JP2644000B2 - レゼクトスコープ装置 - Google Patents

レゼクトスコープ装置

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JP2644000B2
JP2644000B2 JP63231869A JP23186988A JP2644000B2 JP 2644000 B2 JP2644000 B2 JP 2644000B2 JP 63231869 A JP63231869 A JP 63231869A JP 23186988 A JP23186988 A JP 23186988A JP 2644000 B2 JP2644000 B2 JP 2644000B2
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    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/149Probes or electrodes therefor bow shaped or with rotatable body at cantilever end, e.g. for resectoscopes, or coagulating rollers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M3/00Medical syringes, e.g. enemata; Irrigators
    • A61M3/02Enemata; Irrigators
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用の分野] 本発明は、電気安全性の高いレゼクトスコープ装置に
関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置の出来る内
視鏡装置が広く利用されている。
前記内視鏡装置には、前立腺,子宮内腔,尿管内,腎
盃内等を切除する高周波内視鏡装置がある。この高周波
内視鏡装置の一つに例えば、実開昭60−149616号公報に
示されるように、尿道から膀胱内に挿入し、切除用電極
に高周波電流を通電することによって、前立腺の切除等
の処置ができるように構成されたレゼクトスコープ装置
がある。
一般に、レゼクトスコープ装置は体腔内に挿入される
中空のシースと、このシース後端側に着脱自在に装着さ
れるスライダを有する操作部と、この操作部の後端側か
ら着脱自在に装着される観察用スコープ(光学視管)と
からなり、体腔内組織切除用で先端が二又に分岐されて
ループ状にされた電極を前記シース先端から突没できる
ようにしてある。操作部にはスコープを挿通するための
金属製の案内管が設けられており、この案内管は、操作
部のシース接続部より前方に突出し、シース内に挿入さ
れると共に、シース接続部より後方ではその外周に前記
スライダが前後に摺動可能に設けられている。シース内
には前記電極を挿通案内する電極挿通管が案内管に併設
されており、この電極挿通管に挿通された電極は、更
に、前記スライダの電極挿入孔へと挿入され、スライダ
内の電気接点に固定される。そして、病変部に電極を当
て、高周波電流を流しながらスライダを前後に移動させ
てやれば電極の前後動に伴って病変部を切除または凝固
することができる。
しかしながら上記のような構成のレゼクトスコープ装
置においては、電極挿入孔の中に潅流液等の液体が侵入
し易く、液体が侵入した場合は、この液体によって案内
管と電気接点との間に電気通路が形成されて案内管へ電
流が漏れてしまう場合がある。
また、スライダを前方に移動した場合にはスライダと
シース接続部とが密着するために、電極接点とシース接
続部との間で電流が漏れる場合がある。
このように電気接点と案内管あるいはシース接続部と
の間で電流が漏れるとシースや操作部から患者及び術者
へ流れ、火傷,電気ショック等の原因となる虞れがあ
る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、シ
ース接続部や案内管を経由して患者や術者へ漏れ電流が
流れることを防止して、火傷,電気ショック等の危険の
ない電気安全性の高いレゼクトスコープ装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のレゼクトスコープ装置は、操作部とシースと
を接続するシース接続部の少なくとも一部と案内管の少
なくとも一部とを電気絶縁部材で形成したものである。
[作用] 本発明ではシース接続部の少なくとも一部と案内管の
少なくとも一部とが電気絶縁部材によって形成されてお
り、電気通路が形成されるようなことがない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明
する。
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図はレゼクトスコープ装置の全体構成の説明図、第2図
は電気接点と案内管とが短絡した状態の説明図、第3図
は第1図のA−A′方向断面図である。
本実施例のレゼクトスコープ装置1はシース2と、こ
のシース2の後方に着脱自在に装着された操作部3と、
この操作部3の後方からシース2内に挿通される観察用
の光学視管4と、前記操作部3からシース2内に挿通さ
れる電極5とを備えている。
前記シース2は中空管部2aからなり、この後端には中
空管部2aに連通する筒状に形成されたシース本体6が連
結固定されている。このシース本体6には潅流液等の液
体を注入するための送水口7が設けられている。また、
中空管部2aの前端部には絶縁部材によって筒状に形成さ
れたビーク8が設けられている。
上記光学視管4は挿入部9と手元部10とからなり、こ
の挿入部9は上記操作部3に設けられたプラスチック等
の電気絶縁材料によって形成された案内管11に挿入され
て保持されるようになっている。この挿入部9内には図
示しないライトガイド及び観察光学系が内挿されてお
り、手元部10の側部には図示しないライトガイドに照明
光を供給するライトガイド接続部13が設けられている。
更に、手元部10の後端部には図示しないライトガイドに
よって伝送された照明光によって照明され、図示しない
観察光学系によって伝送された被写体像を観察するアイ
ピース12が設けられている。
また、前起案内管11の中央部近傍外周にはシース接続
部14が設けられており、このシース接続部14はシース本
体6と着脱自在に連結固定されている。このシース接続
部14とシース本体6とを連結することにより案内管11を
シース2に対して定位置に固定するようになっている。
また、シース接続部14には指掛け15が突設されている。
一方、案内管11の後端部には前記光学視管4を定位置
に位置決め固定するための固定部16が固設されている。
この固定部16と前記シース接続部14との間であって、前
記案内管11外周面上には電極操作用の絶縁部材で形成さ
れたスライダ17が前後方向に摺動自在に遊嵌されてい
る。このスライダ17の下部には下部に折曲げられた板部
材18を介して指掛けリング19が固設されている。また、
スライダ17と前記指掛け15との間には板ばね20が架設さ
れており、この板ばね20の付勢力によってスライダ179
を固定部16に突き当てて待機させるようになっている。
前記スライダ17の中央部には側面より案内管11の長手
方向に対して直角に円柱状の電極受け21が挿入されてお
り、この電極受け21にはスライダ17の前端面より案内管
11の長手方向に対して平行に設けられた電極挿入孔22が
貫通するようになっている。第3図において、電極受け
21の長手方向中心には止めねじ23が螺入されており、こ
の止めねじ23の先端部が電極挿入孔22内に突出するよう
になっている。また、この止めねじ23の後端部には電気
絶縁材料によって形成されたつまみ24が固設されてい
る。また、スライダ17の上部には図示しない高周波電源
に接続される電極コード接続部25が設けられており、こ
の電極コード接続部25はスライダ17内で電極受け21と電
気的に接続されている。
前起案内管11の下方には電気挿通管26が略平行に設け
られており、この電極挿通管26の後端部は前記シース接
続部14に固設されている。この電極挿通管26内の管路は
シース接続部14に設けられた電極挿通孔27に連通するよ
うになっている。
前記電極5は前記電極挿通管26の前端部から挿入さ
れ、シース接続部14を経てその後端がスライダ17及び電
極受21に設けられた電極挿入孔22に挿入され、止めねじ
23の先端部により電極受21に固定されるようになってい
る。一方、電極5の前端部にはシースのビーク8の内径
より僅かに小さい内径で円弧状にループ28が形成され、
電極受け21と電気的に導通されている。なお、電極5は
ループ28及び電極受21に挿入される後端部以外は絶縁被
覆されている。
上記のように構成されたレゼクトスコープ装置1を使
用する場合は、電極コード接続部25と図示しない高周波
電源とを図示しない電極コードで接続する。次に、シー
ス2を体腔内に挿入した上で片方の手の親指を指掛けリ
ング19に掛け、残る指を指掛け15に掛けてスライダ17を
前進させる。スライダ17に固定された電極5はスライダ
17の前進と共に前進し、電極5の前端部に設けられたル
ープ28がシース2の前端部より突出する。そして、光学
視管4によって観察を行いながら患部をループ28とシー
ス2の前端部との間に位置させ、図示しない高周波電源
より電力供給する。この後にスライダ17の押込みを解除
する。スライダ17は板ばね20の付勢力によって後方に後
退し、これに伴って前記ループ28も後退するために前記
病変部をシース2の前端部とループ28との間で挟み込む
ことができる。ループ28には高周波電流が供給されてお
り、挟み込んだ病変部を焼切ることができる。
ところで第2図に示したように電極挿入孔22の中に液
体が侵入し、また、電極5と案内管11の間で水滴をなし
ているとすると、案内管11が金属等の導電材料で形成さ
れていれば、液体が導通路を形成し、電極受21から案内
管11に電流漏れが生じる。ところが本実施例では案内管
11が電気絶縁材料によって形成されているために液体ま
で電流が伝わったとしてもこの電流は流れる場所を失い
結果として漏れ電流の発生がなくなる。したがって、電
流挿入孔22からの電流漏れを防止し、電流漏れによる患
者や術者の火傷,電気ショック等を防止することができ
る。
また、本実施例では案内管11のみを電気絶縁材料で形
成したがシース接続部14,電極挿通管26,指掛け15のいず
れかまたはすべてを電気絶縁材料で形成することにより
安全性を更に高めることができる。更に、板部材18,指
掛けリング19,固定部16,光学視管4の手元部10に絶縁材
料を用いても良い。
第4図は本発明の第2実施例に係り、レゼクトスコー
プ装置の全体構成の説明図である。
本実施例では第1実施例で述べた案内管11に代えてシ
ース接続部14を電気絶縁材料によって形成したものであ
り、その他の構成は第1実施例と同様である。
本実施例のように構成することにより第1実施例と同
様の硬化を得ることができる。
第5図乃至第12図は本発明の第3実施例に係り、第5
図はプラスチックで形成された操作部の全体の斜視図、
第6図は操作部の断面図、第7図は第6図のB−B′方
向断面図、第8図は第6図のC−C′方向断面図、第9
図は第8図のD−D′方向断面図、第10図は操作部後部
の主要部材の分解組立て部、第11図は第6図のE−E′
方向断面図、第12図は光学視管の斜視図である。
本実施例の操作部51の本体52は、シース接続部53と指
掛け54とこの指掛け54の後方に延設された補強部55を一
体としてプラスチック等の電気絶縁部材によって形成さ
れたものである。
本実施例のレゼクトスコープ装置50は第1実施例で述
べた同様の構成のシース2と、このシース2の後端に連
結固定される操作部51と、この操作部51の後方より挿入
される光学視管94とから構成されている。
前記操作部51の本体52は、前部に前記シース2を着脱
自在に連結するシース接続部53が設けられており、この
シース接続部53には案内管56が前部をシース2に挿通さ
れるようにして設けられている。この案内管56はシース
接続部53を貫通して、後方に延設されている。また、シ
ース接続部53の上下方向には指掛け54が突設されてお
り、この指掛け54の後方には補強部55,55が前記案内部5
6を挟み込むようにして延設されている。また、この案
内管56の補強部55の間に突出している部分はプラスチッ
ク等の電気絶縁材料で形成された絶縁パイプ57で被覆さ
れている。更に、シース接続部53より前方の案内管56に
は電極挿通管58が併設されている。
前記シース接続部53には電極挿通孔59が設けられてお
り、この電極挿通孔59の前部には電極挿通管58の内部を
通過してきた図示しない電極を電極挿通孔59へ誘導する
ガイド60が形成されている。また、電極挿通孔59の後部
内周壁には電極挿入時の水密を保つOリング61がスナッ
プフィット等により内嵌されたOリング押え62によって
固定されている。
前記案内管56を被覆する絶縁パイプ57は絶縁部材によ
り形成されたスライダ63に設けられた案内管挿通孔75を
挿通され、これによってスライダ63は前後方向に摺動自
在に設けられている。このスライダ63の内部には第8図
に示すように円柱状の電極受け64が側方から挿入されて
いる。この電極受け64の先端部にはすり割りが設けられ
たり割り孔64aが設けられており、このすり割り孔64aに
スライダ63の上部より挿入された細長の固定ピン65を圧
入することにより電極受け64をスライダ63に固定してい
る。また、固定ピン65の頭部にはねじ部が螺設されてお
り、スライダ63の上部に固着された電極コード接続部66
に螺入されている。これにより電極受け64と電極コード
接続部66との電気的接続が行なわれるようになってい
る。また、電極コード接続部66は電気絶縁材料からなる
キャップ67によって外部に露呈しないようになってい
る。
前記スライダ63の前端面には前記電極受64を貫通する
電極挿入孔69が設けられており、この電極挿入孔69の終
端部には、この電極挿入孔69内を挿入された電極5の端
部を突き当てて位置決めする位置決めピン70が設けられ
ている。また、電極受け64の中心軸には止めねじ71が螺
入されており、この止めねじ71の先端部で電極5の後端
部を締付けて固定するようになっている。この止めねじ
71の頭部には絶縁材料によって形成されたつまみ72が固
着され、この固着部を補強するためにピン73が挿入され
ている。前記電極受け64のつまみ72とスライダ63との間
には電気絶縁材料によって形成されたキャップ68が設け
られている。
更に、スライダ63の下部にはプラスチック等で形成さ
れた指掛けリング74がスナップフィット式で回動自在に
設けられている。
なお、補強部55,55の間隔はスライダ63の幅より若干
大きくなっており、また、上部は第8図に示すように折
曲げてリブ76を形成して曲げ剛性を高めている。
ステンレス等の金属で形成された光学視管接続部材77
には前記絶縁パイプ57が挿入された光学視管挿入孔78が
設けられており、この光学視管挿入孔78には後方より光
学視管94が挿入されるようになっている。この挿入孔78
の内周面には光学視管94挿入時の水密を保つためにOリ
ング79がナット80によって固定されており、更に前記絶
縁パイプ57と挿入孔78との間の水密を保つOリング81が
設けられている。
第10図において、光学視管接続部材77のスライダ側の
面には電気絶縁材料でコ字形に形成された絶縁プレート
83が設けられている。光学視管接続部材77の横幅は補強
部55,55の間隔と同様に形成されており、その両側面に
は長円形の突起部84が設けられている。補強部55,55の
後端部には段部86aによって細径に形成された接続部86
が設けられており、この接続部86には前記突起部84が嵌
合できる長円形の嵌合孔87が設けられている。この嵌合
孔87に突起部84を嵌入する場合は補強部55,55の弾性を
利用して外方に押し広げるようにして行う。
光学視管接続部材77を補強部55,55に取付けた後、補
強部55の接続部86に電気絶縁材料で形成されたリング88
を嵌合し、ねじ89を突起部84のねじ孔85に螺入し固定す
る。これによって補強部55,55は外方には広がらなくな
るために光学視管接続部材77が補強部55,55に固定され
る。
第11図及び第12図において、光学視管94の接続機構を
説明する。
前記光学視管接続部材77の後端面には接続ピン挿入孔
90が前方に向けて設けられており、この接続ピン挿入孔
90に対して直角に孔91が貫通している。この孔91と挿入
孔90とが連通する部位の孔91の内径孔91の外側の内径よ
りやや小さくなっており、外側から挿入された金属球9
2,92がこの部位で一部を接続ピン孔90内に突出した状態
で待機するようになっている。この金属球92,92は孔91
に挿入され、孔91に螺入されたねじ91a,91aで付勢され
たコイルばね93,93によって固定されている。
一方、光学視管94の手元部96の前端面には前方に接続
ピ97が突設されている。この接続ピン97は光学視管94の
挿入部95を前記光学視管挿入孔78に挿入すると、前記接
続ピン挿入孔90に挿入される。接続ピン97の先端部には
周回状に溝98が設けられており、この溝98に前記コイル
ばね93,93に付勢された金属球92,92が係入して操作部51
と光学視管94とを連結固定するようになっている。
第6図において、指掛け54とスライダ63にはリンク板
99,99が設けられており、このリンク板99と指掛け54と
の接続部位及びリンク板99とスライダ63との接続部位
は、止めピン100にすり割りピン101を圧入して、回動自
在に取付けられている。なお、この止めピン100及びす
