JP2643480B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2643480B2
JP2643480B2 JP1264470A JP26447089A JP2643480B2 JP 2643480 B2 JP2643480 B2 JP 2643480B2 JP 1264470 A JP1264470 A JP 1264470A JP 26447089 A JP26447089 A JP 26447089A JP 2643480 B2 JP2643480 B2 JP 2643480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、少ないハード構成で豊富な効果音を付与
することができる電子楽器に関する。
「従来の技術」 近年の電子楽器、例えば、シンセサイザなどにおいて
は、種々の音色を発生する音源を具備するとともに、楽
音に残響やトレモロ等を付与するエフェクタが内蔵され
ている。この場合、効果の種類が異なると別個のエフェ
クタを使用する必要が生じるため、一般に複数のエフェ
クタが内蔵されている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、楽音に多様な効果を付与しようとすれば、
各効果に対応したエフェクタを用意しなければならず、
回路構成が複雑化し、価格も高価になるという問題を発
生する。特に出力を複数系統化し、各系統毎に個別の効
果を付与しようとすると、各系統毎に効果の種類に対応
したエフェクタを具備しなければならず、上記問題が一
層顕著になった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
複数系統の出力を有する場合でも、少ないエフェクタに
よって各系統毎に多様な効果を付与することができる電
子楽器を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、上記課題を解決するために、第1図に示
すように、楽音信号に効果を付与するN個の第1タイプ
の効果付与手段a,a……およびM個の第2タイプの効果
付与手段b,b……と、楽音信号が入力されるL個の楽音
信号入力部c,c……と、制御信号に基づき、前記第1、
第2タイプの効果付与手段を前記L個の楽音信号入力部
に割り当てるとともに、各割り当てにおける効果付与手
段の組合せを設定する効果モード制御手段dと、楽音信
号を発生する音源eと、この音源が発生した楽音信号を
前記L個の入力部のいずれに入力するかを指示する入力
経路指示手段fとを具備することを特徴としている。
「作用」 効果付与手段によって、第1タイプ、第2タイプの効
果付与手段がL個の入力部に割り当てられ、かつ、その
組合せも制御される。さらに、音源から出力される楽音
信号が入力経路指示手段fによってL個の入力部のいず
れかに振り分けられる。したがって、予め具備された効
果付与手段を各入力部に対して効率的に割り当てること
ができ、これにより、複数系統の各出力に対し独自の効
果を付与することができる。
「実施例」 次に、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
A:実施例の構成 (1)全体構成 第2図はこの実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。図において、1は多数のキーからなる鍵盤であり、
各キーの操作状況に応じてキーコードKC、キーオン信号
KONおよびキーオフ信号KOF等を出力する。2は装置各部
の制御するCPUであり、ROM3に記憶されたプログラムに
従って動作する。4はワークエリア等が設定されている
RAMであり、CPU2によってアクセスされる。5は液晶表
示部であり、各モードに応じた操作案内等を表示する。
6は操作部であり、種々の操作スイッチや操作子を有し
ている。7はCPU2から供給されるキーコードKCや音色パ
ラメータに応じて楽音を発生する音源であり、Lチャン
ネルとRチャンネルのステレオ出力になっている。8、
9は各々右チャンネル用および左チャンネル用のサウン
ドシステムである。10はその他のコントローラである。
