JP2645895B2 - 光学式ディスクプレーヤ - Google Patents
光学式ディスクプレーヤInfo
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- JP2645895B2 JP2645895B2 JP22378089A JP22378089A JP2645895B2 JP 2645895 B2 JP2645895 B2 JP 2645895B2 JP 22378089 A JP22378089 A JP 22378089A JP 22378089 A JP22378089 A JP 22378089A JP 2645895 B2 JP2645895 B2 JP 2645895B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ディスクに記録されている目次情報となる
目次信号を再生した後に前記ディスクに記録されている
音響情報等の主要データを有する主要信号の再生を行
い、かつディスクの再生速度が標準の他に標準より速い
高速に切換え可能な光学ディスクプレーヤに関し、特に
前記目次情報の読み取りを工夫した光学式ディスクプレ
ーヤに関する。
目次信号を再生した後に前記ディスクに記録されている
音響情報等の主要データを有する主要信号の再生を行
い、かつディスクの再生速度が標準の他に標準より速い
高速に切換え可能な光学ディスクプレーヤに関し、特に
前記目次情報の読み取りを工夫した光学式ディスクプレ
ーヤに関する。
(ロ)従来の技術 光ピックアップを用いて光学的にディスクに記録され
た信号を再生する光学式ディスクプレーヤが知られてい
る。光学式ディスクプレーヤの代表的なものとしては、
CDプレーヤが知られているが、CDプレーヤの中には、例
えば特開平1−98164号公報に示される如く、ディスク
(CD)の再生速度を標準の他に標準より速い高速に切換
え可能なものが存在する。この様なCDプレーヤは、再生
速度の標準に対する高速の比率と同一比率の高速録音が
可能なテープレコーダと組合わせることにより、すなわ
ち2倍速再生が可能なCDプレーヤに2倍速録音が可能な
テープレコーダを組合わせることによりCDプレーヤによ
り再生された再生信号をテープレコーダにより録音する
ダビングを短時間で行うことが出来る。
た信号を再生する光学式ディスクプレーヤが知られてい
る。光学式ディスクプレーヤの代表的なものとしては、
CDプレーヤが知られているが、CDプレーヤの中には、例
えば特開平1−98164号公報に示される如く、ディスク
(CD)の再生速度を標準の他に標準より速い高速に切換
え可能なものが存在する。この様なCDプレーヤは、再生
速度の標準に対する高速の比率と同一比率の高速録音が
可能なテープレコーダと組合わせることにより、すなわ
ち2倍速再生が可能なCDプレーヤに2倍速録音が可能な
テープレコーダを組合わせることによりCDプレーヤによ
り再生された再生信号をテープレコーダにより録音する
ダビングを短時間で行うことが出来る。
ところで、CDプレーヤは、周知の如く、選曲等の情報
検索や表示器の表示に使用する為の目次情報となるTOC
と称される目次信号が記録されたディスクの最内周のリ
ードインエリアを再生した後に、音響情報等の主要デー
タとなる主要信号が記憶されているディスクのプログラ
ムエリアの再生を行う様に構成されている。
検索や表示器の表示に使用する為の目次情報となるTOC
と称される目次信号が記録されたディスクの最内周のリ
ードインエリアを再生した後に、音響情報等の主要デー
タとなる主要信号が記憶されているディスクのプログラ
ムエリアの再生を行う様に構成されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、光学式ディスクプレーヤにおいては、信号
を読み取る為に光ピックアップからの読み取りビームを
ディスクの信号トラックに追従させる為のトラッキング
制御を行っているが、ディスクに傷や指紋等が付けられ
ると、その部分において数トラックから数十トラックの
広範囲に渡ってドロップアウト部分が形成されてしまう
ことが多いので、光学式ディスクプレーヤの再生可能許
容度を超えてしまう様な長いドロップアウト部分が続く
と、再生を中止する様に構成されている光学式ディスク
プレーヤが少なくない。その為、そのドロップアウト部
分がディスクの最初の部分にあると、その後に以上がな
くても再生が出来なくなってしまう。特に、CDプレーヤ
においてはTOCの内容が読み込めないと、主要信号の再
生が出来ないので、ディスクのリードインエリアが傷付
き、TOCの内容が読み込めないと、ディスクのプログラ
ムエリアを再生するのに支障がある傷が無くてもそのデ
ィスクの全てが再生出来ないという問題が発生した、し
かも、ディスクをターンテーブル上に圧着するクランプ
動作の失敗によりディスクの内周だけを傷付けることは
少なくないし、また、ディスクのリードインエリアには
同一内容のTOCが繰り返し記録されているので、いくつ
かのTOCが傷の影響により読み取れなくなっていても読
み取れるTOCが存在する可能性は大であるにもかかわら
ずである。
を読み取る為に光ピックアップからの読み取りビームを
ディスクの信号トラックに追従させる為のトラッキング
制御を行っているが、ディスクに傷や指紋等が付けられ
ると、その部分において数トラックから数十トラックの
広範囲に渡ってドロップアウト部分が形成されてしまう
ことが多いので、光学式ディスクプレーヤの再生可能許
容度を超えてしまう様な長いドロップアウト部分が続く
と、再生を中止する様に構成されている光学式ディスク
プレーヤが少なくない。その為、そのドロップアウト部
分がディスクの最初の部分にあると、その後に以上がな
くても再生が出来なくなってしまう。特に、CDプレーヤ
においてはTOCの内容が読み込めないと、主要信号の再
生が出来ないので、ディスクのリードインエリアが傷付
き、TOCの内容が読み込めないと、ディスクのプログラ
ムエリアを再生するのに支障がある傷が無くてもそのデ
ィスクの全てが再生出来ないという問題が発生した、し
かも、ディスクをターンテーブル上に圧着するクランプ
動作の失敗によりディスクの内周だけを傷付けることは
少なくないし、また、ディスクのリードインエリアには
同一内容のTOCが繰り返し記録されているので、いくつ
かのTOCが傷の影響により読み取れなくなっていても読
み取れるTOCが存在する可能性は大であるにもかかわら
ずである。
本発明は、前述の点に鑑み成された光学系ディスクプ
レーヤを提供せんとするものである。
レーヤを提供せんとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、ディスクの再生速度が標準の他に標準より
速い高速に切換え可能な光学式ディスクプレーヤにおい
て、目次信号の再生により目次情報が読み取られたか否
かを検出する目次読み取り検出手段と、前記目次信号の
再生が開始されてから所定時間後に前記目次読み取り検
出手段により前記目次情報が読み取られていないことが
検出されたときにディスクの再生速度を高速に切換える
制御を行う再生速度切換制御手段とを備え、標準のディ
スクの再生速度により前記目次情報が読み取れないとき
において、ディスクの再生速度を高速にして再度、前記
目次信号の再生を行う様にしている。
速い高速に切換え可能な光学式ディスクプレーヤにおい
て、目次信号の再生により目次情報が読み取られたか否
かを検出する目次読み取り検出手段と、前記目次信号の
再生が開始されてから所定時間後に前記目次読み取り検
出手段により前記目次情報が読み取られていないことが
検出されたときにディスクの再生速度を高速に切換える
制御を行う再生速度切換制御手段とを備え、標準のディ
スクの再生速度により前記目次情報が読み取れないとき
において、ディスクの再生速度を高速にして再度、前記
目次信号の再生を行う様にしている。
(ホ)作 用 本発明は、ディスクの目次情報が読み込めないとき、
ディスクの再生速度を高速にすることで光ピックアップ
によりディスクのドロップアウトの部分をトレースする
時間を短縮し、再生可能許容度を高め様とするものであ
る。
ディスクの再生速度を高速にすることで光ピックアップ
によりディスクのドロップアウトの部分をトレースする
時間を短縮し、再生可能許容度を高め様とするものであ
る。
(ヘ)実施例 第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図で、
(1)はディスク(CD)、(2)は該ディスク(1)を
回転させるスピンドルモータ、(3)は光ビームを投射
し、前記ディスク(1)の信号面で反射された光ビーム
を受光する光検出器を有する光ピックアップ、(4)は
該光ピックアップ(3)の光検出器から得られるRF信号
を増幅し、波形成形するRFアンプ、(5)は該RFアンプ
(4)を介して得られる前記光ピックアップ(3)の光
検出器からの出力信号により該光ピックアップ(3)の
光ビームをディスク(1)の信号面上に収束させるフォ
ーカシング制御及び前記光ビームを該信号面の信号トラ
ックに追従させるトラッキング制御を行うと共に、前記
光ピックアップ(3)自体の送り制御を行う為のサーボ
