JPH0854080A - 電子制御装置一体型圧力制御装置 - Google Patents

電子制御装置一体型圧力制御装置

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JPH0854080A
JPH0854080A JP20813394A JP20813394A JPH0854080A JP H0854080 A JPH0854080 A JP H0854080A JP 20813394 A JP20813394 A JP 20813394A JP 20813394 A JP20813394 A JP 20813394A JP H0854080 A JPH0854080 A JP H0854080A
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JP
Japan
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pressure control
control device
coil
unit
bush
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Application number
JP20813394A
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English (en)
Inventor
Moritaka Iwamura
盛隆 岩村
Kouzou Ogino
浩三 小木野
Toshihiro Hamada
敏宏 浜田
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Filing date
Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/36Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition including a pilot valve responding to an electromagnetic force
    • B60T8/3615Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems
    • B60T8/3675Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units
    • B60T8/368Electromagnetic valves specially adapted for anti-lock brake and traction control systems integrated in modulator units combined with other mechanical components, e.g. pump units, master cylinders
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的な接続部に作用する物理的なスト
レスを緩和して接触不良の発生率を低減すること。 【構成】 コイルユニット20のボディ21にブ
ッシュ50を装着すると共に、コイル22からのびる接
続端子23,23をブッシュ150に貫挿して保持させ
て、ブッシュ50の弾性を利用して接続端子23,23
の位置のばらつきを吸収する。コイル22の各接続端子
23,23と、電子制御ユニット30の制御基板32と
の間を可撓性を有する導電シート40で電気的に接続
し、接続端子23との接続部に作用するストレスを導電
シート40の可撓性によって吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力制御装置に関し、よ
り詳細には車輪ロックを回避するアンチロックブレーキ
システム(ABS)、トラクションコントロールシステ
ム(TCS)、エレクトロニックブレーキフォースディ
ストリビューション(制動力配分制御装置:EBD)、
サスペンション制御装置、自動変速機の圧力制御装置等
の各種電子制御装置を装備した電子制御装置一体型圧力
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力制御装置は例えばドイツ特
許出願番号DE P41 33 641.0に開示され
ている。この装置は、図11に示すように複数の電磁弁
