JPH0280025A - レゼクトスコープ装置 - Google Patents

レゼクトスコープ装置

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JPH0280025A
JPH0280025A JP63233321A JP23332188A JPH0280025A JP H0280025 A JPH0280025 A JP H0280025A JP 63233321 A JP63233321 A JP 63233321A JP 23332188 A JP23332188 A JP 23332188A JP H0280025 A JPH0280025 A JP H0280025A
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slider
cord
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tube
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Shinichi Nishigaki
西垣 晋一
Shirou Bitou
士郎 備藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気的安全性及び安定性の高いレゼクトスコ
ープ装置に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネル
内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内視
鏡装置が広く利用されている。
前記内視鏡装置には、前立腺、子宮内腔、尿管内、腎孟
内等を切除する高周波内視鏡装置がある。
この高周波内視鏡装置の一つに、例えば、実開昭60−
149616号公報に示されるように、尿道から膀胱内
に挿入し、切除用電極に高周波電流を通電することによ
って、前立腺の切除等の処置ができるように構成された
レゼクトスコープ装置がある。
一般に、レゼクトスコープ装置は、体腔内に挿入される
中空のシースと、このシース後端側に着脱自在に装着さ
れるスライダを有する操作部と、この操作部の後端側か
ら着脱自在に装着される観察用のスコープ(光学視管)
と力\らなり、体腔内組織切除用で先端が二叉に分岐さ
れてループ状にされた電極を前記シース先端から突没で
きるようにしである。
前記電極は、操作部に対して着脱可能であり、前記スラ
イダ内に、電気的9機械的な固定機構が設けられており
、また、電源装置から固定i構に高周波電流を流すコー
ドも、スライダに設けられたコネクタに着脱可能となっ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、スライダに電極及びコードの着脱機構が
ある場合、スライダと電極の接続部、及びスライダとコ
ードの接続部の水密を確保することが困難であり、侵入
した液体を介在しての電気漏れ等を発生し易く、火傷等
の原因となる虞がある。特に、界面活性剤入りの消毒液
を用いた場合には、この液が接続部内に入り込み易く、
電気通路を形成して、電気漏れが発生する可能性が高い
また、それぞれの電気的接続部に血液、汚れ等が侵入し
易く、汚れによって電気の導通が悪くなり、切除能力の
低下を生じることがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電気
漏れや接触不良等を減少させ、電気的安全性、安定性の
向上したレゼクトスコープ装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明のレゼク
トスコープ装置は、体腔内に挿入される細長で中空のシ
ースと、前記シース内に挿通され、高周波電流を用いて
体腔内の組織の切除や凝固等の処置を行う電極と、前記
電極を体外から操作可能な操作部と、高周波電源からの
高周波電流を前記電極へ供給するためのコードと、前記
シース内に挿通され、体腔内を観察可能な光学系を有す
る光学視管とを備えたものにおいて、前記電極と前記コ
ードの少なくとも一方と、前記操作部とを一体にしたも
のである。
[作用] 本発明では、電極とコードの少なくとも一方と操作部と
が一体であり、電極及びコードが操作部に着脱可能な場
合に比べて、操作部におGする電気漏れや接触不良等の
発生し易い電極とコードの間の電気的接点の数が減少す
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
はレゼクトスコープ装置の断面図、第2図は第1図のA
−A′線断面図である。
第1図に示づように、レゼクトスコープ装置1は、シー
ス2と、前記シース2の後方に着脱可能に装着される操
