JP2649175B2 - 苦味の軽減方法および苦味軽減組成物 - Google Patents
苦味の軽減方法および苦味軽減組成物Info
- Publication number
- JP2649175B2 JP2649175B2 JP63172878A JP17287888A JP2649175B2 JP 2649175 B2 JP2649175 B2 JP 2649175B2 JP 63172878 A JP63172878 A JP 63172878A JP 17287888 A JP17287888 A JP 17287888A JP 2649175 B2 JP2649175 B2 JP 2649175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bitterness
- sodium sulfate
- powder
- bitter taste
- reducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、苦味を有する物質に硫酸ナトリウムを添加
した組成物および苦味を有する物質の苦味を軽減させる
方法に関する。
した組成物および苦味を有する物質の苦味を軽減させる
方法に関する。
本発明の目的は、医薬品の薬効および食品の呈味を損
なわずに、苦味を選択的に軽減させる方法並びに苦味を
有する物質および硫酸ナトリウムを含有する苦味軽減組
成物を提供することにある。
なわずに、苦味を選択的に軽減させる方法並びに苦味を
有する物質および硫酸ナトリウムを含有する苦味軽減組
成物を提供することにある。
[従来の技術] 従来、医薬品および食品の分野において、苦味を有す
る物質にいわゆる苦味マスク剤を添加して苦味を軽減さ
せる方法が知られている。その方法としては、たとえ
ば、苦味を有する医薬品にウリジル酸またはシチジル酸
およびそのナトリウム塩の単独または二種以上の混合物
を添加する方法(特公昭48−17044号)、苦味を有する
医薬品または食品に構成アミノ酸が10個以下のL−グル
タミン酸含有ペプチドまたはL−アスパラギン酸含有ペ
プチドを添加する方法(特開昭50−12449号および同51
−73113号)、苦味成分含有水性溶液に、クエン酸およ
びクエン酸アルカリ金属塩を添加する方法(特開昭60−
246325)、塩化カリウムの苦味を糖アルコールで軽減さ
せる方法(特開昭62−32855号)などが知れれている。
る物質にいわゆる苦味マスク剤を添加して苦味を軽減さ
せる方法が知られている。その方法としては、たとえ
ば、苦味を有する医薬品にウリジル酸またはシチジル酸
およびそのナトリウム塩の単独または二種以上の混合物
を添加する方法(特公昭48−17044号)、苦味を有する
医薬品または食品に構成アミノ酸が10個以下のL−グル
タミン酸含有ペプチドまたはL−アスパラギン酸含有ペ
プチドを添加する方法(特開昭50−12449号および同51
−73113号)、苦味成分含有水性溶液に、クエン酸およ
びクエン酸アルカリ金属塩を添加する方法(特開昭60−
246325)、塩化カリウムの苦味を糖アルコールで軽減さ
せる方法(特開昭62−32855号)などが知れれている。
しかし、硫酸ナトリウムが、苦味を軽減する効果を有
することは、全く知られていない。
することは、全く知られていない。
[発明が解決しようとする課題] 従来公知の苦味マスク剤によっては、たとえば、苦味
を有する食品の苦味を軽減させることができても、呈味
が損なわれる場合があり、医薬品の薬効または食品の呈
味を損なわずに、苦味を選択的に軽減させる方法の開発
が望まれていた。
を有する食品の苦味を軽減させることができても、呈味
が損なわれる場合があり、医薬品の薬効または食品の呈
味を損なわずに、苦味を選択的に軽減させる方法の開発
が望まれていた。
[課題を解決するための手段] このような状況下において、本発明者らは苦味を有す
る物質の苦味を軽減させる方法について、鋭意研究した
結果、硫酸ナトリウムが所期の目的を達成することを見
出し、本発明を完成するに至った。
る物質の苦味を軽減させる方法について、鋭意研究した
結果、硫酸ナトリウムが所期の目的を達成することを見
出し、本発明を完成するに至った。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる苦味を有する物質としては、たと
えば、塩酸キニーネ、硫酸キニーネ、レシナミンおよび
カフェインンなどのアルカロイド;センブリ、ゲンチア
ナ、サポニンンおよびタンニンなどの配糖体;エリスロ
マイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコールお
よびファレキシンなどの抗生物質;臭化水素デキストロ
メトルファン、ヨウ化オキサピウム、塩酸メクロフェノ
キサートおよび塩酸ヒドララジンなどの化学合成品;L−
トリプトファン,L−ロイシン、L−メチオニンおよびL
−リジンなどのアミノ酸またはそれらの塩酸塩;シクラ
ンデレート;アミノピリン;塩化カリウムおよび硫酸マ
グネシウムなどの無機物質;リネモンなどのテルペン;
カゼイン;大豆蛋白の分解物など並びにこれらを含有す
る医薬品または食品が挙げられる。
えば、塩酸キニーネ、硫酸キニーネ、レシナミンおよび
カフェインンなどのアルカロイド;センブリ、ゲンチア
ナ、サポニンンおよびタンニンなどの配糖体;エリスロ
マイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコールお
よびファレキシンなどの抗生物質;臭化水素デキストロ
メトルファン、ヨウ化オキサピウム、塩酸メクロフェノ
キサートおよび塩酸ヒドララジンなどの化学合成品;L−
トリプトファン,L−ロイシン、L−メチオニンおよびL
−リジンなどのアミノ酸またはそれらの塩酸塩;シクラ
ンデレート;アミノピリン;塩化カリウムおよび硫酸マ
グネシウムなどの無機物質;リネモンなどのテルペン;
カゼイン;大豆蛋白の分解物など並びにこれらを含有す
る医薬品または食品が挙げられる。
また、本発明において用いられる硫酸ナトリウムとし
ては、たとえば、無水硫酸ナトリウムおよび硫酸ナトリ
ウムの水和物、具体的には、硫酸ナトリウム・10水和物
が挙げられる。
ては、たとえば、無水硫酸ナトリウムおよび硫酸ナトリ
ウムの水和物、具体的には、硫酸ナトリウム・10水和物
が挙げられる。
また、苦味を有する物質に対する硫酸ナトリウムの添
加量は、通常、苦味を有する物質に対して0.0001〜25倍
(重量比)であり、たとえば、苦味を有する医薬品の場
合、対象医薬品の呈する苦味の強さによって異なるが、
対象医薬品の0.1倍(重量比)以上、好ましくは、0.5〜
25倍(重量比)であればよい。
加量は、通常、苦味を有する物質に対して0.0001〜25倍
(重量比)であり、たとえば、苦味を有する医薬品の場
合、対象医薬品の呈する苦味の強さによって異なるが、
対象医薬品の0.1倍(重量比)以上、好ましくは、0.5〜
25倍(重量比)であればよい。
また、苦味を有する食品の場合、対象食品が呈する苦
味の強さ、または、一部苦味を残存させる場合などによ
って異なるが、対象食品の0.0001倍(重量比)以上、好
ましくは、固形状の対象食品に対しては0.0005〜0.1倍
(重量比)、液状の対象食品に対しては0.0001〜0.1倍
(重量比)である。
味の強さ、または、一部苦味を残存させる場合などによ
って異なるが、対象食品の0.0001倍(重量比)以上、好
ましくは、固形状の対象食品に対しては0.0005〜0.1倍
(重量比)、液状の対象食品に対しては0.0001〜0.1倍
(重量比)である。
また、本発明方法に係る苦味を有する物質の性状は、
固形状、粉末状、液状などのいずれでもよい。
固形状、粉末状、液状などのいずれでもよい。
また、硫酸ナトリウムは、常法により、たとえば、粉
末状の医薬品または食品に対しては粉末の乾燥前または
乾燥後いずれの時期に添加してもよく、また、液状の医
薬品または食品に対しては、直接有効量を常法によって
添加すればよい。
末状の医薬品または食品に対しては粉末の乾燥前または
乾燥後いずれの時期に添加してもよく、また、液状の医
薬品または食品に対しては、直接有効量を常法によって
添加すればよい。
さらに、固形状の医薬品または食品に対しては、成形
前に硫酸ナトリウムを混合させ、錠剤または顆粒とすれ
ばよく、さらに、錠剤または顆粒の表面に硫酸ナトリウ
ムを含む皮膜を形成させてもよい。
前に硫酸ナトリウムを混合させ、錠剤または顆粒とすれ
ばよく、さらに、錠剤または顆粒の表面に硫酸ナトリウ
ムを含む皮膜を形成させてもよい。
[発明の効果] 1.苦味を有する医薬品に対する苦味の軽減効果 パネラーにより苦味を有する医薬品の水溶液または懸
濁液1mlおよび苦味を有する医薬品に無水硫酸ナトリウ
ムを添加した水溶液または懸濁液1mlをそれぞれ約5秒
間、口に含んで官能検査を行った。
濁液1mlおよび苦味を有する医薬品に無水硫酸ナトリウ
ムを添加した水溶液または懸濁液1mlをそれぞれ約5秒
間、口に含んで官能検査を行った。
表中の各符号は下の意味を示す。
−;全く苦味を感じない。
±;ほとんど苦味を感じない。
+;弱い苦味を感じる。
++;強い苦味を感じる。
+++;極めて強い苦味を感じる。
苦味を有する医薬品に対して、無水硫酸ナトリウムの
添加による苦味の軽減効果について、判定の結果を表−
1に示す。
添加による苦味の軽減効果について、判定の結果を表−
1に示す。
2.苦味を有する食品に対する苦味の軽減効果 パネラーにより苦味を有する食品および苦味を有する
食品に無水硫酸ナトリウムを添加した食品をそれぞれ口
に含んで官能検査を行った。
食品に無水硫酸ナトリウムを添加した食品をそれぞれ口
に含んで官能検査を行った。
表中の各符号は下の意味を示す。
−;ほとんど苦味を感じない。
+;弱い苦味を感じる。
++;強い苦味を感じる。
苦味を有する食品に対して、無水硫酸ナトリウムの添
加による苦味の軽減効果について、判定の結果を表−2
に示す。
加による苦味の軽減効果について、判定の結果を表−2
に示す。
表−1および表−2の結果から明らかなように、硫酸
ナトリウムは、苦味を有する物質の苦味を軽減させる効
果を有する。
ナトリウムは、苦味を有する物質の苦味を軽減させる効
果を有する。
[実施例] つぎに、本発明を実施例および製剤例を挙げて説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、パーセントはすべて重量%である。
また、実施例または製剤例において、メチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
ス・カルシウム塩および微結晶セルロースは、それぞれ
つぎのものを使用した。
ス、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
ス・カルシウム塩および微結晶セルロースは、それぞれ
つぎのものを使用した。