101や図示しない液圧ポンプやモータを組み付ける液
圧ユニット102を有している。電磁弁101は圧力制
御弁103と筒状のコイル104とを基本の構成要素と
し、圧力制御弁103は液圧ユニット102に固着さ
れ、コイル104は圧力制御弁103に外装して組み付
けられる。また電磁弁101は組立性を良くするため、
ボディ105内にモールドした樹脂106を介して複数
のコイルア104を取着し、ボディ105を液圧ユニッ
ト102に被せることで各コイル104を各圧力制御弁
103に外装して複数の電磁弁101を一度に組み立て
られる構造になっている。また各電磁弁101の接続端
子107はボディ105を貫通し、直接制御基板108
にはんだ109付けして接続されている。またコイルの
接続端子と制御基板を電気的に接続する他の手段として
コネクタを用いて接続することがドイツ特許出願番号D
E P41 00 967.3に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】前記した従来の圧力
制御装置には次のような問題点がある。
【0004】<イ> コイル104の接続端子107が
制御基板108に直接接続されている。 そのため、コ
イル104や圧力制御弁103の取付位置のばらつきに
よって、接続端子107と直接制御基板108の接続部
にストレス(引張)が作用することから、電気的な接続
不良を生じ易い。
【0005】<ロ> モールドする樹脂106は、コイ
ル104の取着コストを高くするだけでなく、樹脂10
6の使用量分だけ重たくなって部品の軽量化を図る上で
不利である。
【0006】<ハ> コネクタを使用して接続する手段
にあっては、既述したと同様の原因により、コネクタと
の接続部にストレスが発生して電気的な接続不良を生じ
易い欠点がある。
【0007】<ニ> また各電磁弁の端子と制御基板の
間を短いワイヤハーネスやボディ内に埋設した伝導部材
を通じて電気的に接続する方法も提案されている。しか
しながら、これらの方法にあっては接続数が増すだけで
なく、接続箇所が増すほど接続不良を起こす確率が高く
なり、電気的接続に対する信頼性が低いといった難点が
ある。
【0008】
【本発明の目的】本発明は以上の点に鑑みて成されたも
ので、その目的とするところは、電磁弁を構成するコイ
ルを簡単で確実に取り付けできる、電子制御装置一体型
圧力制御装置を提供することにある。さらに本発明は電
磁弁の接続端子の接続部に作用するストレスを緩和し
て、電気的な接続不良を回避することを目的とする。さ
らに本発明は軽量化と低コスト化を図ることを目的とす
る。さらに本発明は防水性能の向上を図ることを目的と
する。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は、複数の圧力
制御弁を具備する液圧ユニットと、圧力制御弁に外装し
て電磁弁を構成する複数のコイルを装備するコイルユニ
ットと、前記電磁弁を稼働して圧力を制御する制御基板
とを備えた圧力制御装置において、コイルユニットのボ
ディに環状のブッシュを装着し、コイルからのびる接続
端子を前記ブッシュに貫挿して弾力的に保持させたこと
を特徴とする、電子制御装置一体型圧力制御装置であ
る。さらに本発明は複数の圧力制御弁を具備する液圧ユ
ニットと、圧力制御弁に外装して電磁弁を構成する複数
のコイルを装備するコイルユニットと、前記電磁弁を稼
働して圧力を制御する制御基板とを備えた圧力制御装置
において、コイルからのびる各接続端子と、制御基板と
の間を可撓性を有する導電シートで電気的に接続したこ
とを特徴とする、電子制御装置一体型圧力制御装置であ
る。さらに本発明は複数の圧力制御弁を具備する液圧ユ
ニットと、圧力制御弁に外装して電磁弁を構成する複数
のコイルを装備するコイルユニットと、前記電磁弁を稼
働して圧力を制御する制御基板とを備えた圧力制御装置
において、コイルユニットのボディに環状のブッシュを
装着すると共に、コイルからのびる接続端子を前記ブッ
シュに貫挿して保持させ、コイルの各接続端子と制御基
板との間を可撓性を有する導電シートで電気的に接続し
たことを特徴とする、電子制御装置一体型圧力制御装置
である。さらに本発明はコイルの接続端子を挿通するブ
ッシュの孔内に、接続端子の周面に弾接する環状突起体
を形成したことを特徴とする、電子制御装置一体型圧力
制御装置である。さらに本発明はブッシュの弁高さ方向
の肉厚を、コイル頂部に当接して液圧ユニット方向に押
圧する寸法に設定したことを特徴とする、電子制御装置
