JP2642596B2 - 型 枠 - Google Patents

型 枠

Info

Publication number
JP2642596B2
JP2642596B2 JP6171023A JP17102394A JP2642596B2 JP 2642596 B2 JP2642596 B2 JP 2642596B2 JP 6171023 A JP6171023 A JP 6171023A JP 17102394 A JP17102394 A JP 17102394A JP 2642596 B2 JP2642596 B2 JP 2642596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upright
plate
frame
movable
movable plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6171023A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0834011A (ja
Inventor
直昭 杉尾
真二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KAIZAA KK
Original Assignee
NIPPON KAIZAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KAIZAA KK filed Critical NIPPON KAIZAA KK
Priority to JP6171023A priority Critical patent/JP2642596B2/ja
Publication of JPH0834011A publication Critical patent/JPH0834011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2642596B2 publication Critical patent/JP2642596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレキャストコンクリー
ト製品を製造するための型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレキャストコンクリート製品を
製造するための型枠、例えば片持ちスラブ用の型枠30
は、図6に示すような、スラブ用枠体40の一側部に起
立部用枠体50が立設したものが用いられている。そし
てこのスラブ用枠体40及び起立部用枠体50にコンク
リートを打設し、この起立部用枠体50に打設されたコ
ンクリートの上面を金鏝仕上げをして製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような片持ちスラブ用の型枠は、同一規格の片持ちスラ
ブの製造にしか使用することができず、例えば起立部の
高さや幅が異なった片持ちスラブの製造には転用できな
いため随時それに応じた型枠を必要としていた。
【0004】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、プレキャストコンクリート
製品の大きさ等が変わった場合でもそれに対応すること
ができる型枠、すなわち一つの型枠で異なる規格のプレ
キャストコンクリート製品が製造できる型枠を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの型枠は、一側部に起立部用枠体が立設され、この起
立部用枠体が起立板と、該起立板に対向して立設され、
かつ起立板側に移動自在な可動板とから構成され、前記
起立板及び可動板のそれぞれの内面にレベル調整具が上
下動自在に設けられ、該レベル調整具の下部には鏝当て
突起が設けられ、該鏝当て突起の下部に面取り用の傾斜
面が形成されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成のごとく本発明の型枠はレベル調整
具が上下動自在に設けられたことにより、起立部の高さ
が変わった場合でもそれに対応することができ、また起
立部用枠体の可動板を移動自在としたことにより、起立
部の厚さが変わった場合でもそれに対応することができ
るのでその転用を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の型枠の一実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1はバルコニーの鼻先を製造す
るための鼻先用の型枠の断面図、図2は同平面図、図3
は要部の拡大断面図である。
【0008】鼻先用の型枠1は、図1及び図2に示すよ
うに、一方に起立部用枠体2が立設され、該起立部用枠
体2が起立板4と、該起立板4に対面した可動板3とか
ら構成され、該可動板3が起立板4側に移動できるよう
に形成されている。これらの起立板4と可動板3の内面
にはそれぞれレベル調整具5が上下動自在に取り付けら
れている。
【0009】前記起立板4の上面には連結材7が溶接さ
れ、該連結材7の長孔7aに可動板3上面の横軸6が挿
入されて、可動板3が起立板4側に移動できるようにな
っている。また横軸6の両端部には可動枠体3を固定す
るための固定具8が取り付けられている。
【0010】起立板4と可動板3とに設けたレベル調整
具5は、起立板4及び可動板3の横幅とほぼ同一の幅を
備え、後面に突設したピン5aが、起立板4及び可動板
3との縦孔4aにスライド自在に挿入されて上下に移動
でき、締付ナット5bで固定されるようになっている。
【0011】またレベル調整具5の下部に鏝当て突起9
が突設され、該鏝当て突起9の下部には面取り用の傾斜
面9aが形成されている。この鏝当て突起9はコンクリ
ートの上面を鏝仕上げをする際に、鏝を当てるととも
に、鼻先の上面を設定するための基準となるものであ
る。
【0012】記傾斜面9aは、図3に示すように面取
りを行うものであり、鏝当て突起9を基準にして鏝仕上
げを行なうと同時に面取りが行なわれる。このように可
動板3を設けるとともに、起立板4及び可動板3にレベ
ル調整具5を上下動自在に設けたので任意の大きさの鼻
先の製造にも対応可能となった。
【0013】図4は片持ちスラブ用の型枠の断面図、図
5は同平面図である。この片持ちスラブ用の型枠10
は、スラブ用枠体11の一端部に起立部用枠体12が立
設され、この起立部用枠体12にレベル調整具5が上下
動自在に取り付けられている。
【0014】前記スラブ用枠体11は上面が開口した方
形の枠体であり、ハーフPC板が製造可能な高さのL形
アングル13が鋼板14上に固定されて形成されてい
る。
【0015】また起立部用枠体12はスラブ用枠体11
の一端部が立ち上がった起立板15と、該起立板15に
対向して立設された可動板16とから構成され、該可動
板16が起立板15側に移動自在となっている。この可
