JP2000030331A - ディスクのクランプ装置 - Google Patents
ディスクのクランプ装置Info
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- JP2000030331A JP2000030331A JP10198954A JP19895498A JP2000030331A JP 2000030331 A JP2000030331 A JP 2000030331A JP 10198954 A JP10198954 A JP 10198954A JP 19895498 A JP19895498 A JP 19895498A JP 2000030331 A JP2000030331 A JP 2000030331A
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- JP
- Japan
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- turntable
- disk
- clamp
- clamp member
- magnet
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- Pending
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターンテーブルに形成されている載置部にデ
ィスクをクランプするクランプ装置を提供する。 【解決手段】 クランプ動作時ターンテーブル３の載置
部４にディスクＤを保持するクランプ部材９と、該クラ
ンプ部材９に形成されている係合爪９Ｄが係合するとと
もに端部に狭窄部が形成されている係合孔が形成され、
且つターンテーブル３に形成されているセンタリング部
６に固着されている磁性体８を吸引する磁石１２が取付
固定されている取付基板１１とより構成されている。
ィスクをクランプするクランプ装置を提供する。 【解決手段】 クランプ動作時ターンテーブル３の載置
部４にディスクＤを保持するクランプ部材９と、該クラ
ンプ部材９に形成されている係合爪９Ｄが係合するとと
もに端部に狭窄部が形成されている係合孔が形成され、
且つターンテーブル３に形成されているセンタリング部
６に固着されている磁性体８を吸引する磁石１２が取付
固定されている取付基板１１とより構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、中心部に孔が形成
されているディスクをターンテーブル上に載置させるク
ランプ装置に関するものである。
されているディスクをターンテーブル上に載置させるク
ランプ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み取り動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤー
は、ディスクが載置されるターンテーブルを備えてい
る。前記ターンテーブルに載置されるディスクは、クラ
ンプと呼ばれる手段によって該ターンテーブルとともに
回転するべく該ターンテーブル上に固定保持されるが、
該クランプ手段として磁石の吸着力を利用したものが開
発されている。磁石の吸引力を利用してディスクのクラ
ンプ動作を行う技術は、ターンテーブル側に前記磁石に
よって吸着される磁性体が設けられるが、斯かるターン
テーブルとしては、実開平５−２１３５４号公報に開示
されたものがある。
記録されている信号の読み取り動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤー
は、ディスクが載置されるターンテーブルを備えてい
る。前記ターンテーブルに載置されるディスクは、クラ
ンプと呼ばれる手段によって該ターンテーブルとともに
回転するべく該ターンテーブル上に固定保持されるが、
該クランプ手段として磁石の吸着力を利用したものが開
発されている。磁石の吸引力を利用してディスクのクラ
ンプ動作を行う技術は、ターンテーブル側に前記磁石に
よって吸着される磁性体が設けられるが、斯かるターン
テーブルとしては、実開平５−２１３５４号公報に開示
されたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ディスクのクランプ動
作は、ターンテーブルに形成されている載置部にディス
クを載置した後にクランプ部材を上方より該ターンテー
ブル上に載置させることによって行われるが、クランプ
部材とターンテーブルとの位置関係を正確にしなけれ
ば、ターンテーブルの偏荷重により回転ムラや振動が大
きくなるという問題がある。また、磁石の吸引力を利用
してディスクの保持動作を行う場合、磁石を保持する機
構にがた付きがあると、ディスクの回転動作に伴ってク
ランプ部材ののターンテーブルに対する位置がずれるこ
とになり、その結果、回転ムラや振動が大きくなるとい
う問題がある。
作は、ターンテーブルに形成されている載置部にディス
クを載置した後にクランプ部材を上方より該ターンテー
ブル上に載置させることによって行われるが、クランプ
部材とターンテーブルとの位置関係を正確にしなけれ
ば、ターンテーブルの偏荷重により回転ムラや振動が大
きくなるという問題がある。また、磁石の吸引力を利用
してディスクの保持動作を行う場合、磁石を保持する機
構にがた付きがあると、ディスクの回転動作に伴ってク
ランプ部材ののターンテーブルに対する位置がずれるこ
とになり、その結果、回転ムラや振動が大きくなるとい
う問題がある。
【０００４】そして、斯かる回転ムラや振動による悪影
響は、ディスクの回転速度が、２倍、４倍、８倍と高速
になるに従って大きくなるという問題がある。
響は、ディスクの回転速度が、２倍、４倍、８倍と高速
になるに従って大きくなるという問題がある。
【０００５】本発明は、斯かる問題を解決したディスク
のクランプ装置を提供しようとするものである。
のクランプ装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のクランプ装置
は、ディスクが載置される載置部とディスクに形成され
ている中心孔に挿入されるセンタリング部とが形成され
ているターンテーブルと、前記センタリング部に固着さ
れている磁性体と、クランプ動作時前記ターンテーブル
の載置部との間でディスクを挟持するクランプ部材と、
該クランプ部材に形成されている係合爪が係合するとと
もに端部に狭窄部が形成されている係合孔が形成され、
且つ前記センタリング部の磁性体を吸引する磁石が取付
固定されている取付基板とより構成されている。
は、ディスクが載置される載置部とディスクに形成され
ている中心孔に挿入されるセンタリング部とが形成され
ているターンテーブルと、前記センタリング部に固着さ
れている磁性体と、クランプ動作時前記ターンテーブル
の載置部との間でディスクを挟持するクランプ部材と、
該クランプ部材に形成されている係合爪が係合するとと
もに端部に狭窄部が形成されている係合孔が形成され、
且つ前記センタリング部の磁性体を吸引する磁石が取付
固定されている取付基板とより構成されている。
【０００７】
【実施例】図１は本発明のクランプ装置の一実施例を示
す要部の側断面図、図２は本発明のクランプ装置を構成
する取付基板を示す平面図、図３はセンター部材を示す
平面図、図４はセンター部材を示す正面図である。
す要部の側断面図、図２は本発明のクランプ装置を構成
する取付基板を示す平面図、図３はセンター部材を示す
平面図、図４はセンター部材を示す正面図である。
【０００８】図１において、１はディスクＤに記録され
ている信号を再生するとき、電源が供給されて回転する
電動機であり、回転軸２を備えているとともに固定基板
（図示せず）にねじ（図示せず）等によって取付固定さ
れている。３はディスクＤが載置される載置部４と電動
機１の回転軸２に圧入される圧入孔５が形成されている
ターンテーブルであり、ディスクＤに形成されている中
心孔に挿入されるセンタリング部６が形成されている。
ている信号を再生するとき、電源が供給されて回転する
電動機であり、回転軸２を備えているとともに固定基板
（図示せず）にねじ（図示せず）等によって取付固定さ
れている。３はディスクＤが載置される載置部４と電動
機１の回転軸２に圧入される圧入孔５が形成されている
ターンテーブルであり、ディスクＤに形成されている中
心孔に挿入されるセンタリング部６が形成されている。
【０００９】前記センタリング部６の上方側面にはテー
パー部６Ａが形成され、該センタリング部６の上面中心
部には位置決め孔７が形成されているとともにその開口
部は図示したようにすり鉢状に形成されている。８は前
記センタリング部６に固着されているリング状の磁性体
であり、該センタリング部に設けられている取付部に接
着剤等によって固定されている。
パー部６Ａが形成され、該センタリング部６の上面中心
部には位置決め孔７が形成されているとともにその開口
部は図示したようにすり鉢状に形成されている。８は前
記センタリング部６に固着されているリング状の磁性体
であり、該センタリング部に設けられている取付部に接
着剤等によって固定されている。
【００１０】９はクランプ手段を構成するとともに合成
樹脂にて一体成形されているクランプ部材であり、ディ
スクＤを上方より押圧する押圧部９Ａ及び前記センタリ
ング部６の上方部が挿入される凹部１０を形成する保持
部９Ｂとより構成されている。また、前記凹部１０を形
成する保持部９Ｂの挿入縁部９Ｃは、前記センタリング
部６のテーパー部６Ａと対応した形状になるべく傾斜せ
しめられている。
樹脂にて一体成形されているクランプ部材であり、ディ
スクＤを上方より押圧する押圧部９Ａ及び前記センタリ
ング部６の上方部が挿入される凹部１０を形成する保持
部９Ｂとより構成されている。また、前記凹部１０を形
成する保持部９Ｂの挿入縁部９Ｃは、前記センタリング
部６のテーパー部６Ａと対応した形状になるべく傾斜せ
しめられている。
【００１１】１１は前記クランプ部材９と合体固定され
るとともに磁性材より成る取付基板であり、図２に示す
ように前記クランプ部材９に形成されている係合爪９Ｄ
と係合する係合孔１１Ａが形成されているとともにリン
グ状の磁石１２が接着固定されている。また、前記係合
孔１１Ａの端部には狭窄部１１Ｂが形成されているとと
もに該係合孔１１Ａの中央の内側には前記係合爪９Ｄの
位置決めを行う規制片１１Ｃが形成されている。
るとともに磁性材より成る取付基板であり、図２に示す
ように前記クランプ部材９に形成されている係合爪９Ｄ
と係合する係合孔１１Ａが形成されているとともにリン
グ状の磁石１２が接着固定されている。また、前記係合
孔１１Ａの端部には狭窄部１１Ｂが形成されているとと
もに該係合孔１１Ａの中央の内側には前記係合爪９Ｄの
位置決めを行う規制片１１Ｃが形成されている。
【００１２】前記磁石１２は、前記取付基板１１の前記
クランプ部材９への取付及び保持部９Ｂによる保持動作
によって該クランプ部材９の所定の位置に取付固定され
ている。１３は前記取付基板１１の中心部に形成されて
いる嵌合孔１１Ｄに嵌合される位置決め部１３Ａが形成
されているとともに前記センタリング部６の上面中心部
に形成されている位置決め孔７内に挿入される挿入部１
３Ｂが形成されているセンター部材であり、前記磁石１
２の中心孔１２Ａ内に挿入されるように構成されている
とともに前記挿入部１３Ｂの本体側には前記位置決め孔
７のすり鉢状の開口部と対応した形状のテーパー部１３
Ｃが形成されている。
クランプ部材９への取付及び保持部９Ｂによる保持動作
によって該クランプ部材９の所定の位置に取付固定され
ている。１３は前記取付基板１１の中心部に形成されて
いる嵌合孔１１Ｄに嵌合される位置決め部１３Ａが形成
されているとともに前記センタリング部６の上面中心部
に形成されている位置決め孔７内に挿入される挿入部１
３Ｂが形成されているセンター部材であり、前記磁石１
２の中心孔１２Ａ内に挿入されるように構成されている
とともに前記挿入部１３Ｂの本体側には前記位置決め孔
７のすり鉢状の開口部と対応した形状のテーパー部１３
Ｃが形成されている。
【００１３】前記取付基板１１に形成されている嵌合孔
１１Ｄの形状と前記センター部材１３に形成されている
位置決め部１３Ａの形状とは図２及び図３に示したよう
に同一の形状になるように構成されており、前記取付基
板１１に形成されている嵌合孔１１Ｄに前記センター部
材１３に形成されている位置決め部１３Ａを嵌合させた
状態において、前記磁石１２を前記取付基板１１に接着
固定することによって前記センター部材１３は前記取付
基板１１に取付固定される。
１１Ｄの形状と前記センター部材１３に形成されている
位置決め部１３Ａの形状とは図２及び図３に示したよう
に同一の形状になるように構成されており、前記取付基
板１１に形成されている嵌合孔１１Ｄに前記センター部
材１３に形成されている位置決め部１３Ａを嵌合させた
状態において、前記磁石１２を前記取付基板１１に接着
固定することによって前記センター部材１３は前記取付
基板１１に取付固定される。
【００１４】本発明のクランプ装置は、以上の如く構成
されているが、次にディスクＤのクランプ動作について
説明する。図１は、ディスクＤをターンテーブル３上に
クランプした状態を示すものであり、同図より明らかな
ように磁石１２と前記ターンテーブル３のセンタリング
部６に固着されている磁性体８とが対向するため、該磁
石１２の吸着力が磁性体８に対して作用する。
されているが、次にディスクＤのクランプ動作について
説明する。図１は、ディスクＤをターンテーブル３上に
クランプした状態を示すものであり、同図より明らかな
ように磁石１２と前記ターンテーブル３のセンタリング
部６に固着されている磁性体８とが対向するため、該磁
石１２の吸着力が磁性体８に対して作用する。
【００１５】従って、前記磁石１２が取付固定されてい
るクランプ部材９に対して下方への付勢力が作用するこ
とになり、その結果、前記クランプ部材９に形成されて
いる押圧部９Ａが、ディスクＤの表面をターンテーブル
３の載置部４に対して押圧するため、該ディスクＤはタ
ーンテーブル３上に該クランプ部材９によって押圧保持
されることになる。
るクランプ部材９に対して下方への付勢力が作用するこ
とになり、その結果、前記クランプ部材９に形成されて
いる押圧部９Ａが、ディスクＤの表面をターンテーブル
３の載置部４に対して押圧するため、該ディスクＤはタ
ーンテーブル３上に該クランプ部材９によって押圧保持
されることになる。
【００１６】前述したクランプ動作が行われる結果、電
動機１の回転によりターンテーブル３が回転駆動される
とディスクＤの回転駆動動作が行われることになり、該
ディスクＤに記録されている信号のピックアップによる
読み取り動作を行うことが出来る。
動機１の回転によりターンテーブル３が回転駆動される
とディスクＤの回転駆動動作が行われることになり、該
ディスクＤに記録されている信号のピックアップによる
読み取り動作を行うことが出来る。
【００１７】ディスクＤが前記ターンテーブル３の載置
部４に載置されている場合のクランプ動作は、以上の如
く行われるが、斯かる状態にあるとき、磁石１２の下面
とセンタリング部６の上面との間には隙間が生じるよう
に設定されている。従って、前記磁石１２の吸引力がク
ランプ部材９を介してディスクＤの面に加わるため、該
ディスクＤの保持動作を行うことが出来る。
部４に載置されている場合のクランプ動作は、以上の如
く行われるが、斯かる状態にあるとき、磁石１２の下面
とセンタリング部６の上面との間には隙間が生じるよう
に設定されている。従って、前記磁石１２の吸引力がク
ランプ部材９を介してディスクＤの面に加わるため、該
ディスクＤの保持動作を行うことが出来る。
【００１８】また、ディスクＤを前記ターンテーブル３
の載置部４に載置していない状態において、クランプ部
材９を該ターンテーブル３上に載置させると、センター
部材１３のテーパー部１３Ｃと前記センタリング部６の
上面中心部に形成されている位置決め孔７のすり鉢状部
との当接位置規制作用、又は、図１より明らかなように
磁性体８をセンタリング部６の上端面より下方に配置す
ることによって前記磁石１２の下面と磁性体８の上面と
の間には隙間が生じるように設定されている。従って、
前記磁石１２と磁性体８との間の吸着力が必要以上に大
きくなることはなく、ターンテーブル３からのクランプ
部材９の離脱動作を軽い力で行うことが出来る。それ
故、クランプ部材９によるクランプ動作を電動機の回転
力によって行うように構成されたディスクプレーヤーに
実施した場合には、トルクの小さい電動機を使用するこ
とが出来る。
の載置部４に載置していない状態において、クランプ部
材９を該ターンテーブル３上に載置させると、センター
部材１３のテーパー部１３Ｃと前記センタリング部６の
上面中心部に形成されている位置決め孔７のすり鉢状部
との当接位置規制作用、又は、図１より明らかなように
磁性体８をセンタリング部６の上端面より下方に配置す
ることによって前記磁石１２の下面と磁性体８の上面と
の間には隙間が生じるように設定されている。従って、
前記磁石１２と磁性体８との間の吸着力が必要以上に大
きくなることはなく、ターンテーブル３からのクランプ
部材９の離脱動作を軽い力で行うことが出来る。それ
故、クランプ部材９によるクランプ動作を電動機の回転
力によって行うように構成されたディスクプレーヤーに
実施した場合には、トルクの小さい電動機を使用するこ
とが出来る。
【００１９】以上の如く、本実施例におけるクランプ装
置のクランプ動作は行われるが、次にターンテーブル３
へのクランプ部材９の装着動作について説明する。前記
ターンテーブル３へのクランプ部材９の装着動作は、デ
ィスクＤを着脱位置から動作位置へ変位させるトレー等
の移動動作に関連させて行われる。斯かる動作が行われ
るとき、ターンテーブル３とクランプ部材９との位置関
係が、ずれていた場合には、該クランプ部材９に設けら
れているセンター部材１３の挿入部１３Ｂが前記センタ
リング部６の上面中心部に形成されている位置決め孔７
のすり鉢状部に案内されながら該位置決め孔７内に挿入
される。その結果、前記位置決め孔７による前記センタ
ー部材１３の挿入部１３Ｂのガイド動作、即ちセンタリ
ング動作が行われ、前記クランプ部材９に形成されてい
る凹部１０への前記ターンテーブル３のセンタリング部
６の挿入動作が行われる。
置のクランプ動作は行われるが、次にターンテーブル３
へのクランプ部材９の装着動作について説明する。前記
ターンテーブル３へのクランプ部材９の装着動作は、デ
ィスクＤを着脱位置から動作位置へ変位させるトレー等
の移動動作に関連させて行われる。斯かる動作が行われ
るとき、ターンテーブル３とクランプ部材９との位置関
係が、ずれていた場合には、該クランプ部材９に設けら
れているセンター部材１３の挿入部１３Ｂが前記センタ
リング部６の上面中心部に形成されている位置決め孔７
のすり鉢状部に案内されながら該位置決め孔７内に挿入
される。その結果、前記位置決め孔７による前記センタ
ー部材１３の挿入部１３Ｂのガイド動作、即ちセンタリ
ング動作が行われ、前記クランプ部材９に形成されてい
る凹部１０への前記ターンテーブル３のセンタリング部
６の挿入動作が行われる。
【００２０】図１は前述した動作が行われた状態を示す
ものであり、前記クランプ部材９に設けられているセン
ター部材１３の挿入部１３Ｂが前記センタリング部６の
上面中心部に形成されている位置決め孔７内に挿入され
るため、ターンテーブル３のセンタリング部６に対する
クランプ部材９の位置関係を最良な状態にすることが出
来る。
ものであり、前記クランプ部材９に設けられているセン
ター部材１３の挿入部１３Ｂが前記センタリング部６の
上面中心部に形成されている位置決め孔７内に挿入され
るため、ターンテーブル３のセンタリング部６に対する
クランプ部材９の位置関係を最良な状態にすることが出
来る。
【００２１】以上に説明したように本発明のクランプ装
置のクランプ動作は行われるが、次に組み立て動作につ
いて説明する。本発明のクランプ装置を構成する取付基
板１１には図２に示したようにセンター部材１３の位置
決め部１３Ａと同一形状の嵌合孔１１Ｄが形成されてお
り、斯かる嵌合孔１１Ｄに前記センター部材１３の位置
決め部１３Ａを嵌合させた状態において、前記磁石１２
を前記取付基板１１に接着固定する。このとき、該磁石
１２の吸着力が磁性材よりなる取付基板１１に対して作
用するため、大きな取付固定力が得られる場合には、接
着剤を用いる必要はない。
置のクランプ動作は行われるが、次に組み立て動作につ
いて説明する。本発明のクランプ装置を構成する取付基
板１１には図２に示したようにセンター部材１３の位置
決め部１３Ａと同一形状の嵌合孔１１Ｄが形成されてお
り、斯かる嵌合孔１１Ｄに前記センター部材１３の位置
決め部１３Ａを嵌合させた状態において、前記磁石１２
を前記取付基板１１に接着固定する。このとき、該磁石
１２の吸着力が磁性材よりなる取付基板１１に対して作
用するため、大きな取付固定力が得られる場合には、接
着剤を用いる必要はない。
【００２２】このようにして磁石１２及びセンター部材
１３が取付られた取付基板１１とクランプ部材９とを合
体させることによりクランプ手段を構成することが出来
る。斯かる合体動作は前記クランプ部材９に形成されて
いる係合爪９Ｄを取付基板１１に形成されている係合孔
１１Ａの幅広部１１Ｅに下方より挿入させた後、該取付
基板１１を時計方向（図２において）に回動させること
によって行うことが出来る。図２は斯かる動作を行った
状態を示すものであり、係合爪９Ｄは断面にて示してい
る。
１３が取付られた取付基板１１とクランプ部材９とを合
体させることによりクランプ手段を構成することが出来
る。斯かる合体動作は前記クランプ部材９に形成されて
いる係合爪９Ｄを取付基板１１に形成されている係合孔
１１Ａの幅広部１１Ｅに下方より挿入させた後、該取付
基板１１を時計方向（図２において）に回動させること
によって行うことが出来る。図２は斯かる動作を行った
状態を示すものであり、係合爪９Ｄは断面にて示してい
る。
【００２３】同図より明らかなように、前記係合爪９Ｄ
は前記係合孔１１Ａに形成されている規制片１１Ｃによ
って位置が規制されるとともに端部に形成されている狭
窄部１１Ｂと嵌合した状態になる。従って、前記取付基
板１１に対するクランプ部材９の取付固定動作を強固に
行うことが出来る。斯様にして組み立てられたクランプ
手段をクランプ動作時ターンテーブル３上に移動させる
クランプ機構（図示せず）に回動且つ上下方向への変位
を可能に取付ることによってクランプ装置を組み立てる
ことが出来る。
は前記係合孔１１Ａに形成されている規制片１１Ｃによ
って位置が規制されるとともに端部に形成されている狭
窄部１１Ｂと嵌合した状態になる。従って、前記取付基
板１１に対するクランプ部材９の取付固定動作を強固に
行うことが出来る。斯様にして組み立てられたクランプ
手段をクランプ動作時ターンテーブル３上に移動させる
クランプ機構（図示せず）に回動且つ上下方向への変位
を可能に取付ることによってクランプ装置を組み立てる
ことが出来る。
【００２４】
【発明の効果】本発明のクランプ装置は、ターンテーブ
ル上にディスクを保持させるべく設けられているクラン
プ部材の取付基板への取付固定動作を該クランプ部材に
形成されている係合爪の前記取付基板に形成されている
係合孔への係合動作によって行うようにしただけでな
く、該係合孔の端部に狭窄部を形成し、前記係合爪の一
部を前記狭窄部に嵌合させるようにしたので、取付基板
に対するクランプ部材の取付固定動作を強固に行うこと
が出来るとともにがた付きの発生を防止することがる。
従って、本発明によれば、取付基板とクランプ部材との
間の位置関係の精度を高めることが出来るだけでなく、
係合爪の外れを防止することが出来るので、ディスクの
回転特性を向上させることが出来る。
ル上にディスクを保持させるべく設けられているクラン
プ部材の取付基板への取付固定動作を該クランプ部材に
形成されている係合爪の前記取付基板に形成されている
係合孔への係合動作によって行うようにしただけでな
く、該係合孔の端部に狭窄部を形成し、前記係合爪の一
部を前記狭窄部に嵌合させるようにしたので、取付基板
に対するクランプ部材の取付固定動作を強固に行うこと
が出来るとともにがた付きの発生を防止することがる。
従って、本発明によれば、取付基板とクランプ部材との
間の位置関係の精度を高めることが出来るだけでなく、
係合爪の外れを防止することが出来るので、ディスクの
回転特性を向上させることが出来る。
【００２５】また、本発明は、磁石が取付けられる取付
基板を磁性材にて構成したので、磁石の該取付基板に対
する固定力を大きくすることが出来るだけでなく、磁石
の磁力を効率良く利用することが出来るという利点を有
している。
基板を磁性材にて構成したので、磁石の該取付基板に対
する固定力を大きくすることが出来るだけでなく、磁石
の磁力を効率良く利用することが出来るという利点を有
している。
【図１】本発明のクランプ装置の一実施例を示す要部の
側断面図である。
側断面図である。
【図２】本発明のクランプ装置を構成する取付基板を示
す平面図である。
す平面図である。
【図３】クランプ装置を構成するセンター部材を示す平
面図である。
面図である。
【図４】クランプ装置を構成するセンター部材を示す正
面図である。
面図である。
Ｄ ディスク １ 電動機 ３ ターンテーブル ４ 載置部 ６ センタリング部 ８ 磁性体 ９ クランプ部材 ９Ｄ 係合爪 １１ 取付基板 １１Ａ 係合孔 １１Ｂ 狭窄部 １１Ｃ 規制片 １２ 磁石
Claims (2)
- 【請求項１】 ディスクが載置される載置部とディスク
に形成されている中心孔に挿入されるセンタリング部と
が形成されているターンテーブルと、前記センタリング
部に固着されている磁性体と、クランプ動作時前記ター
ンテーブルの載置部との間でディスクを挟持するクラン
プ部材と、該クランプ部材に形成されている係合爪が係
合する係合孔が形成されているとともに前記センタリン
グ部の磁性体を吸引する磁石が取付固定されている取付
基板とより成り、前記取付基板に形成されている係合孔
の端部に狭窄部を形成し、該係合孔へ前記係合爪を係合
させたとき該係合爪の一部が前記狭窄部と嵌合するよう
にしたことを特徴とするディスクのクランプ装置。 - 【請求項２】 取付基板を磁性材にて構成したことを特
徴とする請求項１に記載のクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10198954A JP2000030331A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | ディスクのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10198954A JP2000030331A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | ディスクのクランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000030331A true JP2000030331A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16399711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10198954A Pending JP2000030331A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | ディスクのクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000030331A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120324486A1 (en) * | 2011-06-16 | 2012-12-20 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc device |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10198954A patent/JP2000030331A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120324486A1 (en) * | 2011-06-16 | 2012-12-20 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc device |
| US8584153B2 (en) * | 2011-06-16 | 2013-11-12 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc device |
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| A02 | Decision of refusal |
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