JP3030404U - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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Publication number
JP3030404U
JP3030404U JP1996004272U JP427296U JP3030404U JP 3030404 U JP3030404 U JP 3030404U JP 1996004272 U JP1996004272 U JP 1996004272U JP 427296 U JP427296 U JP 427296U JP 3030404 U JP3030404 U JP 3030404U
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JP
Japan
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acoustic matching
ultrasonic sensor
case
piezoelectric ceramic
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Application number
JP1996004272U
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English (en)
Inventor
利弘 山口
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Nippon Ceramic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ceramic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】近距離検知が可能な超音波センサを提供する。 【構成】圧電セラミック振動子を貼着された音響整合層
をケースの一方の開口部の内周部に載置し、音響整合層
とケースを弾性接着剤にて接着されている事を特徴とす
る超音波センサ。 【効果】音響整合層の端部での不要な振動の発生を抑
制、緩和及び吸収し、感度に影響を与える事なく残響の
良好な超音波センサを得る事が出来る。又、外観不良の
原因となる音響整合層の端部の欠けや亀裂等の損傷も防
止する事が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、超音波センサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
圧電セラミック振動子の径振動モードあるいは厚み振動モードによって超音波 を発する超音波センサとしては図２に示す如く、圧電セラミック振動子上に中間 媒体として音響整合層を載置し、前記音響整合層をケースの上に載置したものが 一般的なものとして知られている。 しかし、この構造では、前記音響整合層の端部で、不要な振動を起こし、残響 に悪影響を与え、近距離検置が出来ないという欠点を有していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来の構造に於ける超音波センサでは、音響整合層の端部で不要な振動を起こ し、残響に悪影響を及ぼすという問題点があった。 又、前記音響整合層の端部は機械的にも強度が弱く、欠けたり、亀裂が入った りして、不良品が発生するおそれがあるという問題点があった。 本考案はこの様な問題を解決して、残響の改善に寄与した超音波センサを提供 する事を目的とする。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に、本考案は圧電セラミック振動子に音響整合層が載置 された超音波センサに於いて、前記音響整合層の端部での不要な振動の抑制及び 欠け防止の為に前記音響整合層をケースの一方の開口部の内周部に載置し、前記 音響整合層とケースを弾性接着剤にて接着したことを特徴としている。
【０００５】
【作用】
音響整合層とケースを弾性接着剤にて接着する事によって、前記音響整合層の 端部での不要な振動の発生が弾性接着剤により、抑制、緩和及び吸収され、残響 の良好な超音波センサを得る事が出来る。
【０００６】
【実施例１】 以下、本考案を図１に基づいて詳説する。 音響整合層は、前記音響整合層中に於ける音速の１／４波長（共振周波数に対 応する）あるいは１／４波長の奇数倍に相当する肉厚Ｔを有する。 圧電セラミック振動子に前記音響整合層を貼着し、ケースの一方の開口部の内 側に段部を設け、前記ケースの段部に前記音響整合層を載置し、弾性接着剤にて 接着されたことによって、前記音響整合層の端部での不要な振動を抑制、緩和及 び吸収されるように構成される。
【０００７】
【実施例２】 以下、本考案を図２に基づいて詳説する。 圧電セラミック振動子に前記音響整合層を貼着し、ケースの一方の開口部の内 周と前記音響整合層の外周を弾性接着剤にて接着することで、上記実施例１と同 様の効果を得る事が出来る。
【０００８】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案は圧電セラミック振動子に音響整合層が載置され た超音波センサに於いて、前記音響整合層の超音波放射面の側面及び背面と、ケ ースを弾性接着剤にて接着する事によって、前記音響整合層の端部での不要な振 動の発生を抑制、緩和及び吸収し、感度に影響を与える事なく残響が良好な超音 波センサを得ることが出来る。又、外観不良の原因となる前記音響整合層の端部 の欠けや亀裂等の損傷も防止する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案の実施例１を示す概略構造断面図
【図２】 本考案の実施例２を示す概略構造断面図
【図３】 従来の超音波センサの概略構造断面図
【図４】（イ）超音波センサを駆動させるトーンバース
ト波形図 （ロ）本考案の超音波センサを（イ）で駆動した場合の
残響波形図 （ハ）従来の超音波センサを（イ）で駆動した場合の残
響波形図
【符号の簡単な説明】
１：音響整合層 ２：ケース ３：圧電セラミック振動子 ４：弾性接着剤 ５：リード線 ６：端子板 ７：高分子系樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】圧電セラミック振動子に音響整合層が載置
    された超音波センサに於いて、前記音響整合層の端部で
    の不要な振動の抑制及び欠け防止の為に前記音響整合層
    をケースの一方の開口部の内周部に載置し、前記音響整
    合層と前記ケースを弾性接着剤で接着したことを特徴と
    する超音波センサ。
JP1996004272U 1996-04-19 1996-04-19 超音波センサ Expired - Lifetime JP3030404U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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