JP2646899B2 - パイプラインによる内部障害検出方式 - Google Patents

パイプラインによる内部障害検出方式

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JP2646899B2
JP2646899B2 JP3190748A JP19074891A JP2646899B2 JP 2646899 B2 JP2646899 B2 JP 2646899B2 JP 3190748 A JP3190748 A JP 3190748A JP 19074891 A JP19074891 A JP 19074891A JP 2646899 B2 JP2646899 B2 JP 2646899B2
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敏昭 大野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置の障害検出
方式に関し、特にパイプラインによる内部障害検出方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つのプロセッサを搭載し同一の
動作を行わせて内部障害の検出を行う情報処理装置で
は、両方のプロセッサに同時に同じ入力信号を与えて出
力信号を比較器で瞬時に比較する方法をとっていた。
【0003】例えば、図2に示すような従来の情報処理
装置では、キャッシュバス,メモリバスなどの外部イン
タフェイスバス3が比較器6に接続されており、比較器
6は外部インタフェイスバス3と同等のインタフェイス
を持つプロセッサバス71および72を介して基本プロ
セッサ21および冗長プロセッサ22に接続されてい
る。外部インタフェイスバス3からの基本プロセッサ2
1および冗長プロセッサ22に対する入力信号は、比較
器6の入力制御回路61に入力され、入力制御回路61
からプロセッサバス71および72を介して基本プロセ
ッサ21および冗長プロセッサ22に出力される。基本
プロセッサ21および冗長プロセッサ22は、プロセッ
サバス71および72を介して入力される入力信号に従
って同一の情報処理を行い、出力信号をプロセッサバス
71および72に出力する。基本プロセッサ21および
冗長プロセッサ22からの出力信号は、プロセッサバス
71および72を介して出力比較回路62に入力され、
両者の出力信号が比較される。外部への出力信号は、出
力比較回路62から内部バス63を介して外部インタフ
ェイスバス3に出力される。基本プロセッサ21および
冗長プロセッサ22からの出力信号が一致していない場
合には、出力比較回路62から障害報告線5によって外
部に内部障害の発生が報告される。
【0004】また、図3に示すような従来の情報処理装
置では、内部障害の検出を目的とした冗長構成をとるた
めの特別な機能を有した冗長プロセッサ82を使用す
る。冗長プロセッサ82は、外部インタフェイスバス3
への出力信号を抑制し、基本プロセッサ81からの出力
信号を入力信号として受けて、自身の処理結果との比較
を行い、不一致を検出した場合には障害報告線5によっ
て外部に内部障害の発生を報告する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置では、図2に示した情報処理装置の場合、基本プ
ロセッサ21および冗長プロセッサ22と外部インタフ
ェイスバス3との間に比較器6内の論理回路系が介在す
るので、外部インタフェイスバス3がキャッシュバスな
どのプロセッサとの間で高速のデータ転送を要するバス
のときには、介在する論理回路系による遅延が大きくな
り、基本プロセッサ21および冗長プロセッサ22の本
来の処理能力を損なうおそれがあるという問題点があ
る。
【0006】また、図3に示した情報処理装置の場合に
は、冗長プロセッサ82内にあらかじめ冗長構成のため
の機能を搭載する必要があるので、冗長プロセッサ82
として汎用のプロセッサを使用することができないとい
う問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、汎用の
プロセッサを用いてプロセッサの処理能力を損なうこと
なしに内部障害の検出機能を実現するようにしたパイプ
ラインによる内部障害検出方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプラインに
よる内部障害検出方式は、通常の情報処理を行う基本プ
ロセッサと、この基本プロセッサと同一機能を有し前記
基本プロセッサに対して1サイクル遅れて同一の情報処
理を行う冗長プロセッサと、前記基本プロセッサのすべ
ての入出力信号を引き込む第1段と、前記基本プロセッ
サの入力信号を前記冗長プロセッサに出力する同時に前
記冗長プロセッサの出力信号を引き込む第2段と、第1
段で引き込んだ前記基本プロセッサの出力信号と第2段
で引き込んだ前記冗長プロセッサの出力信号とを比較し
て内部障害を検出する第3段とからなる3段のパイプラ
インを構成する比較器とを有する。
【0009】
【作用】本発明のパイプラインによる内部障害検出方式
では、基本プロセッサが通常の情報処理を行い、基本プ
ロセッサと同一機能を有する冗長プロセッサが基本プロ
セッサに対して1サイクル遅れて同一の情報処理を行
い、3段のパイプラインを構成する比較器の第1段が基
本プロセッサのすべての入出力信号を引き込み、第2段
が基本プロセッサの入力信号を冗長プロセッサに出力す
る同時に冗長プロセッサの出力信号を引き込み、第3段
が第1段で引き込んだ基本プロセッサの出力信号と第2
段で引き込んだ冗長プロセッサの出力信号とを比較して
内部障害を検出する。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係るパイプラ
インによる内部障害検出方式の構成を示すブロック図で
ある。本実施例のパイプラインによる内部障害検出方式
は、比較器1と、基本プロセッサ21と、冗長プロセッ
サ22とから、その主要部が構成されている。
【0012】比較器1は、第1段の基本プロセッサイン
タフェイス部11と、第2段の冗長プロセッサインタフ
ェイス部12と、第3段の出力信号比較部13とからな
る3段のパイプラインで構成されている。第3段の出力
信号比較部13は、障害報告線5に接続されている。
【0013】基本プロセッサ21は、通常の情報処理を
行うプロセッサで、外部インタフェイスバス3を介して
比較器1の第1段の基本プロセッサインタフェイス部1
1に接続されている。
【0014】冗長プロセッサ22は、内部障害を検出す
るために基本プロセッサ21と同一機能を有し基本プロ
セッサ21に対して1サイクル遅れて同一の情報処理を
行うプロセッサで、外部インタフェイスバス3と同等の
インタフェイスを持つ冗長プロセッサバス4を介して比
較器1の第2段の冗長プロセッサインタフェイス部12
に接続されている。
【0015】次に、このように構成された本実施例のパ
イプラインによる内部障害検出方式の動作について説明
する。
【0016】第1段の基本プロセッサインタフェイス部
11は、外部インタフェイスバス3から基本プロセッサ
21への入出力信号をすべて取り込む。第1段の基本プ
ロセッサインタフェイス部11で取り込まれたすべての
入出力信号は、第2段の冗長プロセッサインタフェイス
部12に送られる。
【0017】第2段の冗長プロセッサインタフェイス部
12は、第1段の基本プロセッサインタフェイス部11
から送られてきた入出力信号のうちの基本プロセッサ2
1への入力信号を冗長プロセッサバス4を介して冗長プ
ロセッサ22に供給する。また、これと同時に、第2段
の冗長プロセッサインタフェイス部12は、冗長プロセ
ッサ22から出力される出力信号を冗長プロセッサバス
4を介して取り込む。第1段の基本プロセッサインタフ
ェイス部11から送られてきた基本プロセッサ21の出
力信号と第2段の冗長プロセッサインタフェイス部12
で取り囲まれた冗長プロセッサ22の出力信号とは、第
3段の出力信号比較部13に送られる。
【0018】第3段の出力信号比較部13は、第2段の
冗長プロセッサインタフェイス部12から送られてきた
基本プロセッサ21の出力信号と冗長プロセッサ22の
出力信号とを比較し、一致しない場合には障害報告線5
を介して外部に内部障害の発生を報告する。
【0019】以上の第1段の基本プロセッサインタフェ
イス部11から第3段の出力信号比較部13までの処理
を、外部インタフェイスバス3のバスサイクル毎にシフ
トして基本プロセッサ21および冗長プロセッサ22の
処理速度を損なうことなくパイプライン処理する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基本プロ
セッサのすべての入出力信号を引き込む第1段と、基本
プロセッサの入力信号を基本プロセッサに対して1サイ
クル遅れて同一の情報処理を行う冗長プロセッサに出力
すると同時に冗長プロセッサの出力信号を引き込む第2
段と、第1段で引き込んだ基本プロセッサの出力信号と
第2段で引き込んだ冗長プロセッサの出力信号とを比較
して内部障害を検出する第3段とからなる3段のパイプ
ラインで比較器を構成するようにしたことにより、汎用
のプロセッサを用いてプロセッサの処理能力を損なうこ
となしに内部障害の検出を行うことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパイプラインによる内
部障害検出方式の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の内部障害検出方式の一例を示すブロック
図である。
【図3】従来の内部障害検出方式の他の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 比較器 3 外部インタフェイスバス 4 冗長プロセッサバス 5 障害報告線 11 基本プロセッサインタフェイス部 12 冗長プロセッサインタフェイス部 13 出力信号比較部 21 基本プロセッサ 22 冗長プロセッサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の情報処理を行う基本プロセッサ
    と、 この基本プロセッサと同一機能を有し前記基本プロセッ
    サに対して1サイクル遅れて同一の情報処理を行う冗長
    プロセッサと、 前記基本プロセッサのすべての入出力信号を引き込む第
    1段と、前記基本プロセッサの入力信号を前記冗長プロ
    セッサに出力する同時に前記冗長プロセッサの出力信号
    を引き込む第2段と、第1段で引き込んだ前記基本プロ
    セッサの出力信号と第2段で引き込んだ前記冗長プロセ
    ッサの出力信号とを比較して内部障害を検出する第3段
    とからなる3段のパイプラインを構成する比較器とを有
    することを特徴とするパイプラインによる内部障害検出
    方式。
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