JP2650742B2 - メモリ・モジュール - Google Patents

メモリ・モジュール

Info

Publication number
JP2650742B2
JP2650742B2 JP63328648A JP32864888A JP2650742B2 JP 2650742 B2 JP2650742 B2 JP 2650742B2 JP 63328648 A JP63328648 A JP 63328648A JP 32864888 A JP32864888 A JP 32864888A JP 2650742 B2 JP2650742 B2 JP 2650742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
memory module
module
terminal
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63328648A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02174185A (ja
Inventor
利夫 管野
誠一郎 津久井
修 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63328648A priority Critical patent/JP2650742B2/ja
Publication of JPH02174185A publication Critical patent/JPH02174185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2650742B2 publication Critical patent/JP2650742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0286Programmable, customizable or modifiable circuits

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、配線基板およびこれを用いた半導体装置技
術に関し、例えば、メモリ・モジュールに適用して有効
な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
配線基板上に電子部品を実装した集積回路装置につい
ては、例えば、特開昭62−195159号公報に記載があり、
この公報には、配線基板に接合されたモジュール端子の
接合強度を向上させる技術について説明されている。
ところで、メモリ・モジュール等の集積回路装置を製
造する場合、それを構成する配線基板は、そのモジュー
ルの用途や目的に応じて個別に作成するのが一般的であ
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来技術においては以下のような問題
点があることを本発明者は見出した。
すなわち、この種の集積回路装置においては、製品が
完成した後においては、その製品の仕様変更に基づく配
線変更は困難であるため、たとえわずかな仕様変更が生
じても、その都度、配線基板を再作成せねばならず、配
線基板の設計の効率化を図ることができなかった。
例えば、メモリ・モジュールにおいては、配線基板に
形成された複数のモジュール端子のうち、所定のモジュ
ール端子をGND(グランド)電位、またはNC(ノン・コ
ネクション)にすることによって、メモリのアクセスタ
イムや実装方式などを電気的に識別する製品がある。こ
のような場合、従来技術においては、メモリ・モジュー
ルの搭載素子が全て同一であっても、アクセスタイムや
実装方式が異なる度に、それ専用の配線基板を作成しな
ければならなかった。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、そ
の目的は、メモリ・モジュールにおいて、その識別設定
の変更に柔軟に対応することのできる技術を提供するこ
とにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの
概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
すなわち、少なくとも2以上のメモリを配線基板面上
に搭載し、搭載されたメモリ同士を電気的に接続する配
線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配線
基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ・
モジュールであって、前記メモリ・モジュールの機能の
識別設定を、面実装形の導通手段による接続状態によっ
て変更可能なように、前記配線基板面上に一対の端子電
極を互いに独立した状態で配置し、前記複数の外部端子
の一部に、前記メモリ・モジュールの機能を電気的に識
別すべく、前記一対の端子電極の一方と電気的に接続さ
れた機能識別用の外部端子を設けたものである。
〔作用〕
上記した本発明のメモリ・モジュールによれば、メモ
リ・モジュールの識別設定を面実装形の導通手段によっ
て変えることができるので、その識別設定の変更の度に
配線基板等を設計し製造し直す必要がなくなる等、製造
効率の向上を図ることが可能となる。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例である配線基板の主面を示
す平面図、第2図(a)〜(c)はアクセスタイムに応
じた導通手段の実装状態を示す配線基板の要部平面図、
第3図(a)〜(d)はこの配線基板を構成する各配線
層の平面図、第4図(a),(b)は導通手段であるジ
ャンパチップの構造を示す図、第5図はこの配線基板を
用いたメモリ・モジュールの主面を示す平面図である。
第5図に示す本実施例1のメモリ・モジュール1aは、
例えば、アクセスタイム100nsの256K×36ビットの構成
のダイナミックRAM(DRAM)モジュールである。なお、
アクセスタイムは、例えば、RAS(Row Address Strob
e)信号を基準にした場合である。
メモリ・モジュール1aを構成する配線基板2aの主面に
は、電子部品である大小2種類の半導体メモリ3a,3b
と、これら半導体メモリ3a,3bの下面側に配置され図示
されないが、同じく電子部品であるバイパス・コンデン
サと、面実装形の導通手段であるジャンパチップ4とが
実装されている。
また、配線基板2aの長辺の一方には、例えば、72個の
モジュール端子(外部端子)5が配線基板2aの長手方向
に沿って配置されている。なお、各モジュール端子5の
幅は、例えば、1.04mm程度、隣り合うモジュール端子5,
5の間隔は、例えば、1.27mm程度である。
本実施例1においては、上記したモジュール端子5の
うち、例えば、左から69、70番目のモジュール端子5a,5
bは、アクセスタイムを識別するための機能識別用のモ
ジュール端子として構成されている。
上記した大形の半導体メモリ3aは、配線基板2aの長手
方向に、例えば、8個配列して実装されており、これを
構成する、例えば、SOJ(Small Outline J−lead)形の
パッケージの内部には、256K×4ビット構成のDRAMチッ
プ(図示せず)が収容されている。
また、小形の半導体メモリ3bは、配線基板2a面の両端
側にそれぞれ2個ずつ実装されており、これを構成す
る、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)形
のパッケージの内部には、256×1ビット構成のDRAMチ
ップ(図示せず)が収容されている。
なお、半導体メモリ3a,3aのリード端子間、及び半導
体メモリ3a,3bのリード端子間の間隔は、例えば、0.2mm
程度である。
図示しないバイパス・コンデンサは、例えば、0.2μ
Fのセラミック・コンデンサであり、ノイズ等を防止す
る観点から、半導体メモリ3a,3bの各々の電源電圧
(Vcc)端子とGND端子との間に電気的に接続されてい
る。
本実施例1に用いられるジャンパチップ4を第4図
(a)および(b)に示す。第4図(b)は第4図
(a)のX−X′線に沿う断面図である。ジャンパチッ
プ4は、例えばセラミックからなるチップ本体基板6の
両端に、導電性金属(例えばパラジウム銀系厚膜)から
なる第一次電極7cが印刷形成されている。その上に、導
体8a(例えば銀)が印刷形成され、電気的に接続され
る。そして、導体の上には保護ガラス8bが形成されてい
る。更に、前記第一次電極7cの上には、第二次電極7b
(例えばニッル、半田等),外部電極7a(例えば錫−
鉛、半田等)がメッキされている。
上記した配線基板2aは、例えば、ガラスエポキシ樹脂
からなり、第3図(a)〜(d)に示すように、例え
ば、4層配線構造となっている。このような多層配線基
板2aの形成は、まずガラスエポキシ樹脂からなる板状部
材の全面に銅箔を圧着した後、エッチング処理により内
層パターン9を形成し、板状部材を積層プレスする。次
に、ドリル、あるいはパンチ加工により多層配線層間を
導通するスルーホール10を形成した後、スルーホールメ
ッキ、表面のパターン形成することにより得られるもの
である。
配線基板2aの主面側(第3図(a))と裏面側(第3
図(d))との配線層には、上記のように主に内層パタ
ーン9が形成されている。
また、配線基板2aの内側2層(第3図(b),
(c))のうち、1層は、ノイズ等を防止する観点から
GND配線専用となっており、他の1層は可能な限りVcc
線に用いられている。
そして、第1図に示すように、配線基板2aの主面に
は、上記した半導体メモリ3a,3bを実装する複数のラン
ド11aが、各半導体メモリ3a,3bのリード端子に対応する
ように配置されており、また、上記したバイパス・コン
デンサを実装する複数のランド11bが配置されている。
なお、ランド11aは、上記した内層パターン9(第3
図(a),(d))などを介してモジュール端子5と電
気的に接続されている。
また、本実施例1においては、配線基板2aの主面右
側、小形の半導体メモリ3bを実装する複数のランド11a
