JP2650176B2 - 配管結合装置及び配管結合方法 - Google Patents
配管結合装置及び配管結合方法Info
- Publication number
- JP2650176B2 JP2650176B2 JP22299292A JP22299292A JP2650176B2 JP 2650176 B2 JP2650176 B2 JP 2650176B2 JP 22299292 A JP22299292 A JP 22299292A JP 22299292 A JP22299292 A JP 22299292A JP 2650176 B2 JP2650176 B2 JP 2650176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- expanded
- annular
- straight
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
水配管の結合等に使用する配管結合装置及び配管結合方
法に関する。
3、図4に示すように、一方の配管11の端部に環状の
屈曲膨出部11aを形成すると共に、その先方に先端直
管部11bを形成し、他方の配管12の端部にフランジ
部12bを有する拡管部12aを設け、一方の配管11
の先端直管部11bを他方の配管12の拡管部12a
に、環状シール材13を介装した状態で挿入し、そのフ
ランジ部12bを屈曲膨出部11aに当接させ、フラン
ジ部12bと屈曲膨出部11aの外周にばね材からなる
C字形のばね結合部材14を嵌着して、結合させる装置
が、従来、知られている(実公昭56−20627号公
報参照)。
結合装置は、ばね結合部材14を嵌着して配管を結合さ
せるため、組付は容易であるが、ばね結合部材14の外
れを防止するために、結合部分の上に押えカバー15を
嵌着する必要があった。このため、ばね結合部材14や
押えカバー15の接続部品が必要となり、製造コストを
増大させる問題があった。
の配管の拡管部にスリット状の切欠を設け、両配管の端
部を嵌合した状態で、外側から略C形のばね部材を切欠
に嵌め込み、そのばね部材の内側で、内側に嵌挿された
配管の屈曲膨出部を係止して結合する装置が、従来、知
られている(実開昭51−2734号公報)。
嵌着して配管を結合させるため、組付は容易であるが、
ばね部材の外れを防止するために、結合部分の上に押え
カバー15を嵌着する必要があり、ばね部材や押えカバ
ーの接続部品が別に必要となって、製造コストを増大さ
せる問題があった。
で、別の接続部分を必要とせず、簡単に低コストで配管
を結合することができる配管結合装置及び配管結合方法
を提供することを目的とする。
に、本発明の配管結合装置は、一方の端部に形成され、
内側に設けられた環状平面部と該環状平面部より先端側
で円周方向に沿って配設された複数のスリットとを有す
る拡管部と、他方の配管の端部に形成され、該拡管部の
内側に挿入される先端直管部と、該先端直管部の付根部
に外側に膨出して形成され、前記環状平面部に当接する
環状の屈曲膨出部と、該拡管部と該直管部との間に圧縮
状態で介装される環状シール材とを備え、他方の配管の
端部を一方の配管の該拡管部に挿入した状態で、各スリ
ットの先端側の拡管部をかしめて内側へ折り込み、該ス
リットの側壁部を該屈曲膨出部の側面に係止させて両配
管が結合された配管結合装置とした。また、本発明の配
管結合方法では、一方の端部の内側に環状平面部と該環
状平面部より先端側で円周方向に沿って配設された複数
のスリットとを有する拡管部を形成し、他方の配管の端
部に該拡管部の内側に挿入される先端直管部を形成し、
該先端直管部の付根部に外側に膨出し、かつ前記環状平
面部に当接する環状の屈曲膨出部を形成し、該拡管部と
該直管部との間に圧縮状態で介装される環状シール材を
配し、他方の配管の端部を一方の配管の該拡管部に挿入
した状態で、各スリットの先端側の拡管部をかしめて内
側へ折り込み、該スリットの側壁部を該屈曲膨出部の側
面に係止させて両配管が結合させる配管結合方法とし
た。
よび配管結合方法では、一方の配管の拡管部における各
スリットの先端側を内側に折り込むようにかしめるだけ
で、容易に2本の配管を気密に結合することができる。
また、折り込まれた各スリットの側壁部が内側の屈曲膨
出部の側面に係止されるため、2本の配管は抜けを完全
に阻止して確実に結合される。さらに、従来使用してい
たような、ばね部材や押えカバー等の別の接続部品を必
要とせず、低コストで配管の結合を行うことができる。
する。
房装置における温水配管の結合装置を示している。1は
上流側の配管、2は下流側の配管であり、両者共に同じ
径を有し、例えばアルミニウム合金で形成される。配管
1の端部には先端直管部1aが形成され、その先端直管
部1aの付根部に外側に膨出した環状の屈曲膨出部1b
が形成される。
れ、第1の拡管部2a、第2の拡管部2b、そして第3
の拡管部2cが先端に向って順に径を大きくするように
形成される。拡管部2bと2c間の内周面には環状平面
部Aが形成され、配管2内に配管1の端部を挿入した
際、その屈曲膨出部1bが環状平面部Aに当接する。ま
た、配管2内に配管1の端部を挿入した際、配管1の先
端直管部1aが配管2の拡管部2aの内側に殆ど隙間な
く嵌合するように、各管の外径及び内径が設定されてい
る。
先端直管部1aに外嵌された環状シール材3を所定量だ
け圧縮するように、その内径が設定される。また、拡管
部2cの内径は、配管1の屈曲膨出部1bがその内側に
殆ど隙間なく嵌合される程度に設定される。先端直管部
1aと拡管部2b間に介装される環状シール材3として
は、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム等のOリン
グが使用される。
スリット2dが円周方向に沿って形成される。ここで
は、拡管部2cの周囲に、円周角度で約60°の長さを
持つ4本のスリット2dが、約30°の間隔で設けられ
る。これらのスリット2dは配管1、2の厚さ程度の幅
を有し、スリット2dの先端側の側面位置は、配管1の
端部が配管2内に挿入されて、屈曲膨出部1bが拡管部
内周の環状平面部Aに当接した際、屈曲膨出部1bの根
元面と略一致するように設定される。
ように結合される。即ち、環状シール部材3を配管1の
先端直管部1aの元部に外嵌させた状態で、先端直管部
1aを配管2の拡管部2a〜2c内に、屈曲膨出部1b
が拡管部の環状平面部Aに当接するまで挿入する。
管部2aの内部に嵌合され、拡管部2bの内側に嵌入し
た環状シール材3は内外周部から押圧され所定量だけ圧
縮された状態となる。
部2cのスリット2dより先端部に、外部から中心に向
う荷重をかけ、スリット2dの先端部側の拡管部2c
(ここでは4箇所)を内側にかしめて、拡管部2cの4
箇所の内面が配管1の外周面に当接するまで折り入れ
る。
折り込まれた各スリット2dの側壁部が内側の屈曲膨出
部1bの側面を押圧して係止する状態となり、屈曲膨出
部1bが環状平面部Aとスリット2dの側壁部との間に
挟持され、両配管1、2の抜けやがたつきが完全に阻止
され、結合が完了する。このとき、結合部分の内側で
は、環状シール材3が適当荷重により圧縮された状態と
なり、結合部の気密は保持される。
ウム合金製の温水配管の結合に適用したが、黄銅など他
の金属や合成樹脂製等の種々の配管の結合に適用するこ
ともできる。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一方の端部に形成され、内側に設けられ
た環状平面部と該環状平面部より先端側で円周方向に沿
って配設された複数のスリットとを有する拡管部と、 他方の配管の端部に形成され、該拡管部の内側に挿入さ
れる先端直管部と、 該先端直管部の付根部に外側に膨出して形成され、前記
環状平面部に当接する環状の屈曲膨出部と、 該拡管部と該直管部との間に圧縮状態で介装される環状
シール材とを備え、 他方の配管の端部を一方の配管の該拡管部に挿入した状
態で、各スリットの先端側の拡管部をかしめて内側へ折
り込み、該スリットの側壁部を該屈曲膨出部の側面に係
止させて両配管が結合されたことを特徴とする配管結合
装置。 - 【請求項2】 一方の端部の内側に環状平面部と該環状
平面部より先端側で円周方向に沿って配設された複数の
スリットとを有する拡管部を形成し、 他方の配管の端部に該拡管部の内側に挿入される先端直
管部を形成し、 該先端直管部の付根部に外側に膨出し、かつ前記環状平
面部に当接する環状の屈曲膨出部を形成し、 該拡管部と該直管部との間に圧縮状態で介装される環状
シール材を配し、 他方の配管の端部を一方の配管の該拡管部に挿入した状
態で、各スリットの先端側の拡管部をかしめて内側へ折
り込み、該スリットの側壁部を該屈曲膨出部の側面に係
止させて両配管が結合させることを特徴とする配管結合
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22299292A JP2650176B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 配管結合装置及び配管結合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22299292A JP2650176B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 配管結合装置及び配管結合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666392A JPH0666392A (ja) | 1994-03-08 |
JP2650176B2 true JP2650176B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16791113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22299292A Expired - Lifetime JP2650176B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 配管結合装置及び配管結合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650176B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002206892A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-26 | Toyo Radiator Co Ltd | 熱交換器の出入口パイプ接続構造 |
JP4143959B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2008-09-03 | 株式会社ティラド | 樹脂製パイプとタンクとの接続構造 |
JP2005121171A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Japan Climate Systems Corp | 管状部材の接続構造 |
US8282139B2 (en) * | 2009-03-02 | 2012-10-09 | Ti Group Automotive Systems, Llc | Quick connector with seal assembly retainer |
DE102014200906A1 (de) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | MAHLE Behr GmbH & Co. KG | Rohrverbindung, insbesondere für einen Wärmeübertrager |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP22299292A patent/JP2650176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666392A (ja) | 1994-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3710481B2 (ja) | 改善された圧壊可能な封止域を備えたパイプラップジョイント | |
US3690703A (en) | Coupling for hoses of different diameters | |
JP2650176B2 (ja) | 配管結合装置及び配管結合方法 | |
JPS6324198B2 (ja) | ||
US4451955A (en) | Crimp-type clamp | |
US6089624A (en) | Pipe lap joint with improved collapsible slot | |
JP2812314B2 (ja) | ばね帯金クリップ | |
JPH0776596B2 (ja) | 締付けバンド | |
JP3568067B2 (ja) | 管体の接続構造 | |
JPH09184586A (ja) | 締め付けバンド | |
JP2542038Y2 (ja) | 吸気ダクト接続装置 | |
US4186932A (en) | Resilient sealing ring | |
JPH06174163A (ja) | パイプ継手 | |
JP2000018453A (ja) | ダクトの接合部構造 | |
JPH08303239A (ja) | 自動車用排気系の継手装置 | |
JP3308782B2 (ja) | 差し込み継手構造 | |
JP3451587B2 (ja) | 消音器へのパイプ接続構造およびその接続方法 | |
JP3496364B2 (ja) | 排気管継手及びその製造方法 | |
JP3441135B2 (ja) | 樹脂管継手及び管材の接続方法 | |
JPH05118483A (ja) | ホース継手 | |
JP2596902Y2 (ja) | 配管用継手 | |
JPH09133276A (ja) | 管体の接続構造 | |
JPH0229351Y2 (ja) | ||
JPS606713Y2 (ja) | 金属管の継手装置 | |
JPH07174270A (ja) | 管継手構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516 |
|
RVTR | Cancellation of determination of trial for invalidation | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516 Year of fee payment: 13 |