JP2865103B2 - マルチチップ半導体装置 - Google Patents

マルチチップ半導体装置

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JP2865103B2
JP2865103B2 JP10007207A JP720798A JP2865103B2 JP 2865103 B2 JP2865103 B2 JP 2865103B2 JP 10007207 A JP10007207 A JP 10007207A JP 720798 A JP720798 A JP 720798A JP 2865103 B2 JP2865103 B2 JP 2865103B2
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chip
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semiconductor chip
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の積層構造に
係り、特に従来のICパッケージと同じ実装面積に対し
複数倍のメモリ容量を有する大容量マルチチップ半導体
装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリは、大型コンピュータを始
めパソコン、ワープロ、ワークステーション、ファクシ
ミリ等のOA機器からデジタルVTR、TV等の映像機
器に至るまで広範囲に使用されており、今後これらの機
器の発展はさらに進むことからここに使われる半導体メ
モリの需要は加速度的に増大していくと予想される。こ
れと平行して、半導体メモリの製造においてはメモリの
高密度化による1チップ当りのメモリ容量を増加させる
努力が続けられており、チップ内のメモリ容量は3年に
4倍の割合で増大して、現在は1MbitDRAMが量
産、4MbitDRAMがサンプル出荷、16MDRA
Mが試作段階にある。しかし、チップの大容量化に対し
ては、基本技術及び製造プロセス上の種々の問題が多
く、特に現在の1Mbitから4Mbitへの移行に対
しては新しいメモリセルの開発、サブミクロン配線技
術、パッケージング技術等の開発に膨大な費用を必要と
している。
【0003】従来、メモリ用途のパッケージは、リード
フレームのタブ上にチップを搭載し、内部リード先端と
チップのボンディングパッドとをワイヤボンディングし
て結線し、レジンモールドしてなるプラスチックパッケ
ージが主流である。
【0004】パッケージ形態はメモリ容量が256Kb
itを境にして、これより以前はDIP(Dual i
n line Package)が主流であったが、そ
の後高密度実装の要求が強くなり、実装面積をDIPよ
り小さくしたSOJ(small outline J
−lead package)、ZIP(zigzag
in−line package)に移ってきてい
る。
【0005】ここでDIPとは、パッケージ長辺2方向
にリードを2列にはり出し、このリードをパッケージ下
方に折り曲げ形のもので、リードをプリント板のスルー
ホールに挿入して実装する。またZIPはパッケージ長
辺一方向にリードをはり出させ、このリードを交互に折
り曲げたもので、パッケージを縦形に実装したスルーホ
ール挿入タイプである。またSOJはパッケージを長辺
2方向にはり出すがリードピッチをDILの1/2と小
さくし、リードをパッケージ下方に「J」形に折り曲げ
てプリント板表面に直接に搭載する面実装タイプで、D
ILに比べてパッケージの長手方向の縮小とプリント板
への両面実装をねらったものである。
【0006】従来のパッケージについて、パッケージ形
態とプリント板への実装に関し日経マイクロデバイス別
冊No.1 p73〜80及び87〜89について述べら
れており、ここで、DIPはパッケージを横形に実装し
スルーホールにリード線を挿入することから両面実装が
出来ず実装効率はよくない。これに対し、ZIPは縦形
にした分DIPより高密度実装が可能である。すなわち
DIPのリード列間の寸法がプリント板の3格子ピッチ
であるのに対し、ZIPでは1格子ピッチであり、プリ
ント板上での実装密度はDIPのほぼ2倍になる。また
SOJは横形実装であるが、リードピン配置がプリント
板の格子の制約を受けないこと及び両面実装ができるこ
とからDIPの2倍以上の高密度実装が図れる等の特徴
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
パッケージでは、大きく3種類が使われているが、どれ
も1パッケージに1チップを組み込んだものでチップ側
の容量が増えないかぎりパッケージ当りのメモリ容量は
増大しないという欠点があった。また、パッケージ形態
の違いによるプリント板への実装密度においても、2倍
程度の差があるのみであり、従来パッケージでは大容
量、高密度実装が難かしいという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記課題を取り除き、従
来のパッケージと同じ実装面積に対して、複数倍のメモ
リ容量を有するパッケージ構造を提供することにある。
特に、複数個のパッケージ(メモリ)を積層した場合
に、動作すべきパッケージを選択することが可能なパッ
ケージ構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、半導体チップと該半導体チップと電気的
に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該ス
ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
に接続して複数個の電極を形成したマルチチップ半導体
装置であって、該半導体チップと該電極とを電気的に接