作部3と、前記操作部3の後方から前記シース2内に挿
通される観察用の光学視管4と、前記操作部3から前記
シース2内に挿通される電極5とを組み合わせて構成さ
れている。
前記シース2シよ、体腔内に挿入可能な細長い中空管部
6aと、この中空管部6aの基端部に連設され、前記中
空管部6a内に連通ずる筒状体からなるシース本体6よ
りなる。前記シース本体6には、液体を注入するための
送水ロアが設けられている。また、中空管部6aの先端
には絶縁材料からなるビーク8が取り付けられている。
前記光学視管4は、前記シース2内に挿入される挿入部
9と、この挿入部9の後端に連設された手元部10とか
らなり、前記挿入部9内には、図示しないライトガイド
及び観察光学系が設けられ、また、前記手元部10には
、アイピース12と、図示しないライトガイドケーブル
が接続されるライトガイド接続部13とが設けられてい
る。そして、図示しないライトガイドケーブルからの光
は、前記ライトガイド接続部13を介して、挿入部9内
のライトガイドにより、挿入部9の先端より出射し、患
部を照明し、その患部の像は、挿入部9内の観察光学系
により手元部10まで伝えられ、アイピース12の後端
の開口部を通して、術者が観察できるように構成されて
いる。
前記操作部3は、前記光学視管4をシース2内に導くた
めの案内管11を備え、この案内管11の途中部外周に
は、シース2のシース本体6に対して着脱自在に連結固
定するためシース接続部14が取付固定されている。こ
のシース接続部14は、シース2のシース本体6に対し
て着脱自在に取付固定することにより、前記案内管11
をシース2に対し、定位置に固定するようになっている
更に、前記シース接続部14には、上下方向に突出した
指掛け15が取り付けられている。
一方、前記案内管11の後端には、光学視管4を定位置
に位置決め固定するだめの固定部16が取付固定されて
いる。また、この固定部16と前記シース接続部14と
の間に位置して、前記案内管11の外周には、電極操作
用のスライダ17が前後方向へ摺動自在に嵌挿されてい
る。つまり、このスライダ17は、シース接続部14と
固定部16との間で移動できるようになっている。前記
スライダ17の下方後方には、L字板18を介して、親
指掛はリング19が取り付けられている。
また、前記スライダ17と前記指掛け15との間には、
板ばね2oが架は渡されていて、この板ばね20の復元
力により、スライダ17を固定部16に突き当てて待機
させるにうになっている。
本実施例では、前記スライダ17は、スライダ上部17
aと、スライダ下部17bとを右し、このスライダ上部
17aとスライダ下部17bとの間に、導電性材料で構
成されている電極受け21を挟みこんで、接着等の手段
により一体化されている。第2図に示すように、前記電
極受け21には、一端に図示しない高周波電源装置に接
続される電源プラグ22が設けられた電極コード23が
、スライダ17外部より水密を保持した状態で固着され
ている。また、第1図に示すように、前記スライダ17
及び電極受け21には、案内管11と平行になる方向に
、電極5が挿入できるように電極挿入孔24が設けてあ
り、更に、電極受け21には、長手方向に止めねじ25
が、その先端が電極挿入孔24へ突没自在にねじ込まれ
ている。また、この止めねじ25の後端には絶縁材料か
らなるつまみ26が取り付けられている。
また、前記シース接続部14から先端側の案内管11の
下側には、電極挿通管27が設けられており、この電極
挿通管27の後端は、シース接続部14に設けられた電
極挿通孔28に尋かれている。
前記電極5は、電極挿通管27の先端から挿入され、シ
ース接続部14を経由して、その後端がスライダ17及
び電極受け21に設けられている電極挿入孔24に導か
れ、止めねじ25により電極受け21に固定されるよう
になっている。これにより、電源プラグ22から電極5
の先端のループ29間の電気的接続がなされる。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、電極5をスライダ17内の電極受け24に固定し
、電源プラグ22を、図示しない高周波電源装置に接続
する。次にシース2の中空管部6aを体腔内へ挿入した
上で片方の手の親指を親指掛はリング19に掛け、残る
指を指掛け15に掛けて、スライダ17を前進させれば
、電極5も前進し、そのループ29をシース2の先端3
,0から突き出すことができる。そして、光学視管4に
よる観察下で、シース2の先端30とループ29の間に
病変部を位置させてスライダ17の押込みを解除すれば
、板ばね20の付勢力によって後退し、これに伴って前
記ループ29も後退するため、前記病変部を先端30と
ループ29の間に挟み込むことができる。このとき、電
極5に、電源装置から高周波電流を供給してやれば、そ
