JP2736053B2 - メモリ・モジュール - Google Patents

メモリ・モジュール

Info

Publication number
JP2736053B2
JP2736053B2 JP9012574A JP1257497A JP2736053B2 JP 2736053 B2 JP2736053 B2 JP 2736053B2 JP 9012574 A JP9012574 A JP 9012574A JP 1257497 A JP1257497 A JP 1257497A JP 2736053 B2 JP2736053 B2 JP 2736053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal electrode
memory module
wiring board
input
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9012574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09191076A (ja
Inventor
利夫 管野
誠一郎 津久井
修 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9012574A priority Critical patent/JP2736053B2/ja
Publication of JPH09191076A publication Critical patent/JPH09191076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2736053B2 publication Critical patent/JP2736053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0286Programmable, customizable or modifiable circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板およびこ
れを用いた半導体装置技術に関し、例えばメモリ・モジ
ュールに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリ・モジュール等のような半導体装
置を製造する場合は、それを構成する配線基板を、その
モジュールの用途や目的に応じて個別に作成するのが一
般的であった。
【0003】なお、配線基板上に電子部品を実装してな
るモジュールについては、例えば、特開昭62−195
159号公報に記載があり、この公報には、配線基板に
接合されたモジュール端子の接合強度を向上させる技術
について説明されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メモリ・モ
ジュールにおいては、配線基板上の所定のメモリが故障
した場合、その故障したメモリを取り外し、その取り外
した位置に新しいメモリを実装している。
【0005】しかし、このようなメモリ・モジュールの
欠陥救済技術においては以下のような問題点があること
を本発明者は見出した。
【0006】すなわち、近年は、配線基板上に搭載され
るメモリの実装密度が向上し、メモリ間の間隔が非常に
狭くなっているため、故障したメモリの取り外しに際し
て配線及び配線基板に損傷を与える場合が生じる結果、
欠陥救済が困難であるとともに、メモリ・モジュールの
信頼性および歩留まりの低下を招くという問題がある。
【0007】本発明の目的は、メモリ・モジュールの欠
陥救済技術を向上させることのできる技術を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】本発明のメモリ・モジュールは、少なくと
も2以上のメモリを配線基板面上に搭載し、搭載された
メモリ同志を電気的に接続する配線を備え、外部装置と
の電気的な接続のために前記配線基板面上に配置された
複数の外部端子を備えるメモリ・モジュールであって、
前記少なくとも2以上のメモリのうちの故障したメモリ
を、面実装形の導通手段によって正常に動作する冗長用
のメモリに交換することが可能なように、前記配線基板
面上に端子電極を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものには同一の
符号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
【0012】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である配線基板の主面を示す平面図、図2(a)〜
(c)はアクセスタイムに応じた導通手段の実装状態を
示す配線基板の要部平面図、図3(a)〜(d)はこの
配線基板を構成する各配線層の平面図、図4(a),
(b)は導通手段であるジャンパチップの構造を示す
図、図5はこの配線基板を用いたメモリ・モジュールの
主面を示す平面図である。
【0013】図5に示す本実施の形態1のメモリ・モジ
ュール1aは、例えば、アクセスタイム100nsの2
56K×36ビット構成のダイナミックRAM(DRA
M)モジュールである。なお、アクセスタイムは、例え
ば、RAS(Row Address Strobe) 信号を基準にした場
合である。
【0014】メモリ・モジュール1aを構成する配線基
板2aの主面には、電子部品である大小2種類の半導体
メモリ3a,3bと、これら半導体メモリ3a,3bの
下面側に配置され図示されないが、同じく電子部品であ
るバイパス・コンデンサと、導通手段であるジャンパチ
ップ4とが実装されている。
【0015】また、配線基板2aの長辺の一方には、例
えば、72個のモジュール端子(外部端子)5が配線基
板2aの長手方向に沿って配置されている。なお、各モ
ジュール端子5の幅は、例えば、1.04mm程度、隣り
合うモジュール端子5,5の間隔は、例えば、1.27m
m程度である。
【0016】本実施の形態1においては、上記したモジ
ュール端子5のうち、例えば、左から69、70番目の
モジュール端子5a,5bは、アクセスタイムを識別す
るための機能識別用のモジュール端子として構成されて
いる。
【0017】上記した大形の半導体メモリ3aは、配線
基板2aの長手方向に、例えば、8個配列して実装され
ており、これを構成する、例えば、SOJ(Small Outl
ineJ-lead) 形のパッケージの内部には、256K×4
ビット構成のDRAMチップ(図示せず)が収容されて
いる。
【0018】また、小形の半導体メモリ3bは、配線基
板2a面の両端側にそれぞれ2個ずつ実装されており、
これを構成する、例えば、PLCC(Plastic Leaded Ch
ip Carrier) 形のパッケージの内部には、256×1ビ
ット構成のDRAMチップ(図示せず)が収容されてい
る。
【0019】なお、半導体メモリ3a,3aのリード端
子間、及び半導体メモリ3a,3bのリード端子間の間
隔は、例えば、0.2mm程度である。
【0020】図示しないバイパス・コンデンサは、例え
ば、0.2μFのセラミック・コンデンサであり、ノイズ
等を防止する観点から、半導体メモリ3a,3bの各々
の電源電圧(Vcc)端子とGND端子との間に電気的に
接続されている。
【0021】本実施の形態1に用いられるジャンパチッ
プ4を図4(a)および(b)に示す。図4(b)は図
4(a)のX−X’線に沿う断面図である。ジャンパチ
ップ4は、例えばセラミックからなるチップ本体基板6
の両端に、導電性金属(例えばパラジウム銀系厚膜)か
らなる第一次電極7cが印刷形成されている。その上
に、導体8a(例えば銀)が印刷形成され、電気的に接
続される。そして、導体の上には保護ガラス8bが形成
されている。更に、前記第一次電極7cの上には、第二
次電極7b(例えばニッケル、半田等),外部電極7a
(例えば錫−鉛、半田等)がメッキされている。
【0022】上記した配線基板2aは、例えば、ガラス
エポキシ樹脂からなり、第3図(a)〜(d)に示すよ
うに、例えば、4層配線構造となっている。このような
多層配線基板2aの形成は、まずガラスエポキシ樹脂か
らなる板状部材の全面に銅箔を圧着した後、エッチング
処理により内層パターン9を形成し、板状部材を積層プ
レスする。次に、ドリル、あるいはパンチ加工により多
層配線層間を導通するスルーホール10を形成した後、
スルーホールメッキ、表面のパターン形成することによ
り得られるものである。
【0023】配線基板2aの主面側(図3(a))と裏
面側(図3(d))との配線層には、上記のように主に
内層パターン9が形成されている。
【0024】また、配線基板2aの内側2層(図3
(b),(c))のうち、1層は、ノイズ等を防止する観
点からGND配線専用となっており、他の1層は可能な
限りVcc配線に用いられている。
【0025】そして、図1に示すように、配線基板2a
の主面には、上記した半導体メモリ3a,3bを実装す
る複数のランド11aが、各半導体メモリ3a,3bの
リード端子に対応するように配置されており、また、上
記したバイパス・コンデンサを実装する複数のランド1
1bが配置されている。なお、ランド11aは、上記し
た内層パターン9(図3(a),(d))などを介してモ
ジュール端子5と電気的に接続されている。
【0026】また、本実施の形態1においては、配線基
板2aの主面右側、小形の半導体メモリ3bを実装する
複数のランド11aの下方に、互いに独立するランド1
2a,12bと、同じく互いに独立するランド12c,
12dとが配置されている。
【0027】ランド12aとランド12cとは、それぞ
れ配線13,14を介してアクセスタイムを識別するた
めの電極であるモジュール端子5a,5bにそれぞれ電
気的に接続されている。また、ランド12bとランド1
2dとは、スルーホール10を介してGND電極と電気
的に接続されている。なお、配線基板2aの寸法は、2
5.4×108mm程度である。
【0028】ところで、従来、アクセスタイムを識別す
るには、例えば、メモリ・モジュールのモジュール端子
の所定の2つをアクセスタイム識別用の端子として、そ
れら端子が、NC,GND電位の時は85ns、ともに
GND電位の時は100ns、ともにNCの時は120
nsというように予め決めておくことにより行ってい
た。
【0029】したがって、従来は、メモリ・モジュール
の回路機能が同一であっても、アクセスタイムが、例え
ば、85ns〜120nsの間で変更される度に、識別
用のモジュール端子部分の配線のみを変えるために、異
なる別個の配線基板を作成しなければならなかった。
【0030】しかし、本実施の形態1の配線基板2aに
おいては、図2(a)に示すように、ランド12cとラ
ンド12dとの間に、ジャンパチップ4を半田により実
装し、これらランド12c,12d間を導通させること
によって、モジュール端子5bをGND電位とすること
ができる。
【0031】したがって、図2(a)によれば、モジュ
ール端子5a,5bをNC,GND電位にすることがで
きるため、アクセスタイム85nsのメモリ・モジュー
ルに対応させることができる。
【0032】また、配線基板2aは、図2(b)に示す
ように、ジャンパチップ4,4の実装によって、ランド
12a,12b間、及びランド12c,12d間を導通
させ、モジュール端子5a,5bをともにGND電位と
することができるため、回路機能としてアクセスタイム
100nsのメモリ・モジュール1aに対応させること
ができる。
【0033】さらに、配線基板2aは、図2(c)に示
すように、ジャンパチップ4の実装を行わないことによ
り、モジュール端子5a,5bともにNCにすることが
できるため、アクセスタイム120nsのメモリ・モジ
ュールに対応させることができる。
【0034】すなわち、本実施の形態1の配線基板2a
は、ジャンパチップを選択的に着脱することによって、
同一の配線基板2aで上記した3種類のアクセスタイム
の変更に対応することができる。
【0035】このように本実施の形態によれば、メモリ
・モジュール1aのアクセスタイムが、種々変更された
場合であってもジャンパチップ4の選択的な着脱によっ
て、これに対応することができるため、配線基板2aを
標準化することができる。
【0036】このため、メモリ・モジュール1aの製造
時間を大幅に短縮することができる上、その設計コス
ト、及び製造コスト等を低減させ、メモリ・モジュール
1aを安価に提供することができる。
【0037】(実施の形態2)図6(a),(b)は本発
明の他の実施の形態であるメモリ・モジュールの主面と
裏面とを示す平面図、図7は図6(a),(b)に示した
メモリ・モジュールの側面図である。
【0038】図6(a),(b)、及び図7に示す本実施
の形態2のメモリ・モジュール1bは、例えば、512
K×36ビット構成のDRAMモジュールである。
【0039】メモリ・モジュール1bを構成する配線基
板2bの主面(図6(a))、及び裏面(図6(b))
には、半導体メモリ3a,3bが実施の形態1と同様に
実装されている。
【0040】なお、このメモリ・モジュール1bにおい
ては、データのアクセスに際して、一面側の半導体メモ
リ3a,3bが動作している間、他面側の半導体メモリ
3a,3bは動作しないようなっている。
【0041】したがって、実施の形態1で説明したバイ
パス・コンデンサは、配線基板2bの主面側と裏面側と
の半導体メモリ3a,3a、または半導体メモリ3b,
3bの間で共有されるようになっている。
【0042】ところで、本実施の形態2においては、モ
ジュール端子5のうち、例えば、左から69、70番目
のモジュール端子5a,5bを、例えば、半導体メモリ
3a,3bの実装方式を識別するための端子とする。
【0043】従来、実装方式を識別するには、実施の形
態1で説明したアクセスタイムと同様に、例えば、モジ
ュール端子の所定の2端子を実装方式の識別用端子にし
て、それら端子が、NC,GND電位の時は片面実装、
ともにGND電位の時は両面実装というように予め決め
ておくことにより行っていた。
【0044】したがって、従来は、実装方式が変更され
る度に、識別用のモジュール端子部分の配線を変えるだ
けのために初めから配線基板を作成しなければならなか
った。
【0045】しかし、本実施の形態2の配線基板2bに
おいては、実施の形態1の第2図(a)〜(c)で示し
たように、配線基板2bを作成した後からでも、ジャン
パチップ4の実装の仕方によって、モジュール端子5
a,5bをNC,GND電位にしたり、ともにGND電
位にしたりすることができるため、同一の配線基板2b
で上記した識別される実装方式の変更に対応することが
できる。
【0046】このように本実施の形態2によれば、半導
体メモリ3a,3bの実装方式が、片面実装または両面
実装というように変更されても、同一の配線基板2bで
それに対応することができる。
【0047】(実施の形態3)図8は本発明のさらに他
の実施の形態であるメモリ・モジュールの回路構成を示
す回路ブロック図、図9(a)〜(c)は入出力方式に
応じた導通手段の実装状態を示す図8に示した配線基板
の要部平面図である。
【0048】本実施の形態3においては説明を簡単にす
るため、図8に示すように、例えば、主要素子として4
つのDRAM15〜DRAM18によりメモリ・モジュ
ール1cを説明する。
【0049】各DRAM15〜18のCAS(Column A
ddress Strobe)信号端子は、制御信号配線19aを介し
て配線基板2cに形成されたモジュール端子5cと電気
的に接続されており、外部からCAS信号が与えられる
ようになっている。
【0050】また、各DRAM15〜18のRAS(Ro
w Address Strobe) 信号端子は、制御信号配線19bを
介してモジュール端子5dと電気的に接続され、外部か
らRAS信号が与えられるようになっている。
【0051】さらに、各DRAM15〜18のWE(Wri
te enable)端子は、制御信号配線19cを介してモジュ
ール端子5eと電気的に接続され、外部からデータの書
き込み、あるいは読み出しの制御が行われるようになっ
ている。
【0052】そして、これらRAS、及びCAS信号
と、WE信号とによってDRAM15〜18のデータの
アクセスが制御されている。
【0053】また、各DRAM15〜18のアドレス端
子は、アドレス信号配線20を介してモジュール端子5
fと電気的に接続され、外部からメモリセルのアドレス
が指定されるようになっている。なお、アドレス指定に
際しては、例えば、マルチプレクス方式により、行と列
のアドレスが所定数の同一のモジュール端子5fから入
力されるようになっている。
【0054】本実施の形態3におけるメモリ・モジュー
ル1cの各DRAM15〜18は、データ入力端子Din
とデータ出力端子Dout とを備えている。
【0055】データ入力端子Dinは、データ線21を介
してモジュール端子5gと電気的に接続され、かつ、配
線22を介して実施の形態1,2で説明したジャンパチ
ップ4を実装する実装領域A(第9図参照)のランド1
2eと電気的に接続されている。
【0056】また、データ出力端子Dout は、配線23
を介してランド12eと電気的に独立して形成されたラ
ンド12fと電気的に接続されている。
【0057】そして、これらランド12e,12fと電
気的に独立して実装領域Aに形成されたランド12g
は、配線24を介してモジュール端子5hと電気的に接
続されている。
【0058】次に、本実施の形態3の作用を図8、及び
図9(a)〜(c)により説明する。
【0059】図9は、実装領域Aにおけるランド12e
〜12gに実施の形態1,2で説明したジャンパチップ
4が実装されていない状態を示しており、データ出力端
子Dout は開放状態、モジュール端子5hはNCの状態
である。
【0060】ここで、図9(b)に示すように、ランド
12f,12gにジャンパチップ4を実装することによ
って、これらランド12f,12g間を導通させると、
データ出力端子Dout とモジュール端子5hとが電気的
に接続される。
【0061】すなわち、モジュール端子5hはデータ出
力用の端子となり、また、モジュール端子5gはデータ
入力用の端子となる。したがって、各DRAM15〜1
8において、データの入出力(I/O)方式は、I/O
セパレート方式となる。
【0062】一方、図9(c)に示すように、ランド1
2f,12eにジャンパチップ4を実装することによっ
て、これらランド12f,12e間を導通させると、デ
ータ入力端子Dinとデータ出力端子Dout とが電気的に
接続される。
【0063】すなわち、モジュール端子5gは、I/O
共通の電極となる。なお、その際、モジュール端子5h
はNCとなる。したがって、各DRAM15〜18にお
いて、データのI/O方式は、I/Oコモン方式とな
る。
【0064】このように本実施の形態3によれば、メモ
リ・モジュール1cの各DRAM15〜18のデータI
/ O方式が、I/Oコモン方式やI/Oセパレート方式
に変更されても、同一の配線基板2cでそれに対応する
ことができる。
【0065】(実施の形態4)図10は本発明のさらに
他の実施の形態であるメモリ・モジュールの回路構成を
示す回路ブロック図、図11、及び図12はワード・ビ
ット構成に応じた導通手段の実装状態を示す図10に示
したメモリ・モジュールの回路ブロック図である。
【0066】図10に示す本実施の形態4のメモリ・モ
ジュール1dにおける各DRAM15〜18は、例え
ば、各々が1M×1ビット構成であり、これらDRAM
15〜18の選択は、RAS信号により制御されるよう
になっている。
【0067】本実施の形態4においては、実装領域Aに
電気的に互いに独立するランド12h〜12mが配置さ
