JP2641185B2 - 複数の電磁弁を有する組立体 - Google Patents

複数の電磁弁を有する組立体

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JP2641185B2 JP2210856A JP21085690A JP2641185B2 JP 2641185 B2 JP2641185 B2 JP 2641185B2 JP 2210856 A JP2210856 A JP 2210856A JP 21085690 A JP21085690 A JP 21085690A JP 2641185 B2 JP2641185 B2 JP 2641185B2
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洋一 杉本
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明 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば車両のアンチロック・ブレーキシス
テムに組み込まれる複数の電磁弁を有する組立体に関す
る。
(従来の技術) 従来、このような複数の電磁弁を有する組立体として
は、例えば、複数の電磁弁と、各電磁弁により独立して
連通又は遮断が制御される一対の第1及び第2流体通路
が電磁弁と同数設けられている基盤と、各電磁弁を収納
する複数の磁石外筒が一体的に形成された磁石外筒構成
素子と、覆い板とを備え、複数の電磁弁及び磁石外筒構
成素子が基盤と覆い板との間に締付けられて切換え弁集
合体が形成されたものがある(特開昭63−96378号公
報)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来技術では、前記切換え弁集合
体を組み立てる際に、複数の電磁弁を基盤の所定位置に
別々に載置してから、前記各磁石外筒が各電磁弁を収納
するように磁石外筒構成素子を基盤に載置しなければな
らないので、組立工数が多く、組立作業が煩雑であると
いう問題点があった。また、上記従来技術では、前記磁
石外筒構成素子の各磁石外筒は、電磁弁のための磁路形
成用の枠と電磁弁保持用の枠とを兼ねており、したがっ
て磁石外筒構成素子は磁性体であるので、各磁石外筒内
に収納された隣接する各電磁弁で夫々発生する磁気吸引
力に悪影響を与えてしまうという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目して為され
たもので、組立工数が少なくて組立作業が容易で、組立
作業性が良く、且つ隣接する各電磁弁で夫々発生する磁
気吸引力に悪影響を与えることのない複数の電磁弁を有
する組立体を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を達成するために、本発明に係る複数の電磁
弁を有する組立体は、複数の電磁弁と該複数の電磁弁が
載置される基盤とを備え、該基盤には、各電磁弁により
独立して連通又は遮断が制御される一対の第1及び第2
流体通路が電磁弁と同数設けられている組立体におい
て、前記複数の電磁弁を夫々区画された収納室内に収納
保持する樹脂製ケースを備え、該ケースが前記基盤と押
えプレートとの間で挾持されて該基盤に締結されている
ものである。
また、好ましくは、前記各電磁弁に接続され、該ケー
スから引き出された複数の接続コードを覆うチューブを
保持して固定するクランプ部が、前記ケースの一側面に
一体に成形されている。
さらに、好ましくは、前記各電磁弁には係合爪が突設
されていると共に、前記ケースの前記各収納室を形成す
る壁部には前記係合爪を係止する係止孔が設けられてい
る。
(作用) そして、上記組立体では、これを組み立てる際に、予
め各電磁弁が各収納室内に収納保持された樹脂製ケース
を基盤に載置すればよく、即ち複数の電磁弁を基盤の所
定位置に別々に載置してから各電磁弁を収納するケース
を基盤に載置するという煩雑な作業が不要である。ま
た、各電磁弁は樹脂製ケースの区画された各収納室内に
収納されているので、隣接する各電磁弁で夫々発生する
磁気吸引力に悪影響を及ぼすことがない。
(実施例) 以下、図面に基いて本発明の一実施例を説明する。
第1図は、一実施例に係る複数の電磁弁を有する組立
体を一部断面で示した正面図である。この組立体は、車
両のアンチロック・ブレーキシステムに組み込まれてい
る。このシステムは、車両の急制動時に、図示しない液
圧式のアンチロックブレーキ装置のホイールシリンダ内
の圧力を、車輪のスリップ率が所定範囲内の値となるよ
うに制御するもので、公知のものである。
前記組立体は、第1図及び第2図に示すように、3つ
の電磁弁1〜3と、該電磁弁1〜3が載置され、各電磁
弁1〜3により独立して連通又は遮断が制御される一対
の圧力源側流体通路(第1流体通路)4及び負荷側流体
通路(第2流体通路)5が電磁弁と同数設けられている
モジュレータ6のモジュレータボディ7(基盤)と、各
電磁弁1〜3を区画された収納室81〜83内に収納保持す
る樹脂製ケース8とを備え、該ケース8がモジュレータ
ボディ7と押えプレート9との間で挾持されてモジュレ
ータボディ7にボルト10で締結されて構成されている。
押えプレート9の上方にはリザーバタンク11が載置され
ており、該タンク11はモジュレータボディ7にボルト12
で締結されている。
前記各圧力源側流体通路4は図示しないアキュムレー
タに、前記負荷側流体通路5はモジュレータ6のアンチ
ロック制御室(図示略)に夫々接続されている。前記各
電磁弁1〜3は、圧力源側流体通路4と負荷側流体通路
5の連通を制御する常閉型の電磁弁(インバルブ)と、
負荷側流体通路5とリザーバタンク11の戻し口11aの連
通を制御する常開型の電磁弁(アウトバルブ)とを夫々
内蔵している。
前記各電磁弁1〜3は、第3図及び第4図に示すよう
に、コイルを内蔵した円筒状のコイルユニット20と、前
記インバルブ及びアウトバルブを内蔵したバルブユニッ
ト30とから成り、バルブユニット30をコイルユニット20
の挿通孔20aに挿通し、該両ユニット20,30をカシメによ
り固定してある。各コイルユニット20の外周面には、コ
イルと電気的に接続された端子を有するソケット21が一
体的に成形されていると共に、各コイルユニット20に
は、その外周全体を覆う磁路形成用の金属枠22,22を勘
合嵌合させてある(第4図を参照)。各バルブユニット
30の下端部30aには前記圧力源側流体通路4に連通する
入口側通路が、その上端部30bにはリザーバタンク11の
戻し口11aに連通する出口側通路が夫々設けられている
(第1図を参照)。該各下端部30aは圧力源側流体通路
4の取付部4aに、前記各上端部30bはリザーバタンク11
の取付凹部11bに夫々Oリングを介して嵌合している。
前記各ソケット21の両側面には、係合爪23が突設され
ている。また、各ソケット21には、3本の接続コード13
の一端を保持したプラグ19が夫々差し込まれている(第
1図及び第3図を参照)。各3本の接続コード13は樹脂
製の集合チューブ14を挿通して集合カプラ15に接続され
ている。3本の集合チューブ14は樹脂製の太い集合チュ
ーブ16に挿通している。集合カプラ15は、車体側に設け
られた図示しない制御装置に接続される。
前記樹脂製ケース8は、第5図及び第6図に示すよう
に、内部に前記収納室81〜83を有し、その上壁部8aに前
記各バルブユニット30の上端部30bが挿通する挿通孔8b
を有し、且つ金属製チューブ17(第2図を参照)が挿通
する4つの挿通孔8cを有するように一体成形されてい
る。ケース8の正面には、このケース8が右ハンドル用
であるか又は左ハンドル用であるかを示す表示が付さ
れ、この実施例では右ハンドルを示す表示RHが付されて
いる(第7図を参照)。ケース8の一側面には、該ケー
ス8の内側から引き出された前記集合チューブ16を第1
図及び第3図に示すように固定するクランプ部18が一体
に設けられている。このクランプ部18は、集合チューブ
16に巻き掛けるベルト部18aと、該ベルト部18aを差し込
んで止める止め穴18bとから成っている(第1図、第5
図及び第6図を参照)。さらに、ケース8の前記各収納
室81〜83を形成する壁部8dには、前記各ソケット21の係
合爪23を係止する係止穴8eが設けられている。
上記構成を有する組立体を組み立てる際には、まず、
予め各電磁弁1〜3のバルブユニット30をコイルユニッ
ト20の挿通孔20aに挿通し、該両ユニット20,30をカシメ
により固定しておき、この各電磁弁1〜3を、各ソケッ
ト21の係合爪23がケース8の各係止穴8eに係止されるま
で、ケース8の各収納室81〜83内に入れる(第1図及び
第7図を参照)。このようにして、各電磁弁1〜3を、
ケース8の各収納室81〜83内に収納保持させる。
次に、ケース8に保持された各電磁弁1〜3のソケッ
ト21に各プラグ19を差し込み、集合チューブ16をクラン
プ部18のベルト18aでケース8に止める(第1図及び第
3図を参照)。
次に、ケース8に保持された各電磁弁1〜3を、その
各下端部30aがモジュレータボディ7の取付部4aに嵌合