り割りピン101は金属製あるいはプラスチック等の電気
絶縁材料であっても良い。
前記リンク板99,99はピン102によって互いに回動自在
に連結されていると共に、このピン102にはねじりばね1
03が設けられている。スライダ63はこのリンク板99,99
とねじりばね103の働きによって操作部51の後方で待機
するように付勢されている。すなわち、指掛けリング74
に親指を入れて、他の指を指掛け54に掛けた状態で、親
指を前方に押し出してやればスライダ63は前方に移動
し、親指の力を緩めてやればねじりばね103の付勢力に
よってスライダ63は後方に戻るようになっている。
以上のように金属により形成されている案内管56のス
ライダ63が摺動する部分をプラスチック等の電気絶縁材
料によって形成された絶縁パイプ57で被覆することによ
り電極挿入孔69に侵入した液体や絶縁パイプ57と電極挿
入孔69間にある水滴より漏れ電流が流れようとしても、
絶縁パイプ57によって案内管56へ流れることを防止で
き、電流漏れによる患者や術者の火傷,電気ショック等
を防止することができる。
なお、本実施例では案内管56を強度の高い金属で形成
することができるので、案内管56の肉厚を薄くしてシー
ス2内の空間をより大きくすることができ、この空間を
流れる潅流液の送水量を増大できるという利点がある。
第13図及び第14図は本発明の第4実施例に係り、第13
図は電極受けの構成の説明図であって、第6図のC−
C′方向断面図、第14図は第13図のF−F′方向断面図
である。
本実施例は電極受けの構成以外は第3実施例と同様で
ある。
本実施例の電極受け64の上面には案内管56の長手方向
に切欠部104が設けられており、この切欠部104内には電
極押え105が長手方向に対して略直角方向に摺動自在に
設けられている。この電極押え105は電極受け64に螺入
された止めねじ71の先端部によって押圧され切欠部104
を形成する側面に当接するようになっている。この互い
にに当接する電極受け64側の側面と電極押え105側の側
面には各々円弧状の溝部106a,106bが設けられており、
この溝部106a,106bによって形成される空間は電極挿入
孔69に連通するようになっている。なお、電極押え105
側の溝部106aは電極5の軸部の半径より浅く形成されて
いる。
その他の構成は第3実施例と同様である。
本実施例において電極5を操作部51に取付ける場合、
止めねじ71を緩めた状態で電極5を電極挿通管58の前端
から挿入する。電極5はシース接続部53の電極挿通孔59
を介してスライダ63の電極挿入孔69へ導かれる。電極挿
入孔69へ挿入された電極5は電極押え105を外側へ押し
出しながら位置決めピン70へ突き当たるまで挿入され
る。次いで、止めねじ71を螺入する。止めねじ71は電極
押え105を押圧し、電極挿入孔69側へと移動させる。従
って、電極受け64と電極押え105とで電極5を挾持して
固定することができる。
本実施例では電極押え105の溝部106aと電極受け64の
溝部106bで電極5を挾持しているために、電極5を止め
ねじ71で直接締付ける場合に比べ変形が生じないという
利点がある。
その他の構成及び硬化は第3実施例と同様である。
第15図乃至第20図は本発明の第5実施例に第15図は金
属製の案内管と電気絶縁材料製の案内管を有する操作部
の全体外観図、第16図は操作部後部の説明図、第17図は
操作部の断面図、第18図は第17図のG−G′方向断面
図、第19図は第17図のH−H′方向断面図、第20図は第
17図のI−I′方向断面図である。
本実施例のレゼクトスコープ装置110の操作部111の本
体112は、シース接続部113と指掛け114とケース部115と
で構成されており、プラスチック等の電気絶縁材料によ
って一体で成型されている。
前記シース接続部113には左右対称にシース2を接続
するための接続ピン116が設けられており、また、内部
には光学視管挿通孔117及び電極挿通孔118が設けられて
いる。この光学視管挿通孔117の前部側には光学視管94
を挿通する案内管119が内嵌されており、光学視管挿通
孔118と案内管119の内部通路とが連通するようになって
いる。また、案内管119には電極挿通管120が平行に固着
されており、電極挿通管120内を挿通された電極5が前
記電極挿通孔118に導かれるようになっている。
前記シース接続部113の後方にはケース部115が設けら
れており、このケース部115内にはプラスチック等の電
気絶縁材料により形成されたスライダ121が前後方向に
摺動自在に遊嵌されている。このスライダ121には絶縁
パイプ挿通孔122が設けられており、この絶縁パイプ挿
通孔122には前記案内管119に連通するプラスチック等の
電気絶縁材料からなる絶縁パイプ123が摺動自在に挿通
されている。この絶縁パイプ123の前端部は同じくプラ
スチック等の電気絶縁材料からなるOリング押え124が
外嵌されており、このOリング押え124はシース接続部1
13の後部に内嵌されている。さらに、このOリング押え
124はシース接続部113の光学視管挿通孔117の内周に設
けられたOリング126と電極挿通孔118の内周に設けられ
たOリング127と固定するようになっている。絶縁パイ
プ123の後端部はケース部115の後部に設けられた光学視
管挿通孔128に内嵌されており、後方より螺入された環
状のナット129によってOリング押え124側に押圧されて
いる。
なお、このような構成においては、ナット129を取外
せば、絶縁パイプ123とOリング押え124とOリング126,
127とスライダ121を本体112から分離することができ、
これらの部品交換を容易に行うことができる。
前記スライダ121には電極固定部130が長手方向に沿っ
て摺動自在に設けられている。この電極固定部130は電
極コード131が取付けられた電極受け132の周囲をプラス
チック等の電気絶縁材料で形成されたもので、側面より
止めねじ133が螺入されている。この止めねじ133の先端
部は長手方向に設けれた電極挿入孔134へ突出するよう
になっており、止めねじ133の頭部には電気絶縁材料か
らなるつまみ133aが固着されている。更に、この電極固
定部130には位置決めねじ135が後方に向けて突設されて
おり、この位置決めねじ135はスライダ121に設けられた
位置決めリング挿入溝136内の位置決めリング137に螺入
されている。すなわち、電極固定部130は位置決めねじ1
35及び位置決めリング137によってスライダ121に固定さ
れており、また、位置決めリング137を回動させること
によりスライダ121に対する電極固定部130の位置が調節
できる。
スライダ121の下部にはプラスチック等の電気絶縁材
料によって形成された指掛け138がスナップフィット方
式で回動自在に嵌入されている。
本体112の指掛け114及びスライダ121の間にはV字形
の板ばね139aが回動自在に固定されており、板ばね139a
によりスライダ121はケース部115の後部に突き当たって
待機するように付勢されている。
ケース部115の後端面には第12図に示した接続ピン97
が挿入される接続ピン挿入孔139が設けられている。こ
の接続ピン挿入孔139の内周面には突起部140が設けられ
ており、更に、横方向にすり割り141が設けられてい
る。操作部111に第12図に示す光学視管94を接続する場
合、挿入部95を光学視管挿通孔128に挿入すると共に接
続ピン97を接続ピン挿入孔139に挿入する。ピン97が突
起部140に当接し、更に挿入を行うと本体112を構成して
いる絶縁材料の持つ弾性によって突起部140は広げられ
る。そして、接続ピン97の溝98が突起部140まで達する
と、広げられた突起部140は溝98に係合し、光学視管94
は操作部111に接続される。
また、電極受け132に電気的に接続された電極コード1
31は先端部142を電極接続プラグ143に差し込み、固定ね
じ144を締付けることにより電源接続プラグ143を取付け
ることができる。
以上のように光学視管挿通孔117を構成する案内管119
をシース接続部113の前後で分離し、スライダ121が摺動
する絶縁パイプ123をプラスチック等の電気絶縁材料で
形成したために、電極挿入穴134からの漏れ電流が絶縁
パイプ123に流れることがなく、患者や術者への火傷等
を防止できる。
また、シース2内に挿入される案内管119は金属部材
により形成すれば肉厚を薄くすることができシース2内
の潅流液を流すための空間を大きくすることかできる。
第21図乃至第28図は本発明の第6実施例に係り、第21
図は電気絶縁材料で形成された案内管を有する操作部の
全体の構成説明図、第22図は操作部の断面図、第23図は
第22図のJ−J′方向断面図、第24図は第22図のK−
K′方向断面図、第25図は操作部内に設けられた電極の
説明図、第26図は第25図のL−L′方向断面図、第27図
は電極の説明図、第28図はシース内に設けられた電極の
説明図である。
本実施例では電極部とコード部と操作部とが一体で形
成されている。
第21図に示すように操作部151は電極部152とコード部
153とが一体に形成されている電極154と、光学視管94を
挿入接続する光学視管挿入部155と、前記電極154を前後
方向にスライドさせるスライダ156と本体157とを備えて
いる。
更に、前記コード部153の後端部に設けられた硬性部1
58は図示しない高周波電源と電気的及び機械的に接続さ
れるプラグ160に着脱自在に固定されるようになってい
る。このプラグ160の電気絶縁材料によって円柱状に形
成された把持部161の端面には前記硬性部158を挿入する
接続孔162が設けられており、更に周壁面には挿入され
た硬性部158を固定するねじ163が螺入されている。
第22図において、操作部151を構成する本体157の前方
にはシース接続部164が形成されており、このシース接
続部164の前部には前方に細径となるようなテーパ部165
が設けられている。このテーパ部165の後方にはピン166
が突設されており、このピン166と前記テーパ部165によ
ってシース2と水密状態で着脱自在に接続できるように
なっている。
シース接続部164の後方には略正方形の断面形状のカ
バー169が延設されており、このカバー169の下部には長
手方向に溝部168が設けられている。この溝部168の後部
には光学視管接続部170が設けられている。更に、シー
ス接続部164と溝部168と間には下方に向かって操作部15
1を片手で保持した場合に中指及び薬指が掛けられるよ
う下指掛け171が、そしてカバー169の上部には上方に向
かって人差し指が掛けられる上指掛け172が突設されて
いる。前記溝部168内にはシース接続部164側より後方に
向けてばね軸174が延設されており、このばね軸174には
コイルばね173が巻きつけられるようにして外装されて
いる。なお、シース接続部164とテーパ部165とピン166
とカバー169と下指掛け171と上指掛け172及びばね軸174
はプラスチックで形成されモールド部品として一体で成
型されている。
また、溝部168内のばね軸174の下方には前記シース接
続部164を貫通したプラスチック等の電気絶縁材料で形
成された案内管175が挿通されており、この案内管175の
後端部は前記光学視管接続部170に設けられた光学視管
挿入孔176に内嵌されている。そして、案内管175と管路
と光学視管挿入孔176とが連通するようになっている。
この光学視管挿入孔176の内周にはOリング177がOリン
グ押え178によって固定されており、光学視管挿入孔176
より光学視管94を水密を保持した状態で案内管175に挿
通した光学視管94先端部を操作部151の先端部へと導く
ことができるようになっている。
前記溝部168内にはスライダ部156が設けられている。
このスライダ部156はプラスチックで形成されたスライ
ダ前部179とスライダ後部180とからなり、このスライダ
前部179とスライダ後部180の上部外形は溝部168と同形
状をしている。このスライダ前部179にはばね孔183が貫
通し、このばね孔183に連通するようにしてスライダ後
部180に軸孔185が貫通している。更に、このばね孔183
及び軸孔185の下部には案内管用孔184がスライダ前部17
9とスライダ後部180を貫通するようにして設けられてい
る。この軸孔185には前記ばね軸174が挿通されており、
コイルばね173はスライダ前部179に設けられたばね孔18
3を挿通し、スライダ後部180の前端面を押圧するように
付勢されている。また、案内管用孔184には案内管175が
スライダ部156を摺動自在に支持している。
前記スライダ前部179の後端面には穴182,182が設けら
れており、この後端面に対向するスライダ後部180の前
端面には穴182,182に対応する位置にスナップフィット1
81,181が突設されており、このスナップフィット181,18
1と穴182,182とを掛合することにより一体化されてい
る。
更に、スライダ後部180の後端面からは操作部151を片
手で保持した場合、スライダ後部180の後面に掛けた親
指が滑るのを防止する親指掛け187が延設されている。
このスライダ部156は前方へ親指で押されることにより
前記コイルばね173の力に逆らって前方に摺動させるこ
とができ、親指の力を抜けばコイルばね173の付勢力に
よりスライダ部156は光学視管接続部170の前端面に当接
するようになっている。
前記光学視管接続部170の後端面であって光学視管挿
入孔176の上方には第12図で示した光学視管94の接続ピ
ン97を挿入するピン孔188が設けられており、光学視管
接続部170内に設けられた空間189内に貫通するようにな
っている。この空間189内にはピン孔188の前方で長手方
向に対して略直角にピアノ線190が架設されており、接
続ピン97をピン孔188に挿入すると接続ピン97に設けら
れた溝98とピアノ線190とが係合し、光学視管94を操作
部151に着脱自在に接続するようになっている。
なお、第25図に示すようにスライダ部156の溝部168内
での待機位置が調整できるように光学視管接続部170の
後端面よりねじ190aが螺入されており、先端部が溝部16
8内に突出してスライダ部156の後端面と当接するように
なっている。
第25図及び第26図において、前記電極154の電極部152
は前記案内管175の下部両脇に設けられたガイドパイプ1
93を挿通されて保持されており、シース接続部164を摺
動自在に貫通した後にスライダ部156内で下方に折曲げ
られるようになっている。電極部152は第27図のように
ステンレスパイプ201内に電流を流すワイヤ191が挿通さ
れており、更にステンレスパイプ201の周囲をテフロン
チューブ202で電気絶縁被覆されている。電極部152の前
端部は案内管175の前端より左右から前方に突出するよ
うになっており、電気絶縁部からワイヤ191が露出する
ようになっている。この露出したワイヤ191は高周波通
電時に体内組織を切除するようにシース2の内径より若
干小さい半径のループ状のループ192を形成している。
電極部152はシース接続部164に設けられた挿通孔194,
194及び挿通孔194に連通するOリング孔195,195に挿通
されている。各Oリング孔195にはOリング押え196によ
って固定されたOリング197が設けられており、電極部1
52が前後方向に摺動する際に水密を保つようになってい
る。電極部152は更にスライダ前部179に設けられた電極
孔198,198を挿通された後にスライダ前部179とスライダ
後部180との当接面に設けられた空間199,199内で下方に
折曲げられてスライダ前部179とスライダ後部180との当
接面に設けられた溝200,200に導かれる。電極部152の一
方の端部は溝200内で第27図に示すようにプラスチック
スティック203によって密閉されている。また、電極部1
52の他方の端部は,溝200からスライダ前部179とスライ
ダ後部180との当接面の設けられた空間204内でコード部
153の端部と電気的に接続された状態でかしめパイプ205
にて圧着接続され、更に、かしめパイプ205の周囲を熱
収縮チューブ206によって電気絶縁被覆されている。空
間204の下部にはクランプ207がコード部153に巻き付け
てあり、コード部153が下方に抜け落ちないようになっ
ている。
以上のように案内管175がプラスチック等の電気絶縁
材料で形成されているために案内管175に漏れ電流が流
れることを防止できると共に電極154とスライダ部156と
を一体に組立てることにより電極を着脱する構成に比べ
電極孔198と電極部152との隙間を小さくでき、また、必
要に応じてその隙間を接着剤等により充電できるので電
極孔198からの漏れ電流自体を最小限に押えることが可
能となる。
第29図は本発明の第7実施例に係り、電気絶縁材料で
シース接続部を形成したレゼクトスコープ装置の断面図
である。
本実施例は第6実施例のシース接続部164とテーパ部1
65とピン166とカバー169と下指掛け171と上指掛け172と
ばね軸174とを電気絶縁材料のプラスチック等で形成し
たものである。また、シース2側の接続部である本体6
も電気絶縁材料のプラスチック等で形成した。
その他の構成,作用は第7実施例と同様である。
本実施例ではシース2の接続部である本体6がプラス
チック等の電気絶縁部材で形成されているためにシース
2の本体6を伝わって患者や術者に漏れ電流が流れるこ
とを確実に防止できる。
その他の効果は第6実施例と同様である。
第30図乃至第35図は本発明の第8実施例に係り、第30
図は案内管と本体とが一体に成型された操作部の全体の
説明図、第31図は操作部の断面図、第32図は操作部内の
電極の説明図、第33図は第32図のM−M′方向断面図、
第34図は第32図のN−N′方向断面図、第35図は電極の
説明図である。
本実施例は案内管に電極挿通孔を切け、この案内管と
本体とを一体で形成したものである。