の病変部を焼き切ることができる。
前述のように、従来のレゼクトスコープは、−殻内に、
その挿入部のスライダに対して、電極及び電極コードが
着脱可能となっており、その接続部での電気漏れや接触
不良が起き易い。
これに対し、本実施例によれば、電極コード23をスラ
イダ17と一体化して、外部に対して絶縁された状態で
密閉しているため、この電極コード23とスライダ17
との間からの電流の漏れを防止することができる。また
、電気接点が、電極5とスライダ17との着脱部のみで
あるため、接触不良の起こる可能性を減少させることが
できる。
これらのことから、電気的安全性、安定性を向上させる
こと可能である。
第3図ないし第9図は本発明の第2実施例に係り、第3
図はレゼクトスコープ装置の操作部を示す斜視図、第4
図は操作部本体の後部を示す斜視図、第5図は操作部の
断面図、第6図は第5図のB−8−線断面図、第7図は
第5図のC−C′線断面図、第8図は第5図のD−D−
轢断面図、第9図は光学視管の斜視図である。
本実施例では、操作部161の本体162は、シース接
続部163.指掛は部164、及びこれらの後方に連設
されたケース部165で構成され、これらは、グラスチ
ック等の絶縁材料にて一体で成形されている。
第3図に示すように、前記シース接続部163には、左
右対称に、図示しないシースを接続づるための接続ビン
166が設けられ、また、内部には、第5図に示すよう
に、光学視管挿通孔167及び電極挿通孔168が形成
されている。前記光学視管挿通孔167には、第9図に
示す光学視管195を挿入する案内管169が取り付け
られている。また、この案内管169の下部には、電極
挿通管170が固着されている。
第5図に示寸ように、前記ケース部165には、スライ
ダ171が前後に摺動可能に嵌め込まれている。前記ス
ライダ171には、摺動方向に絶縁バイブ挿通孔172
が形成され、この絶縁パイプ挿通孔172には、プラス
チック等絶縁部材からなる絶縁バイブ173が挿通され
ている。この絶縁バイブ173の一端は、0リング押え
174に嵌め込まれ、この0リング押え174は、本体
162のOリング押え取付部175に嵌め込まれ、光学
視管挿通孔167及び電極挿通孔168に取り付けられ
た0リング176.177を固定している。前記絶縁バ
イブ173の他の一端は、本体162後部の光学視管挿
通孔178へ挿入されており、絶縁バイブ173は、こ
の光学視管挿通孔178に螺入されたナツト179によ
って0リング押え174に押し付けられている。すなわ
ち、Oリング押え174とスライダ171は、絶縁バイ
ブ173を介して、ナラl−179により本体162に
固定されている。従って、このような構造においては、
ナツト179を取り外せば、絶縁バイブ173.0リン
グ押え174.0リング176.177、及びスライダ
171を、本体162から分解することができ、これら
の部品の交換を容易に行うことができる。
また、第5図ないし第8図に示すように、前記スライダ
171には、電極固定機構180が、前後に摺動可能に
取り付けられている。この電極固定機構180は、電極
コード181が取り付けられた電極受け182の周囲を
、プラスチック等の絶縁材料で密封したものに、止めね
じ183をねじ込んで構成されている。前記止めねじ1
83の先端は、電極挿入孔184へ突出するようになっ
ており、止めねじ183の他の一端には、絶縁部材から
なるつまみ183aが固定されている。
更に、前記電極固定機構180には、位置決めねじ18
5が固定されたおり、この位置決めねじ185は、スラ
イダ171に形成された位置決めリング挿入孔186に
挿入されている位置決めリング187にねじ込まれてい
る。すなわち、電極固定機構180は、位置決めねじ1
85及び位置決めリング187によってスライダ171
に固定されており、また、位置決めリング187を回転
させることによって、スライダ171に対する電極固定
機構180の位置が調整できる。
前記スライダ171の下部には、プラスチック等の絶縁
材料で構成された指掛はリング188が、スナツプフィ
ツト方式で回動自在に嵌め込まれている。
また、本体162の指掛け164及びスライダ171に
は、それぞれ、■字形の板ばね199の各端部が回動自
在に固定されており、この板ばね199により、スライ
ダ171は、本体162の後部に突き当たって待機する
ように付勢されている。
第5図に示すように、本体163の後部には、接続ビン
挿入孔189が形成され、この接続ビン挿入孔189の
内面には、突起部190が形成されている。また、第4
図に示すように、前記接続ビン挿入孔189には、横方
向にすり割り191が設けられている。そして、操作部
161に、第9図に示すような光学視管195接続する
際、接続ビン196を接続ビン挿入孔189へ挿入して