続する接続パターンのパターン形状を該半導体モジュー
ル毎に異ならせて形成し、該異なるパターン形状の接続
パターンと電気的に接続する電極を該異なるパターン形
状の接続パターンと電気的に接続する該半導体チップの
チップセレクタ用電極として構成したものである。ま
た、半導体チップと該半導体チップと電気的に接続する
スペーサとを有する半導体モジュールを該スペーサを介
して複数個積み重ね、該スペーサに形成されたスルーホ
ールを介して該半導体モジュール間を電気的に接続して
複数個の電極を形成したマルチチップ半導体装置であっ
て、該半導体チップと該電極とを電気的に接続する接続
パターンのうち該スペーサに形成したパターン形状を該
半導体モジュール毎に異ならせて形成し、該スペーサに
形成したパターン形状の異なる接続パターンと電気的に
接続する電極を該スペーサに形成したパターン形状の異
なる接続パターンと電気的に接続する該半導体チップの
チップセレクタ用電極として構成したものである。ま
た、半導体チップと該半導体チップと電気的に接続する
スペーサとを有する半導体モジュールを該スペーサを介
して複数個積み重ね、該スペーサに形成されたスルーホ
ールを介して該半導体モジュール間を電気的に接続して
複数個の電極を形成したマルチチップ半導体装置であっ
て、該半導体チップと該電極とを電気的に接続する接続
パターンのうち該半導体チップ上に形成したパターン形
状を該半導体モジュール毎に異ならせて形成し、該半導
体チップ上に形成したパターン形状の異なる接続パター
ンと電気的に接続する電極を該半導体チップ上に形成し
たパターン形状の異なる接続パターンと電気的に接続す
る該半導体チップのチップセレクタ用電極として構成し
たものである。また、半導体チップと該半導体チップと
電気的に接続するスペーサとを有する半導体モジュール
を該スペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形
成されたスルーホールを介して該半導体モジュール間を
電気的に接続して該複数個の半導体モジュールに共通な
共通電極と該複数個の半導体モジュールの内の1つの半
導体モジュールを選択するチップセレクタ用電極とを形
成したマルチチップ半導体装置であって、該チップセレ
クタ用電極と該半導体チップとを電気的に接続する接続
パターンの形状を該半導体モジュール毎に異ならせて形
成したものである。また、半導体チップと該半導体チッ
プと電気的に接続するスペーサとを有する半導体モジュ
ールを該スペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサ
に形成されたスルーホールを介して該半導体モジュール
間を電気的に接続して該複数個の半導体モジュールに共
通な共通電極と該複数個の半導体モジュールの内の1つ
の半導体モジュールを選択するチップセレクタ用電極と
を形成したマルチチップ半導体装置であって、該チップ
セレクタ用電極と該半導体チップとを電気的に接続する
接続パターンのうちの該スペーサに形成したパターン形
状を該半導体モジュール毎に異ならせて形成したもので
ある。また、半導体チップと該半導体チップと電気的に
接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該スペ
ーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成された
スルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的に
接続して該複数個の半導体モジュールに共通な共通電極
と該複数個の半導体モジュールの内の1つの半導体モジ
ュールを選択するチップセレクタ用電極とを形成したマ
ルチチップ半導体装置であって、該チップセレクタ用電
極と該半導体チップとを電気的に接続する接続パターン
のうちの該半導体チップ上に形成したパターン形状を該
半導体モジュール毎に異ならせて形成したものである。
また、選択対象となる半導体チップを有する半導体モジ
ュールの位置まで前記半導体モジュール間を電気的に接
続することにより前記チップセレクタ用電極を形成した
ものである。
【0010】
【作用】このように半導体チップを有する半導体モジュ
ールを複数個、積層することにより、従来のパッケージ
と同じ実装面積及びパッケージ厚さで2倍のメモリ容量
を有することができる。
【0011】また、半導体チップと電気的に接続する半
導体モジュールをスペーサを介して複数個積み重ね、該
半導体モジュール間を電気的に接続して複数個の電極を
形成し、該半導体チップと該電極とを電気的に接続する
接続パターンのパターン形状を該半導体モジュール毎に
異ならせて形成することにより、該異なるパターン形状
の接続パターンと電気的に接続する電極を該異なるパタ
ーン形状の接続パターンと電気的に接続する該半導体チ
ップのチップセレクタ用電極として構成することができ
る。
【0012】すなわち、半導体チップと電極とを接続す
る接続パターンのパターン形状を半導体モジュール毎に
異ならせることで、各半導体モジュールのチップセレク
タ用電極を容易に形成することができる。なお、電極
は、半導体モジュールを単に積層して接続することで形
成できるので、その電極形成は容易となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図25によ
り説明する。
【0014】図1は4個のフィルムキャリア半導体モジ
ュール28a〜28dを積み重ね電気的に接続したマル
チチップ半導体装置の断面図である。
【0015】図2は、図1に示すマルチチップ半導体装
置をマザーボードに実装した状態での下から第1段目及
び第2段目のフィルムキャリア半導体モジュールの接続
部を拡大した断面図である。
【0016】図3は、図1に示すマルチチップ半導体装
置の下から2段目のフィルムキャリア半導体モジュール