信号処理回路、(6)は前記RFアンプ(4)から発生さ
れる出力信号(シリアルのデジタル信号)のデジタル信
号処理を行い、各種の信号を復調するデジタル信号処理
回路、(7)は該デジタル信号処理回路(6)により各
種の信号を復調する際に行うデータの並べ替えの為の記
憶素子となるRAM、(8)は前記デジタル信号処理回路
(6)により各種の信号を復調する際に使用するクロッ
クを再生するクロックを再生するクロック再生用PLL回
路、(9)はスピンドルモータ(2)の回転制御や前記
RAM(7)からデータを読み出す際に使用される水晶発
振精度の基準クロックを発生する基準クロック発振回路
(10)は前記デジタル信号処理回路(6)で復調される
位置指標情報となるサブコーディング信号を用いて表示
器(11)を表示させると共に、キースイッチから成る入
力手段(12)の操作に応じて種々の動作制御を行うマイ
クロコンピュータにより構成される制御回路、(13)は
前記デジタル信号処理回路(6)により復調された主要
データ(オーディオデータ)のデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ、(14)は該D/Aコンバー
タ(13)から出力されるアナログ信号から不要な信号を
カットし、オーディオ信号を抽出するフィルター回路及
び該オーディオ信号を増幅する像幅回路等から構成され
るオーディオ回路である。
(1)はディスク(CD)、(2)は該ディスク(1)を
回転させるスピンドルモータ、(3)は光ビームを投射
し、前記ディスク(1)の信号面で反射された光ビーム
を受光する光検出器を有する光ピックアップ、(4)は
該光ピックアップ(3)の光検出器から得られるRF信号
を増幅し、波形成形するRFアンプ、(5)は該RFアンプ
(4)を介して得られる前記光ピックアップ(3)の光
検出器からの出力信号により該光ピックアップ(3)の
光ビームをディスク(1)の信号面上に収束させるフォ
ーカシング制御及び前記光ビームを該信号面の信号トラ
ックに追従させるトラッキング制御を行うと共に、前記
光ピックアップ(3)自体の送り制御を行う為のサーボ
信号処理回路、(6)は前記RFアンプ(4)から発生さ
れる出力信号(シリアルのデジタル信号)のデジタル信
号処理を行い、各種の信号を復調するデジタル信号処理
回路、(7)は該デジタル信号処理回路(6)により各
種の信号を復調する際に行うデータの並べ替えの為の記
憶素子となるRAM、(8)は前記デジタル信号処理回路
(6)により各種の信号を復調する際に使用するクロッ
クを再生するクロックを再生するクロック再生用PLL回
路、(9)はスピンドルモータ(2)の回転制御や前記
RAM(7)からデータを読み出す際に使用される水晶発
振精度の基準クロックを発生する基準クロック発振回路
(10)は前記デジタル信号処理回路(6)で復調される
位置指標情報となるサブコーディング信号を用いて表示
器(11)を表示させると共に、キースイッチから成る入
力手段(12)の操作に応じて種々の動作制御を行うマイ
クロコンピュータにより構成される制御回路、(13)は
前記デジタル信号処理回路(6)により復調された主要
データ(オーディオデータ)のデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ、(14)は該D/Aコンバー
タ(13)から出力されるアナログ信号から不要な信号を
カットし、オーディオ信号を抽出するフィルター回路及
び該オーディオ信号を増幅する像幅回路等から構成され
るオーディオ回路である。
ところで、前述の如く構成されたCDプレーヤは、ディ
スクの再生速度が標準の標準再生の他に、標準再生より
速い高速再生が行える様に構成されており、標準再生と
高速再生とを切換えると、基準クロック発振回路(9)
の発振周波数の切換えが行われると共に、PLL回路
(8)及びサーボ信号処理回路(5)の特性の切換えが
行われる。
スクの再生速度が標準の標準再生の他に、標準再生より
速い高速再生が行える様に構成されており、標準再生と
高速再生とを切換えると、基準クロック発振回路(9)
の発振周波数の切換えが行われると共に、PLL回路
(8)及びサーボ信号処理回路(5)の特性の切換えが
行われる。
また、制御回路(10)には、ディスク(1)のリード
インエリアの再生が行われたときにTOCが読み取れたか
否かを検出するTOC読み取り検出手段(15)と、該TOC読
み取り検出手段(15)によりTOCが読み取られていない
ことが検出されたときにディスクの再生速度を高速再生
に切換える制御を行う再生速度切換制御手段(16)とを