一体型圧力制御装置である。さらに本発明はブッシュの
外周に突起を一体成形し、コイルユニットのボディに前
記突起と対応する凹部を形成し、前記突起を凹部に嵌合
させてブッシュをコイルユニットに装着したことを特徴
とする、電子制御装置一体型圧力制御装置である。さら
に本発明は導電シートに切欠を設けて複数のシート片に
分断し、各シート片とコイルの各接続端子との間を電気
的に接続したことを特徴とする、電子制御装置一体型圧
力制御装置である。さらに本発明は複数の圧力制御弁を
具備する液圧ユニットと、圧力制御弁に外装して電磁弁
を構成する複数のコイルを装備するコイルユニットと、
前記電磁弁を稼働して圧力を制御する電子制御ユニット
とを備えた圧力制御装置において、電子制御ユニットの
ECUボディの内側に複数の支持体を突設し、前記各支
持体を制御基板に貫通させ、支持体の先端と制御基板の
間に緩衝部材を介在させて制御基板を弾性的に支持した
ことを特徴とする、電子制御装置一体型圧力制御装置で
ある。さらに本発明は電子制御ユニットのコネクタを制
御基板にコネクタ端子を介して連結し、前記コネクタの
外周面にシール機能を有する弾性部材を取り付け、弾性
部材を介在させてコネクタでECUボディの開口部を閉
鎖したことを特徴とする、電子制御装置一体型圧力制御
装置である。
【0010】
【実施例1】以下図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。 <イ>全体の構成 図1に電子制御装置一体型圧力制御装置の一例を示す。
符号10は液圧ユニットで、その背面にモータ11が接
続されている。その前面に複数の電磁弁12を取着する
ための開孔が穿設され、電磁弁12を構成する圧力制御
弁13が上下2段に取り付けられている。液圧ユニット
10の内部にはモータ11の駆動を受けて作動する液圧
ポンプや複数の液路が穿設されていて、液圧ユニット1
0の上面に穿設されたマスタシリンダからの配管が接続
されるポート14や、各車輪へ接続される配管の接続ポ
ート15が穿設されている。
【0011】符号20はコイルユニットで、液圧ユニッ
ト10の前面に取り付けられる樹脂製のコイルボディ2
1と、コイルボディ21の内側面に後述するブッシュ5
0を介して取着された複数のコイル22とを備えてい
る。前記圧力制御弁13と圧力制御弁13に外装するコ
イル22とにより電磁弁12を構成する。コイル22の
取着構造や電気的な接続手段については後述する。
【0012】符号30は電子制御ユニットで、樹脂製の
ECUボディ31と、ECUボディ31の内部に配設し
た制御基板32とを具備している。制御基板32は制御
回路が形成されていてその一部にECU33等が組み付
けられている。またECUボディ31の一部の側面には
外接用のコネクタ34が露出して設けられている。L字
形を呈する金属製の各コネクタ端子35の一端は制御基
板32を貫通して制御回路と電気的に接続し、その各他
端はコネクタ34内部に案内されている。前記コイルユ
ニット20と制御基板32とにより電子制御装置が構成
される。
【0013】これらのコイルユニット20及び電子制御
ユニット30は重ね合わされてボルト16を介して液圧
ユニット10に一体に取り付けられる。また符号40は
電磁弁12から延びる一対の接続端子23,23と制御
基板32との間を電気的に接続する可撓性を有する導電
シートで、樹脂製シートの片面に配線回路を印刷した公
知のフレキシブルプリント配線基板を使用できる。導電
シート40はその基端が制御基板32に両者の配線回路
間がはんだを介して直接接続されている。また導電シー
ト40のシート面には電磁弁12の接続端子23と対応
する位置に孔が穿設されていて、これらの各孔に接続端
子23を挿通させてはんだ付して、各接続端子23と導
電シート40の導電回路との間が電気的に接続されてい
る。
【0014】より好ましくは図4に示すように導電シー
ト40に上端側から下端側の途中までの長さに亘って複
数の切欠41を縦方向に設けておくとよい。このように
切欠41を設けた導電シート40を複数に分断したシー
ト片で構成すると、各シート片の可撓性がより発揮し易
くなって、接続端子23の位置、すなわち圧力制御弁の
取り付け位置のばらつきを各シート片の可撓性によって
吸収できる利点がある。勿論この機能は切欠41を設け
ないで、導電シート40自体の可撓性に頼ることも可能
である。尚、図中一対の接続端子23,23の中間に示
した中心線は電磁弁12の中心である。
