JP2646773B2 - 超音波振動子 - Google Patents

超音波振動子

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JP2646773B2
JP2646773B2 JP1330213A JP33021389A JP2646773B2 JP 2646773 B2 JP2646773 B2 JP 2646773B2 JP 1330213 A JP1330213 A JP 1330213A JP 33021389 A JP33021389 A JP 33021389A JP 2646773 B2 JP2646773 B2 JP 2646773B2
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JP
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resonator
amplifier
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cylindrical tube
negative electrode
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貴 橋本
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は超音波センサなどに使用される超音波振動
子に関する。
【従来の技術】
この種の超音波振動子としては第２図に示すような構
造のものが知られている。この超音波振動子は、たとえ
ばエポキシのごとき絶縁性の円板形状の整合層１の裏面
の中心部にこの整合層１の外径より小さい円板形状の共
振子２を接着し、さらに整合層１の外径寸法と同寸法の
金属円筒管（たとえばアルミニウム製）３を共振子２に
被せ、金属円筒管３の上端面を整合層の裏面に接着して
形成する。共振子２の下面（正電極）と上面（負電極）
からそれぞれ正電極リード線4,負電極リード線５が引出
される。また負電極は接続リード線６により金属円筒管
３に電気的に接続されアース電極を構成している。
【発明が解決しようとする課題】
前述したような構造の超音波振動子には次のような問
題がある。すなわち外部からの電磁波などのノズルは金
属円筒管に侵入するが、金属円筒管は接続リード線によ
って負電極に電気的に接続されているので電磁波などの
ノズルは負電極まで影響を及ぼし共振子で受けた微小な
反射波が変換された受波電気信号が乱される虞れがあっ
た。 この発明の目的は上述した問題点に鑑み、金属円筒管
が外部からの電磁波などのノイズを受けても共振子へ影
響を及ぼさないような構造の増幅器付き超音波振動子を
提供することにある。
【課題を解決するための手段】
この発明では共振子がノズルの影響を受けないように
次のように構成した。すなわち円板形状の整合層の外径
より小さい円板形状で整合層の裏面側中心部に接着され
正電極と負電極を有する共振子と、前記整合層の外径と
同寸法径の円筒形状で前記共振子を覆い被せるようにし
て整合層の裏面側に設けられる金属円筒管とにより構成
され、増幅器を搭載したプリント基板を金属円筒管の開
口端面に取付けて金属円筒管をプリント基板のアース側
に電気的に接続し、共振子の正電極リード線を前記増幅
器の入力側に電気的に接続し、さらに外部に引出し、共
振子の負電極リード線を前記プリント基板のアース側に
接続し、さらに外部に引出し、前記増幅器の出力側から
増幅器リード線を引出した。
【作 用】
金属円筒管が外部から電磁波などのノイズを受けて
も、このノイズは共振子に作用しないで接続リード線よ
りアース側へ流れる。すなわち金属円筒管は共振子の電
磁シールドの機能を果たす。
【発明の実施の形態】 第１図はこの発明の一実施例である超音波振動子の縦
断面図で、第２図に示す部品と同一の部品には同一の符
号を付す。共振子で受けた反射波による受波電気信号が
微弱な場合はこれを電気的に増幅しなければならないの
で増幅器が用いられる。従来は増幅器は超音波センサ本
体側に設置されていたが本発明では第１図に示すように
増幅器９を搭載したプリント基板10を金属円筒管３の開
口端面に取付けて金属円筒管３をプリント基板10のアー
ス側に電気的に接続した。そして共振子２の正電極リー
ド線４を増幅器９の入力側に電気的に接続したのちさら
に超音波センサ本体側に引出した。また共振子２の負電
極リード線５はプリント基板10のアース側に電気的に接
続したのちさらに超音波センサ本体側に引出している。
この構造では超音波センサ本体からの送波電気信号は正
電極リード線４の負電極リード線５を介して共振子２に
入力され、受波電気信号は増幅器リード線８と負電極リ
ード線５を介して引出され超音波センサ本体に送られ
る。
【発明の効果】
この発明では、増幅器を搭載したプリント基板を金属
円筒管の開口端面に取付けることにより共振子の正電極
から増幅器入力側までのリード線を最短にして外部から
リード線に侵入するノイズを最小限にくい止め、さらに
前記リード線は増幅器とともに電磁シールド機能を有す
る金属円筒管の内部に収容されることからノイズの影響
を受けずに超音波振動子は正常に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発見の一実施例である増幅器付き超音波振
動子の縦断面図。
【図２】従来の超音波振動子の縦断面図。
【符号の説明】
1:整合層、2:共振子、3:金属円筒管、4:正電極リード
線、5:負電極リード線、8:増幅器リード線、9:増幅器、
10:プリント基板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】円板形状の整合層と、この整合層の外径よ
    り小さい円板形状で整合層の裏面側中心部に接着され正
    電極と負電極を有する共振子と、前記整合層の外径と同
    寸法径の円筒形状で前記共振子を覆い被せるようにして
    整合層の裏面側に設けられる金属円筒管とにより構成さ
    れ、共振子の正電極および負電極からそれぞれ正電極リ
    ード線および負電極リード線が引出された超音波振動子
    において、増幅器を搭載したプリント基板を金属円筒管
    の開口端面に取付けて金属円筒管をプリント基板のアー
    ス側に電気的に接続し、共振子の正電極リード線を前記
    増幅器の入力側に電気的に接続し、さらに外部に引出
    し、共振子の負電極リード線を前記プリント基板のアー
    ス側に接続し、さらに外部に引出し、前記増幅器の出力
    側から増幅器リード線を引出したことを特徴とする超音
    波振動子。
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