光性層のポリマーマトリッ
クス中に用いられる物質の種類に応じて、現像液はポリ
マー上の酸またはアミン基のような官能性基と反応して
水溶性塩を形成する能力に基づいて中性、酸性または塩
基性であってもよい。
ましくは水で除去する。非感光性層のポリマーマトリッ
クス中に用いられる物質の種類に応じて、現像液はポリ
マー上の酸またはアミン基のような官能性基と反応して
水溶性塩を形成する能力に基づいて中性、酸性または塩
基性であってもよい。
【0040】例えば、アルカリ金属水酸化物、炭酸塩、
重炭酸塩、メタ珪酸塩、アミン類、アルコールアミン
類、アンモニウム塩またはピリジンを含有する水性アル
カリ現像液はポリマーマトリックス中に酸官能基を含有
する要素の現像に使用するのに適している。同様に、例
えば有機、無機、ハロゲン化またはヒドロキシル化酸を
含有する水性酸現像液はポリマーマトリックス中に塩基
性官能基(例えば、アミン)を含有する要素を現像する
のに適している。当業者は所定の適用に最適な量の塩形
成化合物を日常の実験によって決定することができる。
重炭酸塩、メタ珪酸塩、アミン類、アルコールアミン
類、アンモニウム塩またはピリジンを含有する水性アル
カリ現像液はポリマーマトリックス中に酸官能基を含有
する要素の現像に使用するのに適している。同様に、例
えば有機、無機、ハロゲン化またはヒドロキシル化酸を
含有する水性酸現像液はポリマーマトリックス中に塩基
性官能基(例えば、アミン)を含有する要素を現像する
のに適している。当業者は所定の適用に最適な量の塩形
成化合物を日常の実験によって決定することができる。
【0041】場合により、現像剤は現像液とポリマーマ
トリックスとの相互作用を促進させるために低含量の水
溶性界面活性剤を含有してもよい。
トリックスとの相互作用を促進させるために低含量の水
溶性界面活性剤を含有してもよい。
【0042】現像工程は像形成された要素を水性現像液
中に浸漬して非像部分を溶解させることからなる。現像
液をゆっくり撹拌し、非感光性層の非像部分の除去を促
進させることが特に有利である。さらにまた、ある場合
には、非像部分を完全に除去するためにゆるやかにこす
ることが必要である。現像剤をわずかに高められた温度
に維持するとより効果的な現像が促進される。
中に浸漬して非像部分を溶解させることからなる。現像
液をゆっくり撹拌し、非感光性層の非像部分の除去を促
進させることが特に有利である。さらにまた、ある場合
には、非像部分を完全に除去するためにゆるやかにこす
ることが必要である。現像剤をわずかに高められた温度
に維持するとより効果的な現像が促進される。
【0043】単色の像は予め着色された非感光性層を用
い次いで上記の像形成工程と現像工程を行うことによっ
て作製することができる。多色のオーバーレイプルーフ
を作製するために、一連の単色像が透明な支持体上にそ
れぞれ形成される。各単色像は色分解に対応する。次い
で、一連の単色像を白色の基体に整合して積み重ね多色
のオーバーレイプルーフを作製する。典型的なオーバー
レイプルーフはイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラ
ックの像よりなり、各像は対応する色分解から作製され
る。
い次いで上記の像形成工程と現像工程を行うことによっ
て作製することができる。多色のオーバーレイプルーフ
を作製するために、一連の単色像が透明な支持体上にそ
れぞれ形成される。各単色像は色分解に対応する。次い
で、一連の単色像を白色の基体に整合して積み重ね多色
のオーバーレイプルーフを作製する。典型的なオーバー
レイプルーフはイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラ
ックの像よりなり、各像は対応する色分解から作製され
る。
【0044】多色重ね刷りプルーフを作製するために、
基板と非感光性層との間に感熱性接着剤の厚さ約1μm
の薄い層をさらに含む要素が用いられる。それぞれが複
製しようとする多色像の異なった色分解に対応する一連
の現像された像が上述のようにして作製される。第1の
現像された像を転写シートに積層しそして基板を除去す
ると感熱性接着層が現われる。あるいはまた、感熱性層
が存在しない場合、基板の除去によって現われた像の上
に接着剤の薄い層を塗布することができる。第2の現像
された像を転写シートに予め形成された像に整合して積
層しそして基板を除去する。現像された像のそれぞれに
対して処理を繰返す。多色像を所望の基板に積層によっ
て転写する。積層後に転写シートを除去するのが好まし
いが、透明ならば像を保護するためにその場に残存させ
てもよい。例えば紙、布、ガラス、磁器、金属板、ポリ
マーフィルムなどのような多数の基板のいずれかに像を
転写できるが、典型的には印刷される紙に転写される。
基板と非感光性層との間に感熱性接着剤の厚さ約1μm
の薄い層をさらに含む要素が用いられる。それぞれが複
製しようとする多色像の異なった色分解に対応する一連
の現像された像が上述のようにして作製される。第1の
現像された像を転写シートに積層しそして基板を除去す
ると感熱性接着層が現われる。あるいはまた、感熱性層
が存在しない場合、基板の除去によって現われた像の上
に接着剤の薄い層を塗布することができる。第2の現像
された像を転写シートに予め形成された像に整合して積
層しそして基板を除去する。現像された像のそれぞれに
対して処理を繰返す。多色像を所望の基板に積層によっ
て転写する。積層後に転写シートを除去するのが好まし
いが、透明ならば像を保護するためにその場に残存させ
てもよい。例えば紙、布、ガラス、磁器、金属板、ポリ
マーフィルムなどのような多数の基板のいずれかに像を
転写できるが、典型的には印刷される紙に転写される。
【0045】
【産業上の利用性】本発明は印刷板、像固定、カラープ
ルーフィング(オーバーレイおよび重ね刷りを含めて)
のようなグラフィックアーツの分野とハンダマスク、印
刷回路板用レジスト、誘電体層などのようなエレクトロ
ニックスの分野で特に有用である。
ルーフィング(オーバーレイおよび重ね刷りを含めて)
のようなグラフィックアーツの分野とハンダマスク、印
刷回路板用レジスト、誘電体層などのようなエレクトロ
ニックスの分野で特に有用である。
【0046】また、本発明は慣用の像形成適用のための
フォトマスクの製造に使用するのに適しておりそして本
発明の予め着色された要素を例えば光重合組成物に積層
してそのような系に合体させるのが有利である。次に、
複合構造体をここに述べたようにして像形成してマスク
を作製し次に通常のようにして露光する。フォトマスク
を除去した後、次に露光された要素を通常の方法で処理
することができる。
フォトマスクの製造に使用するのに適しておりそして本
発明の予め着色された要素を例えば光重合組成物に積層
してそのような系に合体させるのが有利である。次に、
複合構造体をここに述べたようにして像形成してマスク
を作製し次に通常のようにして露光する。フォトマスク
を除去した後、次に露光された要素を通常の方法で処理
することができる。
【0047】また、本発明はノベルティ品、美術工芸
品、装飾品などにおける種々の用途を有し、これらに個
人のメッセージまたは図を消費者が作像することができ
あるいは予め作像したものを消費者が洗浄により現像す
るだけでもよい。
品、装飾品などにおける種々の用途を有し、これらに個
人のメッセージまたは図を消費者が作像することができ
あるいは予め作像したものを消費者が洗浄により現像す
るだけでもよい。
【0048】
【実施例】用語解説 アクリゾール(Acrysol)R I−62:アルカリ可溶性アク
リル系ポリマーのコロイド分散物、固形分50%、ロー
ムアンドハース、フィラデルフィア、ペンシルバニア州 カーボセット(Carboset)R XL−37:アルカリ可溶性ア
クリル系ポリマーのコロイド分散物、固形分35%、B.
F.グッドリッチカンパニー、クリーブランド、オハイオ
州 エンジュラフタールブルー(Enduraphthal Blue):エ
ンジュラフタールブルー−BT−583 ピグメント、ピグメ
ントブルー 15:3、クックソンピグメンツ(Coukson P
igments)、ニューアーク、ニュージャージー州 モナストラール(Monastral)R マゼンタ R−143D ピ
グメント:ピグメントレッド 220、チバガイギー、ニュ
ーポート、デラウエア州 サンファスト(Sunfast)R イエロー 17 ピグメント:サ
ン ケミカル カンパニー、シンシナティ、オハイオ州 サンブライト(Sunbright)R イエロー 17 ピグメント:
サン ケミカル カンパニー、シンシナティ、オハイオ州
リル系ポリマーのコロイド分散物、固形分50%、ロー
ムアンドハース、フィラデルフィア、ペンシルバニア州 カーボセット(Carboset)R XL−37:アルカリ可溶性ア
クリル系ポリマーのコロイド分散物、固形分35%、B.
F.グッドリッチカンパニー、クリーブランド、オハイオ
州 エンジュラフタールブルー(Enduraphthal Blue):エ
ンジュラフタールブルー−BT−583 ピグメント、ピグメ
ントブルー 15:3、クックソンピグメンツ(Coukson P
igments)、ニューアーク、ニュージャージー州 モナストラール(Monastral)R マゼンタ R−143D ピ
グメント:ピグメントレッド 220、チバガイギー、ニュ
ーポート、デラウエア州 サンファスト(Sunfast)R イエロー 17 ピグメント:サ
ン ケミカル カンパニー、シンシナティ、オハイオ州 サンブライト(Sunbright)R イエロー 17 ピグメント:
サン ケミカル カンパニー、シンシナティ、オハイオ州
【0049】エマルジョンI この例はポリスチレンのコアとカルボキシル化アクリル
系コポリマーのシェルを有する粒子で構成されたコア−
シェル分散物の調製を説明するものである。
系コポリマーのシェルを有する粒子で構成されたコア−
シェル分散物の調製を説明するものである。
【0050】撹拌機、凝縮器、温度計および窒素入口/
出口を備えた2リットル反応フラスコに、414mlの蒸
留水を加えた。撹拌された水に85.8mlのカーボセッ
トR XL−37次いで16mlの25%水性アンモニアを加え
た。結晶透明溶液が得られたら、150gのスチレンを
加え次いで蒸留水10ml中の1.5gの過硫酸アンモニ
ウムを加えた。混合物をはげしく撹拌しながら65℃に
4時間保持すると0.5μmより小さい粒子サイズ、25
%w/w固形分および0.01%w/wの残留モノマー分を
有する最終生成物が得られた。
出口を備えた2リットル反応フラスコに、414mlの蒸
留水を加えた。撹拌された水に85.8mlのカーボセッ
トR XL−37次いで16mlの25%水性アンモニアを加え
た。結晶透明溶液が得られたら、150gのスチレンを
加え次いで蒸留水10ml中の1.5gの過硫酸アンモニ
ウムを加えた。混合物をはげしく撹拌しながら65℃に
4時間保持すると0.5μmより小さい粒子サイズ、25
%w/w固形分および0.01%w/wの残留モノマー分を
有する最終生成物が得られた。
【0051】エマルジョンII この例はポリスチレン分散物の調製を説明するものであ
る。機械式撹拌機、温度計、窒素パージ、凝縮器および
モノマー入口を備えた反応フラスコに、250mlの蒸留
水、1.5gのラウリル硫酸ナトリウムおよび0.75g
の過硫酸アンモニウムを加えそして混合物を70℃に加
熱した。3時間にわたって75gのスチレンを加え、そ
の間温度は85℃まで上昇した。フラスコを80〜85
℃でさらに3時間保った。混合物を冷却し濾過して2
3.9%w/wの固形分および<0.02%w/wの残留モノ
マー分を有する最終生成物を得た。
る。機械式撹拌機、温度計、窒素パージ、凝縮器および
モノマー入口を備えた反応フラスコに、250mlの蒸留
水、1.5gのラウリル硫酸ナトリウムおよび0.75g
の過硫酸アンモニウムを加えそして混合物を70℃に加
