JPH0445353Y2 - - Google Patents

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JPH0445353Y2
JPH0445353Y2 JP17577886U JP17577886U JPH0445353Y2 JP H0445353 Y2 JPH0445353 Y2 JP H0445353Y2 JP 17577886 U JP17577886 U JP 17577886U JP 17577886 U JP17577886 U JP 17577886U JP H0445353 Y2 JPH0445353 Y2 JP H0445353Y2
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の車高センサ等に使用される
空中超音波トランスジユーサの改良に関する。
圧電振動子の拡がり振動モード、或いは厚み縦
振動モードによつて超音波を発する空中超音波ト
ランスジユーサとしては、第5図に示すように、
音響整合層21の背面側に圧電振動子22が接合
されると共に、該圧電振動子22を格納するケー
ス23が、音響整合層21の背面側の周辺寄りに
接着して取付けられ、前記圧電振動子22に電気
的に接続されたリード線24が端子板25を介し
てケース23後部から引き出されると共に、該端
子板25の外方側をシリコン26で充填してなる
ものが一般的な構造として周知である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記構成の空中超音波トランス
ジユーサは、音響整合層21の背面側にケース2
3が接着して取付けられているため、例えば、周
波数198.11896KHzで振動させると、該音響整合
層21のケース23に対する接着部分に、第6図
に示した振動モードの如く、逆位相部Aが現れ、
感度が低下すると共に、サイドローブの出現を招
いて指向性が悪くなる問題点を有する。
そこで、本考案は、上記の問題点に鑑み、高感
度で、しかも指向性の良い空中超音波トランスジ
ユーサを提供せんことを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案の空中超音
波トランスジユーサは、背面側に圧電振動子が接
合された音響整合層の表面側周辺寄りが、ケース
に接着されることにより支持されてなることを構
成上の特徴とし、作用は、以下に述べる実施例の
項で合わせて説明する。
実施例 第1図は本考案の一実施例としての空中超音波
トランスジユーサの断面図であり、1はエポキ
シ、シリコン、ウレタン等の樹脂に多数のガラス
マイクロバルーンが内有された音響整合層、2は
前記音響整合層1の背面側に接合された圧電振動
子、3は前記音響整合層1の表面側(音響放射面
側)の周辺寄りに形成された段部1aに、口部3
aが接着して取付けられたアルミ製のケースで、
音響整合層1の表面側とほぼ同一面をなすよう取
付けられると共に、該音響整合層1の段部1aか
ら背面側に回り込んで前記圧電振動子2を格納す
る状態に形成されている。このケース3は、前記
音響整合層1より音響インピーダンスの大きい材
料を使用して形成されている。4は圧電振動子2
に電気的に接続されたリード線で、前記ケース3
の後部3bに取付けられた端子板5を介して外部
に導出されている。6は前記端子板5の外方側を
閉鎖したシリコンである。
上記構成の空中超音波トランスジユーサを周波
数195.93228KHzで振動させた時に、有限要素法
で解析した振動モードを第2図に示す。この図か
ら従来音響整合層の周辺部分に発生していた逆位
相部がなくなつたことが確認される。このため、
サイドローブの出現も無くなつて、指向性が鋭く
なると同時に、音響整合層1の全面が使用できる
ので有効放射面積が拡大され感度も格段に向上す
る等、顕著に改善された。
第3図は本考案の他の実施例としての空中超音
波トランスジユーサの断面図である。この例の空
中超音波トランスジユーサは、前述の実施例のも
のとほぼ同様の構成であり、同一部分に同じ符号
を付して重複した説明を省略するが、特にこの実
施例では、音響整合層1の段部1aとケース3の
口部3a先端との間にギヤツプ7を形成している
点に特徴を有する。
この実施例の空中超音波トランスジユーサを周
波数195.05500KHzで振動させた時の振動モード
を、第4図に示す。この例においても、逆位相部
の発生がなくなつていることは明らかであるが、
特にギヤツプ7が形成されていることにより、音
響整合層1の振動モードがピストン振動(平面振
動)に近づき、指向性がより鋭角的になるように
改善されている。
なお、音響整合層1の表面側とケース3の前面
とはほぼ均一状態に形成することが良好な結果を
得るために好ましいが、特に均一でなく、例えば
段部1aを設けることなくケース3の接着を行つ
てもよい。
考案の効果 以上説明したように本考案は、音響整合層の表
面側にケースが接着されているので、音響整合層
の周辺部分に逆位相部の発生がなくなるため、音
響整合層の全面が使用でき、有効放射面積の拡大
を図つて高感度になると同時に、指向性を良くす
ることができ、より高性能な空中超音波トランス
ジユーサとなしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての空中超音波
トランスジユーサの断面図、第2図は第1図の空
中超音波トランスジユーサの振動を有限要素法に
よつて解析した振動モード図、第3図は本考案の
他の実施例としての空中超音波トランスジユーサ
の断面図、第4図は第3図の空中超音波トランス
ジユーサの振動を有限要素法によつて解析した振
動モード図、第5図は従来例の空中超音波トラン
スジユーサの断面図、第6図は従来例の空中超音
波トランスジユーサの振動を有限要素法によつて
解析した振動モード図である。 1……音響整合層、2……圧電振動子、3……
ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背面側に圧電振動子が接合された音響整合層の
    表面側周辺寄りが、ケースに接着されることによ
    り支持されてなる空中超音波トランスジユーサ。
JP17577886U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH0445353Y2 (ja)

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JP17577886U JPH0445353Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JP17577886U JPH0445353Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JPS6381273U JPS6381273U (ja) 1988-05-28
JPH0445353Y2 true JPH0445353Y2 (ja) 1992-10-26

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JP2012033989A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Murata Mfg Co Ltd 超音波センサ
WO2016093115A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 株式会社村田製作所 振動体および振動体アレイ

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JPS6381273U (ja) 1988-05-28

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