動板16の上面には横軸17が設けられ、この横軸17
が起立板15の上面に溶接した連結材18の長孔18a
にスライド自在に挿入されている。
【0016】また前記横軸17の両端部には可動板16
を固定するための固定具19が取り付けられている。し
たがって、この可動板16が前記連結材18を移動する
ことにより起立部20の幅が調整可能となる。
【0017】また可動板16の下部は排水溝を形成する
ためにL字形に折り曲げ形成され、この折曲部21に固
定枠22が立設され、この固定枠22に可動枠23が可
動自在に取り付けられている。
【0018】またレベル調整具5は起立部用枠体12に
おける起立板15及び可動板16の内側に設けられ、前
記鼻先用の型枠1の場合と同一の構成をしている。した
がって、前記と同様に片持ちスラブにおける起立部20
の大きさが変化した場合にもこの型枠10で全て対応す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】起立板及び可動板のそれぞれの内面にレ
ベル調整具が上下動自在に設けられ、該レベル調整具の
下部には鏝当て突起が設けられたことにより、プレキャ
ストコンクリート製の部材の大きさ等が変わった場合で
もそれに対応することができるので型枠の転用を図るこ
とができる。
【0020】上面が開口された枠体の一側部に起立部用
枠体が立設され、この起立部用枠体が起立板と、該起立
板に対向して立設され、かつ起立板側に移動自在な可動
板とから構成され、起立板及び可動板のそれぞれの内面
にレベル調整具が上下動自在に設けられたことにより、
前記起立部の高さや厚さが変化した場合でも、一つの
で全て対応することができるので、その転用を図るこ
とができる。
【0021】鏝当て突起の下面に可動板から起立板側に
かけて下側に傾斜した傾斜面が形成されたことにより、
面取りと、コンクリート上面の位置合わせとが同時に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】鼻先用の型枠の断面図である。
【図2】鼻先用の型枠の平面図である。
【図3】(1)および(2)はレベル調整具の拡大断面
図である。
【図4】片持ちスラブ用の型枠の断面図である。
【図5】片持ちスラブ用の型枠の平面図である。
【図6】従来の片持ちスラブ用の型枠の断面図である。
【符号の説明】
1、10 型枠 2 枠体 3 可動枠体 4 固定枠体 5 レベル調整具 6 横軸 7、18 連結材 8、19 固定具 9 鏝当て突起 11 スラブ用枠体 12 起立部用枠体 15 起立板 16 可動板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口された枠体の一側部に起立部
    用枠体が立設され、この起立部用枠体が起立板と、該起
    立板に対向して立設され、かつ起立板側に移動自在な可
    動板とから構成され、前記起立板及び可動板のそれぞれ
    の内面にレベル調整具が上下動自在に設けられ、該レベ
    ル調整具の下部には鏝当て突起が設けられ、該鏝当て突
    起の下部に面取り用の傾斜面が形成されたことを特徴と
    する型枠。
JP6171023A 1994-07-22 1994-07-22 型 枠 Expired - Fee Related JP2642596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171023A JP2642596B2 (ja) 1994-07-22 1994-07-22 型 枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6171023A JP2642596B2 (ja) 1994-07-22 1994-07-22 型 枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0834011A JPH0834011A (ja) 1996-02-06
JP2642596B2 true JP2642596B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=15915662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6171023A Expired - Fee Related JP2642596B2 (ja) 1994-07-22 1994-07-22 型 枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2642596B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62274210A (ja) * 1986-05-23 1987-11-28 Natl House Ind Co Ltd ベ−スコンクリ−トの天端均らし方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0834011A (ja) 1996-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2642596B2 (ja) 型 枠
JPH06317001A (ja) 化粧コンクリート平板及び化粧コンクリート平板の製造方法とこれに用いる成形型
JP2004520206A (ja) プレキャストコンクリートパネル用型枠
JPH11333819A (ja) コンクリート床の形成方法
KR20220010301A (ko) 유로폼용 데크패널
JP2511635Y2 (ja) 基礎天端設定用治具
JPS5846627B2 (ja) シチユウノコテイソウチ
JPS6235808Y2 (ja)
CN219748399U (zh) 一种建筑预制构件用浇筑模具
JPH0539154Y2 (ja)
JP2862952B2 (ja) プレキャストコンクリート板の製造方法
JP2002097790A (ja) 仕切機具と基礎の施工方法
JPH11315501A (ja) パンドロールの固定治具及び固定方法
JPS6136699Y2 (ja)
JPH029933Y2 (ja)
JPH0626667Y2 (ja) 型 枠
JPH0540962Y2 (ja)
JP3295474B2 (ja) コンクリート成形品の成形方法及び成形装置
KR200332707Y1 (ko) 프리스트레스 콘크리트 빔 제작용 받침장치
JPH0559812A (ja) ベランダ施工方法とそれに使用する特殊型枠
JP2600007Y2 (ja) コンクリート打設用天端設定治具
JPH01247624A (ja) コンクリート成形品
JPS5942447Y2 (ja) 型枠の寸法誤差調整具
JPH0344482Y2 (ja)
JPH0540964Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees