JP2518941Y2 - デイスク駆動装置 - Google Patents

デイスク駆動装置

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JP2518941Y2 JP1989134430U JP13443089U JP2518941Y2 JP 2518941 Y2 JP2518941 Y2 JP 2518941Y2 JP 1989134430 U JP1989134430 U JP 1989134430U JP 13443089 U JP13443089 U JP 13443089U JP 2518941 Y2 JP2518941 Y2 JP 2518941Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば光デイスク駆動装置や磁気デイスク
駆動装置などのデイスク駆動装置に係り、特に、スピン
ドルの動力を情報記録デイスクに確実に伝達するための
動力伝達手段に関する。
〔従来の技術〕
本願出願人は先に、情報記録デイスクの心出しを行う
スピンドルと、このスピンドルに取付けられ前記情報記
録デイスクを載置するターンテーブルと、このターンテ
ーブルに取付けられ前記情報記録デイスクを回転方向に
係合する係合ピンを備えたマグネツトクランプ方式のデ
イスク駆動装置を提案した(特願昭63-73414号)。
また、本願出願人は先に、情報記録デイスクの心出し
を行うスピンドルと、このスピンドルに取付けられ前記
情報記録デイスクを載置するターンテーブルと、このタ
ーンテーブルと対向に配置されたデイスククランプ部材
と、前記ターンテーブルに取り付けられ前記デイスクク
ランプ部材を回転方向に係合する係合ピンを備えたメカ
ニカルクランプ方式のデイスク駆動装置を提案した(特
願平1-156878号)。
前者は、係合ピンを介して情報記録デイスクとターン
テーブルとを機械的に係合するようにしたので、大きな
トルクが作用した場合にも両部材の間に滑りを生じるこ
とがない。よつて、情報記録デイスクを高速で起動して
高速で回転駆動することができ、アクセス速度及びデー
タ転送速度の高速化を図ることができる。
後者は、係合ピンを介してターンテーブルとデイスク
クランプ部材とを機械的に係合するようにしたので、タ
ーンテーブルと情報記録デイスクとの間に作用する摩擦
力、及びデイスククランプ部材と情報記録デイスクとの
間に作用する摩擦力の合力で情報記録デイスクを回転駆
動することができる。よつて、大きなトルクが作用した
場合にも各部材の間に滑りを生じることがないので、情
報記録デイスクを高速で起動して高速で回転駆動するこ
とができ、アクセス速度及びデータ転送速度の高速化を
図ることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記係合ピンは、ターンテーブル上に情報
記録デイスクが載置されたとき、もしくはターンテーブ
ル上に載置された情報記録デイスクにデイスククランプ
部材が押圧されたとき、まず、係合ピンの先端部が情報
記録デイスク面、もしくはデイスククランプ部材面に当
接する。この状態から、ターンテーブルを起動すると、
係合ピンの先端部が情報記録デイスク面、もしくはデイ
スククランプ部材面を摺動し、情報記録デイスク面もし
くはデイスククランプ部材面に開設された係合孔と合致
した段階で、係合孔内に係合ピンが内挿される。
しかるに、本願出願人が先に提案したデイスク駆動装
置の係合ピンには、情報記録デイスク面もしくはデイス
ククランプ部材面との摩耗を緩和するための手段が何ら
設けられていないため、係合ピン及びこれと摺動する各
部材が摩耗しやすく、デイスク駆動装置の耐久性が害さ
れる恐れがある。また、摩耗粉によつて情報記録デイス
クの表面が汚染され、記録/再生特性が劣化するおそれ
がある。
本考案は、前記した従来技術の不備を解消するために
なされたものであつて、係合ピン及びこれと摺動する各
部材の摩耗を防止し、耐久性及び記録/再生特性に優れ
たデイスク駆動装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の目的を達成するため、まず第1に、
情報記録デイスクの心出しを行うスピンドルと、このス
ピンドルに取付けられ前記情報記録デイスクを載置する
ターンテーブルと、このターンテーブルの下面に取付け
られたばね部材と、このばね部材に取付けられ前記ター
ンテーブルの上面に載置された前記情報記録デイスクを
係合して回転駆動する係合ピンとを備えたデイスク駆動
装置において、前記ばね部材に複数本の前記係合ピンを
取付けると共に、これら各係合ピンの先端部に前記情報
記録デイスクの表面と接触して転動する転動手段を設け
るという構成にした。
また第2に、情報記録デイスクの心出しを行うスピン
ドルと、このスピンドルに取付けられ前記情報記録デイ
スクを載置するターンテーブルと、このターンテーブル
の下面に取付けられたばね部材と、前記ターンテーブル
と対向に配置されたデイスククランプ部材と、前記ばね
部材に取付けられ前記デイスククランプ部材を係合して
回転駆動する係合ピンとを備えたデイスク駆動装置にお
いて、前記係合ピンの先端部に前記デイスククランプ部
材の表面と接触して転動する転動手段を設けるという構
成にした。
〔作用〕
係合ピンの先端部に転動手段を付設すると、情報記録
デイスク面、もしくはデイスククランプ部材面との摩耗
が緩和され、各部材の耐用命数が延長されるとともに、
発塵が減少される。
また、ターンテーブルの下面に取付けられたばね部材
に複数本の係合ピンを取付けると、係合ピンの先端部が
情報記録デイスク面に当接されてから、係合ピンが情報
記録デイスクに開設された係合孔に合致するまでの係合
ピンの摺動距離を小さくすることができるので、情報記
録デイスク面との間の摩耗をさらに緩和することができ
る。
よつて、耐久性及び記録/再生特性に優れたデイスク
駆動装置を提供することができる。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図〜第9図によつて説明す
る。第1実施例は、マグネツトクランプ方式のデイスク
駆動装置に本考案を適用したものである。
第1図はデイスク駆動装置の要部断面図、第2図はデ
イスク駆動装置の下面図、第3図は本例のデイスク駆動
装置に適用される情報記録デイスクの一例を示す断面
図、第4図はこの情報記録デイスクの要部平面図、第5
図は係合ピンと情報記録デイスクとの係合動作を示す要
部平面図、第6図は係合ピンと情報記録デイスクとの当
接状態を示す要部断面図、第7図は係合ピンと情報記録
デイスクとの係合状態を示す要部断面図、第8図及び第
9図は係合ピンの配列を示す要部平面図である。
まず、デイスク駆動装置の説明に先立ち、本例のデイ
スク駆動装置に適用される情報記録デイスクの一例を第
3図及び第4図に基づいて説明する。これらの図に示さ
れた情報記録デイスク21は、両面記録構造のエアサンド
イツチ形光デイスクであつて、第3図に示すように、透
明基板22の信号面22aに少なくとも記録膜または反射膜
を含む薄膜層23を形成してなる2枚のデイスク単版24,2
4aが、スペーサ25を介して貼り合わされ、各デイスク単
版24,24aの中心部に、磁性材料からなるセンターハブ26
が付設されている。
センターハブ26の中心部には、後に詳述するスピンド
ルを挿入するためのスピンドル挿入孔27が開設され、そ
の周囲には、後に詳述する係合ピンを係合するための係
合孔28が等分に開設されている。
以下、本実施例のデイスク駆動装置について説明す
る。
第1図に示すように、本実施例のデイスク駆動装置に
は、スピンドル1と、スピンドル1に取付けられたター
ンテーブル2と、ターンテーブル2上に設けられたマグ
ネツト3と、ターンテーブル2の下面に取付けられたば
ね部材4と、ばね部材4の自由端に取付けられた係合ピ
ン5,5aを備えたデイスク駆動系が内蔵されている。
スピンドル1は、情報記録デイスクの心出しを行うた
めのものであつて、少なくとも先端部の直径が、後に詳
述する情報記録デイスクの中心部に開設されたスピンド
ル挿入孔に内挿可能な大きさに形成され、その先端部に
は、スピンドル挿入孔への挿入を容易にするための面取
り6が施されている。このスピンドル1の基端部は、図
示外のデイスク駆動モータに連結されており、所定の回
転速度で回転駆動される。
ターンテーブル2は、平面から見た形状が円形に形成
されており、上面の外周縁よりもやや内側にはデイスク
受け7が突設されている。また、デイスク受け7よりも
内周部分には、第2図に示すように、2つのピン挿通孔
8,8aが所定の配列で開設されている。ピン挿通孔8,8aの
配列は係合ピン5,5aの配列と同じであり、これについて
は後に詳述する。
このターンテーブル2は、第1図に示すように、前記
デイスク受け7の上面が、前記スピンドル1の先端部に
形成された面取り6の下端よりも低い位置になるように
