JP2648500B2 - レゼクトスコープ装置 - Google Patents
レゼクトスコープ装置Info
- Publication number
- JP2648500B2 JP2648500B2 JP63233321A JP23332188A JP2648500B2 JP 2648500 B2 JP2648500 B2 JP 2648500B2 JP 63233321 A JP63233321 A JP 63233321A JP 23332188 A JP23332188 A JP 23332188A JP 2648500 B2 JP2648500 B2 JP 2648500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- slider
- sheath
- tube
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Endoscopes (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レゼクトスコープ装置、詳しくは電気的安
全性および安全性の高いレゼクトスコープ装置に関する
ものである。
全性および安全性の高いレゼクトスコープ装置に関する
ものである。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡装置が広く利用されている。
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡装置が広く利用されている。
前記内視鏡装置には、前立腺、子宮内腔、尿管内、腎
孟内等を切除する高周波内視鏡装置がある。この高周波
内視鏡装置の一つに、例えば、実開昭60−149616号公報
に示されるように、尿道から膀胱内に侵入し、切除用電
極に高周波電流を通電することによって、前立腺の切除
等の処置ができるように構成されたレゼクトスコープ装
置がある。
孟内等を切除する高周波内視鏡装置がある。この高周波
内視鏡装置の一つに、例えば、実開昭60−149616号公報
に示されるように、尿道から膀胱内に侵入し、切除用電
極に高周波電流を通電することによって、前立腺の切除
等の処置ができるように構成されたレゼクトスコープ装
置がある。
一般に、レゼクトスコープ装置は、体腔内に挿入され
る中空のシースと、このシース後端側に着脱自在に装着
されるスライダを有する操作部と、この操作部の後端側
から着脱自在に装着される観察用のスコープ(光学視
管)とからなり、体腔内組織切除用で先端が二股に分岐
されてループ状にされた電極を前記シース先端から突没
できるようになっている。
る中空のシースと、このシース後端側に着脱自在に装着
されるスライダを有する操作部と、この操作部の後端側
から着脱自在に装着される観察用のスコープ(光学視
管)とからなり、体腔内組織切除用で先端が二股に分岐
されてループ状にされた電極を前記シース先端から突没
できるようになっている。
前記電極は、操作部に対して着脱可能であり、前記ス
ライダ内に、電気的、機械的な固定機構が設けられてお
り、また電源装置から固定機構に高周波電流を流すコー
ドも、スライダに設けられたコネクタに着脱可能となっ
ている。
ライダ内に、電気的、機械的な固定機構が設けられてお
り、また電源装置から固定機構に高周波電流を流すコー
ドも、スライダに設けられたコネクタに着脱可能となっ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、スライダに電極およびコードの着脱機
構がある場合、スライダと電極の接続部、およびスライ
ダとコードの接続部の水密を確保することが困難であ
り、侵入した液体を介在しての漏電等を発生し易く、火
傷等の原因となる虞がある。
構がある場合、スライダと電極の接続部、およびスライ
ダとコードの接続部の水密を確保することが困難であ
り、侵入した液体を介在しての漏電等を発生し易く、火
傷等の原因となる虞がある。
特に、界面活性剤入りの消毒液を用いた場合には、こ
の液が接続部内に入り込み易く、電気通路を形成して漏
電が発生する可能性が高い。
の液が接続部内に入り込み易く、電気通路を形成して漏
電が発生する可能性が高い。
また、それぞれの電気的接続部に血液、汚れ等が侵入
し易く、汚れによって電気の導通が悪くなり、切除能力
の低下を生じることがある。
し易く、汚れによって電気の導通が悪くなり、切除能力
の低下を生じることがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、漏
電や接触不良等を減少させ、電気的安全性、安定性を向
上させたレゼクトスコープ装置を提供することを目的と
している。
電や接触不良等を減少させ、電気的安全性、安定性を向
上させたレゼクトスコープ装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本発明のレゼクトスコープ装置は、体腔内に挿入され
る細長で中空のシースと、前記シース内に挿通され高周
波電流を用いて体腔内の組織の切除や凝固等の処置を行
なう電極と、前記電極と共に移動可能なスライダを有す
る体外から操作可能な操作部と、高周波電源からの高周
波電流を前記電極へ供給するためのコードと、前記シー
ス内に挿通され体腔内を観察可能な光学系を有する光学
視管とを備えたレゼクトスコープ装置において、前記電
極と前記コードは、互いに接続固定され、その接続部を
絶縁部材で覆うと共に、前記スライダと一体的に固定さ
れたことを特徴とする。
る細長で中空のシースと、前記シース内に挿通され高周
波電流を用いて体腔内の組織の切除や凝固等の処置を行
なう電極と、前記電極と共に移動可能なスライダを有す
る体外から操作可能な操作部と、高周波電源からの高周
波電流を前記電極へ供給するためのコードと、前記シー
ス内に挿通され体腔内を観察可能な光学系を有する光学
視管とを備えたレゼクトスコープ装置において、前記電
極と前記コードは、互いに接続固定され、その接続部を
絶縁部材で覆うと共に、前記スライダと一体的に固定さ
れたことを特徴とする。
[作用] 本発明では、電極とコードは、互いに接続固定され、
その接続部を絶縁部材で覆うと共に、前記スライダと一
体的に固定されているので、電極およびコードが操作部
に着脱可能なものに比べて、操作部における漏電や接触
不良等の発生し易い電極とコードの間の電気接点の数が
減少する。
その接続部を絶縁部材で覆うと共に、前記スライダと一
体的に固定されているので、電極およびコードが操作部
に着脱可能なものに比べて、操作部における漏電や接触
不良等の発生し易い電極とコードの間の電気接点の数が
減少する。
[実 施 例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図〜第9図は、本発明の一実施例に係り、第1図
はレゼクトハンドルの斜視図、第2図はレゼクトハンド
ルの縦断面図、第3図は第2図のM−M′線断面図、第
4図は第2図のN−N′線断面図、第5図は電極部の一
部を切欠いて示すレゼクトハンドルの側面図、第6図は
第5図のO−O′線断面図、第7図は電極部の一部切欠
斜視図、第8図はシース、光学視管を組み合わせた状態
での電極先端ループとシースと光学視管との位置関係を
示す正面図、第9図は光学視管の斜視図である。
はレゼクトハンドルの斜視図、第2図はレゼクトハンド
ルの縦断面図、第3図は第2図のM−M′線断面図、第
4図は第2図のN−N′線断面図、第5図は電極部の一
部を切欠いて示すレゼクトハンドルの側面図、第6図は
第5図のO−O′線断面図、第7図は電極部の一部切欠
斜視図、第8図はシース、光学視管を組み合わせた状態
での電極先端ループとシースと光学視管との位置関係を
示す正面図、第9図は光学視管の斜視図である。
第2図に示すように、レゼクトスコープ装置は、体腔
内に挿入される細長で中空管からなるシース2と、この
シース2の後方に着脱可能に装着される操作部であるレ
ゼクトハンドル201と、このレゼクトハンドル201の後方
から前記シース2内に挿通される観察用の光学視管195
とを組み合わせて構成されている。なお、この第2図に
おいては、シース2と光学視管195は、二点鎖線によっ
て簡略化して図示している。
内に挿入される細長で中空管からなるシース2と、この
シース2の後方に着脱可能に装着される操作部であるレ
ゼクトハンドル201と、このレゼクトハンドル201の後方
から前記シース2内に挿通される観察用の光学視管195
とを組み合わせて構成されている。なお、この第2図に
おいては、シース2と光学視管195は、二点鎖線によっ
て簡略化して図示している。
前記シース2は、体腔内に挿入可能な細長い中空管部
2aと、この中空管部2aの基端部に連設され、前記中空管
部2a内に連通する筒状体からなるシース本体2bからな
り、このシース本体2bには、液体を注入するための送水
口7が設けられている。
2aと、この中空管部2aの基端部に連設され、前記中空管
部2a内に連通する筒状体からなるシース本体2bからな
り、このシース本体2bには、液体を注入するための送水
口7が設けられている。
前記光学視管195は、第9図に示すように、前記シー
ス2内に挿入される挿入部9と、この挿入部9の後端に
連設された手元部10とからなり、前記挿入部9内には、
図示しないライトガイドおよび観察光学系が設けられ、
また前記手元部10には、アイピース12と、図示しないラ
イトガイドケーブルが接続されるライトガイド接続部13
とが設けられている。
ス2内に挿入される挿入部9と、この挿入部9の後端に
連設された手元部10とからなり、前記挿入部9内には、
図示しないライトガイドおよび観察光学系が設けられ、
また前記手元部10には、アイピース12と、図示しないラ
イトガイドケーブルが接続されるライトガイド接続部13
とが設けられている。
そして、ライトガイドケーブルからの光は、前記ライ
トガイド接続部13を介して、挿入部9内のライトガイド
により、挿入部9の先端より出射し、患部を照明し、そ
の患部の像は、挿入部9内の観察光学系により手元部10
まで伝えられ、アイピース12の後端の開口部を通して、
術者が観察できるように構成されている。
トガイド接続部13を介して、挿入部9内のライトガイド
により、挿入部9の先端より出射し、患部を照明し、そ
の患部の像は、挿入部9内の観察光学系により手元部10
まで伝えられ、アイピース12の後端の開口部を通して、
術者が観察できるように構成されている。
前記レゼクトハンドル201は、第1図、第2図、第5
図に示すように、電極部202とコード部203とが一体に形
成された電極204と、前記光学視管195を挿入接続する光
学視管挿入部205と、前記電極204を前後にスライドさせ
るスライダ部206と、本体207とを備えている。
図に示すように、電極部202とコード部203とが一体に形
成された電極204と、前記光学視管195を挿入接続する光
学視管挿入部205と、前記電極204を前後にスライドさせ
るスライダ部206と、本体207とを備えている。
第1図に示すように、前記コード部203の末端には、
挿入部209を挿入することにより図示しない高周波電源
と電気的に接続可能なプラグ210が接続されており、コ
ード部203と図示しない高周波電源とを電気的および機
械的に接続することができるようになっている。
挿入部209を挿入することにより図示しない高周波電源
と電気的に接続可能なプラグ210が接続されており、コ
ード部203と図示しない高周波電源とを電気的および機
械的に接続することができるようになっている。
また、前記レゼクトハンドル201の本体207の前方に
は、接続部214が形成されており、この接続部214のテー
パ部215およびピン216(図1参照)によって、レゼクト
ハンドル201は、シース2と水密状態で着脱自在に接続
可能となっている。
は、接続部214が形成されており、この接続部214のテー
パ部215およびピン216(図1参照)によって、レゼクト
ハンドル201は、シース2と水密状態で着脱自在に接続
可能となっている。
前記接続部214の後方には、第3図に示すように、段
差217を有し、かつ下方が開放されている長方形の断面
形状を有する溝218を持つ略正方形断面形状のカバー219
が、光学視管挿入部205の後端に形成された光学視管接
続部220まで延設されている。
差217を有し、かつ下方が開放されている長方形の断面
形状を有する溝218を持つ略正方形断面形状のカバー219
が、光学視管挿入部205の後端に形成された光学視管接
続部220まで延設されている。
前記カバー219の接続部214の近傍より下方に向かって
は、レゼクトハンドル201を片手で保持した場合に、中
指および薬指が掛けられるよう下指掛け221が突設さ
れ、上方に向かっては人差し指が掛けられるよう上指掛
け222が突設されている。
は、レゼクトハンドル201を片手で保持した場合に、中
指および薬指が掛けられるよう下指掛け221が突設さ
れ、上方に向かっては人差し指が掛けられるよう上指掛
け222が突設されている。
前記溝218内上方には、前方から後方に向かって、ス
ライダ部206を常に後方に付勢しているばね223を摺動自
在に保持しているばね軸224が突出している。
ライダ部206を常に後方に付勢しているばね223を摺動自
在に保持しているばね軸224が突出している。
なお、これら接続部214、テーパ部215、ピン216、カ
バー219、下指掛け221、上指掛け222およびばね軸224
は、プラスチックで形成され、モールド部品として一体
で成形されている。
バー219、下指掛け221、上指掛け222およびばね軸224
は、プラスチックで形成され、モールド部品として一体
で成形されている。
また、溝218内下方には、接続部214の前方より接続部
214を貫通して光学視管接続部220まで、プラスチック等
の絶縁部材で形成された案内管225が延設されている。
214を貫通して光学視管接続部220まで、プラスチック等
の絶縁部材で形成された案内管225が延設されている。
また、光学視管接続部220には、案内管225の内径と略
同じ内径を持つ光学視管挿入孔226と、Oリング227と、
このOリング227を固定するOリング押さえ228とが、案
内管225の後方に隣設され、光学視管195を案内管225内
に水密を保持しながら挿通し、光学視管195の先端部を
レゼクトハンドル201の先端部へと導くようになってい
る。
同じ内径を持つ光学視管挿入孔226と、Oリング227と、
このOリング227を固定するOリング押さえ228とが、案
内管225の後方に隣設され、光学視管195を案内管225内
に水密を保持しながら挿通し、光学視管195の先端部を