備えている。詳細には、前記制御回路(10)は、TOC読
み取り動作の際に第2図に示すフローチャートの如く作
動する。すなわち、リードインエリアの再生を開始し、
それと同時にタイマーを始動する(ステップ)。そし
て、ステップのTOCが読み取られたか否かの検出をTOC
読み取り検出手段(15)により行い、TOCが読み取られ
たら再生制御を行う為の別のプログラムの再生制御ルー
チン(ステップ)に移行する。
インエリアの再生が行われたときにTOCが読み取れたか
否かを検出するTOC読み取り検出手段(15)と、該TOC読
み取り検出手段(15)によりTOCが読み取られていない
ことが検出されたときにディスクの再生速度を高速再生
に切換える制御を行う再生速度切換制御手段(16)とを
備えている。詳細には、前記制御回路(10)は、TOC読
み取り動作の際に第2図に示すフローチャートの如く作
動する。すなわち、リードインエリアの再生を開始し、
それと同時にタイマーを始動する(ステップ)。そし
て、ステップのTOCが読み取られたか否かの検出をTOC
読み取り検出手段(15)により行い、TOCが読み取られ
たら再生制御を行う為の別のプログラムの再生制御ルー
チン(ステップ)に移行する。
一方、TOC読み取り検出手段(15)によりTOCが取み取
られていないことが検出されたら、タイマー時間tがあ
らかじめ設定された所定時間t0経過したか否かを判断し
(ステップ)、t<t0であれば、ステップに戻り、
t≧t0であれば、次のステップに移行する。ステップ
は現在行われている再生速度が標準再生かを判断する
ステップであり、高速再生であれば再生を中止し(ステ
ップ)、標準再生であれば、高速再生に切換える(ス
テップ)。ステップで高速再生に切換えられたら、
ステップに戻り、再びリードインエリアの再生を行
い、以後、前述の動作を繰り返す。
られていないことが検出されたら、タイマー時間tがあ
らかじめ設定された所定時間t0経過したか否かを判断し
(ステップ)、t<t0であれば、ステップに戻り、
t≧t0であれば、次のステップに移行する。ステップ
は現在行われている再生速度が標準再生かを判断する
ステップであり、高速再生であれば再生を中止し(ステ
ップ)、標準再生であれば、高速再生に切換える(ス
テップ)。ステップで高速再生に切換えられたら、
ステップに戻り、再びリードインエリアの再生を行
い、以後、前述の動作を繰り返す。
次に第1図を用いて動作を説明する。
光ピックアップ(3)から投射された光ビームにより
ディスク(1)がトレースされると、ディスク(1)に
記録された信号は、前記光ピックアップ(3)により読
み取られ、RF信号としてRFアンプ(4)に供給される。
前記RF信号は、前記RFアンプ(4)により増幅され、波
形整形されてデジタル信号に変換されてデジタル信号処
理回路(6)に供給される。前記デジタル信号処理回路
(6)は、前記デジタル信号を復調し、該デジタル信号
に含まれている種々のデータ信号を抽出する。
ディスク(1)がトレースされると、ディスク(1)に
記録された信号は、前記光ピックアップ(3)により読
み取られ、RF信号としてRFアンプ(4)に供給される。
前記RF信号は、前記RFアンプ(4)により増幅され、波
形整形されてデジタル信号に変換されてデジタル信号処
理回路(6)に供給される。前記デジタル信号処理回路
(6)は、前記デジタル信号を復調し、該デジタル信号
に含まれている種々のデータ信号を抽出する。
今、光ビームによりトレースされている部分がディス
ク(1)のプログラムエリアであれば、デジタル信号処
理回路(6)により音響情報の主要データ(デジタルオ
ーディオ信号)が抽出され、該デジタルオーディオ信号
は、やはり前記デジタル信号処理回路(6)により抽出
された誤り訂正データにより誤り訂正処理が施される。
このとき、RAM(7)を用いてデータの並べ替えが行わ
れる。誤り訂正処理が施されたデジタルオーディオ信号
は、D/Aコンバータ(13)に供給され、該D/Aコンバータ
(13)によりアナログオーディオ信号に変換されると共
に、ステレオの左及び右チャンネル成分に分離され、そ
れぞれオーディオ回路(14)に供給される。前記左及び
右チャンネル成分のアナログオーディオ信号は、前記オ
ーディオ回路(14)によりそれぞれ不要な信号成分がカ
ットされ、それぞれ増幅されてオーディオ出力端子(1
7)及び(18)に出力される。
ク(1)のプログラムエリアであれば、デジタル信号処
理回路(6)により音響情報の主要データ(デジタルオ
ーディオ信号)が抽出され、該デジタルオーディオ信号
は、やはり前記デジタル信号処理回路(6)により抽出
された誤り訂正データにより誤り訂正処理が施される。
このとき、RAM(7)を用いてデータの並べ替えが行わ
れる。誤り訂正処理が施されたデジタルオーディオ信号
は、D/Aコンバータ(13)に供給され、該D/Aコンバータ
(13)によりアナログオーディオ信号に変換されると共
に、ステレオの左及び右チャンネル成分に分離され、そ
れぞれオーディオ回路(14)に供給される。前記左及び
右チャンネル成分のアナログオーディオ信号は、前記オ
ーディオ回路(14)によりそれぞれ不要な信号成分がカ
ットされ、それぞれ増幅されてオーディオ出力端子(1
7)及び(18)に出力される。
また、光ビームによりトレースされている部分がディ
スク(1)のプログラムエリアであれば、デジタル信号
処理回路(6)は、RFアンプ(4)から出力されるデジ
タル信号からサブコーディング信号も抽出するが、該サ
ブコーディング信号は制御回路(10)に供給される。そ
の為、前記制御回路(10)は前記サブコーディング信号
に含まれている再生制御データ(エンファシスのオン・
オフ等)に応じて作動すると共に、該サブコーディング
信号に含まれている位置指標情報により表示器(11)を
表示する。
スク(1)のプログラムエリアであれば、デジタル信号
処理回路(6)は、RFアンプ(4)から出力されるデジ
タル信号からサブコーディング信号も抽出するが、該サ
ブコーディング信号は制御回路(10)に供給される。そ
の為、前記制御回路(10)は前記サブコーディング信号
に含まれている再生制御データ(エンファシスのオン・
オフ等)に応じて作動すると共に、該サブコーディング
信号に含まれている位置指標情報により表示器(11)を
表示する。
一方、光ビームによりトレースされている部分が再生
の際に最初にトレースされるディスク(1)のリードイ
ンエリアであれば、デジタル信号処理回路(6)は、RF
アンプ(4)から出力されるデジタル信号からTOCの目
次信号が復調される。前記目次信号は、制御回路(10)
に供給され、入力手段(12)の操作により行われる選曲
等の動作制御時に前記TOC情報が使用出来る様に前記制
御回路(10)内に備えるRAMU(図示せず)に記憶される
と共に、前記TOC情報に応じて表示器(11)を表示す
る。
の際に最初にトレースされるディスク(1)のリードイ
ンエリアであれば、デジタル信号処理回路(6)は、RF
アンプ(4)から出力されるデジタル信号からTOCの目
次信号が復調される。前記目次信号は、制御回路(10)
に供給され、入力手段(12)の操作により行われる選曲
等の動作制御時に前記TOC情報が使用出来る様に前記制
御回路(10)内に備えるRAMU(図示せず)に記憶される
と共に、前記TOC情報に応じて表示器(11)を表示す
る。
尚、光ビームによりトレースされてる部分がディスク
(1)のリードインエリアであるとき、デジタル信号処
理回路(6)からD/Aコンバータ(13)に供給されるデ
ジタルオーディオ信号はなく、オーディオ出力端子(1
7)及び(18)からアナログオーディオ信号が出力され
ることはない。
(1)のリードインエリアであるとき、デジタル信号処
理回路(6)からD/Aコンバータ(13)に供給されるデ
ジタルオーディオ信号はなく、オーディオ出力端子(1
7)及び(18)からアナログオーディオ信号が出力され
ることはない。
前述の如く、TOC情報が読み取れると、TOC読み取り検
出手段(15)によりTOC情報が読み取れたことが検出さ
れ、その旨の検出信号が再生速度切換制御手段(16)に
供給される。その為、前記再生速度切換制御手段(16)
は、再生速度を標準に切換える切換信号を発生する。こ
こで、PLL回路(8)及び基準クロック発振回路(9)
は、初期状態において標準速度の再生を行う標準再生状
態に成されており、前述の場合、標準速度でディスク
(1)のリードインエリアが再生されるので、前記PLL
回路(8)及び前記基準クロック発振回路(9)は、そ
のまま標準再生状態が保持される。
出手段(15)によりTOC情報が読み取れたことが検出さ
れ、その旨の検出信号が再生速度切換制御手段(16)に
供給される。その為、前記再生速度切換制御手段(16)
は、再生速度を標準に切換える切換信号を発生する。こ
こで、PLL回路(8)及び基準クロック発振回路(9)
は、初期状態において標準速度の再生を行う標準再生状
態に成されており、前述の場合、標準速度でディスク
(1)のリードインエリアが再生されるので、前記PLL
回路(8)及び前記基準クロック発振回路(9)は、そ
のまま標準再生状態が保持される。
したがって、その後、光ビームによりトレースされる
部分がディスク(1)のプログラムエリアに移行し、該
プログラムエリアが定常通りに再生される。
部分がディスク(1)のプログラムエリアに移行し、該
プログラムエリアが定常通りに再生される。
ところで、標準再生状態における再生可能許容度を超
えてしまう様な長いドロップアウト部分がディスク
(1)のリードインエリアに形成され、所定時間t0以
上、TOC読み取り検出手段(15)によりTOCが読み取れて
いないことが検出されると、該TOC読み取り検出手段(1
5)からはその旨の検出信号が出力される。すると、再
生速度切換制御手段(16)は、再生速度を高速に切換え
る切換信号を発生し、PLL回路(8)及び基準クロック
発振回路(9)を高速再生状態に切換える。その為、ス
ピンドルモータ(2)は、高速再生状態に応じた速度で
回転する様になると共に、デジタル信号処理回路(6)
の信号処理速度も高速再生状態に応じたものとなる。ま
た、サーボ信号処理回路(5)の特性も高速再生状態に
応じたものとなる。そして、再び最初から再生が開始さ
れる。すなわち、高速再生状態でリードインエリアのト
レースが行われる。
えてしまう様な長いドロップアウト部分がディスク
(1)のリードインエリアに形成され、所定時間t0以
上、TOC読み取り検出手段(15)によりTOCが読み取れて
いないことが検出されると、該TOC読み取り検出手段(1
5)からはその旨の検出信号が出力される。すると、再
生速度切換制御手段(16)は、再生速度を高速に切換え
る切換信号を発生し、PLL回路(8)及び基準クロック
発振回路(9)を高速再生状態に切換える。その為、ス
ピンドルモータ(2)は、高速再生状態に応じた速度で
回転する様になると共に、デジタル信号処理回路(6)
の信号処理速度も高速再生状態に応じたものとなる。ま
た、サーボ信号処理回路(5)の特性も高速再生状態に
応じたものとなる。そして、再び最初から再生が開始さ
れる。すなわち、高速再生状態でリードインエリアのト
レースが行われる。
高速再生状態でリードインエリアのトレースが行われ
ると、同じドロップアウト部分でも標準再生状態のとき
に比べトレースする時間が短縮される。その為、高速再
生状態においては、標準再生状態で再生可能許容度を超
えたドロップアウト部分でも再生が中止されずに該ドロ
ップアウト部分を超えることが出来る可能性が高まる。
ると、同じドロップアウト部分でも標準再生状態のとき
に比べトレースする時間が短縮される。その為、高速再
生状態においては、標準再生状態で再生可能許容度を超
えたドロップアウト部分でも再生が中止されずに該ドロ
ップアウト部分を超えることが出来る可能性が高まる。
高速再生状態でリードインエリアのトレースが行わ
れ、TOC情報が読み取られると、TOC読み取り検出手段
(15)によりTOC情報が読み取られたことが検出され、
該TOC読み取り検出手段(15)からその旨の検出信号が
再生速度切換制御手段(16)に供給される。その為、前
記再生速度切換制御手段(16)によりPLL回路(8)及
び基準クロック発振回路(9)が標準再生状態に切換え
られる。
れ、TOC情報が読み取られると、TOC読み取り検出手段
(15)によりTOC情報が読み取られたことが検出され、
該TOC読み取り検出手段(15)からその旨の検出信号が
再生速度切換制御手段(16)に供給される。その為、前
記再生速度切換制御手段(16)によりPLL回路(8)及
び基準クロック発振回路(9)が標準再生状態に切換え
られる。
したがって、その後は、ディスク(1)のプログラム
エリアが通常通り標準再生で行われる。
エリアが通常通り標準再生で行われる。
一方、高速再生状態でリードインエリアのトレースが
行われても所定時間t0以上TOC情報が読み取れず、TOC読
み取り検出手段(15)によりTOC情報が読み取られてい
ないことが検出されると、制御回路(10)により現在再
生中のディスク(1)は再生不可能であると判断され、
再生が中止される。
行われても所定時間t0以上TOC情報が読み取れず、TOC読
み取り検出手段(15)によりTOC情報が読み取られてい
ないことが検出されると、制御回路(10)により現在再
生中のディスク(1)は再生不可能であると判断され、
再生が中止される。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明は、ドロップアウトによりデ
ィスクの目次情報が読み込めないとき、ディスクの再生
速度を高速にすることで光ピックアップによりディスク
のドロップアウト部分をトレースする時間を短縮する様
にしているので、再生可能許容度が高められ、読み込め