して前記スピンドル1に固着される。
マグネツト3は、情報記録デイスクをターンテーブル
2上にクランプするためのものであつて、ターンテーブ
ル2の上面のデイスク受け7の外周部に固着される。
ばね部材4は、第2図に示すように、外径が前記ター
ンテーブル2と略等しいリング状に形成されており、中
央部に開設されたセンター孔9を介してその対称位置
が、例えば小ねじなどの固定具10によつてターンテーブ
ル2に固着されている。また、前記2つの固定具10と互
いに直交する方向には、2つの係合ピン取付部11,11aが
内向きに突設されている。従って、前記係合ピン取付部
11,11aは自由端となつており、後に詳述する係合ピン5,
5aを上下動可能に保持することができる。なお、係合ピ
ン5,5aの設定位置については、後に詳述する。
このばね部材4は、例えばりん青銅などの弾性体をも
つて形成することができる。
係合ピン5,5aは、第6図及び第7図に示すように、前
記ターンテーブル2に開設された係合孔28内に遊嵌可能
な外径を有する略棒状に形成されており、その先端部
に、例えばボールやローラーなどの転動手段12が相自在
に取り付けられている。転動手段12は、少なくともその
一部が外部に露出するように設定される。
前記2つの係合ピン5,5aは、同図に示すように、基端
部が前記ばね部材4に固着され、転動手段12が設けられ
た先端部がターンテーブル2の上面より上方に配置され
る。
これら2つの係合ピン5,5aは、第8図及び第9図に示
すように、一方の係合ピン5がセンターハブ26に開設さ
れたいずれか1つの係合孔28と合致したとき、他方の係
合ピン5aが係合孔28の間の平面部と対応するように設定
される。すなわち、係合孔28の孔数が奇数である場合に
は、第8図に示すように、2つの係合ピン5,5aをスピン
ドル1を介して相対称の位置に設定する。また、係合孔
28の孔数が偶数である場合には、第9図に示すように、
スピンドル1を介して相対称の位置から、一方の係合ピ
ン5aを、係合孔28のピツチpの半ピツチ分だけずれた位
置に設定する。
このようにすると、ターンテーブル2を最大p/2だけ
回転するだけでいずれか一方の係合ピンを係合孔28内に
係合することができるので、係合ピン5,5aとセンターハ
ブ26との摩擦量が僅少になり、摩擦に起因する耐久性の
劣化及び摩耗粉の悪影響を防止することができる。
以下、前記実施例に係るデイスク駆動装置の動作を、
第5図〜第7図に基づいて説明する。
ターンテーブル2に情報記録デイスクを載置した段階
では、係合孔28内に係合ピン5または5aがいきなり係合
されることはまれであり、通常は、第5図に示すよう
に、2つの係合ピン5,5aに設定された転動手段12がとも
にセンターハブ26の平面部に当接される。
このとき、2つの係合ピン5,5aは、情報記録デイスク
21によつて押圧され、第6図に湿すように、ともにばね
部材4の弾性力に抗して係合孔28内に内装される。
しかる後に、ターンテーブル2を起動すると、転動手
段12がセンターハブ26の面上を転動し、第7図に示すよ
うに、係合孔28と係合ピン5または5aが合致した段階
で、係合孔28内に係合ピン5または5aが係合される。こ
れによつて、情報記録デイスク21がターンテーブル2と
の間に滑りを生じることなく、情報記録デイスク21の高
速起動が可能になる。
前記実施例のデイスク駆動装置は、係合ピン5,5aの先
端部にボールやローラーなどの転動手段12を付設したの
で、係合ピン5,5a及びセンターハブ26の摩耗が緩和さ
れ、各部材の耐用命数が延長されるとともに、発塵が減
少される。よつて、耐久性及び記録/再生特性に優れた
デイスク駆動装置を提供することができる。
次に、本考案の第2実施例を第10図〜第12図によつて
説明する。第2実施例は、メカニカルクランプ方式のデ
イスク駆動装置に本考案を適用したものである。
第10図はデイスク駆動装置の非クランプ状態を示す要
部断面図、第11図はデイスク駆動装置のクランプ状態を
示す要部断面図、第12図はデイスク駆動装置の要部斜視
図である。
これらの図において、31はレバー、32は回転軸、33は
押圧部材、34はばね部材を示し、その他第1図に示した
と同様の部材については同一の符号が表示されている。
前記レバー31、回転軸32、押圧部材33、ばね部材34
は、情報記録デイスク21をターンテーブル2にクランプ
するためのデイスククランプ部材を構成する。
レバー31は、情報記録デイスク21の挿入動作に連動し
てターンテーブル2側に接近し、情報記録デイスク21の
取り出し動作に連動してターンテーブル2と離れる方向
に駆動するようになつている。
回転軸32は、前記レバー31の先端部に回転自在に取付
けられており、その下端部に多数の係合孔28が等分に開
設された円板32aが一体に形成されている。
押圧部材33は、前記回転軸32の外周部にすべりキー35
を介して取付けられており、回転軸32と一体に回転し、
かつこの回転軸32の軸方向に摺動することができる。
ばね部材34は、前記レバー31と押圧部材33との間に介
設されており、前記押圧部材33を常時前記レバー31から
離隔する方向に付勢している。
本例のデイスク駆動装置に備えられるスピンドル2の
先端部には、前記係合孔28と対応する位置に、ばね部材
4を介して2つの係合ピン5,5aが設定されている。係合
ピン5,5aの構成及び配列については、第1実施例に示し
たと同様であるので、重複を避けるため説明を省略す
る。
なお、本例のデイスク駆動装置には、中心部に非磁性
のセンターハブが付設された情報記録デイスクや、セン
ターハブを有しない情報記録デイスク等を適用すること
ができる。
以下、前記第2実施例に係るデイスク駆動装置の動作
を、第10図及び第11図に基づいて説明する。
情報記録デイスクが挿入される以前においては、第10
図に示すように、押圧部材33がターンテーブル2から離
隔した位置に待機されている。
情報記録デイスクが挿入され、ターンテーブル2上に
載置されると、図示外の検出装置によつてこれが検知さ
れ、レバー31がターンテーブル2側に移動する。このと
き、押圧部材33が情報記録デイスク21を押圧する以前
に、円板32aの下面と係合ピン5,5aの先端部に設けられ
た転動手段12とが接触する。
この段階では、係合孔28内に係合ピン5または5aがい
きなり係合されることはまれであり、通常は、2つの転
動手段12がともに情報記録デイスク21の平面部に当接さ
れる。
しかる後に、ターンテーブル2を起動すると、転動手
段12が情報記録デイスク21の面上を転動し、第11図に示
すように、係合孔28と係合ピン5または5aが合致した段
階で、係合孔28内に係合ピン5または5aが係合される。
最後に、押圧部材33が情報記録デイスク21に押圧さ
れ、情報記録デイスク21がターンテーブル2にクランプ
される。
これにより、回転軸32及び押圧部材33がスピンドル1
とともに回転駆動され、情報記録デイスク21がターンテ
ーブル2との間に作用する摩擦力、及び押圧部材33との
間に作用する摩擦力との合力によつて駆動される。よつ
て、情報記録デイスク21がターンテーブル2との間で滑
りを生じにくく、情報記録デイスク21の高速起動が可能
になる。
前記実施例のデイスク駆動装置は、係合ピン5,5aの先
端部にボールやローラーなどの転動手段12を付設したの
で、係合ピン5,5a押圧回転軸32の摩耗が緩和され、各部
材の耐用命数が延長されるとともに、発塵が減少され
る。よつて、耐久性及び記録/再生特性に優れたデイス
ク駆動装置を提供することができる。
なお、本考案の要旨は、係合ピンの先端部にボールや
ローラーなどの転動手段を付設した点にあるのであつ
て、係合ピンの数量や配置については必要に応じて適宜
設計することができる。
すなわち、前記実施例のように、2本の係合ピンを設
定する構成に代えて、係合孔と対向する部分に3本以上
の係合ピンを設定することもできる。
3本以上の係合ピンを設定する場合においては、同時
に2本以上の係合ピンを係合孔内に係合させることもで
きる。このようにすると、ターンテーブルから情報記録
デイスクまたはデイスククランプ部材に大きな回転力を
伝達することができ、情報記録デイスクの回転速度の高
速化を図ることができる。また、仮りに係合孔に係合さ
れている係合ピンの一部が破損した場合にも、残りの係
合ピンによつて回転力を伝達することができるので、信
頼性の高いデイスク駆動装置を提供することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のデイスク駆動装置は、
係合ピンの先端部にボールやローラなどの転動手段を付
設したので、係合ピン及びこれと係合する他の部材の摩
耗が緩和され、各部材の耐用命数が延長されるととも
に、発塵が減少される。
また、ターンテーブルの下面に取付けられたばね部材
に複数本の係合ピンを取付けたので、係合ピンの先端部
が情報記録デイスク面に当接されてから、係合ピンが情
報記録デイスクに開設された係合孔に合致するまでの係
合ピンの摺動距離を小さくすることができ、情報記録デ
イスク面との間の摩耗をさらに緩和することができる。
よつて、耐久性及び記録/再生特性に優れたデイスク駆
動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の第1実施例図であつて、第1
図はデイスク駆動装置の要部断面図、第2図はデイスク
駆動装置の下面図、第3図は本例のデイスク駆動装置に
適用される情報記録デイスクの一例を示す断面図、第4
図はこの情報記録デイスクの要部平面図、第5図は係合
ピンと情報記録デイスクとの係合動作を示す要部平面
図、第6図は係合ピンと情報記録デイスクとの当接状態
を示す要部断面図、第7図は係合ピンと情報記録デイス
クとの係合状態を示す要部断面図、第8図及び第9図は
係合ピンの配列を示す要部平面図である。 第10図〜第12図は本考案の第2実施例図であつて、第10
図はデイスク駆動装置の非クランプ状態を示す要部断面
図、第11図はデイスク駆動装置のクランプ状態を示す要
部断面図、第12図はデイスク駆動装置の要部斜視図であ
る。 1……スピンドル、2……ターンテーブル、3……マグ
ネツト、4……ばね部材、5……係合ピン、12……転動
手段、31……レバー、32……回転軸、33……押圧部材。

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録デイスクの心出しを行うスピンド
    ルと、このスピンドルに取付けられ前記情報記録デイス
    クを載置するターンテーブルと、このターンテーブルの
    下面に取付けられたばね部材と、このばね部材に取付け
    られ前記ターンテーブルの上面に載置された前記情報記
    録デイスクを係合して回転駆動する係合ピンとを備えた
    デイスク駆動装置において、前記ばね部材に複数本の前
    記係合ピンを取付けると共に、これら各係合ピンの先端
    部に前記情報記録デイスクの表面と接触して転動する転
    動手段を設けたことを特徴とするデイスク駆動装置。
  2. 【請求項2】情報記録デイスクの心出しを行うスピンド
    ルと、このスピンドルに取付けられ前記情報記録デイス
    クを載置するターンテーブルと、このターンテーブルの
    下面に取付けられたばね部材と、前記ターンテーブルと
    対向に配置されたデイスククランプ部材と、前記ばね部
    材に取付けられ前記デイスククランプ部材を係合して回
    転駆動する係合ピンとを備えたデイスク駆動装置におい
    て、前記係合ピンの先端部に前記デイスククランプ部材
    の表面と接触して転動する転動手段を設けたことを特徴
    とするデイスク駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のいずれかにおい
    て、前記転動手段が球体であることを特徴とするデイス
    ク駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載のいずれかにおい
    て、前記転動手段がローラーであることを特徴とするデ
    イスク駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載において、前記係合ピンと対
    向する位置に複数個の係合孔が等分に開設された情報記
    録デイスクに対し、いずれか1つないし複数個の係合ピ
    ンを前記係合孔に係合したとき、他の係合ピンが相隣接
    する2つの係合孔の間の平面部に配設されるようにし
    て、係合孔に係合される係合ピンよりも多数の係合ピン
    を設けたことを特徴とするデイスク駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載において、前記係合ピンと対
    向する位置に複数個の係合孔が等分に開設されたデイス
    ククランプ部材に対し、いずれか1つないし複数個の係
    合ピンを前記係合孔に係合したとき、他の係合ピンが相
    隣接する2つの係合孔の間の平面部に配設されるように
    して係合孔に係合される係合ピンよりも多数の係合ピン
    を設けたことを特徴とするデイスク駆動装置。
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