(2)音源7の構成 第3図は、音源7の構成を示すブロック図面である。
図示おいて15は時分解チャンネル音源であり、時分解さ
れた第1〜第8の8つのチャンネルから8種の楽音を発
生する。発生楽音の音色等は、音色・発音指示レジスタ
16内のパラメータによって決定される。この音色・発音
指示レジスタ16の内容はCPU2によって書き込まれるよう
になっている。17はチャンネルパン制御部であり、時分
割チャンネル音源15から出力された第1〜第8チャンネ
ルの各楽音信号S1〜S8についてRチャンネルとLチャン
ネルの発音割合を設定する。この発音割合の設定は、チ
ャンネルパン指示レジスタ18内のパラメータによって、
第1〜第8チャンネルについて個々に決定される。した
がって、チャンネルパン制御部17からは、ステレオ化さ
れた信号S1s〜S8sが時分割で出力される。ただし、Rま
たはLチャンネルの一方のみで発音を行う楽音信号につ
いては、他方のチャンネルの音量は0に設定される。
次に、19は出力グループ制御部であり、チャンネルパ
ン制御部17から出力されるステレオ化された楽音信号S1
s〜S8sについてグループ設定を行う。グループは、第
1、第2の2つのグループがあり、楽音信号S1s〜S8sの
各々について、グールプ1,2のいずれか一方、または、
グループ1,2の双方のグループ設定が行われる。また、
発音を停止する楽音信号については、いずれのグループ
の設定も行われないようになっている。これらのグルー
プ設定は、出力グループ指示レジスタ20内のパラメータ
によって決定され、出力グループ指示レジスタ20の内容
はCPU2によって書き換えられるようになっている。
ここで、出力グループ制御部19と出力グループ指示レ
ジスタ20の構成を第4図に示す。図において30はグルー
プ1が設定されている楽音信号のみを通過させるゲート
であり、31はグループ2が設定されている楽音信号のみ
を通過させるゲートである。これらのゲート30、31を通
過した楽音信号は、累算器32、33によって各々まとめら
れ、グループ化された楽音信号G1,G2として出力され
る。
35は、書込制御信号発生部であり、CPU2から供給され
る書込チャンネル指示信号WCSおよび書込指示信号WSに
従ってセレクタ37のセレクト端子の制御およびデータバ
ッファ36の書込許可を制御する。書込制御信号発生部35
は、通常時にはセレクタ37の第0入力端を選択するよう
になっている。次に、8段シフトレジスタ38には、各段
に2ビットのデータOGS1、OGS2が記憶されており、セレ
クタ37が第0入力端を選択しているときは、格段のデー
タが循環するようになっている。この2ビットのデータ
は、ゲート30、31の開閉制御信号になっており、また、
上述した循環は楽音信号S1s〜S8sのタイミングに対応し
てなされ、該等する楽音信号のゲートの通過を制御す
る。8段シフトレジスタ38に対するデータOGS1、OGS2に
書き込みは、CPU2からデータバッファ36を介して行われ
る。この書き込み以下のようにして行われる。まず、CP
U2がデータバッファ36に対し、いずれかのチャンネルに
対応するデータOGS1,OGS2を書き込む。また、CPU2は書
込制御信号発生部35に書込チャンネル指示信号WCSを書
き込む、そして、書込制御信号発生部35は、セレクタ37
と8段シフトレジスタ38によるデータOGS1,OGS2の循環
タイミングに合わせ、書込を行うチャンネルが8段シフ
トレジスタ38の初段に位置したときにセレクタ37の第1
入力端を選択する。この結果、データバッファ36に格納
されていた当該チャンネルのデータOGS1,OGS2がセレク
タ37を介して8段シフトレジスタ38の初段に転送され
る。この転送の後は、書込制御信号発生部35が再びセレ
クタ37の第0入力端を選択する。この結果、転送された
データOGS1,OGS2は、楽音信号S1s〜S8sの時分割タイミ
ングに同期して循環する。以上がデータOGS1,OGS2の書
込処理である。
また、前述したゲート30、31は、データOGS1,OGS2が
“1"信号のときに開状態、“0"信号のときに閉状態とな
り、データOGS1,OGS2とグループの設定との関係は第5