【0015】また電磁弁12の接続端子23,23と制
御基板32との間の接続手段としては前述した導電シー
ト40を使用することが望ましいが、導電シート40に
限定されるものではなく、その他に例えば導線、コネク
タを使用した接続手段が採用可能である。
【0016】<ロ>電磁弁の構造 図3は常時開式の電磁弁12の断面拡大図を示す。電磁
弁12は圧力制御弁13と円筒状のコイル22とにより
構成される。圧力制御弁13はドーム状のスリーブ13
aとスリーブ13a内に収容されたアマチュア13bと
マグネットコア13cとよりなる。アマチュア13bの
中心には弁棒13dが固着されている。アマチュア13
bと弁棒13dはばね13eのばね力を受けて流路を開
く方向に付勢されている。コイル22に通電するとアマ
チュア13bと共に弁棒13dが励磁力を受けて摺動し
て流路を閉じるように構成されている。
【0017】コイル22は線材をボビンに巻き付け、そ
の周囲を樹脂によるモールド成形して製作されている。
コイル22の線材の両端には接続端子23,23が形成
されていて、接続端子23,23がコイル22を被覆す
るヨーク24の頂部を貫通して外方へ突出している。常
時閉式の電磁弁は常時開式と比べてコイル22の通電時
における流路の開閉方向が異なるだけで、その基本構成
要素は同様であるので、その説明を省略する。
【0018】<ハ>コイルの取着構造 図3に示すようにコイル22は環状のブッシュ50を介
してコイルボディ21の内側面に取着される。ブッシュ
50はドーナツ形を呈するシリコンゴムの一体成形品
で、コイル22の保持機能と、コイル22の液圧ユニッ
ト10方向への押圧機能と、コイル22の接続端子2
3,23のシール機能を併有する。
【0019】ブッシュ50は外周面に連続した或いは間
欠的に形成した突起51を有し、コイルボディ21のブ
ラケット21aに形成した凹部21bに前記突起51を
嵌合させてコイルボディ21に取着できるようになって
いる。ブッシュ50の径や厚さは、ブッシュ50でヨー
ク24の頂部を液圧ユニット10方向へ弾力的に押圧で
きる寸法に設定されている。またブッシュ50にはコイ
ル22の接続端子23,23を挿通させる孔52,52
と、コイル22の係止棒26,26を係止させるための
異径孔54,54が開設されている。
【0020】各孔52の内周面には図6に拡大して示す
ように複数の環状突起体53が形成されている。環状突
起体53の内径は接続端子23の下半に外装した被覆樹
脂25の径以下の寸法に設計されている。そしてコイル
22の接続端子23,23をブッシュ50の各孔52,
52及びコイルボディ21に穿設した貫通穴21c,2
1cに差し込むと、ブッシュ50は環状突起体53の弾
力で以て被覆樹脂25に圧接して接続端子23を把持す
ると共に、孔52と被覆樹脂25との間を良好にシール
する。また接続端子23の取り付け位置のばらつきはブ
ッシュ50及び環状突起体53の弾力で以て吸収され
る。また図5,7に示すように予めコイル23に接続端
子23と平行に係止棒26を形成しておき、この係止棒
26をブッシュ50の異径孔54の小孔側から差し込
み、係止棒26の先端の大径部27を異径孔54の段差
部に係止させて、コイル22をブッシュ50に垂下でき
るようになっている。これは組み付けの際にコイル22
の脱落を防止するためである。
【0021】
【実施例2】図8〜10に制御基板32をECUボディ
31に弾力的に支持させる他の実施例を示す。本実施例
の説明に際し、実施例1と同様の部位は同一の符号を付
して詳しい説明を省略する。図8は制御基板32とEC
Uボディ31の組付前の斜視図を示す。ECUボディ3
1の内側面の複数箇所に棒状の支持体36がECUボデ
ィ31と一体に形成されている。各支持体36は図9に
示すように軸部36aの先端部に円錐状の楔部36bが
形成されていると共に、軸部36aと楔部36bの間に
楔部36bより小径の首部36cが形成されている。他
方、制御基板31の板面には、前記支持体36と対向す
る位置に、楔部36bの透過を許容するが、軸部36a
の透過を阻止する内径の孔32aが穿設されている。各
支持体36の先端部を制御基板32の孔32aに挿通さ
せ、制御基板32の反対面に突出した首部36cにリン
グ状の緩衝部材37を介装し、さらに緩衝部材37と楔
部36bの間に止めクリップ38を差し込めば、緩衝部
材37の弾力を利用して制御基板32を弾力的に支持す
ることができる。本実施例においては、図3に示す制御
基板32と導電シート40の接続部43に作用する物理
的なストレスを緩衝部材37の弾力によって緩和するこ
とができる利点が得られる。
【0022】また図8,10に示すようにL字形のコネ
クタ端子35を介してコネクタ34を制御基板32側に
支持させると共に、コネクタ34の外周に連続して弾性
部材39を取着して組み付け、ECUボディ31に開設
した開口31aの内周面とコネクタ34の外周面との間
に弾性部材39を介在させる場合もある。このように構
成することで制御基板32と各コネクタ端子35の接続
部に作用する物理的なストレスを緩衝部材39の弾力に
よって緩和することができる。
【0023】
【実施例3】以上の実施例は液圧ユニット10にコイル
ユニット20と電子制御ユニット30を一体に組み付け
た実施例について説明したが、電子制御ユニット30の
みを分離し、液圧ユニット10にコイルユニット20の
みを組み付けるタイプに適用することも可能である。こ
の場合、コイルユニット20や電子制御ユニット30に
は別途の蓋材を取り付けて開口部を閉鎖しておく必要が
ある。また分離した電子制御ユニット30はワイヤハー
ネスを接続して車内に配置することになる。
【0024】また以上の各実施例は一つのボディ内にコ
イルユニット20と電子制御ユニット30を組み込んで
1ユニットとし、このユニットを液圧ユニット10に一
体化したタイプに適用することもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> ブッシュに接続端子を差し込むだけの操作でコ
イルをコイルボディに取着できるので、電磁弁を構成す
るコイルを簡単、確実に取り付けできる。 <ロ> 電磁弁を構成する圧力制御弁の設置位置に多少
のばらつき(誤差)があっても、このばらつきをブッシ
ュの弾性により吸収できる。そのため、コイルの接続端
子の接続部に作用するストレスを緩和して、電気的な接
続不良を回避することができる。 <ハ> コイルの接続端子と制御基板との間を導電シー
トで接続することで、導電シートの可撓性により、接続
端子の位置に多少のばらつき(誤差)を吸収できる。そ
のため、コイルの接続端子の接続部に作用するストレス
を緩和して、電気的な接続不良を回避することができ
る。 <ニ> コイルの取着に軽量なブッシュを使用するだけ
であるから大幅な軽量化が図れると共に低コスト化を図
ることができる。 <ホ> ブッシュの孔内に環状突起体を形成すると、環
状突起体が接続端子に圧接して高い防水性能を確保でき
る。 <ヘ> ECUボディに設けた複数の支持体に弾性部材
を介して制御基板を支持させると、弾性部材の弾性によ
り制御基板の電気的接続部に作用するストレスを緩和し
て、電気的な接続不良を回避することができる。 <ト> コネクタをECUボディから分離独立して制御
基板側に支持させると共に、コネクタの外周面に弾性部
材を取り付けることで、コネクタと制御基板の間を接続
する端子の電気的接続部にに作用するストレスを緩和し
て、電気的な接続不良を回避することができる。 <チ> 以上の総合的効果によって、接続不良による電
子制御のトラブルの発生率を極めて小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る圧力制御装置の部分断面図
【図2】 圧力制御装置の分解図
【図3】 電磁弁の拡大断面図
【図4】 図1におけるIV−IVの断面図
【図5】 図3におけるV−Vの断面図
【図6】 図5におけるVI−VIの断面図
【図7】 図5におけるVII −VII の断面図
【図8】 制御基板を弾力的に支持する実施例1に係る
説明図
【図9】 弾性部材を介して支持体に制御基板を連結す
る連結部の拡大図
【図10】 電子制御ユニットの断面図
【図11】 本発明が前提とする圧力制御装置の部分断
面図
【符号の説明】
10……液圧ユニット 11……モータ 12……電磁弁 13……圧力制御弁 13a……スリーブ 13b……アマチュア 13c……マグネットコア 13d……弁棒 13e……ばね 14,15……ポート 20……コイルユニット 21……コイルボディ 22……コイル 23……接続端子 24……ヨーク 25……被覆樹脂 26……掛止棒 27……被覆樹脂 30……電子制御ユニット 31……ECUボディ 32……制御基板 33……ECU 34……コネクタ 35……コネクタ端子 36……支持体 36a……軸部 36b……楔部 36c……首部 37……緩衝部材 38……止めクリップ 39……弾性部材 40……導電シート 41……切欠 43……接続部 50……ブッシュ 51……突起 52……孔 53……環状突起体 54……異径孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧力制御弁を具備する液圧ユニ
    ットと、圧力制御弁に外装して電磁弁を構成する複数の
    コイルを装備するコイルユニットと、前記電磁弁を稼働
    して圧力を制御する制御基板とを備えた圧力制御装置に
    おいて、 コイルユニットのボディに環状のブッシュを装着し、 コイルからのびる接続端子を前記ブッシュに貫挿して弾
    力的に保持させたことを特徴とする、 電子制御装置一体型圧力制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の圧力制御弁を具備する液圧ユニ
    ットと、圧力制御弁に外装して電磁弁を構成する複数の
    コイルを装備するコイルユニットと、前記電磁弁を稼働
    して圧力を制御する制御基板とを備えた圧力制御装置に
    おいて、 コイルからのびる各接続端子と、制御基板との間を可撓
    性を有する導電シートで電気的に接続したことを特徴と
    する、 電子制御装置一体型圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の圧力制御弁を具備する液圧ユニ
    ットと、圧力制御弁に外装して電磁弁を構成する複数の
    コイルを装備するコイルユニットと、前記電磁弁を稼働
    して圧力を制御する制御基板とを備えた圧力制御装置に
    おいて、 コイルユニットのボディに環状のブッシュを装着すると
    共に、 コイルからのびる接続端子を前記ブッシュに貫挿して保
    持させ、 コイルの各接続端子と制御基板との間を可撓性を有する
    導電シートで電気的に接続したことを特徴とする、 電子制御装置一体型圧力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項3において、コイ
    ルの接続端子を挿通するブッシュの孔内に、接続端子の
    周面に弾接する環状突起体を形成したことを特徴とす
    る、電子制御装置一体型圧力制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項3〜請求項4のい
    ずれかにおいて、ブッシュの弁高さ方向の肉厚を、コイ
    ル頂部に当接して液圧ユニット方向に押圧する寸法に設
    定したことを特徴とする、電子制御装置一体型圧力制御
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項3〜請求項5のい
    ずれかにおいて、ブッシュの外周に突起を一体成形し、
    コイルユニットのボディに前記突起と対応する凹部を形
    成し、前記突起を凹部に嵌合させてブッシュをコイルユ
    ニットに装着したことを特徴とする、電子制御装置一体
    型圧力制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜請求項6のいずれかにおい
    て、導電シートに切欠を設けて複数のシート片に分断
    し、各シート片とコイルの各接続端子との間を電気的に
    接続したことを特徴とする、電子制御装置一体型圧力制
    御装置。
  8. 【請求項8】 複数の圧力制御弁を具備する液圧ユニ
    ットと、圧力制御弁に外装して電磁弁を構成する複数の
    コイルを装備するコイルユニットと、前記電磁弁を稼働
    して圧力を制御する電子制御ユニットとを備えた圧力制
    御装置において、 電子制御ユニットのECUボディの
    内側に複数の支持体を突設し、 前記各支持体を制御基板に貫通させ、支持体の先端と制
    御基板の間に緩衝部材を介在させて制御基板を弾性的に
    支持したことを特徴とする、 電子制御装置一体型圧力制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、電子制御ユニット
    のコネクタを制御基板にコネクタ端子を介して連結し、
    前記コネクタの外周面にシール機能を有する弾性部材を
    取り付け、弾性部材を介在させてコネクタでECUボデ
    ィの開口部を閉鎖したことを特徴とする、電子制御装置
    一体型圧力制御装置。
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