熱した。3時間にわたって75gのスチレンを加え、そ
の間温度は85℃まで上昇した。フラスコを80〜85
℃でさらに3時間保った。混合物を冷却し濾過して2
3.9%w/wの固形分および<0.02%w/wの残留モノ
マー分を有する最終生成物を得た。
【0052】実施例1 25gのサンファスト マゼンタ 122 ピグメント、5
5.1gのアクリゾールI−62(N,N−ジメチルエタノ
ールで中和、固形分22.7%)および62.7gの脱イ
オン水の混合物を顔料の塊、または乾いた塊が見られな
くなるまで攪拌した。この混合物を、媒体として0.5m
mガラスビーズを用いてミニモーターミル 250(Eiger M
achinery社製)で4500rpmで混練した。この混練を
4時間続けてブルックヘイブン(Brookhaven)R BI−90
パーチクルサイザー(BrookhavenInstruments社製)で
測定して158nmの粒子サイズを有する顔料分散物を得
た。2.0gのマゼンタ顔料分散物に、次の成分を激し
く攪拌しながら順次ゆっくりと添加した:脱イオン水
0.5g;エマルジョンI 4.5g;イソプロパノール
5.0g。この混合物を2時間ロール練りして、次いで
0.010″線巻塗布棒を用いて3ミル(75μm)厚さ
の樹脂下塗りマイラー(Mular)Rベースに塗布した。乾
燥後、被膜に次の組成からなるインクで像形成した:ブ
チルカルビトール0.6g;イソプロパノール10.0
g;脱イオン水9.4g。像形成工程をサーマルインク
ジェットのプリントヘッドを用いて加熱要素と速乾用オ
ーバーヘッドブロワーを取り付けた標準ヒューレットパ
ッカードデスクジェットのインクジェットプリンターで
行った。非像部分をアルカリ性現像液、エレクトロゾー
ル(Electrosol)R─Du Pont-Howson Printing Systems
社製─(この現像液は水で1:6に希釈されている)中
でウオッシュオフしてポジ型像を得た。現像された像を
次いで水でリンスして、シャープなエッジのドットを有
する高濃度、高解像性の明るいマゼンタ像が得られた。
5.1gのアクリゾールI−62(N,N−ジメチルエタノ
ールで中和、固形分22.7%)および62.7gの脱イ
オン水の混合物を顔料の塊、または乾いた塊が見られな
くなるまで攪拌した。この混合物を、媒体として0.5m
mガラスビーズを用いてミニモーターミル 250(Eiger M
achinery社製)で4500rpmで混練した。この混練を
4時間続けてブルックヘイブン(Brookhaven)R BI−90
パーチクルサイザー(BrookhavenInstruments社製)で
測定して158nmの粒子サイズを有する顔料分散物を得
た。2.0gのマゼンタ顔料分散物に、次の成分を激し
く攪拌しながら順次ゆっくりと添加した:脱イオン水
0.5g;エマルジョンI 4.5g;イソプロパノール
5.0g。この混合物を2時間ロール練りして、次いで
0.010″線巻塗布棒を用いて3ミル(75μm)厚さ
の樹脂下塗りマイラー(Mular)Rベースに塗布した。乾
燥後、被膜に次の組成からなるインクで像形成した:ブ
チルカルビトール0.6g;イソプロパノール10.0
g;脱イオン水9.4g。像形成工程をサーマルインク
ジェットのプリントヘッドを用いて加熱要素と速乾用オ
ーバーヘッドブロワーを取り付けた標準ヒューレットパ
ッカードデスクジェットのインクジェットプリンターで
行った。非像部分をアルカリ性現像液、エレクトロゾー
ル(Electrosol)R─Du Pont-Howson Printing Systems
社製─(この現像液は水で1:6に希釈されている)中
でウオッシュオフしてポジ型像を得た。現像された像を
次いで水でリンスして、シャープなエッジのドットを有
する高濃度、高解像性の明るいマゼンタ像が得られた。
【0053】実施例2 実施例1に記載の操作を用いて、25gのサンブライト
イエロー17 ピグメント、55.1gのアクリゾール I
−62(N,N−ジメチルエタノールで中和、固形分22.