レゼクトハンドル201の先端部へと導くようになってい
る。
前記スライダ部206は、プラスチックで形成されたス
ライダ前部229とスライダ後部230とからなり、これらは
スライダ後部130から前方に突出しているスナップフィ
ット231およびスライダ前部229に形成された孔232が互
いに係合することにより一体化されている。
ライダ前部229とスライダ後部230とからなり、これらは
スライダ後部130から前方に突出しているスナップフィ
ット231およびスライダ前部229に形成された孔232が互
いに係合することにより一体化されている。
前記スライダ前部229とスライダ後部230の上部外形
は、溝218と略同形をしており、スライダ前部229には、
ばね223を挿通可能なばね孔233および案内管225を挿通
可能な案内管孔234が形成されている。
は、溝218と略同形をしており、スライダ前部229には、
ばね223を挿通可能なばね孔233および案内管225を挿通
可能な案内管孔234が形成されている。
また、スライダ後部230には、ばね223は挿通できず、
かつばね軸224のみを挿通できる軸孔235および案内管22
5を挿通可能な案内管孔236が形成されている。
かつばね軸224のみを挿通できる軸孔235および案内管22
5を挿通可能な案内管孔236が形成されている。
そして、前記スライダ前部229およびスライダ後部230
は、カバー219内の溝218内に、一体で前後に摺動可能に
収納されている。
は、カバー219内の溝218内に、一体で前後に摺動可能に
収納されている。
さらに、前記スライダ後部230の下方後方には、前記
レゼクトハンドル201を片手で保持した場合、親指を掛
けることのできる親指掛け237が設けられており、ばね2
23の付勢力に抗して、スライダ部206を溝218内を前方に
摺動させることができ、親指の力を抜けば、ばね223に
よりスライダ部206は、光学視管接続部220まで付勢され
るようになっている。
レゼクトハンドル201を片手で保持した場合、親指を掛
けることのできる親指掛け237が設けられており、ばね2
23の付勢力に抗して、スライダ部206を溝218内を前方に
摺動させることができ、親指の力を抜けば、ばね223に
よりスライダ部206は、光学視管接続部220まで付勢され
るようになっている。
また、前記光学視管接続部220の光学視管挿入孔226の
上方には、光学視管195(第9図参照)の接続ピン196を
挿入可能なピン孔238が設けられ、ピン孔238の前方の空
間239内に懸架されたピアノ線240に光学視管195の溝197
が係合することにより、光学視管195をレゼクトハンド
ル201に着脱自在に接続することができるようになって
いる。
上方には、光学視管195(第9図参照)の接続ピン196を
挿入可能なピン孔238が設けられ、ピン孔238の前方の空
間239内に懸架されたピアノ線240に光学視管195の溝197
が係合することにより、光学視管195をレゼクトハンド
ル201に着脱自在に接続することができるようになって
いる。
なお、スライダ部206の溝218内での移動量が調整でき
るよう光学視管接続部220より溝218に向かって、第4
図、第5図に示すように、ねじ240aが突出自在に螺合さ
れている。
るよう光学視管接続部220より溝218に向かって、第4
図、第5図に示すように、ねじ240aが突出自在に螺合さ
れている。
一方、第7図および第8図に示すように、前記光学視
管挿入部205の先端より前方に突出した電極部202の先端
には、ワイヤ241が露出した状態でシース2の内周面に
沿って高周波通電時に体内組織を切除可能なループ状の
ループ242として形成されている。
管挿入部205の先端より前方に突出した電極部202の先端
には、ワイヤ241が露出した状態でシース2の内周面に
沿って高周波通電時に体内組織を切除可能なループ状の
ループ242として形成されている。
前記ワイヤ241は、前記ループ242の両端より、案内管
225の両側に固定されているガイドパイプ243,243(図6
も参照)内に挿通されることにより保持され、さらに接
続部214に形成された挿通孔244,244、およびそれに連通
しているOリング孔245,245に収納され、このOリング
孔245,245に接着されたOリング押さえ246,246によって
装着されているOリング247,247に挿通され、スライダ
部206のスライダ前部229に設けられた電極孔248,248お
よび空間249,249へ延設されている。そして、このワイ
ヤ241は、空間249,249内で下方に折り曲げられ、スライ
ダ前部229とスライダ後部230の間に設けられた溝250,25
0へ導かれている。
225の両側に固定されているガイドパイプ243,243(図6
も参照)内に挿通されることにより保持され、さらに接
続部214に形成された挿通孔244,244、およびそれに連通
しているOリング孔245,245に収納され、このOリング
孔245,245に接着されたOリング押さえ246,246によって
装着されているOリング247,247に挿通され、スライダ
部206のスライダ前部229に設けられた電極孔248,248お
よび空間249,249へ延設されている。そして、このワイ
ヤ241は、空間249,249内で下方に折り曲げられ、スライ
ダ前部229とスライダ後部230の間に設けられた溝250,25
0へ導かれている。
前記ワイヤ241は、ループ242を除いては、ステンレス
パイプ251,251で覆われ、さらに、その上からテフロン
チューブ252,252にて絶縁被覆されている。
パイプ251,251で覆われ、さらに、その上からテフロン
チューブ252,252にて絶縁被覆されている。
なお、スライダ部206の溝250へ導かれたワイヤ241の
一端は、第7図に示すように、プラスチックスティック
253にて密閉されている。また、他端部は、溝250の下方
に連通している空間254内でコード部203の端部と電気的
に接続された状態でカシメパイプ255にて圧着接続さ
れ、さらに、その上から熱収縮チューブ256にて絶縁被
覆されている。
一端は、第7図に示すように、プラスチックスティック
253にて密閉されている。また、他端部は、溝250の下方
に連通している空間254内でコード部203の端部と電気的
に接続された状態でカシメパイプ255にて圧着接続さ
れ、さらに、その上から熱収縮チューブ256にて絶縁被
覆されている。
前記空間254の下端の位置には、クランプ257がコード
部203に巻き付けてあり、コード部203が、下から引っ張
っても抜けないようになっている。
部203に巻き付けてあり、コード部203が、下から引っ張
っても抜けないようになっている。
このように構成された上記一実施例の作用について、
以下に説明する。
以下に説明する。
まず、プラグ210の挿入部209を図示しない高周波電源
装置側の挿入部に挿入することによって、このレゼクト
スコープ装置と高周波電源装置とを接続する。
装置側の挿入部に挿入することによって、このレゼクト
スコープ装置と高周波電源装置とを接続する。
次に、シース2の中空患部2aを体腔内に挿入した上で
片方の手の親指を親指掛け237に掛け、残る指を下指掛
け221および上指掛け222に掛けて、スライダ部206を、
ばね223の付勢力に抗して前進させる。すると、電極204
も前進し、この電極204の先端に設けられたループ242も
前進する。
片方の手の親指を親指掛け237に掛け、残る指を下指掛
け221および上指掛け222に掛けて、スライダ部206を、
ばね223の付勢力に抗して前進させる。すると、電極204
も前進し、この電極204の先端に設けられたループ242も
前進する。
そして、光学視管195による観察下で、シース2の先
端とループ242の間に病変部を位置させて、スライダ部2
06の押し込みを解除する。すると、このスライダ部206
は、ばね223の付勢力によって後退し、これに伴ってル
ープ242も後退するので、これにより、前記病変部は、
シース2の先端とループ242の間に挟み込まれる。
端とループ242の間に病変部を位置させて、スライダ部2
06の押し込みを解除する。すると、このスライダ部206
は、ばね223の付勢力によって後退し、これに伴ってル
ープ242も後退するので、これにより、前記病変部は、
シース2の先端とループ242の間に挟み込まれる。
この状態で、電極204に高周波電源装置から高周波電
流を供給することで、その病変部が焼き切られることと
なる。
流を供給することで、その病変部が焼き切られることと
なる。
上述したように、従来のレゼクトスコープ装置は、一
般的に、その挿入部のスライダに対して、電極および電
極コードが着脱可能となっており、その接続部での漏電
や接触不良が起き易い。
般的に、その挿入部のスライダに対して、電極および電
極コードが着脱可能となっており、その接続部での漏電
や接触不良が起き易い。
これに対して、上記一実施例では、電極および電極コ
ードは、スライダ部206内で接続され、その接続部は、
熱収縮チューブ256により絶縁被覆された状態で、スラ
イダ前部229とスライダ後部230により水密を保って挟み
込まれることにより、スライダ部206と一体化されてい
るので、漏電や接触不良が生じる虞は全くない。
ードは、スライダ部206内で接続され、その接続部は、
熱収縮チューブ256により絶縁被覆された状態で、スラ
イダ前部229とスライダ後部230により水密を保って挟み
込まれることにより、スライダ部206と一体化されてい
るので、漏電や接触不良が生じる虞は全くない。
つまり、電極先端部と電源コード末端以外は、完全に
絶縁被覆されているので、中間部での漏電もなく、また
スライダ部206に電極固定機構のような可動部もなく、
動作不良による接触不良の虞もない。したがって、これ
により高い電気安全性および電気安定性が得られる。
絶縁被覆されているので、中間部での漏電もなく、また
スライダ部206に電極固定機構のような可動部もなく、
動作不良による接触不良の虞もない。したがって、これ
により高い電気安全性および電気安定性が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電極とコード
は、互いに接続固定され、その接続部を絶縁部材で覆う
と共に、スライダと一体的に固定されているので、操作
部における漏電や接触不良等の発生し易い電極とコード
の間の電気的接点の数を減らすことができ、電気的安全
性、安定性を向上することができるという効果がある。
は、互いに接続固定され、その接続部を絶縁部材で覆う
と共に、スライダと一体的に固定されているので、操作
部における漏電や接触不良等の発生し易い電極とコード
の間の電気的接点の数を減らすことができ、電気的安全
性、安定性を向上することができるという効果がある。
第1図は、本発明の一実施例のレゼクトハンドルを示す
斜視図、 第2図は、レゼクトハンドルの縦断面図、 第3図は、第2図のM−M′線断面図、 第4図は、第2図のN−N′線断面図、 第5図は、電極部の一部を切欠いて示すレゼクトハンド
ルの側面図、 第6図は、第5図のO−O′線断面図、 第7図は、電極部の一部切欠斜視図、 第8図は、シース、光学視管を組み合わせた状態での電
極先端ループとシースと光学視管との位置関係を示す正
面図、 第9図は、光学視管の斜視図である。 2……シース 195……光学視管 201……レゼクトハンドル(操作部) 202……電極部(電極) 203……コード部(電極) 204……電極 206……スライダ部(スライダ) 207……レゼクトハンドル本体 252……テフロンチューブ(絶縁部材) 256……熱収縮チューブ(絶縁部材)
斜視図、 第2図は、レゼクトハンドルの縦断面図、 第3図は、第2図のM−M′線断面図、 第4図は、第2図のN−N′線断面図、 第5図は、電極部の一部を切欠いて示すレゼクトハンド
ルの側面図、 第6図は、第5図のO−O′線断面図、 第7図は、電極部の一部切欠斜視図、 第8図は、シース、光学視管を組み合わせた状態での電
極先端ループとシースと光学視管との位置関係を示す正
面図、 第9図は、光学視管の斜視図である。 2……シース 195……光学視管 201……レゼクトハンドル(操作部) 202……電極部(電極) 203……コード部(電極) 204……電極 206……スライダ部(スライダ) 207……レゼクトハンドル本体 252……テフロンチューブ(絶縁部材) 256……熱収縮チューブ(絶縁部材)
Claims (1)
- 【請求項1】体腔内に挿入される細長で中空のシース
と、前記シース内に挿通され、高周波電流を用いて体腔
内の組織の切除や凝固等の処置を行なう電極と、前記電
極と共に移動可能なスライダを有する、体外から操作可
能な操作部と、高周波電源からの高周波電流を前記電極
へ供給するためのコードと、前記シース内に挿通され、
体腔内を観察可能な光学系を有する光学視管とを備えた
レゼクトスコープ装置において、 前記電極と前記コードは、互いに接続固定され、その接
続部を絶縁部材で覆うと共に、前記スライダと一体的に
固定されたことを特徴とするレゼクトスコープ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63233321A JP2648500B2 (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | レゼクトスコープ装置 |
DE3834230A DE3834230A1 (de) | 1987-10-07 | 1988-10-07 | Resektoskop |
US07/254,741 US5007907A (en) | 1987-10-07 | 1988-10-07 | Resectoscope apparatus |
US07/355,740 US5112330A (en) | 1988-09-16 | 1989-05-23 | Resectoscope apparatus |
DE3918316A DE3918316A1 (de) | 1988-09-16 | 1989-06-05 | Resektoskopvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63233321A JP2648500B2 (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | レゼクトスコープ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280025A JPH0280025A (ja) | 1990-03-20 |
JP2648500B2 true JP2648500B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16953309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63233321A Expired - Lifetime JP2648500B2 (ja) | 1987-10-07 | 1988-09-17 | レゼクトスコープ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648500B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5071419A (en) * | 1990-04-30 | 1991-12-10 | Everest Medical Corporation | Percutaneous laparoscopic cholecystectomy instrument |
US5195958A (en) * | 1990-05-25 | 1993-03-23 | Phillips Edward H | Tool for laparoscopic surgery |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031684Y2 (ja) * | 1982-04-06 | 1985-09-21 | 株式会社メドス研究所 | 内視鏡用插通具 |
JPH0416648Y2 (ja) * | 1986-05-15 | 1992-04-14 |
-
1988
- 1988-09-17 JP JP63233321A patent/JP2648500B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0280025A (ja) | 1990-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2644000B2 (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
US5007907A (en) | Resectoscope apparatus | |
US8771266B2 (en) | Ablation therapeutic device, resectoscope and method of ablating living body tissue | |
US6893441B2 (en) | Urological electrosurgical resectoscope | |
US20140303449A1 (en) | Fume evacuating electrosurgical scalpel | |
JP2003052713A (ja) | 内視鏡用処置装置 | |
US20060235450A1 (en) | Living body tissue harvesting apparatus | |
US20100241118A1 (en) | High frequency treatment instrument | |
US6746395B2 (en) | Urological resectoscope comprising a contacting device | |
JPH0450003Y2 (ja) | ||
JPH0416649Y2 (ja) | ||
JP3802698B2 (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
JPH0426092Y2 (ja) | ||
JP2648500B2 (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
CN111358547B (zh) | 一种经尿道前列腺微创手术操作手柄 | |
JPS6235458Y2 (ja) | ||
JP3730796B2 (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
JPH03195547A (ja) | 内視鏡用高周波切除具 | |
JP2702214B2 (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
JPH0280022A (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
JP3344780B2 (ja) | 処置具システム | |
JPH0280024A (ja) | レゼクトスコープ装置 | |
JPH042645Y2 (ja) | ||
JPS61185239A (ja) | レゼクトスコ−プ装置 | |
JPH05212053A (ja) | レゼクトスコープ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 12 |