れている。各実装領域Aにおけるランド12hは、配線
25を介して、DRAM15のRAS信号端子とモジュ
ール端子5dとを電気的に接続する制御信号配線19b
に電気的に接続されている。
【0068】また、各実装領域Aにおけるランド12i
は、各DRAM16〜18のRAS信号端子に電気的に
接続されている。各実装領域Aにおけるランド12j、
ランド12kは、それぞれモジュール端子5i、モジュ
ール端子5jに電気的に接続されている。
【0069】さらに、各実装領域Aにおけるランド12
lは、配線26を介して、DRAM15のデータ入力端
子Din、及びデータ出力端子Dout とモジュール端子5
kとを電気的に接続する配線27と電気的に接続されて
いる。
【0070】また、各実装領域Aにおけるランド12m
は、各DRAM16〜18のデータ入力端子Din、及び
データ出力端子Dout と電気的に接続されている。
【0071】ところで、このようなメモリ・モジュール
1dを、例えば、1M×4ビット構成として用いる場
合、図11に示すように、各実装領域Aにおけるランド
12hとランド12iとをジャンパチップ4により導通
させ、各DRAM15〜18のRAS信号を共通にす
る。
【0072】さらに、これとともに、各実装領域Aにお
けるランド12kとランド12mとをジャンパチップ4
により導通させ、I/O信号が各DRAM15〜18か
ら入出力されるようにする。
【0073】すなわち、データのアクセスに際して各D
RAM15〜18は、モジュール端子5dから入力され
たRAS信号に同期して同時に動作し、各DRAM15
〜18からそれぞれI/O・0〜I/O・3の4ビット
のデータが入出力される。
【0074】一方、メモリ・モジュール1dを、例え
ば、4M×1ビット構成として用いる場合、図12に示
すように、各実装領域Aにおけるランド12iとランド
12jとをジャンパチップ4により導通させ、各DRA
M15〜18をRAS0〜RAS3信号により個別に選
択できるようにする。
【0075】さらに、これとともに、各実装領域Aにお
けるランド12lとランド12mとをジャンパチップ4
により導通させ、各DRAM15〜18のI/O信号が
モジュール端子5kのみから入出力されるようにする。
【0076】すなわち、データのアクセスに際して、R
AS0〜RAS3信号により、各DRAM15〜18の
うち所定のDRAMが選択され、その選択されたDRA
MからI/Oの1ビットのデータが入出力される。
【0077】このように本実施の形態4によれば、メモ
リ・モジュール1dのワード・ビット構成が、例えば、
4M×1ビット構成、あるいは1M×4ビット構成とい
うように変更されても、同一の配線基板2dでそれに対
応することができる。
【0078】(実施の形態5)図13は本発明のさらに
他の実施の形態であるメモリ・モジュールの回路構成を
示す回路ブロック図、図14は欠陥救済時における導通
手段の実装状態を示す図13に示したメモリ・モジュー
ルの回路ブロック図である。
【0079】図13に示す本実施の形態5のメモリ・モ
ジュール1eの配線基板2eには、配線基板2e上のD
RAM15〜18のいずれかに故障が生じた場合、その
故障したDRAMの代替素子を実装するためのDRAM
実装領域Bが設けられている。なお、DRAM実装領域
Bは、配線基板2eの主面、裏面のどちらに設けられて
いても良い。
【0080】DRAM実装領域Bには、CAS信号用ラ
ンド28a、RAS信号用ランド28b、WE信号用ラ
ンド28c、及びアドレス指定用ランド29、データ入
出力用ランド30a,30bなどが配置されている。
【0081】上記したRAS信号用のランド28bは、
配線31を介して各実装領域A1 〜A4 のランド(第2
の制御用の端子電極)12p、及びモジュール端子5d
と電気的に接続されている。
【0082】また、上記したデータ入力用のランド30
a、及びデータ出力用のランド30bは、配線32を介
して各実装領域A1 〜A4 のランド(第2の入出力用の
端子電極)12qと電気的に接続されている。
【0083】ところで、本実施の形態5のメモリ・モジ
ュール1dにおいて、例えば、DRAM18が故障した
場合のメモリ・モジュール1dの欠陥救済技術を第14
図により説明すると以下のとおりである。
【0084】すなわち、DRAM実装領域Bに正常な回
路動作を行う冗長用DRAM33を実装し、各実装領域
A1 〜A3 におけるランド(第1の制御用の端子電極)
12iとランド12p、及びランド(外部用の端子電
極)12kとランド(第1の入出力用の端子電極)12
mとをジャンパチップ4により導通させ、かつ、実装領
域A4 におけるランド12kとランド12qとをジャン
パチップ4により導通させる。
【0085】これにより、故障したDRAM18は、メ
モリ・モジュール1dの回路系から電気的に独立した状
態となり、その代わり冗長用DRAM33がメモリ・モ
ジュール1dの回路系に電気的に接続される。
【0086】このように本実施の形態5によれば、故障
したDRAM18を取り外すことなく、ジャンパチップ
4の実装の仕方によって、故障したDRAM18と冗長
用DRAM33とを配線系統上で容易に交換できる。
【0087】このため、メモリ・モジュール1dにおけ
るDRAM15〜18が高密度に実装されていても信頼
性の高い欠陥救済を行うことができ、欠陥救済によるメ
モリ・モジュール1dの信頼性および歩留り低下を確実
に防止することができる。
【0088】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0089】例えば、前記実施の形態1においては、識
別の対象としてアクセスタイムを、また、前記実施の形
態2においては、半導体メモリの実装方式を説明した
が、これに限定されるものではなく、製品の他の識別に
おいても適用できる。
【0090】また、前記実施の形態1〜5においては、
導通手段がジャンパチップであり、このジャンパチップ
の実装の仕方によって、配線経路を選択的に切り換える
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば、導通手段を論理回路が構成された集積回路
チップとし、この集積回路チップ内部の論理回路のスイ
ッチング動作により、所定ランド間の導通、非導通を選
択的に切り換えるようにしても良い。
【0091】また、前記実施の形態1〜5においては、
それぞれアクセスタイムの識別、実装方式の識別、I/
O方式の変換、ワード・ビット構成の変換、冗長構成に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、例
えば、配線基板上のモジュール端子の信号配置(あるい
は電源電圧配置)が標準タイプと若干異なる場合におい
ても適用することができる。
【0092】また、前記実施の形態1〜5においては、
配線経路の変換技術をそれぞれ分けて説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば、実施の形態1と実
施の形態2とを組み合わせたり、実施の形態3と実施の
形態4とを組み合わせたり、あるいは実施の形態1〜5
を同一の配線基板上で実現したりすることもできる。
【0093】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0094】(1).本発明のメモリ・モジュールによれ
ば、メモリ・モジュールを構成するメモリのうちの故障
したメモリを取り外すことなく、面実装形の導通手段に
よって正常なメモリに交換することができる。このた
め、故障メモリの交換に際して配線基板等に損傷を与え
ることなく、比較的簡単に正常なメモリと交換すること
が可能となる。すなわち、メモリ・モジュールにおける
欠陥救済技術を向上させることができる。したがって、
メモリ・モジュールの信頼性および歩留りの低下を抑え
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である配線基板の主面を
示す平面図である。
【図2】(a)〜(c)はアクセスタイムに応じた導通
手段の実装状態を示す配線基板の要部平面図である。
【図3】(a)〜(d)はこの配線基板を構成する各配
線層の平面図である。
【図4】(a)は導通手段であるジャンパチップの構造
を示す平面図であり、(b)は(a)のX−X’線に沿
う断面図である。
【図5】この配線基板を用いたメモリ・モジュールの主
面を示す平面図である。
【図6】(a),(b)は本発明の他の実施の形態である
メモリ・モジュールの主面と裏面とを示す平面図であ
る。
【図7】図6(a),(b)に示したメモリ・モジュール
の側面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態であるメモリ・
モジュールの回路構成を示す回路ブロック図である。
【図9】(a)〜(c)は入出力方式に応じた導通手段
の実装状態を示す図8に示した配線基板の要部平面図で
ある。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態であるメモリ
・モジュールの回路構成を示す回路ブロック図である。
【図11】ワード・ビット構成に応じた導通手段の実装
状態を示す図10に示したメモリ・モジュールの回路ブ
ロック図である。
【図12】ワード・ビット構成に応じた導通手段の実装
状態を示す図10に示したメモリ・モジュールの回路ブ
ロック図である。
【図13】本発明のさらに他の実施の形態であるメモリ
・モジュールの回路構成を示す回路ブロック図である。
【図14】欠陥救済時における導通手段の実装状態を示
す図13に示したメモリ・モジュールの回路ブロック図
である。
【符号の説明】
1a〜1e メモリ・モジュール 2a〜2e 配線基板 3a,3b 半導体メモリ 4 ジャンパチップ(導通手段) 5, 5a〜5k モジュール端子 6 チップ本体 7a,7b チップ電極 8 導体 9 内層パターン 10 スルーホール 11a,11b ランド 12a〜12h, 12n ランド 12i ランド(第1の制御用の端子電極) 12k ランド(外部用の端子電極) 12m ランド(第1の入出力用の端子電極) 12p ランド(第2の制御用の端子電極) 12q ランド(第2の入出力用の端子電極) 13,14,21〜27,31,32 配線 15〜18 DRAM 19a〜19c 制御信号配線 20 アドレス信号配線 28a CAS信号用ランド 28b RAS信号用ランド 28c WE信号用ランド 29 アドレス指定用ランド 30a データ入力用ランド 30b データ出力用ランド 33 冗長用DRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 修 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株式会社日立製作所 武蔵工場内 (56)参考文献 特開 平2−111594(JP,A) 特開 平2−146648(JP,A) 実開 昭56−16897(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2以上のメモリを配線基板面
    上に搭載し、搭載されたメモリ同志を電気的に接続する
    配線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配
    線基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ
    ・モジュールであって、前記少なくとも2以上のメモリ
    のうちの故障したメモリを、面実装形の導通手段によっ
    て正常に動作する冗長用のメモリに変更することが可能
    なように、前記配線基板面上に端子電極を設けたことを
    特徴とするメモリ・モジュール。
  2. 【請求項2】 少なくとも2以上のメモリを配線基板面
    上に搭載し、搭載されたメモリ同志を電気的に接続する
    配線を備え、外部装置との電気的な接続のために前記配
    線基板面上に配置された複数の外部端子を備えるメモリ
    ・モジュールであって、前記配線基板面上に、正常に動
    作する冗長用のメモリを実装するためのメモリ実装領域
    を備え、前記配線基板面上に、前記少なくとも2以上の
    メモリの各々の制御端子に電気的に接続された第1の制
    御用の端子電極と、前記少なくとも2以上のメモリの入
    力端子または出力端子の少なくとも一方に電気的に接続
    された第1の入出力用の端子電極と、前記冗長用のメモ
    リにおいて前記制御端子と同一機能の制御端子に電気的
    に接続され、前記第1の制御用の端子電極の各々の近傍
    に独立した状態で配置された第2の制御用の端子電極
    と、前記冗長用のメモリの入力端子または出力端子の少
    なくとも一方に電気的に接続され、前記第1の入出力用
    の端子電極の各々の近傍に独立した状態で配置された第
    2の入出力信号用の端子電極と、前記外部端子に電気的
    に接続された外部用の端子電極とを互いに独立した状態
    で備え、前記第1の制御用の端子電極、第2の制御用の
    端子電極、第1の入出力用の端子電極、第2の入出力用
    の端子電極および外部用の端子電極間における面実装形
    の導通手段による電気的な接続状態によって、前記少な
    くとも2以上のメモリのうちの故障したメモリをメモリ
    ・モジュールの回路から電気的に独立させるとともに、
    前記冗長用のメモリをメモリ・モジュールの回路に電気
    的に接続可能なように、前記第1の制御用の端子電極、
    第2の制御用の端子電極、第1の入出力用の端子電極、
    第2の入出力用の端子電極および外部用の端子電極を配
    置したことを特徴とするメモリ・モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のメモリ・モジュ
    ールにおいて、前記面実装形の導通手段が、内部に形成
    された論理回路のスイッチング動作により、前記第1の
    制御用の端子電極、第2の制御用の端子電極、第1の入
    出力用の端子電極、第2の入出力用の端子電極および外
    部用の端子電極間の接続状態の切り換えが可能な集積回
    路チップであることを特徴とするメモリ・モジュール。
JP9012574A 1997-01-27 1997-01-27 メモリ・モジュール Expired - Lifetime JP2736053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012574A JP2736053B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 メモリ・モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012574A JP2736053B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 メモリ・モジュール

