JP2645968B2 - 多層圧縮同心撚線導体とその製造方法 - Google Patents

多層圧縮同心撚線導体とその製造方法

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JP2645968B2 JP3565993A JP3565993A JP2645968B2 JP 2645968 B2 JP2645968 B2 JP 2645968B2 JP 3565993 A JP3565993 A JP 3565993A JP 3565993 A JP3565993 A JP 3565993A JP 2645968 B2 JP2645968 B2 JP 2645968B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01B13/02Stranding-up

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電線として利用される
圧縮撚線導体に関するものであり、特に占積率で99%
以上の多層圧縮同心撚線導体およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】よく知られるように電線用の導体は可撓
性を確保するために多くの素線を撚り合わせてなってい
るがその構造として最も典型的な例として、図9のよう
に37芯の素線からなる多層交互撚線W1 が挙げられ
る。即ち図9において多層交互撚線W1 は中心の素線a
を除いて第1層L1 、第2層L2 、第3層L3 からな
り、各素線径は等しく且つ稠密に構成される。したがっ
てその断面構造は図10に示すように、中心の素線aの
回りに、第1層L1 の素線aが6本集められ、その上の
第2層L2 には12本の素線aが積層し、更に第3層に
は18本の素線aが集められてなる。そしてこれらは最
外層を除くどの素線aも互いに6本の他の素線と隣接
し、かつ各層を構成する素線aの中心を結ぶと各層毎に
正六角形p′が形作られる。
【0003】この様な電線用の多層交互撚線において
は、コネクタとの圧接性の向上、電線そのものの細径
化、絶縁体量の節約、耐応力腐食割れ特性の向上および
電気特性の向上を目的として圧縮がなされ、その方法に
ついても多くのものが提案されている。
【0004】ところで、上記構造の多層交互撚線W
1 (図10)を圧縮すると、第3層の正六角形を構成す
る素線aの内で該六角形の頂点に位置する素線a1 のみ
がダイス穴の当接円Dと当接するが、これらの中間に位
置してダイス穴と当接しない素線a2 が二本存在するた
めに、均一な圧縮加工性において劣る欠点がある。
【0005】そこで、これを改良する技術が特開平1−
302615号において開示されている。この技術は図
11に示される如くに、多層撚線W2 の最外層である第
3層L3 の正六角形の頂点を構成する前記素線a1 をよ
り径の細い素線a3 に置き換えて最外層の素線a2 ,a
3 が総てダイス穴の当接円D′と当接するようにし、最
外層において圧縮された素線a2 ′,a3 ′を有する圧
縮撚線導体W2 ′を得ているものであり(図12参
照)、均一な圧縮加工が可能になるとされる。
【0006】しかしながら、最外層の形作る六角形の頂
点を構成する素線a1 をより径の細い素線a3 に置き換
えて圧縮する方法においては、37芯もの素線を扱う製
造現場において6本だけ別の径の素線a3 を扱うという
のは作業者にとって管理の負担が増加するばかりでな
く、細径化した素線a3 が六角形の頂点部分に必ず来る
という製造装置上の保証を与えなければならなかった。
また最外層L3 の素線のすべてが同じ円D′に当接する
ように細径化する素線a3 の径を決定すると、隣接する
素線aとの間に無用な空隙が生じ、これにより圧縮する
過程で素線が逃げるために圧縮の不具合の原因となると
いうことがあった。更には別の径の素線a 3 を準備する
ためには他の素線aとは別の製造工程または製造装置を
準備する必要があるので、製造コストを押し上げるとい
う問題があり、実際には各層交互撚線において図12の
ような完全な稠密構造を有する圧縮撚線を得ることは出
来ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、本願発明
者は、上記従来例に示された多層交互撚線に代えてすべ
ての構成素線を同一方向に同一ピッチで撚り上げた撚線
を母線として圧縮と捻りを施すことによりほぼ100%
の占積率を有する多層圧縮撚線を得ることができるとの
知見を得ているところであるが、この場合には図13に
示すような第2層L2 までの多層撚線(19芯)であれ
ば圧縮加工が容易であるが、それ以上の構成素線を有す
る多層撚線(37芯、61芯)においては圧縮加工中に
撚線間のバランスが崩れて所謂「笑い」(撚線がうまく
撚れない状態)が生じたり、甚だしき場合には素線の断
線を引き起こしたりして圧縮加工の安定性が長続きしな
いという欠点があった。
【0008】この原因を検討してみるに、図13に示す
ような19芯の多層撚線の場合には最外層L2 を形成す
る六角形p′の一辺に並ぶ素線はa1 ,a2 ,a1 の3
本であり、六角形p′の頂点部分の素線a1 ,a1 がこ
のうちの2本を占めているので最外層の当接円Dに当接
しない素線a2 は1本のみである。一方37芯の場合
は、図10に示すように最外層の六角形p′の一辺に並
ぶ素線数は4本であり、このうち2本a2 ,a2 が当接
円Dに当接しないということになり、このため当接しな
い素線の数が多いために加工時に移動し易くなって不具
合の原因になったと考えられる。即ち最外層の辺を形作
る素線のうち当接円Dに当接しない素線数が隣接した状
態で2本以上になると圧縮加工が不安定になるのであ
る。したがって61芯の場合には当接しない素線の数が
更に増えるので圧縮加工の不安定さが更に増加すること
になる。
【0009】したがって本発明は、同じ径の素線を用
い、かつ圧縮過程にも不安定を生じない多層圧縮同心撚
線とその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明者は上記したよ
うに多層同心撚線を圧縮するに際して、当接円に接しな
い最外層の素線数を最小に押さえることにより圧縮加工
の安定性が得られ、かつ占積率が99%以上の円圧縮を
加えれば素線断面の形状に関わらず一定の外径を有する
多層同心圧縮撚線導体になるという事実を発見し、なお
かつ素線の径を変化させること無く上記条件を満たす方
法を鋭意検討した結果本願発明に到ったものである。
【0011】即ち上記目的を達成するために、中心を除
く第N層目の素線数が6Nであり、かつ全素線数が61
本まで限定され、前記各素線が同方向に同じピッチで多
層同心撚りされ、かつ導体断面の占積率が99%以上に
円形圧縮されてなる撚線において、中心と最外層線以外
の素線の断面形状が五角形であるように構成した。
【0012】また本願発明によれば上記目的を達成する
ために、同径の素線を用いて、中心から数えて第2層目
より上の層の隣接する素線中心を結んだ形状が12角形
になるように一括して撚り合わせた後に円形圧縮される
こと特徴とする前記多層同心圧縮撚線導体の製造方法が
提供される。
【0013】
【作用】圧縮加工時において、母撚線の最外層の12角
形を構成する素線は、一本置きにダイスの当接円と当接
し始め、やがて最外層を構成する素線の全部がダイスの
当接円と当接する。
【0014】
【実施例】本発明は、図1,図2に示される如くに、各
素線aの径が等しく各層L1 ,L 2 ,L3 の構成素線a
が同方向に同じピッチで多層同心撚りされた母撚線A1
を図4に示される撚線製造装置B(特開平1−9542
0号参照)により圧縮加工し、図3に示される多層圧縮
同心撚線導体A1 ′を得る。
【0015】母撚線A1 において、中心に位置する素線
aに対して第1層L1 に6本、第2層L2 に12本、第
3層L3 に18本の合計37本の素線aを同心状に、か
つ第2層L2 と第3層L3 の隣接する各素線aを結んだ
形状が連結線Pで示される如くに12角形になるように
配し、これらを同方向に同ピッチで撚り上げたものであ
る。
【0016】図4において、撚線製造装置Bは、母撚線
供給装置B1 と、捻回伸線機B2 と、回転型巻取機B3
とからなる。母撚線供給装置B1 は、サプライスタンド
で構成されており、母撚線A1 を一定の速度で供給する
ものである。捻回伸線機B2 は、入り口に伸線ダイス1
aが設けられている。この伸線ダイス1aの後方には、
捻回伸線機B2 の床面に固定された支柱2aが固着され
ている。この支柱2aに片支持で回転自在にアーム3a
が取り付けられている。このアーム3aに回転自在にキ
ャプスタン4aが設けられている。また、この支柱2a
の背面には、伸線中の撚線を伸線する伸線ダイス1bが
設けられている。また、このアーム3aの内部には、図
示されていないが、駆動機構が内蔵されており、アーム
3aを回転できるように構成されている。したがって、
アーム3aを回転するとキャプスタン4aが、アーム3
aの支持軸を中心に回転することとなる。このキャプス
タン4aの後方に、キャプスタン4bと同様にキャプス
タン4c,・・・4nが設けられている。
【0017】このキャプスタン4a,4b,4c,・・
・4nは、それぞれ公転速度が異なっている。これは伸
線するオリフィスの位置によって、撚線の伸線による撚
りピッチの伸びが異なり、撚りむらを生じさせずに均一
性を保って撚るのに最も良い状態で撚れるようにするた
めである。このキャプスタン4a,4b,4c,・・・
4nには、それぞれ、伸線ダイス1a,1b,1c,・
・・1nを通った撚線が懸架されており、このキャプス
タン4a,4b,4c,・・・4nによって推進力が付
加される。なお、このキャプスタン4a,4b,4c,
・・・4nを支える支柱2a,2b,2c,・・・2n
の各支柱間には、回転軸5a,5b,5c,・・・5n
が設けられている。この回転軸5a,5b,5c,・・
・5nは、それぞれ所定の撚りピッチを得るための伸線
に応じた速度の回転力を支柱2a,2b,2c,・・・
2n内に内蔵された駆動機構に伝達するためのものであ
る。したがって図示されていない駆動手段によって回転
軸5a,5b,5c,・・・5nが回転され、この回転
軸5a,5b,5c・・・5nによってアーム3a,3
b,3c,・・・3nが回転し、キャプスタン4a,4
b,4c,・・・4nが公転する。
【0018】この捻回伸線機B2 は母撚線供給装置B1
から供給される母撚線A1 を伸線ダイス1a,1b,1
c,・・・1nによって伸線しながら、キャプスタン4
a,4b,4c,・・・4nによって撚っていく。すな
わち、母撚線A1 を伸線しながら撚りを加えるものであ
る。
【0019】この捻回伸線機B2 によって所望の線径に
伸線された圧縮撚線A1 ′は、回転型巻取機B3 によっ
て所定の撚りピッチに撚られ巻取ドラム6に巻き取られ
る。次にこの動作について説明する。同方向同ピッチに
撚られかつ第2層L2 と第3層L3 の隣接する各素線a
を結んだ形状が12角形になるように配した多芯同心母
撚線A1 (図1参照)は母撚線供給装置B1 から送り出
される。そしてまず捻回伸線機B2 の伸線ダイス1aを
通り、キャプスタン4aに懸架された後、伸線ダイス1
bを通り、順次キャプスタン4b、伸線ダイス1c・・
・と通り、所望線径の圧縮撚線A1 ′となって回転型巻
取機B3 に供給される。この捻回伸線機B2 内での撚線
の推進力はキャプスタン4a,4b,4c,・・・4n
によって付与される。このキャプスタン4a,4b,4
c,・・・4nは撚線が通過中、公転するため、伸線に
よって撚線の撚りピッチを締め上げる方向に撚りが付加
される。このようにして撚りピッチの伸びは、次の伸線
ダイス通過時までに、所謂「笑い」を生じない程度に吸
収されていく。
【0020】こうして最初に供給された同方向同ピッチ
に撚られかつ第2層L2 と第3層L 3 の隣接する各素線
aを結んだ形状が12角形になるように配した37芯の
多芯同心母撚線A1 は次第に圧縮されながら99%以上
の占積率となるまで圧縮加工が施されることになる。こ
の場合に、最外層の隣接する各素線aを結んだ形状が1
2角形になるように配した多芯同心撚線を用いているの
で、頂点部分の2本の素線a1 が残りの当接しない1本
の素線a2 をしっかり挟み込むことにより、うまく圧縮
力が伝わり加工の安定性が得られた。
【0021】その結果図3に示すような、中心と最外層
3 ′以外の第1層L1 ′、第2層L2 ′の素線a′の
断面形状が五角形であることを特徴とする37芯の多層
圧縮同心撚線導体A1 ′が安定して得られた。また図5
に示すような、各素線の径が同一で、中心を除く第1層
1 に6本、第2層L2 に12本、第3層L3 に18
本、第4層L4 に24本の合計61本を同心に、かつ第
2層〜第4層の隣接する各素線aを結んだ形状が連結線
Pで示される如くに12角形になるように配し、これら
を同方向に同ピッチで撚り上げた多芯同心母撚線A2
同様に加工した場合にも図6に示すような、中心と最外
層L4 ′以外の第1層L1 ′、第2層L2 ′、第3層L
3 ′の各素線a′の断面形状が五角形であることを特徴
とする61芯の多層圧縮同心撚線導体A2 ′が安定して
得られた。
【0022】更には本願発明の製造方法は図7に示すよ
うな、各素線の径が同一で、中心を除く第1層L1 に6
本、第2層L2 に12本の合計19本を同心に、かつ第
2層の隣接する各素線を結んだ形状が連結線Pで示され
る如くに12角形になるように配し、これらを同方向に
同ピッチで撚り上げた多芯同心母撚線A3 を同様に加工
した場合には、すべての外層線aがダイス穴に当接する
ので極めて安定的に図8に示すような、第1層L1 ′の