なかった目次情報が読み込める様になる可能性があり、
目次情報の部分に傷が付けられたディスクが再生出来る
様になる可能性が高められるという利点を有する。
ィスクの目次情報が読み込めないとき、ディスクの再生
速度を高速にすることで光ピックアップによりディスク
のドロップアウト部分をトレースする時間を短縮する様
にしているので、再生可能許容度が高められ、読み込め
なかった目次情報が読み込める様になる可能性があり、
目次情報の部分に傷が付けられたディスクが再生出来る
様になる可能性が高められるという利点を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図は第1図の説明に供するフローチャートである。 主な図番の説明 (2)……スピンドルモータ、(3)……光ピックアッ
プ、(6)……デジタル信号処理回路、(8)……PLL
回路、(9)……基準クロック発振回路、(10)……制
御回路、(15)……TOC読み取り検出手段、(16)……
再生速度切換制御手段。
図は第1図の説明に供するフローチャートである。 主な図番の説明 (2)……スピンドルモータ、(3)……光ピックアッ
プ、(6)……デジタル信号処理回路、(8)……PLL
回路、(9)……基準クロック発振回路、(10)……制
御回路、(15)……TOC読み取り検出手段、(16)……
再生速度切換制御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクに記録されている目次情報となる
目次信号を再生した後に前記ディスクに記録されている
音響情報等の主要データを有する主要信号の再生を行
い、かつ前記目次信号及び前記主要信号を光ピックアッ
プにより光学的に読み取ると共に、ディスクの再生速度
が標準の他に標準より速い高速に切換え可能な光学式デ
ィスクプレーヤにおいて、前記目次信号の再生により目
次情報が読み取られたか否かを検出する目次読み取り検
出手段と、前記目次信号の再生が開始されてから所定時
間後に前記目次読み取り検出手段により前記目次情報が
読み取られていないことが検出されたときにディスクの
再生速度を高速に切換える制御を行う再生速度切換制御
手段とを備え、標準のディスクの再生速度により前記目
次情報が読み取れないときにおいて、ディスクの再生速
度を高速にして再度、前記目次信号の再生を行う様にし
たことを特徴とする光学式ディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22378089A JP2645895B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 光学式ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22378089A JP2645895B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 光学式ディスクプレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386967A JPH0386967A (ja) | 1991-04-11 |
JP2645895B2 true JP2645895B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=16803594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22378089A Expired - Lifetime JP2645895B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 光学式ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2645895B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007042275A (ja) * | 2006-09-28 | 2007-02-15 | Sony Corp | オーディオ装置 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP22378089A patent/JP2645895B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386967A (ja) | 1991-04-11 |
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