JP2646970B2 - ディスククランプ装置 - Google Patents

ディスククランプ装置

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JP2646970B2
JP2646970B2 JP5237305A JP23730593A JP2646970B2 JP 2646970 B2 JP2646970 B2 JP 2646970B2 JP 5237305 A JP5237305 A JP 5237305A JP 23730593 A JP23730593 A JP 23730593A JP 2646970 B2 JP2646970 B2 JP 2646970B2
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JP
Japan
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disk
turntable
clamp device
clamper
pin
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JP5237305A
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JPH0773557A (ja
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慎一 須藤
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体上の上方を再
生、記録または消去する光ディスク装置、CDプレイヤ
−等に採用されているディスククランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のディスククランプ装置
は、図5および図6に示すように、中心孔1aを有する
円板状のディスク1を載置するターンテーブル3と、デ
ィスク1をターンテーブル3上に押し付け、保持するク
ランパー4とから概略構成されている。ターンテーブル
3の中央部は隆起状に盛り上がりターンテーブルセンタ
ー9を形成し、中心部にはマグネット7が埋設され、下
端中心部にスピンドルモータ2のモータ軸が接着剤で固
着されており、ターンテーブル3はモータ2により回転
駆動される。一方、クランパー4には鉄系部材10が埋
設されており、ターンテーブル3のターンテーブルセン
ター9に中心孔1aを嵌合させてターンテーブル3上に
載置されたディスク1は、鉄系部材10がマグネット7
に吸引されることによって、クランパー4とターンテー
ブル3で保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構造のディスククランプ装置においては、アク
セス高速化を目的とし、ディスク1を高速回転させるた
めに、ディスククランプ力の増大を図ろうとして、クラ
ンパー4を吸引するマグネット7の吸引力を増大させる
と、クランパー4をターンテーブル3から離す際に必要
な力も増大し、その結果、ディスク1の変形やディスク
離脱動作時の負荷増大等の諸問題が発生していた。この
ように、ディスククランプ力を安易に向上させることが
できないため、アクセスタイム向上の一手法であるスピ
ンドルモータのトルクアップが行えず、これがアクセス
高速化の妨げとなっていた。
【0004】したがって、本発明は、上記した従来の問
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこと
は、諸問題を発生させるディスククランプ力を増大させ
ずに、高速回転に対するディスクスリップを防止して、
アクセス高速化を図ったディスククランプ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成させるた
めに、本発明に係るディスククランプ装置は、ディスク
の中心からずれた位置でディスクの中心孔を貫通するピ
ンをターンテーブルとクランパーのどちらか一方に植設
するとともに、他方に、ピンと係合しディスクの回転方
向と直交する長穴を設ける。
【0006】
【作用】本発明によれば、ピンと長穴との係合により、
ターンテーブルの回転がディスクに伝達される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1(a)は本発明に係るディスククランプ装置
の全体斜視図、同図(b)はクランパーの平面図、図2
は同じく側断面図である。これらの図において、従来技
術と同一の構成については同一の符号を付し詳細な説明
は省略する。本発明の特徴とするところは、ターンテー
ブルセンター9の上面のターンテーブル3の回転中心か
らずれた位置にピン5を植設するとともに、クランパー
4のターンテーブルセンター9に対応する中央部にクラ
ンパー4の回転する方向と直交する長穴6を3個、円周
方向等角度にクランパー4の上下を貫通して設けた点に
ある。また、クランパー4の下面に摩擦係数の高いゴム
材11が貼着されている。
【0008】次に、このような構成のディスククランプ
装置の動作を説明する。先ず、機械式または手動により
ディスク1をターンテーブル3上に載置し、しかるの
ち、クランパー4をディスク1上に載置する。ターンテ
ーブルセンター9とピン5とがディスク1の中心孔1a
を挿通して、クランパー4の下面に当接する。スピンド
ルモータ2に電圧が印加され、ターンテーブル3が回転
する。ターンテーブル3が回転すると、ピン5がクラン
パー4の長穴6に係合し、これによりクランパー4はタ
ーンテーブル3に対して滑ることがなくなるため、両者
に挟持されたディスク1は強力な耐回転スリップトルク
を得ることができるので、高速回転に対するディスクス
リップが防止されて、アクセス高速化が図れる。
【0009】クランパー4のディスク1との接触面であ
る下面に滑る摩擦係数の高いゴム材11を貼着したこと
により、ディスクスリップが防止される。
【0010】図3は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。この第2の実施例では、ピン5をクランパー4の
下面に植設し、2個の長穴6をターンテーブルセンター
9の上面に設けたものである。このような構成として
も、ピン5が長穴6に係合して上記第1の実施例と同様
にアクセスの高速化が図れる。また、この第2の実施例
では、ディスク1とクランパー4との接触面積を増大さ
せるために、クランパー4の外径を大としている。
【0011】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。この第3の実施例では、ターンテーブル3に、ピ
ン5を上下に摺動自在に保持するめくら穴状の摺動孔3
aを設け、摺動孔3aの底面部とピン5との間に圧縮ス
プリング8を介装してピン5に上方への摺動付勢を付与
している。こうすることにより、ピン5が長穴6に入り
やすくなり、ピン5と長穴6との係合が円滑に行われ
る。また、少なくともピン5の先端または長穴6の下端
縁に面取りを施すことにより、ピン5と長穴6との係合
が円滑に行われる。
【0012】なお、本実施例では、長穴6を2個と3個
との例を示したが、これに限定されず、1個でもよく4
個以上でもよいことは勿論であり、ピン5の個数を長穴
6の個数に合わせて複数としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクの中心からずれた位置でディスクの中心孔を貫通
するピンをターンテーブルとクランパーのどちらか一方
に植設するとともに、他方に、ピンと係合しディスクの
回転方向と直交する長穴を設けたので、ピンが長穴と係
合することによってディスクは互いに滑ることのないタ
ーンテーブルとクランパーとに押さえつけられ保持され
ることとなる。このため、従来のディスククランプ装置
と比較してターンテーブルとクランパーとの吸引力を増
大させることなく、高速回転に対するディスクスリップ
を防止でき、アクセス高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るディスククランプ装置の
全体斜視図、(b)はクランパーの平面図である。
【図2】本発明に係るディスククランプ装置の側断面図
である。
【図3】(a)は本発明に係るディスククランプ装置の
第2の実施例の全体斜視図、(b)はターンテーブルの
平面図である。
【図4】本発明に係るディスククランプ装置の第3の実
施例の要部側断面図である。
【図5】従来のディスククランプ装置の全体斜視図であ
る。
【図6】従来のディスククランプ装置の側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスク 1a 中心孔 2 スピンドルモータ 3 ターンテーブル 3a 摺動孔 4 クランパー 5 ピン 6 長穴 7 マグネット 8 圧縮スプリング 9 ターンテーブルセンター 10 鉄系部材 11 ゴム部材