本実施例の操作部251はプラスチック等の電気絶縁材
料によってシース接続部164、カバー169、下指掛け17
1、上指掛け172が案内管252と共に一体成型されてい
る。この案内管252には長手方向に光学視管挿入孔252が
設けられて、この光学視管挿入孔255の下部両脇に第33
図のように電極挿通孔256,256が併設されている。この
電極挿通孔256,256には電極部253が挿通されており、シ
ース接続部164を貫通してスライダ部254に至るようにな
っている。電極部253はスライダ前部259とスライダ後部
260との間に設けられた空間199,199内で下方に折曲げら
れる。電極部253の一方の端部は空間199からスライダ前
部259とスライダ後部260との間の設けられた溝200に至
るようになっている。また、電極部253の他方の端部は
空間199からスライダ前部259とスライダ後部260との間
に設けられた溝261を経てスライダ部254の外部に露出す
るようになっている。この露出した電極部253の端部は
第35図のようにワイヤ191に金属製のプラグ263が導通し
た状態で接続されており、コード部264の一端に設けら
れたコネクタ265と着脱自在に接続できるようになって
いる。
その他の構成は第6実施例と同様である。
本実施例によればシース接続部、カバー、下指掛け、
上指掛け及び操作部が一体で成型されているためにレゼ
クトスコープ装置の組立て性を向上させることができ
る。
その他の効果は第6実施例と同様である。
第36図乃至第40図は本発明の第9実施例に係り、第36
図は操作部の全体の説明図、第37図は操作部の断面図、
第38図は第37図のO−O′方向断面図、第39図は第37図
のP−P′方向断面図、第40図は電極の説明図である。
本実施例の操作部301は前部にシース2を着脱自在に
接続するシース接続部306と、このシース接続部306の後
部に接続された本体307と、この本体307の後部に設けら
れた光学視管接続部305と、前記本体307内に前後方向に
摺動自在に設けられたスライダ部300と、電極部302とコ
ード部303とが一体で形成され、前記スライダ部300に固
定されて前後方向に移動する電極304とから構成されて
いる。
前記本体307はプラスチック等の電気絶縁材料によっ
て円筒状に形成されており、この下部周壁面及び後部が
開放されている。この本体397の前端面からはプラスチ
ック等の電気絶縁材料によって形成されたシース接続部
306の後方に連設された絶縁パイプ308が後方に向けて貫
通している。この絶縁パイプ308の後端部は本体307の後
部の開放した部位に設けられた前記光学視管接続部305
の前端面に内嵌されている。そして絶縁パイプ308の管
路である光学視管孔318は光学視管接続部305に設けられ
た光学視管挿入孔322に連通するようになっている。
前記スライダ部300はスライダ前部309とスライダ後部
311とからなっている。スライダ前部309の上部には前端
面から後端面にばね孔310が貫通しており、更にスライ
ダ後部311の上部には、前記ばね孔310に連通するガイド
孔312が貫通している。ガイド孔312の内径は絶縁パイプ
308の外径より若干大きくなっており、ばね孔310の内径
はガイド孔312より大きくなっている。絶縁パイプ308に
はコイルばね313が巻かれており、このコイルばね313の
前端部は本体307の後端面と当接し、後端部はばね孔310
を挿通されてスライダ後部311の前端面と当接するよう
になっている。また、絶縁パイプ308はばね孔310とガイ
ド孔312を挿通されて光学視管接続部305に至るようにな
っている。コイルばね313は付勢された状態で絶縁パイ
プ308に設けられており、スライダ部300を光学視管接続
部305に突き当てた状態とするようになっている。
前記本体307の前部上面には操作部301を片手で保持し
た場合、人差し指を掛けられるように上指掛け314が、
前部下面には中指と薬指が掛けられるように下指掛け31
5がプラスチック等の電気絶縁材料で本体307と共に一体
成型で設けられている。
前記シース接続部306の前部には前方に細径となるよ
うなテーパ部316が設けられており、このテーパ部316の
後方にはピン317が径方向に突設されている。このテー
パ部316にはシース2が外嵌し、ピン317によって係止さ
れることによりシース2を着脱自在に接続できるように
なっている。なお、テーパ部316とピン317はシース接続
部306とプラスチック等の電気絶縁材料によって一体成
型されている。
シース接続部306の前端面には絶縁パイプ308内の管路
である光学視管孔318と同様の内径を有する案内管319が
内嵌されており、この案内管319の管路は光学視管孔318
と連通するようになっている。
前記光学視管接続部305の光学視管挿入孔322の内周面
にはOリング321がOリング押え320によって固定されて
いる。このOリング321は光学視管94を挿入する場合に
挿入部95と光学視管挿入孔322との間で水密を保つため
に設けられている。
前記光学視管接続部305の後端面であって光学視管挿
入孔322の上方には接続ピン97が挿入されるピン孔323が
設けられており、光学視管接続部305内に設けられた空
間325に連通するようになっている。この空間325内であ
ってピン孔323の前方には接続ピン97を係止できるよう
にクリック324,324が接続ピン97の外径より僅かに狭い
幅で突出しており、光学視管94を着脱自在に接続できる
ようになっている。
前記電極部302の先端部はワイヤ326がシース2の内壁
に内接するようにループ状に形成されたループ327とし
て設けられている。ループ327の両端から後方のワイヤ3
26は曲げ強度を向上させる目的でステンレスパイプ329,
329で被覆され、更にこのステンレスパイプ329,329の上
にテフロンチューブ330,330が前記絶縁被覆されてい
る。ワイヤ326はループ327の両端部より後方に向かって