図に示すようになる。すなわち、楽音信号に対し、いず
れのグループも設定しない場合はデータOGS1,OGS2は双
方とも“0"とし、グループ2を設定する場合はデータOG
S2のみを“1"にし、グループ1を設定する場合はデータ
OGS1のみを“1"にし、また、双方のグループを設定する
場合(Both)は、データOGS1,OGS2の双方を“1"にす
る。
次に、第3図に示す効果付与部は、グループ化楽音信
号G1,G2の各々に対して効果を付与し、処理後の信号を
楽音信号GE1,GE2として出力する。どのような効果を付
与するかは、効果指定レジスタ22内のパラメータによっ
て決定され、効果指定レジスタ22の内容はCPU2によって
書き換えられるようになっている。
ここで、第6図は効果付与部21と効果指定レジスタ22
の構成を示すブロック図である。図において、40、41は
変調効果付与部であり、楽音に対して変調系の効果、す
なわち、コーラス、ファンジャー、シンフォニック、ト
レモロなどの効果を付与する。どのような効果をどの程
度付与するか、あるいは、効果付与をオフするかは変調
効果指定レジスタ61内のパラメータによって決定され
る。42,43は残響効果付与部であり、残響系の効果、す
なわち、リバーブ、ディレイ、エコーなどの効果を付与
する。どのような効果をどの程度付与するか、あるいは
効果付与をオフするかは残響効果指示レジスタ62内のパ
ラメータによって決定される。
第6図において、グループ化楽音信号G1は、端子Taを
介して変調効果付与部40の入力端、セレクタ44の第A入
力端およびミキシング回路50のB入力端に供給される。
また、グループ化楽音信号G2は、端子Tbを介してセレク
タ44のB入力端およびミキシング回路51のB入力端に供
給される。ミキシング回路50、51は入力端A、Bに供給
される楽音信号をミキシングして出力する回路であり、
ミキシングの割合はミキシング指示レジスタ63内のパラ
メータによって決定される。次に、変調効果付与部40の
出力信号は、加算器45を介して残響効果付与部42の入力
端に供給され、残響効果付与部42の出力信号はセレクタ
48のA入力端とセレクタ47のA入力端に供給される。変
調効果付与部41の出力信号はゲート46を介して加算器45
に供給されるとともに、セルクタ47のB入力端およびセ
レクタ49のB入力端に供給される。セルクタ47の出力信
号は、残響効果付与部43の入力端に供給され、残響効果
付与部43の出力信号はセレクタ49のA入力端およびセル
クタ48のB入力端に供給される。セルクタ48、49の各出
力信号は、ミキシング回路50、51のA入力端に各々供給
される。
上述したセルクタ44,47,48,49の入力端の選択および
ゲート46の開閉は、セレクタ・ゲート制御レジスタ60内
のパラメータによって各々決定されるようになってい
る。
B:実施例の動作 次に、上記構成によるこの実施例の動作について説明
する。
(1)全体的動作 第7図は、この実施例のメインルーチンを示すフロー
チャートである。まず、初期設定処理(ステップSPa1)
が行われた後は、演奏操作子処理ルーチンSPa2が実行さ
れる。この処理は、鍵盤1から出力されるキーコードKC
の処理や、その他の演奏操作子であるモジュレーション
ホイール、エクスプレッションペダル等の出力信号の処
理である。次に、ステップSPa3に進み、定機能操作子処
理ルーチンが行われる。定機能操作子とは、モードが変
化しても機能が変化しない操作子である。ここで、第8
図にステップSPa3の処理内容を示す。図におけるステッ
プSPa1は、ボイス選択モードスイッチ処理ルーチンであ
り、ボイス選択モードスイッチが押されると、ボイス選
択モードを設定するルーチンである。ボイス設定モード
では、予めROM3内にプリセットされているボイス、ある
いは、操作者のエディット処理によってRAM4内に記憶さ
せたボイスのうち任意のものが呼び出せるようになって
いる。次に、エディットモード設定スイッチ処理ルーチ
ンSPa2は、エディットモード設定スイッチが押されると
起動されるルーチンである。この処理は、各ボイスの音
色を決定するパラメータ、効果の付与の仕方等を決定す
るパラメータ等のエディットモードを設定する処理であ