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心孔を有するディスクが載置され回転
    駆動手段によって回転操作されるターンテーブルと、前
    記ディスクをターンテーブル上に押さえつけ保持するク
    ランパーとを備えたディスククランプ装置において、前
    記ディスクの中心からずれた位置でディスクの中心孔を
    貫通するピンを前記ターンテーブルとクランパーのどち
    らか一方に植設するとともに、他方に、前記ピンと係合
    しディスクの回転方向と直交する長穴を設けたことを特
    徴とするディスククランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記長穴を複数個設けたことを特徴とするディ
    スククランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記クランプのディスクと接触する接触面の摩
    擦抵抗を大としたことを特徴とするディスククランプ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記クランプのディスクと接触する接触面をゴ
    ム材としたことを特徴とするディスククランプ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記クランプのディスクと接触する接触面積を
    大としたことを特徴とするディスククランプ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、前記ピンを摺動自在とし前記長穴方向に付勢さ
    れていることを特徴とするディスククランプ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のディスククランプ装置に
    おいて、少なくとも前記ピンの先端または長穴の端縁に
    面取りを施したことを特徴とするディスククランプ装
    置。
JP5237305A 1993-08-31 1993-08-31 ディスククランプ装置 Expired - Lifetime JP2646970B2 (ja)

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JPH0773557A JPH0773557A (ja) 1995-03-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417231B1 (ko) * 1996-05-29 2004-04-21 삼성전자주식회사 디스크클램핑방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5986090U (ja) * 1982-11-29 1984-06-11 株式会社田村電機製作所 可撓性デイスクのクランプ装置

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JPH0773557A (ja) 1995-03-17

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