の下方に、互いに独立する一対の端子電極であるランド
12a,12bと、同じく互いに独立する一対の端子電極であ
るランド12c,12dとが配置されている。
ランド12aとランド12cとは、それぞれ配線13,14を介
してアクセスタイムを識別するための電極であるモジュ
ール端子5a,5bにそれぞれ電気的に接続されている。
また、ランド12bとランド12dとは、スルーホール10を
介してGND電極と電気的に接続されている。
なお、配線基板2aの寸法は、25.4×108mm程度であ
る。
ところで、従来、アクセスタイムを識別するには、例
えば、メモリ・モジュールのモジュール端子の所定の2
つをアクセスタイム識別用の端子として、それら端子
が、NC,GND電位の時は85ns、ともにGND電位の時は100n
s、ともにNCの時は120nsというように予め決めておくこ
とにより行っていた。
したがって、従来は、メモリ・モジュールの回路機能
が同一であっても、アクセスタイムが、例えば、85ns〜
120nsの間で変更される度に、識別用のモジュール端子
部分の配線のみを変えるために、異なる別個の配線基板
を作成しなければならなかった。
しかし、本実施例1の配線基板2aにおいては、第2図
(a)に示すように、ランド12cとランド12dとの間に、
ジャンパチップ4を半田により実装し、これらランド12
c,12d間を導通させることによって、モジュール端子5b
をGND電位とすることができる。
したがって、第2図(a)によれば、モジュール端子
5a,5bをNC,GND電位にすることができるため、アクセス
タイム85nsのメモリ・モジュールに対応させることがで
きる。
また、配線基板2aは、第2図(b)に示すように、ジ
ャンパチップ4,4の実装によって、ランド12a,12b間、及
びランド12c,12d間を導通させ、モジュール端子5a,5bを
ともにGND電位とすることができるため、回路機能とし
てアクセスタイム100nsのメモリ・モジュール1aに対応
させることができる。
さらに、配線基板2aは、第2図(c)に示すように、
ジャンパチップ4の実装を行わないことにより、モジュ
ール端子5a,5bともにNCにすることができるため、アク
セスタイム120nsのメモリ・モジュールに対応させるこ
とができる。
すなわち、本実施例1の配線基板2aは、ジャンパチッ
プを選択的に着脱することによって、同一の配線基板2a
で上記した3種類のアクセスタイムの変更に対応するこ
とができる。
このように本実施例によれば、メモリ・モジュール1a
のアクセスタイムが、種々変更された場合であってもジ
ャンパチップ4の選択的な着脱によって、これに対応す
ることができるため、配線基板2aを標準化することがで
きる。
このため、メモリ・モジュール1aの製造時間を大幅に
短縮することができる上、その設計コスト、及び製造コ
スト等を低減させ、メモリ・モジュール1aを安価に提供
することができる。
〔実施例2〕 第6図(a),(b)は本発明の他の実施例であるメ
モリ・モジュールの主面と裏面とを示す平面図、第7図
は第6図(a),(b)に示したメモリ・モジュールの
側面図である。
第6図(a),(b)、及び第7図に示す本実施例2
のメモリ・モジュール1bは、例えば、512K×36ビット構
成のDRAMモジュールである。
メモリ・モジュール1bを構成する配線基板2bの主面
(第6図(a))、及び裏面(第6図(b))には、半
導体メモリ3a,3bが実施例1と同様に実装されている。
なお、このメモリ・モジュール1bにおいては、データ
のアクセスに際しては、一面側の半導体メモリ3a,3bが
作動している間は、他面側の半導体メモリ3a,3bは動作
しないようなっている。
したがって、実施例1で説明したバイパス・コンデン
サは、配線基板2bの主面側と裏面側との半導体メモリ3
a,3a、または半導体メモリ3b,3bの間で共有されるよう
になっている。
ところで、本実施例2においては、モジュール端子5
のうち、例えば、左から69、70番目のモジュール端子5
a,5bを、例えば、半導体メモリ3a,3bの実装方式を識別
するための端子とする。
従来、実装方式を識別するには、実施例1で説明した
アクセスタイムと同様に、例えば、モジュール端子の所
定の2端子を実装方式の識別用端子にして、それら端子
が、NC,GND電位の時は片面実装、ともにGND電位の時は
両面実装というように予め決めておくことにより行って
いた。
したがって、従来は、実装方式が変更される度に、識
別用のモジュール端子部分の配線のみを変えるために、
配線基板を作成しなければならなかった。
しかし、本実施例2の配線基板2bにおいては、実施例
1の第2図(a)〜(c)で示したように、配線基板2b
を作成した後からでも、ジャンパチップ4の実装の仕方
によって、モジュール端子5a,5bをNC,GND電位にした
り、ともにGND電位にしたりすることができるため、同
一の配線基板2bで上記した識別される実装方式の変更に
対応することができる。
このように本実施例2によれば、半導体メモリ3a,3b
の実装方式が、片面実装、両面実装というように変更さ
れても、同一の配線基板2bでそれに対応することができ
る。
〔実施例3〕 第8図は本発明のさらに他の実施例であるメモリ・モ
ジュールの回路構成を示す回路ブロック図、第9図
(a)〜(c)は入出力方式に応じた導通手段の実装状
態を示す第8図に示した配線基板の要部平面図である。
本実施例3においては説明を簡単にするため、第8図
に示すように、例えば、主要素子として4つのDRAM15〜
DRAM18によりメモリ・モジュール1cを説明する。
各DRAM15〜18の▲▼(Column Address Strob
e)信号端子は、制御信号配線19aを介して配線基板2cに
形成されたモジュール端子5cと電気的に接続されてお
り、外部から▲▼信号が与えられるようになって
いる。
また、各DRAM15〜18のRAS(Row Address Strobe)信
号端子は、制御信号配線19bを介してモジュール端子5d
と電気的に接続され、外部から▲▼信号が与えら
れるようになっている。
さらに、各DRAM15〜18の▲▼(Write enable)端
子は、制御信号配線19cを介してモジュール端子5eと電
気的に接続され、外部からデータの書き込み、あるいは
読み出しの制御が行われるようになっている。
そして、これら▲▼、及び▲▼信号と、
▲▼信号とによってDRAM15〜18のデータのアクセス
が制御されている。
また、各DRAM15〜18のアドレス端子は、アドレス信号
配線20を介してモジュール端子5fと電気的に接続され、
外部からメモリセルのアドレスが指定されるようになっ
ている。なお、アドレス指定に際しては、例えば、マル
チプレクス方式により、行と列のアドレスが所定数の同
一のモジュール端子5fから入力されるようになってい
る。
本実施例3におけるメモリ・モジュール1cの各DRAM15
〜18は、データ入力端子Dinとデータ出力端子Doutとを
備えている。
データ入力端子Dinは、データ線21を介してモジュー
ル端子5gと電気的に接続され、かつ、配線22を介して実
施例1,2で説明したジャンパチップ4を実装する実装領
域A(第9図参照)のランド12eと電気的に接続されて
いる。
また、データ出力端子Doutは、配線23を介してランド
12eと電気的に独立して形成されたランド12fと電気的に
接続されている。
そして、これらランド12e,12fと電気的に独立して実
装領域Aに形成されたランド12gは、配線24を介してモ
ジュール端子5hと電気的に接続されている。
次に、本実施例3の作用を第8図、及び第9図(a)
〜(c)により説明する。
第9図(a)は、実装領域Aにおけるランド12e〜12g
に実施例1,2で説明したジャンパチップ4が実装されて
いない状態を示しており、データ出力端子Doutは開放状
態、モジュール端子5hはNCの状態である。
ここで、第9図(b)に示すように、ランド12f,12g
にジャンパチップ4を実装することによって、これらラ
ンド12f,12g間を導通させると、データ出力端子Dout
モジュール端子5hとが電気的に接続される。
すなわち、モジュール端子5hはデータ出力用の端子と
なり、また、モジュール端子5gはデータ入力用の端子と
なる。
したがって、各DRAM15〜18において、データの入出力
(I/O)方式は、I/Oセパレート方式となる。
一方、第9図(c)に示すように、ランド12f,12eに
ジャンパチップ4を実装することによって、これらラン
ド12f,12e間を導通させると、データ入力端子Dinとデー
タ出力端子Doutとが電気的に接続される。
すなわち、モジュール端子5gは、I/O共通の電極とな
る。なお、その際、モジュール端子5hはNCとなる。
したがって、各DRAM15〜18において、データのI/O方
式は、I/Oコモン式となる。
このように本実施例3によれば、メモリ・モジュール
1cの各DRAM15〜18のデータ入出力方式が、I/Oコモン方
式やI/Oセパレート方式に変更されても、同一の配線基
板2cでそれに対応することができる。
〔実施例4〕 第10図は本発明のさらに他の実施例であるメモリ・モ
ジュールの回路構成を示す回路ブロック図、第11図、及
び第12図はワード・ビット構成に応じた導通手段の実装
状態を示す第10図に示したメモリ・モジュールの回路ブ
ロック図である。
第10図に示す本実施例4のメモリ・モジュール1dにお
ける各DRAM15〜18は、例えば、各々が1M×1ビット構成
であり、これらDRAM15〜18の選択は、▲▼信号に
より制御されるようになっている。
本実施例4においては、実装領域Aに電気的に互いに
独立する端子電極であるランド12h〜12mが配置されてい
る。
各実装領域Aにおけるランド12hは、配線25を介し
て、DRAM15の▲▼信号端子とモジュール端子5dと
を電気的に接続する制御信号配線19bに電気的に接続さ
れている。
また、各実装領域Aにおけるランド12iは、各DRAM16
〜18の▲▼信号端子に電気的に接続されている。
各実装領域Aにおけるランド12j、ランド12kは、それ
ぞれモジュール端子5i、モジュール端子5jに電気的に接
続されている。
さらに、各実装領域Aにおけるランド12lは配線26を
介して、DRAM15のデータ入力端子Din、及びデータ出力
端子Doutとモジュール端子5kとを電気的に接続する配線
27と電気的に接続されている。
また、各実装領域Aにおけるランド12mは、各DRAM16
〜18のデータ入力端子Din、及びデータ出力端子Dout
電気的に接続されている。
ところで、このようなメモリ・モジュール1dを、例え
ば、1M×4ビット構成として用いる場合、第11図に示す
ように、各実装領域Aにおけるランド12hとランド12iと
をジャンパチップ4により導通させ、各DRAM15〜18の▲
▼信号を共通にする。
さらに、これとともに、各実装領域Aにおけるランド
12kとランド12mとをジャンパチップ4により導通させ、
I/O信号が各DRAM15〜18から入出力されるようにする。
すなわち、データのアクセスに際して各DRAM15〜18
は、モジュール端子5dから入力された▲▼信号に
同期して同時に動作し、各DRAM15〜18からそれぞれI/O
・0〜I/O・3の4ビットのデータが入出力される。
一方、メモリ・モジュール1dを、例えば、4M×1ビッ
ト構成として用いる場合、第12図に示すように、各実装
領域Aにおけるランド12iとランド12jとをジャンパチッ
プ4により導通させ、各DRAM15〜18をRAS0〜RAS3信号に
より個別に選択できるようにする。
さらに、これとともに、各実装領域Aにおけるランド
12lとランド12mとをジャンパチップ4により導通させ、
各DRAM15〜18のI/O信号がモジュール端子5kのみから入
出力されるようにする。
すなわち、データのアクセスに際して、RAS0〜RAS3信
号により、各DRAM15〜18のうち所定のDRAMが選択され、
その選択されたDRAMAからI/Oの1ビットのデータが入出
力される。
このように本実施例4によれば、メモリ・モジュール
1dのワード・ビット構成が、例えば、4M×1ビット構
成、あるいは1M×4ビット構成というように変更されて
も、同一の配線基板2dでそれに対応することができる。
〔実施例5〕 第13図は本発明のさらに他の実施例であるメモリ・モ
ジュールの回路構成を示す回路ブロック図、第14図は欠
陥救済時における導通手段の実装状態を示す第13図に示
したメモリ・モジュールの回路ブロック図である。
第13図に示す本実施例5のメモリ・モジュール1eの配
線基板2eには、配線基板2e上のDRAM15〜18のいずれかに
故障が生じた場合、その故障したDRAMの代替素子を実装
するためのDRAM実装領域Bが設けられている。なお、DR
AM実装領域Bは、配線基板2eの主面、裏面のどちらかに
設けられていても良い。
DRAM実装領域Bには、▲▼信号用ランド28a、
▲▼信号用ランド28b、▲▼信号用ランド28
c、及びアドレス指定用ランド29、データ入力用ランド3
0a,30bなどが配置されている。
上記した▲▼信号用のランド28bは、配線31を
介して各実装領域A1〜A4のランド12p、及びモジュール
端子5dと電気的に接続されている。
また、上記したデータ入力用のランド30a、及びデー
タ出力用のランド30bは、配線32を介して各実装領域A1
〜A4のランド12qと電気的に接続されている。
ところで、本実施例5のメモリ・モジュール1dにおい
て、例えば、DRAM18が故障した場合のメモリ・モジュー
ル1dの欠陥救済技術を第14図により説明すると以下のと
おりである。
すなわち、DRAM実装領域Bに正常な回路動作を行う冗
長用DRAM33を実装し、各実装領域A1〜A3におけるランド
12iとランド12p、及びランド12kとランド12mとをジャン
パチップ4により導通させ、かつ、実装領域A4における
ランド12kとランド12qとをジャンパチップ4により導通
させる。
これにより、故障したDRAM18は、メモリ・モジュール
1dの回路系から電気的に独立した状態となり、その代わ
り冗長用DRAM33がメモリ・モジュール1dの回路系に電気
的に接続される。
このように本実施例5によれば、故障したDRAM18を取
り外すことなく、ジャンパチップ4の実装の仕方によっ
て、故障したDRAM18と冗長用DRAM33とを配線系統上で容
易に交換できる。
このため、メモリ・モジュール1dにおけるDRAM15〜18
が高密度に実装されていても信頼性の高い欠陥救済を行
うことができ、欠陥救済によるメモリ・モジュール1dの
歩留り低下を確実に防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づ
き具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施例1においては、識別の対象として
アクセスタイムを、また、前記実施例2においては、半
導体メモリの実装方式を説明したが、これに限定される
ものではなく、製品の他の識別においても適用できる。
例えば製品毎に使用電源電圧(3.3Vや5.0V等)が異なる
場合の電源電圧の識別にも適用することが可能である。
また、製品毎にエラー検出方式が異なる場合のエラー検
出方式の識別にも適用することが可能である。そして、
いずれの場合も前記実施例1,2と同様にジャンパチップ
等の着脱の状態によって容易に識別変更することができ
る。
また、前記実施例1〜5においては、導通手段がジャ
ンパチップであり、このジャンパチップの実装の仕方に
よって、配線経路を選択的に切り換える場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、例えば、導
通手段を論理回路が構成された集積回路チップとし、こ
の集積回路チップ内部の論理回路のスイッチング動作に
より、所定ランド間の導通、非導通を選択的に切り換え
るようにしても良い。
また、前記実施例1〜5においては、それぞれアクセ
スタイムの識別、実装方式の識別、I/O方式の変換、ワ
ード・ビット構成の変換、冗長構成について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、配線基板
上のモジュール端子の信号配置(あるいは電源電圧配
置)が標準タイプと若干異なる場合においても適用する
ことができる。
また、前記実施例1〜5においては、配線経路の変換
技術をそれぞれ分けて説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば、実施例1と実施例2とを組み合わ
せたり、実施例3と実施例4とを組み合わせたり、ある
いは実施例1〜5を同一の配線基板上で実現したりする
こともできる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものに
よって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおり
である。
すなわち、本発明のメモリ・モジュールによれば、メ
モリ・モジュールの識別設定を面実装形の導通手段によ
って変えることがっできるので、その識別設定の変更の
度に配線基板等を設計し製造し直す必要がなくなる等、
製造効率の向上を図ることが可能となる。すなわち、そ
の識別設定の変更に柔軟に対応することができるので、
金銭、時間および労力の無駄を大幅に低減することが可
能となる。したがって、メモリ・モジュールの製造時間
を大幅に短縮することができる。また、メモリ・モジュ
ールのコストを大幅に低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である配線基板の主面を示す
平面図、 第2図(a)〜(c)はアクセスタイムに応じた導通手
段の実装状態を示す配線基板の要部平面図、 第3図(a)〜(d)はこの配線基板を構成する各配線
層の平面図、 第4図(a)は導通手段であるジャンパチップの構造を
示す平面図、 第4図(b)は第4図(a)のX−X′線に沿う断面
図、 第5図はこの配線基板を用いたメモリ・モジュールの主
面を示す平面図、 第6図(a),(b)は本発明の他の実施例であるメモ
リ・モジュールの主面と裏面とを示す平面図、 第7図は第6図(a),(b)に示したメモリ・モジュ
ールの側面図、 第8図は本発明のさらに他の実施例であるメモリ・モジ
ュールの回路構成を示す回路ブロック図、 第9図(a)〜(c)は入出力方式に応じた導通手段の
実装状態を示す第8図に示した配線基板の要部平面図、 第10図は本発明のさらに他の実施例であるメモリ・モジ
ュールの回路構成を示す回路ブロック図、 第11図及び第12図はワード・ビット構成に応じた導通手
段の実装状態を示す第10図に示したメモリ・モジュール
の回路ブロック図、 第13図は本発明のさらに他の実施例であるメモリ・モジ
ュールの回路構成を示す回路ブロック図、 第14図は欠陥救済時における導通手段の実装状態を示す
第13図に示したメモリ・モジュールの回路ブロック図で
ある。 1a〜1e……メモリ・モジュール、2a〜2e……配線基板、
3a,3b……半導体メモリ、4……ジャンパチップ(導通
手段)、5〜5k……モジュール端子、6……チップ本
体、7a,7b……チップ電極、8……導体、9……内層パ
ターン、10……スルーホール、11a,11b……ランド、12a
〜12n,12P,12q……ランド(端子電極)、13,14,21〜27,
31,32……配線、15〜18……DRAM、19a〜19c……制御信
号配線、20……アドレス信号配線、28a……▲▼
信号用ランド、28b……▲▼信号用ランド、28c…
…▲▼信号用ランド、29……アドレス指定用ラン
ド、30a……データ入力用ランド、30b……データ出力用
ランド、33……冗長用DRAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 修 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株式会社日立製作所武蔵工場内 (56)参考文献 特開 昭55−71053(JP,A) 実開 平1−78066(JP,U) 実開 昭63−73968(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2以上のメモリを配線基板面上
    に搭載し、搭載されたメモリ同士を電気的に接続する配
    線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配線
    基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ・
    モジュールであって、前記メモリ・モジュールの機能の
    識別設定を、面実装形の導通手段による接続状態によっ
    て変更可能なように、前記配線基板面上に一対の端子電
    極を互いに独立した状態で配置し、前記複数の外部端子
    の一部に、前記メモリ・モジュールの機能を電気的に識
    別すべく、前記一対の端子電極の一方と電気的に接続さ
    れた機能識別用の外部端子設けたことを特徴とするメモ
    リ・モジュール。
  2. 【請求項2】少なくとも2以上のメモリを配線基板面上
    に搭載し、搭載されたメモリ同士を電気的に接続する配
    線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配線
    基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ・
    モジュールであって、前記配線基板面上に互いに独立し
    た状態で配置された一対の端子電極を設け、その間にメ
    モリ・モジュールの機能の識別設定を変更可能な論理回
    路を有する集積回路チップからなる面実装形の導通手段
    を配置し、前記複数の外部端子の一部に、前記メモリ・
    モジュールの機能を電気的に識別すべく、前記一対の端
    子電極の一方と電気的に接続された機能識別用の外部端
    子を設けたことを特徴とするメモリ・モジュール。
  3. 【請求項3】少なくとも2以上のメモリを配線基板面上
    に搭載し、搭載されたメモリ同士を電気的に接続する配
    線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配線
    基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ・
    モジュールであって、前記メモリ・モジュールのアクセ
    スグレードの識別設定を、面実装形の導通手段による接
    続状態によって変更可能なように、前記配線基板面上に
    一対の端子電極を互いに独立した状態で配置するととも
    に、前記複数の外部端子の一部に、前記メモリ・モジュ
    ールのアクセスグレードを電気的に識別すべく、前記一
    対の端子電極の一方と電気的に接続された機能識別用の
    外部端子を設けたことを特徴とするメモリ・モジュー
    ル。
  4. 【請求項4】少なくとも2以上のメモリを配線基板面上
    に搭載し、搭載されたメモリ同士を電気的に接続する配
    線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配線
    基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ・
    モジュールであって、前記メモリ・モジュールが片面実
    装か両面実装かについての実装方式の識別設定を、面実
    装形の導通手段による接続状態によって変更可能なよう
    に、前記配線基板面上に一対の端子電極を互いに独立し
    た状態で配置するとともに、前記複数の外部端子の一部
    に、前記実装方式を電気的に識別すべく、前記一対の端
    子電極の一方と電気的に接続された機能識別用の外部端
    子を設けたことを特徴とするメモリ・モジュール。
JP63328648A 1988-12-26 1988-12-26 メモリ・モジュール Expired - Lifetime JP2650742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63328648A JP2650742B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 メモリ・モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63328648A JP2650742B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 メモリ・モジュール

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9012574A Division JP2736053B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 メモリ・モジュール
JP9012572A Division JP2736051B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 メモリ・モジュール
JP9012573A Division JP2736052B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02174185A JPH02174185A (ja) 1990-07-05
JP2650742B2 true JP2650742B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=18212613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63328648A Expired - Lifetime JP2650742B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 メモリ・モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2650742B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110933838A (zh) * 2019-12-05 2020-03-27 捷开通讯(深圳)有限公司 射频电路及其线路版图结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7816934B2 (en) 2007-10-16 2010-10-19 Micron Technology, Inc. Reconfigurable connections for stacked semiconductor devices

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5571053A (en) * 1978-11-24 1980-05-28 Hitachi Ltd Circuit device
JPS6373968U (ja) * 1986-10-31 1988-05-17
JPH0178066U (ja) * 1987-11-13 1989-05-25

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110933838A (zh) * 2019-12-05 2020-03-27 捷开通讯(深圳)有限公司 射频电路及其线路版图结构
CN110933838B (zh) * 2019-12-05 2021-01-05 捷开通讯(深圳)有限公司 射频电路及其线路版图结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02174185A (ja) 1990-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100298282B1 (ko) 적층모듈용기판및적층모듈
US5396102A (en) Semiconductor device
US5514907A (en) Apparatus for stacking semiconductor chips
US5028986A (en) Semiconductor device and semiconductor module with a plurality of stacked semiconductor devices
US5103247A (en) Semiconductor device
KR930020653A (ko) 반도체 기억 장치의 실장 방법
JP3062391B2 (ja) 半導体メモリモジュール装置
JPH1187640A (ja) 半導体装置および電子装置
US5155656A (en) Integrated series capacitors for high reliability electronic applications including decoupling circuits
JP2650742B2 (ja) メモリ・モジュール
JP3123338B2 (ja) 集積回路装置
JP2736052B2 (ja) 半導体装置
JP2736051B2 (ja) メモリ・モジュール
JP2736053B2 (ja) メモリ・モジュール
JPH0481332B2 (ja)
KR910019222A (ko) 고집적 반도체 장치 및 이를 사용한 반도체 모듈
JP2765571B2 (ja) マルチチップモジュール
JP2515755B2 (ja) 半導体装置
JP2865102B2 (ja) マルチチップモジュール
JPS5836512B2 (ja) 半導体メモリチツプの接続のための端子面配列を持つマルチチツプ配線
JP3206144B2 (ja) 集積回路装置
JPH0714002B2 (ja) チップへの信号供給方法
JP3429102B2 (ja) メモリモジュール
JP2865103B2 (ja) マルチチップ半導体装置
JPH0529534A (ja) メモリモジユール

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 12