28bの平面図である。
【0017】図4〜図6はマルチチップ半導体装置の有
するチップ選択端子部の詳細を示す斜視図で、図4は下
から第2段目、図5は下から第1段目のフィルムキャリ
ア半導体モジュール、図6はマザーボードである。図
4、図5では、各半導体モジュールの接続パターンのパ
ターン形状が異なっていることが分かる。これについて
は後述する。
【0018】図7は、半導体チップを4個積み重ねたマ
ルチチップ半導体装置の各半導体チップの電気的接続状
態を示す回路ブロック図である。
【0019】まず、図1〜図7におけるマルチチップ半
導体装置の構成を説明する。なお、各図において同一符
号は同一内容を示している。
【0020】図1及び図2において、半導体チップ2a
にはバンプ4aが形成されており、バンプ4aとフィル
ムキャリアテープ6aはリード部の一部であるインナー
リード部10aで電気的に接続され、またリード部の一
部であるアウターリード部12aは半導体チップ2aの
外側に張り出してスペーサ20aと接続されている。
【0021】スペーサ20aは、枠状に形成されており
(以下、枠状に形成したスペーサを枠状スペーサと呼
ぶ。)、フィルムキャリア半導体モジュール間を電気的
に接続するため、表面パターン22a、裏面パターン2
4a、表面パターン22aと裏面パターン24aとを電
気的に接続するスルーホール26aが形成されている。
また、その表面パターン22aと前記アウターリード1
2aは第1接続層16aによって電気的に接続されてい
る。これによって、半導体チップ2aから裏面パターン
24aまでは、電気的に接続された状態となる。
【0022】なお、半導体チップ2aの上面及びインナ
リード部10aを含む半導体チップ2aの側部には保護
コート樹脂14aがコートしてある。
【0023】以上のような構成が、フィルムキャリア半
導体モジュール28aの基本構造となる。上記において
図1の最下段のフィルムキャリア半導体モジュール28
aの構成について説明したが、下から第2段目、第3段
目、第4段目もほぼ同様の構成である。以降各図におい
て最下段のフィルムキャリア半導体モジュールには前記
のように符号の後に「a」を、また第2段目には「b」
を、第3段目には「c」を、第4段目には「d」をつけ
て表示する。
【0024】このフィルムキャリア半導体モジュール間
については、第1段目のフィルムキャリア半導体モジュ
ール28aの表面パターン22aと第2段目のフィルム
キャリア半導体モジュール28bの裏面パターン24b
とを第2接続層18bを介して電気的に接続する。その
他のフィルムキャリア半導体モジュール間も同様に接続
する。また、マザーボード30の上面に形成された配線
パターン32とは、最下段フィルムキャリア半導体モジ
ュール28aの裏面パターン24aとは第3接続層34
を介して電気的に接続する。
【0025】このように複数のフィルムキャリア半導体
モジュールを積層したマルチチップ半導体装置において
は、マザーボードからの信号の供給を受ける、例えば、
スペーサ20a〜dの有する裏面パターン24a〜d、スル
ーホール26a〜d、表面パターン22a〜dと、スペーサ
間を接続する第1の接続層16a〜d、第2の接続層18
a〜d等が、マルチチップ半導体装置の電極となる。
【0026】また、この電極と半導体チップとを接続す
る、例えば、バンプ4a〜d、インナーリード10a〜d、
アウターリード12a〜d、表面パターン22a〜d等がマ
ルチチップ半導体装置を構成するフィルムキャリア半導
体モジュールの接続パターンとなる。
【0027】すなわち、フィルムキャリア半導体モジュ
ール間を電気的に接続し、マザーボード30等の配線パ
ターン32と電気的に接続するものが電極となり、この
電極と接続した半導体チップまでの配線が接続パターン
となる。
【0028】次に、フィルムキャリア半導体モジュール
の有する配線等の詳細を図3等を用いて更に説明する
と、図3において、前述のアウターリード部12aとイ
ンナーリード部10a を含む複数本のリード部は、1本
のチップ選択リード線40bと、それ以外の複数本の共
通リード線42bとに区分けすることができ、それぞれ
半導体チップ2aと枠状スペーサ20aに形成された表面
パターンとを接続している。このチップ選択リード線4
0は、マザーボードから送られる読み込み・書き込み動
作を許可する信号を半導体チップ2aに供給するもので
ある。そのためチップ選択リード線40は、前述の電極
のうちで各フィルムキャリア半導体モジュールに固有と
なるチップセレクタ用電極と接続している。
【0029】次に、各フィルムキャリア半導体モジュー
ルに固有となるような、チップセレクタ用電極と、該チ
ップセレクタ用電極と半導体チップとを接続する接続パ
ターンとの一例を図4〜図6を用いて説明する。
【0030】図4から分かるように、共通リード線42
bは、表面パターンである共通端子パターン46bと接
続している。また、チップ選択リード線40bは、チッ
プ選択端子パターン44b、チップ選択専用パターン5
0b、チップ選択端子パターン44bとチップ選択専用
パターン50bとを接続するパターン48bとからなる
表面パターンと接続している。この場合、共通端子パタ
ーン46bと、裏面パターン52bとは、スルーホール5
8bを介して電気的に接続され、同様に、チップ選択専
用パターン50bと裏面パターン56bとはスルーホール
60bを介して電気的に接続されている。また、チップ
選択端子パターン44bと裏面パターン54bとの間には
スルーホールは形成されていない。
【0031】これに対して、図5は、チップ選択端子パ
ターン44aと裏面パターン54aとがスルーホール6
2aによって電気的に接続した点、チップ選択端子44
aとチップ選択専用パターン50aとが電気的に絶縁し
た点を除き、その他は図4と同じ構成となっている。
【0032】図6は、マザーボードの配線パターンを示