る。ボイスストア関連スイッチ処理ルーチンSPb3は、ボ
イスの音色を決定する各パラメータ(これらのパラメー
タの組をボイスデータという)のエディットが終了した
場合に、エディット後のボイスデータをRAM4にストアす
るための処理であり、ストア操作に必要な各スイッチの
操作に応じた処理を行う。ステップSb4は、上記以外の
操作子から出力される信号を処理するルーチンである。
このルーチンの処理が終了すると、第7図に示すメイン
ルーチンにリターンする。
次に、第7図に示すステップSPa4は、モード毎の機能
操作子処理ルーチンであり、モード毎に異なった処理内
容となる。ただし、処理の流れは各モードともほぼ共通
である。ここで、エディットモードにおけるフローチャ
ートを第9図に示す。図に示すステップSPc1は、エディ
ットモードの種類に応じた処理ルーチンをコールする。
ここでコールされるサブルーチンLUはいずれのエディッ
トモードであっても,図示のステップSPc2〜SPc6の処理
からなる。ただし、各ステップの処理内容は、エディッ
トモードの種類に応じて異なっている。以下、各ステッ
プについて簡単に説明する。
ステップSPc2は、操作部6内の数値入力操作子の操作
によって入力された数値を処理するルーチンである。ス
テップSPc3は、操作部6内にあるカーソル制御操作子の
操作に応じた処理を行う処理ルーチンである。カーソル
制御操作子は、カーソルの移動方向を指示する操作子で
あり、カーソルを右、左、上、下の各方向に1ステップ
ずつ移動させる。ステップSPc4は、効果のオン/オフを
指示するYES/NOキーの操作に応じた処理を行い、ステッ
プSPc5はエンターキーの操作に応じた処理を行うルーチ
ンである。また、ステップSPc6は、その他の操作子の操
作に応じた処理を行うルーチンである。
(2)各モード別動作 出力グループの選択 始めに、出力グループの設定処理を説明する。この処
理は、ステレオ化楽音信号S1s〜S8sに対してグループ設
定を行う処理である。この出力グループのエディットモ
ードには、1音色発音モードと複数音色発音モードとが
ある。
1音色モードが選択されると、第2図に示す液晶表示
部5には、第10図に示す表示が行われる。この図におけ
る「VOICE」の欄には、ボイス番号とボイス名が表示さ
れている。「OUTPUT GROUP」の欄にはカーソル(図中
の破線参照)の位置にBoth、1、2、offのいずれかを
入力する。この入力は、操作部6内の各スイッチを操作
することによって行う。図示の例では「2」が入力され
ており、これにより、ボイス番号10に対してはグループ
2が設定される。すなわち、第5図に示すデータOGS1,O
GS2が“0",“1"に設定される。したがって、ボイス番号
10の楽音信号は、ゲート31(第4図参照)のみを通過し
て累算器33によて累算され、楽音信号G2として出力され
る。また、この場合は時分割チャンネル音源15のすべて
のチャンネルがボイス番号10のボイスデータによって発
音される。このため、時分割チャンネル音源15のすべて
のチャンネルがグループ2による発音処理となる。
次に、複数音色発音モードにおいては、液晶表示部5
に第11図に示す表示がなされる。この表示における「MU
LTI」の欄には複数音色による楽音の名称が表示されて
いる。また、第4行目以下には、第1〜第8チャンネル
に対するグループの設定が表示されている。各チャンネ
ルのグループ設定を変更する場合には、当該チャンネル
の「=」の右側にカーソルを移動させ、その位置におい
てBoth,1,2,offのいずれかのキーを押せばよい。図示の
例では、第1チャンネルにBothを設定した状態を示して
いる。上述の処理によって、第3図に示す出力グループ
指示レジスタ20にグループ設定に応じたデータOGS1、OG
S2が書き込まれる。
変調効果の設定 変調効果のエディットモードが選択されると、液晶表
示部5には第12図に示す表示がなされる。この表示画面
は、モジュレーションタイプの効果の種類を選択する画
面である。図においては、「Chors(コーラス)」が選
択されている。この選択は、同図右側に示すように0〜
4番の5種類の効果のうち任意のものが選択されるよう
になっている。ただし、0:off(Through)を選択した場
合は、効果は付与されない。選択の操作は、EFECT TYP
Eの欄にカーソルを移動し、その位置において数値入力
操作子を操作することによって行う。また、同様の操作
で、効果のバランス、および効果の出力レベルを設定す
る。図示の例では、効果のバランスが「72%」に設定さ
れている。
次に、選択した効果についてのパラメータを設定す
る。上述した「Chors」を選択した場合において、パラ
メータ設定モードが選択されると、液晶表示部5には第
13図に示す表示がなされる。この画面では、変調スピー
ド、変調ピッチの深さ、変調振幅の深さが設定される。
また、他の効果(Flanger等)を選択した場合にも、各
効果に応じたパラメータ設定用の画面が表示される。
以上の設定は、第6図に示す変調効果付与部40、41の
双方について個別に行われる。したがって、変調個別付
与部40、41に異なる効果を選択することも、また、パラ
メータの値を別個に設定することもできる。
上述の処理によって第6図に示す変調効果指示レジス
タ61内のパラメータ値が種々設定され、変調効果付与部
40、41の効果の態様が制御される。
残響効果の設定 残響効果の設定モードが選択させると、液晶表示部5
には、第14図に示す表示がなされる。この画面では、効
果の種類(EFECT TYPE)の選択および効果のバラン
ス、効果の出力レベルの設定が行われる。図示の状態で
は、ディレイとリバーブの組合せが選択されている。こ
の場合に選択し得る効果の種類を示すと以下のようにな
る。まず、効果なしの場合は、00:off、ホールの残響効
果の場合は01:Reverb Hall、部屋の残響効果の場合は0
2:Reverb Room(部屋の残響)などがあり、同様に03:R
everb Plate、04:Delay、05:Delay L,R、06:Stereo
Echo、07:Distorticon Reverb、08:Distortion Ech
o、09:Gatq Reverb,10:Reverbe Gate、11:Early Ref
lection、12:Tone Cntrol 1、13:Delay & Rever
b、14:Delay L/R & Reverbなどがある。
上記、各効果のいずれかが選択された後は、次に、パ
ラメータ設定モードが設定される。パラメータの種類は
効果毎に異なっており、その設定画面も効果によってこ
となる。今、第14図に示す効果が設定された後にパラメ
ータ設定モードが設定されると、液晶表示部5には第15
図に示す表示がなされる。この画面では、残響時間、遅
延時間、フィードバックゲインが設定可能である。設定
の仕方は、該当する部分にカーソルを移動させ、数値入
力操作子によって数値を入力して行う。
また、上述した効果の選択、およびパラメータの設定
は、第6図に示す残響効果付与部42,43の各々について
別個に行われる。したがって、これらについて異なる効
果を選択するが可能である。そして、上述した処理によ
って、第6図に示す残響効果指示レジスタ62内のパラメ
ータが種々設定され、残響効果付与部42,43の効果の態
様が制御される。
エフェクトモード選択 エフェクトモード選択のモードが設定されると、液晶
表示部5には第16図に示す表示が行われる。この表示に
おける「EFFECT MODE」は1,2,3の3つのモードの指定
が可能である。このモードの指定は、「EFFECT MODE」
の部分にカーソルを移動し、その後に数値入力操作子に
よって1、2、3のいずれかの数値を入力する。これら
のモードを、第17図(イ)、(ロ)、(ハ)に示す。図
において、変調型1、2は各々第6図に示す変調効果付
与部40、41を示し、残響型1、2は残響効果付与部42、
43を示している。また、mix1,2はミキシング回路50、51
を示し、ATTはアッテネータを示している。
第17図(イ)に示すモード1では、変調型1と残響型
1とを通過したグループ1の楽音信号と、効果を付与し
ないグループ1の楽音信号とが混合される。同様に変調
型2と残響型2を通過したグループ2の楽音信号と、効
果を付与しないグループ2の楽音信号とが混合される。
同図(ロ)に示すモード2では、変調型1、残響型
