JP2644416B2 - クロック回路 - Google Patents

クロック回路

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JP2644416B2
JP2644416B2 JP4126310A JP12631092A JP2644416B2 JP 2644416 B2 JP2644416 B2 JP 2644416B2 JP 4126310 A JP4126310 A JP 4126310A JP 12631092 A JP12631092 A JP 12631092A JP 2644416 B2 JP2644416 B2 JP 2644416B2
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JP
Japan
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clock
delay
slot
circuit
clock signal
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JP4126310A
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JPH05324120A (ja
Inventor
賢一 土屋
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PII EFU YUU KK
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PII EFU YUU KK
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロックに同期して動
作する複数の回路にクロックを供給する装置において、
各回路間のクロック同期をとるクロック回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のクロック回路の構成例を
示すブロック図である。図において、クロック供給源と
なるマスタ回路41から、バス状のクロック線42を介
してスレーブ回路431 〜434 にクロックが供給され
る。このとき、各スレーブ回路では、マスタ回路からの
距離に応じてクロック遅延が生じる。したがって、各ス
レーブ回路のクロック入力段には、マスタ回路41から
の距離に応じた遅延時間(t1 〜t4 )を設定する遅延
素子441 〜444 が配置され、各スレーブ回路間のク
ロック同期をとる構成になっている。なお、遅延素子4
1 〜444 に設定される遅延時間t1 〜t4 は、マス
タ回路41から近い順に大きな値が設定される(t1
2 >t3 >t4 )。
【0003】また、マスタ回路から各スレーブ回路へ個
別のクロック線でクロックを供給する構成では、各クロ
ック線の配線長によってクロックの遅延時間を調整する
か、同様の遅延素子により各スレーブ回路間のクロック
同期がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遅延
素子を用いた構成では、スレーブ回路43の遅延素子4
4に設定される遅延量は、マスタ回路41から各スレー
ブ回路までの距離に応じてそれぞれ固有の値となってい
た。
【0005】したがって、例えば同じ機能を有するスレ
ーブ回路であっても、設置される位置(スロット)に応
じて固有の遅延量を有する遅延素子が必要になるので、
他の位置(スロット)で使用することはできなかった。
【0006】また、個別のクロック線の配線長によって
クロックの遅延時間を調整する構成では、各クロック線
を引き回すスペースが必要となり、他の信号配線の妨げ
になることがあった。
【0007】本発明は、設置位置を自動的に判断し、設
置位置に応じた遅延量を設定することができるクロック
回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成を示すブロック図である。図において、所定のパター
ンを有するスロット11に挿入したときに、そのパター
ンを検出してスロット位置を認識するデコード手段12
と、クロック供給源13から供給されるクロック信号を
入力し、そのクロック信号に前記各スロット間で生じる
遅延時間差を単位として、複数種類の遅延クロック信号
を生成する多段遅延手段14と、前記多段遅延手段14
の各段から出力される各遅延クロック信号を取り込み、
前記デコード手段12が認識したスロット位置に応じた
遅延クロック信号を選択して出力するクロック選択手段
15とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のクロック回路は、まず多段遅延手段1
4ですべてのスロット位置に対応する複数種類の遅延ク
ロック信号を生成させる。一方、デコード手段12は自
回路が挿入されたスロット位置を各スロット固有のパタ
ーンを検出して自動認識する。クロック選択手段15
は、このデコード手段12によるスロット位置自動認識
機能により、多段遅延手段14によって生成された複数
種類の遅延クロック信号から、そのスロットに対応する
遅延クロック信号を選択出力する。
【0010】このように、スロット位置とクロック信号
に与える遅延量とを一意に対応付けることにより、各回
路におけるクロック遅延のばらつきを自動的に解消する
ことができ、すべての回路間でクロック同期をとること
ができる。
【0011】
【実施例】図2は、本発明のクロック回路に用いられる
デコード手段12の実施例構成を示す図である。
【0012】図において、バック・プレーン21の各ス
ロット220 〜223 では、ここでは3つの端子を用い
てそれぞれ異なる電圧パターンを出力し、各スロットの
識別に供している。すなわち、各端子の電圧レベルを0