延設され、案内管319の先端部近傍で案内管317の外周に
沿って下方に折り曲げられている。この折曲げられたワ
イヤ326は案内管319の下部で一本にまとめられ、軸328
へと接続されている。
前記軸328はステンレスパイプ332内にワイヤ331が挿
通されており、このステンレスパイプ332の外周をテフ
ロンチューブ333によって電気絶縁被覆されている。こ
の軸328側のワイヤ331と1本にまとめられたワイヤ326
とはステンレスパイプ332によって圧着固定されてい
る。その圧着部はテフロンチューブ333によって被覆さ
れており、更にこの圧着部のテフロンチューブ333の上
からは筒状のスタビライザ334が接合されたパイプ335が
被覆されている。スタビライザ334には案内管319が摺動
自在に内挿されるようになっており、電極部302が前後
方向に安定して移動するようになっている。
前記軸328はパイプ335の後端より更に後方に延設され
てシース接続部306の光学視管孔318の下方に設けられた
電極孔336と、この電極孔336に連通するようにして本体
307に設けられた連通孔338を貫通してスライダ部300に
至るようになっている。なお、連通孔338の前端部には
Oリング337が設けられておりシース2側の水密を保つ
ようになっている。
電極部302はスライダ前部309に設けられた電極孔339
に挿入されて、この電極孔339に連通している空間340内
で略直角下方で折曲げられる。そして、スライダ前部30
9とスライダ後部311との間に設けられた空間341内でコ
ード部303のコード343と電気的に接続されている。この
接続部は熱収縮チューブ342によって電気絶縁被覆され
ている。コード343はスライダ後部311の空間341内に設
けられたコード343の外径より僅かに狭い幅を有する押
え344によって挾持されており、スライダ後部311より抜
けることがない。コード343はスライダ部300から外部に
延設されており、その端部には図示しない高周波電源に
接続可能なプラグ345が接続されている。
本実施例では補強部を円筒で形成したことにより強度
を更に向上させることができる。
その他の効果は第6実施例と同様である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればシース接続部や
案内管を経由して患者や術者へ漏れ電流が流れることを
防止して、火傷,電気ショック等の危険をなくし、電気
安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例に係り、第1図
はレゼクトスコープ装置の全体構成の説明図、第2図は
電気接点と案内管とが短絡した状態の説明図、第3図は
第1図のA−A′方向断面図、第4図は本発明の第2実
施例に係り、レゼクトスコープ装置の全体構成の説明
図、第5図乃至第12図は本発明の第3実施例に係り、第
5図はプラスチックで形成された操作部の全体の斜視
図、第6図は操作部の断面図、第7図は第6図のB−
B′方向断面図、第8図は第6図のC−C′方向断面
図、第9図は第8図のD−D′方向断面図、第10図は操
作部後部の主要部材の分解組立て部、第11図は第6図の
E−E′方向断面図、第12図は光学視管の斜視図、第13
図及び第14図は本発明の第4実施例に係り、第13図は電
極受けの構成の説明図であって、第6図のC−C′方向
断面図、第14図は第13図のF−F′方向断面図、第15図
乃至第20図は本発明の第5実施例に第15図は金属製の案
内管と電気絶縁材料製の案内管を有する操作部の全体外
観図、第16図は操作部後部の説明図、第17図は操作部の
断面図、第18図は第17図のG−G′方向断面図、第19図
は第17図のH−H′方向断面図、第20図は第17図のI−
I′方向断面図、第21図乃至第28図は本発明の第6実施
例に係り、第21図は電気絶縁材料で形成された案内管を
有する操作部の全体の構成説明図、第22図は操作部の断
面図、第23図は第22図のJ−J′方向断面図、第24図は
第22図のK−K′方向断面図、第25図は操作部内に設け
られた電極の説明図、第26図は第25図のL−L′方向断
面図、第27図は電極の説明図、第28図はシース内に設け
られた電極の説明図、第29図は本発明の第7実施例に係
り、電気絶縁材料でシース接続部を形成したレゼクトス
コープ装置の断面図、第30図乃至第35図は本発明の第8
実施例に係り、第30図は案内管と本体とが一体に成型さ
れた操作部の全体の説明図、第31図は操作部の断面図、
第32図は操作部内の電極の説明図、第33図は第32図のM
−M′方向断面図、第34図は第32図のN−N′方向断面
図、第35図は電極の説明図、第36図乃至第40図は本発明
の第9実施例に係り、第36図は円筒の断面形状の操作部
の全体の説明図、第37図は操作部の断面図、第38図は第
37図のO−O′方向断面図、第39図は第37図のP−P′
方向断面図、第40図は電極の説明図である。 1……レゼクトスコープ装置 2……シース、3……操作部 4……光学視管、5……電極 11……案内管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に挿入される細長で中空のシース
    と、該シース内に挿通され、高周波電流を用いて体腔内
    の組織を切除または凝固する電極と、前記シース内に挿
    通され、体腔内を観察可能な光学系を有し、挿入部が金
    属で構成された光学視管と、該光学視管を挿通する案内
    管を有し、前記電極を体外から操作可能な操作部と、前
    記操作部と前記シースとを着脱自在に接続するシース接
    続部とを備えたレゼクトスコープ装置において、 前記シース接続部の少なくとも一部と、前記案内管の少
    なくとも一部とを電気絶縁部材で形成したことを特徴と
    するレゼクトスコープ装置。
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