1、2を通過したグループ1の楽音信号と効果を付与し
ないグループ1の楽音信号とが混合される。また、変調
型2を通過したグールプ2の楽音信号と効果を付与しな
いグループ2の楽音信号が混合される。
図図(ハ)に示すモード3では、変調型1、2を並列
に通過したグループ1の楽音信号が、さらに、残響型
1、2を通過し、これと効果を付与しないグループ1の
楽音信号が混合される。また、グループ2の楽音信号に
ついては効果を付与せず、アッテネータATTを通過させ
る。
第16図に示す表示は、モード2が選択されている場合
の表示であり、このモードにおける効果付与部のブロッ
ク図が表示されている。そして、モードの選択は、第16
図に示すEFFECT MODEの部分に数値入力操作子によって
数値を入力する。
そして、上述した各モードの設定に応じて、第6図に
示すセレクタ・ゲート制御レジスタ60の内容が書き換え
られる。そして、この書き換えられたセレクタ・ゲート
制御レジスタ60の内容に応じて各セレクタ44,47,48,49
の入力端子のセレクタおよびゲート46の開閉が制御さ
れ、その制御内容は第18図に示す通りである。第18図の
第1行、第2行、第3行に示す制御内容が第17図
(イ)、(ロ)、(ハ)に示すブロック図に対応する。
また、第16図のMIXIとMIX2の部分にカーソルを移動さ
せ、数値入力操作子によって数値を入力すると、ミキシ
ング回路50,51における混合の割合を設定することがで
きる。すなわち、この処理によって第6図に示すミキシ
ングレジスタ63の内容が書き換えられ、ミキシング回路
50,51の混合比が制御される。
なお、電子楽器に適用した本発明の主要部である効果
付与方法は、オーディオ信号に対する効果付与装置へ適
用することも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、複数系統の
出力を有する場合でも、少ないエフェクタによって各系
統毎に多様な効果を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図
は同実施例における音源部7の構成を示すブロック図、
第4図は同実施例の出力グループ制御部19の構成を示す
ブロック図、第5図は同実施例におけるデータOGS1、OG
S2とグループ設定との関係を示す図、第6図は効果付与
部21の構成を示すブロック図、第7図は同実施例のメイ
ンルーチンを示すフローチャート、第8図、第9図は同
実施例のサブルーチンを示すフローチャート、第10図〜
第16図は各々同実施例の液晶表示器5の表示内容を示す
正面図、第17図は各効果モードにおける効果付与部の接
続関係を示すブロック図、第18図は第6図に示すゲート
46、セレクタ44,48,49の各動作と効果モードとの関係を
示す図である。 15……時分割チャンネル音源(音源)、19……出力グル
ープ制御部(入力経路指示手段)、20……出力グループ
指示レジスタ(入力経路指示手段)、40,41……変調効
果付与部(第1タイプの効果付与手段)、42,43……残
響効果付与部(第2タイプの効果付与手段)、44,47,4
8,49……セレクタ(効果モード制御手段)、45……加算
器(効果モード制御手段)、46……ゲート(効果モード
制御手段)、60……セレクタ・ゲート制御レジスタ(効
果モード制御手段)、Ta,Tb……端子(楽音信号入力
部)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音信号に効果を付与するN個の第1タイ
    プの効果付与手段およびM個の第2タイプの効果付与手
    段と、 楽音信号が入力されるL個の楽音信号入力部と、 制御信号に基づき、前記第1、第2タイプの効果付与手
    段を前記L個の楽音信号入力部に割り当てるとともに、
    各割り当てにおける効果付与手段の組合せを設定する効
    果モード制御手段と、 楽音信号を発生する音源と、 この音源が発生した楽音信号を前記L個の楽音信号入力
    部にいずれの入力するかを指示する入力経路指示手段と を具備することを特徴とする電子楽器。
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