7%)および62.7gの脱イオン水を含有する黄色の
顔料分散物を製造した。得られた顔料分散物は、ブルッ
クヘイブン(Brookhaven)R BI−90 パーチクルサイザー
で測定して266nmの粒子サイズを有していた。2.0
gの黄色顔料分散物に、激しく攪拌しながら次の成分を
順次ゆっくり添加した:脱イオン水1.5g;エマルジ
ョンI 4.5g;そしてイソプロパノール5.0g。こ
の混合物を、実施例1に記載のようにロール練りし、塗
布し、乾燥し、像形成させ、そして現像した。シャープ
なエッジのドットを有する高濃度、高解像性の明るいイ
エロー像が得られた。
イエロー17 ピグメント、55.1gのアクリゾール I
−62(N,N−ジメチルエタノールで中和、固形分22.
7%)および62.7gの脱イオン水を含有する黄色の
顔料分散物を製造した。得られた顔料分散物は、ブルッ
クヘイブン(Brookhaven)R BI−90 パーチクルサイザー
で測定して266nmの粒子サイズを有していた。2.0
gの黄色顔料分散物に、激しく攪拌しながら次の成分を
順次ゆっくり添加した:脱イオン水1.5g;エマルジ
ョンI 4.5g;そしてイソプロパノール5.0g。こ
の混合物を、実施例1に記載のようにロール練りし、塗
布し、乾燥し、像形成させ、そして現像した。シャープ
なエッジのドットを有する高濃度、高解像性の明るいイ
エロー像が得られた。
【0054】実施例3 混練工程をわずか1時間継続する以外は実施例1に記載
の操作を用いて、25gのエンジュラフタールブルー B
T−583 ピグメント、55.1gのアクリゾールI−62
(N,N−ジメチルエタノールで中和、固形分22.7
%)および62.7gの脱イオン水を含有するシアン顔
料分散物を製造した。得られた顔料分散物はブルックヘ
イブン(Brookhaven)R BI−90 パーチクルサイザーで測
定して134nmの粒子サイズを有していた。2.0gの
シアン顔料分散物に、激しく攪拌しながら次の成分を順
次ゆっくりと添加した:エマルジョンI 4.5g;そし
てイソプロパノール5.0g。実施例1に記載のよう
に、この混合物を混練し、塗布し、乾燥し、像形成さ
せ、そして現像した。シャープなエッジのドットを有す
る高濃度、高解像性の明るいシアン像が得られた。
の操作を用いて、25gのエンジュラフタールブルー B
T−583 ピグメント、55.1gのアクリゾールI−62
(N,N−ジメチルエタノールで中和、固形分22.7
%)および62.7gの脱イオン水を含有するシアン顔
料分散物を製造した。得られた顔料分散物はブルックヘ
イブン(Brookhaven)R BI−90 パーチクルサイザーで測
定して134nmの粒子サイズを有していた。2.0gの
シアン顔料分散物に、激しく攪拌しながら次の成分を順
次ゆっくりと添加した:エマルジョンI 4.5g;そし
てイソプロパノール5.0g。実施例1に記載のよう
に、この混合物を混練し、塗布し、乾燥し、像形成さ
せ、そして現像した。シャープなエッジのドットを有す
る高濃度、高解像性の明るいシアン像が得られた。
【0055】実施例4 60gのFW18カーボンブラック顔料(Degussa社
製)、132.2gのアクリゾール I−62(N,N−ジ
メチルエタノールで中和、固形分22.7%)および2
07.8gのイオン水からなるブラック顔料分散物を用
いて実施例3記載の操作を繰り返した。得られた顔料分
散物はブルックヘイブン(Brookhaven)R BI−90 パーチ
クルサイザー(Brookhaven Instruments社製)で測定し
て131nmの粒子サイズを有していた。シャープなエッ
ジのドットを有する高濃度、高解像ブラック像が得られ
た。
製)、132.2gのアクリゾール I−62(N,N−ジ
メチルエタノールで中和、固形分22.7%)および2
07.8gのイオン水からなるブラック顔料分散物を用
いて実施例3記載の操作を繰り返した。得られた顔料分
散物はブルックヘイブン(Brookhaven)R BI−90 パーチ
クルサイザー(Brookhaven Instruments社製)で測定し
て131nmの粒子サイズを有していた。シャープなエッ
ジのドットを有する高濃度、高解像ブラック像が得られ
た。
【0056】実施例5 要素をライポニック(Liponic)R EG−1(Lipo Chemica
ls社製)2.0g;イソプロパノール10.0g;および
脱イオン水8.0gからなるインクで像形成させること
以外は、実施例1〜4の操作を繰り返した。同様な結果
が得られた。
ls社製)2.0g;イソプロパノール10.0g;および
脱イオン水8.0gからなるインクで像形成させること
以外は、実施例1〜4の操作を繰り返した。同様な結果
が得られた。
【0057】実施例6 次の成分を、1/8″の鋼球を用いて一晩中ロール練りし
てマゼンタ顔料分散物を製造した: 4.0gのモナストラール マゼンタR143D ピグメント 5.7gのカーボセット XL−37 0.3gの水酸化アンモニウム溶液(固形分29.6%) 10.0gの脱イオン水 1.0gの得られたマゼンタ顔料分散物に、次の成分を
激しく攪拌しながら順次ゆっくりと添加した:カーボセ
ット XL−37(水酸化アンモニウムで20%中和)1.3
g;エマルジョンII 3.1g;およびイソプロパノール
5.0g。脱イオン水中50%のテトラヒドロフランを
含有するインクを用いて、加熱要素とブロワーのない標
準ヒューレットパッカードデスクジェットのインクジェ
ットプリンターの被膜に像形成させる以外は実施例1に
記載のように混合物をロール練りし、塗布し、乾燥し、
像形成させそして現像した。シャープなエッジのドット
を有する高解像マゼンタ像が得られた。
てマゼンタ顔料分散物を製造した: 4.0gのモナストラール マゼンタR143D ピグメント 5.7gのカーボセット XL−37 0.3gの水酸化アンモニウム溶液(固形分29.6%) 10.0gの脱イオン水 1.0gの得られたマゼンタ顔料分散物に、次の成分を
激しく攪拌しながら順次ゆっくりと添加した:カーボセ
ット XL−37(水酸化アンモニウムで20%中和)1.3
g;エマルジョンII 3.1g;およびイソプロパノール
5.0g。脱イオン水中50%のテトラヒドロフランを
含有するインクを用いて、加熱要素とブロワーのない標
準ヒューレットパッカードデスクジェットのインクジェ
ットプリンターの被膜に像形成させる以外は実施例1に
記載のように混合物をロール練りし、塗布し、乾燥し、
像形成させそして現像した。シャープなエッジのドット
を有する高解像マゼンタ像が得られた。
【0058】実施例7 実施例6の操作を、4.0gのエンジュラフタールブル
ー BT−583D ピグメント、5.7gのカーボセット X
L(固形分35%)、0.3gの水酸化アンモニウム溶
液(固形分29.6%)および10.0gの脱イオン水か
らなるシアン顔料分散物を用いて繰り返した。シャープ
なエッジのドットを有する高濃度、高解像シアン像が得
られた。
ー BT−583D ピグメント、5.7gのカーボセット X
L(固形分35%)、0.3gの水酸化アンモニウム溶
液(固形分29.6%)および10.0gの脱イオン水か
らなるシアン顔料分散物を用いて繰り返した。シャープ
なエッジのドットを有する高濃度、高解像シアン像が得
られた。
【0059】実施例8 混練工程を2時間継続する以外は、30gのモナストラ
ール マゼンタ R143D ピグメント、66.1gのアク
リゾール I−62(N,N−ジメチルエタノールで中和、
固形分22.7%)および53.9gの脱イオン水からな
るマゼンタ顔料分散物を実施例1のように製造した。
1.5gの得られたマゼンタ顔料分散物に、次の成分を
激しく攪拌しながら順次ゆっくりと添加した:脱イオン
水1.0g;アクリゾール I−62(N,N−ジメチルエ
タノールアミンで中和、固形分22.7%)0.8g;エ
マルジョンII3.5g;およびイソプロパノール5.0
g。脱イオン水中の90%イソプロパノールを含有する
インクを用いて被膜を像形成すること以外は、この混合
物を実施例6に記載のように、ロール練りし、塗布し、
乾燥し、像形成させ、そして現像した。シャープなエッ
ジのドットを有する高解像マゼンタ像が得られた。
ール マゼンタ R143D ピグメント、66.1gのアク
リゾール I−62(N,N−ジメチルエタノールで中和、
固形分22.7%)および53.9gの脱イオン水からな
るマゼンタ顔料分散物を実施例1のように製造した。