(ローレベル)と1(ハイレベル)で表すと、スロット
220 ではスロットID2〜ID0として(000)を
出力し、スロット221 では(001)を出力し、スロ
ット222 では(010)を出力し、スロット221
は(011)を出力する。
【0013】各スレーブ回路は、それぞれのコネクタ2
0 〜233 をバック・プレーン21の対応するスロッ
ト220 〜223 に挿入すると、各コネクタに割り当て
られたスロットID用ピンにスロット対応のスロットI
D2〜ID0が検出され、それぞれデコーダ240 〜2
3 に取り込まれる。各デコーダ240 〜243 では、
このスロットID2〜ID0をデコードすることによ
り、それぞれのスロット番号に対応する出力信号S0〜
S3をオンにする。たとえば、デコーダ243 がスロッ
トID(011)を検出した場合には、そのスレーブ回
路はスロット番号のスロット223 に挿入されたもの
と認識し、対応する出力信号S3をオンにする。
【0014】図3は、本発明のクロック回路に用いられ
る多段遅延手段14およびクロック選択手段15の実施
例構成を示す図である。図において、多段遅延手段14
は、入力端子31から入力されるクロック信号を遅延の
単位となる複数(ここでは3個)の遅延素子321 〜3
3 を順次通過させ、各遅延素子から単位遅延の整数倍
の遅延量を有するクロック信号を出力させる構成であ
る。クロック選択手段15は、入力されたクロック信号
および多段遅延手段14から出力される各遅延量を有す
るクロック信号をバッファ330 〜333 に取り込み、
そのゲート制御によって1つを選択して出力端子34に
出力する構成である。各バッファ330 〜333 は、デ
コーダ24の出力信号S0〜S3に応じていずれかがイ
ネーブルされ、デコーダ24が認識したスロットに対応
する遅延クロック信号が選択される。
【0015】ここで、各遅延素子321 〜323 の遅延
時間を等しくT0 とし、バッファ33における遅延時間
を無視すると、各バッファ330 〜333 の選択に応じ
て入力端子31から出力端子34までの遅延時間は、そ
れぞれ0,T0 ,2T0 ,3T0 となる。すなわち、遅
延時間は、通過する遅延回路の個数に応じて0から3T
0 まで変化させることができる。
【0016】この遅延時間の最小刻みT0 として、スロ
ット間で生じるクロック信号の遅延時間差を設定するこ
とにより、スロット位置に対応する遅延クロック信号を
選択することができる。すなわち、クロック供給源に遠
いところのスロットに挿入されたスレーブ回路のデコー
ダ24から順に出力信号S0〜S3をオンとし、遅延時
間0,T0 ,2T0 ,3T0 の各遅延クロック信号の1
つを選択することにより、すべてのスレーブ回路でクロ
ック同期をとることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スレーブ
回路が挿入されるスロット位置を自動認識するデコード
手段と、入力されるクロック信号の遅延時間を調整する
可変遅延手段とを組み合わせることにより、クロック供
給源から供給されるクロック信号に対して、各スレーブ
回路間でクロック同期をとるのに最適な遅延時間を自動
的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図。
【図2】本発明のクロック回路に用いられるデコード手
段12の実施例構成を示す図。
【図3】本発明のクロック回路に用いられる多段遅延手
段14およびクロック選択手段15の実施例構成を示す
図。
【図4】従来のクロック回路の構成例を示すブロック
図。
【符号の説明】
11 スロット 12 デコード手段 13 クロック供給源 14 多段遅延手段 15 クロック選択手段 21 バック・プレーン 22 スロット 23 コネクタ 24 デコーダ 31 入力端子 32 遅延素子 33 バッファ 34 出力端子 41 マスタ回路 42 クロック線 43 スレーブ回路 44 遅延素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパターンを有するスロット(1
    1)に挿入したときに、そのパターンを検出してスロッ
    ト位置を認識するデコード手段(12)と、 クロック供給源(13)から供給されるクロック信号を
    入力し、そのクロック信号に前記各スロット間で生じる
    遅延時間差を単位として、複数種類の遅延クロック信号
    を生成する多段遅延手段(14)と、 前記多段遅延手段(14)の各段から出力される各遅延
    クロック信号を取り込み、前記デコード手段(12)が
    認識したスロット位置に応じた遅延クロック信号を選択
    して出力するクロック選択手段(15)とを備えたこと
    を特徴とするクロック回路。
JP4126310A 1992-05-19 1992-05-19 クロック回路 Expired - Lifetime JP2644416B2 (ja)

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JP4126310A JP2644416B2 (ja) 1992-05-19 1992-05-19 クロック回路

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JPH05324120A JPH05324120A (ja) 1993-12-07
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JPH1020960A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Nec Shizuoka Ltd クロックパルス供給方式

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