行くと、本体162を構成している絶縁部材は弾性を有
しているため、突起部190は、接続ビン196により
上下方向に押し広げられる。そして、接続ピン196の
溝197が突起部190に達すると、押し広げられた突
起部190は元に戻ろうとして溝197に嵌まり、光学
視管195は操作部161に接続される。
また、第3図に示すように、電極コード181は、先端
部192を電源接続プラグ193へ差し込み、固定ねじ
194を締め付けることで、電源接続プラグ193を取
り付けることができるようになっている。
このように、本実施例によれば、電極固定機構180と
電源コード181とは、電気的に接続された状態で、密
閉されており、この部分からの電流の漏れを防止でき、
また、接触不良の起こる虞がない。
その伯の構成9作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第10図ないし第17図は本発明の第3実施例に係り、
第10図はレゼクトハンドルの斜視図、第11図はレゼ
クトハンドルの縦断面図、第12図は第11図のM−M
′線断面図、第13図は第11図のN−N′線断面図、
第14図は電極部の一部を切欠いて示すレゼクトハンド
ルの側面図、第15図は第14図の0−O′線断面図、
第16図は電極部の一部切欠斜視図、第17図はシース
光学視管を組み合わせた状態での電極先端ループとシー
スと光学視管との位置関係を示す正面図である。
第10図及び第11図に示すように、レゼクトハンドル
201は、電極部202とコード部203とが一体に形
成された電極204と、第9図に示すような光学視管1
95を挿入接続する光学視管挿入部205と、電極20
4を前後にスライドさせるスライダ部206と、本体2
07とを備えている。第10図に示すように、前記コー
ド部203の末端には、挿入部209を挿入することに
より図示しない高周波電源と電気的に接続可能なプラグ
210が接続されており、コード部203と図示しない
高周波電源とを電気的及び機械的に接続することができ
るようになっている。
第11図及び第12図に、前記本体207を示す。レゼ
クトハンドル201は、本体207の前方に形成された
接続部214のテーバ部215及びビン216(第10
図参照)により第1図に示すようなシース2と水密状態
で着脱自在に接続可能である。前記接続部214の後方
には、第12図に示すように段差217を有し、且つ下
方が開放されている長方形の断面形状を有する溝218
を持つ略正方形断面形状のカバー219が、光学視管挿
入部205の後端に形成された光学視管接続部220ま
で延設されている。前記カバー219の接続部214の
近傍より下方に向かっては、レゼクトハンドル201を
片手で保持した場合に中指及び薬指が掛けられるよう下
指掛け221が突設され、上方に向かっては人差し指が
掛けられるよう上指掛け222が突設されている。
前記溝218内上方には、前方から後方に向かって、ス
ライダ206を常に後方に付勢しているばね223を震
動自在に保持しているばね軸224が突出している。尚
、これら接続部214.テーパ部215.ビン216.
カバー219.下指掛け222及びばね@11224は
、プラスチックで形成され、モールド部品として一体で
成形されている。また、溝218内下方には、接続部2
15の前方より接続部215を貫通して光学視管接続部
220まで、プラスチック等の絶縁部材で形成された案
内管225が延設されている。また、光学視管接続部2
20には、案内管225の内径と略同じ内径を持つ光学
視管挿入孔226と、Oリング227と、このOリング
227を固定するOリング押え228とが、案内管22
5の後方に隣設され、光学視管195を案内管225内
に水密を保持しながら挿通し、光学視管195の先端部
をレゼクトハンドル201の先端部へと導くことができ
るようになっている。
前記スライダ部206は、プラスチックで形成されたス
ライダ前部229とスライダ後部230とからなり、こ
れらは、スライダ後部230から前方に突出しているス
ナツプフィツト231及びスライダ前部229に形成さ
れた孔232が互いに係合することにより一体化されて
いる。前記スライダ前部229とスライダ後部230の
上部外形は、溝218と略同形をしており、スライダ前
部229には、ばね223を挿通可能なばね孔233及
び光学視管バイブ225を挿通可能な光学視管バイブ孔
234がされている。また、スライダ後部230には、
ばね223は挿通できず且つばね軸224のみを挿通で
きる軸孔235及び案内管225を挿通可能な光学視管
バイブ孔236が形成されている。そして、前記スライ
ダ前部229及びスライダ後部230は、カバー219
内の溝218内に、一体で前後に摺動可能に収納されて
いる。
前記スライダ後部230の下方後方には、レゼクトハン