したものであり、図においてマザーボード30の上面に
はチップ選択端子パターン64、チップ選択専用パター
ン66、共通端子パターン68が形成されており、それ
ぞれの端子パターンにはライン70、72、74がつな
がっている。
【0033】マルチチップ半導体装置では、図6に示す
マザーボード上に、図5に示すフィルムキャリア半導体
モジュール、図4に示すフィルムキャリア半導体モジュ
ールを順に積層して構成する。従って、マザーボード上
のチップ選択端子パターン64、これと接続するフィル
ムキャリア半導体モジュールの裏面パターン54a、ス
ルーホール62a、チップ選択端子パターン44aが、チ
ップ選択リード線40aと接続する半導体チップ2a固有
のチップセレクタ電極となる。また、チップ選択端子パ
ターン44a、チップ選択リード線40aが、チップセレ
クタ電極と半導体チップ2aとを電気的に接続する接続
パターンとなる。
【0034】同様に、マザーボード上のチップ選択端子
パターン66、これと接続する裏面パターン56a、ス
ルーホール60a、チップ選択専用パターン50a、これ
と接続する裏面パターン56b、スルーホール60b、チ
ップ選択専用パターン50bが、チップ選択リード線4
0bと接続する半導体チップ2b固有のチップセレクタ電
極となる。また、チップ選択端子パターン44b、チッ
プ選択リード線40bが、チップセレクタ電極と半導体
チップ2bとを電気的に接続する接続パターンとなる。
【0035】また、マザーボード上の共通端子パターン
66、これと接続する裏面パターン52a、スルーホー
ル58a、共通端子パターン46a、これと接続する裏面
パターン52b、スルーホール58b、共通端子パターン
46bが、それぞれの接続パターンである共通リード線
42a、bを介して半導体チップ2a、bに電気的に接続
し、各フィルムキャリア半導体モジュールに共通な電極
となる。
【0036】このように、それぞれのチップセレクタ電
極と接続する接続パターンのパターン形状を異ならせる
ことにより、そのパターン形状の異なる接続パターンと
接続するチップセレクタ電極を各半導体モジュールに固
有なものとして形成することができる。
【0037】また、フィルムキャリア半導体モジュール
を積層することで電極を形成するので、その電極は容易
に形成することができる。
【0038】すなわち、それぞれのチップセレクタ電極
と接続する接続パターンのパターン形状を異ならせるこ
とにより、電極の形成が容易な上、チップセレクタ電極
を各半導体モジュールに固有なものとして形成すること
ができる。
【0039】このようにマルチチップ半導体装置を構成
すれば、その電気的接続状態を示す回路ブロック図は図
7のようになる。
【0040】ここで、マルチチップ半導体装置における
半導体メモリチップへの情報の記憶(データ入力)及び
記憶されている情報の読み出し(データ出力)法につい
て説明する。
【0041】図において半導体チップ2a、2b、2
c、2dにはアドレス端子80、データ入出力端子8
2、ライトイネーブル端子84、アウトイネーブル端子
86、電源端子88、グランド端子90、チップ選択端
子92a、92b、92c、92dが電気的につながっ
ている。これらの端子のうち、チップ選択端子92a〜
92dはそれぞれの半導体チップ2a〜2dに独立して
接続されているが、その他の端子は半導体チップ2a〜
2dに共通に接続されている。
【0042】情報の入出力は、チップ内に設定された番
地単位で行われる。ある番地への情報の書き込みは、番
地を指定するアドレス信号、書き込みを許可するライト
イネーブル信号、記憶するデータを含むデータ信号が必
要である。ところが、情報量が多くなり1個のチップで
は情報を収容しきれなくなると、複数個のチップを使う
必要が生ずる。図7はチップ4個についての一例を示す
もので、例えば1チップに100個の番地が設定できる
とすれば、各チップ共0〜99番地を設定しておく。こ
のようにして今、半導体チップ2aの99番地へあるデ
ータを書き込む動作を例にとれば、アドレス端子88に
は「99番地」を示す信号を、データ入出力端子82に
は書き込むためのデータ信号を、ライトイネーブル端子
84に書き込み許可信号を印加し、同時に半導体チップ
2aにつながるチップ選択端子92aにチップ選択用の
信号を送ることにより、アドレス信号、データ信号、ラ
イトイネーブル信号は4個の半導体チップ2a〜2dの
うち半導体チップ2aのみ有効となり、他の半導体チッ
プ2b〜2dには作用しない。すなわち、半導体チップ
2aの99番地には必要なデータが書き込まれるが、他
の3個の非選択半導体チップの99番地は変化ないこと
になる。
【0043】同様に、データの読み出しについては、読
み出し許可信号用のアウトイネーブル信号が作用して、
その他は書き込みと同じ接続状態でデータ入出力端子8
2に半導体チップ2aの99番地に記憶されているデー
タが出力されることになる。
【0044】なお、図7において、アドレス端子80及
びデータ入出力端子82は一本のラインで示してある
が、実際の配線では複数本で構成されている。これに対
しライトイネーブル端子84、アウトイネーブル端子8
6、電源端子88、グランド端子90及びチップ選択端
子92a〜92dは実際の配線ではそれぞれ各1本の場
合が多い。
【0045】次に本発明になるマルチチップ半導体装置
の動作を説明する。
【0046】図1〜図2において半導体チップ2aは内
部に記憶素子を集積化したメモリ用半導体チップであ
り、マザーボード30から供給される信号に応じてデー
タの書き込み及び読み出しを行うものである。
【0047】データの書き込み及び読み出し時の電気信
号の流れは、まずマザーボード30の配線パターン32
に外部から信号が供給され、第3接続層34、スペーサ
20aの裏面パターン24a、スルーホール26a、表
面パターン22a、第1接続層16aを経てフィルムキ
ャリア6aのアウターリード部12a、インナリード部
10a、バンプ4aを通って第1段目の半導体チップ2
a内の素子に供給される。同様に第2段目の半導体チッ
プ2b及び第3段目、第4段目の半導体チップ2c、2
dにも同時に信号が供給される。
【0048】ここで、図4に示す、チップ選択リード線
40bは図7に示すチップ選択端子92aに相当し、各
半導体チップに独立に接続されるが、それ以外の複数本
の共通リード線42bは同じく図7のアドレス端子8
0、データ入出力端子82、ライトイネーブル端子8
4、アウトイネーブル端子86、電源端子88、グラン
ド端子90に相当しており、各端子に共通して接続され
ている。
【0049】すなわち、図4〜図6に示すように、共通
端子に供給される信号はマザーボード30の共通端子パ
ターン68を経てスペーサ20aの裏面パターン52
a、スルーホール58a、表面パターン46a、共通リ
ード線42aを経て第1段目の半導体チップ2aに供給
され、さらに第2段目のスペーサ20bの裏面パターン
52bから共通リード線42に供給されて、前述したよ
うに各チップに同時に供給される。
【0050】これに対してチップ選択端子パターン64
に供給されるチップ選択信号は、スペーサ20aの裏面
パターン54a、スルーホール62a、表面パターン4
4a、チップ選択リード線40aを経て第1段目の半導
体チップ2aに供給されるが、スペーサ20bの裏面パ
ターン54bと表面パターン44bは電気的に接続され
ていないため、第2段目の半導体チップ2bには供給さ
れない。
【0051】同様にマザーボード30のチップ選択端子
パターン66に供給されるチップ選択用信号は第1段目
の半導体チップ2aには供給されず、第2段目の半導体
チップ2bのみに選択的に供給することができる。な
お、第2段目以上のチップについても各段のスペーサに
同様の回路パターンを設けることによって、独立してチ
ップ選択が行える。
【0052】これにより、チップセレクタ用電極を用い
て所望の半導体チップを動作させることができ、積層し
たフィルムキャリア半導体モジュールに対して誤動作な
くデータの書き込み・読み出しを実現することができ
る。
【0053】次に、他のチップセレクタ用電極の一例を
図11〜図13に示す。
【0054】図11〜図13は図4〜図6と同じ位置を
示したもので、同一符号は同一内容を示している。ただ
し、共通端子パターンについては省略している。
【0055】この特徴は、チップセレクタ用電極と半導
体チップとを接続する接続パターンのパターン形状を半
導体チップ上で異ならせて形成した点であり、また、ス
ペーサ20bに形成される表裏パターン及び表裏パター
ンを接続するスルーホール導通パターンをスペーサ20
aと同じ構造で形成した点である。
【0056】このように、フィルムキャリアのアウター
リード形状を40aと40bとに示すように異なる配置
にすることによって、それぞれのチップセレクタ電極を
介して該当する半導体チップを独立に選択できる構造と
なっている。図10にて説明するアウターリード線折り
曲げ方式はこの構造を適用することにより、容易に目的
を達成することができる。
【0057】さらに他のチップセレクタ用電極の一例を
図14〜図16に示す。
【0058】これも、チップセレクタ用電極と半導体チ
ップとを接続する接続パターンのパターン形状を半導体
チップ上で異ならせて形成しているが、スペーサ20a
と20bとを同じ構造とし、フィルムキャリアのアウタ
ーリード40a、40a’、40b、40b’も同じ構
造とした点が異なる。
【0059】すなわち、図14及び図15ではチップ選
択パッド102b、102a、パッド接続ライン104
b、104a及びチップ選択予備パッド106b、10
8b、106a、108aを形成し、第1段目の半導体
チップ2aではチップ選択パッド102aとチップ選択
予備パッド106aとをパッド接続ライン104aによ
り接続し、チップ選択予備パッド108aはチップ選択
パッド102aと絶縁している。また、第2段目の半導
体チップ2bではチップ選択パッド102bとチップ選
択予備パッド108bとを接続し、チップ選択予備パッ
ド106bとは絶縁している。
【0060】このような構成によってもマザーボード3
0のチップ選択端子64に信号が印加された時は半導体
チップ2aが独立に選択でき、チップ選択端子66への
信号印加に対しては半導体チップ2bが独立に選択でき
る。
【0061】次にその他のスペーサ形状の一例を図8、
図9に示す。
【0062】これまでは、図3に示すように外形が矩形
のスペーサについて説明したが、図8に示すようなフィ
ルムキャリアのリード線配置の2面のみにスペーサを有
する構造も可能である。
【0063】すなわち、図8に示すように対向して配置
した第一、第二のスペーサ20b1、20b2を有する構造
によっても、フィルムキャリアテープ半導体モジュール
を積層することができる。
【0064】また、図1おいて第1段目から第4段目ま
での枠状スペーサを半導体チップの表裏両面位置にスペ
ーサ部材を有しない構造として、全て同じ形状にしてい
るが、第1段目のスペーサを図9に示すように半導体チ
ップ2aの下面にもスペーサ部材96aを介在させたス
ペーサ64aとし、そのスペーサ部材のマザーボードと
接続する任意の面に任意形状の配線パターン98aを形
成した構造とすることもできる。すなわち、マザーボー
ドの標準化された接続パターンと合致するパターン配置
を任意に形成できる構造である。
【0065】次に、スペーサに形成する他の表裏パター
ンの一例を図10に示す。
【0066】これまでは、スペーサに表裏パターンを形
成し、スルーホールによってこの表裏パターンを電気的
に接続する構造について説明したが、表裏パターンの導
通を図る接続用パターンとしては、フィルムキャリアの
アウターリードをスペーサ表面、側面を経由して裏面に
