JP6657131B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のアンチロックブレーキ制御を行う制御装置の構成に関する。
ブレーキ液圧制御装置として、例えば、特許第5026923号公報(以下、特許文献1と記す。)のような技術がある。特許文献1に開示されるブレーキ液圧制御装置では、制御室内にコイルユニットが配置されている。
コイルユニットのヨーク部の磁路面積を増やそうとすると、ヨーク部の面積を増やす必要がある。ヨーク部の面積を増やすと、コイルユニットが大きくなり、制御装置全体が大型化する。制御装置を大きくすることなく、磁路面積を増やすことができる構造が望まれる。
一般に、基体においては、金属素材から機械加工により面が削り出され、穴が開けられる。このとき、定盤に金属素材を載せ、この金属素材をクランプ金具で定盤に固定し、この状態で面が削られる。特許文献1には示されていなが、クランプ金具を掛けるクランプ座が金属素材から外へ張り出すように付設される。
クランプ座を付設するため、金属素材が大型化し、製造コストが上がる。
クランプ座を残しておくと、基体が大きくなり、制御装置全体が大型化する。
制御装置の小型化および製造コストの低減が求められている中、基体を大型にすることなく、クランプ座を設けることができる構造が望まれる。
特許第5026923号公報
本発明は、制御装置を大きくすることなく、隣り合うコイルのヨーク部間の距離を広げ、ヨーク部の面積を増加することができるとともにクランプ座を設けることができる構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ブレーキ液路が形成された基体と、前記ブレーキ液路を開閉する電磁弁と、前記電磁弁を駆動させる電磁コイルと、前記電磁弁および前記電磁コイルを制御する制御基板と、前記電磁弁、前記電磁コイルおよび前記制御基板を収容するハウジングと、を有する車両用ブレーキ液圧制御装置において、
前記ハウジングは、表側および裏側に開口部が形成された周壁部と、前記制御基板を収容する基板収容部と、コネクタ部と、を備え、
前記周壁部は四角形状で、
前記周壁部内側に前記電磁弁、前記電磁コイルを収容する収容が設けられ、
前記電磁コイルは平坦な側面を有するヨーク部を備え、
前記電磁コイルは前記ヨーク部の前記側面と前記周壁部の角が向き合うように、前記収容に収容されており、
前記ハウジングの前記周壁部を面取りしたことにより生じる前記周壁部から突出する前記基体部分に、クランプ座を設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ハウジング内にモータを備えていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、ハウジングの周壁部は基体に当接するフランジ部を備え、
フランジ部は、周壁部より外側に張り出し、周壁部と同一の形状をしたことを特徴とする。
請求項に係る発明では、収容室は電磁コイルの回り止めをするストッパー部を備えたことを特徴とする
請求項に係る発明では、ストッパー部はハウジングを基体に締結させるための取付部を備えたことを特徴とする
請求項1により、ヨーク部の平坦な側面が四角形状の角に配置されるため、隣り合うコイルのヨーク間の距離が広がり、ヨーク部の面積を増やすことができ、ハウジングを大きくすることなく、ヨーク部の磁路面積を増やすことができる。
そして、ハウジングの周壁部を面取りしたことにより基体を大きくすることなく、周壁部から突出する基体部分に、加工時のクランプ座を設けることができる。
請求項2により、モータをハウジング内に備えたので、車両用ブレーキ液圧制御装置の小型化が図れる。
請求項により、ハウジングに基体に当接するフランジ部を設けたので、ハウジングと基体との接触面を確保することができ安定してハウジングを基体に取付けることができる。
請求項により、ハウジング内にストッパー部を設けることで、コイルと基板の組付性が向上する。
請求項により、ハウジング内の収容に取付部を設けた。ハウジング外に取付部を設けるよりも、本発明によればハウジングの小型化が達成できる。
本発明に係る2系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置の基本構成図である。 2系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置の斜視図である。 2系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置の断面図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る1系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置の基本構成図である。 車両用ブレーキ液圧制御装置の平面図である。 図6の7−7線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
また、前輪ブレーキと後輪ブレーキの液圧を制御するものを2系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置、前輪ブレーキ及び後輪ブレーキの何れか一方の液圧を制御するものを1系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置と呼ぶことにする。
第1実施例を説明する。
図1に示すように、2系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置10は、ブレーキレバー11の操作に応じて作動液を加圧し液圧を発生する第1マスタシリンダ12と、前輪ブレーキキャリパ14側から逃がされた作動液を一時的に貯留する第1リザーバ13と、第1マスタシリンダ12と前輪ブレーキキャリパ14の間に設けられる組付部品であり常開型電磁弁である第1入口制御弁15及び組付部品であり常閉型電磁弁である第1出口制御弁16と、第1リザーバ13に貯留された作動液を吸入して第1マスタシリンダ12側に戻す組付部品である第1ポンプ17と、ブレーキペダル21の操作に応じて作動液を加圧し液圧を発生する第2マスタシリンダ22と、後輪ブレーキキャリパ24側から逃がされた作動液を一時的に貯留する第2リザーバ23と、第2マスタシリンダ22と後輪ブレーキキャリパ24の間に設けられる組付部品であり常開型電磁弁である第2入口制御弁25及び組付部品であり常閉型電磁弁である第2出口制御弁26と、第2リザーバ23に貯留された作動液を吸入して第2マスタシリンダ22側に戻す組付部品である第2ポンプ27と、第1・第2ポンプ17、27を駆動するモータ29と、このモータ29の駆動制御及び第1・第2入口制御弁15、25と第1・第2出口制御弁16、26の開閉制御をなす制御装置30と、基体40に設けられブレーキ液を流す第1系統のブレーキ液路A1、B1、C1、D1、E1、及び第2系統のA2、B2、C2、D2、E2とを備えている。
ここで、ブレーキ液路A1は、入口ポート12Pから第1入口制御弁15に至る液路であり、ブレーキ液路B1は、第1入口制御弁15から出口ポート14Pに至る液路である。また、ブレーキ液路C1は、ブレーキ液路B1から第1リザーバ13に至る液路であり、ブレーキ液路D1は、第1リザーバ13から第1ポンプ17に至る液路である。さらに、ブレーキ液路E1は、第1ポンプ17からブレーキ液路A1に至る液路である。ブレーキ液路A2、B2、C2、D2、E2については、説明が重複するため、説明を省略する。
第1・第2ポンプ17、27の吸入側に各々吸入弁31が設けられ、吐出側に各々吐出弁32が設けられている。
また、基体40は、第1マスタシリンダ12から延びる液路(ブレーキ配管)が接続される入口ポート12Pと、第2マスタシリンダ22から延びる液路(ブレーキ配管)が接続される入口ポート22Pと、前輪ブレーキキャリパ14へ延びる液路(ブレーキ配管)が接続される出口ポート14Pと、後輪ブレーキキャリパ24へ延びる液路(ブレーキ配管)が接続される出口ポート24Pとを備えている。
次に、車両用ブレーキ液圧制御装置10の動作を説明する。なお、ブレーキレバー11から前輪ブレーキキャリパ14までの第1系統と、ブレーキペダル21から後輪ブレーキキャリパ24までの第2系統とは、動作が同じであるため、第1系統のみを説明する。
・ABS非作動状態:前輪がロックする心配がないときは、制御装置30で、第1ポンプ17を停止し、第1入口制御弁15を開き、第1出口制御弁16を閉じる。この状態で、ブレーキレバー11が制動側に操作されると、第1マスタシリンダ12で液圧が高められ、この液圧が第1入口制御弁15を介して前輪ブレーキキャリパ14に伝えられる。
・ABS(減圧モード):前輪がロックしそうになると、制御装置30は、第1入口制御弁15を閉じ、第1出口制御弁16を開く。前輪ブレーキキャリパ14内の液圧は、第1出口制御弁16を介して第1リザーバ13へ逃がされる。これで前輪ブレーキキャリパ14のブレーキ液圧が減圧される。
・ABS(保持モード):制御装置30は、第1入口制御弁15と第1出口制御弁16を共に閉じる。これによって、前輪ブレーキキャリパ14のブレーキ液圧が一定に保持される。
・ABS(増圧モード):ブレーキ液圧を増圧する際は、制御装置30は、第1入口制御弁15を開け、第1出口制御弁16を閉じる。これによって、マスタシリンダ12で発生された液圧が、前輪ブレーキキャリパ14に伝えられる。これで前輪ブレーキキャリパ14のブレーキ液圧が増圧される。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置10は、ブロック状の基体40と、この基体40に取付けられたハウジング36と、基体40に取付られたモータ29とを備えている。ハウジング36には、カバー38が被せられている。
基体40の一面には、ブレーキ配管を挿通される挿通孔42が、図1で説明した入口ポート12P、22P及び出口ポート14P、24Pに対応する部位に設けられ、略中央部分に長円状のクランプ穴兼用凹部44が設けられている。
また、モータ29は、複数個のビス29aで基体40に取付けられ、ハウジング36は、基体40に沿って延びるコネクタ部37を一体的に備えている。
図3に示すように、基体40に、第1入口制御弁としての電磁弁15及び第1出口制御弁としての電磁弁16が取付けられるとともに、第1リザーバ13が内蔵され、ブレーキ液路A1、C1などが設けられ、ブレーキ液路A1とブレーキ液路C1との間に第1ポンプ17が設けられている。
電磁弁15及び電磁弁16は、軸方向の長さにおいて約半分程度が、基体40から突出し、これらの突出部分がハウジング36に収納される。電磁弁15及び電磁弁16は各々駆動用の電磁コイル33を備えている。
ハウジング36内に制御基板99が配置されており、この制御基板99と電磁コイル33が端子91で電気的に接続されている。
図4に示すように、ハウジング36は、表(おもて)側及び裏側に開口部が形成された周壁部84と、制御基板(図3、符号99)を収容する基板収容部85と、コネクタ部37とを備えている。
電磁弁15、電磁弁16、電磁弁25及び電磁弁26は、各々電磁コイル33を備えている。電磁コイル33は、平坦な側面86aを有するヨーク部86を備えている。
周壁部84は、四角形状で、複数の角と各々面取りした面取り部88を備え、このような周壁部84の内側に、4個の電磁弁15、16、25、26を収容する収容室89が設けられている。
そして、各電磁弁15、16、25、26は、ヨーク部86の側面86aと面取り部88とが向きあうようにして収容室89に収容されている。隣り合うヨーク部86、86の間隔を広げることができる。結果、電磁コイル33から延びる端子91、91間の距離が広がり、ヨーク部86の面積が大きくなり、ハウジング36を大きくすることなくヨーク部86の磁路面積を増やすことができる。
また、ハウジング36の周壁部84を面取りしたことにより、基体40を大きくすることなく、周壁部84から突出する基体40部分に、加工時のクランプ座97を設けることができる。
また、ハウジング36の周壁部84は、外側へ張り出し基体40に当接するフランジ部92を備えている。フランジ部92は周壁部84と同じ形状を呈している。ハウジング36の周壁部84は、基体40との接触面をとることができ(十分に確保することができ)安定して基体40に取付けることができる。
さらには、ハウジング36の収容室89は、電磁コイル33の回り止めをするストッパー部93を複数個備えている。複数個のストッパー部93のうち少なくとも2個は、ハウジング36を基体40に締結する際に使用する取付部94を備え、取付部94に締結ボルト95を通す貫通孔を備えている。すなわち、取付部94が収容室89に設けられており、取付部94を収容室89外に設ける場合に比較して、ハウジング36の小型化が図れる。
本実施例では、ストッパー部93に取付部94を設けたが、取付部94はストッパー部93に設けなくともよい。すなわち、ストッパー部93と取付部94を別々に設けてもよい。
加えて、基体40のハウジング36に当接する面は、ハウジング36と同一形状とされた。この形状にすることにより、ハウジング36の面取り部88を通して見ることができる基体40の角にクランプ座97、97を容易に設けることができる。
次に第2実施例を、図5〜図7に基づいて説明する。
図5に示すように、1系統対応の車両用ブレーキ液圧制御装置10Bは、ブレーキレバー11の操作に応じて作動液を加圧し液圧を発生するマスタシリンダ12と、前輪ブレーキキャリパ14側から逃がされた作動液を一時的に貯留するリザーバ13と、マスタシリンダ12と前輪ブレーキキャリパ14の間に設けられる常開型電磁弁である入口制御弁15及び常閉型電磁弁である出口制御弁16と、リザーバ13に貯留された作動液を吸入してマスタシリンダ12側に戻すポンプ17と、ポンプ17を駆動するモータ29Bと、このモータ29Bの駆動制御及び入口制御弁15及び出口制御弁16の開閉制御をなす制御装置30Bと、基体40Bに設けられブレーキ液を流すブレーキ液路A1、B1、C1、D1、E1とを備えている。
ここで、ブレーキ液路A1は、入口ポート12Pから入口制御弁15に至る液路であり、ブレーキ液路B1は、入口制御弁15から出口ポート14Pに至る液路である。また、ブレーキ液路C1は、ブレーキ液路B1からリザーバ13に至る液路であり、ブレーキ液路D1は、リザーバ13からポンプ17に至る液路である。さらに、ブレーキ液路E1は、ポンプ17からブレーキ液路A1に至る液路である。
次に、車両用ブレーキ液圧制御装置10Bの動作を説明する。
・ABS非作動状態:前輪がロックする心配がないときは、制御装置30Bで、ポンプ17は停止し、入口制御弁15を開き、出口制御弁16を閉じる。この状態で、ブレーキレバー11が制動側に操作されると、マスタシリンダ12で液圧が高められ、この液圧が入口制御弁15を介して前輪ブレーキキャリパ14に伝えられる。
・ABS(減圧モード):前輪がロックしそうになると、制御装置30Bは、入口制御弁15を閉じ、出口制御弁16を開く。前輪ブレーキキャリパ14内の液圧は、出口制御弁16を介してリザーバ13へ逃がされる。これで前輪ブレーキキャリパ14のブレーキ液圧が減圧される。
・ABS(保持モード):制御装置30Bは、入口制御弁15と出口制御弁16を共に閉じる。これによって、前輪ブレーキキャリパ14のブレーキ液圧が一定に保持される。
・ABS(増圧モード):ブレーキ液圧を増圧する際は、制御装置30Bは、入口制御弁15を開け、出口制御弁16を閉じる。これによって、マスタシリンダ12で発生された液圧が、前輪ブレーキキャリパ14に伝えられる。これで前輪ブレーキキャリパ14のブレーキ圧が増圧される。
図6は車両用ブレーキ制御装置の平面図であり、図7は図6の7−7線断面図である。
図6に示すように、ハウジング36Bは、表(おもて)側及び裏側に開口部が形成され、一方側が基体40Bに当接する周壁部84と、周壁部84の他方側に設けられ、制御基板99を収容する基板収容部85と、基板収容部85から基体40B側に突出するコネクタ部37とを備えている。
図7に示すように、入口制御弁としての電磁弁15及び出口制御弁としての電磁弁16は、電磁コイル33を備えている。電磁コイル33は、平坦な側面86aを有するヨーク部86を備えている。
周壁部84は、四角形状で、少なくとも1箇所を面取りした面取り部88を備え、このような周壁部84の内側に、2個の電磁弁15、16、電磁コイル33、33、モータ29Bを収容する収容室89が設けられている。
そして、各電磁弁15、16は、ヨーク部86の側面86aと面取り部88とが向きあうようにして収容室89に収容されている。隣り合うヨーク部86、86の間隔を広げることができる。結果、電磁コイル33、33から延びる端子91、91間の距離が広がり、ヨーク部86の面積が大きくなり、ハウジング36Bを大きくすることなくヨーク部86の磁路面積を増やすことができる。
また、ハウジング36Bの周壁部84を面取りしたことにより、基体40Bを大きくすることなく、周壁部84から突出する基体40B部分に、加工時のクランプ座97を設けることができる。
図6に示すように、基体40Bと、この基体40Bの一面に取付けられるハウジング36Bと、を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置10Bにおいて、基体40Bは、本体部128と、この本体部128の少なくとも1つの側面からシール幅を稼ぐために側方へ膨出した張り出した庇(ひさし)状の膨出部129とからなる。本体部128に、ハウジング36Bが取付けられるハウジング取付面128aが設けられ、同様に、膨出部129に、ハウジング36Bが取付けられるハウジング取付面129aが設けられている。
この膨出部129のハウジング取付面129aと、本体部128のハウジング取付面128aとで、ハウジング36B側のフランジ部92を受けさせることにより、本体部128及び膨出部129にハウジング36Bが取付けられるようにした。
図6から明らかなように、膨出部129は本体部128から庇のように局部的に張り出している。本体部128を全体的に張り出すよりは、想像線で示す体積S2だけ、欠肉させることができ、基体40Bの軽量化が図れる。
すなわち、膨出部129を設けることで、基体40Bの本体部128の軽量化を図りつつ、ハウジング36Bとのシール面を確保することができ、結果として、車両用ブレーキ液圧制御装置10B全体の軽量化を図ることができる。
尚、本発明は、自動二輪車に好適であるが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10、10B…車両用ブレーキ液圧制御装置、15、16、25、26…電磁弁、33…電磁コイル、36、36B…ハウジング、36a…基体に当接するハウジング側の取付部、37…コネクタ部、40、40B…基体、84…周壁部、85…基板収容部、86…ヨーク部、86a…ヨーク部の側面、88…面取り部、89…収容室、91…端子、92…フランジ部、93…ストッパー部、94…締結ボルト、99…制御基板、A1、B1、C1、D1、E1、A2、B2、C2、D2、E2…ブレーキ液路。

Claims (5)

  1. ブレーキ液路が形成された基体と、前記ブレーキ液路を開閉する電磁弁と、前記電磁弁を駆動させる電磁コイルと、前記電磁弁および前記電磁コイルを制御する制御基板と、前記電磁弁、前記電磁コイルおよび前記制御基板を収容するハウジングと、を有する車両用ブレーキ液圧制御装置において、
    前記ハウジングは、表側および裏側に開口部が形成された周壁部と、前記制御基板を収容する基板収容部と、コネクタ部と、を備え、
    前記周壁部は四角形状で、
    前記周壁部内側に前記電磁弁、前記電磁コイルを収容する収容が設けられ、
    前記電磁コイルは平坦な側面を有するヨーク部を備え、
    前記電磁コイルは前記ヨーク部の前記側面と前記周壁部の角が向き合うように、前記収容に収容されており、
    前記ハウジングの前記周壁部を面取りしたことにより生じる前記周壁部から突出する前記基体部分に、クランプ座を設けた
    ことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記ハウジング内にモータを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記ハウジングの前記周壁部は前記基体に当接するフランジ部を備え、
    前記フランジ部は、前記周壁部より外側に張り出し、前記周壁部と同一の形状をした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記収容室は前記電磁コイルの回り止めをするストッパー部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  5. 前記ストッパー部は前記ハウジングを前記基体に締結させるための取付部を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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