素線の断面形状が五角形であることを特徴とする19芯
の多層圧縮同心撚線導体A3 ′が得られた。
【0023】上記の本願発明の多層同心圧縮撚線とその
製造方法によれば、同径の素線を用いて第2層目より上
の層の隣接する素線中心を結んだ形状が12角形になる
ように一括して撚り合わせた後に円形圧縮されるので、
最外層の素線のうち圧縮に際してダイス穴に当接する素
線の数が2本に対し当接しない素線の数が1本以下に押
さえられ、圧縮加工が安定して行える。そしてその結
果、中心と最外層線以外の素線の断面形状が五角形に構
成される多層同心圧縮撚線が製造される。
【0024】更に本願発明の多層同心圧縮撚線とその製
造方法においては素線数が61本までに限定される。こ
れは素線数がこれ以上に増えるとダイス穴に当接しない
素線の数が、当接する素線の数2に対して1よりも多く
なって、圧縮時の不安定さを増すからである。また同径
の素線を用いるので、中心を除く第N層目の素線数は6
Nとなり、これを同じ方向に同じピッチで多層同心撚り
するので、導体断面の占積率が99%以上に円形圧縮す
ることが可能となる。また中心と最外層の素線を除いて
各素線が5本の他の素線と隣接することになるので、圧
縮に当たっては中心と最外層線以外の素線の断面形状が
五角形に構成される。このような構成の圧縮撚線とする
ことで圧縮時に優れた加工性を得られるばかりでなく、
完全に圧縮された撚線は充分な可撓性を有し、かつ素線
同士が互いに組合わさってなることにより断面形状の維
持性が極めて強いものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように本願発明の多層圧縮
同心撚線導体の製造方法においては、ダイス穴への各素
線の当接状態が安定しており、非当接の素線にも圧縮力
を安定して加えることが可能となり、結果として極めて
安定した圧縮加工が行われるので、製造中の断線等の事
故が防げるので作業効率が飛躍的に向上する。
【0026】また本願発明の多層圧縮同心撚線導体の製
造方法においては、製造過程に径の異なる素線を用いる
ことなく安定的な加工ができるので、作業者の製造現場
における管理業務を増やすことがない。また別の径の素
線を生産する設備装置も必要としないために製造コスト
を上昇させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係わる1実施例として圧縮加工に供
されるべき37芯の母撚線の構造を示す断面図である。
【図2】同上の37芯の母撚線の斜視図である。
【図3】同上の圧縮加工された37芯の多層圧縮同心撚
線導体の断面図である。
【図4】本願発明に係わる製造装置の正面図である。
【図5】本願発明に係わる他の実施例として圧縮加工に
供されるべき61芯の母撚線の構造を示す断面図であ
る。
【図6】同上の圧縮加工された61芯の多層圧縮同心撚
線導体の断面図である。
【図7】本願発明に係わる別の実施例として圧縮加工に
供されるべき19芯の母撚線の構造を示す断面図であ
る。
【図8】同上の圧縮加工された19芯の多層圧縮同心撚
線導体の断面図である。
【図9】各層交互撚り多芯母撚線の斜視図である。
【図10】従来例に係わる37芯の母撚線の断面図であ
る。
【図11】従来例に係わる製造方法を示す37芯の母撚
線の断面図である。
【図12】同上の37芯の多層圧縮撚線導体の断面図で
ある。
【図13】従来例に係わる製造方法を示す19芯の母撚
線の断面図である。
【符号の説明】
1 ,A2 ,A3 母撚線 A1 ′,A2 ′,A3 ′ 多層圧縮同心撚線導体 a 素線 L1 ,L2 ,L3 素線層 P 12角形の連結線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心を除く第N層目の素線数が6Nであ
    り、かつ全素線数が61本までに限定され、前記各素線
    が同方向に同じピッチで多層同心撚りされ、かつ導体断
    面の占積率が99%以上に円形圧縮されてなる撚線にお
    いて、中心と最外層線以外の素線の断面形状が五角形で
    あることを特徴とする多層圧縮同心撚線導体。
  2. 【請求項2】 同径の素線を用いて、中心を除く第N層
    目の素線数が6Nであると共に、中心から数えて第2層
    目より上の層の隣接する素数中心を結んだ形状が12角
    形になるように61本以内の素線を一括して撚り合わせ
    た後に円形圧縮することを特徴とする多層圧縮同心撚線
    導体の製造方法。
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