折り曲げた構造あるいは、折り曲げた表裏導通リード線
を用いた構造であっても良い。図10にこの一例として
アウターリードを折り曲げて形成した接続用パターンを
示す。この場合、これまでの表面パターン、裏面パター
ン、スルーホールは不要となる。
【0067】図10は、フィルムキャリア半導体モジュ
ールのスペーサとアウターリードの接合部を示す断面図
で、スペーサ20aには表面パターン100a、裏面パ
ターン24aが形成されている。折り曲げられたアウタ
ーリード12aの先端と裏面パターン24aは下面接続
層104aによって固定される。
【0068】以上の構造において、アウターリード12
aをスペーサ20aの上面を通り、折り曲げによってス
ペーサ20aの側面、さらに下面に伸延させて、裏面パ
ターン24aに接合しスペーサの表裏導通をはかってい
る。
【0069】さらに他のスペーサ形状の一例を図17に
示す。
【0070】図17は、半導体チップ2とバンプ4を介
して接続したリード部が、スペーサ110に形成された
スルーホールを電気的に接続するように伸延したもので
ある。すなわち、表面パターンを形成しない例である。
【0071】このリード付スペーサ110の形成には基
材の片面にのみパターン用導電材の固着された基板に半
導体チップ2がはまり込む孔を打ち抜いた後、他面にリ
ードパターン形成用の導電材を前記孔部分を含めて貼り
付け、この後は印刷配線板の製造プロセスを使って図1
7に示すような基材の一端にリードパターンを張り出さ
せたリード付スペーサ110を形成する。
【0072】リード付スペーサ110と半導体チップ2
の接合は金−金、金−すず等の既に知られているインナ
リードボンディングの方法を用いる。本リード付スペー
サを用いたフィルムキャリア半導体モジュールの積み重
ねにおいては、図2に示す第1接続部16aが不要であ
り、組み立て工程上非常に有利となる。
【0073】なお、前記スペーサにマザーボードと同質
の材料を用いることによって、マザーボードへの実装後
の接続信頼性を大巾に向上させることができる。
【0074】次に本マルチチップ半導体装置の製造方法
の一実施例について説明する。
【0075】製造工程の概略を図18に示す。図1、図
2及び図18において、まず、パターニングしたフィル
ムキャリアテープのインナリード10aと半導体チップ
2aの表面に形成したバンプ4aを位置合わせし、イン
ナリード部のボンディングを行なう。このボンディング
法は、TAB(Tape Automated Bon
ding)のインナリードボンディングとして一般的に
知られている方法である。次いでボンディング面とチッ
プ選択端子表面及び側面に保護コートを施す。この時点
で半導体チップ2a及びボンディング部の検査を行い良
否の区分けを行う。
【0076】次いでフィルムキャリアテープからフィル
ムキャリアモジュール6aを切り出す。これと並行して
複数個のスペーサを同時形成したプリント配線板から1
個のスペーサを外形切断して取り出し、前記フィルムキ
ャリアモジュール6aと位置合わせを行って、第1接続
を行い、第1接続層16を形成する。これで、図1に示
すフィルムキャリア半導体モジュールの単体ができる。
【0077】次いでフィルムキャリア半導体モジュール
4個を位置合わせ治具に設置した後、各フィルムキャリ
ア半導体モジュールの裏面パターン24とアウターリー
ド12を接触させて端子部のみを溶融はんだ槽に浸積し
て、第2接続を行う。この後、マザーボードへの接続部
を残して樹脂コートを行う。
【0078】この工程図において、外形切断前のフィル
ムキャリアテープに外形切断したスペーサを第1接続し
た後、フィルムキャリアテープを切断する方法、さらに
外形切断前のスペーサプリント配線板に外形切断したフ
ィルムキャリアモジュールを第1接続する方法も可能で
ある。
【0079】また、本実施例における第1接続は、スル
ーホールの端子部に予め付着させておいたSn−Pb系
はんだを用いたはんだを熱圧着ヘッドで加熱溶融してボ
ンディングするはんだリフロー法を採用したが、Au−
Au熱圧着 Au−Snボンディング、導電ペーストを
用いた接続法等ももちろん適用できる。
【0080】マルチチップ半導体装置の製造方法の第2
の実施例について、図19で説明する。
【0081】図19は製造工程の概略を示すもので、特
に図17に示すリード付スペーサを用いたマルチチップ
半導体装置の製造方法について示している。
【0082】まず、パターニングしたリード付スペーサ
のインナリードと半導体チップのバンプを接続する。こ
の状態が、図17に示す構造である。次にチップ表面の
保護コート及びボンディング部を含めたチップ全体の検
査を行い良否の区分けを行って、良品のみ外形切断を行
う。この後は前記図18の説明と同じ方法によって積み
重ね、位置合わせ、第2接続、性能検査、樹脂コートを
行ってマルチチップ半導体装置が完成する。
【0083】以下に本発明になるマルチチップ半導体装
置の応用例を示す。
【0084】図20は内部にマルチチップ半導体装置1
20を包含したマルチチップモジュール122であり、
端子124がモジュールの一面に配置されている。
【0085】モジュールは端子124を除く全面に樹脂
コート126を施してモジュール外形を形成している。
端子124は表面にAuめっき処理を施してある。本構
成のマルチチップモジュールを端子124と相対する端
子を有するマザーボードに押しつけ保持することによ
り、電子機器の記憶装置としたものである。
【0086】図21は別の応用例を示すもので、内部に
マルチチップモジュール半導体装置120を包含したマ
ルチチップモジュール128であり、マルチチップ半導
体装置120は、モジュール内部で配線基板130に電
気的に接続され、各信号端子は配線基板130の一端に
コネクター端子132として取り出されている。
【0087】図22は、さらに別の応用例で、コネクタ
ー端子132をモジュール134の下方2個所に取りだ