するように該モジュレータボディ7に載置する。
次に、ケース8の各挿通孔8bから上方に突出した各バ
ルブユニット30の上端部30bに押えプレート9の各挿通
孔9aを嵌合させ、予めケース8の各挿通孔8cに挿通させ
ておいた金属製チューブ17にボトル10を挿通させ、該ボ
ルト10を締め付ける。これによって、ケース8がモジュ
レータボディ7と押えプレート9との間で挾持されてモ
ジュレータボディ7に締結される。
次に、リザーバタンク11を、その取付凹部11bが各バ
ルブユニット30の上端部30bに嵌合するように押えプレ
ート9に載置し、該リザーバタンク11をボルト12によっ
てモジュレータボディ7に締結し、これによって前記組
立体の組立が完了する。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明(請求項1)によれば、
複数の電磁弁を有する組立体を組み立てる際に、予め各
電磁弁が各収納室内に収納保持された樹脂製ケースを基
盤に載置すればよく、即ち上記従来例のように複数の電
磁弁を基盤の所定位置に別々に載置してから各電磁弁を
収納するケースを基盤に載置するという煩雑な作業が不
要であるので、組立工数が少なくて組立作業が容易で、
組立作業性が良い。また、各電磁弁は非磁性の樹脂製ケ
ースの区画された各収納室内に収納されているので、従
来技術のように隣接する各電磁弁で夫々発生する磁気吸
引力に悪影響を及ぼすといったことがない。
また、本発明(請求項2)によれば、ケースから引き
出された複数の接続コードを覆うチューブを保持し固定
するクランプ部がケースと一体に成形されているので、
クランプ部を別に設ける必要がなく、部品点数を削減で
きて製造コストを低減できる。
さらに、本発明(請求項3)によれば、各電磁弁を樹
脂製ケースの各収納室に入れるだけで、各電磁弁の係合
爪がケースの係止孔に係止されるので、各電磁弁をケー
スに簡単に保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る複数の電磁弁を有する
組立体を一部断面で示した正面図、第2図は一部断面で
示した第1図のI矢視図、第3図は複数の電磁弁が樹脂
製ケース内に収納された状態を示す斜視図、第4図は電
磁弁を示す分解斜視図、第5図は樹脂製ケースを示す斜
視図、第6図は第5図のVI矢視図、第7図は複数の電磁
弁が樹脂製ケース内に収納された状態を一部断面で示す
正面図、第8図は第7図の一部を拡大して示した断面図
である。 1〜3……電磁弁、4……圧力源側流体通路(第1流体
通路)、5……負荷側流体通路(第2流体通路)、81
83……収納室、8d……壁部、8e……係止孔、9……押え
プレート、13……接続コード、16……チューブ。
フロントページの続き (72)発明者 瀬戸口 正八 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田 山3700番地 株式会社本田ロック内 (72)発明者 藤本 明 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田 山3700番地 株式会社本田ロック内 (56)参考文献 実開 昭61−94668(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電磁弁と該複数の電磁弁が載置され
    る基盤とを備え、該基盤には、各電磁弁により独立して
    連通又は遮断が制御される一対の第1及び第2流体通路
    が電磁弁と同数設けられている組立体において、前記複
    数の電磁弁を夫々区画された収納室に収納保持する樹脂
    製ケースを備え、該ケースが前記基盤と押えプレートと
    の間で挾持されて該基盤に締結されていることを特徴と
    する複数の電磁弁を有する組立体。
  2. 【請求項2】前記各電磁弁に接続され、該ケースから引
    き出された複数の接続コードを覆うチューブを保持して
    固定するクランプ部が、前記ケースの一側面に一体に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の組立体。
  3. 【請求項3】前記各電磁弁には係合爪が突設されている
    と共に、前記ケースの前記各収納室を形成する壁部には
    前記係合爪を係止する係止孔が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の組立体。
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