1.5gの得られたマゼンタ顔料分散物に、次の成分を
激しく攪拌しながら順次ゆっくりと添加した:脱イオン
水1.0g;アクリゾール I−62(N,N−ジメチルエ
タノールアミンで中和、固形分22.7%)0.8g;エ
マルジョンII3.5g;およびイソプロパノール5.0
g。脱イオン水中の90%イソプロパノールを含有する
インクを用いて被膜を像形成すること以外は、この混合
物を実施例6に記載のように、ロール練りし、塗布し、
乾燥し、像形成させ、そして現像した。シャープなエッ
ジのドットを有する高解像マゼンタ像が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/30 G03F 7/30 (72)発明者 アンドルー・アーネスト・マシユーズ イギリス国リーズ.エル58 1ピー・エ イ.グレツドハウウツドグロウブ53 (56)参考文献 特開 昭55−71564(JP,A) 特開 平4−69245(JP,A) 特表 平5−502140(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 (a) ポリマーマトリックス中の溶剤
合着性粒子の分散物からなる非感光性、水性処理可能な
層を好ましくは基板上に付与する工程、 (b) インクを前記非感光性層に像適用して粒子を合
着させ、インク適用部分に合着粒子とポリマーマトリッ
クスとの水不溶性ポリマーブレンドの連続相を形成させ
る工程、および (c) 前記非感光性層を水性現像剤溶液で洗浄して該
層の非インク適用部分を除去する工程から順次なる高解
像性のネガ型ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方
法。 - 【請求項2】 溶剤合着性粒子が水不溶性、溶剤合着性
コアと水性現像液中に溶解または膨潤し得るポリマー物
質のシェルとからなるコアーシェル構造を有する請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 潜像を含む水溶液現像可能な要素であ
り、該要素が好ましくは基板上の非感光性、水性処理可
能な層からなり、前記層が (a) 水性現像液で除去できるポリマーマトリックス
中の溶剤合着性粒子の分散物からなる非像部分、および (b) 粒子とポリマーマトリックスとの安定な、水不
溶性ポリマーブレンドの形態の潜像からなる像部分から
なる、上記要素。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/994,821 US5292556A (en) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | Method for preparing negative-working wash-off relief images |
US994821 | 1992-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222561A JPH06222561A (ja) | 1994-08-12 |
JP2650842B2 true JP2650842B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=25541098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5324418A Expired - Lifetime JP2650842B2 (ja) | 1992-12-22 | 1993-12-22 | ネガ型ウオッシュ・オフレリーフ像を作製する方法およびそれに使用するための要素 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5292556A (ja) |
EP (1) | EP0603743B1 (ja) |
JP (1) | JP2650842B2 (ja) |
DE (1) | DE69321328T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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