したもので、多数個のマルチチップ半導体装置を積み重
ねたもの、あるいは多端子を有する半導体チップに対し
て有利な構造である。
【0088】図23はさらに別の応用例で、従来のデュ
アルインラインICパッケージと同一の配置としたリー
ドピン136を有するパッケージ基板138に、本発明
になるマルチチップ半導体装置120と従来外部取り付
けになっていたコンデンサを電気的に接続したマルチチ
ップモジュール140で、従来のパターン設計にて配線
されたマザーボードに容易に取付けられる構造とした。
【0089】図24はさらに別の応用例で、リードピン
144はパッケージ基板146の下面に配置した基板上
に、本発明になるマルチチップ半導体装置120及びコ
ンデンサ142を電気的に接続したマルチチップモジュ
ール148である。
【0090】図25はさらに別の応用例で、コネクター
端子150を有する配線基板152に本発明になるマル
チチップ半導体装置120とコンデンサ142を複数個
電気的に接続したマルチチップモジュール154であ
る。
【0091】図23〜図25に示すマルチチップモジュ
ールは図に示してないが、基板面に保護コート及びカバ
ーを行って機械的な保護を行っている。
【0092】以上の応用例に示すように、本マルチチッ
プモジュールでは搭載されるマルチチップ半導体装置が
複数個の半導体チップによって形成されていることか
ら、従来のモジュールとほぼ同じ実装面積に対して複数
倍の記憶容量を有する構造であり、小形で大容量のメモ
リを要求される携帯用電子機器に非常に有効である。
【0093】本実施例では、フィルムキャリア半導体モ
ジュール単体でエージング及び性能チェックを行ない、
良品のみ積重ねる方式であるため、複数個のチップを積
重ねるにもかかわらずパッケージの歩留りを高めること
ができる。
【0094】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、従来パ
ッケージと同じ実装面積に対し複数倍のメモリ容量を有
するパッケージ構造を得ることができる。更に、複数個
のパッケージを積層した場合に、動作すべきパッケージ
を選択することが可能なパッケージ構造を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるマルチチップ半導体装置の断面
図。
【図2】本発明になるマルチチップ半導体装置の断面
図。
【図3】本発明になるマルチチップ半導体装置の平面
図。
【図4】本発明になるチップ選択端子構造の斜視図。
【図5】本発明になるチップ選択端子構造の斜視図。
【図6】本発明になるチップ選択端子構造の斜視図。
【図7】本発明になるマルチチップ半導体装置の回路ブ
ロック図。
【図8】本発明になるスペーサ構造の平面図及び断面
図。
【図9】本発明になるスペーサ構造の平面図及び断面
図。
【図10】本発明になるスペーサ構造の平面図及び断面
図。
【図11】本発明になるチップ選択端子構造の他の例の
斜視図。
【図12】本発明になるチップ選択端子構造の他の例の
斜視図。
【図13】本発明になるチップ選択端子構造の他の例の
斜視図。
【図14】本発明になるチップ選択端子構造の他の例の
斜視図。
【図15】本発明になるチップ選択端子構造の他の例の
斜視図。
【図16】本発明になるチップ選択端子構造の他の例の
斜視図。
【図17】本発明になるリード付スペーサの断面図。
【図18】本発明になるマルチチップ半導体装置の製造
工程図。
【図19】本発明になるマルチチップ半導体装置の製造
工程図。
【図20】本発明の応用例を示す斜視図。
【図21】本発明の応用例を示す斜視図。
【図22】本発明の応用例を示す斜視図。
【図23】本発明の応用例を示す斜視図。
【図24】本発明の応用例を示す斜視図。
【図25】本発明の応用例を示す斜視図。
【符号の説明】
本発明になるマルチチップ半導体装置の製造工程図。 2…半導体チップ、 6…フィルムキャリア、 10…インナリード、 12…アウタリード、 16…第1接続層、 18…第2接続層、 20…スペーサ、 28…フィルムキャリア半導体モジュール、 30…マザーボード、 44…チップ選択端子パターン、 110…リード付スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芹沢 弘二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 本田 美智晴 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 吉田 亨 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 谷本 道夫 東京都小平市上水本町1450番地 株式会 社日立製作所武蔵工場内 (56)参考文献 特開 昭59−222947(JP,A) 特開 昭63−18654(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 25/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップと該半導体チップと電気的
    に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該
    ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
    たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
    に接続して複数個の電極を形成したマルチチップ半導体
    装置であって、 該半導体チップと該電極とを電気的に接続する接続パタ
    ーンのパターン形状を該半導体モジュール毎に異ならせ
    て形成し、該異なるパターン形状の接続パターンと電気
    的に接続する電極を該異なるパターン形状の接続パター
    ンと電気的に接続する該半導体チップのチップセレクタ
    用電極として構成したことを特徴とするマルチチップ半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体チップと該半導体チップと電気的
    に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該ス
    ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
    たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
    に接続して複数個の電極を形成したマルチチップ半導体
    装置であって、 該半導体チップと該電極とを電気的に接続する接続パタ
    ーンのうち該スペーサに形成したパターン形状を該半導
    体モジュール毎に異ならせて形成し、該スペーサに形成
    したパターン形状の異なる接続パターンと電気的に接続
    する電極を該スペーサに形成したパターン形状の異なる
    接続パターンと電気的に接続する該半導体チップのチッ
    プセレクタ用電極として構成したことを特徴とするマル
    チチップ半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体チップと該半導体チップと電気的
    に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該ス
    ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
    たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
    に接続して複数個の電極を形成したマルチチップ半導体
    装置であって、 該半導体チップと該電極とを電気的に接続する接続パタ
    ーンのうち該半導体チップ上に形成したパターン形状を
    該半導体モジュール毎に異ならせて形成し、該半導体チ
    ップ上に形成したパターン形状の異なる接続パターンと
    電気的に接続する電極を該半導体チップ上に形成したパ
    ターン形状の異なる接続パターンと電気的に接続する該
    半導体チップのチップセレクタ用電極として構成したこ
    とを特徴 とするマルチチップ半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体チップと該半導体チップと電気的
    に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該ス
    ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
    たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
    に接続して該複数個の半導体モジュールに共通な共通電
    極と該複数個の半導体モジュールの内の1つの半導体モ
    ジュールを選択するチップセレクタ用電極とを形成した
    マルチチップ半導体装置であって、 該チップセレクタ用電極と該半導体チップとを電気的に
    接続する接続パターンの形状を該半導体モジュール毎に
    異ならせて形成したことを特徴とするマルチチップ半導
    体装置
  5. 【請求項5】 半導体チップと該半導体チップと電気的
    に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該ス
    ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
    たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
    に接続して該複数個の半導体モジュールに共通な共通電
    極と該複数個の半導体モジュールの内の1つの半導体モ
    ジュールを選択するチップセレクタ用電極とを形成した
    マルチチップ半導体装置であって、 該チップセレクタ用電極と該半導体チップとを電気的に
    接続する接続パターンのうちの該スペーサに形成したパ
    ターン形状を該半導体モジュール毎に異ならせて形成し
    たことを特徴とするマルチチップ半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体チップと該半導体チップと電気的
    に接続するスペーサとを有する半導体モジュールを該ス
    ペーサを介して複数個積み重ね、該スペーサに形成され
    たスルーホールを介して該半導体モジュール間を電気的
    に接続して該複数個の半導体モジュールに共通な共通電
    極と該複数個の半導体モジュールの内の1つの半導体モ
    ジュールを選択するチップセレクタ用電極とを形成した
    マルチチップ半導体装置であって、 該チップセレクタ用電極と該半導体チップとを電気的に
    接続する接続パターンのうちの該半導体チップ上に形成
    したパターン形状を該半導体モジュール毎に異ならせて
    形成したことを特徴とするマルチチップ半導体装置。
  7. 【請求項7】 選択対象となる半導体チップを有する半
    導体モジュールの位置まで前記半導体モジュール間を電
    気的に接続することにより前記チップセレクタ用電極を
    形成したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに
    記載のマルチチップ半導体装置。
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