メチルセルロース(SM400;信越化学社製) ポリビニルピロリドン(PVP−K30;バスフ社製) カルボキシメチルセルロース・カルシウム塩(ECG50
5;ニチリン化学社製) 微結晶セルロース(アビセルPH101;旭化成社製) 実施例1 センブリ末100mgを蒸留水100mlに懸濁させ、ついで、
無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、センブリの0.1%懸
濁液を得る。
5;ニチリン化学社製) 微結晶セルロース(アビセルPH101;旭化成社製) 実施例1 センブリ末100mgを蒸留水100mlに懸濁させ、ついで、
無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、センブリの0.1%懸
濁液を得る。
実施例2 ヨウ化オキサピウム50mgを蒸留水100mlに溶解させ、
ついで、無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、ヨウ化オ
キサピウムの0.05%水溶液を得る。
ついで、無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、ヨウ化オ
キサピウムの0.05%水溶液を得る。
実施例3 臭化水素酸デキストロメトルファン200mgを蒸留水100
mlに溶解させ、ついで、無水硫酸ナトリウム600mgを添
加し、臭化水素酸デキストロメトルファンの0.2%水溶
液を得る。
mlに溶解させ、ついで、無水硫酸ナトリウム600mgを添
加し、臭化水素酸デキストロメトルファンの0.2%水溶
液を得る。
実施例4 L−トリプトファン・塩酸塩1gを蒸留水100mlに溶解
させ、ついで、無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、L
−トリプトファン・塩酸塩の1%水溶液を得る。
させ、ついで、無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、L
−トリプトファン・塩酸塩の1%水溶液を得る。
実施例5 硫酸キニーネ25mgを蒸留水100mlに溶解させ、つい
で、無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、硫酸キニーネ
の0.025%水溶液を得る。
で、無水硫酸ナトリウム600mgを添加し、硫酸キニーネ
の0.025%水溶液を得る。
実施例6 クロラムフェニコール50mgを蒸留水100mlに溶解さ
せ、ついで、無水硫酸ナトリウム1gを添加し、クロラム
フェニコールの0.05%水溶液を得る。
せ、ついで、無水硫酸ナトリウム1gを添加し、クロラム
フェニコールの0.05%水溶液を得る。
実施例7 グレープフルーツを半分に切り、果汁を絞り1個から
約260mlの果汁を得た。この果汁10gを秤取し、無水硫酸
ナトリウム10mgを添加して、グレープフルーツ果汁を得
る。
約260mlの果汁を得た。この果汁10gを秤取し、無水硫酸
ナトリウム10mgを添加して、グレープフルーツ果汁を得
る。
実施例8 荒挽きコーヒー末40gを熱湯400mlで抽出し、抽出液10
mlを秤取し、無水硫酸ナトリウム2.5mgを添加して、コ
ーヒー抽出液を得る。
mlを秤取し、無水硫酸ナトリウム2.5mgを添加して、コ
ーヒー抽出液を得る。
製剤例1.シロップ剤 臭化水素酸デキストロメトルファン100mg、精製白糖3
00mg、クエン酸300mg、グリシン360mg、無水硫酸ナトリ
ウム600mgおよびメチルセルロース300mgの粉末を蒸留水
に溶解させ、全体として100mlになるように調整し、シ
ロップ剤を得る。
00mg、クエン酸300mg、グリシン360mg、無水硫酸ナトリ
ウム600mgおよびメチルセルロース300mgの粉末を蒸留水
に溶解させ、全体として100mlになるように調整し、シ
ロップ剤を得る。
製剤例2.錠剤 ヨウ化オキサピウム10mg、乳糖30mg、トウモロコシデ
ンプン80mg、微結晶セルロース50mgおよび無水硫酸ナト
リウム(粉砕品)10mgをポリビニルピロリドン(10%水
溶液)5mgを用いて練合し、40℃で風乾する。これに、
カルボキシメチルセルロース・カルシウム塩20mgおよび
ステアリン酸マグネシウム5mgを加え、1錠当たり210mg
に打錠し、錠剤を得る。
ンプン80mg、微結晶セルロース50mgおよび無水硫酸ナト
リウム(粉砕品)10mgをポリビニルピロリドン(10%水
溶液)5mgを用いて練合し、40℃で風乾する。これに、
カルボキシメチルセルロース・カルシウム塩20mgおよび
ステアリン酸マグネシウム5mgを加え、1錠当たり210mg
に打錠し、錠剤を得る。
製剤例3.生薬散剤(1日量) ケイヒ末60mg、ニガキ末30mg、ショウキョウ末30mg、
ウイキョウ末30mg、オウバク末30mg、カンゾウ末300m
g、ソウジュツ末620mg、センブリ末50mg、乳糖900mg、
微結晶セルロース550mgおよび無水硫酸ナトリウム(粉
砕品)250mgをポリビニルピロリドン(10%エタノール
溶液)150mgを用いて練合し、40℃で風乾する。つい
で、32メッシュスクリーンを備えた整粒機で整粒し、分
散を得る。
ウイキョウ末30mg、オウバク末30mg、カンゾウ末300m
g、ソウジュツ末620mg、センブリ末50mg、乳糖900mg、
微結晶セルロース550mgおよび無水硫酸ナトリウム(粉
砕品)250mgをポリビニルピロリドン(10%エタノール
