JPH0817116A - ディスクのクランプ装置 - Google Patents

ディスクのクランプ装置

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Publication number
JPH0817116A
JPH0817116A JP6149704A JP14970494A JPH0817116A JP H0817116 A JPH0817116 A JP H0817116A JP 6149704 A JP6149704 A JP 6149704A JP 14970494 A JP14970494 A JP 14970494A JP H0817116 A JPH0817116 A JP H0817116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
turntable
magnet
magnetic body
centering
Prior art date
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Pending
Application number
JP6149704A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
武 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6149704A priority Critical patent/JPH0817116A/ja
Publication of JPH0817116A publication Critical patent/JPH0817116A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスクが載置されるとともに磁石の吸引力を
利用してディスクのクランプを行う場合に適したクラン
プ装置を提供する。 【構成】ディスクが載置される載置部3と電動機1の回
転軸4に圧入される圧入孔5が形成されている中心ガイ
ド部6とが一体成形されているターンテーブル2と、該
中心ガイド部6により回転軸4の軸方向への変位を可能
に取り付けられているとともに周縁が末広がり状に形成
され、且つディスクに形成されている中心孔に挿入され
るセンターリング用部材7と、該センターリング用部材
7に設けられている磁性体8と、クランプ動作時前記タ
ーンテーブル2の載置部3との間でディスクDを挟持す
るとともに磁石16が取り付け固定されているクランプ
部材12とより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中心部に孔が形成され
ているディスクをターンテーブル上に載置させるクラン
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取り動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤー
は、ディスクが載置されるターンテーブルを備えてい
る。前記ターンテーブルに載置されたディスクは、クラ
ンプと呼ばれる手段によって該ターンテーブルとともに
回転するべく取り付けられるが、該クランプ手段とし
て、磁石の吸引力を利用したものが開発されている。磁
石の吸引力を利用してディスクのクランプ動作を行う技
術は、ターンテーブルに前記磁石によって吸引される磁
性体が設けられるが、斯かるターンテーブルとしては、
実開平5−21354号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に開示されて
いる技術は、磁性体がディスクが載置される載置部に設
けられているため、クランプ手段として使用される磁石
が大きくなる。磁石は、ターンテーブル及びディスクと
ともに回転するため、磁石の形状が大きくなるとターン
テーブルの慣性モーメントが大きくなり、該ターンテー
ブルを回転駆動する電動機の回転負荷が大きくなる。そ
のため、電動機として大きなトルク特性を有する電動機
を使用する必要があるという問題がある。
【0004】また、ディスクに形成されている中心孔の
大きさや形状は、一定ではなくディスクをターンテーブ
ル上にクランプした場合に、偏心するという問題があ
る。本発明は、斯かる問題を解決したターンテーブルを
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクランプ装置
は、ディスクが載置される載置部と電動機の回転軸に圧
入される圧入孔が形成されている中心ガイド部とが一体
成形されているターンテーブルと、該中心ガイド部によ
り前記回転軸の軸方向への変位を可能に取り付けられて
いるとともに周縁が末広がり状に形成され、且つディス
クに形成されている中心孔に挿入されるセンターリング
用部材と、クランプ動作時前記ターンテーブルの載置部
との間でディスクを挟持するとともに磁石が取り付け固
定されているクランプ部材とより構成されている。
【0006】
【作用】本発明は、中心ガイド部によって回転軸方向へ
の変位を可能に取り付けられているとともに周縁が末広
がり状に形成され、且つディスクに形成されている中心
孔に挿入されるセンターリング用部材に磁性体を設け、
クランプ部材に取り付け固定されている磁石の吸引力に
よる前記センターリング用部材の変位動作によってディ
スクの芯出し動作を行うようにしたものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明のクランプ装置を示す要部の側
断面図、図2は本発明を構成するターンテーブルの平面
図である。
【0008】図において、1はディスクDに記録されて
いる信号を再生するとき、電源が供給されて回転する電
動機、2はディスクDが載置される載置部3と電動機1
の回転軸4に圧入される圧入孔5が形成されている中心
ガイド部6とが一体成形されているターンテーブル、7
は前記中心ガイド部6により前記回転軸4の軸方向への
変位を可能に設けられているセンターリング用部材であ
り、図示したように周縁7Aが末広がり状に形成されて
いる。8は前記センターリング用部材7の上面に取り付
けられている第1磁性体であり、その取り付け位置は該
センターリング用部材7の上端面より低くなるように設
定されている。9は前記センターリング用部材7の下部
の3ヶ所に形成されている抜け止め片であり、前記ター
ンテーブル2に形成されている係合部10との当接によ
り該センターリング用部材7の上方への変位量を規制す
る作用を成すものである。
【0009】11は前記ターンテーブル2を構成する中
心ガイド部6の上面に取り付けられている第2磁性体で
あり、その取り付け位置は該中心ガイド部6の上端面よ
り低くなるように設定されている。12はクランプ部材
であり、ディスクDを上方より押圧する押圧部13及び
前記センターリング用部材7の周囲を被う保持部14と
より構成されている。
【0010】15は前記クランプ部材12に取り付け固
定されるとともに磁性材より成る取り付け基板であり、
リング状の磁石16が接着固定されている。前記磁石1
6は、前記取り付け基板15の前記クランプ部材12へ
の取り付け及び保持部14による保持動作によって該ク
ランプ部材12の所定の位置に取り付け固定されてい
る。17は前記取り付け基板15の中心部に形成されて
いる透孔であり、空気抜きの作用を成すものである。
【0011】以上の如く、本発明のクランプ装置は構成
されているが、次にディスクDのクランプ動作について
説明する。図1は、ディスクDをクランプした状態を示
すものであり、同図より明らかなように磁石16と前記
センターリング用部材7の上面に取り付けられている第
1磁性体8及び前記ターンテーブル2を構成する中心ガ
イド部6の上面に取り付けられている第2磁性体11と
が対向するため、前記磁石16の吸引力が前記第1磁性
体8及び第2磁性体11に対して作用する。
【0012】前記第1磁性体8は、前記センターリング
用部材7に取り付けられているので、該センターリング
用部材7は磁石16による吸引力によって矢印A方向へ
変位せしめられる。前記センターリング用部材7が矢印
A方向へ変位すると該センターリング用部材7の周縁7
Aが末広がり状に形成されているので、該周縁7Aがデ
ィスクDの中心孔の縁に当接する。その結果、ディスク
Dは、前記センターリング用部材7によって芯出し動作
が行われることになる。
【0013】一方、前記第2磁性体11は、前記ターン
テーブル2を構成する中心ガイド部6の上面に取り付け
られているので、前記磁石16が取り付け固定されてい
るクランプ部材12に対して矢印B方向への付勢力が作
用する。その結果、クランプ部材12に形成されている
押圧部13がディスクDの表面をターンテーブル2の載
置部3に対して押圧するため、該ディスクDはターンテ
ーブル2上にクランプ部材12によって押圧保持され
る。
【0014】斯かるクランプ動作が行われる結果、電動
機1の回転によりターンテーブル2が回転駆動されると
ディスクDの回転駆動動作が行われることになり、該デ
ィスクDに記録されている信号のピックアップによる読
み取り動作を行うことが出来る。そして、前記ディスク
Dは、前記センターリング用部材7によって芯出し動作
が行われるので、ディスクDを正確な位置に保持するこ
とが出来る。
【0015】ディスクDがターンテーブル2の載置部3
に載置されている場合のクランプ動作は、以上の如く行
われるが、斯かる状態にあるとき、磁石16とセンター
リング用部材7の上端との間及び中心ガイド部6の上端
との間には隙間が生じるように設定されている。従っ
て、センターリング用部材7の芯出し力がディスクDに
対して作用するとともに磁石16の吸引力がディスクD
の面に加わるため、該ディスクDの保持動作を正確且つ
確実に行うことが出来る。
【0016】また、ディスクDをターンテーブル2の載
置部3に載置していない状態において、クランプ部材1
2を該ターンテーブル2上に載置させると磁石16がセ
ンターリング用部材7の上端と中心ガイド部6の上端に
接触した状態になる。そして、斯かる状態にあるとき、
前記第1磁性体8の取り付け位置が、センターリング用
部材7の上端より低くなるように、そして前記第2磁性
体11の取り付け位置が、中心ガイド部6の上端より低
くなるようにされているため、磁石16が第1磁性体8
及び第2磁性体11と接触することはない。従って、磁
石16と第1磁性体8及び第2磁性体11との間の吸着
力が必要以上に大きくなることはなく、ターンテーブル
2からのクランプ部材12の離脱動作を軽い力で行うこ
とが出来る。それ故、クランプ部材12によるクランプ
動作を電動機の回転力によって行うように構成されたデ
ィスクプレーヤーに実施した場合には、トルクの小さい
電動機を使用することが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、中心ガイド部によって回転軸
方向への変位を可能に取り付けられているとともに周縁
が末広がり状に形成され、且つディスクに形成されてい
る中心孔に挿入されるセンターリング用部材に磁性体を
設け、クランプ部材に取り付け固定されている磁石の吸
引力によるセンターリング用部材の変位動作によってデ
ィスクの芯出し動作を行うようにしたので、芯出しのた
めにセンターリング用部材を付勢する手段としてスプリ
ングを使用する場合と比較して構成が簡単になるという
利点を有している。
【0018】また、センターリング用部材を付勢する磁
石とクランプ部材をターンテーブルに押圧させる磁石と
を兼用するようにしたので、取り付けスペースを小さく
することが出来るとともに組立作業を容易にすることが
出来るという効果を本発明は有している。
【0019】そして、磁性体と磁石とが直接接触しない
ように構成したので、クランプ部材のターンテーブルか
らの離脱動作を軽い力で行うことが出来るという利点を
本発明は有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクランプ装置を示す要部の側断面図で
ある。
【図2】本発明を構成するターンテーブルの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 電動機 2 ターンテーブル 3 載置部 6 中心ガイド部 7 センターリング用部材 8 第1磁性体 11 第2磁性体 12 クランプ部材 16 磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクが載置される載置部と電動機の回
    転軸に圧入される圧入孔が形成されている中心ガイド部
    とが一体成形されているターンテーブルと、該中心ガイ
    ド部により前記回転軸の軸方向への変位を可能に取り付
    けられているとともに周縁が末広がり状に形成され、且
    つディスクに形成されている中心孔に挿入されるセンタ
    ーリング用部材と、クランプ動作時前記ターンテーブル
    の載置部との間でディスクを挟持するとともに磁石が取
    り付け固定されているクランプ部材とより成り、前記セ
    ンターリング用部材に磁性体を設け、前記磁石による前
    記センターリング用部材の吸引変位動作によりディスク
    の芯出し動作を行うようにしたことを特徴とするディス
    クのクランプ装置。
  2. 【請求項2】ターンテーブルの中心ガイド部に磁性体を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ装
    置。
  3. 【請求項3】磁性体と磁石とが直接接触しないようにし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクラ
    ンプ装置。
JP6149704A 1994-06-30 1994-06-30 ディスクのクランプ装置 Pending JPH0817116A (ja)

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JP6149704A JPH0817116A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 ディスクのクランプ装置

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JP6149704A JPH0817116A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 ディスクのクランプ装置

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JPH0817116A true JPH0817116A (ja) 1996-01-19

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ID=15480995

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JP6149704A Pending JPH0817116A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 ディスクのクランプ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100328485B1 (ko) * 1999-08-12 2002-03-16 송재인 광디스크 가이드 부싱
WO2005093739A1 (en) * 2004-03-26 2005-10-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for centering an information medium on a turntable

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100328485B1 (ko) * 1999-08-12 2002-03-16 송재인 광디스크 가이드 부싱
WO2005093739A1 (en) * 2004-03-26 2005-10-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for centering an information medium on a turntable
US7725909B2 (en) 2004-03-26 2010-05-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for centering an information medium on a turntable

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