ドル201を片手で保持した場合、親指を掛けることの
できる親指掛け237が設けられており、ばね223の
力に抗して、スライダl1I206を溝218内を前方
に摺動させることができ、親指の力を抜けば、ばね22
3によりスライダ206は光学視管接続部220まで付
勢されるようになっている。
前記光学視管接続部220の光学視管挿入孔226の上
方には、光学視管195(第9図参照)の接続ビン19
6を挿入可能なビン孔238が設けられ、ビン孔238
の前方の空間239内に懸架されたピアノ線240に光
学視管195の溝197が係合することにより、光学視
管195をレゼクトハンドル201に着脱自在に接続す
ることができる。尚、スライダ部206の溝218内で
の移動量が調整できるよう光学視管接続部220より満
218に向かってねじ240が、突出自在に螺合されて
いる。
第16図及び第17図に示すように、前記光学視管挿入
部205の先端より前方に突出した電極部202の先端
には、ワイヤ241が、露出した状態でシース2の内周
面に沿って高周波通電時に体内組織を切除可能なループ
状のループ242として形成されている。前記ワイヤ2
41は、前記ループ242の両端より、案内管225の
両側に固定されているガイドバイブ243.243内に
挿通されることにより保持され、更に、接続部214に
形成された押通孔244,244、及びそれに連通して
いるOリング孔245.245に収納されOリング孔2
45.245に接着されたOリング押え246.246
によって装着されているOリング247.247に挿通
され、スライダ部206のスライダ前部229に設けら
れた電極孔248,248及び空間249.249へ延
設されている。そして、このワイヤ241は、空間24
9.249内で下方に折り曲げられ、スライダ前部22
9とスライダ後部230の間に設けられた溝250.2
50へ導かれている。前記ワイヤ241は、ループ24
2を除いては、ステンレスバイ1251.251で覆わ
れ、更に、その上からテフロンチューブ252.252
にて絶縁被膜されている。
尚、スライダ部206の溝250へ導かれたワイヤ24
1の一端は、第16図に示すように、プラスチックステ
ィック253にて奇問されている。
また、他の一端部は、溝250の下方に連通している空
間254内でコード部203の端部と電気的に接続され
た状態でカシメバイブ255にて圧着接続され、更に、
その上から熱収縮チューブ256にて絶縁被膜されてい
る。前記空間254の下端の位置には、クランプ257
がコード部203に巻きつけてあり、コード部203が
下から引っ張っても抜けないようになっている。
このように、本実施例では、電極及び電極コードは、ス
ライダ部206内で接続され、その接続部は、熱収縮チ
ューブ256により絶縁被覆された状態で、スライダ前
部229とスライダ後部230により水密を保って挟み
込まれることにより、スライダ部206と一体化されて
いる。従って、電流漏れや接触不良が生じる虞は全くな
い。つまり、電極先端部と電源コード末端以外は、完全
に絶縁被覆されているので、中間部での電気漏れもなく
、また、スライダ部206に電極固定機構のような可動
部もなく、動作不良による接触不良の虞もないことより
、高い電気安全性及び電気安定性が得られる。
その他の構成9作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第18図ないし第23図は本発明の第4実施例に係り、
第18図はレゼクトハンドルの斜視図、第19図はレゼ
クトハンドルの縦断面図、第20図は電極部の構造を示
ずためのレゼクトハンドルの一部切欠側面図、第21図
は第20図のQ−Q′線断面図、第22図は第20図の
R−R”線断面図、第23図は電極部の斜視図である。
本実施例におけるレゼクトハンドル301は、第3実施
例のレゼクトハンドル201と略同様の構成であるが、
異なるのは、第19図に示すように、案内管302が、
光学視管挿入孔305及び電極挿通孔306.306を
有するプラスチックの異形パイプであり、この案内管3
02を、本体207の接続部214の前方に電極部30
3を電極挿通孔306.306に挿通した状態で、本体
207と一体成形で突出させている点である。また、接
続部214から本体207の溝218内を光学視管接続
部220まで延設されている絶縁パイプ307も、プラ
スチックで本体207と一体で成形されている。
更に、第20図に示すように、電極部303は、ワイヤ
241の一方がスライダ部304のスライダ前部309
の空間249内で、直角に折り曲げ下方に導かれた後に
、被覆のステンレスパイプ251及びテフロンチューブ
252と共に、スライダ前部309とスライダ後部31
0の間に設けられ空間249からスライダ前部309.
スライダ後部310下端まで形成された溝311を通っ
て、スライダ部304下端より下方に突出されている。
また、前記スライダ部304から突出したワイヤ241
の先端には、金属製のプラグ313が、ワイヤ241と
尋通した状態で接続されている。
そして、前記プラグ313を、コード部314の手元側
に設けられたコネクタ315と着脱自在に接続すること
により、図示しない高周波N源とワイヤ241とを電気
的に接続できる。レゼクトハンドル301のその他の構
成は、第3実施例と同様である。
本実施例によれば、電極とスライダを一体化すると共に
、スライダとコードとの接続部をスライダの下端に配置
したので、金属部材よりなる光学視管から遠ざけること
により、漏れ電流の発生を防止できる。しかも、スライ
ダ内に電極固定機構がなく、コードと直接コネクタによ
り接続するようにしたので、可動部がなくなり、動作不
良による接触不良も防止できる。その上、長いコードを
、レゼクトハンドルと分離できるので、洗浄、保管が容
易になるという利点がある。
その他の構成9作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、電極とコードの少
なくとも一方と操作部とを一体にしたので、操作部にお
ける電気漏れや接触不良等の発生し易い電極とコードの
間の電気的接点の数を減らすことができ、電気的安全性
、安定性を向上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
はレゼクトスコープ装置の断面図、第2図は第1図のA
−A =轢断面図、第3図ないし第9図は本発明の第2
実施例に係り、第3図はレゼクトスコープ装置の操作部
を示す斜視図、第4図は操作部本体の後部を示す斜視図
、第5図は操作部の断面図、第6図は第5図のB−8−
線断面図、第7図は第5図のC−C−轢断面図、第8図
は第5図のD−D=轢断面図、第9図は光学視管の斜視
図、第10図ないし第17図は本発明の第3実施例に係
り、第10図はレゼクトハンドルの斜視図、第11図は
レゼクトハンドルの縦断面図、第12図は第11図のM
−M =轢断面図、第13図は第11図のN−N=線断
面図、第14図は電極部の一部を切欠いて示す1ノセク
トハンドルの側面図、第15図は第14図のO−0′線
所面図、第16図は電極部の一部切欠斜視図、第17図
はシース、光学視管を組み合わせた状態での電極先端ル
ープとシースと光学視管との位111Q係を示す正面図
、第18図ないし第23図は本発明の第4実施例に係り
、第18図はレゼクトハンドルの斜視図、第19図はレ
ゼクトハンドルの縦断面図、第20図は電極部の構造を
示まためのレゼクトハンドルの一部切欠側面図、第21
図は第20図のQQ′線断面図、第22図は第20図の
R−R′線断面図、第23図は電極部の斜視図である。 1・・・レゼク]−スコープ装置 2・・・シース     3・・・操作部4・・・光学
視管    5・・・電極17・・・スライダ   2
1・・・電極受け23・・・電極コード 第6図 第8図 第22図 手続ネ甫装置1(自発) 平成元年 6月13日 2、発明の名称 レゼクトスコープ装置 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 体腔内に挿入される細長で中空のシースと、前記シース
    内に挿通され、高周波電流を用いて体腔内の組織の切除
    や凝固等の処置を行う電極と、前記電極を体外から操作
    可能な操作部と、高周波電源からの高周波電流を前記電
    極へ供給するためのコードと、前記シース内に挿通され
    、体腔内を観察可能な光学系を有する光学視管とを備え
    たレゼクトスコープ装置において、前記電極と前記コー
    ドの少なくとも一方と、前記操作部とを一体にしたこと
    を特徴とするレゼクトスコープ装置。
JP63233321A 1987-10-07 1988-09-17 レゼクトスコープ装置 Expired - Lifetime JP2648500B2 (ja)

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DE3834230A DE3834230A1 (de) 1987-10-07 1988-10-07 Resektoskop
US07/355,740 US5112330A (en) 1988-09-16 1989-05-23 Resectoscope apparatus
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JPH04227249A (ja) * 1990-04-30 1992-08-17 Everest Medical Corp 電気外科用器械
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JPS58152913U (ja) * 1982-04-06 1983-10-13 株式会社メドス研究所 内視鏡用插通具
JPS62183803U (ja) * 1986-05-15 1987-11-21

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