JP2646902B2 - エンジンの回転数制御装置 - Google Patents

エンジンの回転数制御装置

Info

Publication number
JP2646902B2
JP2646902B2 JP3212259A JP21225991A JP2646902B2 JP 2646902 B2 JP2646902 B2 JP 2646902B2 JP 3212259 A JP3212259 A JP 3212259A JP 21225991 A JP21225991 A JP 21225991A JP 2646902 B2 JP2646902 B2 JP 2646902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
engine
maximum
vehicle
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3212259A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0552131A (ja
Inventor
洋 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority to JP3212259A priority Critical patent/JP2646902B2/ja
Priority to EP92910504A priority patent/EP0540758B1/en
Priority to PCT/JP1992/000664 priority patent/WO1992020914A1/ja
Priority to US07/988,109 priority patent/US5389051A/en
Priority to DE69231397T priority patent/DE69231397T2/de
Priority to KR1019930700212A priority patent/KR100195572B1/ko
Publication of JPH0552131A publication Critical patent/JPH0552131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2646902B2 publication Critical patent/JP2646902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの回転数制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばフォークリフトにおいて、
最高設定速度をボリュームによって6.5km/h〜1
8km/hの間で任意に設定することができるようにな
っている。そして、車両の速度が最高設定速度に達する
とアクセルペダルの踏み込み量に係わらずその最高設定
速度を越えないように回転数制御装置(以下、単に制御
装置という)がエンジンの回転数を制御している。図5
に示すように、1速状態においては車両の加速性を重視
するため、エンジンの最高回転数に達するように制御装
置がエンジンの回転数を制御する。つまり、アクセルペ
ダルを踏み込んで全開にすると、この踏み込み量に基づ
いて制御装置は最高回転数(2600rpm)に達する
ようにエンジンを制御する。そして、エンジンの回転数
が最高回転数となる2600rpmに達すると、速度が
6.5km/hとなる。
【0003】その後、車両を1速状態から2速状態に切
り換える際、アクセルペダル全閉状態にしてクラッチを
切離して2速状態にするため、エンジンの回転数が94
0rpmに低下する。そして、再びアクセルペダルを踏
み込んで全開状態にすると、アクセルペダルが全開のた
め、エンジンの最高回転数(2600rpm)に達する
ようにエンジンを回転制御する。ここで、前記ボリュー
ムによって設定された最高設定速度(10km/h)よ
り約15%低い所に設定される認識速度(8.5km/
h)になったことを制御装置が認識すると、制御装置は
始めて最高設定速度(10km/h)に対するエンジン
の最高上限目標回転数(1440rpm)に達するよう
にエンジンの回転数を制御する。そして、エンジンの回
転数が1440rpmに達すると最高設定速度が10k
m/hとなり、制御装置はアクセルペダルの踏み込み量
に対するエンジンの回転数が最高上限目標回転数(14
40rpm)を越えると判断した場合、該制御装置はア
クセルペダルの踏み込み量に係わらずエンジンの回転数
を最高上限目標回転数となるように制御する。又、制御
装置はアクセルペダルの踏み込み量に対するエンジンの
回転数が最高上限目標回転数(1440rpm)以下と
なると判断した場合、該制御装置はアクセルペダルの踏
み込み量に基づいたエンジンの目標回転数となるように
エンジンの回転数を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両の
速度が認識速度(8.5km/h)に達する前まではア
クセルペダルが全開状態となるため、エンジンが最高回
転数に達するように制御装置によりエンジンの回転数が
制御され、認識速度(8.5km/h)に達すると、始
めて制御装置は最高設定速度に対するエンジンの最高上
限目標回転数となるようにエンジンの回転数を制御す
る。従って、制御装置が認識速度に達してからエンジン
の回転数を最高設定速度に対する最高上限目標回転数と
なるように制御しても、エンジンの最高回転数と最高設
定速度に対する最高上限回転数との偏差が大きいため、
エンジンの回転数は最高設定速度に対する最高上限目標
回転数を越えてしまうオーバーシュートが発生し、一時
的に最高設定速度を越えてしまう問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は1速状態から2速状態に
切り換えられ、アクセルペダルが全開状態もしくは全開
状態に近い状態となって車両が加速されたとき、最高設
定速度に対するエンジンの回転数にオーバーシュートが
発生ないようにするエンジンの回転数制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、車両に搭載されたエンジンと、前記車両の
速度を検出する車速検出手段と、前記エンジンの回転数
を検出する回転数検出手段と、前記エンジンのスロット
ル弁を駆動する駆動手段と、アクセルペダルの踏み込み
量を検出するアクセル検出手段と、前記車両の1速又は
2速状態を検出する変速検出手段と、前記変速検出手段
の検出信号に基づいて1速又は2速状態を判断する判断
手段と、前記エンジンの最高設定速度を適宜選択設定す
る最高速度設定手段と、前記アクセルペダルの踏み込み
量に基づいたエンジンの目標回転数を記憶する第1記憶
手段と、前記最高速度設定手段によって設定される設定
値毎にエンジンの最高上限目標回転数を記憶する第2記
憶手段と、前記車両が1速状態でアクセルペダルが全開
のとき、エンジンの目標回転数を第1記憶手段から読み
出し、その目標回転数にすべく前記駆動手段を介してス
ロットル弁を開度制御する第1開度制御手段と、前記車
両が1速から2速状態にシフトアップし、かつアクセル
ペダルが全開状態もしくは全開に近い状態のとき、直ち
に第2記憶手段からそのときの最高速度設定手段にて設
定した設定値に基づく最高上限目標回転数を読み出し、
その最高上限目標回転数にすべく前記駆動手段を介して
スロットル弁を開度制御する第2開度制御手段とからな
ることをその要旨とする。
【0007】
【作用】最高速度設定手段により最高設定速度が設定さ
れ、かつ、車両が1速状態において、アクセルペダルを
全開にすると第1開度制御手段は、そのときのエンジン
の目標回転数を第1記憶手段から読み出し、その目標回
転数にすべく駆動手段を介してスロットル弁を開度制御
する。そして、変速検出手段の検出信号に基づいて車両
が1速から2速状態にシフトアップしたことを判断手段
が判断するとともに、アクセルペダルが全開状態もしく
は全開に近い状態になったとき、第2開度制御手段は、
直ちにそのときの最高速度設定手段によって設定された
設定値に基づくエンジンの最高上限目標回転数を第2記
憶手段から読み出し、その最高上限目標回転数にすべく
駆動手段を介してスロットル弁を開度制御する。
【0008】従って、車両が1速から2速に切り換えら
れて該車両を加速しても、最高速度設定手段によって設
定された最高設定速度に対応した最高上限目標回転数を
越えるオーバーシュートを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明をフォークリフトに具体化した
一実施例を図1〜図4に従って説明する。
【0010】図1に示すように、エンジン1の出力軸2
にはフライホイール3が設けられ、該フライホイール3
には図示しないクラッチ板及びギア機構を介してディフ
ァレンシャルギア4が設けられている。そして、前記エ
ンジン1の吸気通路側にはキャブレター5が設けられ、
そのキャブレター5には空気を供給制御するスロットル
弁6が回動可能に設けられている。前記スロットル弁6
は駆動手段としてのステッピングモータ7の駆動により
開度が制御されるようになっている。
【0011】又、前記キャブレター5に設けられた全閉
検出スイッチ8及び全開検出スイッチ9によって前記ス
ロットル弁6の全閉状態又は全開状態を検出することが
でき、この検出信号は判断手段及び第1,2開度制御手
段としてのコントローラ10に出力されるようになって
いる。
【0012】前記コントローラ10はマイクロコンピュ
ータで構成され、アクセルペダル11の踏み込み量(操
作量)を検出するポテンショメータよりなるアクセル検
出手段としてのアクセルセンサ12からの検出信号が入
力されるとともに、前記ディファレンシャルギア4の回
転数(即ち、車両の走行速度)を検出する車速検出手段
及び変速検出手段としての車速センサ13からの検出信
号が入力される。そして、前記アクセルペダル11の踏
み込み量をアクセルセンサ12によりコントローラ10
に出力し、該コントローラ10はアクセルセンサ12か
らの検出信号に基づいてステッピングモータ7を駆動し
てスロットル弁6の開度制御を行って車両を加減速する
ようになっている。尚、前記コントローラ10は表示パ
ネル16に接続され、車両の動作状態等を表示するよう
になっている。
【0013】又、前記コントローラ10には車両の最高
設定速度を設定する最高速度設定手段としてのボリュー
ム14が接続され、前記アクセルペダル11が必要以上
に踏み込まれ、車両の速度が前記ボリューム14によっ
て設定された最高設定速度以上にならないようになって
いる。又、本実施例において、前記ボリューム14によ
り最高設定速度は6.5km/h〜18km/hの範囲
で設定することができるようになっている。
【0014】又、前記コントローラ10にはモード切換
スイッチ15が設けられ、前記ボリューム14の操作に
よって設定された最高設定速度の無効化又は有効化を行
うことができるようになっている。更に、前記エンジン
1には回転数検出手段及び変速検出手段としてのディス
トリビュータ18が設けられ、該ディストリビュータ1
8の検出信号に基づいてコントローラ10はその時々の
エンジン1の実回転数を求めるようになっている。
【0015】更に、前記コントローラ10は前記ディス
トリビュータ18からの検出信号に基づいて求められた
その時々のエンジン1の実回転数と、車速センサ13か
らの検出信号に基づいて求められた車速との比によって
1速状態又は2速状態を判断するようになっている。
【0016】又、前記コントローラ10には第1,2記
憶手段としての記憶部17が設けられ、この記憶部17
には図3に示すように、前記車両が1速状態のときアク
セルペダル11の踏み込み量に対するエンジン1の目標
回転数のマップが記憶されている。本実施例において
は、車速とエンジン1の回転数とは比例関係となるよう
に設定され、アクセルペダル11の踏み込みを全開状態
にしたとき、エンジン1が最高回転数(2600rp
m)となる傾きに合わせてエンジン1の目標回転数を設
定している。そして、車両が1速状態において、車速が
6.5km/hのとき、エンジン1の回転数が約260
0rpmとなるようになっている。
【0017】更に、図4に示すように、前記記憶部17
には前記車両が2速状態において、アクセルペダル11
の踏み込み量に対するエンジン1の目標回転数のマップ
が記憶されるとともに、前記最高速度設定手段によって
設定された設定値毎に対応したエンジンの最高上限目標
回転数のマップが記憶されている。又、このマップにお
いても最高上限目標回転数に達するまでは上記と同様
に、車速とエンジン1の回転数とは比例関係となるよう
に設定され、アクセルペダル11の踏み込みを全開状態
にしたとき、エンジン1が最高回転数(2600rp
m)となる傾きに合わせてエンジン1の目標回転数を設
定している。
【0018】そして、図4のマップに示すように、アク
セルペダル11の全開時におけるボリューム14の設定
値(最高設定速度)毎にエンジン1の最大上限目標回転
数が異なるように設定されている。例えば前記ボリュー
ム14によって最高設定速度が10km/hとなるよう
に設定し、車両を2速状態に切り換えた状態において、
アクセルペダル11を全開状態となるように踏み込んだ
場合、図4にマップに示すようにエンジン1の最高上限
目標回転数は1440rpmとなるように設定されてい
る。
【0019】従って、例えば前記ボリューム14によっ
て最高設定速度が10km/hとなるように設定した場
合において、1速状態の車両を加速するため、アクセル
ペダル11を全開状態にすると、コントローラ10は記
憶部17から図3に基づくマップからエンジン1の目標
回転数を読み出す。又、前記コントローラ10はディス
トリビュータ18からの回転検出信号に基づくエンジン
1の実回転数と、前記記憶部17から読み出されたエン
ジン1の目標回転数とを比較する。そして、その目標回
転数となるようにコントローラ10は前記ステッピング
モータ7を介してスロットル弁6を開度制御するように
なっている。
【0020】そして、エンジン1の回転数が目標回転数
となる2600rpmに達すると、車速が6.5km/
hとなる。そして、アクセルペダル11が全閉とした状
態で、車両が1速状態から2速状態に切り換わると、こ
の切り換わりをディストリビュータ18によって求めら
れたエンジン1の実回転数と、車速センサ13によって
求められた車速との比によって判断するようになってい
る。これにより、前記コントローラ10は車両が1速状
態から2速状態に切り換わったことと、車速が設定値
(6.5km/h)となったことを判断するとともに、
前記アクセルペダル11が全開状態となると、直ちに記
憶手段17から図4に基づく前記ボリューム14によっ
て設定された最高設定速度に対応した最高上限目標回転
数(約1440rpm)を読み出すようになっている。
【0021】又、前記コントローラ10はディストリビ
ュータ18からの回転検出信号に基づくエンジン1の実
回転数と、前記記憶部17から読み出されたエンジン1
の最高上限目標回転数とを比較する。そして、その最高
上限目標回転数となるようにコントローラ10は前記ス
テッピングモータ7を介してスロットル弁6を開度制御
するようになっている。
【0022】更に、最高上限目標回転数(1440rp
m)、つまりボリューム14によって設定された最高設
定速度(10km/h)に達したとき、アクセルペダル
11の踏み込み量に関係なくコントローラ10は最高設
定速度10km/hを保持するため、記憶部17から図
4に基づくマップからエンジン1の最高上限目標回転数
を読み出すようになっている。又、前記コントローラ1
0はディストリビュータ18からの回転検出信号に基づ
くエンジン1の実回転数と、前記記憶部17から読み出
されたエンジン1の最高上限目標回転数とを比較する。
そして、その目標回転数となるようにコントローラ10
は前記ステッピングモータ7を介してスロットル弁6を
開度制御するようになっている。
【0023】このとき、最高設定速度10km/hにす
べくエンジン1の目標回転数は1440rpmであるた
め、コントローラ10は前記ディストリビュータ18か
らの回転数検出信号に基づくエンジン1の実回転数が1
440rpmとなるようにステッピングモータ7を介し
てスロットル弁6の開度制御を行うようになっている。
【0024】次に、上記のように構成した回転制御装置
の作用について説明する。モード切換スイッチ15によ
りボリューム14によって設定された最高設定速度が有
効化となるように設定する。その後、ボリューム14に
よって車速が最高10km/h(エンジン回転数に換算
して約1440rpm)以上にならないように設定す
る。
【0025】次に、車両を1速状態で加速するため、ア
クセルペダル11を全開状態となるように踏み込む。こ
の検出信号はアクセルセンサ12によりコントローラ1
0に出力される。前記コントローラ10はこの検出信号
に基づいて記憶部17から1速状態に対応した図3に示
すマップからエンジンの目標回転数、この場合エンジン
1の最高回転数となる2600rpmを読み出す。又、
ディストリビュータ18からのそのときのエンジン1の
実回転数を求め、前記記憶部17から読み出されたエン
ジン1の目標回転数と比較する。その比較結果に基づい
て記憶部17から読み出されたエンジン1の目標回転数
となるようにコントローラ10はステッピングモータ7
を介してスロットル弁6を開度制御する。
【0026】これにより、1速状態となる車両における
エンジン1の回転数は図2に示すような傾きによって加
速され、やがて最高回転数2600rpmに達する。こ
のとき、車両の速度は6.5km/hとなる。
【0027】そして、車両が1速状態から2速状態に切
り換えられると、コントローラ10はディストリビュー
タ18からのそのときのエンジン1の実回転数を求め、
その実回転数と、車速センサ13からの検出信号によっ
て求められた車両の速度との比によって変速状態を判断
する。この結果、コントローラ10は車両が1速状態か
ら2速状態に切り換えられたこと判断するとともに、ア
クセルペダル11が全開状態もしくは全開に近い状態に
なったことを判断すると、該コントローラ10は直ちに
前記ボリューム14によって設定された最高設定速度
(10km/h)に対応したエンジン1の最高上限目標
回転数(1440rpm)を前記記憶部17に記憶され
る図4に示すマップから前記と同様に読み出す。
【0028】又、前記コンローラ10はディストリビュ
ータ18からそのときのエンジン1の実回転数を求め、
その実回転数と記憶部17から読み出された最高上限目
標回転数(1440rpm)とを比較する。そして、最
高上限目標回転数となるようにコントローラ10はエン
ジン1の回転数をステッピングモータ7を介してスロッ
トル弁6を開度制御する。すると、2速状態となる車両
におけるエンジン1の回転数は図2に示すような傾きに
よって加速される。
【0029】その後、エンジン1の回転数が最高上限目
標回転数となる1440rpmに達すると、車両の速度
はボリューム14によって設定された最高設定速度10
km/hに達し、コントローラ10はその状態を保持す
るようにエンジン1の回転数を制御する。つまり、ボリ
ューム14によって設定された最高設定速度10km/
hに車両の速度が達した場合、アクセルペダル11があ
る踏み込み量以上の場合、コントローラ10は最高上限
目標回転数1440rpmとなるようにエンジン1を回
転制御する。
【0030】従って、車両が1速状態から2速状態に変
速されたとき、コントローラ10はボリューム14によ
って設定された最高設定速度に対応した最高上限目標回
転数となるようにエンジン1を回転制御するため、従来
とは異なりエンジン1には最高上限目標回転数を越える
オーバーシュートが発生しない。
【0031】この結果、車両の速度がボリューム14に
よって設定される最大設定速度を越えることを防止し、
スムーズな車両の走行制御を行うことができる。又、ボ
リューム14の最高設定速度の設定範囲、車速等を具体
的に表したが、用途に応じて任意に変更することも可能
である。
【0032】本実施例においては、フォークリフトに具
体化したが、その他に搬送車などの産業車両に応用する
ことも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、1
速状態から2速状態に切り換えられ、アクセルペダルが
全開状態もしくは全開に近い状態となって車両が加速さ
れたとき、最高設定速度に対するエンジンの回転数にオ
ーバーシュートが発生ないようにすることができる優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの回転制御装置の概要を
示す構成図である。
【図2】車両の速度に対する1速及び2速状態のエンジ
ン回転数を示す特性図である。
【図3】1速状態となる車両のアクセルペダルの踏み込
み量に対するエンジンの目標回転数を示す特性図であ
る。
【図4】2速状態となる車両のアクセルペダルの踏み込
み量及びボリュームによって設定された最高設定速度に
対するエンジンの目標回転数及び最大上限回転数を示す
特性図である。
【図5】従来例となる1速及び2速状態のエンジン回転
数を示す特性図である。
【符号の説明】
1…エンジン、6…スロットル弁、7…駆動手段として
のステッピングモータ、10…判断手段及び第1,2開
度制御手段としてのコントローラ、11…アクセルペダ
ル、12…アクセル検出手段としてのアクセルセンサ、
13…変速検出手段及び車速検出手段としての車速セン
サ、14…最高速度設定手段としてのボリューム、17
…第1,2記憶手段としての記憶部、18…変速検出手
段及び回転数検出手段としてのディストリビュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンと、 前記車両の速度を検出する車速検出手段と、 前記エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、 前記エンジンのスロットル弁を駆動する駆動手段と、 アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル検出手
    段と、 前記車両の1速又は2速状態を検出する変速検出手段
    と、 前記変速検出手段の検出信号に基づいて1速又は2速状
    態を判断する判断手段と、 前記エンジンの最高設定速度を適宜選択設定する最高速
    度設定手段と、 前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいたエンジンの
    目標回転数を記憶する第1記憶手段と、 前記最高速度設定手段によって設定される設定値毎にエ
    ンジンの最高上限目標回転数を記憶する第2記憶手段
    と、 前記車両が1速状態でアクセルペダルが全開のとき、エ
    ンジンの目標回転数を第1記憶手段から読み出し、その
    目標回転数にすべく前記駆動手段を介してスロットル弁
    を開度制御する第1開度制御手段と、 前記車両が1速から2速状態にシフトアップし、かつ
    クセルペダルが全開状態もしくは全開に近い状態のと
    き、直ちに第2記憶手段からそのときの最高速度設定手
    段にて設定した設定値に基づく最高上限目標回転数を読
    み出し、その最高上限目標回転数にすべく前記駆動手段
    を介してスロットル弁を開度制御する第2開度制御手段
    とからなるエンジンの回転数制御装置。
JP3212259A 1991-05-23 1991-08-23 エンジンの回転数制御装置 Expired - Lifetime JP2646902B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3212259A JP2646902B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 エンジンの回転数制御装置
EP92910504A EP0540758B1 (en) 1991-05-23 1992-05-22 Apparatus for controlling the rotational speed of an engine for a vehicle
PCT/JP1992/000664 WO1992020914A1 (en) 1991-05-23 1992-05-22 Method of controlling rotational speed of engine for vehicle and apparatus therefor
US07/988,109 US5389051A (en) 1991-05-23 1992-05-22 Method of and apparatus for controlling engine speed of a vehicle engine
DE69231397T DE69231397T2 (de) 1991-05-23 1992-05-22 Vorrichtung zur drehzahlregelung bei einer fahrzeugbrennkraftmaschine
KR1019930700212A KR100195572B1 (ko) 1991-05-23 1992-05-22 차량용 엔진 회전수의 제어방법 및 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3212259A JP2646902B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 エンジンの回転数制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552131A JPH0552131A (ja) 1993-03-02
JP2646902B2 true JP2646902B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=16619616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3212259A Expired - Lifetime JP2646902B2 (ja) 1991-05-23 1991-08-23 エンジンの回転数制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2646902B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193935A (ja) * 1985-02-21 1986-08-28 Tadano Tekkosho:Kk 車輌の速度制限装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0552131A (ja) 1993-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5389051A (en) Method of and apparatus for controlling engine speed of a vehicle engine
US5799262A (en) Constant speed control system for electric vehicle and the method thereof
JPS59103068A (ja) トランスミツシヨンの制御システム
JPH0771899B2 (ja) 車両用定速走行装置
JP2868641B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH01170727A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2646902B2 (ja) エンジンの回転数制御装置
JPH0942444A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2005188384A (ja) 電子制御式スロットル弁の制御装置
JP2734817B2 (ja) フォークリフトにおけるエンジンの回転制御装置
JPH10151965A (ja) 最高車速制限装置
JPH11227492A (ja) 車両走行速度制御装置
US4930594A (en) Device for controlling motor vehicle to run at constant speed
US4960182A (en) Constant speed holding apparatus
JPH0325034A (ja) 車両駆動糸の制御装置
JPH0514133B2 (ja)
JP2554865B2 (ja) 車両用エンジンのスロツトル弁開度制御方法
JP2576289B2 (ja) フォークリフト用荷役制御装置
JPH0413398Y2 (ja)
JP2903648B2 (ja) ディーゼルエンジンの制御装置
JPH0559995A (ja) 車両用内燃機関の回転数制御装置
JPH0575898B2 (ja)
JPH07116958B2 (ja) エンジンの制御装置
JPS6220647A (ja) 車両用アクセル制御装置
JPS61210243A (ja) 車速制御装置