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63328648A Division JP2650742B2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26 メモリ・モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09191076A JPH09191076A (ja) 1997-07-22
JP2736053B2 true JP2736053B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=11809142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9012574A Expired - Lifetime JP2736053B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 メモリ・モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2736053B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5807762A (en) * 1996-03-12 1998-09-15 Micron Technology, Inc. Multi-chip module system and method of fabrication

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09191076A (ja) 1997-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2870530B1 (ja) スタックモジュール用インターポーザとスタックモジュール
US5028986A (en) Semiconductor device and semiconductor module with a plurality of stacked semiconductor devices
US5514907A (en) Apparatus for stacking semiconductor chips
US5396102A (en) Semiconductor device
US7875986B2 (en) Semiconductor device
US5103247A (en) Semiconductor device
US20040196682A1 (en) Semiconductor unit having two device terminals for every one input/output signal
US6542393B1 (en) Dual-bank memory module with stacked DRAM chips having a concave-shaped re-route PCB in-between
JPH09205283A (ja) 半導体モジュール及びメモリモジュール
JPH07142673A (ja) 集積回路装置
JP3062391B2 (ja) 半導体メモリモジュール装置
US5155656A (en) Integrated series capacitors for high reliability electronic applications including decoupling circuits
JP2736052B2 (ja) 半導体装置
JP2736053B2 (ja) メモリ・モジュール
JP2736051B2 (ja) メモリ・モジュール
JP2011049216A (ja) 回路基板及びこれを備える半導体装置、メモリモジュール、メモリシステム、並びに、回路基板の製造方法
JP2650742B2 (ja) メモリ・モジュール
JP3427929B2 (ja) ヒューズ、ヒューズ・アレイ、ヒューズ構成
JP2515755B2 (ja) 半導体装置
JPH10150143A (ja) メモリモジュールおよびプリント基板
US6839241B2 (en) Circuit module
JP2002026228A (ja) メモリモジュール
JPS62104149A (ja) 集積回路チツプ・モジユ−ル
KR200319437Y1 (ko) 핀 접속부를 구비하는 패키지 적층형 반도체 장치
JP3064438B2 (ja) Icメモリカード

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term