溶液)150mgを用いて練合し、40℃で風乾する。つい
で、32メッシュスクリーンを備えた整粒機で整粒し、分
散を得る。
製剤例4.生薬散剤(1日量) ケイヒ末60mg、ニガキ末30mg、ショウキョウ末30mg、
ウイキョウ末30mg、オウバク末30mg、カンゾウ末300m
g、ソウジュツ末630mg、センブリ末50mg、乳糖900mg、
微結晶セルロース550mgおよび硫酸ナトリウム・10水和
物(粉砕品)570mgをポリビニルピロリドン(10%エタ
ノール溶液)150mgを用いて練合し、40℃で風乾する。
ついで、32メッシュスクリーンを備えた整粒機で整粒
し、散剤を得る。
ウイキョウ末30mg、オウバク末30mg、カンゾウ末300m
g、ソウジュツ末630mg、センブリ末50mg、乳糖900mg、
微結晶セルロース550mgおよび硫酸ナトリウム・10水和
物(粉砕品)570mgをポリビニルピロリドン(10%エタ
ノール溶液)150mgを用いて練合し、40℃で風乾する。
ついで、32メッシュスクリーンを備えた整粒機で整粒
し、散剤を得る。
Claims (4)
- 【請求項1】苦味を有する物質に硫酸ナトリウムを添加
することを特徴とする苦味を有する物質の苦味軽減方
法。 - 【請求項2】苦味を有する物質が医薬品である特許請求
の範囲第(1)項記載の苦味を有する物質の苦味軽減方
法。 - 【請求項3】苦味を有する物質が食品である特許請求の
範囲第(1)項記載の苦味を有する物質の苦味軽減方
法。 - 【請求項4】苦味を有する物質および硫酸ナトリウムを
含有することからなる苦味軽減組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172878A JP2649175B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 苦味の軽減方法および苦味軽減組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172878A JP2649175B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 苦味の軽減方法および苦味軽減組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225428A JPH0225428A (ja) | 1990-01-26 |
JP2649175B2 true JP2649175B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=15949983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63172878A Expired - Fee Related JP2649175B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 苦味の軽減方法および苦味軽減組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649175B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE501644T1 (de) | 2007-01-16 | 2011-04-15 | Basf Se | Flüssige formulierungen enthaltend carotinoide |
BRPI0807583A2 (pt) | 2007-02-23 | 2014-07-01 | Basf Se | Uso de nanopartículas de carotenóide dispersáveis em água, processo para a modulação de sabor de composições de matéria, e, modulador de sabor |
DE502008002299D1 (de) | 2007-02-23 | 2011-02-24 | Brain Biotechnology Res & Information Network Ag | Verfahren zur geschmacksmodulation von stofflichen zusammensetzungen, die mindestens einen high intensity sweetener (his) enthalten |
DE202008006492U1 (de) | 2007-02-23 | 2008-08-21 | Basf Se | Verwendung von wasserdispergierbaren Carotinoid-Nanopartikeln als Geschmacksmodulatoren, Geschmacksmodulatoren, enthaltend wasserdispergierbare Carotinoid-Nanopartikel |
US11185093B2 (en) | 2007-11-29 | 2021-11-30 | Christian Köpsel | Pulverulent carotenoid preparation for colouring drinks |
