JPH0333975Y2 - - Google Patents

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JPH0333975Y2
JPH0333975Y2 JP7598186U JP7598186U JPH0333975Y2 JP H0333975 Y2 JPH0333975 Y2 JP H0333975Y2 JP 7598186 U JP7598186 U JP 7598186U JP 7598186 U JP7598186 U JP 7598186U JP H0333975 Y2 JPH0333975 Y2 JP H0333975Y2
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turntable
disk
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はデイスクプレーヤに関し、特にオート
ローデイング形式のデイスクプレーヤに関する。
背景技術 演奏さるべきデイスクを演奏位置、すなわちタ
ーンテーブル上に自動的に搬送するデイスク搬送
機構を設けてデイスクローデイングにかかる手間
を省いたいわゆるオートローデイングデイスクプ
レーヤにおいては、ターンテーブル上に載置され
たデイスクのクランプも自動的になされる。かか
るクランプ機構の従来例が第6図に示されてい
る。
第6図に示されるように、当該クランプ機構
は、デイスク100を担持して回転するターンテ
ーブル101と協働してデイスククランプ作用を
なす円盤状の押圧部材102と、ターンテーブル
101のデイスク担持面に対して直角な方向にお
いて移動自在で押圧部材102を回転自在かつタ
ーンテーブル101の中心軸方向において移動自
在に支持した板状の支持部材104と、該支持部
材104をターンテーブル101に対して近接若
しくは離間せしめる移動手段(図示せず)とを備
えている。押圧部材102及び支持部材104の
構成を更に詳述するならば、押圧部材102は柱
状部105と該柱状部の両端に設けられた一対の
フランジ部106及び107を有し、支持部材1
04は主面がターンテーブル101のデイスク担
持面に沿うように延在し、その中央部に設けられ
た開口部108にて上記柱状部105に遊嵌して
いる。なお、デイスク押圧力はターンテーブル1
01に設けられたマグネツト109により付与さ
れ、このため、押圧部材102には該マグネツト
に対応して磁性材よりなるプレート110が設け
られている。
上記した構成のクランプ機構においては、ター
ンテーブル101に対して一旦吸着された押圧部
材102を該ターンテーブルから離脱させると
き、押圧部材102の全面が同時に離脱するため
に離脱させるための力として大きなものを必要と
し、この動力源が大型となつてデイスクプレーヤ
全体としての大型化を招来していた。また、離脱
の反動によつて押圧部材102が支持部材104
に勢いよく衝突し、音が発生するという問題があ
つた。
考案の概要 本考案は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは小型化が図り易
く、しかも、デイスククランプを解除する際に音
が発生することのないデイスクプレーヤを提供す
ることである。
本考案によるデイスクプレーヤは、デイスクを
ターンテーブルに磁力により押圧する押圧部材
が、柱状部及び該柱状部の両端に設けられた一対
のフランジ部を有し、該押圧部材を支持する支持
機構が、主面がターンテーブルのデイスク担持面
に沿うように延在し且つ該デイスク担持面に対し
て略直角な面内において傾斜して略中央部に形成
された開口部にて上記押圧部材の柱状部に遊嵌し
た板状第1支持部材と、上記デイスク担持面に対
して略直角な方向において移動自在に設けられて
該第1支持部材を支持した第2支持部材とから成
ることを特徴としている。
実施例 以下、本考案の実施例としてのデイスクプレー
ヤの要部を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図に示されるように、ターンテーブル1は
スピンドルモータ2によつて直接回転駆動され
る。ターンテーブル1は、スピンドルモータ2の
出力軸3に嵌着されてデイスク4を担持するテー
ブル本体5と、出力軸3に所定範囲内で摺動自在
に取り付けられてデイスク4の中心孔に係合する
ことにより該デイスクの位置決めをなすセンタリ
ングハブ6とを有している。テーブル本体5には
磁性プレート8がねじ9により且つカラー10を
介して取り付けられており、該磁性プレートの上
面にはフエルトなどからなる薄膜層11が設けら
れている。なお、テーブル本体5のデイスク担持
面にもゴムなどからなる保護部材13が設けられ
ている。
ターンテーブル1の上方にはデイスク4を該タ
ーンテーブルに押圧する押圧部材14が配置され
ており、且つ、板状の第1支持部材15によつて
回転自在に支持されている。第1支持部材15
は、主面がターンテーブル1のデイスク担持面に
沿うように延在し、且つ、該デイスク担持面に対
して直角な面内において角度:θだけ傾斜してい
る。
第1支持部材15の側方には、ターンテーブル
1のデイスク担持面に対して直角な方向(矢印S
方向)において往復動自在に第2支持部材17が
設けられており、第1支持部材15はこの第2支
持部材17によつて支持され、該第2支持部材と
共に移動するようになされている。
上記した第1支持部材15と、第2支持部材1
7とによつて、押圧部材14を回転自在に支持し
且つターンテーブル1に対して近接若しくは離間
せしめるための支持機構が構成されている。ま
た、図示されてはいないが、第2支持部材17及
び第1支持部材15を矢印S方向に移動せしめ
る、すなわち上記支持機構を駆動する駆動手段が
設けられている。
押圧部材14は複数の部材を組み合わせてな
り、クランパ本体26及びクランパヘツド27
を、ねじ28、ワツシヤ29及びナツト部材30
によつて結合して成る基体部を有している。な
お、第2図及び第3図はクランパ本体26及びク
ランパヘツド27の各平面図である。なお、ナツ
ト部材30には、スピンドルモータ2の出力軸3
の先端部に形成された凹部32に嵌入してターン
テーブル1に対する押圧部材14の芯出しをなす
突起33が形成されている。
クランパ本体26の下面にはマグネツト34を
保持したヨーク35が該クランパ本体の一部をな
すねじ36及び環状ナツト部材37によつて取り
付けられている。このマグネツト34は、ターン
テーブル2に設けられた磁性プレート8と共に、
ターンテーブル2と押圧部材14の間に吸引力を
生ずる磁力発生手段として作用する。
クランパ本体26及びクランパヘツド27をそ
の主要構成部材とする上記基体部と該基体部を支
える第1支持部材15の構成を詳述する。
上記基体部の一部をなすクランパヘツド27
は、柱状部39と、該柱状部の上端に位置するフ
ランジ部40とを有しており、第1支持部材15
の中央部に形成された円形開口部41がこの柱状
部39に遊嵌している。また、上記フランジ部4
0と共に柱状部39を挟むように該柱状部の下端
側に位置する形となつているクランパ本体26、
特にその構成部材である環状ナツト部材37が、
円形開口部41からの柱状部39の上方への抜け
止めをなすもう1つのフランジ部として作用して
いる。すなわち、上記基体部(クランパ本体26
及びクランパヘツド27から成る)は、第1支持
部材15に回転自在かつターンテーブル1の中心
軸方向において上記柱状部40の長さ:bの範囲
内で移動自在に取り付けられているのである。
上記基体部の主部であるクランパ本体26のタ
ーンテーブル1との対向面側には、環状に形成さ
れたデイスク当接部としてのクランパリング43
が配設されている。第4図はクランパリング43
の平面形状を示すものである。クランパリング4
3の上面には上方に伸びる3本のガイドシヤフト
44が固設されており、該各ガイドシヤフトはク
ランパ本体26に形成された3つの円形開口部4
5に挿通せしめられている。各ガイドシヤフト4
4の先端部にはその外径が該円形開口部45の直
径よりも大なるワツシヤ46がねじ47により固
定されており、円形開口部45からのガイドシヤ
フト44の抜け止めがなされている。すなわち、
クランパリング43は、クランパ本体26を含む
上記基体部に対して該基体部の回転中心軸方向に
おいて所定範囲内で移動自在となつているのであ
る。
クランパリング43と上記基体部との間には3
つのコイルスプリング49が設けられている。こ
れら各コイルスプリング49は、クランパリング
43上に形成された位置決め突起50にその下端
部が外嵌しており、且つ、その上端部はクランパ
本体26の下面部に形成された溝内に嵌入せしめ
られている。
第5図はデイスククランプ時の状態を示したも
のである。図示されるように、第1支持部材15
が第2支持部材17と共に下方に所定距離だけ移
動せられ、これにより、磁性プレート8とマグネ
ツト34が吸着する。故に、デイスク4は押圧部
材14によつてターンテーブル1に押圧されてデ
イスククランプがなされる。第1及び第2支持部
材15,17は、このデイスククランプ後も僅か
に下方に移動せられるので、第1支持部材15に
よる押圧部材14の支持状態は解除され、押圧部
材14はターンテーブル1と共に回転可能とな
る。
上記のデイスククランプ時、磁性プレート8及
びマグネツト34は、薄膜層11を挟むもののほ
ぼ当接する。このため、磁力による吸着力は強
く、常に一定となる。また、デイスク4をターン
テーブル1に押し付ける力は、このときに歪むコ
イルスプリング49の弾発力である。
デイスククランプを解除する場合、上述した動
作を逆に辿るようになされる。但し、ターンテー
ブル1に吸着されている押圧部材14を離脱させ
る際、第1支持部材15の一端部が他の部分に先
んじて押圧部材14のクランパヘツド27の一端
部に係合する。よつて、押圧部材14はその吸着
面の一端から他端に向けて徐々に離脱することに
なり、離脱に必要な力は小さくて済む。
なお、当該実施例においてはクランパ本体2
6、ナツト部材30及び環状ナツト部材37が互
いに別体となつているが、これらを一体に成形す
ることもでき、これにより部品点数の削減などが
図られ、好都合となる。
考案の効果 以上詳述した如く、本考案によるデイスクプレ
ーヤにおいては、デイスク4をターンテーブル1
に磁力により押圧する押圧部材14が柱状部39
及び該柱状部の両端に設けられた一対のフランジ
部37,40を有し、該押圧部材を支持する支持
機構が、主面がターンテーブルのデイスク担持面
に沿うように延在し且つ該デイスク担持面に対し
て略直角な面内において傾斜して略中央部に形成
された開口部41にて上記押圧部材の柱状部に遊
嵌した板状第1支持部材15と、上記デイスク担
持面に対して略直角な方向において移動自在に設
けられて該第1支持部材を支持した第2支持部材
17とから成る。
従つて、ターンテーブルに吸着されている上記
押圧部材を離脱させる際、押圧部材はその吸着面
の一端から他端に向けて徐々に離脱することとな
る。よつて、離脱に必要な力は小さくて済み、こ
のための動力源、延いてはデイスクプレーヤ全体
としての小型化が図り易くなつているのである。
また、離脱させるために必要な力がこのように
小さく抑えられることから、上記押圧部材が該押
圧部材を支持する第1支持部材15に反動で激し
く衝突することが防止され、クランプ解除時に音
は発生しないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデイスクプレーヤが備え
たクランプ機構及びターンテーブルの一部断面を
含む側面図、第2図ないし第4図は該クランプ機
構の構成部材の平面図、第5図は該クランプ機構
の動作を説明するための図、第6図は従来のデイ
スクプレーヤを説明するための図である。 主要部分の符号の説明、1……ターンテーブ
ル、4……デイスク、8……磁性プレート、14
……押圧部材、15……第1支持部材、17……
第2支持部材、26……クランパ本体、27……
クランパヘツド、34……マグネツト、39……
柱状部、40……フランジ部、41……開口部、
43……クランパリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターンテーブルと、前記ターンテーブル上に載
    置されたデイスクをクランプするクランプ機構と
    を有し、前記クランプ機構はデイスクを前記ター
    ンテーブルに押圧する押圧部材と、前記ターンテ
    ーブルと押圧部材の間に吸引力を生ずる磁力発生
    手段と、前記押圧部材を回転自在に支持し且つ前
    記押圧部材を前記ターンテーブルに対して近接若
    しくは離間せしめるための支持機構と、前記支持
    機構を駆動する駆動手段とを含み、前記押圧部材
    は柱状部及び前記柱状部の両端に設けられた一対
    のフランジ部を有し、前記支持機構は主面が前記
    ターンテーブルのデイスク担持面に沿うように延
    在し且つ前記デイスク担持面に対して略直角な面
    内において傾斜して略中央部に形成された開口部
    にて前記柱状部に遊嵌した板状第1支持部材と、
    前記デイスク担持面に対して略直角な方向におい
    て移動自在に設けられて前記第1支持部材を支持
    した第2支持部材とから成ることを特徴とするデ
    イスクプレーヤ。
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JPS62187445U JPS62187445U (ja) 1987-11-28
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