DE202008006163U1 (de) | 2008-03-05 | 2008-10-02 | Basf Se | Verwendung einer Salzzubereitung zur Geschmacksmodulation von stofflichen Zusammensetzungen, die mindestens einen High Intensity Sweetener (HIS) enthalten |
ATE531281T1 (de) | 2008-03-05 | 2011-11-15 | Brain Biotechnology Res & Information Network Ag | Verfahren zur geschmacksmodulation von stofflichen zusammensetzungen, die mindestens einen high intensity sweetener (his) enthalten |
WO2010040683A1 (de) | 2008-10-07 | 2010-04-15 | Basf Se | Gebrauchfertige, stabile emulsion |
CN102138900B (zh) * | 2011-03-18 | 2012-11-21 | 海南灵康制药有限公司 | 奥沙碘铵脂质体固体制剂 |
JP6085960B2 (ja) * | 2011-12-16 | 2017-03-01 | 奥野製薬工業株式会社 | アルカリ性無機塩類の呈味改善方法、ならびに食品添加剤の製造方法および食品添加剤 |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP63172878A patent/JP2649175B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225428A (ja) | 1990-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2618977C (en) | Orally disintegratable tablet | |
JP5222841B2 (ja) | リン酸オセルタミビル顆粒剤及びその調製方法 | |
JPH02164820A (ja) | イブプロフェン風味マスク法 | |
JP2649175B2 (ja) | 苦味の軽減方法および苦味軽減組成物 | |
KR20010005510A (ko) | 쓴맛 등을 은폐한 경구약제 | |
JP2818220B2 (ja) | 食品用の含水有機溶剤抽出物含有組成物および医薬用の含水有機溶剤抽出物含有組成物、並びにそれらの製造方法 | |
JP2000290199A (ja) | 経口用医薬組成物 | |
JP4501024B2 (ja) | システイン類の苦味及び臭気が軽減された組成物 | |
Avachat et al. | Characterization and Evaluation of Spray Dried Co-Processed Excipients and Their Application in Solid Dosage Forms. | |
JP3774814B2 (ja) | システイン類の不快な臭気又は味が軽減された組成物 | |
CN113456604A (zh) | 一种枸橼酸西地那非口崩片及其制备方法 | |
DE60213283T2 (de) | Pharmazeutische zusammensetzung enthaltend magermilchpulver | |
JP3068894B2 (ja) | 作用物質としてメスナを含む錠剤及び顆粒、並びにその製法 | |
US6599534B2 (en) | Masking agent in powder form for pharmaceutical tastes | |
TWI286072B (en) | Sleeping medicine formed by coating solid | |
Teo et al. | Effect of a high‐fat meal on thalidomide pharmacokinetics and the relative bioavailability of oral formulations in healthy men and women | |
EA031697B1 (ru) | Фармацевтическая композиция с замаскированным вкусом, обладающая ускоренным началом действия | |
CZ2001714A3 (cs) | Farmaceutický přípravek na bázi ibuprofenu a způsob jeho přípravy | |
JP4766941B2 (ja) | システイン類の不快な臭気又は味が軽減された組成物 | |
JP5527921B2 (ja) | 苦味を隠蔽した経口固形組成物 | |
JP2001294524A (ja) | アセトアミノフェン配合内服固形製剤 | |
JP2001069961A (ja) | 苦味マスキング用組成物 | |
EP2243473B1 (en) | Tablets comprising a taste masking agent | |
CN1060024A (zh) | 阿扑长春胺酸乙酯制剂的制备方法 | |
JP2003160484A (ja) | 苦味軽減した経口投与製剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |